JPH01164761A - 着色ジルコニアセラミックス - Google Patents
着色ジルコニアセラミックスInfo
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- JPH01164761A JPH01164761A JP62322559A JP32255987A JPH01164761A JP H01164761 A JPH01164761 A JP H01164761A JP 62322559 A JP62322559 A JP 62322559A JP 32255987 A JP32255987 A JP 32255987A JP H01164761 A JPH01164761 A JP H01164761A
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- ceramic
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 40
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 21
- WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N Trioxochromium Chemical compound O=[Cr](=O)=O WGLPBDUCMAPZCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は着色ジルコニアセラミックスに関し、特に、ピ
ンク色の着色ジルコニアセラミックスに関するものであ
る。
ンク色の着色ジルコニアセラミックスに関するものであ
る。
近年、ファインセラミックスの製造技術が進歩するにつ
れて時計ケース、文字盤、ネクタイピン、スパイク鋲、
楯、プレスレット、リング、ボタン、ペンダント等の家
庭用品や装飾部材にセラミックスが多用されるようにな
っている。このような装飾性を要求されるセラミックス
製品には、通常、アルミナ（Ａ１２０３）を主成分とす
るアルミナセラミックスあるいはジルコニアを主成分と
するジルコニアセラミックスが使用されている。また、
これらのセラミックスに適当な顔料を添加することによ
り着色セラミックスが得られている。
れて時計ケース、文字盤、ネクタイピン、スパイク鋲、
楯、プレスレット、リング、ボタン、ペンダント等の家
庭用品や装飾部材にセラミックスが多用されるようにな
っている。このような装飾性を要求されるセラミックス
製品には、通常、アルミナ（Ａ１２０３）を主成分とす
るアルミナセラミックスあるいはジルコニアを主成分と
するジルコニアセラミックスが使用されている。また、
これらのセラミックスに適当な顔料を添加することによ
り着色セラミックスが得られている。
このような着色セラミックスの中でピンク色の着色セラ
ミックスとしては、アルミナセラミックスに酸化クロム
（Ｃｒｚ（ｈ）を添加したものが知られている。
ミックスとしては、アルミナセラミックスに酸化クロム
（Ｃｒｚ（ｈ）を添加したものが知られている。
しかしながら、アルミナセラミックスは結晶の間隙にあ
る粒界の結合強度が比較的弱く、例えばフルーツナイフ
、はさみ等の比較的高強度、高靭性等の物性を要求され
るものには適しない。また、アルミナセラミックスは多
結晶性であるために焼結後の境界研磨に伴い微細な結晶
が欠落するという難点があった。加えて、アルミナセラ
ミックスは結晶及び粒界の全般にわたり多くの空隙があ
るために鏡面研磨をしても深みのある色を有した鏡面が
得られず、装飾部材として不利であり、家庭用品に利用
しても今一つ色彩の鮮やかさあるいはカラフルさに欠け
、ファインセラミックスの良さ、が完全に引き出せない
という難点もある。更に、このアルミナセラミックスは
強度的に弱く、特に衝撃には弱く、例えば不注意に落と
した場合等外部から衝撃が加えられた場合に割れ易いと
いう欠点がある。
る粒界の結合強度が比較的弱く、例えばフルーツナイフ
、はさみ等の比較的高強度、高靭性等の物性を要求され
るものには適しない。また、アルミナセラミックスは多
結晶性であるために焼結後の境界研磨に伴い微細な結晶
が欠落するという難点があった。加えて、アルミナセラ
ミックスは結晶及び粒界の全般にわたり多くの空隙があ
るために鏡面研磨をしても深みのある色を有した鏡面が
得られず、装飾部材として不利であり、家庭用品に利用
しても今一つ色彩の鮮やかさあるいはカラフルさに欠け
、ファインセラミックスの良さ、が完全に引き出せない
という難点もある。更に、このアルミナセラミックスは
強度的に弱く、特に衝撃には弱く、例えば不注意に落と
した場合等外部から衝撃が加えられた場合に割れ易いと
いう欠点がある。
このようなアルミナセラミックスの欠点を解消するため
にジルコニアセラミックスに酸化クロムを添加してピン
ク色に着色された着色ジルコニアセラミックスを得る試
みがなされて来たが、ジルコニアに酸化クロムを添加し
た場合には酸化クロムの添加量が０．０２重量％程度で
灰色（グレー）になり、０．１重量％程度で緑色になっ
てしまい、ピンク色に着色することができないことが判
った。
にジルコニアセラミックスに酸化クロムを添加してピン
ク色に着色された着色ジルコニアセラミックスを得る試
みがなされて来たが、ジルコニアに酸化クロムを添加し
た場合には酸化クロムの添加量が０．０２重量％程度で
灰色（グレー）になり、０．１重量％程度で緑色になっ
てしまい、ピンク色に着色することができないことが判
った。
そこで、従来ではナイフのように特に高強度、高靭性と
いう物性を求められる家庭用品では白色ジルコニアセラ
ミックス製品に着色コーティングをするという方法が採
用されている。しかし、こ、の方法はコーティングとい
う工程を必要とするので製造コストが高価になる上、使
用中にコーティングが剥がれるという問題がある。
いう物性を求められる家庭用品では白色ジルコニアセラ
ミックス製品に着色コーティングをするという方法が採
用されている。しかし、こ、の方法はコーティングとい
う工程を必要とするので製造コストが高価になる上、使
用中にコーティングが剥がれるという問題がある。
本発明は上記の事情を考慮してなされたものであって、
家庭用品、装飾部材等に好適なピンク色の着色ジルコニ
アセラミックスを提供することを目的とするものである
。
家庭用品、装飾部材等に好適なピンク色の着色ジルコニ
アセラミックスを提供することを目的とするものである
。
本発明に係る着色ジルコニアセラミックは、上記の目的
を達成するために、ジルコニアを主成分とし、０．０５
〜０．５重量％の酸化クロムと、１０〜４０重量％の高
純度アルミナを含有させたことを特徴とするものである
。
を達成するために、ジルコニアを主成分とし、０．０５
〜０．５重量％の酸化クロムと、１０〜４０重量％の高
純度アルミナを含有させたことを特徴とするものである
。
上記の構成において、ジルコニアは例えばジルコニア粉
末あるいは水酸化ジルコニウムのように仮焼により粉末
化するものを使用すればよい。ジルコルア粉末の粒径は
特に限定されるものではないが、焼結体の組織を緻密に
するために２０μｍ以下にすることが好ましい。
末あるいは水酸化ジルコニウムのように仮焼により粉末
化するものを使用すればよい。ジルコルア粉末の粒径は
特に限定されるものではないが、焼結体の組織を緻密に
するために２０μｍ以下にすることが好ましい。
酸化クロムはジルコニア中に均等に混合されるようにす
るために２０μｍ以下の粉体として添加することが好ま
しく、その添加量は０．０５〜０゜５重量％とすること
が好ましく、０．２重量％程度にすることが一層好まし
い。酸化クロムの添加量が０．０５重量％未満ではピン
クの着色がほとんど見られないので好ましくなく、また
、０，５重量％を」二回ると第１図に示すように強度が
著しく低下するので好ましくない。
るために２０μｍ以下の粉体として添加することが好ま
しく、その添加量は０．０５〜０゜５重量％とすること
が好ましく、０．２重量％程度にすることが一層好まし
い。酸化クロムの添加量が０．０５重量％未満ではピン
クの着色がほとんど見られないので好ましくなく、また
、０，５重量％を」二回ると第１図に示すように強度が
著しく低下するので好ましくない。
高純度アルミナの粒径は、ジルコニア中に均等に分散さ
れるように粒径２０μｍ以下の例えば易焼結性アルミナ
粉末等の粉体が使用され、その添加量は１０〜４０重量
％が好ましく、２０重量％程度にすることが一層好まし
い。高純度アルミナの添加量が１０重量％未満ではピン
クの着色がほとんど見られないので好ましくなく、４０
重量％を上回ると第２図に示すように強度が著しく低下
するので好ましくない。
れるように粒径２０μｍ以下の例えば易焼結性アルミナ
粉末等の粉体が使用され、その添加量は１０〜４０重量
％が好ましく、２０重量％程度にすることが一層好まし
い。高純度アルミナの添加量が１０重量％未満ではピン
クの着色がほとんど見られないので好ましくなく、４０
重量％を上回ると第２図に示すように強度が著しく低下
するので好ましくない。
尚、酸化クロムの添加量を０．２重量％程度とし、高純
度アルミナの添加量を２０重量％程度とした場合には、
最も優れた色彩の鮮やかさあるいはカラフルさ及び高強
度、高靭性等の物性とを共に得られるので最も好ましい
。
度アルミナの添加量を２０重量％程度とした場合には、
最も優れた色彩の鮮やかさあるいはカラフルさ及び高強
度、高靭性等の物性とを共に得られるので最も好ましい
。
上記のジルコニア、酸化クロム及び高純度アルミナは通
常の着色ジルコニアセラミックスの製法と同様に、例え
ばポットミルにて混練してスラリー化し、成形した後焼
結し、研磨加工される。このようにして得た着色ジルコ
ニアセラミックスは美しいピンク色を呈しており、また
、鏡面研磨仕上げをすることによりジルコニアセラミッ
クスに特有の滑らかで深みのある艶を有した鏡面を得る
ことができる。更に、強度、靭性等の物性においてもジ
ルコニア単味を混練、成形、焼結、研磨して得た無着色
ジルコニアセラミックスに比べて遜色が無かった。
常の着色ジルコニアセラミックスの製法と同様に、例え
ばポットミルにて混練してスラリー化し、成形した後焼
結し、研磨加工される。このようにして得た着色ジルコ
ニアセラミックスは美しいピンク色を呈しており、また
、鏡面研磨仕上げをすることによりジルコニアセラミッ
クスに特有の滑らかで深みのある艶を有した鏡面を得る
ことができる。更に、強度、靭性等の物性においてもジ
ルコニア単味を混練、成形、焼結、研磨して得た無着色
ジルコニアセラミックスに比べて遜色が無かった。
尚、本発明を実施する上では、本発明の効果を損なわな
い範囲でこれらの他に酸化イツトリウム（Ｙ２Ｏ２）等
の安定化剤、シリカ（Ｓｉ） 、チタニア（Ｔｉ）等の
焼結促進剤を添加してもよい。
い範囲でこれらの他に酸化イツトリウム（Ｙ２Ｏ２）等
の安定化剤、シリカ（Ｓｉ） 、チタニア（Ｔｉ）等の
焼結促進剤を添加してもよい。
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
安定化剤として２〜５ｍｏｌχの酸化イソトリウムを含
有した粒径０．１〜２０μｍのジルコニア粉末に、０．
１〜２０μｍの易焼結性アルミナ粉末２０重量％と、０
．１〜１０μｍの酸化クロム粉末０．２重量％を加え、
ボッＩ・ミルにて混練してスラリー化し、成形した後焼
結し、得られた焼結体を研磨加工してフルーツナイフに
仕上げた。
有した粒径０．１〜２０μｍのジルコニア粉末に、０．
１〜２０μｍの易焼結性アルミナ粉末２０重量％と、０
．１〜１０μｍの酸化クロム粉末０．２重量％を加え、
ボッＩ・ミルにて混練してスラリー化し、成形した後焼
結し、得られた焼結体を研磨加工してフルーツナイフに
仕上げた。
仕上げられたフルーツナイフは美しいピンク色を呈して
おり、強度、靭性等の物性についてもジルコニア粉末単
味を混練、成形、焼結後研摩して得た無着色ジルコニア
セラミックス製フルーツナイフと比較しても劣ることな
く、切れ味も鋭かった。更に、ジルコニアセラミックス
に特有の滑らかで深めのある艶を有した鏡面が得られた
。
おり、強度、靭性等の物性についてもジルコニア粉末単
味を混練、成形、焼結後研摩して得た無着色ジルコニア
セラミックス製フルーツナイフと比較しても劣ることな
く、切れ味も鋭かった。更に、ジルコニアセラミックス
に特有の滑らかで深めのある艶を有した鏡面が得られた
。
以上のように、本発明によればジルコニアセラミックス
が有する高強度、高靭性等の優れた物性を損なうことな
く鮮明なピンク色に着色された着色ジルコニアセラミッ
クスを得ることができ、また、鏡面研磨仕上げをするこ
とによりジルコニアセラミックスに特有の滑らかで深み
のある艶を有した鏡面を得ることができ、家庭用品や装
飾部材等に好適な着色ジルコニアセラミックスを得るこ
とができる。
が有する高強度、高靭性等の優れた物性を損なうことな
く鮮明なピンク色に着色された着色ジルコニアセラミッ
クスを得ることができ、また、鏡面研磨仕上げをするこ
とによりジルコニアセラミックスに特有の滑らかで深み
のある艶を有した鏡面を得ることができ、家庭用品や装
飾部材等に好適な着色ジルコニアセラミックスを得るこ
とができる。
第１図は酸化クロムの含有量と曲げ強度との関係を示す
物性線図、第２図はアルミナの含有量と曲げ強度との関
係を示す物性線図である。
物性線図、第２図はアルミナの含有量と曲げ強度との関
係を示す物性線図である。
Claims (1)
- （１）ジルコニアを主成分とし、０．０５〜０．５重量
％の酸化クロムと、１０〜４０重量％の高純度アルミナ
を含有させたことを特徴とする着色ジルコニアセラミツ
クス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62322559A JPH01164761A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 着色ジルコニアセラミックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62322559A JPH01164761A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 着色ジルコニアセラミックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01164761A true JPH01164761A (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=18145029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62322559A Pending JPH01164761A (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | 着色ジルコニアセラミックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01164761A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113480309A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-10-08 | 无锡乾鹏医疗科技有限公司 | 一种红色氧化锆陶瓷及其制备方法 |
| CN115974569A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-18 | 华中师范大学深圳研究院 | 一种彩色氧化锆陶瓷及其制备方法 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62322559A patent/JPH01164761A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113480309A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-10-08 | 无锡乾鹏医疗科技有限公司 | 一种红色氧化锆陶瓷及其制备方法 |
| CN113480309B (zh) * | 2021-08-03 | 2022-07-12 | 无锡乾鹏医疗科技有限公司 | 一种红色氧化锆陶瓷及其制备方法 |
| CN115974569A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-18 | 华中师范大学深圳研究院 | 一种彩色氧化锆陶瓷及其制备方法 |
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