JPH01163056A - 振動、騒音の低減方法 - Google Patents

振動、騒音の低減方法

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JPH01163056A
JPH01163056A JP62323364A JP32336487A JPH01163056A JP H01163056 A JPH01163056 A JP H01163056A JP 62323364 A JP62323364 A JP 62323364A JP 32336487 A JP32336487 A JP 32336487A JP H01163056 A JPH01163056 A JP H01163056A
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JP
Japan
Prior art keywords
solid
liquid
melting point
low melting
roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP62323364A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hirata
耕一 平田
Masahiro Yamaguchi
正博 山口
Hiroyuki Takenaka
竹中 裕幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシングルフェーサにおける振動、騒音の低減方
法に関するものである。
(従来の技術) 従来のシングルフェーサは第4図に示すように芯紙8が
上段ロール1側に供給され、上段ロール1と下段ロール
2の噛合部に噛込まれて波形状に形成された芯紙8′と
なり、次いで同芯祇8′は下段ロール2の回転と共に移
送され、糊容器6内の糊7が糊付ロール4ですくい上げ
られてドクターロール5で糊膜の調整が行われた後、糊
付ロール4によって芯紙8′の段頂部に糊付けされる。
一方圧力ロール3側に供給されたライナ9と、前記糊付
けされた芯紙8′は、下段ロール2と圧力ロール3の加
圧部において接着されて片面段ボール紙10となる。
−Cに以上の如く構成された従来のシングルフェーサで
は、上段ロール1は下段ロール2に、圧力ロール3は下
段ロール2に夫々線圧約20〜60kg/cmで押し付
けられている。そして前者は芯紙8に段操りを行うため
の加圧力であり、後者は8紙8′とライナ9に接着力を
与えるための加圧力となる。また下段ロール2には上段
ロール1と共に、歯形状の段がロール外表面に加工され
ており、一方圧力ロール3は円滑な表面とされているの
で、運転状態においては、下段ロールの段山が圧力ロー
ル3の表面を8紙8′及びライナ9を介して高サイクル
で叩く構造となっている。この様な構造では上段ロール
1、下段ロール2及び圧力ロール3は、主に(下段ロー
ル2と圧力ロール3間の加振変化)×(下段ロール2と
圧力ロール3間の接触バネ定数)に基づく励振力によっ
て主要構成部分が上下段ロール1,2の歯数サイクルN
Z(段ロール回転数N×歯数Z)で振動し、ロール系の
固有振動数に歯数サイクルNZが一致すると共振し、特
に3本のロールが激しく振動する。このような共振時に
は殊に圧力ロール3と下段ロール2が激しく衝突するた
め、そのロール間に挾まれた8紙8′とライナ9に大き
な衝突荷重がかかり、同シートが破断したり、振動の位
相状態によっては、8紙8′とライナ9の貼合がなされ
ない現象が現われたり、また大きな騒音が発生したりす
る。
以上の不具合は、近年機械の高速化、シート素材の低級
化傾向に伴って更に問題化してきているー。このためロ
ールなどに発生する振動を低減し、騒音を減少させるシ
ングルフェーサが従来も提供されてきている。
その1つとして第2図及び第3図に示す構造が挙げられ
る。図において圧力ロール3′には、軸心Cを中心に円
筒状コア14が形成されており、同円筒状コア14の外
周には、同軸心Cを中心に比較的薄肉(5龍〜2(h■
程度)の円筒状スリーブ13が嵌装され、円筒状コア1
4と円筒状スリーブ13との間には間隙部(2mm〜1
0龍程度)が形成されている。そしてその間隙部にハン
ダ等の低融点合金15が封入されている。このように円
筒状スリーブ13を比較的薄肉とし、間隙部に低融点合
金15を封入することにより、前記衝撃力の緩和と、ス
リーブ13の振動を減衰させることができるようになっ
ている。なお、前記の如く間隙部に低融点合金を使用す
る理由は、ライナ9と中芯8′を接着する際に、通常使
用されている液状澱粉糊を急速にゲル化して接着力を得
るためであり、その加熱方法として圧力ロールの中空部
に導入されている′蒸気による加熱伝導を良好にし、圧
力ロール外表面を160〜220℃に保つためである。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の方法により、従来のシングルフェーサより定常時
及び共振時の振動は低減し、振動に基づく騒音も低下す
ることができる。しかし低融点合金はロール使用時完全
融体であるため、前記の騒音低下が水溶液を用いた場合
と同等程度であって、完全な騒音低減とは言い難いなど
の問題があった。
本発明は前記従来の問題点を解決するために提案された
ものである。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、上下段ロールに供給されて波形状に
形成された8紙と、外周部に間隙部を形成し、同間隙部
に低融点合金を封入してなる圧力ロールに供給されたラ
イナとを、下段ロールと同圧力ロールとの加圧部で接着
させるシングルフェーサにおいて、前記低融点合金を使
用環境時に固液共存状態とすることにより、振動、騒音
の低減を図るようにしてなるもので、これを問題点解決
のための手段とするものである。
(作用) 振動の減衰率はほぼ粘性の増加に比例するため、低融点
合金を使用環境時に固液共存状態とすることにより、大
巾な減衰が得られる。また液体中に金属固体が存在して
いると熱伝導率の上昇が起き、熱伝導率の上昇は、完全
液体の場合と比較して固体金属の晶出量により若干変化
するが、はぼ1〜3倍の上昇が期待できる。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、本発明
では第1図及び第2図の如く2重構造を有するシングル
フェーサに使用される低融点合金15を、使用中固液共
存領域の相構造としている。第3図に一例として共晶型
のB1−Cdの2元状態図を示す。このように固液共存
領域を持つ2元系で、その目的使用温度が固液共存の状
態とすると、例えば第3図のBiが25at%、Cdが
75”%の組成で、目的使用温度T、が170℃の時、
固液共存下でのCd固体とB1−Cd液体の割合は、各
々b−pとa−Pの長さに比例する。即ち、T1温度で
の相組成は、Cd (sol id) = 34%に対
し、b点の組成を有する液体(Bi3gCd6□)=6
6%を有している。この場合には、見掛けの粘性が完全
液体の場合より大巾に増加することが容易に推定される
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されており、振動
の減衰率はほぼ粘性の増加に比例するため、本発明によ
ると大巾な減衰が期待できる。更に液体中に金属固体が
存在しているため、熱伝導率の上昇が起きる。この熱伝
導率の上昇は、完全液体の場合と比較して固体金属の晶
出量により若干変化するが、はぼ1倍〜3倍の上昇が期
待できる。以上の効果は、低融点で固液共存領域を持つ
合金系であれば如何なる組合せでも良く、全率固溶、共
晶、包晶等の合金系で、例えば第3図の例の他に、Pb
−B1系、旧−In系、B1−5n系、In−Cd系、
Ga−5n系、In−5n系等が考えられる。なお、多
元系でも同様である。従って本発明によると熱伝導性の
向上と振動、騒音の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用できる構造をもった従来のシング
ルフェーサの正面断面図、第2図は第1図のX−X断面
図、第3図は本発明の詳細な説明するための2元状態と
冷却曲線を示す線図、第4図は従来の他の構造のシング
ルフェーサの側断面図、第5図は同正面断面図である。 図の主要部分の説明 2−・・下段ロール    3″・〜圧カロール13−
・円筒状スリーブ  14− 円筒状コア15−低融点
合金 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下段ロールに供給されて波形状に形成された芯紙と、
    外周部に間隙部を形成し、同間隙部に低融点合金を封入
    してなる圧力ロールに供給されたライナとを、下段ロー
    ルと同圧力ロールとの加圧部で接着させるシングルフェ
    ーサにおいて、前記低融点合金を使用環境時に固液共存
    状態とすることにより、振動、騒音の低減を図ることを
    特徴とする振動、騒音の低減方法。
JP62323364A 1987-12-21 1987-12-21 振動、騒音の低減方法 Pending JPH01163056A (ja)

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JP62323364A JPH01163056A (ja) 1987-12-21 1987-12-21 振動、騒音の低減方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7249995B2 (en) 1998-11-24 2007-07-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for feeding slurry
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US8397889B2 (en) 2008-03-12 2013-03-19 Borgwarner Inc. Frictional device comprising at least one friction plate
CN111941921A (zh) * 2020-09-08 2020-11-17 界首市鑫华装璜彩印有限公司 一种高强度蜂窝彩印纸箱生产工艺

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CN111941921B (zh) * 2020-09-08 2022-04-15 界首市鑫华装璜彩印有限公司 一种高强度蜂窝彩印纸箱生产工艺

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