JPH01169890A - 渦巻型シーズヒーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用する電気コンロに採用される
渦巻型シーズヒーターに関するものである。

従来の技術 従来の電気コンロに用いるシーズヒーターは、第２図に
示すように、１本のシーズヒーターパイプ１１を、一端
を外側に固定し、かつ他端を内側に向って、−平面上を
渦巻状に巻回してゆき、中央近辺でその他端を中央部か
ら外側の一方の端子部１２に導く形状とし、かつ中央部
には、円形状にシーズヒーターのない部分１３を有し、
そこには、ステンレス製のギャップ（図示せず）を設置
する渦巻型シーズヒーターが使われていた。これは、巻
回しているシーズヒーターが中央部に近づくと、曲率半
径が小さくなｐ巻回できないためで、中央部のヒーター
を導けない部分に、キャップを設けて、デザイン的にカ
バーしているためであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、小さな鍋等で調理をする場
合、渦巻型シーズヒーターの中央部にはヒーターがない
ため、火力が弱くなり、その結果、加熱効率が悪くなる
という欠点を有していた。また中央部に、ステンレス製
のキャップを設ける必要があるため、材料費および工数
が別途必要であった。

本発明は、このような問題点を解決するもので、使い勝
手が良く、かつ低価格の渦巻型シーズヒーターを提供す
ることを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために５本発明は、１本のシーズ
ヒーターパイプを中央部で折り曲げ、両端が平行で、か
つ上面が同一平面になるよって両方の端子部を外側にし
て内側に向って渦巻状に巻回し、中央部では略Ｓ字形状
に形成したものである。

作　　用 上記構成とすることにより、中央部にもシーズヒーター
を導けるだめ、小さな鍋でも、加熱効率が悪くなるとい
うことはなく、また中央部は、シーズヒーターが略Ｓ字
状に形成されているため、デザイン的な面でも追加部品
も不要となるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

１は端子部で、この端子部１はヒーター線２にスポット
溶接により固着しており、かつ中央にはメネジを形成し
ている。３はシーズヒーターパイプで、このシーズヒー
ターパイプ３はインコロイ８ｏＯ等の高ニッケル鋼から
なり、内部にはニクロム線からなるヒーター線２と絶縁
材（図示せず）が封入されている。そして両方の端子部
１を外側に配置して内側に向って渦巻状に巻回し、かつ
中央部では、曲げの曲率半径を少しでも大きくするとと
もに、中央部にシーズヒーターパイプ３を導くために、
Ｓ字形状に形成している。

このような構成にすることにより、従来、必要としてい
た渦巻型シーズヒーターの中央のキャップも不要となり
、かつ小さな鍋でも、中央部のシーズヒーターパイプ３
が略Ｓ字形状に形成されているため、この中央部で効率
良く加熱ができるものである。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明の渦巻型
シーズヒーターは、渦巻形状がデザイン的にも良く、か
つ従来のキャンプ等の部品が不要で、シーズヒーターの
曲率半径も十分数れて製造しやすく、そして中央部にシ
ーズヒーターパイプが導けるため、小さな鍋でも、その
加熱は効率良く行なえる等、安価で、使いやすいもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す渦巻型シーズヒーター
の平面図、第２図は従来の渦巻型シーズヒーターの平面
図である。 １・・・・・・端子部、２・・・・・・ヒーター線、３
・・・・・・シーズヒーターパイプ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
ｍ了初 ２−一一じ一ター條 ３−　シーズヒーターパイプ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １本のシーズヒーターパイプを中央部で折り曲げ、両端
   が平行で、かつ上面が同一平面になるように両方の端子
   部を外側にして内側に向って渦巻状に巻回し、中央部で
   は略Ｓ字形状に形成したことを特徴とする渦巻型シーズ
   ヒーター。