JPH01168829A - 通電材料 - Google Patents
通電材料Info
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- JPH01168829A JPH01168829A JP32685787A JP32685787A JPH01168829A JP H01168829 A JPH01168829 A JP H01168829A JP 32685787 A JP32685787 A JP 32685787A JP 32685787 A JP32685787 A JP 32685787A JP H01168829 A JPH01168829 A JP H01168829A
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- copper alloy
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、端子、コネクター、バスバー(ブスバーとも
いう)間でのマイグレーションの発生を押えた電気部品
材料用の通電材料に関する。
いう)間でのマイグレーションの発生を押えた電気部品
材料用の通電材料に関する。
近年、電子、電気機器等の小型軽量化が進み、使用され
るコネクター等の部品も小型化するとともに1部品間の
距離も著しく短くなる傾向にある。
るコネクター等の部品も小型化するとともに1部品間の
距離も著しく短くなる傾向にある。
また1回路はますます集積化される傾向にある。
すなわち、従来、個々の電子部品はリード線により接続
されて回路が形成されていたが1部品数が増すに従い回
路が複雑となるので、これらを集積化することにより回
路の小型化が進められている。
されて回路が形成されていたが1部品数が増すに従い回
路が複雑となるので、これらを集積化することにより回
路の小型化が進められている。
従来の小型化、集積化された回路において、異る回路ま
たは配線が小型化のためにわずかな間隔をおいて隔てら
れているが、この間隔内に水などの電解質が介在すると
電気化学的反応が生じ、高電位側の通電部の材料となっ
ている銅合金から溶解した銅イオンが低電位側で析出し
、さらにその量が増すと短絡する現象が生じる。この現
象をマイグレーションといい、このようなマイグレーシ
ョンが起ると、回路が正常に機能しなくなる。したがっ
て、このようなマイグレーションの発生しない材料が強
く望まれていた。
たは配線が小型化のためにわずかな間隔をおいて隔てら
れているが、この間隔内に水などの電解質が介在すると
電気化学的反応が生じ、高電位側の通電部の材料となっ
ている銅合金から溶解した銅イオンが低電位側で析出し
、さらにその量が増すと短絡する現象が生じる。この現
象をマイグレーションといい、このようなマイグレーシ
ョンが起ると、回路が正常に機能しなくなる。したがっ
て、このようなマイグレーションの発生しない材料が強
く望まれていた。
本発明者らは、上記の問題点に鑑み、マイグレーション
の研究を進め陽極側に接続される端子、コネクター、バ
スバー等の通電材料として適した銅合金を開発したもの
である。
の研究を進め陽極側に接続される端子、コネクター、バ
スバー等の通電材料として適した銅合金を開発したもの
である。
本発明は、Znを5wt%以上含み、残部Cu及び不可
避的不純物からなることを特徴とする通電材料およびZ
nを5wt%以上含み、さらに副成分として、Ag、A
l、As、B、Be、Go。
避的不純物からなることを特徴とする通電材料およびZ
nを5wt%以上含み、さらに副成分として、Ag、A
l、As、B、Be、Go。
Cr、Fe、Mg、Mn、Ni、P、Pb、Sb。
Si、Ti、Zrからなる群より選択された1種または
2種以上の添加元素を、0.001〜3w゛t%含み、
残部Cu及び不可避的不純物からなることを特徴とする
通電材料である。
2種以上の添加元素を、0.001〜3w゛t%含み、
残部Cu及び不可避的不純物からなることを特徴とする
通電材料である。
次に合金成分の限定理由について説明する。
Znは銅や銅合金に含有することにより、銅および銅合
金のマイグレーションを防止する効果がある。そのマイ
グレーション現象を抑制する機構は明確ではないが、Z
nの存在によりCuイオンの溶解量が減少し、Znの化
合物の生成により、゛析出したCu粒子を介する通電が
妨害されることによって、電極間のマイグレーション現
象が抑制されると推察されるsZnを5wt%以上と規
定する理由は、5wt%未満では、強度が不十分なため
である。上限は特に規定しないが、耐食性、耐応力腐食
割れ性の観点から、好ましくは20wt%未満である。
金のマイグレーションを防止する効果がある。そのマイ
グレーション現象を抑制する機構は明確ではないが、Z
nの存在によりCuイオンの溶解量が減少し、Znの化
合物の生成により、゛析出したCu粒子を介する通電が
妨害されることによって、電極間のマイグレーション現
象が抑制されると推察されるsZnを5wt%以上と規
定する理由は、5wt%未満では、強度が不十分なため
である。上限は特に規定しないが、耐食性、耐応力腐食
割れ性の観点から、好ましくは20wt%未満である。
さらに副成分として、Ag、A1、As、B、Be、G
o、Cr、Fe、Mg、Mn、Ni、P%Pb%Sb、
Si、Ti%Zrからなる群より選択された1種または
2種以上を総量で0.001〜3wt%添加するのは、
強度を向上させるためであるが、O,001wt%未゛
満では強度向上の効果はな(’、3wt%を超えると導
電率が低下するためである。
o、Cr、Fe、Mg、Mn、Ni、P%Pb%Sb、
Si、Ti%Zrからなる群より選択された1種または
2種以上を総量で0.001〜3wt%添加するのは、
強度を向上させるためであるが、O,001wt%未゛
満では強度向上の効果はな(’、3wt%を超えると導
電率が低下するためである。
次に本発明合金の実施例について説明する。
第1表に示す組成の本発明合金および比較合金を大気中
もしくは不活性雰囲気中で溶解鋳造し。
もしくは不活性雰囲気中で溶解鋳造し。
面側後熱間圧延し、その後冷間圧延、焼鈍酸洗をくり返
し、最終的に加工度60%で冷間圧延した0、6mの厚
さの板を得た。そして、このらの供試材について引張強
さ、伸び、耐マイグレーション性を評価した。耐マイグ
レーション性は1次のように評価した。まず、供試材を
10mX100−に切断し、2枚1組として、第1図並
びに第2図に示すようにして1両端を水道水中に浸漬し
た濾紙上に固定した。すなわち、水道水1を入れた容器
2に樹脂板3をさし渡し、これに両端を水道水1中に浸
漬した濾紙4をかけ、その濾紙4の上に2枚の供試材5
,5を載置して、両端部を樹脂板3上に耐酸テープ6で
固定した0次にこの2枚の供試材5,5に14Vの直流
電圧を加え、経過時間に対する電流値の変化を記録計7
にて測定した。
し、最終的に加工度60%で冷間圧延した0、6mの厚
さの板を得た。そして、このらの供試材について引張強
さ、伸び、耐マイグレーション性を評価した。耐マイグ
レーション性は1次のように評価した。まず、供試材を
10mX100−に切断し、2枚1組として、第1図並
びに第2図に示すようにして1両端を水道水中に浸漬し
た濾紙上に固定した。すなわち、水道水1を入れた容器
2に樹脂板3をさし渡し、これに両端を水道水1中に浸
漬した濾紙4をかけ、その濾紙4の上に2枚の供試材5
,5を載置して、両端部を樹脂板3上に耐酸テープ6で
固定した0次にこの2枚の供試材5,5に14Vの直流
電圧を加え、経過時間に対する電流値の変化を記録計7
にて測定した。
この結果の代表例を第3図に示す。
各供試材の引張強さ、伸び、および各供試材に流れる電
流値が0.5Aになるまでの時間を第1表に比較例とと
もに示す。
流値が0.5Aになるまでの時間を第1表に比較例とと
もに示す。
第1表に示した結果がら明らかな様に、本発明合金は強
度が高く、優れた耐マイグレーション性を有する通電材
料であり、コネクター、端子、バスバーなどに用いて有
用である。
度が高く、優れた耐マイグレーション性を有する通電材
料であり、コネクター、端子、バスバーなどに用いて有
用である。
以下余白
第1図は本発明の試験に用いる装置の平面図、第2図は
第1図のA−A断面図、第3図は試験結果を示すグラフ
である。 1・・・・・・水道水 2・・・・・・容 器3
・・・・・・樹脂板 4・・・・・・濾 紙5・
・・・・・供試材 6・・・・・・耐酸テープ7
・・・・・・記録計
第1図のA−A断面図、第3図は試験結果を示すグラフ
である。 1・・・・・・水道水 2・・・・・・容 器3
・・・・・・樹脂板 4・・・・・・濾 紙5・
・・・・・供試材 6・・・・・・耐酸テープ7
・・・・・・記録計
Claims (2)
- (1)Znを5wt%以上含み、残部Cu及び不可避的
不純物からなることを特徴とする通電材料。 - (2)Znを5wt%以上含み、さらに副成分として、
Ag、Al、As、B、Be、Co、Cr、Fe、Mg
、Mn、Ni、P、Pb、Sb、Si、Ti、Zrから
なる群より選択された1種または2種以上の添加元素を
、0.001〜3wt%含み、残部Cu及び不可避的不
純物からなることを特徴とする通電材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32685787A JPH01168829A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 通電材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32685787A JPH01168829A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 通電材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168829A true JPH01168829A (ja) | 1989-07-04 |
Family
ID=18192495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32685787A Pending JPH01168829A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 通電材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01168829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106521232A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-03-22 | 陕西斯瑞新材料股份有限公司 | 一种高强、中导新型铜合金Cu‑Zn‑Cr‑RE导条及制备方法 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP32685787A patent/JPH01168829A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106521232A (zh) * | 2016-11-22 | 2017-03-22 | 陕西斯瑞新材料股份有限公司 | 一种高强、中导新型铜合金Cu‑Zn‑Cr‑RE导条及制备方法 |
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