JPH01161162A - 交流電源の電圧変動検出装置 - Google Patents

交流電源の電圧変動検出装置

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JPH01161162A
JPH01161162A JP31968287A JP31968287A JPH01161162A JP H01161162 A JPH01161162 A JP H01161162A JP 31968287 A JP31968287 A JP 31968287A JP 31968287 A JP31968287 A JP 31968287A JP H01161162 A JPH01161162 A JP H01161162A
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敬 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光肌φ且旬 [産業上の利用分野] 本発明は、商用電源等の、定電圧・定周波の交流電力を
出力することを目的とする交流電源から出力される交流
電圧の、本来出力されるべき電圧に対する電圧変動を検
出することで、その電源の停電、瞬断等の電源トラブル
を検知する交流電源の電圧変動検出装置に関する。
[従来の技術] 従来、こうした交流電源の電圧変動検出装置としては、
整流器と平滑回路とを備え、交流電源から出力される交
流電圧を一旦直流電圧乙こ変換して、その後に、その直
流電圧の値を測定することにより、交流電圧の変動を検
出するものがあった。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、前記従来の交流電源の電圧変動検出装置
では、人力された交流電圧が、平滑回路を通る際に位相
の遅れを引き起こすことから、電源トラブルが生じてそ
の電源から出力される交流電圧に電圧変動が発生しても
、この電圧変動を実際に検出するまでに、かなりの時間
遅れがある問題を有していた。
こうしたために、例えは、前記従来の交流電源の電圧変
動検出装置を用いた無停電電源装置においては、その時
間遅れの分だけ、補助電源のバックアップ動作が遅れ、
−時的ではあるが電力の供給が停止することになり、使
用機器に悪影響を与えることがあった。
本発明は、前記問題点ここ鑑みてなされたもので、停電
、瞬断等の電源トラブルを時間遅れなく検出することで
、例えば前記のような無停電N源装置に用いられた場合
に、その無停電電源装置か常に安定した電力を供給でき
るようにした交流電源の電圧変動検出装置を提供するこ
とを目的とする。
光匪辺講戒 [問題点を解決するだめの手段] かかる目的を達成するために、前記問題点を解決するだ
めの手段として、本発明は以下に示す構成を取った。即
ち、本発明の交流電源の電圧変動検出装置は、 定電圧・定周波交流電源から出力される交流電圧の電圧
変動を横巾する交流電源の電圧変動検出装置であって、 前記電源からの交流電圧を受けて、該電源から出力され
る交流電圧と常乙こ同じ位相で所定の振幅を有する正弦
波交流電圧を発生する正弦波交流電圧発生手段と、 前記正弦波交流電圧発生手段にて発生する正弦波交流電
圧と前記電源からの交流電圧とを受けて、両者の偏差を
算出する偏差算出手段と、を備えることを要旨としてい
る。
ここで、正弦波交流電圧発生手段とは、電源から出力さ
れる交流電圧と當に同じ位相の正弦波交流電圧を発生す
るものであるが、その正弦波交流電圧の大きざ(電圧値
)は、好ましくは、平常時に電源から出力される交流電
圧と同しものがよいが、それ以外のどのような大きざの
ものでもよい。
[作用] 以上のように構成された本発明の交流電源の電圧変動検
出装置は、正弦波交流電圧発生手段によって、定電圧・
定周波の交流電源から出力されろ交流電圧を受けて、そ
の電源から出力される交流電圧と常に同じ位相で所定の
振幅を有する正弦波交流電圧を発生し、偏差算出手段に
よって、その発生した正弦波交流電圧とその電源からの
交流電圧とを受けて、両者の偏差を算出する。したがっ
て、電源トラブルによって、その電源から出力される交
流電圧に電圧変動か発生した場合には、偏差算出手段に
人力される正弦波交流電圧ここは変動がないが、同じく
偏差算出手段に人力される電源からの交流電圧は大きく
変動することになり、このために、偏差算出手段により
算出した偏差は大きく変動し、この結果、電源の電圧変
動を検出することができる。
[実施例] 次に、本発明の好適な一実施例につぃ゛C図面を用いて
詳細に説明する。
第1図に示すように、本発明の一実施例である交流電源
の電圧変動検出装置1は、商用電源(AClooV)の
入力端子11に接続される第1位相同曲ループ(円〕a
se−Locked Loop:円上)13と、第1位
相同間ループ13もこ接続される第2位相同期ループ(
PLL)15と、第2位相同間ループ15に接続される
反転器17と、マイナス端子が反転器17乙こ接続され
るとともここ、プラス端子が入力端子11に接続される
差動増幅器1つと、差動増幅器1つの出力側に接続され
る出力端子21とから構成される。
第1位相同量ループ13は、内部の発振器のイス1相と
人力信号の位相との位相差を検出して、その位相差が常
に一定(本実施例の場合は、90度)となるように発振
器の発振周波数を制i卸する回路であり、人力信号に相
当する商用電源からの交流電圧V1の位相と本ループ1
3からの出力電圧V2の位相とを、位相比較器(pha
se compareter:PC)13aで比較し、
位相比較器13aから出力された位相誤差信号を電圧制
御発振器(voltage c。
ntrolled oscillator:VCO) 
13 bに入力し、その電圧制御発振器13bからの出
力電圧を、その交流電圧V1どの位相差が90度となる
ように制御して、前記出力電圧V2となるように帰還し
た構成になっている。
第2位相同門ループ15は、第1位相同量ループ13と
同様乙こ人出力信号の位相差が常に一定となるように発
振器の発振周波数を制御するとともに、出力信号を正弦
波に補正する回路であり、人力信号に相当する第11立
相同朋ループ13からの出力電圧V2の位相と本ループ
13からの出力電圧V3の位相とを、位相比較器15a
で比較し、位相比較器15aから出力された位相誤差信
号を電圧制御発振器15bに人力し、その電圧制御発1
辰器151)からの出力電圧V2]をその出力電圧V2
1との位相差が90度となるように制御して、ついで、
その出力電圧V21を正弦波化回路(いわゆるローパス
フィルタに相当する。)15cに人力して、正弦波に補
正し、その補正された正弦波を前記出力電圧V3となる
ように帰還した構成乙こなっている。
なお、前述した第2位相同門ループ15は、出力される
電圧V3の大きさ(電圧値)が、商用電源から常に出力
される交流電圧の電圧値と一致するように、その回路が
構成されている。
反転器17は、主にOPアンプからなる、人出力が1対
1の反転増幅器であり、第1位相同門ループ13、第2
位相同門ループ15でずれた位相差分180度を補正す
るために、入力端子V3を反転して電圧V4を出力する
差動増幅器19は、主に○Pアンプからなり、反転器1
7からの出力電圧V4と商用電源からの出力電圧V1と
を比較し、両者の偏差の電圧■5が出力端子21に出力
されるよう構成されたものである。
次に、こうして構成された交流電源の電圧変動検出装置
1の動作を、第2図のタイミングチャートを用いて説明
する。
第2図に示すように、商用電源から交流電圧V1が出力
されると、この交流電圧V1を受けた第1位相同門ルー
プ13からは、位相が交流電圧■1と比べて90度遅れ
た方形波の電圧■2が出力され、また、第2位相同門ル
ープ15の電圧制御発振器15bからは、方形波の電圧
V21(図示せず)が出力される。また、第2位相同門
ループ15から出力される電圧V3は、出力電圧V21
の方形波を正弦波化したものになり、その位相は、第1
位相同門ループ13の出力電圧V2からさらに90度遅
れたものになコている。即ち、電圧V3と交流電圧V1
との1☆相差は180度となっている。その後、反転器
17で、その位相差が補正されて、反転器17から電圧
V4か出力される。この電圧V4は、商用電源から本来
當に出力される交流電圧V1と位相が完全に一致した信
号であり、時間t1に商用電源の瞬断が発生したとして
も、常に一定の正弦波交流となっている。電圧■4と商
用電源からの交流電圧V1とが人力される差動増幅器1
9では、両者の偏差が算出され、通常時には0レベル、
瞬断時(時間tl)にはその偏差分の波形Sを持つ電圧
信号V5が出力される。
したがって、本実施例の交流電源の電圧変動検出装置1
では、出力端子21からの電圧信号V5を検知すること
により、停電、瞬断等の電源I・ラブLlこ起因する急
激な電圧変動を、時間遅れなく検出することができる。
次に、本実施例の交流電源の電圧変動検出装置1を用い
た無停電電源装置を、第3図乙こ基づいて説明する。
第3図に示すように、無停電電源装置31は、充電器3
3により商用電源から充電される蓄電池35および蓄電
池35からの直流電圧を交流電圧に変換して出力するイ
ンバータ37を備える非常用電源39と、常には商用電
源からの交流電圧を出力端子41に送出し、停電、瞬断
等の交流電圧変動時には非常用電源からの交流電圧を出
力端子41に送出するように切り換える切換回路43と
、商用電源に接続された電圧変動検出装置1と、電圧変
動検出装置1からの電圧信号V5を読み込み、該電圧信
号V5に所定以上の偏差が見られたときに切換回路43
を商用電源側から非常用電源39側に切り換える電子制
御回路45と、から構成されている。
こうした構成の無停電電源装置31は、本実施例の交流
電源の電圧変動検出装置1を利用しているために、停電
、瞬断等ここ起因する急激な電圧変動を時間遅れなく検
出することができ、したがって、従来のように一時的に
も電力の供給を停止させるようなことがなく、常乙こ安
定した電力を供給することかできる。
なお、前述した実施例では、差動増幅器19のマイナス
端子に人力される電圧の大きさ(電圧値)が商用電源か
らの交流電圧の平常時の電圧値と同じ大きさになるよう
に、第1位相同間ループ13、第2位相同間ループ15
の回路が構成されているか、これに替わり、他の大きさ
の電圧信号が差動増幅器19に人力するように、第1位
相同期ループ13、第2位相同間ループ15の回路を構
成してもよく、こうした構成の場合には、差動増幅器1
9の出力信号の急変化から電源の電圧変動を検出するこ
とかできる。
以上、本発明の一実施例を詳述してきたが、本発明は、
前記実施例に同等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施する
ことができるのは勿論のことである。
発明の効果 以上詳述したようここ本発明の交流電源の電圧変動検出
装置は、電源がトラブルを起こして、停電、瞬断等の急
激な電圧変動が生じた場合に、その電圧変動を時間遅れ
なく瞬時C色検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の−・実施例としての交流電源の電圧変
動検出装置の回路構成を示す構成図、第2図はその電圧
変動検出装置の動作を説明するタイミングチャート、第
3図はその電圧変動検出装置を用いた無停電電源装置の
回路構成を示す構成図、である。 1・・・交流電源の電圧変動検出装置 13・・・第1位相同期ループ 13a・・・位相比較器  131〕・・・電圧制御発
振器15・・・第2位相同期ループ 15a・・・位相比較器  151〕・・・電圧制御発
振器15c・・・正弦波化回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 定電圧・定周波交流電源から出力される交流電圧の電圧
    変動を検出する交流電源の電圧変動検出装置であつて、 前記電源からの交流電圧を受けて、該電源から出力され
    る交流電圧と常に同じ位相で所定の振幅を有する正弦波
    交流電圧を発生する正弦波交流電圧発生手段と、 前記正弦波交流電圧発生手段にて発生する正弦波交流電
    圧と前記電源からの交流電圧とを受けて、両者の偏差を
    算出する偏差算出手段と、 を備える交流電源の電圧変動検出装置。
JP62319682A 1987-12-16 1987-12-16 交流電源の電圧変動検出装置 Expired - Lifetime JPH0718895B2 (ja)

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