JPH01171388A - 立体画像再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、両眼視差の原理を利用した立体画像再生装置
に関するものである。

従来の技術 近年、テレビジョン装置の再生画像として、より一層の
迫力や臨場感が要求されるようになってきた。その中で
再生画像に立体感をもたせるようにした立体テレビジョ
ンの検討も行なわれている。その一方式として左右両眼
の視差を利用し、左眼情報は左眼のみに、右眼情報は右
眼のみに入るようにすることにより立体感を得るように
した方式が考えられている。

以下、図面を参照しながら従来の立体画像再生装置の一
実施例について説明する。

第２図は従来の立体画像再生装置の構成図であり、第３
図は説明図である。第２図において２１は左眼用映像入
力端子、２２は右眼用入力端子、２３は左眼用ビデオプ
ロジェクタ、２４は右眼用ビデオプロジェクタ、２５は
左眼用偏向フィルタ、２６は右眼用偏向フィルタ、２７
はスクリーンである。

左眼用映像入力端子２１に左眼用映像を入力し、左眼用
ビデオプロジェクタ２３で左眼用映像をＲ，Ｇ、Ｂの３
本の投射管により出力し、その３本の投射管の前に左眼
用偏向フィルタ（たとえば垂直遮断偏向フィルタ〉２５
を取付は映像出力を通過させスクリーン２７に投射する
。同士裏に右眼用映像入力端子２２に右眼用映像を出力
し、右眼用ビデオプロジェクタ２４で右眼用映像を出力
し、右眼用フィルタ（たとえば水平遮断偏向フィルタ）
２６を通過させスクリーン２７に投射させる。

左眼用映像、右眼用映像とは、例えば、第４図に示され
るように物体４１を見た場合、それぞれ、左眼４２から
見える像、右眼４３から見える像のことをいい、第５図
のように物体４１に対して左眼、右眼に対応した角度θ
を設けた２台のノ１メラ４４．カメラ４５を利用して撮
影し、それぞれカメラ４４．カメラ４５からの映像信号
をそれぞれ左眼用映像信号、右眼用映像信号としている
。

この場合の再生画像としては、第３図に示される通り、
仮りに静止物体でも左眼用映像ａと右眼用映像すは第５
図のノ１メラ４４．カメラ４５の角度θにより位置の異
なものとなる。この再生再生画像をそのまま左右両眼で
同時に見れば第３図Ｃの２重像となってしまうが、右眼
用の映像を遮断する左眼用偏向フィルタ２５、左眼用の
映像を遮断する右眼用（１４向フイルタ２６を通すこと
により、左眼用映像は左眼のみに、右眼用映像は右眼の
みに見えるようにすれば、第５図で示されるカメラ２４
．カメラ２５の角度θを利用した撮影の効果があられれ
、両眼視差を利用した立体感をともなう再生画像を映出
し得る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、立体画像を再生す
るためには、ビデオプロジェクタが２台必要で、設置場
所、費用等で問題があった。

本発明は上記問題を解決するもので、安価でかつせまい
スペースで立体画像を再生することのできる装置を提供
するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の立体画像再生装置
は、２系統の映像入力端子を設け、６管式（Ｒ，Ｇ、Ｂ
各２系統）のビデオプロジェクタとし、たとえば上段の
ＲＧＢ出力を左眼用映像出力、下段のＲＧＢ出力を右眼
用映像出力とするように切換えるよう１こしたことを特
徴とする。

作　　　用 本発明は、上記した構成により、１台の６管式ビデオプ
ロジェクタで左眼用映像及び右眼用映像を出力し、立体
画像を再生することができる。また立体画像を再生しな
い場合、２系統の入力端子の信号を同じものにすれば２
系統の出力が同じものによりナクリーンに投射される光
出力は倍になり、より明るい映像が実現できる。

実　　施　　例 以下、本発明の一実施例の立体画像再生装置について図
面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における立体画像再生装置の構
成図である。第１図ａにおいて、１１は映像入力端子Ａ
１１２は映像入力端子Ｂ１１３は切替回路、１４はビデ
オプロジェクタ（６管式）、１５は偏向フィルタＡ１１
６は偏向フィルタＢ１１７はスクリーンである。同図す
は６管式プロジェクタの構成図である。

以上のように構成された立体画像再生装置について以下
第１図を用いて説明する。

立体画像を再生する場合は、たとえば左眼用映像信号を
映像入力端子１１に、右眼用映像信号を映像入力端子１
２に入力し、切替回路１３は入力信号をそのまま出力す
る。ビデオプロジェクタ（６管式）１４は入力される前
記左眼用、右眼用映像信号よりたとえば上段のＲ，Ｇ、
Ｂ出力に左眼用映像を、下段のＲ，Ｇ、Ｂ出力に右眼用
映像をそれぞれ出力する。さらに上段から出力される左
眼用映像のＲ，Ｇ、Ｂ出力を水平遮断偏向フィルタ１５
に通し、スクリーン１７に投射する。同様に下段から出
力される右眼用映像のＲ，Ｇ、Ｂ。

出力を垂直遮断偏向フィルタ１６に通し、スクリーン１
７に投射する。スクリーン１７に投射された左眼用・右
眼用映像に対し、観測者は、左眼用に水平遮断偏向フィ
ルタ、右眼用に垂直遮断偏向フィルタのメガネをかけて
見ることにより、左眼用映像は左眼のみに、右眼用映像
は右眼のみに見え立体感が得られる。

また、立体映像でなく、通常の映像を見る場合は、たと
えば映像入力端子１１に入力し、切替回路１３により、
映像入力端子１１の信号が２系続出力される。これを６
管式ビデオプロジェクタに入力すれば、全（同じＲ，Ｇ
、Ｂ出力が２系統得られ、これをスクリーンに投射する
。

以上のように、本実施例によれば、６管式のビデオプロ
ジェクタに２つの入力端子１１．１２と切替回路１３と
偏向用フィルタ（水平遮断フィルタと垂直銃断フィルタ
）１５．１６を設けることにより、１台のビデオプロジ
ェクタで立体映像を再生することができ、また、通常の
映像信号の場合は、３管式のビデオプロジェクタと比べ
２倍の光出力が得られ明るい映像にすることができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、１台のビデオプロジェ
クタで立体映像を映出することが出来、設置場所及び費
用の面で有利である。また通常の映像信号を再生する場
合は、３管式のビデオプロジェクタと比べて２倍の光出
力が得られ、明るい画像が得られるという効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における立体画像再生装置の
構成ブロック図、第２図は従来例の立体画像再生装置の
構成ブロック図、第３図はその動作説明のための波形図
、第４図、第５図は立体画像再生の原理を説明するため
の模式図である。 １１・・・・・・映像入力端子、１２・・・・・・映像
入力端子、１３・・・・・・切替回路、１４・・・・・
・６管式ビデオプロジェクタ、１５・・・・・・偏向フ
ィルタ、１６・・・・・・偏向フィルタ、１７・・・・
・・スクリーン。 代理人の氏名　弁理人　中尾敏男　ほか１名第２図 ２ノー−左辰用峡像入力廟子 ２２−Ｊ、且ｒ（）７）映イ＆入ズフコげガヘミ５ゝ第
３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｒ、Ｇ、Ｂの出力２系統構成の６管式ビデオオプロジェ
   クタに２つの入力端子と切替回路と２種類の偏向フィル
   タを設け、１台のビデオプロジェクタで立体画像を再生
   する場合は上記２つの入力端子に左右の記号を入力し、
   通常の映像を映出する場合は、上記切替回路により同一
   の信号を２系統入力するようにした立体画像再生装置。