JPH0745876Y2 - ヒータランプ - Google Patents

ヒータランプ

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JPH0745876Y2
JPH0745876Y2 JP1990041147U JP4114790U JPH0745876Y2 JP H0745876 Y2 JPH0745876 Y2 JP H0745876Y2 JP 1990041147 U JP1990041147 U JP 1990041147U JP 4114790 U JP4114790 U JP 4114790U JP H0745876 Y2 JPH0745876 Y2 JP H0745876Y2
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JP
Japan
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metal foil
filament assembly
lead
heater lamp
crimp
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洋一 水川
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調理用電気コンロの熱源として使用される環
状のヒータランプに関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
ヒータランプを熱源として使用した調理用電気コンロ
は、通電直後の温度の立上りが早く、かつ清潔感や高級
感などを出し易いので、最近では大いに注目され、既に
実用化されている。そして従来は、ヒータランプとして
直管状のバルブ内にフィラメントを配置した管形ハロゲ
ン白熱電球を使用し、このヒータランプをケーシング内
に複数本平行に配置したものが多い。そして、ケーシン
グの上端開口を耐熱ガラスで覆い、このガラス上に鍋な
どの加熱対象物を載置して調理する。しかし、加熱対象
物の底は通常は円形であるので、環状のヒータランプの
方が、熱分布が良く、熱の利用効率も高いので、環状の
ヒータランプに対する需要は大きい。
ヒータランプは、圧着封止部が高温になると埋設された
モリブデンからなる金属箔が酸化するので、圧着封止部
をケーシングの外側に出す必要がある。このため、第3
図に示すように、環状のヒータランプのバルブ1は、環
状部11と、円弧状の接続部12と、近接して平行に配置さ
れた圧着封止部13で構成される。かかる形状のバルブの
一方の開口から直線状のフィラメント組立体を挿入し、
金属箔24をそれぞれ圧着封止部13内に配置する。そし
て、圧着封止部13をピンチシールして金属箔24を埋設す
るが、フィラメント組立体が直線状であるので、挿入中
に外部リード25の先端がバルブ1の内壁に当り、挿入し
にくい不具合がある。また、金属箔24が圧着封止部13の
軸線に位置せず、外部リード25が斜め方向に突出する。
このため、ピンチシール工程に際して、外部リード25を
把持して金属箔24の位置を矯正する必要があるが、この
ときに内部リード26が金属箔24を引っ張り、金属箔24と
剥離したり、ピンチシール中に箔シワや箔折れなどの欠
陥が多発する。
また、第4図に示すように、発熱部21と外部リード26を
予め40°程度の角度で折り曲げておき、挿入を終えたと
きに金属箔24が圧着封止部13の中央に近い位置に来るよ
うにすることも試みられるが、挿入中に外部リード25の
先端がバルブ1の内壁に大きな角度で当り、益々挿入し
にくくなる。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、バルブ内にフィラメント組立体を容易
に挿入でき、かつ箔シワや箔折れなどの欠陥が発生しな
い環状のヒータランプを提供することを目的とする。
〔考案の構成とその作用〕
本考案の構成は、環状部と、接近して平行に配設された
圧着封止部と、環状部と圧着封止部を接続する円弧状の
接続部とからなるガラス製バルブ内に、フィラメント組
立体が配置されたヒータランプにおいて、フィラメント
組立体は、環状部の管軸に沿って配設される発熱部と、
この発熱部の両端に接続されて該接続部内に配設される
コイル状の屈曲性に富んだ内部リードと、内部リードに
接続されて該圧着封止部に埋設される金属箔と、金属箔
に接続されて外方に伸び出す外部リードとよりなり、内
部リードは、フィラメント組立体をバルブ内に挿入する
ときに屈曲して円弧状の接続部に内接し、金属箔と外部
リードを圧着封止部の軸線上に位置させることを特徴と
するものである。
すなわち、フィラメント組立体は、発熱部と金属箔の間
にコイル状の内部リードが介在するが、このコイル状の
内部リードは比較的自由に屈曲するので、挿入中に、外
部リードがバルブの内壁に当ると内部リードがバルブに
沿って屈曲し、外部リードとバルブ内壁の角度が小さく
なるので、容易に挿入できる。また、コイル状の内部リ
ードは接続部に内接するので、接続部に沿って屈曲し、
金属箔が圧着封止部の中央に位置するとともに、外部リ
ードが圧着封止部の軸線に沿って突出する。従って、ピ
ンチシール工程において外部リードを把持する必要がな
く、箔シワや箔折れなどの欠陥が発生しない。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体的に説明
する。
第1図は、消費電力が1200Wの環状ヒータランプを示
す。バルブ1は、外径が8mmφの石英ガラスを屈曲して
成形したものであり、内径が138mmφの環状部11の両端
に円弧状の接続部12が連続している。そして、接続部12
に圧着封止部13が連続し、一対の圧着封止部13が近接し
て平行になっている。
フィラメント組立体2の構成を説明すると、タングステ
ン素線をコイルに巻回した発熱部21に複数個のリングア
ンカー22が取り付けられており、リングアンカー22が環
状部1に内接して発熱部21を環状部11の軸線に沿って保
持している。そして、第2図に示すように、発熱部21の
両端部にはコイル状の内部リード23が接続されている。
内部リード23は、線径が0.5mmφのモリブデン線を10タ
ーン程度コイルに巻いたものであり、外力が加わると比
較的自由に屈曲する。また、内部リード23の外径はバル
ブ1の内径とほぼ等しく、接続部12に内接している。ま
た、内部リード23の端部は圧着封止部13に埋設された金
属箔24に溶接され、外部リード25の端部も金属箔24に溶
接されて外部に伸び出している。
このように、発熱部21と金属箔24の間に、屈曲性に富ん
だコイル状の内部リード23が存在するので、バルブ1内
にフィラメント組立体2を挿入するときに、内部リード
23がバルブ1の形状に沿って屈曲し、外部リード25とバ
ルブ1内壁の接触角度が小さくなり、摺動抵抗が小さく
なるので、容易に挿入できる。
また、挿入が完了したときに、コイル状の内部リード23
は接続部12に沿って内接するので、金属箔24が圧着封止
部13の軸線に位置し、外部リード25も圧着封止部13の軸
線に沿って突出する。従って、ピンチシール工程におい
て外部リード25を把持して金属箔24の位置を矯正する必
要がなく、金属箔24がフリーの状態でピンチシールでき
るので、内部リード23と金属箔24が剥離せず、また、箔
シワや箔折れなどの欠陥も発生しない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の環状ヒータランプは、フ
ィラメント組立体の発熱部と金属箔の間にバルブの円弧
状をした接続部に内接するコイル状の内部リードを設け
たので、複雑な形状をしたバルブにフィラメント組立体
を容易に挿入でき、ピンチシール工程において箔シワや
箔折れなどの欠陥も発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図はフィラメント
組立体の説明図、第3図と第4図は従来例の説明図であ
る。 1……ハルブ、11……環状部、12……接続部、13……圧
着封止部、2……フィラメント組立体、21……発熱部、
22……リングアンカー、23……コイル状の内部リード、
24……金属箔、25……外部リード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状部と、接近して平行に配設された圧着
    封止部と、環状部と圧着封止部を接続する円弧状の接続
    部とからなるガラス製バルブ内に、フィラメント組立体
    が配置されたヒータランプにおいて、 前記フィラメント組立体は、該環状部の管軸に沿って配
    設される発熱部と、この発熱部の両端に接続されて該接
    続部内に配設されるコイル状の屈曲性に富んだ内部リー
    ドと、内部リードに接続されて該圧着封止部に埋設され
    る金属箔と、金属箔に接続されて外方に伸び出す外部リ
    ードとよりなり、 前記内部リードは、フィラメント組立体をバルブ内に挿
    入するときに屈曲して円弧状の接続部に内接し、金属箔
    と外部リードを圧着封止部の軸線上に位置させることを
    特徴とするヒータランプ。
JP1990041147U 1990-04-19 1990-04-19 ヒータランプ Expired - Fee Related JPH0745876Y2 (ja)

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JPH042494U JPH042494U (ja) 1992-01-10
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DE8802042U1 (de) * 1988-02-17 1988-04-07 Blv Licht- Und Vakuumtechnik Gmbh, 8019 Steinhoering Gasgefüllter Strahler

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