JPH01169191A - ホース - Google Patents

ホース

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JPH01169191A
JPH01169191A JP32641087A JP32641087A JPH01169191A JP H01169191 A JPH01169191 A JP H01169191A JP 32641087 A JP32641087 A JP 32641087A JP 32641087 A JP32641087 A JP 32641087A JP H01169191 A JPH01169191 A JP H01169191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
rubber
intermediate layer
hose
outer layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP32641087A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamamoto
山本 祐宏
Matsumura Shibata
松邨 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はホースに係り、特に合成ゴムからなる内層と軟
質塩化ビニル樹脂等からなる外層とを有するホースに関
する。
[従来の技術] 従来、家庭用シャワーホース、耐油ホース、ガスホース
等では、耐久性の面から内層は合成ゴム製とされ、また
装価性等の面から外層は軟質塩化ビニル樹脂等で構成さ
れている。
従来、この様な内層、中間層がゴムで外層が軟質塩化ビ
ニル樹脂、塩化ビニル系エラスト7−1熱可塑性ウレタ
ン等の樹脂から成るホースを製造するに当り、マントル
上に未加硫状態の内層、中間層を押出した後、スチーム
加硫、被鉛加硫等で加硫し、この加硫された中間層の上
にウレタン系等の接着剤を塗布し、その上に外層となる
樹脂を押出し積層することにより中間層と外層を接着せ
しめホースを製造する方法が知られている。
更に、中間層と外層の接着を十分確保するために、中間
層の加硫ゴム表面をハロゲンガス、次亜ハロゲン酸溶液
、凝ハロゲン化合物等のハロゲン化合物で表面処理した
後、ウレタン系等の接着剤を用いて接着させる方法が知
られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記製造方法においては内層、中間層ゴ
ムの押出し、加硫工程と外層樹脂の押出し工程を分ける
必要が有り、生産性が悪い欠点がある。また、中間層と
外層を接着させるために上記した加硫ゴムを表面処理す
る方法では、ハロゲンガスやハロゲン化合物等をゴム表
面処理剤として使用するために、製造工程が複雑化する
上に、これらの表面処理剤が金属の腐食性を有するため
、製造設備を腐食させる等の欠点を有する。
また、ウレタン系等の接着剤を使用するため、接着剤塗
布設備が必要であるばかりでなく、これらの接着剤は通
常有機溶剤が含まれているため、安全衛生上好ましくな
く、溶剤回収装置等も必要になり、工程が複雑になると
いう欠点もある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の問題点を解決し、合成ゴムからなる
内層と軟質塩化ビニル樹脂等からなる外層とを高い接着
力で接合し得る中間層を設けたホースを提供するもので
ある。
本発明のホースは、合成ゴムからなる内層と、軟質塩化
ビニル樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、又は
熱可塑性ウレタンからなる外層と、前記内層と外層との
間に設けられた中間層とを有するホースであって、該中
間層は極性ゴムを含む層よりなり、前記内層と中間層、
前記外層と中間層とは一体接合されてなることを特徴と
する。
以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図及び第2図は本発明のホースの一実施例を示す図
であって、第1図は第2図のI−1線に沿う断面図、第
2図は構成説明図である。
本発明において、ホース1の内層2を構成する合成ゴム
は、特に限定されないが、ニトリル−ブタジェンゴム(
N B R) 、クロロブレンゴム(CR)、クロロス
ルホン化ポリエチレン(CSM)、塩素化ポリエチレン
(CPE)、アクリルゴム(ACM)、エピクロルヒド
リンゴム等の極性ゴムが好適に使用される。なお、これ
らの極性ゴムに、スチレンブタジェンゴム(SBR)、
天然ゴム等の非極性ゴムを、極性ゴム100重量部に対
し、非極性ゴムフO重量部以下程度配合使用しても何ら
差支えない。
一方、外層3は、軟質塩化ビニル樹脂(軟質pvc)、
塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、又は熱可塑性ウレ
タンで構成されている。
中間層4は極性ゴムを含む層よりなる。中間層4に使用
される極性ゴムとしては、内層2を構成する合成ゴムと
同種の極性ゴムあるいは非極性ゴム配合極性ゴムが用い
られ、なかでもアクリルニトリル含量15重量%以上、
好ましくは30!i量%以上のNBR又はCR,あるい
はこれらの混合物が好適に使用される。
本発明において、中間層4は好ましくは白色充填剤を配
合した極性ゴムよりなるものとするのが好適である。こ
の場合、極性ゴム100重量部に対して、微粒子珪酸1
0〜100重量部及び微粒子珪酸塩化合物10〜200
重量部を、これらの和が少なくとも30重量部以上、特
に50〜100重量部配合するのが好ましい。微粒子珪
酸、微粒子珪酸塩化合物の量が上記範囲であると、高い
層間接着力を得ることができる。
なお、微粒子珪酸としては、乾式性珪酸や湿式性珪酸等
が使用される。また、微粒子珪酸塩化合物としては、合
成珪酸塩化合物、例えば、珪酸マグネシウム、珪酸アル
ミニウム、珪酸カルシウム等又は天然に産出する珪酸塩
化合物、例えば、クレー、霞石、閃長石、焼成りレー、
タルク、超微粉珪酸マグネシウム、珪藻土、珪砂、スレ
ート粉、雲母粉、アスベスト等が使用される。
なお、中間層4を構成するゴムには、加硫剤。
加硫促進剤、カーボンブラック等の他の充填剤。
老化防止剤、可塑剤、オイル等のゴム製品に一般に用い
られる添加剤を配合することができる。また、必要に応
じて塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂等の極性樹脂も配合
することができる。
本発明のホースは、第3図に示す如く、内層2と中間層
4との間にメツシュ等の補強層5を設けることにより、
ホース耐圧性能等を向上させることもできる。
次に、このような本発明のホースを製造する方法の一例
について以下に説明する。
まず、ゴムマントル上に前記内層用未加硫ゴムを押出し
、その上に必要に応じて補強層を設け、更にその上に前
記中間層用未加硫ゴムを押出し、被覆積層する。こうし
て得られた未加硫ゴムホースの上に直接前記外層を被覆
積層する。そして、更にその上に適当な剛性材料の被覆
層を形成する。この場合、剛性材料としては金属又は耐
熱性樹脂が用いられ、通常の場合、金属としては鉛、ス
ズ等を、また、耐熱性樹脂としてはメチルペンテン系ポ
リマー、例えば4−メチルペンテン−1をベースとする
ポリオレフィン等を用いることができる。
このようにして剛性材料で被覆された未加硫ホースは、
そのまま連続して加硫槽に導かれ、加硫される。加硫温
度はあまり高いと外層の軟質PvC等を劣化させるので
、120℃〜160℃程度とするのが好ましい。この温
度では、最外被覆層の金属又は耐熱樹脂は固化している
ため、熱膨張した外層表面が最外被覆層により締め付け
られるような適度な圧力がかかり、各層間を十分に密着
せしめて加硫を行なわせ、強固な層間接着性を生むこと
が可能となる。
加硫工程を終了したホースは、冷却槽を通り、常温近く
まで冷却された後、剥離機により外層を覆っていた金属
又は耐熱性樹脂の被覆層を剥し、適当な後処理を経て製
品とされる。このような方法によれば、内層、中間層ゴ
ムの押出し加硫工程と外層の樹脂被覆工程を分けること
なく、内層、中間層、外層を連続して押出し被覆し、そ
の上に前記金属又は耐熱性樹脂を被覆し、加硫工程で内
層、中間層、外層を同時に一体接合できるため、製造工
程が著しく簡素化されるばかりでなく、ハロゲン処理や
ウレタン系等の接着剤を使用することなく、無溶剤で本
発明の一体接合によるホースを容易に製造することがで
きる。
[作用] 本発明において、中間層を形成する極性ゴムは、内層の
ゴム及び外層と強固に一体結合することが可能である。
このように、本発明では内層の上に中間層を、中間層の
上に外層を積層して同時加熱加硫により一体接合できる
ため、ハロゲンガスやハロゲン化合物等で処理を施すこ
となく、また接着剤を用いることなく、内層のゴムと外
層の軟ypvc等が強固に結合されたホースが提供され
る。このため、ハロゲンガス等を用いる場合の工程の複
雑化、設備の腐食等の問題が解消され、接着剤を使用し
ないことから、接着剤塗布装置、溶剤の回収が不要とな
り、工場環境の改善にも有効である。
[実施例] 以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
実施例1〜6 30mmφゴム用押出機に、クロスへラドダイを取り付
け、10mmφのゴムマントル上に内層未加硫ゴムを厚
さ2.5mmにて押出した。編上げ機にて補強層を設け
た後、中間層未加硫ゴムを厚さ1.5mmにて押出し、
被覆積層した(ヘッド温度はいずれも90℃)。
次に40mmφプラスチック用押出機にクロスへラドダ
イを取り付け、前記中間層未加硫ゴムの上に軟質pvc
を厚さ2.0mmに押出し被覆積層した(ヘッド温度1
70℃)。この上に鉛を被覆し、加硫槽の中で加硫した
(加硫条件145℃×60分)。加硫終了後、冷却槽を
通して冷却した後、最外層の鉛を剥離機にて剥してホー
スを得、得られたホースの各層間の接着力を測定した。
なお、内層ゴム及び外層樹脂としては、いずれの例にお
いても第1表及び第2表に示す配合のものを用い、また
、中間層ゴムとしてはそれぞれ第3表に示す配合のもの
を用いた。
また、接着力の測定はJISK6301 (加硫ゴム物
性試験法)の7.剥離試験によって行なった。
接着力の測定結果を第4表に示す。
第4表より明らかなように、本発明のホースは内層と中
間層は強固に接合されていると共に、中間層と外層は強
固に一体接合されているため、内層と外層とが強固に一
体結合されたホースとなる。
第1′表(内層ゴム) ※1 : NBR/PVC(7)ブレンド品(白木合成
ゴム社製商品名) ※2:CBS(N−シクロへキシル−2−ベンゾチアジ
ルスルフェンアミド) ※3 :TMTD (テトラメチルチウラムジスルフィ
ド) 第2表(外層樹脂) ※1:103EP(日本ゼオン社製商品名)※2:MA
RK  AC−169 (アデカ・アーガス社製商品名) ※3:ADK  C1zer  0−130P(アデカ
・アーガス社製商品名) 第4表 (単位: kg/25mm ) (いずれも「ゴム切れ」となった。) [発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のホースは合成ゴム族の内層
と軟質塩化ビニル樹脂等よりなる外層との間に、極性ゴ
ムを含む中間層を設け、内層と中間層、中間層と外層を
一体接合したものであって、この中間層を介在させるこ
とにより内層と外層とが強固に加硫結合一体止されてい
るものである。
このため、本発明のホースは耐疲労性、耐屈曲性に優れ
、動的かつ苛酷な条件下の用途においても極めて優れた
耐久性を示す。しかも、本発明のホースは特殊な処理や
設備を要することなく、特に接着剤等に含まれる溶剤を
使用することがないため無溶剤ラインで上記特性に優れ
たホースを極めて容易に製造することが可能となるので
、工程が簡素化されることはもちろん、工場環境の改善
に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係るホースを示
す図であって、第1図は第2図1−I線に沿う断面図、
第2図は構成説明図である。第3図は本発明の他の実施
例を示す構成説明図である。 1・・・ホース、   2・・・内層、3・・・外層、
   4・・・中間層、5・・・補強層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成ゴムからなる内層と、軟質塩化ビニル樹脂、
    塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、又は熱可塑性ウレ
    タンからなる外層と、前記内層と外層との間に設けられ
    た中間層とを有するホースであって、該中間層は極性ゴ
    ムを含む層よりなり、前記内層と中間層、前記外層と中
    間層とは一体接合されてなることを特徴とするホース。
JP32641087A 1987-12-23 1987-12-23 ホース Pending JPH01169191A (ja)

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JP32641087A JPH01169191A (ja) 1987-12-23 1987-12-23 ホース

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269576A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The 塩化ビニル組成物とニトリルゴム組成物の積層体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269576A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The 塩化ビニル組成物とニトリルゴム組成物の積層体

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