JPH01169136A - パワーユニット用マウント装置 - Google Patents
パワーユニット用マウント装置Info
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- JPH01169136A JPH01169136A JP32603087A JP32603087A JPH01169136A JP H01169136 A JPH01169136 A JP H01169136A JP 32603087 A JP32603087 A JP 32603087A JP 32603087 A JP32603087 A JP 32603087A JP H01169136 A JPH01169136 A JP H01169136A
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- Japan
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- power unit
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- cavity
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- outer cylinder
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Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 24
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/38—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
- F16F1/387—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/0052—Physically guiding or influencing
- F16F2230/007—Physically guiding or influencing with, or used as an end stop or buffer; Limiting excessive axial separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、自動車などにおけるいわゆる円筒型のパワ
ーユニット用マウンl−装置に関し、詳しくは、簡単な
構成により、マウント装置の軸線回りにおけるパワーユ
ニットの大挙動を抑制しろるように構成されたものに関
する。
ーユニット用マウンl−装置に関し、詳しくは、簡単な
構成により、マウント装置の軸線回りにおけるパワーユ
ニットの大挙動を抑制しろるように構成されたものに関
する。
自動車のエンジン、あるいはこれと変速装置とが一体と
なったパワーユニットは、振動絶縁機能をもったエンジ
ンマウント装置を介してエンジンルームの剛性メンバに
支持される。たとえば、横置きFF式のパワーユニット
は、その下部の前後三箇所と、ロール慣性主軸にほぼ沿
った左右二箇所の合計四箇所においてマウント装Wを介
して支持されるのが普通である。 ところで、特に上述のような横置きFF式のパワーユニ
ットの場合、急加速時あるいは急減速時に、路面から大
きな反力を受けてパワーユニットが、横軸(ロール慣性
主軸)回りに大きくロール動じようとする。このため、
マウン)−装置には、通常時でのエンジン振動の絶縁機
能の他に、パワーユニットと車体との接触を防止するた
めの、上記のような大挙動を抑制する機能が必要とされ
る。 このような大挙動に対する抑制機能を備えるマウント装
置は、従来から種々提案されており、たとえば実開昭5
8−7943号公報には、上記大挙動を一応抑制しうる
ちのとして次のような防振体が提案されている。すなわ
ち、この防振体iよ、いわゆる円筒型と呼ばれる一般的
なマウント装置であり、外筒と内筒との間に介装される
弾性体内に、これに対して固定状に補強部材を設けるこ
とにより、上記弾性体に作用する負荷が大きくなった場
合に弾性体のばね定数を高めうるようにしているのであ
る。 しかしながら、上記公報に示される防振体においては、
内筒と外筒の軸直角方向の大挙動を抑制することはでき
ても、軸回り方向の大挙動までも抑制することはできず
、しかも、弾性体が破断してしまった場合には、大挙動
を積極的かつ効果的に抑制することはできな(なる、ま
た、最近においては、パワーユニットから車体側へ伝わ
る振動をより低減することができるように、マウント装
置のばね定数を小さくする傾向が強くなっているが、上
記公報の防振体において、上記ばね定数を小さくした場
合には、必然的にその大挙動抑制機能も低下してしまう
。 本発明は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、通常時における振動絶縁機能を備えるととも
に、内筒と外筒の軸回り方向の大挙動を抑制することが
できるいわゆる円筒型のマウント装置を提供することを
その目的とする。
なったパワーユニットは、振動絶縁機能をもったエンジ
ンマウント装置を介してエンジンルームの剛性メンバに
支持される。たとえば、横置きFF式のパワーユニット
は、その下部の前後三箇所と、ロール慣性主軸にほぼ沿
った左右二箇所の合計四箇所においてマウント装Wを介
して支持されるのが普通である。 ところで、特に上述のような横置きFF式のパワーユニ
ットの場合、急加速時あるいは急減速時に、路面から大
きな反力を受けてパワーユニットが、横軸(ロール慣性
主軸)回りに大きくロール動じようとする。このため、
マウン)−装置には、通常時でのエンジン振動の絶縁機
能の他に、パワーユニットと車体との接触を防止するた
めの、上記のような大挙動を抑制する機能が必要とされ
る。 このような大挙動に対する抑制機能を備えるマウント装
置は、従来から種々提案されており、たとえば実開昭5
8−7943号公報には、上記大挙動を一応抑制しうる
ちのとして次のような防振体が提案されている。すなわ
ち、この防振体iよ、いわゆる円筒型と呼ばれる一般的
なマウント装置であり、外筒と内筒との間に介装される
弾性体内に、これに対して固定状に補強部材を設けるこ
とにより、上記弾性体に作用する負荷が大きくなった場
合に弾性体のばね定数を高めうるようにしているのであ
る。 しかしながら、上記公報に示される防振体においては、
内筒と外筒の軸直角方向の大挙動を抑制することはでき
ても、軸回り方向の大挙動までも抑制することはできず
、しかも、弾性体が破断してしまった場合には、大挙動
を積極的かつ効果的に抑制することはできな(なる、ま
た、最近においては、パワーユニットから車体側へ伝わ
る振動をより低減することができるように、マウント装
置のばね定数を小さくする傾向が強くなっているが、上
記公報の防振体において、上記ばね定数を小さくした場
合には、必然的にその大挙動抑制機能も低下してしまう
。 本発明は、以上のような事情のもとで考え出されたもの
であって、通常時における振動絶縁機能を備えるととも
に、内筒と外筒の軸回り方向の大挙動を抑制することが
できるいわゆる円筒型のマウント装置を提供することを
その目的とする。
車体側ブラケットに設けられるストッパ棒は、弾性体の
空洞部内面に対して所定間隔をあけて位置しているから
、通常状態においては、パワーユニットの振動が、スト
ッパ棒を介して車体側に伝達されることはなく、外筒と
内筒との間に介装された弾性体により、振動振動絶縁機
能が十分に発揮される。 一方、パワーユニットのロール動によって、外筒が内筒
に対して軸回りに大きく相対動しうよとした場合、外筒
と内筒との間に介装された弾性体が外筒に引きずられ内
筒の中心軸回りに回転しようとする。これにより、スト
ッパ棒に対して軸回りに所定間隔をあけて位置していた
空洞部内面がストッパ棒に対して相対的に近接し、やが
て空洞部内面とストッパ棒が当接した時点で、外筒の内
筒に対する軸回り方向の相対動が抑制される。すなわち
、パワーユニットのロール動が抑制されるのである。同
様に、パワーユニットの大挙動により、外筒が内筒に対
して軸直角方向に大きく相対動しようとした場合にも、
外筒の相対動は、ストッパ棒と空洞部内面との当接によ
り抑制されることになる。 以上のように、本発明のパワーユニット用マウント装置
は、簡単な構成により、通常時における振動絶縁機能を
備えるとともに、外筒の内筒に対する軸回りの方向の大
挙動も抑制することができる。しかも、本発明では、ス
トッパ棒が車体側のブラケットに一体的に設けられるか
ら、弾性体が万一破断しても、ストッパ棒と外筒との当
接により、パワーユニットの大挙動を積極的かつ効果的
に阻止することができるのである。
空洞部内面に対して所定間隔をあけて位置しているから
、通常状態においては、パワーユニットの振動が、スト
ッパ棒を介して車体側に伝達されることはなく、外筒と
内筒との間に介装された弾性体により、振動振動絶縁機
能が十分に発揮される。 一方、パワーユニットのロール動によって、外筒が内筒
に対して軸回りに大きく相対動しうよとした場合、外筒
と内筒との間に介装された弾性体が外筒に引きずられ内
筒の中心軸回りに回転しようとする。これにより、スト
ッパ棒に対して軸回りに所定間隔をあけて位置していた
空洞部内面がストッパ棒に対して相対的に近接し、やが
て空洞部内面とストッパ棒が当接した時点で、外筒の内
筒に対する軸回り方向の相対動が抑制される。すなわち
、パワーユニットのロール動が抑制されるのである。同
様に、パワーユニットの大挙動により、外筒が内筒に対
して軸直角方向に大きく相対動しようとした場合にも、
外筒の相対動は、ストッパ棒と空洞部内面との当接によ
り抑制されることになる。 以上のように、本発明のパワーユニット用マウント装置
は、簡単な構成により、通常時における振動絶縁機能を
備えるとともに、外筒の内筒に対する軸回りの方向の大
挙動も抑制することができる。しかも、本発明では、ス
トッパ棒が車体側のブラケットに一体的に設けられるか
ら、弾性体が万一破断しても、ストッパ棒と外筒との当
接により、パワーユニットの大挙動を積極的かつ効果的
に阻止することができるのである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説
明する。 第1図ないし第3図に示すように、本発明のマウント装
置1は、従来の円筒型マウント装置と同様の基本的構成
を有している。すなわち、マウント装置1は、パワーユ
ニット(図示路)に剛接されるパワーユニット側ブラケ
ット2に外周を固定支持された外筒3と、この外筒3の
内部に配置され、車体メンバ4に剛接された車体側ブラ
ケット5に両端を支持された内筒6と、これら外筒3と
内筒6との間に介装された弾性体7とを備えている。 上記車体側ブラケット5には、第1図に示すように、上
記外筒3および内筒6の両側方に位置する一対の支持壁
8,8が設けられている。そして、第3図に良く表れて
いるように、内筒6内に通挿され、かつ上記一対の支持
壁8,8間に軸架される上記内筒6の内径より小径の締
付ボルト9をす7)締めすることより、内筒6の両端が
各支持壁8.8によって挟圧支持されているのである。 また、上記弾性体7には、上記両筒3,6の軸方向に貫
通する空洞部10が、上下三箇所に設けられている。そ
うして、上記各空洞部10.10内には、ス)7バボル
ト11が、上記一対の支軸壁8.8間に架設され、かつ
空洞部10内を貫通して軸方向に延びるストッパ棒とし
てそれぞれ配設されている。 上記ストッパボルト11は、上記各支持壁8゜8に設け
られたボルト通孔3a、3aに両端部を通挿支持され、
ねじ部をナツト締めされることにより上記支持壁8.8
に固定されているとともに、弾性体8における空洞部1
0の内面に対して上記両筒3,6の軸直角方向ないし軸
回り方向に所定間隔をあけて位置するように配置させら
れている。 また、本例の場合、上記二つのストッパボルト1、11
を、内筒6の軸心を挟んで直径方向に対向するように配
置することにより、これらストッパポル)1、11によ
る大挙動抑制作用を安定して発揮させうるようにしてい
る。なお、上記ボルト通孔8aを、長孔状に形成したり
、ストッパボルト11の径よりも大きな径の孔とした場
合には、ストッパボルト11のボルト通孔8a内におけ
る相対位置を変更して、ストッパボルト11と上記空洞
部10の内面との間隔を適宜調整することが可能となる
。すなわち、この場合には、マウント装置のパワーユニ
ットに対する大挙動許容範囲を自由に調整することがで
きるのである。 さて、以上のように構成される本例のマウント装置1に
おいては、上記ストッパボルト11と弾性体7における
空洞部10の内面との間には、所定の隙間が介在するか
ら、通常時において、パワーユニットが上記の隙間以内
の振幅で振動する限り、この振動は直接的に車体側に伝
達されることはなく、振動絶縁が達成される。 また、パワーユニットのロール動によって、外筒3が内
筒6に対して軸回り方向に大きく回転しようとしても、
すなわち、第2図において矢印A方向に回転しようとし
ても、弾性体7の中間帯部、2.12と上記各ストッパ
ボルト1、11との当接により、その動きを抑制するこ
とができる。 さらに、外筒3が内筒6に対してその軸直角方向に大挙
動しようとした場合にも、これは阻止される。すなわち
、たとえば、外筒3が内筒6に対して第2図の矢印C方
向に大きく相対動しようとしても、これは、図において
左側に位置するスト。 パボルト11と弾性体7の空洞部内面との当接により、
その動きが規制され、同様に、外筒3が内筒6に対して
矢印り方向に大きく相対動じようとしても、右側に位置
するストッパポル1−11と弾性体7の空洞部内面との
当接により、その動きが規制される。また、外筒3が内
筒6に対して第2図の上下方向ないし斜め方向に大きく
相対動しうよとした場合にも、ストッパボルト1、11
と上記空洞部内面との当接により、それらの動きが抑制
されるのである。 なお、第4図に示すように、弾性体7に、上記空洞部1
0内において、上記中間帯部12とともにストッパボル
ト11を取り囲む規制壁部13を設けるようにすると、
外筒3が内筒6に対して軸心回りを図の矢印B方向に大
きく相対動しうよとしても、この大挙動をストッパボル
ト11と上記規制壁部13との当接により抑制すること
ができる。 以上のように、本例のマウント装置1においては、円筒
型マウント装置において従来から懸案となっていた、外
筒4の内筒7に対する軸回り方向の大挙動の抑制が可能
となる。しかも、万一弾性体7が破断してストッパポル
)11に対する当たり壁としての機能を発揮できなくな
っても、ストッパボルト11は、車体側ブラケット5に
固定状に設けられているから、パワーユニットの大挙動
は、外筒3とストッパボルト11との当接により阻止す
ることができる。また、本例の場合には、弾性体8の、
上記中間帯部12,12を除いた、外筒3の内面に密着
する部位を薄肉状に形成することにより、この部とスト
ッパボルト11との当接時のクツション性を低下させて
、大挙動に対する抑制機能をより高めることができるよ
うに構成されている。さらに、上述のように、空洞部I
Oを上下方向の二箇所に設けることにより、通常時にお
ける上下方向の防振性をより向上させることもできるの
である。 ところで、本発明の範囲は、上述した実施例に限定され
ることはなく、たとえば、上記実施例では、空洞部を二
つ設けたいたが、これは一つであってもまた三つ以上で
あってもよく、その数は特に限定されない。また、上記
実施例の場合、ストッパ棒は、取付の簡便性を考えてボ
ルトを使用していたが、単なる棒体を車体側ブラケット
に固設するようにして構成してもよく、さらにその設定
個数も適宜決定すればよい。
明する。 第1図ないし第3図に示すように、本発明のマウント装
置1は、従来の円筒型マウント装置と同様の基本的構成
を有している。すなわち、マウント装置1は、パワーユ
ニット(図示路)に剛接されるパワーユニット側ブラケ
ット2に外周を固定支持された外筒3と、この外筒3の
内部に配置され、車体メンバ4に剛接された車体側ブラ
ケット5に両端を支持された内筒6と、これら外筒3と
内筒6との間に介装された弾性体7とを備えている。 上記車体側ブラケット5には、第1図に示すように、上
記外筒3および内筒6の両側方に位置する一対の支持壁
8,8が設けられている。そして、第3図に良く表れて
いるように、内筒6内に通挿され、かつ上記一対の支持
壁8,8間に軸架される上記内筒6の内径より小径の締
付ボルト9をす7)締めすることより、内筒6の両端が
各支持壁8.8によって挟圧支持されているのである。 また、上記弾性体7には、上記両筒3,6の軸方向に貫
通する空洞部10が、上下三箇所に設けられている。そ
うして、上記各空洞部10.10内には、ス)7バボル
ト11が、上記一対の支軸壁8.8間に架設され、かつ
空洞部10内を貫通して軸方向に延びるストッパ棒とし
てそれぞれ配設されている。 上記ストッパボルト11は、上記各支持壁8゜8に設け
られたボルト通孔3a、3aに両端部を通挿支持され、
ねじ部をナツト締めされることにより上記支持壁8.8
に固定されているとともに、弾性体8における空洞部1
0の内面に対して上記両筒3,6の軸直角方向ないし軸
回り方向に所定間隔をあけて位置するように配置させら
れている。 また、本例の場合、上記二つのストッパボルト1、11
を、内筒6の軸心を挟んで直径方向に対向するように配
置することにより、これらストッパポル)1、11によ
る大挙動抑制作用を安定して発揮させうるようにしてい
る。なお、上記ボルト通孔8aを、長孔状に形成したり
、ストッパボルト11の径よりも大きな径の孔とした場
合には、ストッパボルト11のボルト通孔8a内におけ
る相対位置を変更して、ストッパボルト11と上記空洞
部10の内面との間隔を適宜調整することが可能となる
。すなわち、この場合には、マウント装置のパワーユニ
ットに対する大挙動許容範囲を自由に調整することがで
きるのである。 さて、以上のように構成される本例のマウント装置1に
おいては、上記ストッパボルト11と弾性体7における
空洞部10の内面との間には、所定の隙間が介在するか
ら、通常時において、パワーユニットが上記の隙間以内
の振幅で振動する限り、この振動は直接的に車体側に伝
達されることはなく、振動絶縁が達成される。 また、パワーユニットのロール動によって、外筒3が内
筒6に対して軸回り方向に大きく回転しようとしても、
すなわち、第2図において矢印A方向に回転しようとし
ても、弾性体7の中間帯部、2.12と上記各ストッパ
ボルト1、11との当接により、その動きを抑制するこ
とができる。 さらに、外筒3が内筒6に対してその軸直角方向に大挙
動しようとした場合にも、これは阻止される。すなわち
、たとえば、外筒3が内筒6に対して第2図の矢印C方
向に大きく相対動しようとしても、これは、図において
左側に位置するスト。 パボルト11と弾性体7の空洞部内面との当接により、
その動きが規制され、同様に、外筒3が内筒6に対して
矢印り方向に大きく相対動じようとしても、右側に位置
するストッパポル1−11と弾性体7の空洞部内面との
当接により、その動きが規制される。また、外筒3が内
筒6に対して第2図の上下方向ないし斜め方向に大きく
相対動しうよとした場合にも、ストッパボルト1、11
と上記空洞部内面との当接により、それらの動きが抑制
されるのである。 なお、第4図に示すように、弾性体7に、上記空洞部1
0内において、上記中間帯部12とともにストッパボル
ト11を取り囲む規制壁部13を設けるようにすると、
外筒3が内筒6に対して軸心回りを図の矢印B方向に大
きく相対動しうよとしても、この大挙動をストッパボル
ト11と上記規制壁部13との当接により抑制すること
ができる。 以上のように、本例のマウント装置1においては、円筒
型マウント装置において従来から懸案となっていた、外
筒4の内筒7に対する軸回り方向の大挙動の抑制が可能
となる。しかも、万一弾性体7が破断してストッパポル
)11に対する当たり壁としての機能を発揮できなくな
っても、ストッパボルト11は、車体側ブラケット5に
固定状に設けられているから、パワーユニットの大挙動
は、外筒3とストッパボルト11との当接により阻止す
ることができる。また、本例の場合には、弾性体8の、
上記中間帯部12,12を除いた、外筒3の内面に密着
する部位を薄肉状に形成することにより、この部とスト
ッパボルト11との当接時のクツション性を低下させて
、大挙動に対する抑制機能をより高めることができるよ
うに構成されている。さらに、上述のように、空洞部I
Oを上下方向の二箇所に設けることにより、通常時にお
ける上下方向の防振性をより向上させることもできるの
である。 ところで、本発明の範囲は、上述した実施例に限定され
ることはなく、たとえば、上記実施例では、空洞部を二
つ設けたいたが、これは一つであってもまた三つ以上で
あってもよく、その数は特に限定されない。また、上記
実施例の場合、ストッパ棒は、取付の簡便性を考えてボ
ルトを使用していたが、単なる棒体を車体側ブラケット
に固設するようにして構成してもよく、さらにその設定
個数も適宜決定すればよい。
第1回は本発明の実施例に係るマウント装置の組み付は
前の状態を示した斜視図、第2図はマウント装置の組み
付は状態での第1図の■−■線拡線断大断面当する図、
第3図はマウント装置の組み付は状態での第1図の■−
m線拡線断大断面当する図、第4図は他の実施例の断面
図であ、る。 2・・・パワーユニット側ブラケット、3・・・外筒、
5・・・車体側ブラケット、6・・・内筒、7・・・弾
性体、8・・・支持壁、10・・・空洞部、11・・・
ストッパ棒(ストッパボルト)。
前の状態を示した斜視図、第2図はマウント装置の組み
付は状態での第1図の■−■線拡線断大断面当する図、
第3図はマウント装置の組み付は状態での第1図の■−
m線拡線断大断面当する図、第4図は他の実施例の断面
図であ、る。 2・・・パワーユニット側ブラケット、3・・・外筒、
5・・・車体側ブラケット、6・・・内筒、7・・・弾
性体、8・・・支持壁、10・・・空洞部、11・・・
ストッパ棒(ストッパボルト)。
Claims (1)
- (1)外筒と、この外筒の内部に配置された内筒と、こ
れら両筒の間に介装された弾性体とを備え、上記外筒が
パワーユニット側のブラケットに、上記内筒が車体側の
ブラケットに、それぞれ支持されてなるパワーユニット
用マウント装置において、 上記弾性体に上記両筒の軸方向に貫通する 空洞部を設ける一方、上記車体側のブラケットに設けた
上記両筒の両側方に位置する一対の支持壁間に、上記空
洞部内を貫通し、かつ上記弾性体における上記空洞部内
面に対して上記両筒の軸直角方向ないし軸回り方向に所
定間隔をあけて位置するストッパ棒を架設したことを特
徴とする、パワーユニット用マウント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32603087A JPH01169136A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | パワーユニット用マウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32603087A JPH01169136A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | パワーユニット用マウント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169136A true JPH01169136A (ja) | 1989-07-04 |
Family
ID=18183313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32603087A Pending JPH01169136A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | パワーユニット用マウント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01169136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5718407A (en) * | 1995-09-14 | 1998-02-17 | Hyundai Motor Company | Power unit mounting system |
EP1184589A2 (en) * | 2000-08-31 | 2002-03-06 | C.F. GOMMA S.p.A. | A resilient support with anisotropic tangential reaction and a method of defining its characteristics |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP32603087A patent/JPH01169136A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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