JPH01171924A - 繊維板の深絞り成形方法 - Google Patents

繊維板の深絞り成形方法

Info

Publication number
JPH01171924A
JPH01171924A JP33277887A JP33277887A JPH01171924A JP H01171924 A JPH01171924 A JP H01171924A JP 33277887 A JP33277887 A JP 33277887A JP 33277887 A JP33277887 A JP 33277887A JP H01171924 A JPH01171924 A JP H01171924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber sheet
deep
slit
mold
fiberboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33277887A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hikita
疋田 賢次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIHATSU BOARD KK
Original Assignee
KAIHATSU BOARD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAIHATSU BOARD KK filed Critical KAIHATSU BOARD KK
Priority to JP33277887A priority Critical patent/JPH01171924A/ja
Publication of JPH01171924A publication Critical patent/JPH01171924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、Fe明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は平板状繊維板の一部をプレスによる深絞り加工
を施す方法に関し、詳しくは、繊維板の成形部分に予め
線状切開スリットを設けて核部に積層した軟質繊維シー
トの存在下に熱圧成形することにより、良好な深絞り成
形をなし得る方法の提供を目的とするものである。
〔従来の技術〕
繊維板特に植物質系1m板は軽重吊で加工性。
防音断熱性に優れ且つ廉価であるので、建築、家具、自
動車などの各種面板として広く利用されているが、一般
に繊維板からの深絞り成形は困難である。
たとえば、比m o、s以上の硬質I!紐板の深絞り成
形の凹陥深さ限界は通常製品で約10mm 、特殊製品
でも約25mmであり、比重0.4〜0.8の半硬質繊
維板でも凹陥深さ限界は約35mmであり、その限界以
上の深絞りを行うと、成形部周縁に皺がよったり、成形
急曲縁に亀裂が発生し、正常成形品が1qられなかった
−この問題を解決するため、繊維板の深絞り成形すべき
部分を予め切り取り、その間口部を蔽って合成樹脂系結
合剤を含むフェルト状軟質mH板を重ねて金型による熱
圧成形する方法が提案されている。(特開昭58−36
431号公報参照)〔発明が解決しようとする問題点〕 前記公報記載の方法によれば、強度の大なる繊維板の一
部に、咳繊雄板の深絞り限界以上の深さの深絞り成形が
可能となるが、深絞り成形部自体に充分な強度を与える
とともに、その周縁接合強度を得るためには、合成樹脂
系結合剤配合率を大とし1=フ工ルト状軟質am板を用
い、しかも該板は、深絞り成形に伴う見掛は寸法収縮に
よっても前記開口部周縁に重ね合わされるだけの外径寸
法を有する大面積のものであることが必要であった。
この大面積の合成樹脂系結合剤配合率の大なるフェルト
状軟質m雄板を基体sa、m板の開口部に適合配置した
状態を維持して深絞り加工することは、慎申な操作を要
し、また周縁接合縁が直線的となって接着強度が不充分
となり易く、また樹脂含量の大なる軟質mH板の使用量
の増大に伴う重量並びに価格の上昇を来たすなどの問題
点があった。
口8発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、従来のm雄板の深絞り成形限界を超えた成
形時に生ずる周縁皺、亀裂発生の問題点は成形変形時の
内部応力の分布状態並びに繊維板の強度に関連する点に
着目し、その加工時の内部応力の増大を遮断することが
必要であるとの着想の下に本発明に到達したものである
すなわち、本発明は!lN板の深絞り成形される部分の
略中央部に、予め線状切開スリットを設け、該線状切開
スリットを含む板面の片面又は両面に合成樹脂系結合剤
を含有する軟質繊維シートを積層した状態で金型による
熱圧成形を行うことを特徴とするuA紐板の深絞り成形
方法を要旨とし、上記の線状切開スリットが深絞り成形
型の長手方向に延びる折線状、角肉状のジグザグ線をな
していること、線状切開スリットの端末に接続して小径
n通孔を設けることをそれぞれ実施の態様とするもので
ある。
本発明方法における第1の要件は繊維板の深絞りの程度
、形状に応じて、成形前にII板の深絞り加工部分の略
中央に、適宜の形状、配置の連続した線状切開スリット
を形成することである。
第1図はその線状切開スリットの各種形成状態を示す例
示的平面図であって、−点鎖線aによって囲まれた範囲
内は深絞り成形される部分、その外周部分は変形されな
い#!I帷板平板平面部分し、(イ)は繊維板の深絞り
限界を僅かに越える変形加工を行う場合において、大き
な内部応力発生方向Fに直交して一直線状切開スリット
10を設けた場合を示し、(ロ)は(イ)の場合より大
なる変形加工を行う場合において、周縁方向に分布して
大°きな内部応力Fの発生を防止するように角肉状ジグ
ザグ線状切開スリット11とその端末に補助切開スリッ
ト12を設けた状態、(ハ)は正方形押型、(ニ)は円
形押型の場合に十字形線状切開スリット13を設けた状
態、(ホ)は(ロ)の場合の角肉ジグザグに代えて折線
ジグザグ状切開スリット14を設けた状態、(へ)は(
ニ)の場合の十字形スリットに代えてW字形線状切開ス
リット15を設けた状態をそれぞれ示し、何れの場合に
おいても各切開スリットの端末には小径貫通孔20を設
けることにより、変形加工時に生ずる集中応力を緩和し
て、核部からの亀裂発生を防止することが望ましい。
本発明の第2の要件は前記線状切開スリットを設けた繊
維板の深絞り成形時に、線状切開スリット部分を含む範
囲の板の片面又は両面と成形金型面との間に、合成樹脂
系結合剤を含む軟′lj繊維シートを介在せしめて、そ
の積層状態下に型締め成形を行うことである。
上記の軟質繊維シートは、深絞り加工される繊維板に比
して低密度のものであって型締め成形圧力並びに加熱温
度下で適度の流動性となる熱硬化性又は熱可塑性の合成
樹脂系結合剤の一方又は双方を比較的多聞に含有したも
のである。
〔作用〕
本発明は前記の手段によって、深絞り加工に伴う繊維板
成形部分における内部応力は、繊維板に予め設けた線状
切開スリットの拡開変形によってM和されつつ、該拡開
スリットの間隙内に、合成樹脂系結合剤含有軟質繊維シ
ートが金型による熱圧成形によって流動充填さ、れて拡
開スリットの周縁m雄板に結合一体化して、繊維板と同
等の強度の深絞り成形部を1りることができる。
繊維板に予め設ける線状切開スリットは、深絞りの程度
、並びに成形部外形状態に応じて前述のように種々の形
状に設けるものであるが、成形によって上記スリットの
拡開間隙が一方向にならないように、また最大拡In1
間隙が集中しないようにすることが強度上望ましい。
例えば、第1図の(イ)の場合は主応力方向Fによって
一直線状切開スリット10は鎖ta10′で示すように
その中央部が最大拡開部となり、(ハ)の場合は十字形
線状切開スリット13の場合は直交する主応力方向Fに
よって、鎖線13′で示すようにスリット交差部におい
て最大拡開部を生じるので、過度の深絞りには適当でな
いが、(ロ)の場合には鎖線11′のように主応力方向
Fによって角肉ジグザグ切開スリット11の相互の複数
の角肉先喘部において最大拡開を生じ、副  −応力方
向F′にも僅かに拡間を生じるが中央部に角@ttjA
fa板部分が存在して、良好な強度を維持した成形部が
1qられ、著しく深絞り限界を拡大できるので好ましく
、また(ホ)の折線ジグザグ状切開スリット14、(へ
)のW字形切開スリット156条件によっては、略(ロ
)の場合に近い作用が得られる。
(実施例) 図面を参照して本発明り法の実施例を説明する。
第2図は深絞り成形用プレスに被加工繊維板を挿着した
場合の一部を断面とした正面図、第3図は第2図の要部
を断面とした側面図である。
図において、Pはコア金型Mとキャビティ金型Nを右す
る深絞り成形プレスであり、1はキャビティ金型N面に
載置した硬質Ili維板雄板り、該板1は深絞り成形の
さいのR深底部となる部分に位置して、絞り型の長手方
向に延びる第1図(ロ)に示すような内歯状ジグザグ線
状切開スリット11が押切刃型による切開手段によって
設けられる。
2は内歯状ジグザグ線状切開スリット11が形成された
板面に積層載置した合成樹脂系結合剤を含む軟質繊維シ
ートである。
上記状態で金型M、Nを所定温度に加熱して深絞り成形
を行うことにより、第4図の斜視図に示すように変形率
の大なる型の巾方向において、内歯状ジグザグ線状切開
スリット11の両側の繊維板部分が相互離間するように
変形移動して、その歯先線部分で大きな拡開間隙を生ず
るが、型の長手方向は変形率が小であるので歯型両側部
に僅かな変形間隙を生じ、実質的に切開スリットによっ
て形成されたその両側の歯型部分21は相互に平行移動
した状態となってその相互の先端部で噛み合い状態を維
持しつつその拡開間隙内に軟質m帷シートが流動して充
填部22を形成して、強固な絞り型底部が得られる。 
  ゛ 上記の深絞り成形法において、硬質aim板1として通
常深絞り成形不能な比重0.98 、板厚21I1mの
普通の木質繊維板を用い、中200IIIII、長さ4
50mmの板面に、絞り深さ50mmの底部寸法の巾1
00n+m 。
良さ380mmの深絞り成形に適合するように、深絞り
底部に当たる板面部分の長手方向中心線に沿って交互に
歯巾55mm、中心線から歯先までの長さ45mmの万
両を設け、該切開スリット11の両端部にそれぞれ型隅
角方向に延びる約30mmの良さの2本の補助切開スリ
ット12、並びにその先端にそれぞれ3IIIIIl径
の小孔20を予め設けた。
軟質繊組シート2として、ポリアミド樹脂微粉末3%、
フェノール樹脂微粉末2%が分散混合された比重01の
見掛けの厚さ15mmのフェルト状軟質1m雄板を、前
記深絞り底部に適合する寸法として用いた。
深絞り成形圧を50k(J/air、金型表面温度を2
10℃として80秒の型締め時間によって第4図に示す
ような深絞り成形製品を得た。
このさい、前記門歯状の歯先線部のスリット拡開間隙は
約25mmであったが、該間隙を含めてすべてのスリッ
ト拡開間隙に充填して絞り成形底部を覆った補強硬化繊
維層が形成され、深絞り成形部は本体硬質繊維板と同等
の強度であった。
二0発明の詳細 な説明したように本発明方法によれば従来深絞り成形困
難な硬質繊維板や、樹脂含浸積層板などに対する深絞り
成形を容易に行い得るとともに、絞り成形可能な材料の
絞り加工限界を拡大することもでき、またそのさいに1
11M板の切屑ロスを生ずることなく、補強用軟質シー
トの使用量も極めて僅かであるので良好経済的な深絞り
成形加工ができるなどの優れた工業的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の実施例説明用のものであって、第1
図(イ)〜(へ)は深絞り成形条件に応じてMAN板に
設ける線状切開スリットの各種形成状態を示す平面図、
第2図は深絞り成形機によって本発明を実施する場合の
要部を示す一部を断面とした正面図、第3図はその側断
面図、第4図は深絞り成形繊維板の要部の斜視図である
。 1・・・硬質繊維板 2・・・軟質繊維シート10.1
1,13,14.15・・・切開スリット12・・・補
助スリット 20・・・小径貫通孔21・・・歯型部分
 22・・・充填部(ハ)             
         (シ)(へ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、繊維板の深絞り成形される部分の略中央部に、予
    め線状切開スリットを設け、該線状切開スリットを含む
    板面の片面又は両面に、合成樹脂系結合剤を含有する軟
    質繊維シートを積層した状態で金型による熱圧成形を行
    うことを特徴とする繊維板の深絞り成形方法。 2)、線状切開スリットが深絞り成形型の長手方向に延
    びる折線状、角歯状のジグザグ線をなしている特許請求
    の範囲第1項記載の繊維板の深絞り成形方法。 3)、線状切開スリットの端末に接続して小径貫通孔が
    設けられる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の繊維
    板の深絞り成形方法。
JP33277887A 1987-12-28 1987-12-28 繊維板の深絞り成形方法 Pending JPH01171924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33277887A JPH01171924A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 繊維板の深絞り成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33277887A JPH01171924A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 繊維板の深絞り成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01171924A true JPH01171924A (ja) 1989-07-06

Family

ID=18258722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33277887A Pending JPH01171924A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 繊維板の深絞り成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01171924A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5453240A (en) * 1992-09-22 1995-09-26 Reydel, S.A. Process for manufacturing a multilayer object by moulding
WO2014084165A1 (ja) 2012-11-27 2014-06-05 株式会社カネカ ポリプロピレン系樹脂発泡粒子およびポリプロピレン系樹脂型内発泡成形体ならびにそれらの製造方法
JP2022028547A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 Nissha株式会社 導電回路シート一体化成形品及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5453240A (en) * 1992-09-22 1995-09-26 Reydel, S.A. Process for manufacturing a multilayer object by moulding
WO2014084165A1 (ja) 2012-11-27 2014-06-05 株式会社カネカ ポリプロピレン系樹脂発泡粒子およびポリプロピレン系樹脂型内発泡成形体ならびにそれらの製造方法
JP2022028547A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 Nissha株式会社 導電回路シート一体化成形品及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4744846A (en) Method of shaping resin laminate sheet
JPH01171924A (ja) 繊維板の深絞り成形方法
US4701232A (en) Method of manufacturing structural elements
JPS60119850A (ja) 可撓性装飾板材の製法
JPS6381021A (ja) 熱可塑性合成樹脂積層成形品の製造方法
JP7208626B2 (ja) 化粧複合板及び絞り加工された化粧複合板の製造方法
JPS59120444A (ja) 化粧材の内曲げ加工方法
JP2941004B2 (ja) サンドイッチパネル用のコア
JP2558078B2 (ja) 和紙状の外観を呈する装飾積層シートの成形に用いる型板および和紙状の外観を呈する装飾積層シートの製造法
JPH0411104B2 (ja)
JPS63162553A (ja) 合わせガラス
JPS5836431A (ja) 深絞部を備えた成形硬質繊維板の製造方法
JP3608454B2 (ja) 木質調成形体の製造方法
JPS61230935A (ja) モ−ルド成形品の製造方法
JPS591765Y2 (ja) 「つき」板貼り化粧板
JPH0367607B2 (ja)
CN115891302A (zh) 一种蜂窝芯板及其加工工艺
JPS6030301A (ja) 凹凸木質化粧板の製法
JPS604044A (ja) パネル用芯材の製造方法
JPS606455A (ja) 表皮を有する板紙熱圧成形品およびその製造方法
JPS6226238B2 (ja)
JPS59220351A (ja) 波形化粧板
KR960021433A (ko) 석재 절단용 샌드위치형 카터의 제조방법 및 그 카터
JPS6061231A (ja) 積層材の曲げ加工方法
JPS59214638A (ja) 成型合板の製造方法