JPH01167078A - 食品を詰めたプラスチック容器の滅菌方法 - Google Patents

食品を詰めたプラスチック容器の滅菌方法

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JPH01167078A
JPH01167078A JP63198768A JP19876888A JPH01167078A JP H01167078 A JPH01167078 A JP H01167078A JP 63198768 A JP63198768 A JP 63198768A JP 19876888 A JP19876888 A JP 19876888A JP H01167078 A JPH01167078 A JP H01167078A
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container
bottom wall
food
pressure
containers
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JP63198768A
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Robert J Mchenry
ロバート・ジェイ・マックヘンリー
Joseph B Brito
ジョセフ・ビー・ブリト
Boh C Tsai
ボー・シー・ツァイ
Mark A Williams
マーク・エイ・ウィリアムズ
Donald C Vosti
ドナルド・シー・ボスティ
James A Wachtel
ジェームズ・エイ・ワッチェル
Wilson T Piall Jr
ウィルソン・ティー・ピアル・ジュニアー
Robert J Reed
ロバート・ジェイ・リード
Krishnaraju Vavadarajan
クリシュナラジュ・ババダラジャン
Kenneth B Spencer
ケネス・ビー・スペンサー
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Primerica Inc
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/18Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents providing specific environment for contents, e.g. temperature above or below ambient
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D55/00Accessories for container closures not otherwise provided for

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食品包装用プラスチック容器に関し、その−態
様においては、本発明は容器およびその内容物の熱処理
後に食品包装工業器の形状を改善する方法に間する。別
の一態様においては、本発明はそのような熱処理後に容
器の満足なく良い)形状を得る方法に関する。さらに別
の一悪様では、本発明は熱処理後のプラスチック容器の
形状を改善するのに適当なプラスチック容器のデザイン
に関する。
食品包装工業においては、容器に食品を詰めそれを閏じ
た後に、容器およびその内容物を熱的に処理して食品を
滅菌し食品が人間による消費にとって安全であるように
することは常識である。
そのような容器の熱処理は、回転式連続蒸煮機、静止レ
トルト等のような種々の設備中で約87.8℃(190
″F)よりも高い温度で行なわれるのが普通であり、そ
して容器は種々の加熱/冷却サイクルに付されてから、
取り出され、積まれ、輸送および販売のために荷造りさ
れる。そのような熱的処理の条件下でプラスチック容器
は、側壁のへこみ変形および/または底壁の変形〔時に
「膨れ」または「ロッカー(揺り千秋)底」と称される
〕により捩れたり変形したりする。これらの変形および
捩れは見苦しく、輸送中に容器の適切な積み重ねを妨げ
、また容器がカウンターや卓天板に置かれたときに容器
を揺らせたり、不安定にしたりする。さらには、底の膨
れは時々、食品の悪化の徴候とみられ、消費者によって
容器が拒否される結果となる。
容器の変形の一原因は、熱的処理中に容器内の圧力が外
部圧力(すなわち熱的処理を実施する設備中の圧力)を
越えることである。この問題の一解決策は、常に外部圧
力が内部圧力よりも高くなるようにすることである。こ
の状態を達成する慣用手段は、食品充填済容器を水媒質
中でそれに内部圧力を補償するに足る空気圧力を掛けて
処理することである。これは周知のレトルトパウチに詰
めた食品を処理するのに使用される手段である。
この解決策の主たる欠点は水媒質中での熱移動が水蒸気
雰囲気中での熱移動よりも効率的でないことである。も
し水蒸気レトルト中における圧力(容器に対しては外部
圧となる)を水蒸気への空気添加によって増大しようと
すれば、この場合にもその熱移動は純粋水蒸気中におけ
る熱移動と比較して低減されることになる。
いくつかの因子が容器中の内部圧力を増大するのに関係
している。食品を詰められ、密閉された後の容器には、
実際上、少量の空気またはその他の気体が容器内の食品
の上面位より上の頂部スペース中に存在することになる
。このような空気または気体の頂部スペースは、容器が
水蒸気の存在下の部分的真空下に密封(容器頂部を水蒸
気で吹き払ってから密封)された場合でさえも、あるい
は熱間充填条件下(87,8℃(190’F)付近〕に
密封される場合でさえも、存在する。熱的処理中に容器
が加熱されるときに、頂部スペース気体は容積および圧
力の著しい増加を受ける0食品の熱膨張;食品の蒸気圧
の増加;容器中に存在する溶存気体;および加熱サイク
ル中の食品中における化学反応によって発生する気体;
によってもさらに内部圧力が追加される。′従って熱処
理中の容器内の経内部圧力は、上記の如き種々の圧力の
すべてのものの合計である。この内部圧力が外部圧力よ
りも高いと、容器は外向きに変形されるようになり、頂
部スペース中の気体を膨張させ、かくして圧力差を低減
しようとする傾向を示す。容器が冷却されているとき、
容器内の圧力は低減してくる。従って、容器の側壁およ
び/または底壁は圧力の低減を補償するように内向きに
縮められるようになる。
一般的にはそのように熱的に処理された容器は、底壁の
膨れおよび/まなはm壁のへこみ変形のための変形をそ
のまま保持することが観察されている。これらの変形を
除き、または実質的に減少させられなければ、そのよう
な容器は消費者に受は入れられないであろう。
熱的処理中に発現する圧力に耐えるに足る厚さをもつ高
硬質樹脂容器を作って、熱的処理に関する問題を除くこ
とができることも知られているものの、実用的な考慮お
よび経済性がら、そのような高硬質容器を食品包装用に
使用することが妨げられている。
従って本発明の一目的は、熱的処理後のプラスチック容
器の形状を改善することである。
本発明の別の目的は、熱処理からもたらされるプラスチ
ック容器の底壁膨れおよび側壁へこみ変形に関する問題
を軽減することである。
本発明のさらに別の目的は、プラスチック容器に食品を
詰め、密封し、そして熱処理した後に満足な容器形状を
得ることである。
本発明のさらに別の目的は、プラスチック容器が熱的な
食品処理条件に付されても満足な形状を有しうるように
する方法ならびに容器形状を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、食品を詰めたプラスチック
容器の熱的な食品処理を促進することである。
本発明の上記目的、その他の目的、特徴および利点は、
下記の詳しい説明および添付図からさらに明らかになる
本発明によれば食品を詰めて熱処理したプラスチック容
器の形状を改善する方法が提供される。
容器の受は入れ難い種々の変形(すなわち、ロッカー底
および/または側壁へこみ変形)は、適切な容器デヂイ
ンにより、熱処理中に容器内に適切な気体頂部スペース
を維持することにより、熱的処理後の容器底壁の矯正を
制御することにより、および/または食品充填および密
封前の空容器を予備収縮させることにより、回避ないし
実質的に低減される。
食品を包装する典型的な操作においては、プラスチック
容器に食品を充填し、次いで各容器を上蓋によって密封
する。前述のように、典型的には容器は、真空下、また
は熱的充填により、あるいは密封中に容器頂部に水蒸気
を通すことにより形成される水蒸気雰囲気中、で密封さ
れる。また前述のように、容器の密封後には、容器中に
いく分かの気体頂部スペースが不可避的に存在する0次
に密封容器を、食品に応じて普通は、約87.8℃(1
90″F)またはそれ以上の温度で熱処理して、容器お
よびその内容物を滅菌し、その後雰囲気温度にまで冷却
する。熱処理および冷却の後、容器を熱処理装置から取
り出し、貯蔵し、次いで販売のため発送する。熱処理工
程の加熱サイクル中に容器内の圧力は、頂部スペース気
体の圧力増加、内容物の蒸気圧、容器中の溶存気体なら
びに、場合により内容物中での化学反応により発生する
ことがある気体のため、そして内容物食品の熱膨張のた
めに、上昇する。従って加熱サイクル中に容器内の圧力
は外部圧力を越えるようになり、その結果容器底壁が外
向きに膨れるようになる。また前述のように熱処理およ
び冷却の後に、容器内の圧力は低下し、容器底壁は、こ
の圧力低下を補償するように内向きに曲がるようになる
。しかし多くの場合に、容器底壁は満足しうる位置また
は形状にまで完全には戻らず、多様な膨れ変形のままと
どまる。
本発明を適切に応用できる容器は、硬質または半硬質プ
ラスチック材料から作られたプラスチック容器であり、
好ましくはその壁を多層積層構造体から作ったものであ
る。典型的な積層構造体は下記のいくつかの材料から構
造される。
ポリプロピレン、またはポリプロピレンと高密度ポリエ
チレンとのブレンドの外側壁:接着剤層; エチレン・ビニルアルコール共重合体層のようなバリヤ
ー層; 接着剤層;および ポリプロピレン、またはポリアロピレンと高密度ポリエ
チレンとのブレンドの内側層。
接着剤は、無水マレイン酸とプロピレンとのグラフト共
重合体で、無水マレイン酸部分がポリプロピレン鎖にグ
ラフト結合されているものが普通である。
しかし、本発明の利点は、その他のプラスチック材料か
ら作られた容器、例えば5層以下また5層以上の積層体
容器や単層容器についても同様に達成されるので、個々
のプラスチック材料の種類自体は要件でない。
第1A図にはプラスチック容器1が示され、これは側壁
3および底壁5を有し、底壁は実質上平坦な部分7と、
中間のリング状部9bを有する外側および内側の曲面環
状リング9.9aとを有している。
第1B図に示されるように、容器は充填された後に、上
蓋11で密封される。前述のように容器の充填および密
封後には、容器の頂部に気体頂部スペース13が残るこ
とになる。
第1C図は、熱処理中または熱処理後であるが、底壁矯
正前の容器1を示す、この図に示したように、容器の底
は、容器内の圧力が外部圧力よりも高いので、外向きに
膨れている。もし適切な手段が施されなければ、容器の
冷却後に、底壁は第1D図に示したように変形したまま
となろう。このような容器形状は、そのロッカー(揺り
形状)底のために不安定であり、あるいは望ましくない
。前述のようにロッカー底(第1D図)および第1E図
、第1F図に示したような側壁へこみ変形、あるいは両
者(第1G図)は、充填および密閉前に容器を予備収縮
させることにより、容器底壁を矯正することにより、そ
れぞれの真空度において容器中の気体頂部スペースを調
節することにより、適切な容器デザインにより、あるい
はこれらの組合わせにより、回避ないし最小限化できる
第1H図は容器の熱処理および矯正後の望ましい容器形
状を示し、これはロッカー底や側壁へこみ変形をもたな
いので、この容器形状は第1B図に示したものと、同一
ないしほぼ同一である。
前述のように加熱サイクル中に、容器内の圧力は、種々
の因子により上昇し、容器底壁は外向きに膨れてくる。
適切な手段を講じないと容器はその大きな内部圧力によ
り破裂することがある。容器は、個々の加熱温度におい
て容器の破裂を生じさせる圧力よりも低い容器内部圧力
で外向きに変形するようなデザインとすべきである。例
えば、低酸性食品(g4:野菜類)を滅欝するのに一般
的に用いられる温度の約121.1℃(250下)にお
いては、容器の内部圧力がその外部圧力よりも約13p
si以上高くなれば容器の一部が裂れることがありうる
もちろん、この圧力は、他の加熱温度において1、 お
よび他の容器寸法およびデザインについては異なってく
ることは明らかである。
加熱サイクル中の容器底壁の外向きの膨れ量、従って容
器の容積増加は、その内部圧力の減少によって容器の破
裂を防止するのに充分でなければならない、かかる容積
増加は、容器頂部スペース中の初期真空度、初期頂部ス
ペース容積、内容物および容器の熱膨張、容器のデザイ
ン、および容器の寸法等のいくつかの因子に左右される
ことが判明した。下記の表■は、多層射出成形容器(3
03X406;直径33ム6インチ(8,1e*)X高
さ4@ム6インチ(11,1cm))についての二つの
異なる熱処理条件での容積変化を示している。
表  r 条    件       倒1L  倒」し水蒸気温
度’C110115,6 充填時内容物温度’C21,121,1密封時圧力ps
ia      6.7  6.7内部圧カー外部圧力 膨張前容器      12.7  17.9P + 
 14.7psi 容器の破裂強度psi    19   18頂部スペ
ース容積、立方インチ 初   期            1.48    
1.48膨張後     3.10  3.11容積増
加        2.62   1.63表1の例B
は、もしその容器が圧力差を16psi未満にまで低減
するように膨張しなかったならば、容器が破裂したであ
ろうことを示している。他方例Aは底壁膨張が破裂防止
のためには必要で条件の一例を表わしている。容器の破
裂は、密封部の欠陥ならびに容器の裂れによって起こる
ものである。底の膨張の結果としての圧力差の減少は、
高い方の圧力において容器が破裂しないとして6有利で
ある。なんとなればそのような圧力差の減少は熱処理中
に容器壁がこうむる「クリープ」または「永久変形」の
量を少なくするからである。後に述べるように、そのよ
うなりリープは熱処理後の底壁の矯正を一層困難にする
容器の容積の所望の増加を達成するには、容器の底壁の
デザインは、底壁の顕著な変形を与えるようになされる
べきであることが判明しな、そのような底壁のデザイン
は、加熱サイクルおよび矯正に鑑み考えられるものであ
る。
加熱サイクル中に破裂させることなく容器の容積を増加
させる要件、および満足しうる底の形状を得るための矯
正のときの底壁の内向き変形の要件を、合致させるには
容器が適切に設計されなければならないことが判明した
。従って容器底壁は底壁のある部分が底壁の他の部分な
らびに容器側壁に比較して小さい応力抵抗を示すように
設計され、成形されなければならない。そのような形状
は、第2図に示されており、底壁は、底壁の部分19や
側壁23.25よりも小さい応力抵抗を有するような形
とされた部分15,17,19,2]のような部分を含
んでいる。
容器の底壁は、底の形状を変えることによって低い応力
抵抗性の部分を有するようにすることができるが、その
ような低応力抵抗領域は容器の材料分布を底壁が一層弱
いく薄い)部分を有するように変えることによっても形
成できる。従って第3および4図に示したように、T、
およびT6における底壁の厚さは底壁の残部の厚さTγ
よりも小さい、同様にT、およびT6は、側壁のいろい
ろな部分における厚さT 2 、 T 3およびT、よ
りも小さい。
同様な材料分布差は第3図に示されている。
低い応力抵抗をもつ部分を含む底形状の他の例は、セグ
メント化された凹状部分く好ましくは同じ寸法の凹部〉
をもつものであり、例えば交差状の凹状部分をもつもの
であり、それらの凹部は、底壁の残部および側壁よりも
低い応力抵抗をもつようにしたものである。好ましくは
交差状の凹部セグメント同志が底の軸心で接合するよう
にする。
深い凹形状は矯正を助長し、他方浅い凹形状は過度の膨
れを防ぐ役目をなす。
容器底壁の外向きの大きな変形は、単にプラスチック壁
を伸長させるよりも、むしろ容器底中の余剰材料の屈曲
解除により普通は最良に達成される。従って、好ましい
容器底壁は、容器の底の未変形容積と所望の容積増加と
の合計に当る容積をもつ半球形キャップとほぼ同じ表面
積をもつように、設計されるべきである9第7図に示し
た半球形キャップの容積は下記式(1)から求められる
V= −h(3a2+h2)r    <1)に こに■は容積であり、hは半球状キャップの項の高さで
あり、aは容器の側壁および底壁の交点における容器半
径である。
半球状キャップの表面積は下記式(2)から求められる
S 2−(a2+h2) −π(2> S2は半球状キャップの表面積であり、aおよびhは前
記の通りである。
所与の寸法(広い寸法範囲内)の容器について、広範囲
の食品加工条件にわたって満足すべき膨れおよび矯正の
ために必要とされる半球状キャップの設計容積および設
計表面積は下記の操作により求められる。
6寸法と几寸法との比を k−一 すなわち b−k a と表わす。満足すべき容器について、kは約0.47で
あることが判明した。従って所与の寸法の満足すべき容
器に必要とされる容積および表面積は下記のように計算
できる。
V =     (0,47)a (3a2+ (0,
47a)2)yrS  2 =  (a24−  (0
,47a)2:l  yr底は屈曲部分において表面積
S1を有するように設計され、従ってSlはS2にほぼ
等しい。
前述のように熱的滅菌サイクルの終了時点で、容器底壁
は外向きに膨れるので、受は入れられる底形状となるよ
うに矯正整形されなければならない。膨れた底は、容器
壁の内外の圧力差を単に除くだけでは、元の形状に戻ら
ないであろう。このような初期形状への復帰がなされな
いのは、プラスチック材料の「クリープ」または「永久
変形」に原因がある。クリープは、多くの重き体材料の
周知の性貫である。底壁は外部圧力を高くまたは容器中
の内部圧力を低くして、容器の外側の圧力が容器内の圧
力を越えるようにすることにより矯正できる。このよう
な矯正は、底壁がr矯正可能温度」である間に最良に実
施できる。このような温度は、底壁を作るのに用いたプ
ラスチックの種頭に応じて異なることはもちろんである
が、ポリエチレン/ポリプロピレンブレンドについては
約44.4℃(112″F)である。
超過外部圧力を加えることによる矯正は、熱的処理の終
了時点くしかし冷却前に)空気、窒素またはある種の不
活性ガスを導入することにより容易に達成できる。内容
物が酸化によって劣化されうる場合には、酸素よりも窒
素または他の不活性ガスを用いるのが好ましく、その理
由は、矯正温度付近においては、プラスチックの酸素お
よび水分バリヤー性が低減されるからである。
容器底壁の矯正中の適切な超過外部圧力の利点を以下の
試験群で説明する。
いくつかの熱成形プラスチ・ンク容器[:401X41
1、すなわち直径4’/、、インチ(10,3cm) 
X高さ4117,6インチ(11,9e輸)〕に557
18インチ0.8cm)の正味頂部スペースを残すよう
に水を充填し、大気条件下に密封し、115.6℃(2
40丁)の水蒸気の雰囲気下に15分間レトルト中で熱
的に処理した。この熱的滅菌処理の終了時点において、
空気をレトルト中へ導入して圧力を10psigから1
5psigまで上昇させた。
その後でレトルト中へ水を導入して容器内容物を71.
1℃(160’F)まで冷却した。このようにした容器
は、著しく膨れた底およびへこみ変形側壁を有していた
上記の操作を別の組の同じ熱成形プラスチ・ンク容器に
ついて同様な条件で繰り返したが、この場合には矯正中
に圧力を25psigまで上昇させてから冷却水を導入
した。このようにした容器は、ロッカー底や側壁へこみ
変形を示さず、それらの容器は溝足しうる形状であった
結果を下記衣■に示す。
従って、表■に示されるように、適切な超過外部圧力を
矯正中に維持して、満足すべき容器形状を得るようにす
べきである。
別に一連の試験ではプラスチック容器(303x406
、すなわち直径8.1c細×高さ11.1c躊)に長さ
1′八へ11八インチ(3,2〜3.8c+*)に切っ
たいんげん豆8.3オンス(235y)を詰めた。少量
の潰食塩水と各容器に入れ、93.3〜96.1℃(2
00〜205”F)の水をオーバーフローするように満
たした。各容器に約0.48cm(’八2インチ)の頂
部スペースを与え、次いで水蒸気流動下に金&:蓋で密
封した。これらの容器を次いで静止レトルト中に金属蓋
が下になるように段々状に積み重ね、各段を隣の段から
穿孔分離板で分離した。2バツチの容器(1バッチ当り
100個)を121.1℃(250丁)の水蒸気中で1
3分間加熱した。加熱サイクルの終了時点で、レトルト
中へ空気を導入して圧力を15psigから25psi
gへ上昇させ、次いで容器を水で5.5分間冷却した0
次いでレトルトを排気して大気圧とし、冷却をさらに5
.5分間続けた。これらの容器を検査したところ、ロッ
カー底や側壁へこみ変形は全く認められず、すべての容
器は満足すべき形状であった。さらに別の一連の試験で
は、プラスチック容器(303X406;直径8.1e
mX高さ11.1cm)に漂白ファンシイ・ビーズ28
9g(10,2オンス)を詰めた。少量の濃塩水を各容
器に加え、容器を93.3〜96.1℃(200″F〜
205″F)の水でオーバーフローするまで満たした。
各容器に0.48cm(’/3zインチ)の頂部スペー
スを与え、次いで水蒸気流動下に金属蓋で密閉した。容
器を静止レトルト中に金属蓋を下にして、穿孔分離板で
分離した4層(4段)に積み重ねた。各層(各段)は2
個の容器からなっていた。次いでそれらの容器を121
.1℃(250下)の水蒸気で19分間加熱した。1バ
ツチの容器を、15〜16psi1gのレトルト圧力に
おいて水で冷却した。このようにした゛容器は、底のロ
ッカー変形および側壁へこみ変形のために適正に矯正さ
れなかった。別のバッチの容器はレトルト中に空気を通
過することによって25psigで矯正され、次いで冷
水で約6分間冷却した後、レトルトを排気して大気圧と
し、さらに6分間冷却した。底のロッカー変形および側
壁のへこみ変形は認められず、このバッチのすべての容
器は満足すべき形状を有した。
以上検討したように、通常の熱的処理サイクルに付され
る容器は、その加熱サイクルの終了時に外向きに膨れて
いる。もしその時点で容器に穴を明けて容器壁をはさん
での内側と外側との圧力差を除き、次いで容器を冷却す
るとすれば膨張状態は存続し、底は矯正されないであろ
う。容器を矯正するには、容器の外側の圧力が、容器の
内側の圧力よりも高くなければならない。
第9図は、特定の多層射出成形容器の膨張底壁を矯正す
るのに必要な圧力差(曲線A)およびそれ以上では側壁
へこみ変形が生ずる圧力差(曲線B)を示している。こ
の関係は0.6℃(33’F)〜121.1℃(250
″F)の範囲にわたって示される。
第9図についてのデータは大気高温空気炉中で容器を2
50℃に加熱して、それを約6psigの内部圧力に数
分間付し、次いで容器温度をグラフ中の種々の温度値に
調節し、次いで内部圧力を矯正およびへこみ変形が起こ
るまで低減し、そして対応する圧力差を登録することに
よって得られたものである。
第9図から、もし容器が65.6℃(150丁)または
それ以上であり、圧力差(外部圧カー内部圧力)を容器
壁にかけると、容器は満足に矯正されるが、もし容器壁
が23.9℃(75′F)またはそれ以下であり、圧力
差をかけると、容器は底矯正に必要とされる圧力よりも
低い圧力で側壁へこみ変形を起こすことが判る。さらに
は、この容器設計に関し、また65.6°C〜121.
1℃(150〜250’F)の温度範囲においては、適
切な矯正のために必要な圧力差と側壁へこみ変形を引き
起こす圧力差との間に差があることも判る。
曲線Aおよび曲線Bが約44.4℃(112下〉で交差
するが、この温度が、それ以下では満足すべき矯正が達
成されない特定温度であることを示している。試験中に
容器を観察している際に65.6℃(150丁)以上で
は、矯正は徐々にそして圧力変化に比例して起こること
が判った。23.9℃(95’F)およびそれ以下では
矯正およびへこみ変形は急激に起こった。
プラスチックが暖かい間に外部圧力を増加させることは
多くの静止レトルトシこおいて、水蒸気加熱後、冷却水
導入前に空気または窒素を導入することによって容易に
達成される。空気および窒素は、容器の矯正において同
等に効果的であるが、空気を使用すると、ある種の容器
の酸素バリヤー特性は、レトルト処理中の高温、高湿条
件下で低減されるので容器中への酸素の望ましくない通
入透過をもたらすことがある。そのような空気または窒
素超過圧力の導入は、多くの回転式レトルト加熱機にお
いても効果的であることが判明した。
その他の場合に、そのような添加気体による超過圧力を
掛けることは実用的でない、なんとなれば、そのような
圧力を冷却中に維持するための設備がなく、あるいは設
備の圧力制限は矯正に必要とされる圧力がその許容圧力
範囲を越えるようなものであるからである。ある特定の
条件下では、そのような外部印加圧力なしでさえも、あ
るいは加熱サイクルの終了時に存在する内部圧力で矯正
のためには不充分な外部圧力であってさえも、所望の矯
正を達成しうろことが判明した。そのような状況下での
適当な矯正への鍵は、容器内容物が外部圧力以下に内部
圧力を低減させるのに充分に冷却された時点で、プラス
チックがまだ比較的柔軟であるように容器を次第に冷却
することである。
これは比較的暖かい冷却水を(少なくとも冷却の初期段
階中に)用いることによって達成される。
いくつかの射出吹込成形多層プラスチック容器(寸法2
11 X 215、すなわち直径2 II/、5インチ
;高さ21%/、8インチ)に、57℃(135下)の
水を種々の頂部空間となるように充填し、銅蓋で二重捲
縮めした(真空度20インチ)。次いでスチルレトルト
中で121℃(250丁)(これは15.3psigス
チーム平衡圧に相当)で90分間熱処理した。この熱的
滅菌の終了時に空気を導入して約15psigの空気圧
とした。
次いで容器内容物を、プラスチック端部に水噴霧を掛け
ることにより、12分間で74℃(165’F)まで下
げたくその間金属蓋側は下にあった)。表11Aは、6
〜10ccの頂部空間を有する容器は上記のように熱処
理されたときに、加熱時の圧力とほぼ同じ冷間中の圧力
により良好に形状修正されることを示している。
表IIA M住禮−レトルト   の多 2          口・ンカー 2          ロッカー 2     良好 2ノ1 4ノ1 4ツノ 4ノ! 4          ロッカー 4            n 4ツノ 6                良  好6   
  〃 6                    n6  
                  /7n n 8ノ1 0t1 10tノ 10ツノ 10ツノ 10          パネル 12               良  好12  
         キンク1 12           キンク 12                良  好12 
     n 12                       
 ツノ14ツノ 14〃 14          パネル 14ツノ 14〃 14                     〃*
 底のリングのうちの一つのリングの周囲の局部的な薄
いスポットによって引き起こされる容器底の変形であり
、これは過多の頂部空間及び減圧によって生じる点がパ
ネルと類似している。
熱処理中に表IIAの条件下で処理された一つの容器の
圧力及びレトルト圧を表■Bに示す。
表1」− 中間時     50  21.5    15.0終
了時     93  21.0    15.0容器
形状修正  98  13.0    14.0冷却終
了    1.09  13.0    14.0圧力
放出    tto   −o、a      。
(処理履歴が表FIHに示されている良好な形状修正の
容器は8ccの頂部空間を有した。)別の試験では、上
記のように水を充填密閉した容器の熱的に滅菌処理し、
「過圧」冷却条件下で冷却した。結果を表■Cに示す。
艮41 中間時     55  15.2    10.5終
了時     109  15.2    10.5過
圧開始    109.5 21.0    17.0
噴水開始    113.5 20.0    19.
5容器形状修正  118.5 18.0    19
.2過圧冷却終了  130  18.0    19
.2圧力放出    131  −0.2     0
(表TICに処理履歴が示され、良好に形状修正された
容器は8ccの頂部空間を有した。)水の代りにチリ及
豆を充填した容器の場合にも表■Cと同様な結果が得ら
れた。その結果を表■Dに示す。
宍」」と 中間時     60  17.0    10.6終
了時     115  17.2    10.8過
圧開始    115.5 19.8    19.5
噴水開始    119  21.0    20.8
容器形状修正  123.5 18.5    19.
5過圧冷却終了  130.5 18.0    19
.5圧力放出    131   0     0下記
の表ICEは、4〜10ccの頂部空間を有するプラス
チック容器が上記のように加熱滅菌処理に付されるとき
に、加熱時圧力よりも約2psi8低い冷却圧力で良好
に形状修正されることを示す。
表1jユ 2     良好 2          ロッカー 2           〃 2                良  好I1 4     良好 4     〃 4      n 4     〃 6ノノ 6      n 6ノ1 6ノl 6                  〃6ノ1 8     良好 8ノ1 8ツノ 8ノ! 8ノ1 8ツノ 10                良  好10 
     ll 10〃 10ノ1 10〃 10          パネル 12      良好 12          パネル 12      良好 12          パネル 12                良  好12ツ
ノ 14          パネル 14ツノ 14           N 14〃 14               良  好14〃 前述のように、底の膨れは、膨れた底壁の相対的剛性が
側壁のそれよりも小さくなければ適当に矯正されない。
この相対的剛性は、外部圧力が内部圧力を越える時点で
のプラスチック壁の温度に左右される。
底壁がその膨張位置から内向きに矯正するような相対的
剛性関係であっても、冷却サイクルの終了時に底壁が満
足しうる容器をなすように充分に必ず矯正するとは限ら
ない、殊に容器中の初期真空度が充分でなければ、底壁
は必ずしも均一に矯正するとは限らない、従って底壁は
多くの場合に底のある領域で内向きに変形するが、他の
部分ではなお外向きに膨れたままで残り、かくして「ロ
ッカー変形」底をなす。さらに大きな部分が、ロッカー
変形底をなすように側壁の基部を越えて伸長していない
ときでさえも、そのような不整いな形の底の外観は望ま
しくない、かかる不均一な矯正は、容器製造工程で成形
されたときのプラスチックの厚さの不均一に主として原
因するものと信じられる。
しかし、そのような不完全な容器を用いてさえも、底の
すべての部分が大きく反対向きになるような条件下で容
器を充填することにより、底の満足すべき均一な矯正が
できることを発見した。殊に、所与の充填高さ、従って
所与の初期頂部スペース容積に関して、充分な反転変形
のために必要とされる所与の最小真空度が存在すること
を発見した。小さい初期頂部スペースに対しては、必要
とされる最小真空度は小さくなる。これら二つの変数の
適切な関係は、最終の頂部スペース中の圧力をほぼ大気
圧にまで増大するのにどの位大きな内向き変形が底に必
要とされるかによって決定されうろことを発見した。頂
部スペースを圧縮するのに必要とされる底壁の内向き変
形が小さすぎると、底は十分には反転変形せずに、ロッ
カー底がもたらされることがありうる。第6図に示した
好ましい容器については、その頂部スペースおよび初期
真空度は頂部気体を室温でほぼ大気圧まで圧縮させるの
には容器の底を少なくとも14立方cTaだけ反転変形
するのに十分でなければならない。
当Y者にとって、食品中に溶解された気体があたかも頂
部スペース中に最初から存在したかの如く挙動して上記
の関係を変動させることは了解されよう。第11図の曲
線Aは容器内容物中に著量の溶存ガスが存在しない場合
(すなわち水)の容器中の頂部スペースと初期真空度と
の関係を示す。
さらに初期真空は、真空密封機により、または頂部スペ
ース中へ水蒸気を吹き付けて頂部スペース中の空気の少
なくとも一部を水蒸気で置換すると同時に周知の「水蒸
気流動」法により容器上に蓋を配置することにより、発
生されることも明らかであろう。
もし容器中の真空度が非常に強いと、底壁は、側壁より
も変形に対して小さい抵抗をもち続ける限り、内向きに
変形することになる。−旦それが凹状ドームを形成して
いた点まで内向きに変形されると、それは側壁よりもさ
らに変形することに対する抵抗が大きくなり始める。そ
の時点でまだ十分な真空が残留しているならば、側壁は
へこみ変形して望ましくない外観を与えることになる。
前述の最小許容真空度におけるように、最大許容真空度
は充填高さに依存する。この場合にも、こ−れらの二つ
の変数の適切な関係は、最終頂部スペース中の圧力を大
気圧にまで増大するのに如何に多くの底の変形が必要と
されるかによって決定されうる。第11図に示した好ま
しい容器については、頂部スペースおよび初期真空度は
容器の底を26立方cra未満だけ凹状変形(反転変形
)するのに充分でなければならない、第11図の曲線B
は、著量の溶存ガスが存在しない場合(すなわち水)に
ついての二つの変数(頂部スペースと真空度)の関係を
表わすものである。
曲線Aより下に入る初期真空度および頂部スペース容積
の値では、容器はロッカー変形底を作り、曲線Bより上
では容器はへこみ変形を起こす0曲線AとBとの間に入
る値が、従って、好ましい。
上記の計算された関係は、アニール処理として知られて
いる本発明方法により特別に処理された一群の容器につ
いての実験結果にほぼ相等する。
これらの容器についてのデータは第10図の曲線A′お
よびB′によって表わされる。そのように処理しなかっ
た容器については、満足に反転すると計算されるような
条件下で、ロッカー変形が認められた。これらの未処理
容器についてのデータは、第1θ図の曲!A″およびB
″で表わされている。
熱的処理後のこのようなロッカー変形底をなすような増
大した傾向は、食品熱処理中に受ける温度においてこれ
らの未処理容器に起こる収縮の結果であることが判明し
た。このような収縮の結果として熱処理後の容器の容積
は、収縮がないと考えられる場合の容積よりも小さい。
それに応じて、頂部スペースをほぼ大気圧にまで圧縮す
るのに必要とされる成文形量は低減され、従って底はそ
のような収縮なしで十分に反転(内向き)変形を達成し
た条件下では、もはや反転変形しなくなる。
上記の検討および以下に示す実験結果から明らかなよう
に、熱処理後の改善された容器形状は、充填または密封
前の容器をアニール処理、すなわち予備収縮することに
より達成できる。
容器の予備収縮は、空の容器を、食品熱処理温度と同一
、または好ましくはそれよりも高い温度でアニール処理
することにより達成しうる。食品の熱的滅菌に必要とさ
れる温度および時間は、食品の種類によって変化するが
、一般的には、はとんどの包装食品について、熱的処理
は約87.8℃(190’F)(熱間充填)ないし約1
32.2℃(270’F)の温度で数分間ないし数時間
行なわれる。もちろん、この時間は商業的要求に合うよ
うに食品を滅菌するのに足る長さであればよい。
各容器について、所与のアニール温度において、ある時
間を越えても容器の容積の著しい減少がもはや検出され
なくなるような対応するーっのアニール時間が存在する
。従って所与の温度において、容器は容器容積の著しい
収縮がさらにアニールしても認められなくなるまでアニ
ール処理される。
炉または類似の装置中で行なわれる別個の熱処理工程に
よる容器の予備収縮以外に、同じ結果は容器を容器製造
操作の一部分として予備収縮させることによっても達成
しうる。金型冷却時間および/または金型温度を調節し
て、金型から取出されるときに容器がより高温であるよ
うにすることにより、食品熱処理中に余り収縮しない容
器を得ることができるやこのことは、多層射出吹込成形
法により作った一連の容器(303X 406)につい
て下記に示されている。その場合に吹込金型中の滞留時
間は、熱処理中の容器の性能に対する種々の温度での容
器取出しの効果を示すために意図的に変えた。
容器  全型閉 金型から 収@(121,1℃)1 
 510 2.4   最も低い  10.2 2.0
2  505 1.2    中間   8.5 1.
73  498 0.1   最も高い  4.4 0
.9容器No、3は室温にまで冷却するときに部分的に
収縮し、121.1℃(250”F)では容器No、1
および2よりも収縮が少なかった。これらすべての容器
に、ある範囲の頂部スペース量および20インチ(50
,8cm)水銀真空度において水を満たし1.121.
1”C(250’F )で15分間レトルト処理して、
良好な容器形状を達成するのに用いる頂部スペースの範
囲を決定した。
11  ゛アユ−1ン  許U、ベースee。
1     なし      39〜401     
    有             20〜402 
    なし       25〜402      
 有           18〜403     な
し      22〜403       有    
      17〜40アニール処理しない場合の容器
N001は、わずかlee、の頂部スペース許容範囲で
あった。アニール処理しない場合の容器No、2および
N013はさらに大きな許容範囲を有した。特に重要な
ことは、別個の加熱工程を行なわない容器N013が、
別個の高温アニール工程を行なった容器N011と実質
的に同じ広さの許容範囲を有したことである。
容器が充填され密封されたときに容器における残留収縮
量は許容頂部スペースの範囲および真空度の範囲に主要
な影響を与える。収縮率が約1.5%(121,1℃で
15分間)を越えると、容器が意図的に予備収縮されて
いない限り、商業的に容器を用いるのが極めて困難にな
る。上記検討の容器は射出吹込成形または熱成形により
作られたものであり、それぞれ1.4%および4%の収
縮率であった。
熱処理食品用に、約9%の残留収縮率を有するその他の
プラスチック容器が開発されており、それらも本発明に
よる予備収縮に用いて有利である。
そのような容器は、いわゆる固相加工成形法と称される
方法を用いて東洋製缶株式会社で製造されているラミコ
ン・カップ(La+*1con Cup:商標)および
スクラップレス・フォーミ・フグ法を用いてそれを開発
したシンシナチ・ミダクロン(C1ncinaci  
M 1dacron)社で製造されている容器である。
本発明方法においてアニール処理容器を用いることの利
点は第10図を参照してさらに理解されよう、第10図
に示したようにアニール処理容器の使用によって密閉の
際に容器中に保持されうる頂部スペース範囲が拡張され
うる。従って、例えば、典型的な多層射出成形吹込成形
容器を21.1℃(70下)の脱イオン水で満たした場
合については、この容器が20インチ(50,8cm)
水銀柱の初期密封真空度で密封されるならば、アニール
処理しない容器のための矯正において許容されうる使用
可能頂部スペースは、26〜40cc、である。これは
14cc、の頂部スペース範囲に相当する。しかし容器
がアニール処理された場合には使用可能頂部スペース容
積は21〜40cc 、であり、従って頂部スペース範
囲は19cc 、である。
このように増大した使用可能頂部スペース範囲によって
、充填工程中の精度が余り高くなくてもよい、商業的な
充填および密封装置は、一般にプラス・マイナス8cc
、の精度で設計されているから、アニール処理容器を用
いるときには、そのような装置の改変を余り必要としな
い。
食品熱処理前に予備収縮された容器を用いることにより
、容器矯正におけるさらに別の利点が得られることも判
明した。予備収縮容器を用いると、以下に述べるように
、より広い充填条件範囲で実施できる。
各容器についての所与のアニール温度において、対応す
るアニール時間があり、それを越えてももはや容器容積
の著しい収縮は生じない、従って、任意の所与の温度に
おいて、容器は容器容積の収縮がもはや検出されなくな
るまでアニール処理する。明らかに、この時間は容器の
製造に用いた種々樹脂によって、また容器壁の相対均厚
によって変りうる。
上述のアニール処理により容器を予備収縮する代りに、
予備収縮済の容器(容積が容器製造工程中に低減されて
いるもの)を用いることも可能である。従って容器が射
出吹込成形法であるには熱成形法によって作られても、
容器の容積はその容器製造工程中に低減されてしまって
いるので、その容器は実質的に非収縮性でありうる。
以下の実施例は、アニール処理(予備収縮)容器使用の
本発明の効果をさらに説明するものである。
去−」L−泗−」− この実施例では、2組の熱成形多層構造容器(303x
 406、すなわち直径3’/、6インチ(8,1c+
s)および高さ46八6インチ(11,1cm)) )
を用いた。
第1組はアニールしなかったが、第2組は121.1’
C(250″F)の空気オーブン中で15分間アニール
し、下記のように測定して容器の20cc 、の容積収
縮がもたらされた。
中央孔を有するプレキシガラス(P lexiglas
s)板を容器の開口端部上に置き、その容器にそのガラ
ス板が水が濡れるようになるまで水を満たした。
この水を満たした容器およびガラス板の重量を測定し、
そして空容器とガラス板との合計重量を差引いてその水
の重量を求めた0次いでその水の容積を、温度およびそ
の温度における密度値から求めた。
容器の操作を容器のアニール処理の前後に繰り返した。
アニールによる低減収縮容積は502cc 、の容器容
積に基いて20cc 、 、すなわち3.9容積%であ
った。
両方の組の容器を23.9℃(75″F)の脱イオン水
で満たし、それらの容器を、20インチ(50,8cm
)水銀柱の真空度の真空密閉機により密閉した0次いで
すべての容器を滅菌レトルト中で121.1℃(250
下)において20分間レトルト処理し、次いで25ps
i(1,756Ay/cm2)で冷却した。この結果を
下記表■に示す。表組中で「ロッカー変形」とは容器が
底壁における膨れのため満足できるものでないことを意
味し、「へこみ変形」とは底壁のへこみ変形を示し、こ
の場合も容器は満足できるものでなく、そして「良」は
、容器は底膨張および側壁へこみ変形を著しくは示さず
に溝?、m l、うるちのであることを示す。
表  ■ 変形   変形 18     良     良     良     
同上20     良     良     良   
  同上22     良     良     良 
    同上24     良     良     
良     同上26     良     良   
  良     同上28     良     良 
    良     同上30     良     
良     良     同上32     良   
  良     良     同上34   へこみ 
 へこみ  良   同上変形   変形 表■に示されるように、アニール(予備収縮)された容
器は底の膨れまたは側壁へこみ変形を有しないが、アニ
ール処理されなかった容器は、ロッカー(揺れ千秋)変
形およびへこみ変形により欠陥がある。さらにはアニー
ル処理容器を使用すると、熱的滅菌処理前にアニールさ
れない容器と比較して、−層拡大した範囲の頂部スペー
ス容積が許容される。
火−鳳一」−?工 使用容器を射出吹込成形により製造したこと以外は同じ
条件で実施例1を繰り返した。アニールによる収縮は7
.9ccすなわち1.6容量%であった。
結果を表■に示す。
表■ 変形   変形 36   へこみ  へこみ へこみ  へこみ変形 
  変形  変形   変形 この実施例の結果も、レトルト処理前の容器のアニール
処理から得られる効果、利点を示している。
犬−」L二眞−」− レトルト(加熱)処理を100℃(212下)で20分
間行なったこと以外は、実施例1と同じに実施した。
表Vに示されるように、前記実施例と同様な結果が得ら
れた。
表■ 17     良     良     良     
同上18     良     良     良   
  同上19     良     良     良 
    同上20     良     良     
良     同上21     良     良   
  良     同上22     良     良 
    良     同上23     良     
良     良     同上24     良   
  良     良     同上25     良 
    良     良     同上26     
良     良     良     同上27   
  良     良     良     同上28 
    良     良     良     同上2
9     良     良     艮     同
上30     良     良     良    
 同上31     良     良     良  
   同上32     良     良     良
     同上33     良     良    
 良     同上34   へこみ  へこみ  良
    良変形   変形 35   へこみ  へこみ へこみ  へこみ変形 
  変形  変形   変形 夾−」L−億一!L 容器を射出吹込成形により得た以外は実施例3の操作を
繰り返した9表Vには前記各実施例と同様な利点が示さ
れている。
表■ 17    良    良   同上   同上19 
   良    良   同上   同上21    
 良     良     良     同上23  
   良     良     良     同上25
     良     良     良     同上
27     良     良     良     
良29     良     良     良    
 良31      良      良      良
      良変形   変形  変形   変形 頂部スペースの使用範囲の拡大は、食品充填段階におけ
る充填精度を余り厳格にしなくてもよいことを意味する
。商業的に用いられている充填および密封装置は、プラ
ス・マイナス8eeの充填精度内に普通設計されている
ので、アニール処理容器は、そのような装置の大きな改
造改良を必要としない。
前記各実施例においては、アニールによる容器の予備収
縮の利点を、実験の簡易化のために水を充填した容器を
用いて説明例示した。これらの利点は、しかしながら、
容器に果物類、野菜類、その他の食料品を詰めるその他
の場合も達成しうるちのである。例えば、射出成形多層
プラスチック容器(寸法303 X 406、すなわち
直径的8.1cmX高さ約11.1e餉)に新鮮な洋ナ
シおよびシロップ(54,4℃、20%砂糖溶液)を充
填し、100℃で20分間レトルト処理した。充填前に
、1組の容器は121.1℃で15分間アニールし、他
方の組の容器はアニールしなかった。7500個の容器
をレトルト処理前にアニールした場合に、成功(良結果
)率は95%もの高い値であり、従って矯正に失敗した
ものはわずか5%であった。アニール処理しない容器の
場合には、はとんどのレトルト処理済容器において矯正
に失敗したので、成功(良結果)率は著しく低かった。
【図面の簡単な説明】
第1A図は食品充填および密封する前の本発明の円筒状
容器の一例の部分面両立面図。 第1B図は食品充填および減圧下での密封後の第1A図
の容器の部分面両立面図。 第1C図は熱処理中、矯正前の第1B図の容器の部分面
両立面図であり、容器底壁の膨張を示している。 第1D図は第1C図の容器の熱処理後のロッカー底を示
す部分面両立面図。 第1E図は第1D図の容器と同様であるが底壁がへこみ
変形を受けた容器の部分面両立面図である。 第1F図は第1E図の線IF−IFに沿う容器の横断面
図。 第1G図は側壁へこみ変形および底壁膨張を示す第1A
図の容器の部分面両立面図。 第1H図は熱処理後の第1A図の容器の部分面両立面図
。 第2図は第1A図の円筒状容器の拡大縦部分断面図。 第3図は、第2図のものと類似の多層熱成形容器の拡大
縦断面図。 第4図は第2図のものと類似であるが、種々の異なる厚
さの壁部分を有する多層射出吹込成形容器の部分拡大断
面図。 第5図は第3図と類似の容器の部分拡大断面図であり、
多層熱成形容器の諸部寸法が示されている。 第6図は、第3図と同様の容器の部分拡大断面図であり
、多層射出吹込成形容器の諸部分寸法が示されている。 第7図は膨張の前後の容器の底壁の形を示す断面図であ
る。 第7A図は第6図の容器の立面図。 第7B図は第7A図の容器の底面図。 第8図は第7図の容器の部分縦断面図。 第9図は底矯正および側壁へこみ変形を温度および圧力
の間数として示すグラフ。 第10図は容器中の気体の初期頂部スペースと容器中の
密封真空度との関係を定める実験データのグラフ表示。 第11図は容器中の気体の初期頂部スペースと容器中の
密封真空度との関係を示す計算のグラフ表示。 第4図における種々の部分の厚さは、ミル単位でT、=
25、T2=31、T3=38、T4=33、TS=1
5、Ts=16、TV=27、である。 特許出願人  アメリカン・カン・カンパニー(外3名
) 罪、2凹 地3凹 本4国 尾7図 葎、7CL国 J)7b凹 々しO

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチック容器に食品を詰め、容器を密封し、そ
    して該食品を詰めた容器を、容器および内容物を滅菌す
    るのに充分な温度および時間で熱的に滅菌することから
    なる、食品を詰めたプラスチック容器の熱的滅菌方法に
    おいて、容器を矯正して満足な容器形状とすることを特
    徴とする上記容器滅菌方法。 2 容器の底壁が矯正しうる状態にある間に矯正整形を
    行なう特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 容器内の内部圧力を越える圧力を容器の外側に保持
    することにより矯正整形を行なう特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 4 容器内の内部圧力を越える圧力を容器の外側に保持
    することにより矯正整形を行なう特許請求の範囲第2項
    に記載の方法。 5 次第に容器を冷却し、そして外側圧力に相対して内
    部圧力を低減させることにより矯正整形を行なう特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 6 次第に容器を冷却し、そして外側圧力に相対して内
    部圧力を低減させることにより矯正整形を行なう特許請
    求の範囲第2項に記載の方法。 7 冷却は容器上に冷媒を通過させることにより実施す
    る特許請求の範囲第5項に記載の方法。 8 冷却は容器上に冷却を通過させることにより実施す
    る特許請求の範囲第6項に記載の方法。 9 プラスチック容器に食品を詰め、容器を密封し、そ
    して該食品を詰めた容器を、容器およびその内容物を滅
    菌するのに充分な温度および時間で熱的に滅菌すること
    からなる、食品を詰めたプラスチック容器の熱的滅菌方
    法において、密封時点での初期真空度および容器中の初
    期気体頂部スペース量を、容器側壁を著しくはへこみ変
    形させることなく容器底壁の矯正整形ができるように選
    定することを特徴とする上記容器滅菌方法。 10 容器の密封時点の初期真空度は約25.4cm〜
    約50.8cm水銀柱である特許請求の範囲第9項に記
    載の方法。 11 プラスチック容器に食品を詰め、容器を密封し、
    そして該食品を詰めた容器を、容器およびその内容物を
    滅菌するのに充分な温度および時間で熱的に滅菌するこ
    とからなる、食品を詰めたプラスチック容器の熱的滅菌
    方法において、該容器の底壁のある部分は底壁の他の部
    分および容器側壁に比較して小さい応力抵抗を示すよう
    にしたことを特徴とする上記容器滅菌方法。 12 容器底壁のある部分は、容器底壁の他の部分およ
    び容器側壁に比較して小さい応力抵抗を示すようにして
    ある特許請求の範囲第9または10項に記載の方法。 13 食品を充填し、密封し、熱的に滅菌したプラスチ
    ック容器の形状を改善する方法であつて、食品充填前に
    容器を予め収縮させること、密封後に容器中に気体頂部
    スペースを維持すること、そして容器の熱的滅菌後に容
    器底壁を矯正することを特徴とする上記容器形状改善方
    法。 14 予備収縮は容器を約87.8℃〜約132.2℃
    の温度でアニールすることにより行なう特許請求の範囲
    第13項に記載の方法。 15 矯正整形は底壁が矯正しうる状態にある間に行な
    う特許請求の範囲第13項に記載の方法。 16 矯正整形は底壁が矯正しうる状態にある間に行な
    う特許請求の範囲第14項に記載の方法。 17 容器内の内部圧力を越える圧力を容器の外側に保
    持することにより底壁を矯正整形する特許請求の範囲第
    13〜16項のいずれかに記載の方法。 18 次第に容器を冷却しそして容器中の内部圧力を外
    部圧力に相対して低減させることにより矯正整形を行な
    う特許請求の範囲第13〜16項のいずれかに記載の方
    法。 19 冷却は容器上に冷媒を通過させることにより行な
    う特許請求の範囲第18項に記載の方法。 20 容器底壁のある部分は底壁の他の部分および容器
    側壁に比較して小さい応力抵抗を示すようにしてある特
    許請求の範囲第13〜16項のいずれかに記載の方法。 21 容器底壁のある部分は底壁の他の部分および容器
    側壁に比較して小さい応力抵抗を示すようにしてある特
    許請求の範囲第17項に記載の方法。 22 容器底壁のある部分は底壁の他の部分および容器
    側壁に比較して小さい応力抵抗を示すようにしてある特
    許請求の範囲第18項に記載の方法。 23 容器底壁のある部分は底壁の他の部分および容器
    側壁に比較して小さい応力抵抗を示すようにしてある特
    許請求の範囲第19項に記載の方法。 24 食品を包装し熱的に滅菌するのに用いるための概
    ね円筒状のプラスチック容器であつて、側壁と容器の底
    蓋を定めている底壁とを有し、その底壁のある部分が底
    壁の他の部分および側壁に比較して応力に対し低い抵抗
    を有するような形態とされていることを特徴とする上記
    プラスチック容器。
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