JPH0117084Y2 - - Google Patents

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JPH0117084Y2
JPH0117084Y2 JP4825283U JP4825283U JPH0117084Y2 JP H0117084 Y2 JPH0117084 Y2 JP H0117084Y2 JP 4825283 U JP4825283 U JP 4825283U JP 4825283 U JP4825283 U JP 4825283U JP H0117084 Y2 JPH0117084 Y2 JP H0117084Y2
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JP
Japan
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magnetron
permanent magnet
shim plate
sealing metal
magnetic
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JP4825283U
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JPS59154756U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はマグネトロンに関する。
(ロ) 従来技術 マグネトロンの小型化及び磁気回路の高効率化
のために、従来、第1図に示すようなマグネトロ
ンが提案されている。
同図において、1はマグネトロン本体、2は該
マグネトロン本体より突出した筒状の封着用金
属、3は一方の開口端が該封着用金属にろう付さ
れたセラミツク等からなる絶縁筒体、4は該絶縁
筒体の他方の開口端に取着されたアンテナで、封
着用金属2及び絶縁筒体3によりマグネトロン本
体1に気密封着されている。5は封着用金属2の
径とほぼ等しい内径を有し、封着用金属2の周囲
に配された環状永久磁石、6は該永久磁石の上部
全面と当接し、挿入孔7から封着用金属2を突出
させた強磁性体材料からなるシム板、8は孔9が
設けられ、マグネトロン本体1および永久磁石5
を包むように配された枠状の磁気ヨークで、この
磁気ヨーク8はマグネトロン本体1と共に、永久
磁石5およびシム板6を挟持している。10は環
状ガスケツトで、その外周面、内周面および下部
面は夫々磁気ヨークの孔9の内壁、封着用金属2
およびシム板6の内方上部に当接すると共に、こ
れらによつて保持されている。
而して斯る構造にて永久磁石5とシム板6を介
して磁気ヨーク8とを磁気的に結合させることに
より、永久磁石5を小型化し、磁気回路の高効率
化を行なつている。
(ハ) 考案の目的 本考案の目的は、永久磁石の小型化と磁気回路
の高効率化を更に向上させることである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、マグネトロンの永久磁石と磁気ヨー
クとの間に、実質的に上記永久磁石の内方上部だ
けを露出させた状態で、密接的に磁性体シム板が
配設された構成である。
(ホ) 実施例 第2図に本考案マグネトロンの要部の一部破断
断面図を示してあるが、基本的構造は第1図に示
したマグネトロンと同じであるので、第1図と同
一部分については同一番号を付し、詳細な説明は
省略する。
本考案の構成的特徴は、永久磁石5の上部と当
接し、挿入孔7から封着用金属2を突出させた強
磁性体材料からなるシム板6において、挿入孔7
の径を永久磁石5の内径より大とし、永久磁石5
の内方上部とガスケツト10との間にギヤツプ1
1を形成したことである。
本考案マグネトロンの効果を明確にすべく、第
3図に特性図を示す。同図特性は、ガスケツト1
0環状部の幅長aに対し、永久磁石5環状部の幅
長を約2aとした条件での測定であり、同図横軸
はガスケツト10環状部の幅長aに対するギヤツ
プ11の幅長bの割合b/a、縦軸はマグネトロ
ン本体1内の作用空間の磁力強さである。また、
図中実線および破線は夫々シム板6の厚さを0.2
mm、0.8mmとした時の特性である。
同図から明らかな如く、上記割合b/aが0よ
り大きく50%より小さい範囲において、従来例マ
グネトロンの場合(図中の割合が0の点)に比し
てマグネトロン本体1内の作用空間の磁力強さは
強くなつている。即ち、従来例マグネトロンに較
べて漏洩磁束を減少させ、磁気回路の効率を向上
させることができる。
なお、上記割合b/aは15%〜40%が好まし
く、更に20%〜35%がより好適である。また、他
の実施例として、第4図の如くシム板の挿入孔7
において、その中心方向に複数個の突起12…を
設け、該突起12…の先端を封着用金属に当接さ
せ、シム板6の取付位置を決定してもよい。
(ヘ) 考案の効果 本考案は、永久磁石と磁気ヨークとの間に、実
質的に上記永久磁石の内方上部だけを露出させた
状態で密接的に磁性体シム板を配設した構成であ
るので、漏洩磁束を減少させ、磁気回路の高効率
化をなし得る。従つて、永久磁石を小型化し、マ
グネトロンを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例マグネトロンの要部を示す一部
破断断面図、第2図は本考案実施例マグネトロン
の要部を示す一部破断断面図、第3図は本考案実
施例のマグネトロンの特性図、第4図は本考案の
他の実施例マグネトロンのシム板を示す平面図で
ある。 1……マグネトロン本体、5……永久磁石、6
……シム板、7……挿入孔、8……磁気ヨーク、
10……ガスケツト、12……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネトロン本体、該マグネトロン本体から封
    着金属を介して突出したアンテナ、上記封着金属
    の周囲に配設された環状永久磁石、該永久磁石と
    磁気的結合する枠状磁気ヨーク、を具備せるマグ
    ネトロンにおいて、上記永久磁石と磁気ヨークと
    の間には、実質的に上記永久磁石の内方上部だけ
    を露出させた状態で密接的に磁性体シム板が配設
    されたことを特徴とするマグネトロン。
JP4825283U 1983-03-31 1983-03-31 マグネトロン Granted JPS59154756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4825283U JPS59154756U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 マグネトロン

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JP4825283U JPS59154756U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 マグネトロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59154756U JPS59154756U (ja) 1984-10-17
JPH0117084Y2 true JPH0117084Y2 (ja) 1989-05-18

Family

ID=30178791

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4825283U Granted JPS59154756U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 マグネトロン

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JP (1) JPS59154756U (ja)

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JPS59154756U (ja) 1984-10-17

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