JPH01170273A - 画像信号処理方法 - Google Patents
画像信号処理方法Info
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- JPH01170273A JPH01170273A JP62327502A JP32750287A JPH01170273A JP H01170273 A JPH01170273 A JP H01170273A JP 62327502 A JP62327502 A JP 62327502A JP 32750287 A JP32750287 A JP 32750287A JP H01170273 A JPH01170273 A JP H01170273A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、イメージセンサにより画像を走査して得られ
る画像信号を、ボケ修正した後二値化するための画像処
理力法に関するものである。
る画像信号を、ボケ修正した後二値化するための画像処
理力法に関するものである。
(発明の技術的前3;))
CCDラインセンサやCCDエリヤセンサ等のイメージ
センサにより画像を読出し、この画像信号を二値化する
方法が、従来より種々提案されている。例えば本願の出
願人は画像信号をボケ修正した後、一定の二値化レベル
と比較する方法を提案した(特開昭62−130068
号参照)。
センサにより画像を読出し、この画像信号を二値化する
方法が、従来より種々提案されている。例えば本願の出
願人は画像信号をボケ修正した後、一定の二値化レベル
と比較する方法を提案した(特開昭62−130068
号参照)。
ここにボケ修正は、画像の高周波成分を強調することに
より、画像のエツジを強調するものであり、−次微分や
ラプラシアン(二次微分)を用いた高域強調フィルタ例
えばアンシャープマスク(Unsharp Mask、
以下USマスクという)が使用される。しかしこのよう
な高域強調フィルタは本質的に微分を用いるものである
ためノイズ(雑音)に弱く、特に画像信号のバックグラ
ウンド城のノイズも同時に強調されてこれが二値化処理
後の画質を著しく低下させるという問題があった。
より、画像のエツジを強調するものであり、−次微分や
ラプラシアン(二次微分)を用いた高域強調フィルタ例
えばアンシャープマスク(Unsharp Mask、
以下USマスクという)が使用される。しかしこのよう
な高域強調フィルタは本質的に微分を用いるものである
ためノイズ(雑音)に弱く、特に画像信号のバックグラ
ウンド城のノイズも同時に強調されてこれが二値化処理
後の画質を著しく低下させるという問題があった。
そこで画像信号をバックグラウンドレベルに近い所定の
下地ノイズカットレベルでスライスしてバックグラウン
ドに含まれるノイズを除去することが本願の出願人によ
り考えられている。しかしこの場合画像によりバックブ
ラウンドの濃度レベルが異なるため、前記の下地ノイズ
カットレベルをどのように決めるかが問題となる。すな
わちこの設定を間違うとバックグラウンドのノイズを十
分に除去できなかったり、画像信号の有効な信号レベル
の変動範囲(ダイナミックレンジ)を狭めることになっ
て画質を低下させる、という問題が生じる。
下地ノイズカットレベルでスライスしてバックグラウン
ドに含まれるノイズを除去することが本願の出願人によ
り考えられている。しかしこの場合画像によりバックブ
ラウンドの濃度レベルが異なるため、前記の下地ノイズ
カットレベルをどのように決めるかが問題となる。すな
わちこの設定を間違うとバックグラウンドのノイズを十
分に除去できなかったり、画像信号の有効な信号レベル
の変動範囲(ダイナミックレンジ)を狭めることになっ
て画質を低下させる、という問題が生じる。
またエイし化レベルは一定の固定した値として設定する
ことが考えられるが、実際には画像はそれぞれ濃度が異
なるため二値化レベルを一定に設定することは出来ない
、そこで二値化処理に先だって画像のヒストグラムを求
め、このヒストグラムから二値化レベルを決定すること
が考えられている。たとえばヒストグラムのバックグラ
ウンドに対する山が一定の頻度の線と交わる点の濃度レ
ベルを二値化レベルとすることが知られている。
ことが考えられるが、実際には画像はそれぞれ濃度が異
なるため二値化レベルを一定に設定することは出来ない
、そこで二値化処理に先だって画像のヒストグラムを求
め、このヒストグラムから二値化レベルを決定すること
が考えられている。たとえばヒストグラムのバックグラ
ウンドに対する山が一定の頻度の線と交わる点の濃度レ
ベルを二値化レベルとすることが知られている。
しかしこの場合には、バックグラウンドの山の形状、す
なわちこの山の広がりの程度により二値化レベルは大き
く影響を受け、画像によっては最適な二(/f化レベル
を設fできないことがある。このためバックグラウンド
のノイズを含んでしまったり、画像が飛んでしまったり
して画質が低下するという問題があった。
なわちこの山の広がりの程度により二値化レベルは大き
く影響を受け、画像によっては最適な二(/f化レベル
を設fできないことがある。このためバックグラウンド
のノイズを含んでしまったり、画像が飛んでしまったり
して画質が低下するという問題があった。
(発明の1的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、二
値化処理に先だって画像信号を高域強調によりボケ修正
する場合に、バックグラウンドレベルに近い下地ノイズ
カットレベルにより画像信号をスライスしてバックグラ
ウンドのノイズを除去するにあたり、下地ノイズカット
レベルを常に適切に設定でき、画像が変化しても常に最
適な二値化レベルを高精度に設定でき、画像を二値化処
理した後の画質を良好にすることが可能な画像信り処理
方法を提供することを[1的とする。
値化処理に先だって画像信号を高域強調によりボケ修正
する場合に、バックグラウンドレベルに近い下地ノイズ
カットレベルにより画像信号をスライスしてバックグラ
ウンドのノイズを除去するにあたり、下地ノイズカット
レベルを常に適切に設定でき、画像が変化しても常に最
適な二値化レベルを高精度に設定でき、画像を二値化処
理した後の画質を良好にすることが可能な画像信り処理
方法を提供することを[1的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、画像をイメージセンサで走
査して得られる画像信号をそのバックグラウンドレベル
に近い下地ノイズカットレベルによりスライスしてバッ
クグラウンドのノイズを除去した後、ボケ修正を行って
画像信号を尖鋭化し、さらに所定の二値化レベルにより
二値化する画像信−)処理方法において、前記画像信号
の濃度に対するヒストグラムを求め、このヒストグラム
が前記イメージセンサの総画素数の約l/40の頻度と
なる濃度レベルのうち画像を含む濃度レベル側の濃度レ
ベルから、画像を含む濃度レベル側に順次一定濃度レベ
ル偏位した濃度レベルをそれぞれ下地ノイズカットレベ
ルおよび二値化レベルとすることを特徴とする画像信号
処理方法により達成される。
査して得られる画像信号をそのバックグラウンドレベル
に近い下地ノイズカットレベルによりスライスしてバッ
クグラウンドのノイズを除去した後、ボケ修正を行って
画像信号を尖鋭化し、さらに所定の二値化レベルにより
二値化する画像信−)処理方法において、前記画像信号
の濃度に対するヒストグラムを求め、このヒストグラム
が前記イメージセンサの総画素数の約l/40の頻度と
なる濃度レベルのうち画像を含む濃度レベル側の濃度レ
ベルから、画像を含む濃度レベル側に順次一定濃度レベ
ル偏位した濃度レベルをそれぞれ下地ノイズカットレベ
ルおよび二値化レベルとすることを特徴とする画像信号
処理方法により達成される。
(実施例)
第1図は本発明の−・実施例のブロック図、第2図はそ
の具体例の一部の概念図、第3A〜30図は処理過程の
信号波形を示す図、第4図は3×3マトリツクスを示す
図、第5図はネガフィルムに対するヒストグラムを示す
図である。
の具体例の一部の概念図、第3A〜30図は処理過程の
信号波形を示す図、第4図は3×3マトリツクスを示す
図、第5図はネガフィルムに対するヒストグラムを示す
図である。
第1図において符−Btoは光源であり、この光&tl
Oの光はコンデンサレンズ12、フィルム14、投:杉
レンズ16、ミラー18を介してイメージセンサ20に
導かれ、フィルム14の投影画像はイメージセンサ20
に結像する。イメージセンサ20はCCDラインセンサ
やCCDエリヤセンサ等で形成され、パルス回路(図示
せず)から供給されるパルスにより駆動されて画像を走
査し時系列画像信号aを出力する。この画像信号aはフ
ィルム14がネガの場合には第3A図のような出力波形
となる。なお第3A−C図で横軸は時間を或は画素順を
示し、縦軸は出力(濃度)レベルを示す。
Oの光はコンデンサレンズ12、フィルム14、投:杉
レンズ16、ミラー18を介してイメージセンサ20に
導かれ、フィルム14の投影画像はイメージセンサ20
に結像する。イメージセンサ20はCCDラインセンサ
やCCDエリヤセンサ等で形成され、パルス回路(図示
せず)から供給されるパルスにより駆動されて画像を走
査し時系列画像信号aを出力する。この画像信号aはフ
ィルム14がネガの場合には第3A図のような出力波形
となる。なお第3A−C図で横軸は時間を或は画素順を
示し、縦軸は出力(濃度)レベルを示す。
一走査線分あるいは一画面分の画像信号aはラインメモ
リあるいはフレームメモリ等の半導体メモリ22に一時
記憶される。この画像信号aはCPU(図示せず)によ
り構成されるヒストグラム手段24に入力されて、ここ
で第5図に示すように濃度に対するヒストグラムAが求
められる。
リあるいはフレームメモリ等の半導体メモリ22に一時
記憶される。この画像信号aはCPU(図示せず)によ
り構成されるヒストグラム手段24に入力されて、ここ
で第5図に示すように濃度に対するヒストグラムAが求
められる。
CPUはこのCPU自身が持つ下地ノイズカットレベル
検出手段26および二値化レベル検出手段27により、
このヒストグラムAから下地ノイズカットレベルbおよ
び二値化レベルfを求める。
検出手段26および二値化レベル検出手段27により、
このヒストグラムAから下地ノイズカットレベルbおよ
び二値化レベルfを求める。
ヒストグラムAは横軸に画像信号aの出力(濃度)レベ
ルV、縦軸に頻度Hをとったもので、ネガのフィルム1
4に対しては低出力レベル側にバックグラウンドに対応
する山Bが現れる。
ルV、縦軸に頻度Hをとったもので、ネガのフィルム1
4に対しては低出力レベル側にバックグラウンドに対応
する山Bが現れる。
CPUはこのヒストグラムAの山Bの右側すなわち高出
力(濃度)レベル側のすそ野付近に、−ド地ノイズカッ
トレベルbとこれよりも更に高出力レベル側に二(/i
化レしルfを決める。
力(濃度)レベル側のすそ野付近に、−ド地ノイズカッ
トレベルbとこれよりも更に高出力レベル側に二(/i
化レしルfを決める。
これらのレベルb、fは次のように決定される。すなわ
ちイメージセンサ20の総画素数をNとした時、約N/
40の頻度となる出力レベルのうち画像の信号に近い方
の点CのC度しベルαに、一定の濃度レベルβを加算し
てα+βを下地ノイズカットレベルbと決める。また点
Cの濃度レベルαに一定の濃度レベルγを加算してα+
γを二値化レベルfと決める。例えば4000画素のラ
インセンサを用い、濃度レベルが64段階(6ビツトに
相当する)に設定i′I丁能な場合には、頻度が約lO
Oとなる点Cの濃度レベルαを求め、これに2段階分の
濃度レベルを加算してα+2を一ド地カットレベルbと
し、αに8段階分の濃度レベルを加算してα+8を二値
化レベルfとすることができる。
ちイメージセンサ20の総画素数をNとした時、約N/
40の頻度となる出力レベルのうち画像の信号に近い方
の点CのC度しベルαに、一定の濃度レベルβを加算し
てα+βを下地ノイズカットレベルbと決める。また点
Cの濃度レベルαに一定の濃度レベルγを加算してα+
γを二値化レベルfと決める。例えば4000画素のラ
インセンサを用い、濃度レベルが64段階(6ビツトに
相当する)に設定i′I丁能な場合には、頻度が約lO
Oとなる点Cの濃度レベルαを求め、これに2段階分の
濃度レベルを加算してα+2を一ド地カットレベルbと
し、αに8段階分の濃度レベルを加算してα+8を二値
化レベルfとすることができる。
画像信号aと、下地ノイズカットレベルbとは下地ノイ
ズカット回路28に人力され、ここでバックグラウンド
域に含まれるノイズを除去する。すなわちこの回路28
は例えば第2図に示すように比較器30とスイッチ32
とで構成され、比較器30は画像信号aと下地カットレ
ベルbとを比較する。またスイッチ32はこの比較器3
0がa<bと判断した時に下地カットレベルbを選択し
、a≧bの時には画像信号aを選択する。この結果この
回路28の出力Cは下地ノイズカットレベルbでスライ
スされ、バックグラウンド域のノイズがカットされて第
3B図のようになる。このようにして下地カットレベル
bはパックゲラランドレベルd(第3A図)に近く、こ
れより僅かに高いレベルに設定される。
ズカット回路28に人力され、ここでバックグラウンド
域に含まれるノイズを除去する。すなわちこの回路28
は例えば第2図に示すように比較器30とスイッチ32
とで構成され、比較器30は画像信号aと下地カットレ
ベルbとを比較する。またスイッチ32はこの比較器3
0がa<bと判断した時に下地カットレベルbを選択し
、a≧bの時には画像信号aを選択する。この結果この
回路28の出力Cは下地ノイズカットレベルbでスライ
スされ、バックグラウンド域のノイズがカットされて第
3B図のようになる。このようにして下地カットレベル
bはパックゲラランドレベルd(第3A図)に近く、こ
れより僅かに高いレベルに設定される。
34はボケ修正回路であり、例えば高域強調フィルタと
してのUSマスク36を用いて信号Cの高周波成分を強
調し画像のエツジ強調を行うものである。
してのUSマスク36を用いて信号Cの高周波成分を強
調し画像のエツジ強調を行うものである。
このUSマスク36は、例えば画像空間を中心画素が現
れる奇数マトリックスとした時、その中心画素を強調す
るように機能する。このUSマスク36としては、例え
ば第4図に示すように3×3マトリツクスの各画素デー
タをa−iとした時、中心画素に対するデータeをその
周囲の4画素のデータを用いて E=5e−(b+d+h+f) に変換し、このEを新たな画像信号とする。この場合U
Sマスク36は第2図に示すように設定され、このマト
リックスの各要素が中心画素を中心とする周囲4つの画
素の画像データに清算され、その積算値の和Eが求めら
れる。このようにして強調された画像信号eは比較器3
8において二値化レベルfと比較され、二値化0吐gが
得られる。
れる奇数マトリックスとした時、その中心画素を強調す
るように機能する。このUSマスク36としては、例え
ば第4図に示すように3×3マトリツクスの各画素デー
タをa−iとした時、中心画素に対するデータeをその
周囲の4画素のデータを用いて E=5e−(b+d+h+f) に変換し、このEを新たな画像信号とする。この場合U
Sマスク36は第2図に示すように設定され、このマト
リックスの各要素が中心画素を中心とする周囲4つの画
素の画像データに清算され、その積算値の和Eが求めら
れる。このようにして強調された画像信号eは比較器3
8において二値化レベルfと比較され、二値化0吐gが
得られる。
このように、バックグラウンドノイズを一ド地ノイズカ
ットレベルbにより除去してから高域強調によるボケ修
正の処理をするから、ボケ修正処理する時に画像性t)
の特にバックグラウンド域の細かいノイズによる変動が
過大に拡大されることが無い、このためバックグラウン
ドのノイズの影響を受けることがない。
ットレベルbにより除去してから高域強調によるボケ修
正の処理をするから、ボケ修正処理する時に画像性t)
の特にバックグラウンド域の細かいノイズによる変動が
過大に拡大されることが無い、このためバックグラウン
ドのノイズの影響を受けることがない。
また本発明はバックグラウンドレベルbおよび二値化レ
ベルfを、ヒストグラムAの一定の頻度の点から求める
のでなく、一定の頻度の点Cの濃度レベルαに一定の濃
度レベルβ、γを加算またを減算することにより決定す
るから、バックグラウンドに対するヒストグラムの山の
幅や高さが画像により変化しても常に適切なバックグラ
ウンドレベルbと二値化レベルfを決定できる。特に二
値化レベルfは下限ノイズカットレベルbに十分接近さ
せて設定してもバックグラウンドノイズが障害になるこ
とがなくなり、濃度の薄い印鑑や青焼きなどの画像に対
して高精度な画像読取りが可能になる。
ベルfを、ヒストグラムAの一定の頻度の点から求める
のでなく、一定の頻度の点Cの濃度レベルαに一定の濃
度レベルβ、γを加算またを減算することにより決定す
るから、バックグラウンドに対するヒストグラムの山の
幅や高さが画像により変化しても常に適切なバックグラ
ウンドレベルbと二値化レベルfを決定できる。特に二
値化レベルfは下限ノイズカットレベルbに十分接近さ
せて設定してもバックグラウンドノイズが障害になるこ
とがなくなり、濃度の薄い印鑑や青焼きなどの画像に対
して高精度な画像読取りが可能になる。
なおこの実施例の平滑回路50としては、例えば中心画
素を中心とする3X3のマトリックスの中間値(メデイ
アン)を中心画素の画像データとして採用するメデイア
ンフィルタを用いることができる。
素を中心とする3X3のマトリックスの中間値(メデイ
アン)を中心画素の画像データとして採用するメデイア
ンフィルタを用いることができる。
またド地ノイズカットレベルbや二値化レベルfは、ネ
ガフィルムによる画像を用いる場合には、前記実施例の
ようにバックグラウンドdよりも高濃度レベル側に設定
されるが、ポジフィルムを用いる場合には反対にバック
グラウンドより低濃度レベル側に設定するのは勿論であ
り、この場合にはヒストグラムの山の左側に位置するN
/40の頻度になる濃度レベルαから濃度レベルβ、γ
を減算して下地ノイズカットレベルb=α−βと二値化
レベルf=α−γが決定され、本発明はこのようなもの
も包含する。
ガフィルムによる画像を用いる場合には、前記実施例の
ようにバックグラウンドdよりも高濃度レベル側に設定
されるが、ポジフィルムを用いる場合には反対にバック
グラウンドより低濃度レベル側に設定するのは勿論であ
り、この場合にはヒストグラムの山の左側に位置するN
/40の頻度になる濃度レベルαから濃度レベルβ、γ
を減算して下地ノイズカットレベルb=α−βと二値化
レベルf=α−γが決定され、本発明はこのようなもの
も包含する。
(発明の効果)
未発Illは以]−のように、バックグラウンドレベル
に近い下地ノイズカットレベルを用いて、ボケ修iE処
理に先行して画像信号をスライスしそのバックグラウン
ドレベルのノイズを除去してから二値化するにあたり、
下地ノイズカットレベルと二値化レベルとを、イメー・
ジセンサの総画素数Nの約l/40の頻度となる濃度レ
ベルのうち画像の信号側の濃度レベルから、画像を含む
濃度レベル側に順次一定濃度レベル偏位した濃度レベル
をそれぞれ下地ノイズカットレベルおよび二値化レベル
に設定するものであるから、画像が変っても常に適正な
レベルに下地ノイズカットレベルおよび二値化レベルを
設定できる。このためボケ修正後の二値化処理において
、この下地ノイズカットレベルがバックグラウンドに近
すぎてノイズを十分除去できなかったり、反対にバック
グラウンドレベルから離れすぎて画像信号のダイナミッ
クレンジを犠牲にする、等の不都合が発生しない。
に近い下地ノイズカットレベルを用いて、ボケ修iE処
理に先行して画像信号をスライスしそのバックグラウン
ドレベルのノイズを除去してから二値化するにあたり、
下地ノイズカットレベルと二値化レベルとを、イメー・
ジセンサの総画素数Nの約l/40の頻度となる濃度レ
ベルのうち画像の信号側の濃度レベルから、画像を含む
濃度レベル側に順次一定濃度レベル偏位した濃度レベル
をそれぞれ下地ノイズカットレベルおよび二値化レベル
に設定するものであるから、画像が変っても常に適正な
レベルに下地ノイズカットレベルおよび二値化レベルを
設定できる。このためボケ修正後の二値化処理において
、この下地ノイズカットレベルがバックグラウンドに近
すぎてノイズを十分除去できなかったり、反対にバック
グラウンドレベルから離れすぎて画像信号のダイナミッ
クレンジを犠牲にする、等の不都合が発生しない。
常に適正なレベルに二値化レベルを設定できるからバッ
クグラウンドノイズが強調されたり、画像が飛んだりす
ることがなく、高画質の二値化処理が可能となる。
クグラウンドノイズが強調されたり、画像が飛んだりす
ることがなく、高画質の二値化処理が可能となる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はその
具体例の概念図、第3A〜30図は処理過程の信号波形
を示す図、第4図は3X3のマトリックスを示す図、第
5図はヒストグラムな示す図である。 20・・・イメージセンサ、 24・・・ヒストグラム手段、 27・・・二値化レベル検出回路、 28・・・ド地ノイズカット回路、 a・・・画像信号、 b・・・ド地ノイズカットレベル、 d・・・バックグラウンドレベル、 f・・・エイし化レベル、 A・・・ヒストグラム。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 II 文 雄(他1名) 第2図 第4図 第3A図 第5図
具体例の概念図、第3A〜30図は処理過程の信号波形
を示す図、第4図は3X3のマトリックスを示す図、第
5図はヒストグラムな示す図である。 20・・・イメージセンサ、 24・・・ヒストグラム手段、 27・・・二値化レベル検出回路、 28・・・ド地ノイズカット回路、 a・・・画像信号、 b・・・ド地ノイズカットレベル、 d・・・バックグラウンドレベル、 f・・・エイし化レベル、 A・・・ヒストグラム。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代 理 人 弁
理士 山 II 文 雄(他1名) 第2図 第4図 第3A図 第5図
Claims (4)
- (1)画像をイメージセンサで走査して得られる画像信
号をそのバックグラウンドレベルに近い下地ノイズカッ
トレベルによりスライスしてバックグラウンドのノイズ
を除去した後、ボケ修正を行って画像信号を尖鋭化し、
さらに所定の二値化レベルにより二値化する画像信号処
理方法において、前記画像信号の濃度に対するヒストグ
ラムを求め、このヒストグラムが前記イメージセンサの
総画素数の約1/40の頻度となる濃度レベルのうち画
像を含む濃度レベル側の濃度レベルから、画像を含む濃
度レベル側に順次一定濃度レベル偏位した濃度レベルを
それぞれ下地ノイズカットレベルおよび二値化レベルと
することを特徴とする画像信号処理方法。 - (2)ボケ修正は、アンシャープマスクを用いて行うこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像信号処
理方法。 - (3)画像はネガフィルムにより得られる投影像であり
、前記下地ノイズカットレベルは、バックグラウンドに
対するヒストグラムの山の高濃度レベル側のすそ野付近
に設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の画像信号処理方法。 - (4)画像はポジフィルムにより得られる投影像であり
、前記下地ノイズカットレベルはバックグラウンドに対
するヒストグラムの山の低濃度レベル側のすそ野付近に
設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の画像信号処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327502A JPH0659087B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 画像信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327502A JPH0659087B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 画像信号処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170273A true JPH01170273A (ja) | 1989-07-05 |
JPH0659087B2 JPH0659087B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=18199860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62327502A Expired - Fee Related JPH0659087B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 画像信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659087B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0879524A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-03-22 | Samsung Electron Co Ltd | 2値画像プロセッサ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551660A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Mitsubishi Electric Corp | Signal detection circuit |
JPS5556761A (en) * | 1978-10-21 | 1980-04-25 | Ricoh Co Ltd | Picture process system |
JPS61121667A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-09 | Canon Inc | 画像読取装置 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP62327502A patent/JPH0659087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0879524A (ja) * | 1994-08-12 | 1996-03-22 | Samsung Electron Co Ltd | 2値画像プロセッサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659087B2 (ja) | 1994-08-03 |
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