JPH01170855A - 車両走行状態演算装置 - Google Patents
車両走行状態演算装置Info
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- JPH01170855A JPH01170855A JP33053987A JP33053987A JPH01170855A JP H01170855 A JPH01170855 A JP H01170855A JP 33053987 A JP33053987 A JP 33053987A JP 33053987 A JP33053987 A JP 33053987A JP H01170855 A JPH01170855 A JP H01170855A
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- wheel
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- rotational
- rotative
- speed
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 67
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 62
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 239000013598 vector Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 3
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Retarders (AREA)
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、差動装置の差動制限量制御やトランスファ装
置の前後輪駆動力配分制御等で制御人力情報として用い
られる車両走行状態(旋回半径、車速、ヨーレイト、求
心加速度等)を演算する車両走行状態演算装置に関する
。
置の前後輪駆動力配分制御等で制御人力情報として用い
られる車両走行状態(旋回半径、車速、ヨーレイト、求
心加速度等)を演算する車両走行状態演算装置に関する
。
(従来の技術)
従来、車両走行状態の−っである求心加速度を人力情報
として得るセンサとしては、例えば、磁性流体を利用し
た周知の加速度センサを用いた装置や、特公昭59−1
5994号公報に記載されている装置が知られている。
として得るセンサとしては、例えば、磁性流体を利用し
た周知の加速度センサを用いた装置や、特公昭59−1
5994号公報に記載されている装置が知られている。
前者の従来装置は、磁性流体を封入し、求心方向に作用
する加速度に応じた磁性流体の変形を2つのコイルのイ
ンダクタンスの差で検出し、出力電圧によって直接求心
加速度を得る装置である。
する加速度に応じた磁性流体の変形を2つのコイルのイ
ンダクタンスの差で検出し、出力電圧によって直接求心
加速度を得る装置である。
また、後者の従来装置は、車速とハンドル操向時の操舵
角とを検出し、両横出値を入力信号とし、函数発生器に
より車速の2乗と操舵角の正接との積にほぼ比例する出
力信号を求め、該出力信号から自動車の旋回時に生じる
遠心力(求心加速度X車重)を求めるようにした装置で
ある。
角とを検出し、両横出値を入力信号とし、函数発生器に
より車速の2乗と操舵角の正接との積にほぼ比例する出
力信号を求め、該出力信号から自動車の旋回時に生じる
遠心力(求心加速度X車重)を求めるようにした装置で
ある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前者の従来装置にあっては、価格が高く
、かつ旋回中のロールによる車体傾斜で重力加速度成分
も検出してしまい、車体ロールを検出して出力信号を補
正しないことには正確な求心加速度が得られないという
問題点があった。
、かつ旋回中のロールによる車体傾斜で重力加速度成分
も検出してしまい、車体ロールを検出して出力信号を補
正しないことには正確な求心加速度が得られないという
問題点があった。
また、後者の従来装置にあっては、操舵角の絶対中立位
置を検出することが困難で、かつ高速旋回時にスリップ
アングルがついた場合には、路面摩擦係数を検出して演
算値を補正しないことには正確な遠心力(求心加速度)
が得られないという問題点があった。
置を検出することが困難で、かつ高速旋回時にスリップ
アングルがついた場合には、路面摩擦係数を検出して演
算値を補正しないことには正確な遠心力(求心加速度)
が得られないという問題点があった。
これに対し、本出願人は、特願昭6i292016号(
昭和61年12月8日出願)の出願において、上述のよ
うな問題点を解決する内容の先行技術を提案した。
昭和61年12月8日出願)の出願において、上述のよ
うな問題点を解決する内容の先行技術を提案した。
しかしながら、この先行技術では、左右輪回転加速度の
差が設定値を越えた場合に補正を行ない、この補正は、
回転加速度の大きい側の補正車輪回転速度を1周期前の
補正回転速度に回転加速度の小さい側の回転加速度増加
分を加算して得る装置となっていた為、左右輪の回転加
速度の差が設定値を越えて補正車輪回転速度で演算した
後、左右輪の回転加速度の差が設定値以内に復帰した場
合、実際の左右輪回転速度差と、復帰直前の補正された
演算用左右輪回転速度差との個差が大きくなり、復帰の
瞬間に演算された結果が太き(変化し、特にスプリット
μ路での直進時には、車輪回転速度差が正常になる前に
補正が終了してしまうという問題点を残していた。
差が設定値を越えた場合に補正を行ない、この補正は、
回転加速度の大きい側の補正車輪回転速度を1周期前の
補正回転速度に回転加速度の小さい側の回転加速度増加
分を加算して得る装置となっていた為、左右輪の回転加
速度の差が設定値を越えて補正車輪回転速度で演算した
後、左右輪の回転加速度の差が設定値以内に復帰した場
合、実際の左右輪回転速度差と、復帰直前の補正された
演算用左右輪回転速度差との個差が大きくなり、復帰の
瞬間に演算された結果が太き(変化し、特にスプリット
μ路での直進時には、車輪回転速度差が正常になる前に
補正が終了してしまうという問題点を残していた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
、以下に述べる解決手段とした。
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
、以下に述べる解決手段とした。
本発明の解決手段を、第1図に示すクレーム対応図によ
り説明すると、左右輪の回転速度W1゜W2をそれぞれ
検出する左輪回転速度検出手段a及び左輪回転速度検出
手段すと、該検出手段a。
り説明すると、左右輪の回転速度W1゜W2をそれぞれ
検出する左輪回転速度検出手段a及び左輪回転速度検出
手段すと、該検出手段a。
bによる左輪回転速度W1及び右輪回転速度W2の増減
を検出することにより左右輪の回転加速度W 3.W2
をそれぞれ演算する左輪回転加速度演算手段C及び右輪
回転加速度演算手段dと、該演算手段c、dにより得ら
れた左右輪の回転加速度W+ 、W 2のうち、回転加
速度の小さい側の回転速度に基づいて回転加速度の大き
い側の車輪回転速度を補正する第1の補正手段eと、該
第1の補正手段eによる補正が実行された後、実際の車
輪回転速度W、、 W2に徐々に一致させる第2の補正
手段fと、該第1.第2の補正手段e、fで補正された
場合には補正回転速度を含むことで得られる左輪回転速
度W1*及び右輪回転速度W 2 ”を演算要素として
車両走行状態を演算する車両走行状態演算手段gと、を
備えている手段とした。
を検出することにより左右輪の回転加速度W 3.W2
をそれぞれ演算する左輪回転加速度演算手段C及び右輪
回転加速度演算手段dと、該演算手段c、dにより得ら
れた左右輪の回転加速度W+ 、W 2のうち、回転加
速度の小さい側の回転速度に基づいて回転加速度の大き
い側の車輪回転速度を補正する第1の補正手段eと、該
第1の補正手段eによる補正が実行された後、実際の車
輪回転速度W、、 W2に徐々に一致させる第2の補正
手段fと、該第1.第2の補正手段e、fで補正された
場合には補正回転速度を含むことで得られる左輪回転速
度W1*及び右輪回転速度W 2 ”を演算要素として
車両走行状態を演算する車両走行状態演算手段gと、を
備えている手段とした。
(作 用)
左右輪の回転加速度W 1.W2に差が生じない場合に
は、実際の車輪回転速度W、、W2の値を演算要素であ
る左輪回転速度W、*及び右輪回転速度W2*として、
車両状態演算手段gでは、旋回半径、車速、ヨーレイト
、求心加速度等の車両状態が演算により求められる。
は、実際の車輪回転速度W、、W2の値を演算要素であ
る左輪回転速度W、*及び右輪回転速度W2*として、
車両状態演算手段gでは、旋回半径、車速、ヨーレイト
、求心加速度等の車両状態が演算により求められる。
左右輪の回転加速度W、、W、に差が生じた場合には、
第1の補正手段eにより、回転加速度の大きい側の車輪
にスリップが発生したと推定し、車輪スリップが少ない
、もしくは発生していないと推定される回転加速度が小
さい側の回転速度に基づいて、回転加速度の大きい側の
車輪回転速度が補正される。
第1の補正手段eにより、回転加速度の大きい側の車輪
にスリップが発生したと推定し、車輪スリップが少ない
、もしくは発生していないと推定される回転加速度が小
さい側の回転速度に基づいて、回転加速度の大きい側の
車輪回転速度が補正される。
即ち、車輪スリップによる検出誤差影響を取り除いて、
より正確な車輪回転速度値となる方向の補正により得ら
れた値を演算要素である左輪回転速度W + *及び右
輪回転速度W 2 *として、車両状態演算手段gでは
、旋回半径、車速、ヨーレイト、求心加速度等の車両状
態が精度よく演算により求められる。
より正確な車輪回転速度値となる方向の補正により得ら
れた値を演算要素である左輪回転速度W + *及び右
輪回転速度W 2 *として、車両状態演算手段gでは
、旋回半径、車速、ヨーレイト、求心加速度等の車両状
態が精度よく演算により求められる。
第1の補正手段eにより補正が実行された後、左右輪の
回転加速度W+ 、W。の差が所定以内の差に復帰した
場合には、実際の車輪回転速度W、、W2に一気に復帰
させるのではなく、第2の補正手段fにより、補正によ
り得られた値を実際の車輪回転速度W、、W2に徐々に
一致させる補正が行なわれ、この値を演算要素である左
輪回転速度WI*及び右輪回転速度W 2 ”として、
車両状態演算手段gでは、旋回半径、車速、ヨーレイト
、求心加速度等の車両状態が急変することのない値とし
て演算により求められる。
回転加速度W+ 、W。の差が所定以内の差に復帰した
場合には、実際の車輪回転速度W、、W2に一気に復帰
させるのではなく、第2の補正手段fにより、補正によ
り得られた値を実際の車輪回転速度W、、W2に徐々に
一致させる補正が行なわれ、この値を演算要素である左
輪回転速度WI*及び右輪回転速度W 2 ”として、
車両状態演算手段gでは、旋回半径、車速、ヨーレイト
、求心加速度等の車両状態が急変することのない値とし
て演算により求められる。
従って、低摩擦係数路走行時や求心加速度が大きい旋回
時等で、片輪側のスリップ比が高まるような時でも、精
度の良い車両状態人力情報をもたらすことが出来るし、
片輪スリップが収束した直後で、まだ左右輪回転速度差
が正常になる前に補正が終了した場合でも、車両状態入
力情報を急変させることなく、精度の良い車両状態入力
情報をもたらすことが出来る。
時等で、片輪側のスリップ比が高まるような時でも、精
度の良い車両状態人力情報をもたらすことが出来るし、
片輪スリップが収束した直後で、まだ左右輪回転速度差
が正常になる前に補正が終了した場合でも、車両状態入
力情報を急変させることなく、精度の良い車両状態入力
情報をもたらすことが出来る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、車両走行状態に応
じて前輪側への駆動力配分が変更される駆動力配分制御
装置を備えた後輪駆動車ベースの四輪駆動車に適用した
車両走行状態演算装置を例にとる。
じて前輪側への駆動力配分が変更される駆動力配分制御
装置を備えた後輪駆動車ベースの四輪駆動車に適用した
車両走行状態演算装置を例にとる。
まず、実施例の車両走行状態演算装置Aは、第2図に示
すように、左前輪速センサ(左輪回転速度検出手段)■
、右前輪速センサ(右輪回転速度検出手段)2、モジュ
ール(左右輪加速度演算手段、第1及び第2の補正手段
、車両走行状態演算手段)3を備えている。
すように、左前輪速センサ(左輪回転速度検出手段)■
、右前輪速センサ(右輪回転速度検出手段)2、モジュ
ール(左右輪加速度演算手段、第1及び第2の補正手段
、車両走行状態演算手段)3を備えている。
前記左右の前輪速センサ1.2は、トランスファクラッ
チ6の締結力に応じて駆動される前輪4.5と同期して
回転するセンサローター11゜21と、車体側に固定さ
れ、センサローター1■、21に形成されたセレーショ
ン歯11a、21aに近接配置されるセンサピックアッ
プ12゜22と、によって構成されている。
チ6の締結力に応じて駆動される前輪4.5と同期して
回転するセンサローター11゜21と、車体側に固定さ
れ、センサローター1■、21に形成されたセレーショ
ン歯11a、21aに近接配置されるセンサピックアッ
プ12゜22と、によって構成されている。
尚、前記センサピックアップ12.22には、第3図に
示すように、永久磁石12a、22aとコイル12b、
22bとが内蔵されていて、センサローター11.21
が回転するとセンサピックアップ12.22内の永久磁
石12a、22aによる磁束mが、セレーション歯11
a、21aとセンサピックアップ12.22先端との間
の空隙変化により変化し、センサピックアップ12.2
2内のコイル12b、22bにセンサローター11.2
1の回転数に応じた周波数の正弦波電圧信号による電磁
誘導起電力が発生する(第4図a)。
示すように、永久磁石12a、22aとコイル12b、
22bとが内蔵されていて、センサローター11.21
が回転するとセンサピックアップ12.22内の永久磁
石12a、22aによる磁束mが、セレーション歯11
a、21aとセンサピックアップ12.22先端との間
の空隙変化により変化し、センサピックアップ12.2
2内のコイル12b、22bにセンサローター11.2
1の回転数に応じた周波数の正弦波電圧信号による電磁
誘導起電力が発生する(第4図a)。
この電磁誘導起電力は、それぞれ左前輪回転速度信号(
wf、)及び右前輪回転速度信号(wf2)としてモジ
ュール3に送られる。
wf、)及び右前輪回転速度信号(wf2)としてモジ
ュール3に送られる。
モジュール3は、前言2両車輪速センサ1.2から送ら
れる正弦波電圧信号による左前輪回転速度信号(wf、
)及び右前輪回転速度信号(wf2)を、それぞれ矩形
波信号(パルス信号)に変換する波形整形回路と(第4
図b)、パルス周期により得られる左前輪回転速度Wf
、と右前輪回転速度Wf2に基づいて、旋回半径R1車
速V、ヨーレイトφ、求心加速度Ygを演算により求め
るマイクロコンピュータを中心とする電子制御回路であ
る。
れる正弦波電圧信号による左前輪回転速度信号(wf、
)及び右前輪回転速度信号(wf2)を、それぞれ矩形
波信号(パルス信号)に変換する波形整形回路と(第4
図b)、パルス周期により得られる左前輪回転速度Wf
、と右前輪回転速度Wf2に基づいて、旋回半径R1車
速V、ヨーレイトφ、求心加速度Ygを演算により求め
るマイクロコンピュータを中心とする電子制御回路であ
る。
尚、図中7は駆動力配分制御装置であって、前記モジュ
ール3からの人力情報に基づいて、トランスファクラッ
チ6の締結力を制御する。
ール3からの人力情報に基づいて、トランスファクラッ
チ6の締結力を制御する。
次に、作用を説明する。
まず、モジュール3ての車両走行状態演算処理作動の流
れを第5図に示すフローチャート図により説明する。
れを第5図に示すフローチャート図により説明する。
ステップ100では、両車輪速センサ1.2からの左前
輪回転速度信号(w f 、 )及び右前輪回転】0 速度信号(w f 2 )により左前輪回転速度Wf、
及び右前輪回転速度Wf2が読み込まれる。
輪回転速度信号(w f 、 )及び右前輪回転】0 速度信号(w f 2 )により左前輪回転速度Wf、
及び右前輪回転速度Wf2が読み込まれる。
ステップ101では、今回読み込まれた左前輪回転速度
Wf、及び右前輪回転速度Wf2と、前回読み込まれた
左前輪回転速度W f +。と右前輪回転速度Wf2o
とによって1回の演算処理周期における回転速度変化分
ΔW1.ΔW2が演算される。
Wf、及び右前輪回転速度Wf2と、前回読み込まれた
左前輪回転速度W f +。と右前輪回転速度Wf2o
とによって1回の演算処理周期における回転速度変化分
ΔW1.ΔW2が演算される。
尚、演算式は、以下の通りである。
ΔW 、 =Wf、−Wf、。
ΔW z ” W fz W fz。
ステップ102では、前記ステップ101で求めた回転
速度変化分ΔW1.ΔW2と演算処理周期t。とによっ
て左右輪の回転加速度W、、W2が求められる。
速度変化分ΔW1.ΔW2と演算処理周期t。とによっ
て左右輪の回転加速度W、、W2が求められる。
尚、演算式は、以下の通りである。
W、=ΔW + / t 。
W2=ΔW 2 / t 。
ステップ103では、前記ステップ102で演算した左
右輪の回転加速度W 1. W 2から回転加速度差Δ
Wを演算により求められる。
右輪の回転加速度W 1. W 2から回転加速度差Δ
Wを演算により求められる。
尚、演算式は、以下の通りである。
へ古−史、−専。
ステップ104及びステップ105ては、前記ステップ
103で得られた回転加速度差ΔWが、設定回転加速度
差ΔW、を越えているか(ステップ104)、設定回転
加速度差−ΔW、未満であるか(ステップ105)が判
断され、両ステップ104.105によって、Δ宙〉Δ
宙。の場合、Δ宙〈−△史。の場合、−へ史。≦Δ宙≦
ΔW。
103で得られた回転加速度差ΔWが、設定回転加速度
差ΔW、を越えているか(ステップ104)、設定回転
加速度差−ΔW、未満であるか(ステップ105)が判
断され、両ステップ104.105によって、Δ宙〉Δ
宙。の場合、Δ宙〈−△史。の場合、−へ史。≦Δ宙≦
ΔW。
の場合の3通りでそれぞれ異なる演算用の左右輪回転速
度W、*、W2*が設定される。
度W、*、W2*が設定される。
ΔW〉ΔWoの場合には、ステップ106へ進み、右前
輪5が駆動スリップ傾向と判断され、演算用の右輪回転
速度W2*が、1周期前の右輪回転速度W 20 *に
、前記ステップ101での左輪回転速度変化分△W、を
加算することにより補正演算される。
輪5が駆動スリップ傾向と判断され、演算用の右輪回転
速度W2*が、1周期前の右輪回転速度W 20 *に
、前記ステップ101での左輪回転速度変化分△W、を
加算することにより補正演算される。
従って、ステップ106では、検出により得られた左輪
回転速度Wf、がそのまま演算用の左輪回転速度W1*
として設定され、(W 20 *+ΔW、)の演算によ
り得られた値が演算用の右輪回転速度W2*として設定
される。
回転速度Wf、がそのまま演算用の左輪回転速度W1*
として設定され、(W 20 *+ΔW、)の演算によ
り得られた値が演算用の右輪回転速度W2*として設定
される。
ΔW〈−ΔWoの場合には、ステップ107へ進み、左
前輪4が駆動スリップ傾向と判断され、演算用の左輪回
転速度W1*が、1周期前の左輪回転速度WIO*に、
前記ステップ101での右輪回転速度変化分ΔW2を加
算することにより補正演算される。
前輪4が駆動スリップ傾向と判断され、演算用の左輪回
転速度W1*が、1周期前の左輪回転速度WIO*に、
前記ステップ101での右輪回転速度変化分ΔW2を加
算することにより補正演算される。
従って、ステップ107では(W+o*+ΔW2)の演
算により得られた値が演算用の左輪回転速度W1*とし
て設定され、検出により得られた右輪回転速度Wf2が
そのまま演算用の右輪回転速度W2*として設定される
。
算により得られた値が演算用の左輪回転速度W1*とし
て設定され、検出により得られた右輪回転速度Wf2が
そのまま演算用の右輪回転速度W2*として設定される
。
一へ宙。≦ΔW≦ΔWoの場合には、左右の前輪4.5
はいずれも駆動輪スリップの発生が大きくない場合と判
断し、ステップ108へ進んで補正フラグFLAG−H
=1かどうかが判断され、FLAG −H=Oの時には
、ステップ109で検出により得られた左右輪回転速度
Wf、、 Wf2がそのまま演算用の左右輪回転速度W
+ *、 W 2 *として設定する。
はいずれも駆動輪スリップの発生が大きくない場合と判
断し、ステップ108へ進んで補正フラグFLAG−H
=1かどうかが判断され、FLAG −H=Oの時には
、ステップ109で検出により得られた左右輪回転速度
Wf、、 Wf2がそのまま演算用の左右輪回転速度W
+ *、 W 2 *として設定する。
演算用の左右輪回転速度W + *、 W 2 *を補
正により設定する各ステップ106.107のいずれか
を経過してきたら、ステップ110へ進み、補正フラグ
FLAG−H二1にセットし、演算用の左右輪回転速度
W+ *、W2 *を検出により得られた左右輪回転速
度Wf、、 Wf2により設定するステップ109を経
過してきたら、ステップ111へ進み、補正フラグFL
AG−H=Oにセットする。
正により設定する各ステップ106.107のいずれか
を経過してきたら、ステップ110へ進み、補正フラグ
FLAG−H二1にセットし、演算用の左右輪回転速度
W+ *、W2 *を検出により得られた左右輪回転速
度Wf、、 Wf2により設定するステップ109を経
過してきたら、ステップ111へ進み、補正フラグFL
AG−H=Oにセットする。
そして、ステップ112では、左右輪回転速度Wf、、
Wf2をWf、o、Wf2oとして言己′厖させておき
、ステップ113では、演算用の左右輪回転速度W +
*、 W 2 *に基づいて各車両状態を演算する。
Wf2をWf、o、Wf2oとして言己′厖させておき
、ステップ113では、演算用の左右輪回転速度W +
*、 W 2 *に基づいて各車両状態を演算する。
尚、旋回半径R1車速■、ヨーレイトφ、求心加速度Y
gの演算式は、以下の通りである。
gの演算式は、以下の通りである。
V= (I/2 * (WI*+W2*) >/rφ=
Kl・l W 、 * 、−W2* IR= V /
+ji =に2 1(WI*+W2*)/FWI*−W2*ll
Yg=V2/R =に3 l(W+*+Wz*l*(Wl*−W2*l
l但し、K1. k2. K3は車両諸元により決まる
比例定数、rはタイヤ半径である。
Kl・l W 、 * 、−W2* IR= V /
+ji =に2 1(WI*+W2*)/FWI*−W2*ll
Yg=V2/R =に3 l(W+*+Wz*l*(Wl*−W2*l
l但し、K1. k2. K3は車両諸元により決まる
比例定数、rはタイヤ半径である。
また、前言己ステップ110を経過することで、補正フ
ラグFLAG−H=1にセットされた後、スリップが収
束してステップ108においてYESと判断された場合
には、ステップ109へ進むのではなく、ステップ11
4〜ステツプ125の第2の補正処理ステップへ進む。
ラグFLAG−H=1にセットされた後、スリップが収
束してステップ108においてYESと判断された場合
には、ステップ109へ進むのではなく、ステップ11
4〜ステツプ125の第2の補正処理ステップへ進む。
ステップ114では、実測の車輪速度Wf、。
Wf2と1周期前の演算用車輪速度W + o*、 W
20*との偏差ΔfI、Δf2が演算される。
20*との偏差ΔfI、Δf2が演算される。
尚、演算式は次の通りである。
Δf + =Wf+−W+o*
Δf 2 =Wf2W20*
ステップ115〜ステツプ118では、ステップ114
で求められた偏差Δf1.Δf2が設定偏差A、、−A
2の範囲内かどうかの判断がなされ、偏差Δf1.Δf
2が設定偏差A1より大きい場合、つまり実測値が1周
期前の演算値より大きい場合には、ステップ119.1
21において設定偏差A、の加算によりを徐々に増加し
ていき実測値に近づける。また、偏差へfl、Δf2が
設定偏差−A2より小さい場合、つまり1周期前の演算
値が実測値より大きい場合には、ステップ1’20.1
22において設定偏差−A2の減算によりを徐々に減少
していき実測値に近づける。
で求められた偏差Δf1.Δf2が設定偏差A、、−A
2の範囲内かどうかの判断がなされ、偏差Δf1.Δf
2が設定偏差A1より大きい場合、つまり実測値が1周
期前の演算値より大きい場合には、ステップ119.1
21において設定偏差A、の加算によりを徐々に増加し
ていき実測値に近づける。また、偏差へfl、Δf2が
設定偏差−A2より小さい場合、つまり1周期前の演算
値が実測値より大きい場合には、ステップ1’20.1
22において設定偏差−A2の減算によりを徐々に減少
していき実測値に近づける。
ステップ123では、ステップ119〜ステツプ122
においていずれも補正を行なっているので補正フラグF
LAG−Hを1にセットする。
においていずれも補正を行なっているので補正フラグF
LAG−Hを1にセットする。
そして、偏差Δf3.Δf2が−A2≦△f1゜Δf2
≦A1となり、1周期前の演算値と実測値とがほぼ一致
した場合には、ステップ124へ進み、実測の車輪速度
Wf、、 Wf2を演算用車輪速度WI*、W2*とし
、ステップ125では補正を示すFLAG・H=1を補
正の終了を示すFLAG −H=Oに書き換え、ステッ
プ112→ステツプ113へ進む。
≦A1となり、1周期前の演算値と実測値とがほぼ一致
した場合には、ステップ124へ進み、実測の車輪速度
Wf、、 Wf2を演算用車輪速度WI*、W2*とし
、ステップ125では補正を示すFLAG・H=1を補
正の終了を示すFLAG −H=Oに書き換え、ステッ
プ112→ステツプ113へ進む。
次に、第6図により直進のスプリットμ路での補正状況
を説明する。
を説明する。
スプリットμ路では、加速することにより駆動力の影響
で、左右輪に回転速度差がつく。
で、左右輪に回転速度差がつく。
そして、A点において、急に回転速度差がついた場合、
左右輪の回転加速度差へ古が設定値Δ宙。
左右輪の回転加速度差へ古が設定値Δ宙。
を越えるため、ステップ100〜ステツプ113による
第1の補正処理が実行され、左輪の回転速度が補正され
る。
第1の補正処理が実行され、左輪の回転速度が補正され
る。
さらに、左右輪の回転加速度差へ専が減少するD点に至
り、この位置で設定値ΔW、以内となるとステップ11
4〜ステツプ125による第2の補正処理が実行され、
演算用左輪回転速度W1*はA1ステップごとに徐々に
増加する為、左右輪回転速度差も徐々に増加し、0点に
至る。
り、この位置で設定値ΔW、以内となるとステップ11
4〜ステツプ125による第2の補正処理が実行され、
演算用左輪回転速度W1*はA1ステップごとに徐々に
増加する為、左右輪回転速度差も徐々に増加し、0点に
至る。
つまり、本実施例では、A点→(第1の補正)−B点→
(第2の補正)→C点に至る補正処理がなされることに
なり、A点→B点→D点→C点の至る補正処理となる先
行例の場合のような演算用車輪速度W + *、 W
2 *の急変が防止される。
(第2の補正)→C点に至る補正処理がなされることに
なり、A点→B点→D点→C点の至る補正処理となる先
行例の場合のような演算用車輪速度W + *、 W
2 *の急変が防止される。
以上説明してきたように、実施例の車両走行状態演算装
置にあっては、以下に述べるような効果が得られる。
置にあっては、以下に述べるような効果が得られる。
■ 左右前輪4.5の回転速度Wf、、 Wf2を用い
て車両走行状態を求めるものであるため、操舵角を用い
て車両走行状態を求める場合のようにスリップアングル
等による補正を必要としないで、実際の旋回状況に基づ
いた正確な車両走行状態を演算により求めることができ
る。
て車両走行状態を求めるものであるため、操舵角を用い
て車両走行状態を求める場合のようにスリップアングル
等による補正を必要としないで、実際の旋回状況に基づ
いた正確な車両走行状態を演算により求めることができ
る。
■ 左右の前輪回転速度センサ1.2は、制動時に車輪
ロックを防止するアンチスギラド制御装置や車輪駆動力
を制御するトラクション制御装置等を搭載した車両には
人力センサとして用いられているため、センサを別に追
加することな(、センサ共用により安価に新たな制御情
報としての車両走行状態を得ることができる。
ロックを防止するアンチスギラド制御装置や車輪駆動力
を制御するトラクション制御装置等を搭載した車両には
人力センサとして用いられているため、センサを別に追
加することな(、センサ共用により安価に新たな制御情
報としての車両走行状態を得ることができる。
■ 左右輪の回転加速度宙1.宙。により車輪スリップ
状況が判断され、車輪スリップによる検出誤差影響を取
り除いた第1の補正処理により得られた左輪回転速度W
、*及び右輪回転速度W 2 ”を演算要素としている
為、旋回半径R9車速N。
状況が判断され、車輪スリップによる検出誤差影響を取
り除いた第1の補正処理により得られた左輪回転速度W
、*及び右輪回転速度W 2 ”を演算要素としている
為、旋回半径R9車速N。
ヨーレイトψ、求心加速度Yg等の車両状態を精度よく
演算により求めることが出来る。
演算により求めることが出来る。
従って、低摩擦係数路走行時や求心加速度が大きい旋回
時等で、片輪側のスリップ比が高まるような時でも、精
度のよい車両状態人力情報がもたらされる。
時等で、片輪側のスリップ比が高まるような時でも、精
度のよい車両状態人力情報がもたらされる。
■ 左右輪の回転速度増加分が設定回転加速度差ΔW、
を越えた場合に補正を行なう装置である為、スリップを
伴なわない旋回時に発生する回転加速度差では回転速度
の補正がなされず、スリップを伴なわない旋回時におけ
る車両状態の演算精度を確保することが出来る。
を越えた場合に補正を行なう装置である為、スリップを
伴なわない旋回時に発生する回転加速度差では回転速度
の補正がなされず、スリップを伴なわない旋回時におけ
る車両状態の演算精度を確保することが出来る。
■ 回転加速度の大きい側の補正車輪回転速度を、1周
期前の車輪回転速度に、回転加速度の小さい側の回転速
度増加分を加算して得るようにした装置とした為、回転
加速度の大きい側の車輪回転速度は、1周期の間に発生
したスリップ分を含む回転速度増加分に代えて、スリッ
プ分をほぼ含まない回転速度増加分が加算されることに
なり、高い精度の左輪回転速度W、*及び右輪回転速度
W2*を得ることが出来る。
期前の車輪回転速度に、回転加速度の小さい側の回転速
度増加分を加算して得るようにした装置とした為、回転
加速度の大きい側の車輪回転速度は、1周期の間に発生
したスリップ分を含む回転速度増加分に代えて、スリッ
プ分をほぼ含まない回転速度増加分が加算されることに
なり、高い精度の左輪回転速度W、*及び右輪回転速度
W2*を得ることが出来る。
■ 第1の補正処理が実行された後、左右輪の回転加速
度W、、W、の差が所定以内の差に復帰した場合には、
実際の車輪回転速度W、、W2に一気に復帰させるので
はなく、第2の補正処理により第1の補正処理で得られ
た値を実際の車輪回転速度W、、W2に徐々に一致させ
る補正が行なわれ、この値を演算要素である左輪回転速
度W + *及び右輪回転速度W2*として、車両状態
(旋回半径、車速、ヨーレイト、求心加速度等)の演算
が行なわれる為、車両状態値が急変することがない。
度W、、W、の差が所定以内の差に復帰した場合には、
実際の車輪回転速度W、、W2に一気に復帰させるので
はなく、第2の補正処理により第1の補正処理で得られ
た値を実際の車輪回転速度W、、W2に徐々に一致させ
る補正が行なわれ、この値を演算要素である左輪回転速
度W + *及び右輪回転速度W2*として、車両状態
(旋回半径、車速、ヨーレイト、求心加速度等)の演算
が行なわれる為、車両状態値が急変することがない。
従って、スプリットμ路での直進時等で片輪スリップが
収束した直後において、まだ左右輪回転速度差が正常に
なる前に第1の補正処理が終了した場合でも、車両状態
人力情報を急変させることなく、精度の良い車両状態人
力情報をもたらすことが出来る。
収束した直後において、まだ左右輪回転速度差が正常に
なる前に第1の補正処理が終了した場合でも、車両状態
人力情報を急変させることなく、精度の良い車両状態人
力情報をもたらすことが出来る。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきだが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では、トランスファクラッチの締結によ
り駆動力が配分される左右の前輪に回転速度検出手段を
設けた例を示したが、補正により精度の高い回転速度を
演算出来る為、駆動輪、非駆動輪にかかわらず適応出来
る。
り駆動力が配分される左右の前輪に回転速度検出手段を
設けた例を示したが、補正により精度の高い回転速度を
演算出来る為、駆動輪、非駆動輪にかかわらず適応出来
る。
また、この車両走行状態演算装置の適用例としては、本
出願人が先に提案した特願昭61−82834号公報に
記載されるような差動制限量制御装置や駆動力配分制御
装置に限られることなく、他の駆動系制御や、サスペン
ション装置によるアンチロール制御や、後輪ステアリン
グ装置によるアンチスピン制御等に適用できることは勿
論である。
出願人が先に提案した特願昭61−82834号公報に
記載されるような差動制限量制御装置や駆動力配分制御
装置に限られることなく、他の駆動系制御や、サスペン
ション装置によるアンチロール制御や、後輪ステアリン
グ装置によるアンチスピン制御等に適用できることは勿
論である。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の車両走行状態演算装
置にあっては、左右輪の回転加速度のうち、回転加速度
の小さい側の回転速度に基づいて回転加速度の大きい側
の車輪回転速度を補正する第1の補正手段と、該第1の
補正手段による補正が実行された後、実際の車輪回転速
度に徐々に一致させる第2の補正手段と、該第1.第2
の補正手段で補正された場合には補正回転速度を含むこ
とで得られる左輪回転速度及び右輪回転速度を演算要素
として車両走行状態を演算する車両走行状態演算手段と
を備えた装置とした為、旋回半径。
置にあっては、左右輪の回転加速度のうち、回転加速度
の小さい側の回転速度に基づいて回転加速度の大きい側
の車輪回転速度を補正する第1の補正手段と、該第1の
補正手段による補正が実行された後、実際の車輪回転速
度に徐々に一致させる第2の補正手段と、該第1.第2
の補正手段で補正された場合には補正回転速度を含むこ
とで得られる左輪回転速度及び右輪回転速度を演算要素
として車両走行状態を演算する車両走行状態演算手段と
を備えた装置とした為、旋回半径。
車速、ヨーレイト、求心加速度等の車両状態が精度よく
演算により求められ、低摩擦係数路走行時や求心加速度
が大きい旋回時等で、片輪側のスリップ比が高まるよう
な時でも、第1の補正処理により精度のよい車両状態人
力情報をもたらすことが出来るし、片輪スリップが収束
した直後において、まだ左右輪回転速度差が正常になる
前に第1の補正処理が終了した場合でも、車両状態入力
情報を急変させることなく、精度の良い車両状態入力情
報をもたらすことが出来るという効果が得られる。
演算により求められ、低摩擦係数路走行時や求心加速度
が大きい旋回時等で、片輪側のスリップ比が高まるよう
な時でも、第1の補正処理により精度のよい車両状態人
力情報をもたらすことが出来るし、片輪スリップが収束
した直後において、まだ左右輪回転速度差が正常になる
前に第1の補正処理が終了した場合でも、車両状態入力
情報を急変させることなく、精度の良い車両状態入力情
報をもたらすことが出来るという効果が得られる。
第1図は本発明の車両走行状態演算装置を示すクレーム
対応図、第2図は実施例の車両走行状態演算装置を示す
図、第3図は実施例装置の車輪速度センサの検出原理説
明図、第4図は車輪速度センサからの正弦波電圧信号と
波形整形回路によるパルス信号とを示す図、第5図は車
両走行状態の演算処理ルーチンを示すフローチャート図
、第6図はスプリットμ路直進時での補正作動を説明す
るタイムチャート図である。 a−・−左輪回転速度検出手段 b−−一右輪回転速度検出手段 C・・−左回転加速度演算手段 d−−一右回転加速度演算手段 e−一一第1の補正手段 f・・−第2の補正手段 g−・・車両走行状態演算手段
対応図、第2図は実施例の車両走行状態演算装置を示す
図、第3図は実施例装置の車輪速度センサの検出原理説
明図、第4図は車輪速度センサからの正弦波電圧信号と
波形整形回路によるパルス信号とを示す図、第5図は車
両走行状態の演算処理ルーチンを示すフローチャート図
、第6図はスプリットμ路直進時での補正作動を説明す
るタイムチャート図である。 a−・−左輪回転速度検出手段 b−−一右輪回転速度検出手段 C・・−左回転加速度演算手段 d−−一右回転加速度演算手段 e−一一第1の補正手段 f・・−第2の補正手段 g−・・車両走行状態演算手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)左右輪の回転速度をそれぞれ検出する左輪回転速度
検出手段及び右輪回転速度検出手段と、該検出手段によ
る左輪回転速度及び右輪回転速度の増減を検出すること
により左右輪の回転加速度をそれぞれ演算する左輪回転
加速度演算手段及び右輪回転加速度演算手段と、 該演算手段により得られた左右輪の回転加速度のうち、
回転加速度の小さい側の回転速度に基づいて回転加速度
の大きい側の車輪回転速度を補正する第1の補正手段と
、 該第1の補正手段による補正が実行された後、実際の車
輪回転速度に徐々に一致させる第2の補正手段と、 該第1、第2の補正手段で補正された場合には補正回転
速度を含むことで得られる左輪回転速度及び右輪回転速
度を演算要素として車両走行状態を演算する車両走行状
態演算手段と、 を備えていることを特徴とする車両走行状態演算装置。 2)前記第1の補正手段は、左右輪の回転加速度の差が
設定値を越えた場合に補正を行なう手段であり、前記第
2の補正手段は、第1の補正手段が実行された後、左右
輪の回転加速度の差が設定値以内に復帰した場合に補正
を行なう手段であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の車両走行状態演算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33053987A JPH087225B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 車両走行状態演算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33053987A JPH087225B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 車両走行状態演算装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170855A true JPH01170855A (ja) | 1989-07-05 |
JPH087225B2 JPH087225B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=18233768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33053987A Expired - Fee Related JPH087225B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 車両走行状態演算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087225B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03194472A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の横加速度演算方法 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP33053987A patent/JPH087225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03194472A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車両の横加速度演算方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH087225B2 (ja) | 1996-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |