JPH01162A - ビチューメンエマルジョン - Google Patents

ビチューメンエマルジョン

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JPH01162A
JPH01162A JP63-63061A JP6306188A JPH01162A JP H01162 A JPH01162 A JP H01162A JP 6306188 A JP6306188 A JP 6306188A JP H01162 A JPH01162 A JP H01162A
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Japan
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static mixer
bitumen
water
mixer
mixture
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ジャン リューク マルシャル
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エッソ ソシエテ アノニム フランセーズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビチューメンエマルジョン(bitumene
mulsion )及びその製造方法に関する。ビチュ
ーメンエマルジョンは道路をつくるためや他の目的のた
めに有用な、良く知られた物質である。ビチューメンエ
マルジョンの魅力は、出発ビチューメンより粘度が低く
、かつスプレー等の技術でより低い温度で適用できるの
で、取扱いやすいことである。使用に際し、エマルジョ
ンが壊れると存在した水が蒸発し、欲する所にビチュー
メンのフィルムを残す。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ビチュ
ーメンエマルジョン製造に用いられる方法は現在主とし
て2つある。最初の方法はコロイドミル(colloi
d m1ll)を用いる方法であり、2番目の方法はう
ず巻ポンプ(centrifugal pump)を用
いる方法である。
コロイドミルを用いる方法においては、ビチューメン、
水及び乳化剤を高剪断速度でエマルジョン化する。この
処理は連続的に行うが、この際ビチューメンの平均直径
粒子サイズが受入れ可能なレベルにあるエマルジョンを
得るべく充分高い剪断速度を与えようとすると、いずれ
の使用ポンプについても処理量(throughput
)に限界を生ずる。
さらに、処理は大気圧下に行われており、エマルジョン
製品を100’未満の温度で出させるためには実際上ビ
チューメンを140℃より上で乳化機に供給できないこ
とが分った。供給ビチューメン温度が高いとそれに従っ
て低い温度の供給水が必要となる。これは2つの供給物
の接触によるビチューメンのスキン硬化(skin−h
ardening )を引き起こし、乳化が非常に困難
となる。この温度要因(factor)はこのルートに
よるビチューメンエマルジョン製造に用いることができ
るビチューメンのタイプに制限をもたらす。大気圧より
わずかに高い圧力を用いる最近の開発は、100℃未満
でミキサーから出られるようにするために製品を冷却す
ることを含んでいる。これは余分の装備を要し、又制御
が難しい。
第2の既知の方法はうず巻ポンプを用いるが、実際上う
ず巻ポンプは圧力下では正常に作動しない。このプロセ
スは父上記コロイドミルプロセスの欠点を有しており、
さらに本質的にバッチプロセスである。水相を継続的に
循環しなければならず、他方熱ビチューメンを少しずつ
加える。得られるエマルジョン製品はかなり広い粒子サ
イズ分布を有しており、この製品の使用によって得られ
る表面を不均一なものとする。
EP0162591はビチューメンエマルジョン、及び
低剪断条件下に生産される、内相比(internal
 phase ratio)の高い水中ビチューメンエ
マルジョンの製造について記述している。この方法で製
造されるエマルジョンは水の薄いフィラメント(thi
n filaments)で分離された、平均直径2〜
50μのゆがんだビチューメン小滴を含有しており、エ
マルジョン中のビチューメン含量は70〜98、より特
定的には80〜98重量%である。粘稠な流体を混合す
るのに適当な周知の装置を用いる方法が紹介されている
。具体的に参照された装置に加え、スタティックミキサ
ー(static m1xers)も用いることができ
る旨の記述がある。
かくのごとく、容易に制御でき、小さな平均粒子径のビ
チューメン粒子を含有する製品の良好な生産速度(ou
tput rate)が可能で、かつ広い範囲のビチュ
ーメン出発物質を使用できる、連続ビチューメン乳化方
法に対する要望があった。
〔課題を解決するための手段及び発明の効果〕以下の記
述において、ビチューメンは天然の又は石油由来のビチ
ューメンを意味し、良く知られたペネトレーション(貫
入)  (penetration )グレードのビチ
ューメン、プロラン(吹込み)(blown )グレー
ドのビチューメン、酸化グレードのビチューメン、及び
スチレン−ブタジェンポリマー、エチレン−酢酸ビニル
ポリマー等のポリマーで変性したポリマー変性ビチュー
メン(polya+er−modified bitu
mens )があげられる。
適当な例は軟化点(環球法)が20〜200℃、好まし
くは50〜200℃のビチューメンである。
特に好適なものは軟化点が35〜100℃、特に35〜
60℃、又は43℃及び60℃のビチューメン、及び/
又は25℃でのASTM貫人指数人指数netrati
on 1ndex )が約40〜約70のビチューメン
である。
本発明によれば (al  第1のスタティック(static)  (
静的)ミキサーへビチューメンを50℃より上の温度で
供給し、 (b)  水の実質的蒸発を防ぐに充分な加圧下に水を
第1のスタティックミキサーに導入し、(c)  界面
活性剤又は乳化剤を第1のスタティックミキサーに導入
し、 (d)  第1のスタティックミキサー内でビチューメ
ン、水、及び界面活性剤もしくは乳化剤を混合し、 (el  混合物を第1のスタティックミキサーから、
温度が第1のスタティックミキサーに行き渡っている(
prevaHing)温度より低く、かつ水の沸点より
低い第2のスタティックミキサーに入れ、 (f)  混合物を第2のスタティックミキサー中を通
過させ、ついで ((第2のスタティックミキサーからビチューメンエマ
ルジョン製品を実質的な水の損失なく取り出す ことよりなるビチューメンエマルジョンの製造方法が提
供される。
スタティックミキサーはよく知られており、例えばFu
lzerミキサー、Kenicsミキサーがある。
KenicsミキサーはChemineers社によっ
て1984年に発行されたChan+1neers B
rochure  (パンフレット)800Eに記述さ
れている。又US−A−3286992はかかるミキサ
ーを開示している。
本発明方法に用いられるのに適当な第1及び第2のスタ
ティックミキサーは一般に同じサイズ(長さ、直径、内
部構成要素(internal element)の数
)でない。これらは混合すべき物質の接触が短時間でか
つ非常に早く高剪断速度に導かれる混合が行われるミキ
サーである。これらのミキサーは短い滞留時間で特徴づ
けられており、これにより高い処理量が達成される。こ
れらのミキサーは特に連続生産プロセスに適している。
ミキサーの特殊デザインに゛よって、引き続く乱流の部
分があり、これによって物質はミキサーを通過するにつ
れて分散液となる。高い流速が可能であり、この流速は
スタティックミキサー直径長さとポンプ特性の関数であ
る。スタティックミキサーを用いると非常に柔軟な設定
が可能となり、長さ、温度、圧を調節して目的とするエ
マルジョンを提供することができる。本発明方法に用い
るミキサー又はその構成要素の数は限定されず、又混合
効率及びエマルジョン小滴サイズを調節するためにいく
つかのタイプを組合せることができる。例えば第1段階
を形成するのに2以上のミキサーがあってもよく、第2
段階を形成するのに2以上のミキサーがあってもよい。
本発明の好ましい実施においては、第1のスタティック
ミキサーの出口は第2のスタティックミキサー人口に近
く位置している。従って、ミキサ−同志が同心円で配列
されており、第2のスタティックミキサーの管直径が第
1のスタティックミキサーの管直径よりわずかに大きく
、第1のスタティックミキサーの出口が第2のスタティ
ックミキサー内に入り込んでいると都合がよい。つまり
、第1のスタティックミキサーの出口と第2のスタティ
ックミキサーの入口は一致している。又並行に取付けた
いくつかのスタティックミキサーによる流れ(flux
)の分割(division)も可能である。
本発明によればビチューメンは第1のスタティックミキ
サーに導入される。水も第1のスタティックミキサーに
導入され、少なくともいくらかの必要な界面活性剤(乳
化剤)も又第1のスタティックミキサーに導入される。
通常界面活性剤は水溶液として、好ましくは供給水中へ
の溶液としてスタティックミキサーに加える。第1のス
タティックミキサーに導入される水の量は少なくとも、
スタティックミキサー内での乳化を可能にするのに充分
な量(最終製品のために必要とされる総量のうちの)で
なければならない、第1のスタティックミキサーへの水
の導入、例えば注入は加圧下に行わねばならない。この
圧力はスタティックミキサー内の水の実質的な蒸発を防
ぐのに充分なものであることを要し、実際に当っては通
常2〜100バール、好ましくは2〜80バール、より
好ましくは2〜50バール(例えば10〜30バール)
である。ミキサー中で観測される異なった圧力はミキサ
ーのデザイン(直径、長さ、構成要素の数)及び装置内
の流速による。供給ポンプ特性のみが制限因子ではない
。第1のスタティックミキサー内の温度は通常70〜2
50℃、より好ましくは110〜190℃(例えば11
0〜150℃、又は110℃及び130℃)である。ビ
チューメンは通常100〜200℃で供給する。
第1のスタティックミキサーの出口から生産物は第2の
スタティックミキサーに供給される。好ましくは第2の
スタティックミキサーはより大きな直径を有し、よりス
タティックな(静的)混合構成要素(n+ixing 
elements )を含んでいる。水及び/又は界面
活性剤もこの第2のスタティックミキサーに導入しても
よく、この場合その入口末端で行うのが好ましい。第2
のミキサーの好ましい目的は良い分散を行うこと、温度
を100℃未満に下げること及び製品が実質上大気圧で
出れるようにするため圧低下を与えることである。
かくして、目的とするエマルジョンのために必要な水の
総量の一部分が第1のミキサーで保持されて第2のミキ
サーに供給されると、クエンチ(冷却剤)として働き、
必要とする温度低下を助ける。
界面活性剤/乳化剤はビチューメンエマルジョンをつく
るのに常用されるいずれのものでもよい。
−船釣ではないが非イオンタイプのものも用いることが
できる。典型的アニオン界面活性剤はオレイン酸ナトリ
ウム及びアビエチン酸ナトリウムである。より一般的に
はカチオン性エマルジョンが必要とされ、このためには
既知のカチオン性界面活性剤、例えばアミン塩酸塩が非
常に好適である。
かかる1つの例はDinoram Sの名のちとに売ら
れているタロー(tallow)ジアミン塩酸塩である
従来のビチューメンエマルジョンの製造方法に比べて、
しばしば非常に減ぜられたコスト(経費)でより高い総
流速を得ることができる。本発明のプロセスは処理装置
選択における非常な柔軟性を可能にする(直列に結合し
たいくつかのミキサー、内部要素の種々の大きさと数、
種々の注入部位、界面活性剤のブレンド、温度勾配)の
みならず、パイロット設備において5〜50m/sの流
速及び20r+?/hrまでの高い生産速度を可能にす
る。さらに最適エマルジョン運転条件の確立が非常に容
易であり、装置中の定常状態が数秒後に達成される。そ
れは粒子サイズ分布及びエマルジョン安定性を改良する
ための循環運転(最終エマルジョンを第1のスタティッ
クミキサーの入口に循環する)を可能にする。
本発明の別の面によれば平均粒子直径2〜8μ、より好
ましくは2〜6.5もしくは7μ(しかしながら0.5
〜8μも本発明の範囲内である)のビチューメンを70
wt%まで、例えば50〜70−t%含有するビチュー
メンエマルジョンが提供される。
より好ましくはエマルジョンは平均粒子直径2〜6.5
μのビチューメンを50〜70−t%、例えば55〜6
5−t%含有する。
本発明の方法で好適に使用される配置の回倒を第1図に
示す。ライン1は第1のスタティックミキサー2へのビ
チューメンの供給ラインである。
供給ライン3はライン3とライン1を通って第1のスタ
ティックミキサー2に供給される。第1のスタティック
ミキサーの出口は第2のスタティックミキサー5の入口
4と同一延長上にある。水冷(water quenc
h)のためのライン6はライン6から入口4に供給され
る。第2のスタティックミキサーからライン7を経ての
エマルジョン製品出口ライン7は8で貯蔵庫に通じる。
両スタティックミキサーともKenic ミキサーで第
1のものは長さ4.5C!l(6構成要素)及び直径0
.63cm(%“)であり、第2のものは長さ140c
im(1B構成要素)及び直径1.27cs(%’)で
あった。
〔実施例及び発明の効果〕
実施例1〜4 上記した装置を用いて、4つのカチオン性ビチューメン
エマルジョンを下記のようにして製造した。
ビチューメンを130〜170℃でスタティックミキサ
ー2にポンプで導入した。水及びカチオン性界面活性剤
(Dinoraa+ 5 )を加圧下ライン3を通して
ミキサー2に導入した。ミキサー内の条件は温度110
〜130℃、圧力10〜30バールであった。ミキサー
2からの生産物をミキサー5に供給し、急冷/希釈水を
ライン6より加えた。
第2ミキサー内の条件は生産物が大気圧、かつ約80〜
90℃ででてくる条件であった。
実施例3及び4はビチューメン出発物質を約15%の既
知ビチューメン流動化油(fluxantoil)で流
動化した(fluxed)。
次表は出発ビチューメン物質及び最終ビチューメンエマ
ルジョンの特性を詳細に示したものである。又現在商業
上入手可能なカチオンビチューメンエマルジョンとの比
較も示されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はビチューメンエマルジョン製造のために用いら
れるスタティックミキサーの好適な配置の回倒である。 ライン1は第1のスタティックミキサー2へのビチュー
メンの供給ラインである。 供給ライン3はライン3とライン1を通って第1のスタ
ティックミキサー2に供給される。第1のスタティック
ミキサーの出口は第2のスタティックミキサー5の入口
4と、同一延長上にある。水冷(water quen
ch)のためのライン6はライン6から入口4に供給さ
れる。第2のスタティックミキサーからライン7を経て
のエマルジョン製品出口ライン7は8で貯蔵庫に通じる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ビチューメンを50℃より上の温度で第1の
    スタティックミキサーに供給し、 (b)水を実質的な水の蒸発を防ぐのに充分な圧力下に
    第1のスタティックミキサーに導入し、(c)界面活性
    剤又は乳化剤を第1のスタティックミキサーに導入し、 (d)第1のスタティックミキサー中でビチューメン、
    水、及び界面活性剤もしくは乳化剤を混合し、 (e)得られる混合物を第1のスタティックミキサーか
    ら、温度が第1のスタティックミキサー中で行き渡って
    いる温度より低く、かつ水の沸点より低い第2のスタテ
    ィックミキサーに入れ、 (f)混合物を第2のスタティックミキサー中を通過さ
    せ、ついで (g)第2のスタティックミキサーからビチューメンエ
    マルジョン製品を実質的な水の損失なく取り出す、 ことよりなるビチューメンエマルジョンの製造方法。 2、さらに水を第2のスタティックミキサー中の混合物
    、又は第2のスタティックミキサー中に移動中の混合物
    に導入する請求項1記載の方法。 3、さらに界面活性剤又は乳化剤を第2のスタティック
    ミキサー中の混合物、又は第2のスタティックミキサー
    中に移動中の混合物に導入する請求項1又は2記載の方
    法。 4、界面活性剤又は乳化剤を水溶液として導入する請求
    項1〜3のいずれかに記載の方法。 5、界面活性剤又は乳化剤を該又は各スタティックミキ
    サーに供給する水に導入する請求項4記載の方法。 6、第1のスタティックミキサー内の温度が110〜1
    30℃である請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7、第1のスタティックミキサー内の圧力が2〜80バ
    ールである請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 8、第2のスタティックミキサーを通過する混合物が圧
    力低下及び冷却を受け、それにより製品が実質上大気圧
    及び100℃未満で出てくる請求項1〜7のいずれかに
    記載の方法。 9、平均粒子直径が2〜8μのビチューメンを70wt
    %まで含有するビチューメン水エマルジョン。 10、平均粒子直径が2〜6.5μのビチューメンを5
    5〜65wt%含有するビチューメン水エマルジョン。
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