JPH0116563Y2 - - Google Patents

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JPH0116563Y2
JPH0116563Y2 JP1985197829U JP19782985U JPH0116563Y2 JP H0116563 Y2 JPH0116563 Y2 JP H0116563Y2 JP 1985197829 U JP1985197829 U JP 1985197829U JP 19782985 U JP19782985 U JP 19782985U JP H0116563 Y2 JPH0116563 Y2 JP H0116563Y2
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air
cutting
cutting blade
belt
block
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、木材の切削加工において加工後の切
削面を保護させる装置。詳しくは材料とテーブル
との接触部に空気層を存在させ、この空気層によ
り材料とテーブルとの摩擦を減少させて、切削面
の保護と送材動力の低減を計るベルト送材式木材
削成装置における切削面保護装置に関する。
(従来の技術) 従来、ベルト送材式木材削成機における切削面
保護装置は、実公昭58−8484号公報により公知で
ある。
このものは、適所に切削刃を取付けたテーブル
に、動力により駆動される送りベルトを対設し、
この送りベルトによりテーブル面に材料を圧接移
送してその切削を行なうベルト送材式木材削成装
置において、上記テーブル面の送りベルトに対応
する部分に、切削刃の対応部分を除いて多数の空
気吹出口を送材方向と平行するように縦列に多数
並設し、これら各列の吹出口をテーブルに設けた
同数の送気路と細孔を介して接続すると共に、各
送気路にそれぞれ開閉弁を設け、この開閉弁の操
作により材料の巾以内にある空気吹出口のみへの
給気を可能とした構成のものであるから、材料の
巾以内の空気吹出口だけから空気を吹出させ、必
要な部分のみに空気層を形成させて、材料の浮き
気味な移送を可能とし、切削面の保護と送材動力
の節減とテーブルの冷却を行わせ、切削刃の近く
の部分では空気層を形成させず、材料をテーブル
に密着させて切削刃による切削を確実に行なわせ
ることができる特徴を有するものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記した従来の装置は、板巾に合わせ
て選定した縦列の空気吹出口が、材料の到達前か
ら材料が通過してしまうので、総てが開放して空
気の吹出しを行なつているから、空気が無駄に消
費されて動力のロスが大きい問題点があつた。
本考案はこの問題点を解決するためになされた
もので、テーブル面に設けた空気吹出口を前後方
向の複数のブロツクに区分し、材料の存在するブ
ムツクだけから空気を吹出させ、他のブロツクか
らは吹出させないようにして空気の消費量を必要
最小限に留めるようにしたベルト送材式木材削成
装置における切削面保護装置を提供することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案に関するベルト送材式木材削成機におけ
る切削面保護装置は、図面第1図〜第4図に実施
例を示すように、切削刃5を取付けたテーブル1
と、このテーブル1へ材料を圧接して回転する送
材ベルト13とを対設して、移送材料を切削刃5
により切削させるベルト送材式木材削成装置にお
いて、前記テーブル1面の切削刃5を除く部分に
前後方向の複数のブロツクに区分して設けた多数
の空気吹出口16と、これら空気吹出口16の各
ブロツク毎に設けた送気路18,19,20,2
1と、これら送気路18,19,20,21にそ
れぞれ設けて空気の供給と停止とを行なわせる開
閉弁V1,V2,V3,V4と、前記した空気吹出口1
6の各ブロツクへの材料到達と通過を検知して、
前記開閉弁V1,V2,V3,V4の作動と停止を行な
わせる検知器S1,S2,S3,S4とを備えさせた構成
により前記従来の問題点を解決したものである。
(作用) 前記のように構成される装置は、送材ベルト1
3の始端下部へ材料を送り込むと、第1の検知器
S1が材料を検知して作動し、開閉弁V1を開かせ
て空気源17の空気を第1ブロツクの空気吹出口
16から吹き出させ、材料が第2の検知器S2の位
置に進むと、これが材料を検知して開閉弁V2
開かせ、第2ブロツクの空気吹出口16から空気
を吹出させるため、材料はその下面に吹出し空気
により送材ベルト13の押付け力に対抗する圧力
を与えられると共に、テーブル1との間に空気層
を形成されるから、送材ベルト13の押付け力で
テーブル1へ圧接されることなく、テーブル1上
を浮き気味で進行し、切削刃5の位置に達する
と、この部分には空気吹出口16が設けられてい
ないため材料は送材ベルト13の押付け力で刃物
台3へ密着して切削刃5に確実に掛かり、設定さ
れた厚さ通りに正確に切削され、切削を終わると
材料は第3の検知器S3の位置に進み、検知器S3
これを検知して第3の開閉弁V3を開かせ、第3
ブロツクの空気吹出口16から空気を吹出させ、
更に材料が第4の検知器S4の位置に進んでこれに
検知されるときは、第4ブロツクの空気吹出口1
6から空気を吹出させるため、材料は切削後も吹
出し空気により押付け力の対抗圧を受けると共
に、テーブル1との間に空気層を形成されるため
浮き気味でテーブル1上を進み、切削面をこすら
れることなくテーブル1の後方へ送り出される。
これに伴い材料の後端が順々に第1〜第4ブロ
ツクの空気吹出口16の上を通過して行くと、第
1〜第4の材料の後端検知器S5〜S8がこれを検知
して第1〜第4の開閉弁V1〜V4を順次に閉じさ
せるから、材料通過に伴つて各ブロツクの空気吹
出口16は閉じ、無駄な空気の吹き出しを行なわ
せないようにするものである。
(実施例) 以下に本考案に関する装置の実施の一例を図面
に基づいて説明する。
図において1は突板を製造するスライサー等の
木材削成機におけるテーブルで、機台2の上部に
設け、このテーブル1の中央部に送材方向に対し
て大きな斜交角を持たせた刃物台3を支持させ、
この刃物台3に設けた刃口4の後側に切削刃5を
取付けてある。
6は前記したテーブル1の上方に対設した昇降
体で、その取付け部を機台2の後部に立設したコ
ラム7に係合させて昇降自在とし、なるべく中央
部にねじ等の昇降調整機構8を係合させて、自由
に昇降調整出来るようにすると共に、昇降体6の
両端にそれぞれローラ9,10を軸11,12に
支持させて設け、これらローラ9,10に摩擦の
大きいゴムの送材ベルト13を無端状に懸張し、
この送材ベルト13を一方のローラ9の軸11に
減速機14を介して連係させた可逆モータ15に
より正逆に回転させ、材料の往復移送ができるよ
うにしてある。
16は前記テーブル1面の刃物台3を除く部分
に所定の間隔で多数開口させた空気吹出口で、こ
れら吹出口16を第2図に示すように刃物台3よ
り前方の第1、第2ブロツクと刃物台3より後方
の第3、第4ブロツクとに区分し、更に前記各ブ
ロツクをテーブルの巾の中心から左右の2系統に
区分してあり、各吹出口16はコンプレツサー等
の空圧源17から空気を供給される各ブロツク毎
の送気路18,19,20,21へ0.5mm程度の
細孔22により連通させるもので、この吹出口1
6は圧力の作用面積を得るため直径を10mm程度に
設定してある。
V1,V2,V3,V4は前記した各々の送気路1
8,19,20,21にそれぞれ設けた開閉弁
で、後記する前端検知器により開弁されて空気の
吹出しを行なわせ、後端検知器により閉弁されて
空気の吹出しを止めるようにしたもので、第2図
に示すように送気路16の各ブロツクを左右2系
統に区分する場合は、この開閉弁を同図に示すよ
うに2系統設け、1系統に開閉弁V5を設けて、
この開閉弁V5の開閉により前記開閉弁を1系統
だけか、又は、2系統同時に作動させるようにし
てある。
S1,S2,S3,S4は材料の前端検知器で、送気路
16の第1,第2,第3,第4の各ブロツクの前
部に材料の前端が到達したとき材料端を検知し、
開閉弁V1,V2,V3,V4を開弁させるように送材
ベルト13の抑えローラ23,24,25,26
により操作されるように位置付けしてある。
S5,S6,S7,S8は材料の後端検知器で、送気路
16の第1,第2,第3,第4の各ブロツクの後
端に材料の後端が到達した時、材料端を検知して
開閉弁V1,V2,V3,V4を開弁させるように送材
ベルト13の抑えローラ27,28,29,30
により操作されるように位置付けしてある。
尚、前記した検知器は前端用と後端用を必ずし
も2組用いる必要はなく、前端検知用を1組だけ
用いて、これらによる検知動作で開閉弁V1〜V4
を開弁させると同時に、公知のタイマー,カウン
ター(図面省略)を作動させ、これらが材料の通
過後に前記した開閉弁V1〜V4を開弁させるよう
にしても良いものである。
(考案の効果) 本考案に関する装置は、材料が到達したブロツ
クの空気吹出口からは空気を吹き出させ、材料が
到達しないブロツクや通過したブロツクの空気吹
出口からは吹出させないようにして、空気の消費
料を減少させたから動力の節減ができる。
材料とテーブルとの間に空気層が形成されて材
料を浮き気味で進行させるから、送材抵抗が小さ
くなつて送材の動力を減少させるだけでなく、材
料がテーブルへ圧接されたり、テーブルによりこ
すられたりしないから材料の目つぶれや削り肌の
荒れ等が防止される。
吹出し空気はテーブルや刃物を冷却するため、
刃物やテーブルの熱変形に起因する切削不良や厚
さむらを生じない。
刃物台の部分では材料がこれへ密着して切削刃
の切込みを確実にするから、材料は規定厚さに正
確に切削されて、平面精度、厚さ精度が高くて、
削り肌も良い状態に加工される。
などの特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置を実施したスライ
サーの一例を示す正面図。第2図は同上のテーブ
ル部分を示す平面図。第3図は同上における空気
吹出口の一つを示す拡大縦断側面図。第4図は同
上における材料検知器の配置を示す側面図であ
る。 図において1はテーブル、5は切削刃、13は
送材ベルト、16は多数の空気吹出口、18,1
9,20,21は送気路、V1,V2,V3,V4は開
閉弁、S1,S2,S3,S4は検知器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削刃を取付けたテーブルと、このテーブルへ
    材料を圧接して回転する送材ベルトとを対設し
    て、移送材料を切削刃により切削させるベルト送
    材式木材削成装置において、前記テーブル面の切
    削刃を除く部分に前後方向の複数のブロツクに区
    分して設けた多数の空気吹出口と、これら空気吹
    出口の各ブロツク毎に設けた送気路と、これら送
    気路にそれぞれ設けて空気の供給停止を行なわせ
    る開閉弁と、前記した空気吹出口の各ブロツクへ
    の材料到達と通過を検知して、前記開閉弁の作動
    と停止を行なわせる検知器とを備えさせたことを
    特徴とするベルト送材式木材削成機における切削
    面保護装置。
JP1985197829U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0116563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985197829U JPH0116563Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985197829U JPH0116563Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104903U JPS62104903U (ja) 1987-07-04
JPH0116563Y2 true JPH0116563Y2 (ja) 1989-05-16

Family

ID=31157951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985197829U Expired JPH0116563Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP (1) JPH0116563Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9844225B2 (en) 2010-11-23 2017-12-19 Nestec S.A. Jelly confectionery products having a stabilizer and a fiber blend

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588484U (ja) * 1981-06-01 1983-01-20 三菱電機株式会社 脱水洗濯機

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US9844225B2 (en) 2010-11-23 2017-12-19 Nestec S.A. Jelly confectionery products having a stabilizer and a fiber blend

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Publication number Publication date
JPS62104903U (ja) 1987-07-04

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