JPH01168428A - 自動車用成形天井材の製造方法 - Google Patents

自動車用成形天井材の製造方法

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JPH01168428A
JPH01168428A JP32734587A JP32734587A JPH01168428A JP H01168428 A JPH01168428 A JP H01168428A JP 32734587 A JP32734587 A JP 32734587A JP 32734587 A JP32734587 A JP 32734587A JP H01168428 A JPH01168428 A JP H01168428A
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sound absorbing
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Koji Maeda
前田 孝司
Mitsutake Nakamura
中村 光勇
Takeshi Yamashita
剛 山下
Masahiro Nojima
雅寛 野島
Teruo Matsushita
松下 輝雄
Yoshihiko Yasui
安井 芳彦
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Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車用成形天井材の製造方法に係り、詳細
には、成形天井材の加圧加熱成形時に構成部材の内側の
部材に対する熱伝達が遅く成形性に問題があった点を改
善したものに関する。
従来の技術 自動車はそのエンジンの作動や走行動作にともなって、
乗員に耳ざわすな騒音を発生するので、この騒音を低減
しようとしてその天井に吸音性を有する天井材を取りつ
けることが行われている。
この天井材としては、例えば第2図に示すように、下層
フェルト1の上面全面に塗布型接着剤を施すかあるいは
ホントメルトフィルム接着剤を重ねて熔融した接着剤層
2を形成し、その上にハニカム板3を載置し、この上に
上記と同様に接着剤層2゛設け、その上に上層フェルト
1”を重ね、さらに必要に応じてこの上層フェルト1゛
に上記と同様に接着剤層2゛を施してこれに表皮4を重
ね、これらにより成形前積層体を形成し、さらにこれを
金型に入れてプレスすることにより成形積層体を形成す
る成形天井材が提案されている。この天井材は第3図に
示すように自動車の天井基材5に下層フェルト1側を接
着剤によりはり合わせることにより使用されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の方法によると、ハニカ
ム板をフェルトで挟む構成をとるため、成形前積層体を
形成してから加圧加熱成形するときにフェルトのハニカ
ム板に近い部分には熱が伝達されにくく、そのため高温
あるいは長時間の成形を必要とし、その成形性に問題が
あり、作業性、製造コストの点から改善が望まれていた
問題点を解決するための手段 本発明者らは、フェルトを加熱して成形前積層体を形成
するか、又はフェルトを組み込んだ成形前積層体を予備
加熱することにより内部に対する熱伝達の遅れからくる
上記問題点を改善し得ることを見出し、本発明に至った
ものである。
すなわち、本発明は、下層吸音材、ハニカム板及び上層
吸音材をそれぞれ接着剤層を介して順次積層し、又はこ
れらにさらに表皮を接着剤層を介して積層して成形前積
層体を形成し、この成形前積層体を加圧加熱成形するこ
とによって得られる成形積層体からなり自動車の天井基
材に取りつけられる成形天井材の製造方法において、上
記下層吸音材及び上層吸音材を150〜200℃、10
秒〜5分予備加熱してから上記成形前積層体を形成する
か、又は上記成形前積層体を150〜200℃、10秒
〜5分予備加熱してから1〜50Kg/cIa1200
〜230℃、30〜90秒で加圧加熱成形して上記成形
積層体とすることを特徴とする自動車用成形天井材の製
造方法を提供するものである。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される吸音材としては、動物性、植物性、
鉱物性、合成樹脂性繊維よりなるフェルト、嵩高性不織
布、ガラスウールマットが例示できる。
また、ハニカム板としては、ボール紙等の紙質材やプラ
スチックをハニカム構造にしたものが上記吸音材と積層
するときに成形性の点で好ましいが、木材や金属をハニ
カム構造にしたものでも良い。
また、表皮は天井材を天井に取りつけたときその外観を
良くするために必要に応じて設けられるが、これにはプ
ラスチックシート、不織布、織布等が使用されるが、天
井材の吸音性を阻害しない素材の選択が必要であり、そ
のためには通気性を有する材料を用いることが好ましく
、多孔性でない材質の場合には適宜通孔を設けることに
より対応できる。
また、接着剤としてはエチレン−酢酸ビニル(EVA)
系ホットメルト接着剤、EVA系エマルジッン、酢酸ビ
ニルエマルジョン、アクリルエマルジッン、ニトリルゴ
ムラテックス、SBRラテックス等の塗布型接着剤が使
用できる。
本発明の成形天井材を製造するには、まず吸音材を予備
加熱し、この吸音材でハニカム板を挟置し、さらには必
要に応じて表皮を積層して成形前積層体を形成するか、
吸音材でハニカム板を挟置し、さらには必要に応じて表
皮を積層した成形前積層体を予備加熱する。予備加熱方
法は、ヒータ、オーブン、エアーブロー等が用いられる
が、その加熱条件は、150〜200℃、10秒〜5分
程度が好ましい、200℃を超える加熱は吸音材に嵩高
性不織布を使用した場合には、そのバインダーの熱硬化
性樹脂が硬化し、後の加圧加熱成形するときに十分な圧
着積層体が得られず、成形性を十分に発揮できないこと
がある。また、150℃未満の予備加熱では、後の加圧
加熱成形の成形能率を十分に高めることができない。
なお、成形前積層体を形成するに当たっては、吸音材、
ハニカム板、表皮のいずれかの側に接着剤が付与される
。吸音材を予備加熱してから成形前積層体を形成する場
合は、この吸音材に接着剤を付与するときにはこの予備
加熱後吸音材に接着剤を付与する。
このようにして得られた成形前積層体は、金型で加熱、
加圧して成形される。その条件は、1〜50 Kg/c
d、 200〜230℃、30〜90秒が好ましい。
このようにして得られる成形積層体の最も圧縮される部
分は元の厚さの1710程度になる。
作用 吸音材を予備加熱してからハニカム板等と成形前積層体
を形成するか、又は吸音材をハニカム板等と組み込んだ
成形前積層体を予備加熱したので、吸音材がハニカム板
を挟む形のものであって、金型成形するときの外部から
の熱がハニカム板近傍の吸音材に伝達されにくいもので
あっても、予備加熱した熱がこれを補い内側材料の成形
性を補完できる。
実施例 次に本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
下層吸音材、上層吸音材として厚さ25mの嵩高性不織
布(合成樹脂性繊維60%、植物性繊維20%、動物性
繊維20%をそれぞれ解繊混合した不織布)1).1)
“、接着剤層12.12’ 、12” L’−EVA 
x−rntジョンの塗布層、ハニカム板13に15鶴の
ダンボール紙製ハニカム板、表皮14に2flの不織布
(合成樹脂繊維を解繊したもの)をそれぞれ用い、まず
、ハニカム板13の両面の紙の端面にEV^エマルジョ
ンを塗布して接着剤層12.12゛を形成してから嵩高
性不織布II、ハニカム板13、嵩高性不織布1)’を
積層し、さらに嵩高性不織布1)′ にEVAエマルジ
ョンを塗布して接着剤層12゛を形成し、この上に表皮
14を積層して成形前積層体を形成する。
ついで、この成形前積層体を150℃の熱風中に30秒
保持した後、図示省略した金型に入れ、5Kg/ ai
、 210℃で40秒加圧加熱成形する。これにより最
大圧縮部分では厚さ約671璽のものが10鰭の成形積
層体に成形される。
この成形積層体は全体が良く圧着成形され、プレス後の
脱室によって所望の圧縮部分が復元しようとする不都合
を生じなかった。比較のため、上記と同様にして作製し
た成形前積層体を予備加熱せず、5Kg/cIa、21
0℃で加圧加熱成形したところ同程度の成形性を得るた
めには90秒を要した。
このようにして天井材が成形されるが、この天井材は第
3図に示すように自動車の天井基材5にフェルト1)側
を接着剤により装着して使用される。
発明の効果 本発明は、以上説明したように、吸音材を予備加熱して
からハニカム板等と成形前積層体を形成するか、吸音材
をハニカム板等と積層して成形前積層体を形成し予備加
熱したので、この成形前積層体を金型で加圧加熱成形す
るときにその内部に対する熱の伝達が遅(でもこれを補
完することができ、成形性b(゛良くなり、したがって
低温短時間での成形が可能となり、作業性を改善し、製
造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の製法により作製した成形天
井材を天井基材に取りつけた状態の断面図、第2図は一
般の成形天井材の第1図に相当する断面図、第3図は自
動車の天井に成形天井材を取りつけた状態の説明図、で
ある。 図中、1).1)°は吸音材としてのフェルト、12.
12°、121は接着剤層、13はハニカム板、14は
表皮、5は自動車の天井基材である。 昭和62年12月25日 特許出願人 本田技研工業株式会社 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下層吸音材、ハニカム板及び上層吸音材をそれぞ
    れ接着剤層を介して順次積層し、又はこれらにさらに表
    皮を接着剤層を介して積層して成形前積層体を形成し、
    この成形前積層体を加圧加熱成形することによって得ら
    れる成形積層体からなりかつ自動車の天井基材に取りつ
    けられる成形天井材の製造方法において、上記下層吸音
    材及び上層吸音材を150〜200℃、10秒〜5分予
    備加熱してから上記成形前積層体を形成するか、又は上
    記成形前積層体を150〜200℃、10秒〜5分予備
    加熱してから1〜50Kg/cm^2、200〜230
    ℃、30〜90秒で加圧加熱成形して上記成形積層体と
    することを特徴とする自動車用成形天井材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003522059A (ja) * 2000-02-10 2003-07-22 リーター アウトモーティブ(インターナツィオナール)アクティエン ゲゼルシャフト 吸音効果を有するリアパッケージシェルフパネル材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003522059A (ja) * 2000-02-10 2003-07-22 リーター アウトモーティブ(インターナツィオナール)アクティエン ゲゼルシャフト 吸音効果を有するリアパッケージシェルフパネル材
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