JPH01164557A

JPH01164557A - 研摩装置

Info

Publication number: JPH01164557A
Application number: JP62324817A
Authority: JP
Inventors: Takao Ishida; 石田　喬男; Hiroshi Hagiwara; 洋萩原; Kazumi Kagami; 各務　一三
Original assignee: Sintobrator Ltd
Current assignee: Sintobrator Ltd
Priority date: 1987-12-22
Filing date: 1987-12-22
Publication date: 1989-06-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は金属部品やセラミックス部品等の平坦面を磨（
研摩装置に関するものである。

（従来の技術）金属部品等の平坦面を研摩するには、アランダム、カー
ボランダム等を遊離砥粒として使用するう、ピング方式
と、前記砥粒をラップ円盤に対し埋め込み等により固定
した固定砥粒によるラッピング方式と、平面研削盤によ
る研削方式とが一般に採用されている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、従来の遊離砥粒あるいは固定砥粒による
ラッピング方式では、粉塵の発生、ワークの洗浄、固定
砥粒の目すまり、偏摩耗による加工精度の低下や加工効
率の低下など種々の問題があり、また研削方式では、機
械装置の精度と研摩砥石の精度が加工精度に影響を及ぼ
すため、高精度加工には装置を高価な高精度仕様としな
ければならないうえに、研摩砥石のツルーイングドレ。

シングに細心の注意をはらう必要があり、しかもツルー
イングドレッシングは専用の装置に研摩砥石をつけ替え
て行うため手数と時間を要し、研摩装置の稼動率は低下
する。さらに、所定の仕上面精度を得るには、研摩砥石
の粗さを変えて研摩加工を行う必要があり、研摩作業全
体の自動化や、ランニングコストの低減、加工能率、稼
動率を高めることが困難である等多くの問題点があった
。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記のような問題点を解決した研摩装置に関す
るもので、機台上に、上面を研摩面とする回転研摩砥石
を設けるとともに、該回転研摩砥石の研摩面に向け水平
度調整自在なツルーイングドレッシング用の回転砥石の
下面を接触させてツルーイングドレッシングを行う回転
式のツルーイングドレッシング装置と、前記回転研摩砥
石の研摩面に向けワークの下面を回転させながら押し付
けるワーク保持機構をワーク供給位置から前記回転研摩
砥石の上方の加工位置を経てワーク搬出位置に間歇移動
させるワーク搬入出装置とを設けて該ワーク保持機構に
は研摩加工圧を研１２終期において減圧させる加圧調整
機を組み込んだことを特徴とするものである。

（作用）このような研摩装置は、機台に取付られたワーク搬入出
装置のワーク保持機構をワーク供給位置に停止させてこ
れにワークを保持させたうえ、該ワーク保持機構をワー
ク加工位置である回転研摩砥石の上方まで移動させて停
止させ、ワーク保持装置の加圧力調整機を作動して回転
するワークを回転研摩砥石に所定の圧力で圧接する。そ
して、ワークの研摩数に応じて回転研摩砥石が摩耗すれ
ば、前記した研摩加工を継続しながら機台の上方に別に
設けられている回転式のツルーイングドレッシング装置
も作動させ、その水平度調整自在な回転砥石の下面を回
転研摩砥石に押し付ければ、回転研摩砥石はツルーイン
グとドレッシングが行われて回転研摩砥石の加工精度が
保たれる。また、前記ワーク加工位置におけるワーク加
工において、ワークの研摩の終期には前記加圧力調整機
により加工圧を減圧させてワークの仕上面精度を高める
とともに寸法精度を高めて最終的な仕上げを行う、そし
て、ワークの加工終了後はワーク搬入出装置の作動でワ
ーク保持機構をワーク搬出位置に移動させ、ワーク保持
装置よりワークを取外して１サイクルは終了する。

（実施例）次に、本発明を図示の実施例にもとすいて詳細に説明す
れば、（１）は箱状の機台であって、その傾斜した上面
板（２１には立方晶窒化ホウ素やダイヤモンドのような
超砥粒を用いたメタルボンド砥石のような回転研摩砥石
（３）がその上面を研摩面として取付けられている。（
４）は支柱（５）を介して機台（１）に取付けられるワ
ーク搬入出装置であって、その水平揺動自在な揺動アー
ム（６）にはワークを保持して回転するワーク保持機構
（７）が取付けられていてこのワーク保持機構（７）は
ワーク殿入出装置（４）によりワーク供給位置から加工
位置である回転研摩砥石（３）の上方を経てワーク搬出
位置に間歇的に移動できるようになっている。（８）は
ワーク保持機構（７）に取付けられる加圧力調整機であ
り、該加圧力調整機（８）は研摩初期と研摩終期とでは
ワークの加工圧が変わるようワーク保持機構（７）を昇
降動させるものであり、ワークは研摩初期に研Ｐｉ！終
期より高めの加工圧が加えられて短時間で所定寸法近く
までの荒削りが行われ、研摩終期には加工圧は減圧され
て仕上精度と寸法精度の高い精密仕上げが行われるよう
になっている。（９）は回転研摩砥石（３）の一側に下
端のツルーイングドレッシング用の回転砥石（９ａ）が
臨むよう機台（１）の側壁に昇降装置（１）１）を介し
て昇降動自在に取付けられたツルーイングドレッシング
装置であり、１亥・ンル−イングドレッシング装置（９
）は回転砥石（９ａ）が水平度調整自在で、回転研摩砥
石（３）の上面を精度よく水平にあるいは傾斜面を有す
る凹凸状にドレッシングできるようになっている。なお
、（１））は回転研摩砥石（３）を駆動するモータ、（
１２）は回転ワーク保持機構（７）を駆動するモータ、
（１３）、（１４）は回転式ツルーイングドレッシング
装置（９）の昇降動および回転駆動を行うモータである
。また、ツルーイングドレッシング装置（９）の回転砥
石（９ａ）を水平度調整自在とする水平度調整機構とし
ては、第４図に示すように、昇降装置αＯ）の送りねじ
（ｌｏａ）により昇降される昇降プラケッ）　（１５）
の上端を球面受座（１６）に形成して該球面受座（１６
）に昇降ブラケット（１５）に微細隙（２２）を残して
遊嵌される砥石受（１７）をその上部フランジ（１８）
に形成された球面座部（１９）をもって当接支持させて
該砥石受（１７）に前記回転砥石（９ａ）を軸支させ、
該砥石受（１７）の下部フランジ（２０）の下端面には
３個の調節ポル）　（２１）を螺挿してその上端を前記
昇降ブラケット（１５）の下端面に当接させたものとし
ている。

このように構成されたものは、機台（１）に取付られた
ワーク搬入出装置（４）の揺動アーム（６）に取付られ
ているワーク保持機構（７）を揺動アーム（６）の揺動
によりワーク供給位置に停止させてこれにワークを保持
させたうえ、該ワーク保持機構（７）をワーク加工位置
である回転研摩砥石（３）の上方まで移動させて停止さ
せ、ワーク保持装置（７）の加圧力調整機（８）を作動
して回転するワークを回転研摩砥石（３）に所定の圧力
で圧接する。そして、ワークの研摩数に応じて回転研摩
砥石（３）の研摩面が摩耗すれば、前記した研摩加工を
継続しながら機台（１）の上方に別に設けられている回
転式のツルーイングドレッシング装置（９）も作動させ
、その水平度調整自在なツルーイングドレッシング用の
回転砥石（９ａ）の下面を回転研摩砥石（３）の研摩面
に押し付ければ、回転研摩砥石（３）はツルーイングや
ドレッシングが行われて回転研摩砥石（３）の加工精度
が保たれる。また、前記ワーク加工位置におけるワーク
加工において、ワークの研摩の終期には前記加圧力調整
機（８）により加工圧を減圧させてワークの仕上面精度
を高めるとともに寸法精度を高めて最終的な仕上げを行
う。そして、ワークの加工終了後はワーク搬入出装置（
４）の揺動アーム（６）の作動でワーク保持機構（７ン
をワーク搬出位置に移動させ、ワーク保持装置（４）よ
りワークを取外し、以下、このサイクルを繰り返せばよ
い。

（発明の効果）本発明は前記説明によって明らかなように、回転研摩砥
石を用いているため、ラッピング方式のような粉塵発生
がなくて作業環境が良いうえワークの洗浄が不要となり
、しかも、回転研摩砥石はワーク保持機構と並設されて
いるツルーイングドレッシング装置によりツルーイング
、ドレッシングがワークの研摩と並行して行われるので
加工能率および稼動率が高く、また、研摩加工の加工圧
を研摩初期に高く、研摩終期には低くできるため、所定
寸法値近くまで短時間で研摩したうえ仕上面精度を高く
できることとなって別に仕上加工を行う必要がない。さ
らに、ツルーイングドレッシング装置は水平度調整が可
能であるから、装置本体を高精度仕様とする必要がなく
て安価に提供できる等の多くの利点を有するもので、従
来の研摩装置の問題点を解消するとともに、研摩作業の
自動化やランニングコストを大幅に低減することができ
る研摩装置として業界の発展に寄与するところ極めて大
なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は同じく
一部切欠側面図、第３図は同じく一部切欠平面図、第４
図はツルーイングドレッシング装置の一部切欠側面図で
ある。（１）−機台、（３）二回転研摩砥石、（４）；ワーク
搬入出装置、（７）：ワーク保持機構、（８）：加圧力
調整機、（９）：ツルーイングドレッシング装置、（９
ａ）：回転砥石。特許出願人　　新東ブレーク−株式会社代　　理　　人
　　　　名　　　　嶋　　　　明　　　　即問　　　　
　　　　　　綿　　　　貫　　　　達　　　　離開　　
　　　　　　　　山　　　　本　　　　文　　　　夫ｊ
ＩＫ２図第３図　６４第４図

Claims

【特許請求の範囲】

機台（１）上に、上面を研摩面とする回転研摩砥石（３
）を設けるとともに、該回転研摩砥石（３）の研摩面に
向け水平度調整自在なツルーイングドレッシング用の回
転砥石（９ａ）の下面を接触させてツルーイングドレッ
シングを行う回転式のツルーイングドレッシング装置（
９）と、前記回転研摩砥石（３）の研摩面に向けワーク
の下面を回転させながら押し付けるワーク保持機構（７
）をワーク供給位置から前記回転研摩砥石（３）の上方
の加工位置を経てワーク搬出位置に間歇移動させるワー
ク搬入出装置（４）とを設けて該ワーク保持機構（７）
には研摩加工圧を研摩終期において減圧させる加圧力調
整機（８）を組み込んだことを特徴とする研摩装置。