JPH0116285Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0116285Y2
JPH0116285Y2 JP1981160976U JP16097681U JPH0116285Y2 JP H0116285 Y2 JPH0116285 Y2 JP H0116285Y2 JP 1981160976 U JP1981160976 U JP 1981160976U JP 16097681 U JP16097681 U JP 16097681U JP H0116285 Y2 JPH0116285 Y2 JP H0116285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
spacer
insulating plate
plate
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981160976U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5866553U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16097681U priority Critical patent/JPS5866553U/ja
Publication of JPS5866553U publication Critical patent/JPS5866553U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0116285Y2 publication Critical patent/JPH0116285Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子時計の電池支持装置に関し、さら
に具体的には電池絶縁板の位置決め構造に関する
ものである。従来の電池支持構造における電池絶
縁板には、組立作業性の向上及びコストダウンを
狙つて他のプラスチツク部材の一部に一体に成形
したものが有るが、成形加工性を考慮すると電池
絶縁板部の厚さはあまり薄く出来ない。従つて薄
形時計においては、どうしても薄い絶縁シートを
プレス抜きして使用せざるをえないが、その場合
には組立作業性に問題があつた。
第1図は、従来の電池絶縁板の固定構造を示す
断面図である。13は電池受バネ、14は電池で
あり、絶縁板11には、地板12の電池収納部底
面の形状に従つて絞り加工がほどこしてある。
この場合電池絶縁板11は、絞り形状と外形形
状を利用して地板12に対する位置決めがなされ
ているが、電池絶縁板11の形状が複雑になるた
めに加工上もコストアツプになり、しかも軟らか
くて薄い材料で出来ているために取扱いもむずか
しく、組立作業性も非常に悪いものであつた。
又、電池絶縁板に電池受バネが通る事の出来る
開口部を設け、その外周部を地板の電池収納用凹
部の底面の形状に倣つた形状として、地板の電池
収納用凹部に落とし込んだだけのものでは、薄い
平板状地板を採用した際には、地板の電池収納用
凹部も非常に浅いものとなることから、確実に位
置決めをするのは困難である。特に電池押エバネ
を設けて電池を上側から押えることはしないで、
横方向の側圧バネだけで保持している構造におい
ては、電池受バネの力により電池が少し浮いた状
態で保持されているため、電池と地板とのスキ間
が広がり、電池絶縁板が地板の電池収納用凹部の
壁を乗りこえて動いてしまう危険があつた。
又、2番車とのスキが少ない場合には、電池絶
縁板と2番車とが接触してしまう危険もあつた。
本考案は、上記の様な欠点を解消しようとする
もので、本考案の目的は、前述のような薄い平板
状の地板と電池側圧バネとを組合せて用いた場合
でも、たとえ電池が多少浮いても電池絶縁板の位
置決めを確実に行なうことのでき電池絶縁板の位
置決め構造を、低コストで実現することにある。
以下、図に従つて本考案の詳細についての説明を
行う。第2図は、本考案の1実施例による電池支
持構造を示す平面図で、第3図はその−断面
図であり、第4図は、その電池組込前の電池支持
部の状態を示した断面図である。
22は地板で薄い平板状をなし、上面側に浅い
凹部22aを有する。この凹部内には電池24の
下面の陰極部24aが嵌入している電池絶縁板2
1の一部に形成された一方の突出部21aは、地
板上に配置されている他部材であるプラスチツク
製の巻真支持用スペーサー25の下面側に設けら
れた段差部25aの中に差し込まれていて、もう
一方の突出部21bは、電池受バネ23の垂直2
3aに当接している。尚巻真支持用スペーサ25
とは地板22と、輪列受あるいは回路基板とを所
定の間隔で保持するために両者の間に挟まれて両
者と共にネジなどで一体的に緊定される部材であ
つて、巻真を保持するための模穴の他、輪列や電
子部品の嵌入を許すための切欠きや段差が設けら
れ、プラスチツクで一体成形された部材であり、
地板を薄板とする場合(素材厚を節約しかつ挽込
み加工を減らしまた帯材のまま連続加工を可能に
してコストダウンを計ろうとする場合)に用いら
れる。そして巻真支持用スペーサ25の一部であ
る凹状の円筒面をなす側壁25bは電池24の円
筒側面24bに当接又は極めて近接しており、段
差部25aはこの部分に、全体形状形成時に他の
模穴や段差と一緒に金型成形されることになる。
又、電池絶縁板21の孔21cは、その中に電
池受バネ2の一部を通らせることにより、電池受
バネ23の先端側では該電池受バネ23と電池2
4の下面の陰極部24aとの導通をとらせ、根元
側では電池受バネ23と電池24の下面のコーナ
ー部とを絶縁する様に構成されている。尚26は
電池側圧バネである。
以上の構成において、電池24を組込む前の状
態は第4図の様になり、電池絶縁板21は、地板
22の上面とほぼ同じ程度の高さに位置決めさ
れ、横方向については、電池受バネ23の垂直曲
げ部23aに対する電池絶縁板21の突出部21
bの当接、および電池絶縁板21の孔21cに対
する電池受バネ23の自由端部23cの挿入、お
よび巻真支持用スペーサー25の下面側の段差部
25aに対する電池絶縁板21の突出部21aの
当接によつて位置決めされている。この状態で電
池を組込むと第3図の様になる。なお電池絶縁板
21は薄いプラスチツクのシートで作られている
ため、電池24を組込む際の力で容易に第3図の
様に変形させる事が出来る。又、電池24を組込
んだ時に電池絶縁板21の突出部21aが巻真支
持用スペーサー25の下面に設けた段差部25a
からはずれてしまわない様に設定することによ
り、電池24が浮いても電池絶縁板21の位置決
めを確実に行なうことができる。さらには電池絶
縁板21は、薄いプラスチツク製シートよりプレ
ス抜きだけで非常に低コストで作れるし、巻真支
持用スペーサー25の下面側に設けた段差部25
aは、プラスチツクの一体成形で形成されるた
め、全くコストアツプの要因とはならない。
なお電池絶縁板21については、第2図に示さ
れるように突出部21aを2箇所に設けて、全体
の形状を線対称とする事により、裏表の判別を不
用とする事が出来、組立性も向上させる事ができ
る。以上のように本考案によれば、薄形の電子時
計の電池支持構造を低コストで実現出来、特に平
板状の地板を使用した時に非常に有効な構造が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子時計の電池支持構造を示す
断面図、第2図は本考案の電子時計の電池支持構
造を示す要部平面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図は第3図から電池を取り出した断面
図である。 11,21……電池絶縁板、21a,21b…
…突出部、21c……孔、12,22……地板、
13,23……電池受バネ、23a……垂直曲げ
部、14,24……電池、25……巻真支持用ス
ペーサ、25a……段差部、22a……凹部、2
5b……空所、21d……主要部、23b……上
端部、23c……自由端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地板22と、スペーサ25と、電池絶縁板21
    と、電池受バネ23とを有する電子時計の電池支
    持装置であつて、 地板22は、凹部22aが上面側に形成されて
    おり、 スペーサ25は、プラスチツク製であり、電池
    収納用の空所25bを有し、浅い段差部25aが
    前記空所側壁の下部に凹状に形成されており、 電池絶縁板21は、絶縁性のシート材から平板
    に打抜き形成されており、主要部21dと、第1
    の突出部21aと、第2の突出部21bとから成
    り、該2種類の突出部は前記主要部の周辺に形成
    されており、また穴21cが前記主要部に形成さ
    れており、 電池受バネ23は、金属製の板バネであり、垂
    直部23aと、その上部から水平に曲げられた上
    端部23bと、前記垂直部の下部から斜め上方に
    曲げられた自由端部23cとを有しており、 スペーサ25は地板22の上面に積層され、電
    池絶縁板21は、主要部21cが前記地板の凹部
    22a内に置かれ、第1の突出部21aは前記ス
    ペーサの段差部25aに挿入され、 前記電池受バネは、上端部23bがスペーサ2
    5の上面に接して配置され、自由端部23cが前
    記主要部の穴21cを下方から貫通して前記電池
    絶縁板の上面に配置され、垂直部23aが前記ス
    ペーサの空所側壁に沿つて配置されて前記電池絶
    縁板の第2の突起と当接していることを特徴とす
    る、電子時計の電池支持装置。
JP16097681U 1981-10-30 1981-10-30 電子時計の電池支持装置 Granted JPS5866553U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16097681U JPS5866553U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 電子時計の電池支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16097681U JPS5866553U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 電子時計の電池支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5866553U JPS5866553U (ja) 1983-05-06
JPH0116285Y2 true JPH0116285Y2 (ja) 1989-05-15

Family

ID=29953362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16097681U Granted JPS5866553U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 電子時計の電池支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5866553U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237246U (ja) * 1975-09-09 1977-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237246U (ja) * 1975-09-09 1977-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5866553U (ja) 1983-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6258879U (ja)
JPH0116285Y2 (ja)
JPS631337Y2 (ja)
JP2555859Y2 (ja) 電子時計の電池保持構造
JP2649649B2 (ja) 時計の樹脂部材及びその固定構造
JP2671838B2 (ja) 電子時計の電池接続構造
JPH0211724Y2 (ja)
JPH0244231Y2 (ja)
JPS6321096Y2 (ja)
JPH0124847Y2 (ja)
JPS5844539Y2 (ja) 電池ホルダ−の端子装置
JPH0113324Y2 (ja)
JPH0448596Y2 (ja)
JPH0539650Y2 (ja)
TW535181B (en) Push-button switch
JPS5812355Y2 (ja) リレ−
JPH0416371Y2 (ja)
JPH0138855Y2 (ja)
JPS585265Y2 (ja) ケ−スとム−ブメントとの固定構造
JPH018080Y2 (ja)
JPH017976Y2 (ja)
JPS5841705Y2 (ja) ヒユ−ズ装置
JPS6343516Y2 (ja)
JPH0323591Y2 (ja)
JPH0539024Y2 (ja)