JPH01164556A - 研摩方法および研摩装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は金属部品やセラミックス部品等の平坦面を磨く
研摩方法および研摩装置に関するものである。

（従来の技術） 金属部品等の平坦面を研摩するには、アランダム、カー
ボランダム等を遊離砥粒として使用するラッピング方式
と、前記砥粒をラップ円盤に対し埋め込み等により固定
した固定砥粒によるラッピング方式と、平面研削盤によ
る研削方式とが一般に採用されている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の遊離砥粒あるいは固定砥粒による
ラッピング方式では、粉塵の発生、ワークの洗浄、固定
砥粒の目すまり、偏摩耗による加工精度の低下や加工効
率の低下など種々の問題があり、また研削方式では、機
械装置の精度と研摩砥石の精度が加工精度に影響を及ぼ
すため、高精度加工には装置を高価な高精度仕様としな
ければならないうえに、研摩砥石のツルーイングドレッ
シングに細心の注意をはらう必要があり、しかもツルー
イングドレッシングは専用の装置に研摩砥石をつけ替え
て行うため手数と時間を要し、研摩装置の稼動率は低下
する等多くの問題点があった（問題点を解決するための
手段） 本発明は前記のような問題点を解決した研摩方法および
研摩装置に関するもので、上面を研摩面として機台上に
設けられて回転する回転研摩砥石の研摩面にワークを押
し付けて研摩するとともに、前記回転研摩砥石の研摩面
にツルーイングドレッシング用の回転砥石を押し付けて
ワーク研摩による回転研摩砥石の研摩面の修正を行うこ
とを特徴とする研摩方法を第１の発明とし、上面を研摩
面とする回転研摩砥石と、ワークを保持して該回転研摩
砥石の研摩面に押しつけるワーク保持装置と、該回転研
摩砥石の研摩面に向けツルーイングドレッシング用の回
転砥石の下面を接触させてツルーイングドレッシングを
行う回転式のツルーイングドレッシング装置とを同一の
機台に組み込んだことを特徴とする研摩装置を第２の発
明とするものである。

（作用） 本発明では、機台に設けられたワーク保持装置にワーク
を保持させたうえ回転研摩砥石に所定の圧力で押し付け
て研摩加工を行う。そして、ワークの押し付けにより回
転研摩砥石の研摩面が摩耗すれば、前記した研摩加工を
継続しながら同し機台に設けられている回転式のツルー
イングドレッシング装置も作動させて回転砥石の下面を
回転研摩砥石の研摩面に押し付ければ、回転研摩砥石は
ツルーイングとドレッシング用の回転砥石により研摩面
の修正が行われるから、回転ｒｆＦ摩砥石の研摩面は常
時適正に保持され、従って、連続して研摩作業を行って
も加工精度が保たれる。

（実施例） 次に、本発明を図示の研Ｎ装置を実施例として詳細に説
明すれば、（１）は箱状の機台であって、その傾斜した
上面板（２）には立方晶窒化ホウ素やダイヤモンドのよ
うな超砥粒を用いたメタルポンド砥石のような回転研摩
砥石（３ンがその上面を研摩面として取付けられている
。（４）は支柱（５）を介して機台１１に取付けられる
ワーク搬入出装置であって、その水平揺動自在な揺動ア
ーム（６）にはワークを保持して回転するワーク保持装
置く７）が取付けられていてこのワーク保持装置（７）
はワーク搬入出装置（４）によりワーク供給位置から加
工位置である回転研摩砥石（３）の上方を経てワーク搬
出位置に間歇的に移動できるようになっている。（８）
はワーク保持装置（７）に取付けられる加圧力調整機で
あり、該加圧力調整機（８）は研摩初期と研摩終期とで
はワークの加工圧が変わるようワーク保持装置（７）を
昇降動させるものであり、ワークは研摩初期に研摩終期
より高めの加工圧が加えられて短時間で所定寸法近くま
での荒削りが行われ、研摩終期には加工圧は減圧されて
仕上精度と寸法精度の高い精密仕上げが行われるように
なっている。（９）は回転研摩砥石（３）の−側に下端
のツルーイングドレッシング用の回転砥石（９ａ）が臨
むよう機台（１１の側壁に昇降装置ＧＯ１を介して昇降
動自在に取付けられたツルーイングドレッシング装置で
あり、該ツルーイングドレッシング装置（９）は回転砥
石（９ａ）が水平度調整自在で、回転研摩砥石（３）の
上面を精度よく水平にあるいは傾斜面を有する凹凸状に
ドレッシングできるようになっている。なお、（１１）
は回転研摩砥石（３）を駆動するモータ、（１２）は回
転ワーク保持装置（７）を駆動するモータ、（１３）、
（１４）は回転式ツルーイングドレッシング装置（９）
の昇降動および回転駆動を行うモータである。また、ツ
ルーイングドレッシング装置（９）の回転砥石（９ａ）
を水平度調整自在とする水平度調整機構としては、第４
図に示すように、昇降装置αψの送りねしく１０ａ）に
より昇降される昇降ブラケット’（１５）の上端を球面
受座（１６）に形成して該球面受座（１６）に昇降ブラ
ケフＩ（１５）に微細隙（２２）を残して遊嵌される砥
石受（１７）をその上部フランジ（１８）に形成された
球面座部（１９）をもって当接支持させて該砥石受（１
７）に前記回転砥石（９ａ）を軸支させ、該砥石受（１
７）の下部フランジ（２０）の下端面には３個の調節ポ
ル）　（２１）を螺挿してその上端を前記昇降ブラケソ
）　（１５）の下端面に当接させたものとしている。

このように構成されたものは、機台（１１に取付られた
ワーク搬入出装置（４）の揺動アーＬ（６）に取付られ
ているワーク保持装置（７）を揺動アーム（６）の揺動
によりワーク供給位置に停止させてこれにワークを保持
させたうえ、該ワーク保持装置（７）をワーク加工位置
である回転研摩砥石（３）の上方まで移動させて停止さ
せ、ワーク保持装置（７）の加圧力調整機（８）を作動
して回転するワークを回転研摩砥石（３）に所定の圧力
で圧接する。そして、ワークの研摩に応じて回転研摩砥
石（３）の研摩面が摩耗すれば、前記した研摩加工を継
続しながら同じ機台（１）の上方に設けられている回転
式のツルーイングドレッシング装置（９）も作動させて
ツルーイングドレッシング用の回転砥石（９ａ）の下面
を回転研摩砥石（３）の研摩面に押し付ければ、回転研
摩砥石（３）の研摩面は修正されて回転研摩砥石（３）
の加工精度が常に保たれる。また、この実施例では前記
ワーク加工位置におけるワーク加工において、ワークの
研摩の柊、　期に前記加圧力調整機（８）により加工圧
を減圧させてワークの仕上面精度を高めるとともに寸法
精度を高めて回転研摩砥石（３）を替えることなく最終
的な仕上げも行えるようになっている。そして、ワーク
の加工終了後はワーク搬入出装置（４）の揺動アーム（
６）の作動でワーク保持機構（７）をワーク搬出位置に
移動させ、ワーク保持装置（４）よりワークを取外し、
以下、このサイクルを繰り返せばよい。

（発明の効果） 本発明は前記説明によって明らかなように、回転研摩砥
石を用いているため、ラッピング方式のような粉塵発生
がなくて作業環境が良いうえワークの洗浄が不要となり
、しかも、回転研摩砥石はその研摩面の偏摩耗が常時ツ
ルーイングドレッシング装置により修正されるので、回
転研摩砥石を機台から取り外すことなく研摩面のツルー
イングドレッシングが可能となって加工能率および稼動
率が高い。さらに、第２の発明ではツルーイングドレッ
シング装置が回転研摩砥石とワーク保持装置の設けられ
ている機台に組み込まれているから、コンパクトな設計
となるうえに常時研摩面が修正される機構としであるの
で装置本体を高精度仕様とする必要がなくて安価に提供
できる等の多くの利点を有するもので、従来の問題点を
解消するとともに、研摩作業の自動化やランニングコス
トを大幅に低減することができる研摩方法および研摩装
置として業界の発展に寄与するところ極めて大なもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の実施例を示す正面図、第２図は同
じく一部切欠側面図、第３図は同じく一部切欠平面図、
第４図はツルーイングドレッシングｌａ　７１の一部切
欠側面図である。 （１）：機台、（３）：回転研摩砥石、（７ン：ワーク
保持ＷＷ、（９）；ツルーイングドレッシング装置、（
９ａ）　：回転砥石。 特許出願人　　新東ブレーク−株式会社代　　理　　人
　　　　名　　　　嶋　　　　明　　　　部間　　　　
　　　　　　　　綿　　　　　貫　　　　　達　　　　
　部同　　　　　　　　　　山　　　　本　　　　文　
　　　夫第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上面を研摩面として機台上に設けられて回転する回
   転研摩砥石の研摩面にワークを押し付けて研摩するとと
   もに、前記回転研摩砥石の研摩面にツルーイングドレッ
   シング用の回転砥石を押し付けてワーク研摩による回転
   研摩砥石の研摩面の修正を行うことを特徴とする研摩方
   法。 ２、上面を研摩面とする回転研摩砥石（３）と、ワーク
   を保持して該回転研摩砥石（３）の研摩面に押しつける
   ワーク保持装置（７）と、該回転研摩砥石（３）の研摩
   面に向けツルーイングドレッシング用の回転砥石（９ａ
   ）の下面を接触させてツルーイングドレッシングを行う
   回転式のツルーイングドレッシング装置（９）とを同一
   の機台（１）に組み込んだことを特徴とする研摩装置。