JPH01167544A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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Publication number
JPH01167544A
JPH01167544A JP32541087A JP32541087A JPH01167544A JP H01167544 A JPH01167544 A JP H01167544A JP 32541087 A JP32541087 A JP 32541087A JP 32541087 A JP32541087 A JP 32541087A JP H01167544 A JPH01167544 A JP H01167544A
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JP
Japan
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mold
bacteria
resin
prevent
propagation
Prior art date
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Pending
Application number
JP32541087A
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English (en)
Inventor
Masanori Takeso
當範 武曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂製部材を用いた加湿器に係り、例え
ば自動車搭載用加湿器の如く直射日光を受ける場所で使
用される機会のある加湿器として好適なように改良した
加湿に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、樹脂材には細菌やカビの繁殖が少ないと考えら
れていたが、ファン、洗濯機、冷蔵庫などにおける細菌
やカビの繁殖事例が報告され、衛生上の問題となってい
る。
特に加湿器は、水分の存在や温度条件が細菌やカビの繁
殖を招き易い上に、若し細菌やカビが繁殖した場合はこ
れを気流に乗せて空中に撒き散らすので衛生上の危惧が
深刻である。しかも、臭気を気流に乗せて拡散させると
いう不具合も招く。
こうした問題を解消するため、樹脂製部材に殺菌剤又は
防パイ剤を混入又は塗布した加湿器が公知(実公昭61
−33456)である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
加湿器のように霧を空気により送り出す場合、水分のあ
るところではカビ、バクテリアが繁殖し易く、樹脂部材
の表面なども同様である。特に、水を長時間放置したり
、ゴミ、ホコリ等の多い環境や人ごみの多いところでは
外部からカビ、バクテリアの浸入が発生し易い、特に自
動車搭載用加湿器の場合これらの環境条件が著しく悪い
こうした場合、細菌やカビの繁殖を防止するため、公知
技術を適用して殺菌剤、防パイ剤を樹脂材料に混入・塗
布すると、直射日光による変色という問題が発生する。
即ち、殺菌剤、防パイ剤を含む合成樹脂製部材を用いた
加湿器を、例えば自動車の車室内に設置して直射日光を
受けると、上記の殺菌剤、防パイ剤が分解を生じ、その
分解生成物が合成樹脂材製の構成部材を変色させる。
こうした変色は加湿器の外見的な商品価値を著しく損な
うので甚だ好ましくない。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、合成樹脂
製部材に細菌やカビが繁殖する虞れが無く、しかも、直
射日光を受けても変色する虞れの無い加湿器を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解消するために創作し〜た本発明の要旨
を更に要約すると次の如くである。
(イ)樹脂製部材に殺菌剤、防パイ剤を混入する。
(ロ)樹脂製部材を塗装して、日光による変色を防ぐ。
なお、上記の殺菌剤、防パイ剤は、合成樹脂の成型温度
(約200℃)に耐え得るものを選定することが必要で
ある。
〔作用〕
上記の構成によれば、 (イ)殺菌剤、抗パイ剤の作用により、合成樹脂部材に
細菌やカビが繁殖する虞れが無い。
(ロ)塗装を施しであるので直射日光が遮られ、薬剤の
分解が抑制されて変色の虞れが無くなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の適用対象である加湿器の斜視図である
。本例の加湿器は、水タンク12本体2゜吹出し口3、
及びカバー4を合成樹脂で構成しである。
上記の合成樹脂材料には、細菌の繁殖を防出する薬剤と
してのイルガサンDP300 (2,4゜4トリクロ2
−ハイドロツクスデイフニール)、及び、カビの繁殖を
防止する薬剤としてのTBZ(チアベンダゾール)を、
それぞれ0.05%ずつ混練してあり、その表面に塗装
を施しである。
塗料は一般の合成樹脂用塗料を用いれば良いが。
本実施例においては藤倉化成製のレグラック45MZ(
商標名)を用いた。この塗料の成分はアクリル樹脂+特
殊ポリオレフィン樹脂である。
電源スィッチ6をON操作すると加湿ランプ7が点灯し
、吹き出し口3から霧が吹き出される。
霧化量は、加湿量調節ノブ5に強弱調節が可能である。
又水タンク1の脱着をする際は、ロック解除レバー9に
より該水タンク1をはずす事が出来る。
次に実際の霧化状態及び水、空気の経路を第2図につい
て説明する。水タンク1の水は給水バルブ14により超
音波振動子13へと流され、この超音波振動子13.が
振動する事により水面から水柱が立ち霧化される。この
霧化された水滴(10〜20μ)はファンモータ10に
よりフィルタ11から吸入された空気とミックスされ吹
き出し口3から吹き出される。
従来技術においては、水及び霧と接触する部分の樹脂部
材の内側にはカビ、バクテリアが繁殖する虞れが有った
この水及び霧と接触する部材は水タンク12本体2.吹
き出し口3.カバー4、の内側である。
又、上記部品の外側は日射が直接光たる部分となるため
その表面に存在する殺菌剤、抗パイ剤(以下抗菌剤と総
称する)が紫外線により分解させられ変色する。この変
色を押さえるために出来るだけ抗菌剤の含有%を必要最
少限におさえるとともに、この外表面に塗装を施す。
樹脂材に抗菌剤が含有されていると第3図に示すカビ抵
抗性試験(JISZ2911)結果のように、0.03
  %以上でカビ繁殖を抑制出来る。
本第3図に用いた評価値(0)〜(3)は次表の如くで
ある。
抗菌剤が含有されていないと、評価(3)の如く、試料
表面の25%以上にカビの発生が肉眼で認められる。
第4図は抗菌剤入り合成樹脂剤のハローテストの結果を
示す図表である。本図表の阻止ゾーン記号(++)乃至
(−)は次表の如くである。
抗菌剤が0.03 %以上含有されておれば阻止ゾーン
が十となり、細菌の繁殖を抑制していることが解る。ス
タホリコツカスと大腸菌では、大腸菌の方が阻止ゾーン
が少さいが、一般の細菌の中では大腸菌が非常に強く、
この大腸菌の存在を見れば他の細菌の存在を推定出来る
次に耐候性試験結果を第5図に示す。この試験は、0S
  D2505−1976にのっとってサンシャインカ
ーボンウエザオメータで、83℃xaooh、後の色差
(JIS  Z8730−1970)八Eを測定したも
のである。
抗菌剤含有量0.02%〜0.5%の全範囲について、
塗装の有無による色差の相異が明確に現われている。
抗菌剤の含有量増加に伴って、色差(変色)が大きく増
加する。これに塗装したものは色差が1〜2小さくなり
変色が少なくなっている。この色差ΔE=3以下であれ
ば一般のユーザには変色がほとんどおからない程度で、
外観がその商品性をあられす外表面にはΔE=3以下を
満足させねばならない。この図表から解るように、本発
明を実施する際、殺菌剤、抗パイ剤を各0.3 %程度
配合することが適当である。
〔発明の効果〕
本発明の加湿器を適用すると、合成樹脂製の構成部材に
細菌やカビが繁殖する虞れが無く、しかも、直射日光を
受けても容易に変色しない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の1実施例において適用対象
とした加湿器を示し、第1図は斜視図、第2図は垂直断
面図である。 第3図及び第4図は抗菌剤混入の効果を示す図表、第5
図は塗装の効果を説明するための図表である。 1・・・水タンク、2・・・本体、3・・・吹出し口、
4・・・カバー、5・・・調節ノブ、6・・・電源スィ
ッチ、7・・・加湿ランプ、8・・・給水ランプ、10
・・・ファンモータ、11・・・フィルタ、12・・・
水位センサ、13・・・超音波振動子、14・・・給水
バルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.樹脂によつて構成された部材を含む加湿器において
    、上記樹脂製部材の少なくとも一つに、細菌の繁殖を防
    止する薬剤およびカビの繁殖を防止する薬剤を含有せし
    め、かつ、上記の薬剤を含有する樹脂製部材に塗装を施
    したことを特徴とする加湿器。
JP32541087A 1987-12-24 1987-12-24 加湿器 Pending JPH01167544A (ja)

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JP32541087A JPH01167544A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 加湿器

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JP32541087A JPH01167544A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 加湿器

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JPH01167544A true JPH01167544A (ja) 1989-07-03

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ID=18176532

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JP (1) JPH01167544A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270838A (ja) * 1991-02-26 1992-09-28 Matsushita Seiko Co Ltd 換気扇
JP2020128554A (ja) * 2020-05-12 2020-08-27 リケンテクノス株式会社 抗菌性ハードコート、及びその製造方法
JP2020139157A (ja) * 2020-05-12 2020-09-03 リケンテクノス株式会社 抗菌性ハードコート、及びその製造方法

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