JPH01165598A - 合成hivペプチドおよびそれを用いたhiv抗体の検出法 - Google Patents

合成hivペプチドおよびそれを用いたhiv抗体の検出法

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JPH01165598A
JPH01165598A JP63295886A JP29588688A JPH01165598A JP H01165598 A JPH01165598 A JP H01165598A JP 63295886 A JP63295886 A JP 63295886A JP 29588688 A JP29588688 A JP 29588688A JP H01165598 A JPH01165598 A JP H01165598A
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JP
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hiv
peptide
formula
iii
solid phase
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JP63295886A
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English (en)
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Virender K Sarin
ビレンダー・ケイ・セイライン
Kevin M Knigge
ケビン エム ニッジ
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Abbott Laboratories
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、合成ペプチド、それを用いたHIV抗体の検
出法およびHIVワクチンに関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)ヒト
免疫不全ウィルス(human immunodefi
ciency virus : HI V)と称される
レトロウィルスは、現在、後天性免疫不全症候群(AI
DS)の病因物質として知られている。このウィルスの
種々の単離物は、リンパ節疾患関連ウィルス(LAV)
、向ヒトTリンパ球性ウィルス■型(HTLV−III
)またはAIDS関連レトロウィルス(ARV)と称さ
れている。HIVの移行の仕方は完全には理解されてい
ないが、HIVの最も一般的な移行の仕方は、性的接触
、汚染された静脈内器具の使用および汚染された血液製
剤の軸性によるものである。
HIVを試験することは、該ウィルスへの接触の有無を
診断する上において、とりわけ血液製剤を該ウィルスに
よる汚染から防ぐために極めて重要になってきている。
HIVへの接触の有無を検出するために、HIV患者や
AIDSに感染のおそれのある個人の血清、血漿、だ液
または他の生物学的試料中のHIV抗体(抗HIV)レ
ベルを測定する。第一世代のHIV抗体試験においては
、HIV感染細胞溶解物からの不活性化した粗製または
精製ウィルスタンパク質を固相をコーティングするのに
用いる。
細胞溶解物でコーティングした固相は、抗HIVを含有
していると思われる生物学的試料とともにインキュベー
トし、洗浄し、ついで検出可能な標識を付加した抗ヒト
抗体を固相に加える。標識(酵素、放射性同位体または
蛍光分子であってよい)を測定して試料中のHrV抗体
の存在を決定する。
HIV抗原源としてウィルス溶解物を用いることに伴う
問題は、HIVウィルスが感染性の性質を有しているl
;め該ウィルスを製造することに潜在的な危険が伴うこ
とである。またHIVウィルス溶解物は不純物を含んで
いるかもしれないので、これがHIV抗体の試験を妨害
する。従って、安全で非感染性の別のHIV抗原源が必
要となってくる。ざらにHIV抗原が充分に明確にされ
、試験しようとする試料中に含まれている他の非HIV
抗体や他の妨害物質と交差反応を起こさないことも必要
である。
種々の研究により、無症候性のAIDS関連合併症(c
omplex)およびAIDS患者のヒトだ液にgp1
60およびgp120に対するHIV抗体が見出だされ
ることが示されている[アーチボールド(arch i
 ba ld)らのB 1oocL  6ヱ:831−
834(1986)参照]。これらのだ液抗体は、主と
してIgA免疫応答を示す。
HIVの種々の単離物がクローン化されており、その遺
伝的構造が確立されている。HIVゲノムの種々の領域
のヌクレオチドとそれから導き出されたアミノ酸配列が
出版されている。しかしながら、これらの出版された配
列からは、ペプチドとして合成されたときにHIV分子
のどの領域が天然に存在するHIVタンパク質の対応す
る領域と同様の抗原性および免疫原性を有するかについ
ての情報は得られない。
HIV遺伝子のエンベロープ(env)領域は、種々の
潜在する糖鎖部位を有しながら約856残基の前駆体タ
ンパク質をコードしている。前駆体糖タンパク質は分子
量160,000ダルトン(gp 160)に対応し、
−Lys Arg一部位でプロッセシングされて480
アミノ酸のN末端タンパクff(gp120)および3
45アミノ酸タンパク質(gp41)を生成する。酵素
結合抗体免疫吸着アッセイ(ELISA)によると同様
に放射性免疫沈降に続きポリアクリルアミドゲル電気泳
動(RIP−PAGE)を行うことによって、AIDS
およびAIDS関連合併症(ARC)患者から採取した
血清はHIVのenvおよびgag遺伝子コードタンパ
ク質と反応することが示されている。これらのタンパク
質にはgp160、gp120、gp41.p55、p
36、p24、p18およびp12が含まれるが、これ
らに限られるものではない。
バーマン(B erman)らのヨーロッパ特許出願第
227.169号明細書には、AIDS関連ウィルスタ
ンパク質のアミノ酸配列を擬態する(mimickin
g)幾つかのポリペプチドが開示されている。免疫化学
的試薬は、下記合成ポリペプチド配列の2種またはそれ
以上を組み合わせることにより得られる。
すなわちHIVのgag抗原の少なくとも1個の抗原決
定基を擬態するポリペプチド配列、HIVの糖タンパク
質gp120の少なくとも1個の抗原決定基を擬態する
ポリペプチド配列、およびHIVの糖タンパク質gp4
1の少なくとも1個の抗原決定基を擬態するポリペプチ
ド配列。バーマンらは、これらの試薬は天然に存在する
HIVタンパク質を含んでいてもよいが、開示されたポ
リペプチド配列はHIVの天然に存在するgag、 g
pl 20およびgp41タンパク質を実質的に含んで
いてはならないと述べている。バーマンらの開示は、だ
液抗体を検出するのにどのHIV抗原もしくはエピトー
プが重要であるかについては何等示すところかない。
ウオングースタール(Wong−S taal)らの米
国特許出願第779,431号明細書には、ap120
からの15アミノ酸の長さのペプチドが記載されている
このペプチドは、モノクローナル抗体産生およびEL 
I SAアッセイにおける免疫原として有用である。
ポーカ−(p alker)らのProc、NaL’1
.Acad、Sci、UsA、84:2479〜248
3(1987)には、15アミノ酸を含有するgp12
0のC0OH末端領域に由来する合成ペプチドが開示さ
れている。この比較的短いペプチドは、HIV陽性患者
の抗体の反応性を評価するため、およびgp120のC
0OH末端に対するヒト抗体応答の官能的 ゛重要性を
評価するために用いられた。
コーサンド(Corsand)の米国特許第4.629
.783号明細書には、gp120、gp41およびp
24の短い領域の擬態配列を有するペプチドが開示され
ている。これらのペプチドは血液スクリーニング手順に
おいて抗HIVの検出に用いることができるものである
が、ウィルスゲノムのgagまたはenv領域によりコ
ードされるタンパク質を擬態するものである。コーサン
ドにより開示されたペプチドは25未満のアミノ酸を含
有するのが好ましい。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、生物学的試料中のHIV抗体を検出する
のに用いることができ、HIV抗体を産生ずるのに用い
ることができ、またワクチンのために用いることができ
る新規なgp160ペプチドを開発した。これらのペプ
チドはgp160またはそのgp120断片の領域を実
質的に擬態するものであり、非感染性で純粋なHIV抗
原源を提供するものである。
まず塩基対(bp)7221〜7305の領域でコード
されるgp120のアミノ酸490〜517に対応する
短いペプチド(以下、ペプチド■という)cサンチェス
ーペスカドール(S anchez −P escad
r)らの5ciences  22ヱ:484〜492
(1985)参照]を免疫原性/抗原性を試験するため
に合成した。このペプチドは下記式(I)で示されるア
ミノ酸配列を有する。
Y−Tyr−Lys−Tyr−Lys−Val−11e
−Lys−+1e−Glu−Pro−Leu−Gly−
11e−Ala−Pro−Thr−Lys−Ala−(
I )Lys−Arg−Arg−Val−Val−Gl
n−Arg−Glu−Lys−Arg−X 1式中、Yは−H1アミノ酸、ペプチド、タンパク質ま
たはリンカ−1Xは−OH,−NH,、−NR,R,(
式中、R3およびR2はアルキル基を表す)、ペプチド
、タンパク質またはリンカ−を表わす] 下記式(If)で示されるペプチド(以下、ペプチド■
という)のアミノ酸配列は、bp7197〜7305の
領域でコードされるap120のアミノ酸482〜51
7に対応する(サンチェスーパスヵドールの上掲文献参
照)。
Y−Arg−Asp−Asn−Trp−Arg−5er
−Glu−Leu−Tyr−Lys−Tyr−Lys−
Val−11e−Lys−11e−Glu−Pro−(
II)Leu−Gly−I 1e−Ala−Pro−T
hr−Lys−Ala−Lys−Arg−Arg−Va
l−Val−Gln−Arg−Glu−Lys−Arg
−X(式中、XおよびYは前記と同じ) 下記式(III)で示されるペプチド(以下、ペプチド
■という)は、bp7165〜7335の領域をコード
するap120のアミノ酸455〜511に対応する[
ミユージツク(Muesing)らのNature。
l土3:450〜458(1985)参照]。
Y−Thr−Arg−Asp−Gly−Gly−Asn
−Ser−Asn−Glu−5er−Glu−11e−
Phe−Arg−Pro−Gly−Gly−Gly−A
sp−Met−Arg−Asp−Asn−Trp−Ar
g−Ser−Glu−(III)L61−Tyr−Ly
5−4y「−4,ys−Val−Val−Lys−11
e−Glu−Pro−Leu−Gly−Val−Ala
−Pro−Thr−Lys−Ala−Lys−Arg−
Arg−Val−Val−Gln−Arg−Glu−L
ys−Arg−X (式中、XおよびYは前記と同じ) 下記式(IV)で示されるペプチド(以下、ペプチド■
という)はgp120のC末端からgp41のN末端に
わたっており、bp7240〜7389の領域をコード
するアミノ酸480〜529のアミノ酸配列を有する(
ミユージツクらの上掲文献参照)。
Y−Arg−3er−Glu−Leu−Tyr−Lys
−Tyr−Lys−Val−Val−Lys−11e−
Glu−Pro−Leu−Gly−Val−Ala−P
ro−Thr−Lys−Ala−Lys−Arg−Ar
g−Val−Val−(IV)GinlArg−Glu
−Lys−Arg−Ala−Val−Gly−11e−
G 1y−A 1a−Leu−Phe−Leu−G L
y−Phe−Leu−G 1y−Ala−Ala−Gl
y−Ser−Thr−X(式中、XおよびYは前記と同
じ) (発明の構成および効果) これらのペプチドは単独または2以上を組み合わせてH
IV抗原源として用いることができるし、−層大きな担
体分子と結合させてもよい。ペプチドI〜■のlまたは
それ以上を他の抗原およびエピトープ、とりわけp24
やgp41のような他のHI V抗原と組合わせて用い
るのが好ましい。
本発明のペプチドは、溶液中の合成または段階的もしく
は断片結合手順を用いた固相ペプチド法を含む多くの方
法により合成することができる。
本発明のペプチドはまた酵素的に合成することもできる
し、組換えDNA法により融合タンパク質まにはペプチ
ドとすることもできる。これらのペプチドをコードして
いる遺伝子の領域を組換えDNA技術により合成、クロ
ーニングおよび発現させることもでき、この配列をサブ
クローニングし大腸菌、酵母または哺乳動物細胞などの
適当な発現系で発現させることもできる。本発明のペプ
チドは、担体分子を用いるかまたは用いずにHIVの他
のエピトープもしくは抗原と組合わせることができ、組
換えDNA法により発現し、または合成法により融合タ
ンパク質とすることができる。
本発明のペプチドの置換類似体、欠失類似体または付加
類似体も当業者によく知られた方法により製造すること
ができる。
本明細書に記載する種々の実施例に対応するペプチドは
、単独またはそれらの組合わせで、または関連する他の
抗原と組合わせて用いることができる。たとえば、これ
ら種々のペプチドは、スペーサー分子を用いるかまたは
用いないで、互いに物理的に混合または化学的に結合さ
せることができる。これらペプチドは担体ペプチド、タ
ンパク質または支持体に化学的または物理的に結合させ
ることもできる。これらペプチドは、gp41 、gp
120、p55、p24または他のものなどの他の)1
1 V抗原またはエピトープとともに用いることができ
る。これらのペプチド、とりわけペプチド■は、チログ
ロブリンやウシ血清アルブミン(BSA)のような担体
分子に結合させ、単独で抗原としてまたは他のエピトー
プもしくは抗原と組合わせて用いることができる。
つぎに本発明を実施例に基づいてさらに詳しく説明する
が、本発明はこれらに限られるものではない。なお以下
の実施例は、本発明のペプチドの合成法、および純粋で
充分に明確にされた非感染性のHIV抗原として該ペプ
チドを用いるだめの方法を記載したものである。
実施例1 本実施例では、カルボキシ末端から出発した段階的固相
合成法により樹脂支持体上でペプチド■を合成する。バ
ラニー(Barany)およびメリフィールド(Mer
rif 1eld)のThe Peptides、 2
 : 1984、グロス(Gross、E、)およびマ
イネホーファ−(Meinehofer、 J 、)編
、アカデミツクプレス、ニューヨーク、N、Y、(19
80)に記載の手順などを本実施例の合成に用いること
ができる。Boc−L −Arg(Tos) −0CH
2−Pam樹脂を、アプライドバイオシステムズシンセ
サイザー(Applied  B iosystems
  S ynthesizer)、モデル430A[ア
プライド・バイオシステムズ(Applied Bio
systems )、7オスターシテイー、カリフォル
ニアから入手可]の反応容器に移した。保護アミノ酸を
予備成形対称無水物化学(preformed sym
metric anhydride chemistr
y)により段階的方法で樹脂支持体にカップリングした
。ただしアルギニン、アスパラギンおよびグルタミンの
付加については、ケーニッヒ(Konig)およびガイ
ガー(Geiger)のChea+、Ber、、103
ニア88〜798(1970)に記載のDCC/HOB
T手順を用いた。アミノ末端はすべてt−ブチロキシカ
ルボニル基で保護しくt/BOC結合)、種々のアミノ
酸残基の側鎖はArg:Tos%Lys:2−CIZ%
Glu:0BZI。
Thr:Bzl、Tyr:2−BrZで保護した。
完全に保護したペプチド−・樹脂(0,79)を塩化メ
チレン(CHzClx)中で5分間膨潤させた。Nα−
Boa保護基の除去は、60%トリフルオロ酢酸(TF
A/CH,CI、)で脱保護し、CH,CI、で洗浄し
、10%N、N−シイイソプロピルエチルアミン(D 
I EA/CHIC1りにより中和し、ついで最後にC
H,CI、で再び洗浄することにより行った。樹脂を真
空下で乾燥させた。こうして得られたペプチド樹脂を、
p−クレゾール(l m<2)を加えたフッ化水素酸(
HF X 9 mQ)でO′Cにて60分間処理した。
HFを真空下、0°Cにて蒸留して除いた。開裂させた
遊離のペプチドと樹脂をジエチルエーテルの15+iα
アリコートで3回洗浄し、ペプチドを40%酢酸水溶液
(1511112)で3回抽出した。水性抽出物を集め
、ジエチルエーテルの10mQアリコートで3回洗浄し
、その後水層を凍結乾燥して粗製のペプチドを得て精製
に供した。ポリペプチドの精製は、溶媒系として0.1
%TFA/水(A)および100%アセトニトリル(B
)の勾配を用い、分析物[Vydac −214−TP
 54、ビダック・セパレーション・グループ(Vyd
ac 5eparai ion G roup)、ヘス
ペリア、カリフォルニア]についてはl m01分の流
速、セミプレパラティブ(Vydac −214−T 
P 510)カラムについては3 m01分の流速での
04カラム上での逆相高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)により行った。
用いた勾配は以下のようであった。
1分     20分 20%(B) → 20%(B) → 25%(B)1
分 → 20%(B) HPLCカラムからのポリペプチドの溶出は、222n
mおよび280nmでモニターした。ペプチドの組成に
ついては、真空下、6N塩酸(HC1)10.3%フェ
ノール中、150℃で2時間加水分解し、引き続き5I
CA7000Aインテグレーシヨン(integrat
ion)を備えたベックマン6300アミノ酸分析器[
ベックマン・インスッルメンツ(B eckmen I
 nsむruments)、ラブレア、カリフォルニア
より入手可1で分析して確認した。
ペプチド■、■および■についても上記と同様の方法で
合成した。メチオニンはスルホキシドの形で用い、トリ
プトファンはホルミル基(CHO)で保護し、Serは
Bzlで、Aspは0BZLで保護した。メチオニンス
ルホキシドおよびホルミルド  リプトファンを含むペ
プチド−樹脂については、タム(T am)らのJ 、
Am、Chem、Soc、、 l 05 :6422〜
6455(1983)に記載のような「低高(low 
high)JHF手順を用いてペプチドを脱保護し樹脂
から開裂させた。所望のペプチドはまた、脱保護および
開裂のあいだに適当なスカベンジャーを用いることによ
りい保護されていないメチオニンおよびトリプトファン
を用いても合成することができる。ペプチドの精製は、
すべて0.1%TFA水溶液および100%アセトニト
リル勾配系を用いた逆相C,HPLCにより行った。
ペプチドI、n、■および■は、リウ(Liu)らのB
 iochem、 、上8:690〜697(1979
)およびキタガワ(Kitagawa)らのJ 、 B
 iochem、、 92 :585〜590(198
2)に記載のように水溶性のカルボジイミドまたはマレ
イミド−ベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミド(
MBS)を用い、ウシ血清アルブミン(B S A>、
キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)またはチ
ログロブリンのような一層大きな担体分子に結合させて
もよい。
これらの結合体は、ついで配列特異的抗体を生成させる
ために用いることができる。
実施例2 本実施例では、実施例1に記載のペプチドを用い、生物
学的試料中のHIV抗体を検出する方法を説明する。本
実施例に記載の方法により試験することのできる生物学
的試料には、血清や血漿のような血液調製物、尿および
だ液が含まれる。
本発明のペプチドは、とりわけ他のHIV抗原と組合わ
せたときに、HIVに対するIgA、IgGまたはIg
M抗体の存在についてのだ液試験に特に有用である。
ペプチドIと■について、生物学的試料中のHIV抗体
の検出方法におけるHIV抗原源としての有用性を決定
するために、組換えDNA由来HI Vp24 オよび
HIVgp41を用い比較して試験した。
以下のようにして50mM炭酸ナトリウム(pH9,5
)中で4つの抗原溶液を調製した。すなわち、ペプチド
I (1077y/mQ)、ペプチドIII(6,25
p g/ m(1)、組換えDNA由来HIVp24タ
ンパク質(1,64μg/講Q)および組換えDNA由
来HIVgp41タンパク質(125−tニット/mQ
)。p24およびgp41タンパク質は、本発明と共願
にかかる米国特許出願第020.287号明細書(19
87年2月27日出願)に記載の方法により調製した。
各抗原溶液(100μ+2)を、ポリスチレンマイクロ
タイタープレート[ダイナチク・ラボラトリーズ(Dy
naLech Laboratories)、アレクサ
ンドリア、バージニアより入手可Jのウェルに加えた。
本実施例に記載の方法に使用できる他の同相としては、
ビーズ、ペーパーストリップ、微細粒子、ニトロセルロ
ース膜、ポリスチレンチューブ、または他の適当なプラ
スチックまたはペーパー支持体が挙げられる。溶液およ
びプレートを室温で1時間インキュベートし、その後、
溶液を除いてプレートを蒸留水で5回洗浄した。リン酸
バッファー食塩水(PBS)中の10%ウシ血清アルブ
ミン、3%ショ糖および0.05%ツイーン20からな
るオーバーコート溶液(250μQ)をウェルに加えた
。30分インキュベートした後、オーバーコート溶液を
除きプレートを蒸留水で5回洗浄した。
コーティングプレートを引き続き使用するときまで2〜
8°Cで貯蔵した。
コーティングプレートは、抗HIV抗体の検出のための
アッセイに以下のようにして用いた。すなわち、リン酸
バッファー食塩水(0,01M  KH2PO4,0,
15M  NaC1,pH7,2)中の10%ウシ血清
アルブミンおよび2%ツイーン20からなる希釈液中で
l :800に希釈した血清試料または1:10に希釈
しただ液試料(100μI2)をコーティングマイクロ
タイタープレートのウェルに加えた。室温で1時間イン
キュベートした後、試料を除きウェルを蒸留水で5回洗
浄した。抗体−酵素結合体(アルカリホスファターゼ:
ヤギ抗ヒト18Gまたはアルカリホスファターゼ:ヤギ
抗ヒトIgAXI OOμQ)をウェルに加えた。抗体
−酵素結合体はまた、IgM抗体を検出するのであれば
IgM抗体結合体であってもよい。抗体−酵素結合体は
、エングポール(Engvall)らのBiochim
、 B 1ophys、Acta、 25ユニ427〜
434(1971);コーン(K orn)らのJ 、
Mo1.B iol、、 65 :525〜529(1
972);およびアブラメアズ(Avrameas)お
よびターニング(T ernynk)のI mmuno
chemistry、  6 :53〜66(1969
)に記載に従って調製した。室温でさらに1時間インキ
ュベートした後、結合体を除きウェルを蒸留水で5回洗
浄シタ。p−ニトロフェニルホスフェート基質溶液(1
00μQ)をウェルに加え、室温で30分間インキュベ
ートした。2N Na0H(100μQ)をウェルに加
えて反応を停止させた。ウェルの吸光値を405nmで
読み取った。0.200 0.D。
またはそれ以上のカットオフ値で陽性の結果が測定され
た。カットオフ値は、100の陰性および50の陽性の
一対の血清およびだ液試料から得られた結果に基づいて
確立した。結果を第1表、第2表および第3表に示す。
第1表〜第3表の結果は、血清陽性と確認された試料は
すべてgp41.ペプチドIおよびペプチド■に対する
血清1gGを含んでいるが、p24に対する血清反応性
は変化したことを示している。
だ液試料においては、血清陽性試料における1g0反応
性は試験したすべての抗原について変化した。だ液1g
A反応性はp24およびgp41については変化したが
、すべての血清陽性試料はペプチドIおよび■に対する
だ液1gAを含んでいた。
陰性が確認された試料からは試験したすべての抗原につ
いて血清についてもだ液についても反応性が検出されな
かった。一般にペプチド■の反応性はペプチド■の反応
性よりも大きかった。
これらの結果は、ペプチドIおよびペプチド■がHIV
に対する抗体と特異的に反応することを示している。こ
れらの結果はさらに、だ液試料中でHIVに対する抗体
を試験するときにはgp120の少なくとも一部が存在
していなければならないことを示している。
第1表 IDSにかかる危険性の高いもの 第2表 TDSにかかる危険性の高いもの 第3表 IDSにかかる危険性の高いもの 実施例3 本実施例では、ペプチド■、組換えDNA由来p24お
よび組換えDNA由来gp41を用い、HIV抗体を検
出するための微細粒子アッセイを説明する。アミノ修飾
微細粒子[固形分2.5%、平均粒径0.45ミクロン
、ポリサイエンス(Polyscience)、ウオリ
ントン、ペンシルベニアよす市販](100μQ)を、
リン酸バッファー食塩水(PBSX1m12)およびス
ルホ−m−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロキシスク
シンイミド(Sulfo−MBSXPBS中にl 、 
Omg/ +nQX 3 、011112)に加えた。
溶液を室温で1時間撹拌し、その後、微細粒子を500
0 Xyのスピードの遠心分離により単離し、PBSで
2回洗浄し、P B S (1m(1’)中に再び懸濁
した。この再懸濁させた微細粒子にペプチド■の溶液(
蒸留水中にl my/ mQX 30 、u (2)を
加え、室温で2時間撹拌した。微細粒子を5000Xg
のスピードの遠心分離により単離し、0.05%ツイー
ン20を含有するPBSで2回洗浄し、PBS中に再懸
濁させて0.125%溶液を得た。
PBS中に再懸濁させた後、引き続き抗HIVのアッセ
イにp24およびgp41コーティング微細粒子と組み
合わせて用いるときまで2〜8℃で貯蔵した。
p24コーティング微細粒子およびgp41コーティン
グ微細粒子の微細粒子溶液を別に調製するt;め、アミ
ノ修飾微細粒子(固形分2.5%、平均粒径3.0ミク
ロン、ポリサイエンスより市販)(100μm2)を、
各抗原に対し50mMN−メチルモルホリン(pH7,
5X500μQ)および2−イミノチオラン(氷冷0.
IM炭酸水素ナトリウムlμQ当たりl 0mgX30
0μQ)に加えた。溶液を室温で1時間インキュベート
した。p24抗原およびgp41抗原(濃度がp24は
654μ9/ l(1%gp41はI OO,003!
二7ト/dであった他は実施例2に記載のものと同じX
200μQ)を、Sulfo−MB S(P B S中
に3.75μg/l1IQ)(200μQ)とともに室
温で1時間それぞれインキュベートした。ついで各活性
化抗原を微細粒子に加え、室温で一夜インキユベートし
た。微細粒子を遠心分離により単離し、0.05%ツイ
ーン20を含有するPBSで2回洗浄し、PBS中に再
び懸濁させて0.125%溶液を得た。PBS中に再懸
濁させt;後、以引き続き以下に記載するHIV抗体の
微細粒子アッセイに使用するときまで2〜8°Cで貯蔵
した。
各抗原コーティング微細粒子溶液(ペプチド■、p24
およびgp41X20μQ)を、微細粒子アッセイ態様
に配列したファツトマン(Whatman) G F−
Dガラス繊維フィルターの中央部分に滴下した。
このアッセイ態様は、本願と共願にかかる米国特許出願
第831,013号明細書(1986年2月18日出願
)に−層詳細に記載されている。オーバーコート溶液(
PBS中に10%ウシ血清アルブミン、3%ショ糖、0
.05%ツイーン20X300μQ)を加え、装置を4
5°Cで90分間インキュベートしてフィルターを乾燥
させた。なお本実施例においては、上記実施例に記載し
た技術に加えて種々の方法、たとえば吸着、特異的抗体
の使用または他の種々の化学的活性剤の使用により抗原
を微細粒子または他の表面に付着させることができる。
プレフィルタ−はユニットの上に位置しており、ユニッ
トはフィルターおよび抗原コーティング微細粒子を含ん
でいた。このプレフィルタ−に、試料希釈液中(PBS
中の10%ウシ血清アルブミンおよび2%ツイーン20
)の血清かまたはだ液の1:10希釈(200μQ)を
加えた。試料を吸着させた後、ヤギ抗ヒトIgGおよび
IgA:アルカリホス7アターゼの混合物からなる抗体
−酵素結合体(200μQ)をプレフィルタ−を通して
マトリックスに加えた。吸着させた後、プレフィルタ−
を除き、界面活性洗浄溶液(PBS中の1Mグアニジン
塩酸塩、IM  NaC1および0.05%ツイーン2
0XllI+<1)をマトリックスに加えて過剰の抗体
−酵素結合体を除いた。ついでマトリックスに色原体指
示薬(プロモークロロインドリルホスフェート/ニトロ
ブルーテトラゾリウム)を加えた。2分後に洗浄溶液(
l taQ)をマトリックスに加えた。マトリックスを
視覚によりチエツクした。色のついたスポットが現れる
ことにより、試料がHIVに対する抗体を検出可能なレ
ベルまで含んでいることが示された。上記手順で試験し
たがHIVに対する抗体を検出可能なレベルまで含まな
い試料は、マトリックス中に色が生じなかった。結果を
第4表および第5表に示す。
(以下、余白) 第 4 表(微細粒子アッセイ) IDSにかかる危険性の高いもの 第 5 表(微細粒子アッセイ) IDSにかかる危険性の高いもの 実施例4 ペプチドI、 II、I[Iまたは■、またはこれらペ
プチド同士もしくは他のHIV抗原との組合わせを、抗
血清またはワクチンを製造するために用いることができ
る。
抗血清は、以下のようにして本発明のペプチドIまたは
■をウサギに注射して免疫することにより特別に製造す
ることができる。上記ペプチドを以下の一般的手順によ
り担体タンパク質のチログロブリンに結合させる。すな
わち、蒸留水かまたはジメチルホルムアミド中の選択し
たペプチド(2mg)の溶液にl−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(シグマ・ケ
ミカフ1社、セントルイス、ミズーリ、7.0mg/m
Q水)の溶液(36μQ)を0℃で加える。混合物を0
℃で5〜10分撹拌する。ついで、この反応混合物にチ
ログロブリンの溶液(シグマ、PBS中に10 mg/
mQ)(0,5+++Q)を加え、0°Cで一夜撹拌す
る。最後に、バッファーを3回交換しながら混合物をP
BSバッファーに対して透析する。
完全70インドアジユバントをl:lで混合した結合体
ペプチド(2501119)をニューシーラント白ウサ
ギに接種した。引き続くすべてのブースターには不完全
フロインドアジュバントt−1:lで混合した結合体ペ
プチドが含まれていた。各ブースターの2週間後に動物
から採血した。採血を調製して血清中のポリクローナル
抗体を得た。こうして得られたペプチド抗体は、36S
−メチオニンおよび!65−システィンで標識した細胞
溶解物からgp160およびgp120を免疫沈降させ
た。これらの抗体は、たとえば、診断アッセイの試薬と
して、gp120もしくはgp160抗原のアフィニテ
ィー精製のために、または治療もしくは予防用の受動ワ
クチンとして用いることができる。本発明の活性ワクチ
ン溶液は、ペプチドI、 II、 IIIまたは■また
はこれらの組合わせ(または他のHIV抗原との組合わ
せ)を免疫学的に許容し得る希釈液、アジュバントまた
はキャリアー中に懸濁することにより調製することがで
きる。最初のおよびブースターの注射または経口投与は
、免疫を付与するために用いる。
実施例5 本発明のモノクローナル抗体は、HIVの他のエピトー
プとともにまたはH[Vの他のエピトープを用いないで
ペプチドI、  If、■または■またはこれらの組合
わせの免疫量をマウスに注射することにより得ることが
できる。これらペプチドは、実施例4に記載したように
して注射する前に担体タンパク質に結合させる。ついで
免疫した動物からマウス肺臓を除き、ポリエチレングリ
コールヲ用いてミエローマ細胞(たとえばMS−1細胞
)と融合させる。モノクローナル抗体を産生するハイブ
リドーマ細胞を、ヒポキサンチンアミノプテリンチミシ
ン(HA T)培地などの適当な細胞培地中でスクリー
ニングすることにより選択する。HIVタンパク質に特
異的なモノクローナル抗体は、上記ハイブリドーマ細胞
を培養した培地からアフィニティークロマトグラフィー
により単離することができる。
本発明のペプチドは多くの利点を有している。
第一に、本発明のペプチドは非感染性であるため診断に
用いる場合に一層安全である。第二に、本発明のペプチ
ドは低コストで大量に生産することができる。第三に、
本発明のペプチドを単独で含むか、それらの組合わせま
たは他のHIVエピトープとの組合わせを含む診断アッ
セイは、従来のHIVアッセイに比べて感度および特異
性が高い。
第四に、本発明のペプチドはHIVのだ液スクリーニン
グアッセイのための応用が優れている。
以上、実施例に基づいて本発明を説明したが、当業者は
本発明の範囲内で種々の変更を加えることができること
が理解されなければならない。たとえば、本発明のペプ
チドは、診断試験およびワクチンまたは診断アッセイの
ための抗体の産生において、多くのHIVまたは他の抗
原または抗体とともに用いることかできる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)式( I ): 【遺伝子配列があります】( I ) [式中、Yは−H、アミノ酸、ペプチド、タンパク質ま
    たはリンカー、Xは−OH、−NH_2、−NR_1R
    _2(式中、R_1およびR_2はアルキル基を表す)
    、ペプチド、タンパク質またはリンカーを表わす]で示
    されるペプチド、 (b)式(II): 【遺伝子配列があります】(II) (式中、XおよびYは前記と同じ)で示されるペプチド
    、 (c)式(III): 【遺伝子配列があります】(III) (式中、XおよびYは前記と同じ)で示されるペプチド
    、および (d)式(IV): 【遺伝子配列があります】(IV) (式中、XおよびYは前記と同じ)で示されるペプチド
    よりなる群から選ばれたペプチド。
  2. (2)式( I )、(II)、(III)および(IV)で示さ
    れるペプチドおよびそれらの置換類似体、欠失類似体お
    よび付加類似体よりなる群から選ばれたペプチド。
  3. (3)融合タンパク質としてHIVの他のエピトープと
    組み合わされる特許請求の範囲第(2)項記載のペプチ
    ド。
  4. (4)HIVp24、gp41、gp120およびそれ
    らの組合わせよりなる群から選ばれたHIV抗原と組合
    わされる特許請求の範囲第(2)項記載のペプチド。
  5. (5)生物学的試料中のHIV抗体の検出のためのイム
    ノアッセイ法であって、 (a)特許請求の範囲第(1)項に記載の式( I )、
    (II)、(III)および(IV)で示されるペプチドより
    なる群から選ばれたペプチドで固相をコーティングし、
    (b)該固相を生物学的試料とともにインキュベートし
    、 (c)該固相を検出可能な標識で標識した抗ヒトIgと
    ともにインキュベートし、ついで (d)標識を検出して試料中の抗HIVの存在を決定す
    る ことを特徴とする方法。
  6. (6)上記工程(a)において該固相をp24、gp4
    1、gp120およびそれらの組合わせよりなる群から
    選ばれたHIV抗原でさらにコーティングする特許請求
    の範囲第(5)項記載の方法。
  7. (7)固相が下記(i)〜(iii)の1またはそれ以
    上から独立に選ばれた性質を有する特許請求の範囲第(
    5)項記載の方法、 (i)上記工程(a)において固相が特許請求の範囲第
    (3)項記載のペプチドでコーティングされている; (ii)抗ヒトIgが、抗ヒトIgG、IgA、IgM
    およびそれらの混合物よりなる群から選ばれたものであ
    る; (iii)検出可能な標識が、酵素、放射性同位元素お
    よび蛍光分子よりなる群から選ばれたものである。
  8. (8)ヒトだ液試料中のHIV抗体の検出のためのイム
    ノアッセイ法であって、 (a)特許請求の範囲第(1)項に記載の式(I)、(
    II)、(III)および(IV)で示されるペプチドよりな
    る群から選ばれたペプチドで固相をコーティングし、(
    b)該固相をだ液試料とともにインキュベートし、(c
    )該固相を検出可能な標識で標識した抗ヒトIgととも
    にインキュベートし、ついで (d)標識を検出してだ液試料中の抗HIVの存在を決
    定する ことを特徴とする方法。
  9. (9)固相が下記(i)〜(iv)の1またはそれ以上
    から独立に選ばれた性質を有する特許請求の範囲第(8
    )項記載の方法、 (i)上記工程(a)において固相が特許請求の範囲第
    (3)項記載のペプチドでコーティングされている; (ii)ペプチドが式(III)で示されるペプチドであ
    り、HIV抗原がp24およびgp41である;(ii
    i)抗ヒトIgが、抗ヒトIgG、IgA、IgMおよ
    びそれらの混合物よりなる群から選ばれたものである; (iv)検出可能な標識が、酵素、放射性同位元素およ
    び蛍光分子よりなる群から選ばれたものである。
  10. (10)適当なアジュバント中の特許請求の範囲第(1
    )項に記載の式( I )、(II)、(III)、(IV)で示
    されるペプチドおよびそれらの混合物よりなる群から選
    ばれたペプチドで動物を免疫し、ついで動物の血清から
    HIV抗体を得ることにより製造されたHIV抗体。
  11. (11)少なくとも1個の他のHIV抗原と組合わせた
    ペプチドで動物を免疫する特許請求の範囲第(10)項
    記載の方法。
  12. (12)特許請求の範囲第(1)項に記載の式( I )
    、(II)、(III)、(IV)で示されるペプチドおよび
    それらの混合物よりなる群から選ばれたペプチドの免疫
    量を動物に注射し、動物から脾臓を除き、脾臓をミエロ
    ーマ細胞と融合させ、融合細胞を適当な培地中で培養し
    、ついで該培地からHIV抗体を集めることにより調製
    されるHIVに対するモノクローナル抗体。
  13. (13)動物を少なくとも1個の他のHIV抗原と組合
    わせたペプチドで免疫する特許請求の範囲第(12)項
    記載のモノクローナル抗体。
  14. (14)特許請求の範囲第(1)項に記載の式( I )
    、(II)、(III)、(IV)で示されるペプチドおよび
    それらの混合物よりなる群から選ばれたペプチドを適当
    な薬学的に許容し得るキャリアー中に懸濁することによ
    り調製されるHIVワクチン。
  15. (15)ペプチドをさらに少なくとも1個の他のHIV
    抗原と組合わせる特許請求の範囲第(14)項記載のH
    IVワクチン。
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