JPH01164322A - 電気ジャーポット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気ジャーポットに関するものである。

従来の技術 従来、この種の！気ジャーポットは第３図に示すように
構成されている。制御装置１の信号入力側には沸騰検知
手段２と湯温検知手段３と湯温判定手段４、および出湯
モード設定手段５が設けられ、信号出力側には主ヒータ
通電手段６と保温ヒータ通電手段７および電動式出湯装
置°８が設けられている。主ヒータ通電手段６、保温ヒ
ータ通電手段７ｔ−介して通電される主ヒータ９と保温
ヒータ１０は、貯湯槽の水を加熱するようにポット本体
〔図示せず〕に貯湯槽ならびに電動式出湯装置８ととも
に組み込まれており、出湯モード設定手段５を操作する
と、電動式出湯装置８が動作して貯湯槽の湯面の上の空
気層がエアーポンプによって加圧されて貯湯槽の湯が押
し出される。

第４図は主ヒータ９と保温ヒータ１０の通電に関する部
分の前記制御装置ｌのフローチャートを示す。先ず、制
御装置１の演算制御部１１は記憶部１２のプログラムに
従って出力部１３を介して湯温検知手段３に検知温度Ｔ
１を設定し、実際の検知温度をＴとすると制御装置１は
湯温判定部４の信号を入力部１４を介して読み取って、
演算制御部１１ではＴ１くＴがチエツク（ａ−１）され
る。ＴＬ＞Ｔであれば主ヒータ通電手段６を介して商用
電源から主ヒータ９への通電をオンする（ａ−２）。貯
湯槽の水が沸湯し之ことを沸騰検知手段２が検出すると
、演算制御部１１は（ａ−３）で一致を検出して主ヒー
タ９への通電をオフする（ａ−４）。そして制御装置１
は保温モードになって、保温ヒータ通電手段７’！ｉ−
介して商用電源から保温ヒータ１０への通ｔをオンする
（ａ−５）。保温モードにおいて制御装置１は出力部１
３を介して湯温検知手段３に検知温度Ｔ２を設定し、演
算制御部１１では湯温判定手段４の出力からＴ２≧Ｔｅ
チエツクする（ａ−６）。

Ｔ２＜Ｔを検出すると保温ヒータ１０への通電をオフし
て（ａ−７）、　　（ａ−５）から（ａ　−７：）を繰
り返して保温動作を実行し、主ヒータ９への通電オフ後
も貯湯槽の湯温が１２以上に保温されている。なお、第
４図の７０−チャートでは出湯モード設定手段５の読み
取り動作と電動式出湯装置８への通電動作のルーチンが
省かれているが、仁の出湯Ｋかかわるルーチンは（ａ−
１）から（ａ−４）の沸騰加熱モードＡと（ａ　−５）
から（ａ　−７）の保温毫−ドＢの何れの期間において
も設けられておシ、出湯モード設定手段５を操作するこ
とによって、貯湯槽の湯がエアーボンデによって押し出
される。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、ポット本体が水平に置かれ
ていない場合、友とえは転倒しているような場合であっ
ても、商用電源から給電されていれば沸騰加熱モードＡ
または保温モードＢが実行されており、依然として加熱
動作が進行する。ポット本体が転倒したときに出湯モー
ド設定手段に外力が作用して、出湯状態になった場合に
は、熱い湯が電動式出湯装置８によって吐出されてさら
に危険である。

本発明はポット本体が転倒し九ような場合に熱湯が流れ
出すような事故の発生を防止できる！気ジャーポットを
提供することを目的とする。

問題点を解決するｔめの手段 本発明の電気ジャーポットは、貯湯槽の内部の水温に応
じてヒータへの通Ｗ、を制御し、出湯指示を検出したと
きに電動式出湯装置へ通電する制御装置と、前記貯湯槽
とヒータおよび電動式出湯装置が組み込まれ九ポット本
体が水平から所定角度以上に傾いていることを検知する
傾き検知手段とを設け、前記制御装置を、傾き検知手段
がポット本体の傾きを検知したときに前記ヒータと電動
式出湯装置のうちの少なくとも一方へのｍ電をオフする
ように構成しｔことを特徴とする。

作用 この構成によると、ポット本体が所定角度以上に傾いｔ
ことを傾き検知手段が検出すると、制御装置がヒータと
電動式出湯装置の両方、あるいは一方への通電をオフす
る。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図と第２図に基づいて説
明する。なお、従来例を示す第３図および第４図と同様
の作用をなすものには同一の符号を付ξ↑て説明する。

第１図は本発明の電気ジャーポットを示し、制御装置１
の信号入力側に傾き検知手段１５が増設され、それに伴
って制御装置ｌが第２図に示すフローチャートに示すよ
うに変更されている点だけが第３図とは異なっている。

傾き検出手段１５は、貯湯槽と主ヒータ９と保温ヒータ
１０および電動式出湯装置８などが一体に組み込まれて
いるポット本体が、水平から所定角度以上に傾い友こと
を検出するよう構成されている。

制御装置１ｉ、（ａ　−３）で沸騰検知手段２の出力を
チエツクして“沸騰していない“と判定されて（ａ−２
）に戻るまでに（ｂ−１）〜（ｂ−４）のルーチンが追
加され、（ａ−６）で”Ｔ２＜Ｔ”と判定されて（ａ−
５）に戻るまでに〔ｂ−５：）〜（ｂ−ｓ）のルーチン
が追加されている。

（ｂ−１）と（ｂ−５）では、傾き検知手段１５の出力
がチエツクされ、ポット本体が所定角度以上に傾いてい
なければ、それぞれ（ａ−２）、（ａ−５〕へ戻る。（
ｂ−１）でポット本体が所定角度以上に傾いていること
を検出し友場合には、〔ｂ−２〕で主ヒータ９への通電
をオフし、（ｂ−３）で出湯モード設定手段５の操作に
基づいて電動式出湯装置８への通電中であるかをチエツ
クする。

出湯モードでない場合には、（ｂ−１）に戻る。

出湯モードの場合には（ｂ−４）で電動式出湯装置８へ
の通ｔをオフして（ｂ−１）に戻る。〔ｂ−５〕でポッ
ト本体が所定角度以上に傾いていることを検出した場合
には、（ｂ−６）で保温ヒータ１０への通電をオフし、
（ｂ−７）で出湯モード設定手段５の操作に基づいて電
動式出湯装置８への通電中であるかをチエツクする。出
湯モードでない場合には、（ｂ−５）に戻る。出湯モー
ドの場合には（ｂ−ｓ）で電動式出湯装置８への通電を
オフして（ｂ−５）に戻る。

このように沸騰加熱モードＡの期間にポット本体が転倒
して出湯モード設定手段５が出湯モードにセットされて
も、（ｂ−２）で主ヒータ９への通電全オフして、（ｂ
−４）で電動式出湯装置８への通電をオフして出湯動作
を打ち切る。保温モードＢの期間にポット本体が転倒し
て出湯モード設定手段５が出湯モードにセットされても
、〔ｂ−６〕で保温ヒータ１０への通電をオフして、〔
ｂ−８〕で電動式出湯装置８への通電をオフして出湯動
作を打ち切る。

上記実施例では、ポット本体が転倒しｔときに主ヒータ
９ｔｍは保温ヒータ１０へのｉｔオフとともに電動式出
湯装置８への通電をオフするように構成し几ため、それ
以後における貯湯槽内の湯温の上昇ならびに出湯動作が
行われないｔめ非常に安全である。しかし、主ヒータ９
と保温ヒータ１０と電動式出湯装置８のうちの少なくと
も１つへの通電をオフするように制御装置１を構成する
だけであっても、従来の電動式ジャーポットに比べて安
全性が向上するものである。

発明の効果 以上のように本発明に工れば、貯湯槽とヒータおよび電
動式出湯装置が組み込まれｔポット本体が水平から所定
角度以上に傾いていることを検知する傾き検知手段を設
け、傾き検知手段がポット本体の傾きを検知しｔときに
前記ヒータと電動式出湯装置のうちの少なくとも一方へ
の通！？オフするように制御装置を構成し友ため、ポッ
ト本体が転倒し几ような場合には、電動式出湯装置、ヒ
ータのうちの適当なものへの通電が自動的にオフされ、
従来の電気ジャーポットに比べて安全性が大幅に向上す
るものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の電気ジャーポットの一実施例の構成図
、第２図は同装置のフローチャート図、第３図は従来の
電気ジャーポットの構成図、第４図は同装置のフローチ
ャート図である。 １・・・制御装置、８・・・電動式出湯装置、９・・・
主ヒータ、１０・・・保温ヒータ、１５・・・傾き検知
手段。 代理人　　　珠　　本　　義　　弘 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、貯湯槽の内部の水温に応じてヒータへの通電を制御
   し、出湯指示を検出したときに電動式出湯装置へ通電す
   る制御装置と、前記貯湯槽とヒータおよび電動式出湯装
   置が組み込まれたポット本体が水平から所定角度以上に
   傾いていることを検知する傾き検知手段とを設け、前記
   制御装置を、傾き検知手段がポット本体の傾きを検知し
   たときに前記ヒータと電動式出湯装置のうちの少なくと
   も一方への通電をオフするように構成した電気ジャーポ
   ット。