JPH0117152Y2 - - Google Patents

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JPH0117152Y2
JPH0117152Y2 JP18255884U JP18255884U JPH0117152Y2 JP H0117152 Y2 JPH0117152 Y2 JP H0117152Y2 JP 18255884 U JP18255884 U JP 18255884U JP 18255884 U JP18255884 U JP 18255884U JP H0117152 Y2 JPH0117152 Y2 JP H0117152Y2
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JP
Japan
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frame
shaft
point
tractor
machine
Prior art date
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JP18255884U
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JPS6195239U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 イ 産業上の利用分野 本案は牧草反転集草機(以下機械と言う)のフ
レーム構造の改良に関するものである。
ロ 従来の技術とその問題点 従来機として特公昭59−13163号の如きものが
ある。これは圃場での作業時においては、機械は
車輪に支持されながら支軸を中心としてトラクタ
の進行方向に沿つて圃場を自由に旋回でき、特に
旋回作業を行う場合に好適であり、加えて、機械
をトラクタの油圧により持ち上げることもできる
ものであり、平坦な圃場や登り坂、下り坂での作
業においては充分効果を発揮するが、反面山間地
での等高線作業による反転集草を行う場合におい
ては械械は支軸を中心として下り斜面方向に回動
し、機械全体が下り斜面方向に流れて能力を充分
発揮できない欠点があつた。
B 考案の構成 イ 問題を解決しようとする手段 本願ではおおよそ下記の構成のものによつて上
述した問題を解決しようとするものである。すな
わち、平坦な圃場や単なる登り坂、下り坂圃場の
如く通常の作業の場合には特公昭59−13163号の
如き機構(フレーム揺動機構)で作業を行い(こ
の場合には車輪は左右に揺動せず固定状態であ
る。)、一方、第9図のように等高線作業を行う場
合にはフレームの揺動を固定し、車輪だけが左右
に揺動できるようにし、これによつて等高線作業
が確実に行えるようにしたものである。すなわ
ち、圃場の地形に応じて、機械のフレーム部や車
輪部を選択的に揺動または非揺動状態にできうる
よう構成したものである。
ロ 考案の実施例 イは本案のフレーム構造である。そして、その
構成は、三点フレーム2の頂部にトラクタの進行
方向をもつてブラケツト3を固定し、上記ブラケ
ツトの前方端には三点リンク1を枢着せしめると
共に、後方端にはトクタの進行方向とは直交方向
をもつて軸5を横架し、一方、上記三点フレーム
2の下方には案内板8を設け、この案内板には上
記三点フレームの中心で、かつ、トラクタ進行方
向をもつて長穴8Aを設け、上記軸5に上端を枢
着せしめた支軸4の下端はローラ7を介して上記
長穴8Aに遊嵌せしめ、上記支軸4に対して回動
自在に取付けた縦フレーム6の後端にはロータフ
レーム9を装着せしめると共に、上記三点フレー
ム2の左右脚部と上記縦フレーム6の側壁間には
筒体11Aとこの筒体に対して外方へ作用するス
プリング10を介して伸縮するよう挿入されたロ
ツド11Bからなる左右一対の支杆11の両端が
枢着せしめられている。12は一対の支杆11に
対して装着したストツパで、縦フレーム6の支軸
4を中心とする左右方向への回動を止める作用を
営むものである。13は上記ロータフレーム9の
下面に設けられた支持部材で、この支持部材13
の水平部13Aには前方位置をもつて縦穴13B
が、また、後方にはコイルスプリング18Aなど
で常に下方に作用しているピン18が装着されて
いる。一方、14は車輪であるが、この車輪を支
持する支脚15の上端には板体17が水平状態で
連設され、この板体17の前方には上記縦穴13
Bに下方から貫入される枢軸16が植設され、後
方には上記ピン18が上方から貫入される受孔1
7Aが穿設されている。なお、この受孔17Aは
第4図の如く支脚15を中心に少しく回動調整可
能なように左右に調整用受孔17B,17Cが開
設されている。17Dは周部を示す。
ハ 作用 次に本案の作用を説明すると、本機で平坦な圃
場や単なる登り坂、下り坂圃場の如く通常の作業
を行う場合は第3図及び第5図に示す通りであ
り、すなわち、機械を圃面に降し伝動軸Jを介し
てタイン19を回転させ所望の作業を行う。この
場合、車輪14の支脚15は板体17を介してピ
ン18で固定され、車輪14は非揺動状態であ
り、旋回の場合は第7図に示す通り、トラクタT
を旋回させれば、機械の縦フレーム6は支軸4を
中心として公知のけん引形の如く所望の角度に回
動し、トラクタTに追従し作業を行う。次に圃場
作業終了後の農道走行や作業中の障害物回避等で
機械を持ち上げなければならない場合は、トラク
タ油圧により機械を上昇させる。すると第8図を
参照して、機械全体は軸5を支点としてその自重
により下方に回動し、機械の中心部に設けられた
案内板8の長穴8A内を支軸4の下端部のローラ
7が前方に移動し、機械の左右方向の重心点が真
中にあるので、一対のロツド11Bの前端部が筒
体11A内方前端部に等しく当接することによ
り、機械は軸5及び左右一対の支杆11の三点で
止まり、ロータフレーム9はトラクタ進行方向に
対して直角の姿勢を保持することとなり、不動の
姿勢を保持するのである。次に本機で等高線作業
を行う場合は第1図及び第6図、第9図に示す通
りである。すなわち、一対の支杆11に対しスト
ツパ12を装着して縦フレーム6の支軸4を中心
とする左右方向の回動を止めると共に、第6図に
示すように車輪14は板体17に貫入するピン1
8を抜くことにより、枢軸16を中心に左右揺動
自在とする。これにより縦フレーム6が固定さ
れ、車輪14は左右揺動自在であるので、等高線
作業を行うにあつては、機械全体が支軸4を中心
として下り斜面方向に回動することなく反転集草
作業が行える。
C 考案の効果 以上述べたように本案によれば、平坦な圃場や
単なる登り坂、下り坂圃場における作業の場合に
は、機械の縦フレーム6は支軸4を中心に左右に
揺動しながらトラクタの進行方向に沿つて圃場を
自由に旋回でき、すなわち、従来公知のけん引形
の機械と同様の作用を具現ならしめたから、作業
中圃場の角隅部での草の圃場外飛散はなく、特に
旋回作業を行う場合は好適である。また、縦フレ
ーム6の左右揺動をストツパ12で止めることに
より、縦フレーム6は下動の姿勢を保持すること
となり、一方、車輪14は左右揺動自在となるの
で、第9図に示すような等高線作業を行うにあた
つては、機械全体が下り斜面方向に回動すること
なく円滑に等高線作業を行いうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は等高線作業の状態を示す一部を切欠い
た左側面図、第2図はA−A線拡大端面図、第3
図は通常の作業の状態を示す一部を切欠いた左側
面図、第4図は第6図のB矢視図、第5図は車輪
部の通常作業の状態を示す一部を切欠いた拡大左
側面図、第6図は車輪部の等高線作業の状態を示
す一部を切欠いた拡大左側面図、第7図は通常の
作業の状態を示す平面図、第8図は機械を持ち上
げた状態を示す左側面図、第9図は等高線作業の
状態を示す背面図である。 イ……本案フレーム構造、1……三点リンク、
2……三点フレーム、3……ブラケツト、4……
支軸、5……軸、6……縦フレーム、7……ロー
ラ、8……案内板、9……ロータフレーム、10
……スプリング、11……支杆、14……車輪、
15……支脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三点フレーム2の頂部にブラケツト3を固定
    し、上記ブラケツトの前方端には三点リンク1を
    枢着せしめると共に、後方端にはトラクタの進行
    方向とは直交方向をもつて軸5を横架し、一方、
    上記三点フレーム2の下方には案内板8を設け、
    この案内板には上記三点フレームの中心で、か
    つ、トラクタ進行方向をもつて長穴8Aを設け、
    上記軸5に上端を枢着せしめた支軸4の下端はロ
    ーラ7を介して上記長穴8Aに遊嵌せしめ、上記
    支軸4に対して回動自在に取付けた縦フレーム6
    の後端にはロータフレーム9を装着せしめると共
    に、上記三点フレーム2の左右脚部と上記縦フレ
    ーム6の側壁間には筒体11Aとこの筒体に対し
    て外方へ作用するスプリング10を介して伸縮す
    るよう挿入されたロツド11Bからなる左右一対
    の支杆11の両端が枢着され、一方、上記ロータ
    フレーム9の下面に設けられた支持部材と車輪1
    4を支持する支脚15とは左右に揺動あるいは固
    定自在に連結したことを特徴とする牧草反転集草
    機のフレーム構造。
JP18255884U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0117152Y2 (ja)

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JPS6195239U JPS6195239U (ja) 1986-06-19
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