JPH0116402Y2 - - Google Patents

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JPH0116402Y2
JPH0116402Y2 JP8621181U JP8621181U JPH0116402Y2 JP H0116402 Y2 JPH0116402 Y2 JP H0116402Y2 JP 8621181 U JP8621181 U JP 8621181U JP 8621181 U JP8621181 U JP 8621181U JP H0116402 Y2 JPH0116402 Y2 JP H0116402Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
athletic shoes
reinforcing
athletic
shoe
reinforcing component
Prior art date
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JP8621181U
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JPS57197202U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として陸上競技の400米競争或いは
中、長距離競争競技の所謂トラツク競技に専ら着
用するものとして好適な運動靴に関するものであ
る。
ところでトラツク競技では常に左回り走行が大
原則であることは自明の理である。してみるとト
ラツクのコーナーを走行する際即ちコーナリング
で生ずる遠心力(ランニングコースの軌線の外側
方向へ作用する力)は靴甲被内における左右の足
を靴甲被のそれぞれ右側方向に片寄らせ靴甲被の
右側を強く押圧する力が働く、従つて左右両足に
着用する運動靴のそれぞれの右側部辺に対応する
甲被部の支持力が弱いと、甲被に変形が生じ足が
外側にズレ所謂横ズレが生じランニングスピード
を減殺させることになる。殊にこの横ズレの傾向
はランニングスピードが向上しこれに伴つて遠心
力が増すにつれてより顕著となる。こうしたこと
より、とりわけコンマ1秒を競うトラツク競技で
は係るコーナリングで生ずる横ズレを防止するこ
とがランニングスピードの減殺を抑制する大きな
決め手となる。
然るところ係るトラツク競技に着用される運動
靴では、左回り走行を原則とすることに鑑み当然
前述した点につき配慮されて然るべきであるが、
従来品では何等この点につき工夫がなされておら
ず、運動靴の外観体裁のみが先行して左右対称に
補強部材が装着されているのが現状である。
本考案は前述した点に着眼しトラツク競技のコ
ーナリングにおける靴甲被の右方向の横ズレ防止
を行いランニングスピードの減殺を最小限に抑制
し得る運動靴を提供せんとすることを技術的課題
とするものである。
前述の目的を達成することができる本考案の運
動靴はこれを図面に従つて説明するとつぎの通り
である。
本考案の運動靴は、第1図の平面図及び第2
図の側面図に示すように、甲被部bと底部cと
を接合して形成せられ、左右一対の運動靴のそれ
ぞれの右側の甲片の周辺ロ及びこれに連なる爪先
部辺イの一部にわたり、これらを補強部品aで被
覆し縫着若しくは接着結合している。即ち該補強
部品aは左回り走行におけるコーナリングに際
し、靴甲被内の左右の足が遠心力によつて甲被内
のそれぞれ右側方向に片寄り、強く押圧される右
側の甲片の周辺ロのみに縫着若しくは接着等の手
段で結合される、また該補強部品aはその前端部
辺に連なる爪先部辺イの一部まで延長された爪先
部分1を含めたものに形成し甲被部bの甲片に結
合されている。
従つて本考案は前述した如く左回り走行を行う
トラツク競技におけるコーナリングに際し常時左
右両足の押圧力を受ける右側の甲被部を重点的に
補強したものであるから足の横ズレを防止し、ラ
ンニングスピードの減殺を最大限に抑制し得たも
のである。
また本考案の運動靴における補強部品aは、第
3図で示すように、その後端部辺から甲被部b
の靴ひも締め部dの後部辺に達する帯状部分2を
延長しこれを含めたものに形成し甲被部bの甲片
に結合されている。従つて該補強部品aは、その
帯状部分2が甲被部bの靴ひも締め部dと連結す
ることによつて靴ひも締め部dの鳩目孔若しくは
掛止め部品4に連結する靴ひも5等による甲被部
bの甲片と該甲片内の靴着用者の足の緊締密着力
強化に寄与できる。
更に本考案の運動靴における補強部品aは、第
3図及びで示すように、運動靴の前部辺の屈
曲部に相当する部辺ハに凹弧状の凹み部分3を形
成し甲被部bの甲片に結合されている。従つて該
補強部品aは、実質的には補強幅が小さくなつて
いるので、運動靴の前部の屈曲を促進し、ランニ
ング若しくは歩行のフツトワークをよりスムーズ
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及びは本考案の運動靴の一対のもの
の平面略図の例示である。第2図は同じく片足の
もののその2つの側面の略図の例示である。第3
図及び,は本考案の運動靴の補強部品を結
合しているものの側面略図であつて、いずれも第
2図のものの修正タイプの例示である。第4図
及びは従来品の運動靴の略図であつて、はそ
の一対のものの平面略図であり、はその他一つ
のものの側面略図の例示である。 図面の符号、a……補強部品、b……甲被部、
c……底部、d……靴ひも締め部、1……爪先部
分、2……帯状部分、3……凹み部分、4……鳩
目孔若しくはひも掛止め部品、5……靴ひも。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 甲被部bとこれの前部の周辺の一部に形成し
    た補強部品a及び底部cを有する運動靴におい
    て、左右一対の運動靴の甲被部bのそれぞれの
    右側の甲片の周辺ロ,ロに前記補強部品aを結
    合装着したことを特徴とする主としてトラツク
    競技用に好適な運動靴。 2 前記補強部品aは、その前端部辺に連なる爪
    先部分1を形成したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲1項記載の主としてトラツク競
    技用に好適な運動靴。 3 前記補強部品aは、その後端部辺に上方の靴
    ひも締め部dに達する帯状部分2を形成したこ
    とを特徴とする、実用新案登録請求の範囲1項
    記載の主としてトラツク競技用に好適な運動
    靴。 4 前記補強部品aは、運動靴の前部の屈曲部に
    相当する部辺ハに凹弧状の凹み部分3を形成し
    たことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲
    1項記載の主としてトラツク用に好適な運動
    靴。
JP8621181U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPH0116402Y2 (ja)

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JP8621181U JPH0116402Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

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JP8621181U JPH0116402Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

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JPS57197202U JPS57197202U (ja) 1982-12-14
JPH0116402Y2 true JPH0116402Y2 (ja) 1989-05-15

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ID=29881436

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JP5687451B2 (ja) * 2010-07-29 2015-03-18 アキレス株式会社 シューズ

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JPS57197202U (ja) 1982-12-14

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