JPH01160412A - 移植機 - Google Patents
移植機Info
- Publication number
- JPH01160412A JPH01160412A JP32024887A JP32024887A JPH01160412A JP H01160412 A JPH01160412 A JP H01160412A JP 32024887 A JP32024887 A JP 32024887A JP 32024887 A JP32024887 A JP 32024887A JP H01160412 A JPH01160412 A JP H01160412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- shaft
- soil
- cam
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims abstract description 37
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 12
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 abstract 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 21
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 14
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 9
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 3
- 240000007124 Brassica oleracea Species 0.000 description 1
- 235000003899 Brassica oleracea var acephala Nutrition 0.000 description 1
- 235000011301 Brassica oleracea var capitata Nutrition 0.000 description 1
- 235000001169 Brassica oleracea var oleracea Nutrition 0.000 description 1
- 235000010149 Brassica rapa subsp chinensis Nutrition 0.000 description 1
- 235000000536 Brassica rapa subsp pekinensis Nutrition 0.000 description 1
- 241000499436 Brassica rapa subsp. pekinensis Species 0.000 description 1
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002362 mulch Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、野菜等の移植機における植付部各部の作動
機構に関する。
機構に関する。
[従来の技術]
野菜移植機の植付部は、苗載台上の苗を所定方向に移送
する苗送り装置、該苗送り装置の働きで所定位置に供給
されてきた苗載台の苗を11場に分割移植する移植装置
、苗を移植するための穴を圃場に形成する土掘り装置、
および移植された後の苗の基部に覆土する覆土装置等の
各装置によって構成され、これらの各装置が互いに所定
の位置関係になるよう配設されるとともに、互いに同期
して作動するよう設けられるている。
する苗送り装置、該苗送り装置の働きで所定位置に供給
されてきた苗載台の苗を11場に分割移植する移植装置
、苗を移植するための穴を圃場に形成する土掘り装置、
および移植された後の苗の基部に覆土する覆土装置等の
各装置によって構成され、これらの各装置が互いに所定
の位置関係になるよう配設されるとともに、互いに同期
して作動するよう設けられるている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の野菜移植機は、上記各装置を作動
させるための作動機構が効果的に構成されているとは云
えず、該作動機構は部品数が多く、構造が複雑なものに
なっていたという問題点があった。
させるための作動機構が効果的に構成されているとは云
えず、該作動機構は部品数が多く、構造が複雑なものに
なっていたという問題点があった。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点を解決するため、本発明は次のような構成と
した。
した。
すなわち、本発明にかかる移植機は、苗載台上の苗を所
定方向に移送する苗送り装置と、苗を移植するための穴
を圃場に形成する土掘り装置と、移植された後の苗の基
部に覆土する覆土装置とを備えた移植機において、上記
苗送り装置、土掘り装置および覆土装置を作動させるた
めのカムを共通の軸に設けたことを特徴としている。
定方向に移送する苗送り装置と、苗を移植するための穴
を圃場に形成する土掘り装置と、移植された後の苗の基
部に覆土する覆土装置とを備えた移植機において、上記
苗送り装置、土掘り装置および覆土装置を作動させるた
めのカムを共通の軸に設けたことを特徴としている。
[作 用]
苗載台の苗送り装置、穴掘り装置および覆土装置を作動
させるためのカムが共通の軸に設けられているので、構
造が簡略化されるとともに、軸およびそれに付随する部
品の数を減少させることができ、しかも上記各装置を連
係させて作動させるのが容易となる。
させるためのカムが共通の軸に設けられているので、構
造が簡略化されるとともに、軸およびそれに付随する部
品の数を減少させることができ、しかも上記各装置を連
係させて作動させるのが容易となる。
[実施例]
以下、図面にあられされた実施例について説明する。
この野菜移植機lは、機体の前端部に設けたエンジン2
の後部に走行部ミッションケース3を配し、該ミッショ
ンケースの左右側部に突設した回動筒部5,5の先端部
に前輪伝動ケース6.6を後方斜め下向きに設け、この
前輪伝動ケースの下端部に推進車輪である前輪7.7を
軸支している。
の後部に走行部ミッションケース3を配し、該ミッショ
ンケースの左右側部に突設した回動筒部5,5の先端部
に前輪伝動ケース6.6を後方斜め下向きに設け、この
前輪伝動ケースの下端部に推進車輪である前輪7.7を
軸支している。
左右の前輪7,7は後述する昇降機構によって互いに連
係させて昇降が可能となっている。
係させて昇降が可能となっている。
ミッションケース3の後部片側(図示例では左側)には
内部に伝動軸を有する前部伝動フレーム10が後方に延
出させて固着連結されており、その後端部に移植部ミッ
ションケース11が設けられている。移植部ミッション
ケース11からは後述する移植装置13に伝動する伝動
軸を内部に有する後部伝動フレーム14が後方に延出さ
れ、さらに該伝動フレーム14の後端部にはハンドル支
持フレーム15が後向きに突設されている。このハンド
ル支持フレーム15とこれに固着した固定板16に操縦
ハンドルI7、各種操作レバー等が取り付けられている
。一方、前部伝動フレームlOと反対側(図示例では右
側)にはこれに対向させてサイドフレーム20が設けら
れている。両フレーム10.20は右端部が外方に突出
する横フレーム21によって連結されている。横フレー
ム21には平面視コ字形のブラケット22が固着されて
おり、このブラケット22と前記固定板16との間に補
強フレーム23が設けられている。これら走行部および
移植部のミッションケース3゜11と各7L/−ムlo
、14,15,20,21゜23とでこの野菜移植機l
の機体フレームを構成している。
内部に伝動軸を有する前部伝動フレーム10が後方に延
出させて固着連結されており、その後端部に移植部ミッ
ションケース11が設けられている。移植部ミッション
ケース11からは後述する移植装置13に伝動する伝動
軸を内部に有する後部伝動フレーム14が後方に延出さ
れ、さらに該伝動フレーム14の後端部にはハンドル支
持フレーム15が後向きに突設されている。このハンド
ル支持フレーム15とこれに固着した固定板16に操縦
ハンドルI7、各種操作レバー等が取り付けられている
。一方、前部伝動フレームlOと反対側(図示例では右
側)にはこれに対向させてサイドフレーム20が設けら
れている。両フレーム10.20は右端部が外方に突出
する横フレーム21によって連結されている。横フレー
ム21には平面視コ字形のブラケット22が固着されて
おり、このブラケット22と前記固定板16との間に補
強フレーム23が設けられている。これら走行部および
移植部のミッションケース3゜11と各7L/−ムlo
、14,15,20,21゜23とでこの野菜移植機l
の機体フレームを構成している。
横フレーム21の後方下位位置には、前記ブラケット2
2と移植部ミッションケースitに固着したブラケット
25によって後輪支持軸26が横架されている。そして
、この支持軸26の両端部に後輪支持アーム27.27
が回動自在に取り付けられ、該アームの下端部に左右の
後輪28.28が軸支されている。後輪28.28も前
輪7゜7に連係して昇降するようになっている。また、
後輪支持軸26には後述の土掘り装置30と覆土装置3
1が取り付けられている。
2と移植部ミッションケースitに固着したブラケット
25によって後輪支持軸26が横架されている。そして
、この支持軸26の両端部に後輪支持アーム27.27
が回動自在に取り付けられ、該アームの下端部に左右の
後輪28.28が軸支されている。後輪28.28も前
輪7゜7に連係して昇降するようになっている。また、
後輪支持軸26には後述の土掘り装置30と覆土装置3
1が取り付けられている。
機体の上部には、移動枠33と受枠34とからなる苗載
台35が前部が上位となるよう若干傾斜させて設けられ
ている。苗載台35の大部分を占める移動枠33は、左
右の側板36a、36aと前後の底板36b、36cと
で枠組36を構成し、前後の底Mi間に形成される底部
開口部に前後一対のロール38a、38bに張設された
苗移送ベルト38を前後の底板と同一高さに設けてなる
。移植用苗300としては、第21[Nに示すようなボ
ッ)301a、・・・を縦横に並設した紙製の育苗器3
01で育成されたポット状のものが使用され、後側の底
板36bは背面視がポットの幅に相当する周期の波形に
成形されている。この移動枠33は前後のレール39.
40によって左右方向に滑動自在に支持されている。受
枠34は、上記後側レール40と一体に形成され、底板
36cの後部に隣接させて該底板と同一面上に設けられ
ており、左右中央部に苗取出口41が形成されている。
台35が前部が上位となるよう若干傾斜させて設けられ
ている。苗載台35の大部分を占める移動枠33は、左
右の側板36a、36aと前後の底板36b、36cと
で枠組36を構成し、前後の底Mi間に形成される底部
開口部に前後一対のロール38a、38bに張設された
苗移送ベルト38を前後の底板と同一高さに設けてなる
。移植用苗300としては、第21[Nに示すようなボ
ッ)301a、・・・を縦横に並設した紙製の育苗器3
01で育成されたポット状のものが使用され、後側の底
板36bは背面視がポットの幅に相当する周期の波形に
成形されている。この移動枠33は前後のレール39.
40によって左右方向に滑動自在に支持されている。受
枠34は、上記後側レール40と一体に形成され、底板
36cの後部に隣接させて該底板と同一面上に設けられ
ており、左右中央部に苗取出口41が形成されている。
該苗取出口にはポットの底面を受ける状態と受けない状
態に開閉する開閉体42が設けられている。
態に開閉する開閉体42が設けられている。
苗載台35の後部には、受枠34J:まで移送されてき
た苗を落下しないように受は止めるためのポットホルダ
43が設けられている。ポットホルダ43は、鉤形の側
板部44a、44aの後端部同士を横板部44bで連結
したブラダ、:、)44を移動枠の側板36a 、36
aの後端部上部にビン45.45で回動自在に設け、横
板部44bの前面部にピアノ線等で形成されるポット受
杆47゜・・・がポット幅の間隔で下向き垂下させて取
り付けられている。各ポット受杆47は下部が若干前向
きに屈曲成形されているため、上部が後方に張り出して
その分だけ上部のふところが深くなっている。そして、
横板部44bから上方前向きに突出する突起48.48
に穿設されている前後の長穴49.49に、毛状体を植
設したブラシ50がポル)52.52によって取り付け
られている。ブラシ50は苗の葉を柔く受けとめて、葉
がポットホルダの後方にはみ出さないようにするもので
、後記移植爪75.75による葉の損傷を防止する。
た苗を落下しないように受は止めるためのポットホルダ
43が設けられている。ポットホルダ43は、鉤形の側
板部44a、44aの後端部同士を横板部44bで連結
したブラダ、:、)44を移動枠の側板36a 、36
aの後端部上部にビン45.45で回動自在に設け、横
板部44bの前面部にピアノ線等で形成されるポット受
杆47゜・・・がポット幅の間隔で下向き垂下させて取
り付けられている。各ポット受杆47は下部が若干前向
きに屈曲成形されているため、上部が後方に張り出して
その分だけ上部のふところが深くなっている。そして、
横板部44bから上方前向きに突出する突起48.48
に穿設されている前後の長穴49.49に、毛状体を植
設したブラシ50がポル)52.52によって取り付け
られている。ブラシ50は苗の葉を柔く受けとめて、葉
がポットホルダの後方にはみ出さないようにするもので
、後記移植爪75.75による葉の損傷を防止する。
前述の如くポット受杆47.・・・は上部が後方に張り
出しているので、ポット受杆47.・・・の上部とブラ
シ50との間には空間が形成されている。ポット受杆4
7.・・・とブラシ50との間隔は、長穴49.49へ
のボルト52.52の取付は位置を変えることによって
任意に調節できる。さらに、移動枠の側板36aの外面
に突設された凸部54に係合する凹部55を有し連結棒
56によって上端部同士が連結されたフック57.57
が、ブラケットの側板部44a、44aに回動自在に取
り付けられている。ブラケット44とフック47との間
にはスプリング58が介装されており、前記凸部54と
凹部55とが係合する方向にフック57が付勢されてい
るため、ポットホルダ43はポット受杆およびブラシが
移動枠33の後端面を閉止する状態になっている。
出しているので、ポット受杆47.・・・の上部とブラ
シ50との間には空間が形成されている。ポット受杆4
7.・・・とブラシ50との間隔は、長穴49.49へ
のボルト52.52の取付は位置を変えることによって
任意に調節できる。さらに、移動枠の側板36aの外面
に突設された凸部54に係合する凹部55を有し連結棒
56によって上端部同士が連結されたフック57.57
が、ブラケットの側板部44a、44aに回動自在に取
り付けられている。ブラケット44とフック47との間
にはスプリング58が介装されており、前記凸部54と
凹部55とが係合する方向にフック57が付勢されてい
るため、ポットホルダ43はポット受杆およびブラシが
移動枠33の後端面を閉止する状態になっている。
苗載台35の横移動装置60として、作業部ミッション
ケース11に固着連結された苗載台伝動ケース62の先
端部と横フレーム21の突出端部に設けた軸受部材63
との間に、外周部に右回りおよび左回りの螺旋状リード
溝65.65’が形成されたリードカム軸66が軸支さ
れているとともに、上記リード溝に係合するリード爪を
そなえたリードメタル67が苗載台の移動枠33に固着
されており、リードカム軸66が回転することにより、
これに摺動自在に嵌合しているリードメタル67を介し
て移動枠33が左右方向に往復移動させられ、受枠34
上の最後列の苗を順次苗取出口41に供給するようにな
っている。また、移動枠33が左右行程の端部まで移動
すると、駆動ロール38aの軸の端部に固着したラチェ
ットレバー68が後記カム取付軸122に取り付けられ
た苗送りカム69によって所定方向に回動させられ、苗
移送ベルト38が作動して苗を1列分だけ後方に移送す
るようになっている。
ケース11に固着連結された苗載台伝動ケース62の先
端部と横フレーム21の突出端部に設けた軸受部材63
との間に、外周部に右回りおよび左回りの螺旋状リード
溝65.65’が形成されたリードカム軸66が軸支さ
れているとともに、上記リード溝に係合するリード爪を
そなえたリードメタル67が苗載台の移動枠33に固着
されており、リードカム軸66が回転することにより、
これに摺動自在に嵌合しているリードメタル67を介し
て移動枠33が左右方向に往復移動させられ、受枠34
上の最後列の苗を順次苗取出口41に供給するようにな
っている。また、移動枠33が左右行程の端部まで移動
すると、駆動ロール38aの軸の端部に固着したラチェ
ットレバー68が後記カム取付軸122に取り付けられ
た苗送りカム69によって所定方向に回動させられ、苗
移送ベルト38が作動して苗を1列分だけ後方に移送す
るようになっている。
最後列の苗300は、ポット部300aがポット受杆4
7の下端部に支持されるとともに、妻部300bがブラ
シ50によって弾力的に受は止められる。ポット受杆4
7の上部が後方に張り出しているため、葉が大きく生育
している苗の場合も妻部がボ・ソト受杆によって前方に
無理に押圧されることがない。また、ブラシ50が前後
に取付位置調節可能に設けられているので1、野菜の種
類に応じてポット受杆とブラシとの間隔りを調整するこ
とができる。例えば、キャベツのように葉が上に伸びる
苗の場合は、第10図(a)に示すように間隔(Ll)
を広くし、白菜のように葉が横に拡がる苗の場合は、第
1O図(b)に示すように間隔(L2)を狭くすればよ
い。ただし、L、 >L2 。
7の下端部に支持されるとともに、妻部300bがブラ
シ50によって弾力的に受は止められる。ポット受杆4
7の上部が後方に張り出しているため、葉が大きく生育
している苗の場合も妻部がボ・ソト受杆によって前方に
無理に押圧されることがない。また、ブラシ50が前後
に取付位置調節可能に設けられているので1、野菜の種
類に応じてポット受杆とブラシとの間隔りを調整するこ
とができる。例えば、キャベツのように葉が上に伸びる
苗の場合は、第10図(a)に示すように間隔(Ll)
を広くし、白菜のように葉が横に拡がる苗の場合は、第
1O図(b)に示すように間隔(L2)を狭くすればよ
い。ただし、L、 >L2 。
このように、ポット受杆とブラシの間隔りを調整するこ
とにより、葉に適度の抵抗がかかるように設定でき、最
後列の苗の葉とその前列の苗の葉との絡み付きを防止で
きる。
とにより、葉に適度の抵抗がかかるように設定でき、最
後列の苗の葉とその前列の苗の葉との絡み付きを防止で
きる。
また、第10図(C)においてamで示すようにフック
57.57の上部を前方に倒して凸部54と凹部55と
の係合を解除することにより、同図において実線で示す
ようにポットホルダ43を上方に跳ね上げて苗載台35
の後端面を開放することができるので、破損したポット
や不良苗等の除去を簡単に行なえる。
57.57の上部を前方に倒して凸部54と凹部55と
の係合を解除することにより、同図において実線で示す
ようにポットホルダ43を上方に跳ね上げて苗載台35
の後端面を開放することができるので、破損したポット
や不良苗等の除去を簡単に行なえる。
移植装置13は、各々複数の軸、ギヤ等を内蔵する第1
回転ケース71.第2回転ケース72および移植ケース
73をそなえ、移植ケース73に一対の移植爪75.7
5と苗押出体76が設けられている。第11図乃至第1
3図は内部の構造を示す断面図で、これに基づいて具体
的に説明する。
回転ケース71.第2回転ケース72および移植ケース
73をそなえ、移植ケース73に一対の移植爪75.7
5と苗押出体76が設けられている。第11図乃至第1
3図は内部の構造を示す断面図で、これに基づいて具体
的に説明する。
第1回転ケース71は後部伝動フレーム14に回動自在
に支持された回転筒81に一体で後部伝動ケース14に
対し回転自在であり、また第2回転ケース72は第1回
転ケース71に回動自在に支持された回転筒82に一体
で第1回転ケース71に対し回転自在である。後部伝動
ケース14の後端部には一端部を第1回転ケース71内
に嵌入させた固定軸83が設けられ、回転筒81に固着
されたスプロケット84がこの軸周りに回転自在に嵌合
しているとともに、第1回転ケース71内でギヤ85が
この軸に嵌着されている。スプロケット84には後部伝
動ケース14内のチェノ87が張架されており、このチ
ェノを介して伝えられる動力によって第1回転ケース7
1が所定方向に回転されられる。また、ギヤ85はカウ
ンタギヤ88を介して回転筒82のギヤ89に噛合連結
されており、これらギヤ列の作用によって、第1回転ケ
ース71が回転すると第2回転ケース72がこれの2倍
のスピードで逆方向に回転するようになっている。第1
回転ケース71にも一端部を第2回転ケース72内に嵌
入させた固定軸91が設けられ、この固定軸91に嵌着
されているギヤ92はカウンタギヤ93を介して、第2
回転ケース72の先端部に支承され片側を該ケース外に
突出させた移植ケース取付軸95のギヤ96に噛合連結
されている。この移植ケース取付軸95は第2回転ケー
ス72に対しては相対的に回転するが、機体に対しては
相対的に回転しないように各ギヤ比が設定されている。
に支持された回転筒81に一体で後部伝動ケース14に
対し回転自在であり、また第2回転ケース72は第1回
転ケース71に回動自在に支持された回転筒82に一体
で第1回転ケース71に対し回転自在である。後部伝動
ケース14の後端部には一端部を第1回転ケース71内
に嵌入させた固定軸83が設けられ、回転筒81に固着
されたスプロケット84がこの軸周りに回転自在に嵌合
しているとともに、第1回転ケース71内でギヤ85が
この軸に嵌着されている。スプロケット84には後部伝
動ケース14内のチェノ87が張架されており、このチ
ェノを介して伝えられる動力によって第1回転ケース7
1が所定方向に回転されられる。また、ギヤ85はカウ
ンタギヤ88を介して回転筒82のギヤ89に噛合連結
されており、これらギヤ列の作用によって、第1回転ケ
ース71が回転すると第2回転ケース72がこれの2倍
のスピードで逆方向に回転するようになっている。第1
回転ケース71にも一端部を第2回転ケース72内に嵌
入させた固定軸91が設けられ、この固定軸91に嵌着
されているギヤ92はカウンタギヤ93を介して、第2
回転ケース72の先端部に支承され片側を該ケース外に
突出させた移植ケース取付軸95のギヤ96に噛合連結
されている。この移植ケース取付軸95は第2回転ケー
ス72に対しては相対的に回転するが、機体に対しては
相対的に回転しないように各ギヤ比が設定されている。
移植ケース73はケース内に挿入された前記移植ケース
取付軸95に一体に取り付けられている。
取付軸95に一体に取り付けられている。
そして、第2回転ケース72に固着され取付軸95を外
包する筒軸100に、開閉カム101と押出カム102
とが並設されている。移植ケース73の内部には、筒軸
100に直交させて開閉軸104と押出軸105が設け
られており、開閉軸104には開閉カム101に押圧付
勢されるカムフォロア106が取り付けられ、押出軸1
05には押出カム102に押圧付勢されるカムフォロア
lO7が取り付けられている。
包する筒軸100に、開閉カム101と押出カム102
とが並設されている。移植ケース73の内部には、筒軸
100に直交させて開閉軸104と押出軸105が設け
られており、開閉軸104には開閉カム101に押圧付
勢されるカムフォロア106が取り付けられ、押出軸1
05には押出カム102に押圧付勢されるカムフォロア
lO7が取り付けられている。
前記一対の移植爪は固定爪と可動爪であって。
固定爪75 (A)は移植ケース73の側面部に固着さ
れ、可動爪75 (B)は開閉軸104の下端突出部に
取り付けられている0両移植爪はともに下向きに延び、
下端部がへら状の挾持部75aとなっている。また、前
記押出体76は、押出軸105の下端突出部に取り付け
られ、固定移植爪75(A)の内面に摺接されている。
れ、可動爪75 (B)は開閉軸104の下端突出部に
取り付けられている0両移植爪はともに下向きに延び、
下端部がへら状の挾持部75aとなっている。また、前
記押出体76は、押出軸105の下端突出部に取り付け
られ、固定移植爪75(A)の内面に摺接されている。
つぎに、移植装置13の動作について説明すると、第1
回転ケース71は前輪7,7の回転速度に対応する所定
の速度で第1図における反時計周り方向に回転するとと
もに、第2回転ケース72はこれとは逆周り(時計周り
方向)に2倍の速度で回転し、移植ケース73は上下に
細長い楕円軌道を描いて上下運動を行なう0機体に対し
移植ケース取付軸95が相対的に回転しないように設定
されているので、移植ケース73およびこれに取り付け
られている移植爪75.75と苗押出体76は終始同じ
姿勢を保持する。第1図におけるPは移植爪の先端部の
軌跡をあられし、A点すなわち苗取出口41の位置で苗
押出体76が苗300のポット部上面に係止するととも
に可動爪75(B)が閉じ、苗取出口41に位置する苗
を1個のポット苗として分割しそれを一対の移植爪が保
持する。
回転ケース71は前輪7,7の回転速度に対応する所定
の速度で第1図における反時計周り方向に回転するとと
もに、第2回転ケース72はこれとは逆周り(時計周り
方向)に2倍の速度で回転し、移植ケース73は上下に
細長い楕円軌道を描いて上下運動を行なう0機体に対し
移植ケース取付軸95が相対的に回転しないように設定
されているので、移植ケース73およびこれに取り付け
られている移植爪75.75と苗押出体76は終始同じ
姿勢を保持する。第1図におけるPは移植爪の先端部の
軌跡をあられし、A点すなわち苗取出口41の位置で苗
押出体76が苗300のポット部上面に係止するととも
に可動爪75(B)が閉じ、苗取出口41に位置する苗
を1個のポット苗として分割しそれを一対の移植爪が保
持する。
この動作に合わせて苗取出口の開閉体42が開くように
なっている。B点すなわち軌跡の最下部で可動爪75
(B)が開き、保持しているポット苗を圃場に植え付け
てゆく。また、移植爪がB点よりも少し上昇した0点で
苗押出体76が下動動作を開始し、移植爪75 (A、
B)に付着したまま持ち上げられた苗を強制的に移植爪
から分離するので、苗の移植が確実に行なわれる。
なっている。B点すなわち軌跡の最下部で可動爪75
(B)が開き、保持しているポット苗を圃場に植え付け
てゆく。また、移植爪がB点よりも少し上昇した0点で
苗押出体76が下動動作を開始し、移植爪75 (A、
B)に付着したまま持ち上げられた苗を強制的に移植爪
から分離するので、苗の移植が確実に行なわれる。
土掘り装置30は、後輪支持軸26に固着した正面視門
形の枠体110に上下リンクill、112を回動自在
に枢着し、該上下リンクの後方先端部に枢結した取付板
114に、逆U字形で一対の下端部が鋭利に形成された
針状体115と、左右両端部が若干後向きに屈曲する進
行方向と直角な方向を向いた板状体116が設けられて
いる。
形の枠体110に上下リンクill、112を回動自在
に枢着し、該上下リンクの後方先端部に枢結した取付板
114に、逆U字形で一対の下端部が鋭利に形成された
針状体115と、左右両端部が若干後向きに屈曲する進
行方向と直角な方向を向いた板状体116が設けられて
いる。
板状体116は針状体115の後面に、下端が該針状体
の下端よりも上位に位置するよう固着されている。下リ
ンクの枢支軸112aには下リンクを上向きに付勢する
スプリング118が嵌装されている。この土掘り装置3
0の駆動機構として、上リンク111に設けた軸119
°にベアリングでできたカムフォロア120が嵌着され
、このカムフォロア120に対向させカム取付軸122
に扇形のカム123が設けられている。なお、カム取付
軸122は移植部ミッションケース11から突出し、そ
の先端部がブラケット22の後方に設けた軸受部材12
4に支承されている。
の下端よりも上位に位置するよう固着されている。下リ
ンクの枢支軸112aには下リンクを上向きに付勢する
スプリング118が嵌装されている。この土掘り装置3
0の駆動機構として、上リンク111に設けた軸119
°にベアリングでできたカムフォロア120が嵌着され
、このカムフォロア120に対向させカム取付軸122
に扇形のカム123が設けられている。なお、カム取付
軸122は移植部ミッションケース11から突出し、そ
の先端部がブラケット22の後方に設けた軸受部材12
4に支承されている。
カム取付軸122が駆動回転されることによりカム12
3が回転し、該カムがカムフォロア120に係合すると
上リンク111が押し下げられ針状体115および板状
体116が下動し、係合が解除されるとスプリング11
8の作用で上動するようになっている。なお、カム12
3には針状体115および板状体l16を最下部で一時
停止するよう作動させるカム面123aが形成されてい
るため、機体の進行によって針状体115および板状体
116が土壌中に潜った状態のまま移動し、圃場に移植
用穴が形成されるのである。この際、針状体115によ
って掻き起こされた後の土を板状体116が破砕してゆ
くので、移植式周囲の土が充分に細分化される。また、
マルチフィルム303が被覆されている場合は、針状体
115がこれを突き破って引き裂いてゆくことにより、
フィルムに穴303aが形成される。このフィルム穴の
周囲には、板状体116によって前方に押しやられた土
が載せ掛けられる。したがって、フィルムの端部が移植
後の苗に接触することがなく、苗の生育の妨げとならな
い。
3が回転し、該カムがカムフォロア120に係合すると
上リンク111が押し下げられ針状体115および板状
体116が下動し、係合が解除されるとスプリング11
8の作用で上動するようになっている。なお、カム12
3には針状体115および板状体l16を最下部で一時
停止するよう作動させるカム面123aが形成されてい
るため、機体の進行によって針状体115および板状体
116が土壌中に潜った状態のまま移動し、圃場に移植
用穴が形成されるのである。この際、針状体115によ
って掻き起こされた後の土を板状体116が破砕してゆ
くので、移植式周囲の土が充分に細分化される。また、
マルチフィルム303が被覆されている場合は、針状体
115がこれを突き破って引き裂いてゆくことにより、
フィルムに穴303aが形成される。このフィルム穴の
周囲には、板状体116によって前方に押しやられた土
が載せ掛けられる。したがって、フィルムの端部が移植
後の苗に接触することがなく、苗の生育の妨げとならな
い。
覆土装置31は、前記下リンク枢支軸112aの両端部
にユニバーサルジヨイント130,130を介して支持
杆131,131が連結され、該′支持杆は外方下向き
に突出したのち後向きに屈曲し、その後端部に左右一対
の覆土具132,132が畝305の両側に支持されて
いる。覆土具132は支持板133の後端裏面に合成樹
脂等の可撓性材料でできた覆土板134が一体に取り付
けられている。支持杆131と覆土具132との取付部
について説明すると、支持杆131の後端部に2組の取
付孔135a、135a’を有する取付枠135が固着
されており、支持板133側の長短2木の摺動軸136
,136’が上記取付穴にそれぞれ摺動自在に貫通させ
て設けられ、かつ長い方の摺動軸136には先端部に設
けた係止板137と取付枠135との間に比較的弾性力
の弱い抑圧スプリング138が装着されている。このた
め覆土具132は前後方向に移動可能で、前向きに付勢
された状態となっている。支持杆131゜131を駆動
する駆動機構は、前記カム取付軸122に取り付けられ
たカム140と、枢支軸112aと一体のアーム141
に取り付けられたベアリングでできたカムフォロア14
2とで構成されている。
にユニバーサルジヨイント130,130を介して支持
杆131,131が連結され、該′支持杆は外方下向き
に突出したのち後向きに屈曲し、その後端部に左右一対
の覆土具132,132が畝305の両側に支持されて
いる。覆土具132は支持板133の後端裏面に合成樹
脂等の可撓性材料でできた覆土板134が一体に取り付
けられている。支持杆131と覆土具132との取付部
について説明すると、支持杆131の後端部に2組の取
付孔135a、135a’を有する取付枠135が固着
されており、支持板133側の長短2木の摺動軸136
,136’が上記取付穴にそれぞれ摺動自在に貫通させ
て設けられ、かつ長い方の摺動軸136には先端部に設
けた係止板137と取付枠135との間に比較的弾性力
の弱い抑圧スプリング138が装着されている。このた
め覆土具132は前後方向に移動可能で、前向きに付勢
された状態となっている。支持杆131゜131を駆動
する駆動機構は、前記カム取付軸122に取り付けられ
たカム140と、枢支軸112aと一体のアーム141
に取り付けられたベアリングでできたカムフォロア14
2とで構成されている。
カム140が回転することによりカムフォロア142が
周期的に押し下げられ、これにともなう枢支軸112a
の回動がユニバーサルジヨイント130.130を介し
て支持杆131,131に伝えられる。枢支軸112a
に対し支持杆の基部131a、131aが斜めになって
いるため、支持杆が駆動されると左右の覆土板134,
134は移植された苗の左右両側の土壌を上方から斜め
圧するので、該土部が所定位置に所定姿勢で確実に保持
される。また、左右一対の覆土板が苗周囲の土を挾み付
けるように押圧することにより土が上方に盛り上がり、
ポット部300aの上部にも充分な土回りが行なわれる
。
周期的に押し下げられ、これにともなう枢支軸112a
の回動がユニバーサルジヨイント130.130を介し
て支持杆131,131に伝えられる。枢支軸112a
に対し支持杆の基部131a、131aが斜めになって
いるため、支持杆が駆動されると左右の覆土板134,
134は移植された苗の左右両側の土壌を上方から斜め
圧するので、該土部が所定位置に所定姿勢で確実に保持
される。また、左右一対の覆土板が苗周囲の土を挾み付
けるように押圧することにより土が上方に盛り上がり、
ポット部300aの上部にも充分な土回りが行なわれる
。
以上説明してきた苗載台の横移動跡R(苗送り装置)6
0、土掘り装置30および覆土装置31を駆動させる各
カム69,69,123,140はそれぞれ共通のカム
取付軸122に取り付けられているため、軸や伝動用部
材の数が少なく構成が簡単であるとともに、これらの装
置を移植装置13に同期して作動させるのに都合がよい
。またこの実施例では、カム取付軸122が移植部ミッ
ションケース11の主軸の延長軸であるので、カム取付
軸を駆動するための機構が不要となっている。
0、土掘り装置30および覆土装置31を駆動させる各
カム69,69,123,140はそれぞれ共通のカム
取付軸122に取り付けられているため、軸や伝動用部
材の数が少なく構成が簡単であるとともに、これらの装
置を移植装置13に同期して作動させるのに都合がよい
。またこの実施例では、カム取付軸122が移植部ミッ
ションケース11の主軸の延長軸であるので、カム取付
軸を駆動するための機構が不要となっている。
接地輪である前輪および後輪の昇降機構は油圧式であっ
て、走行部ミッションケース3の後部に油圧ポンプ15
0が一体的に設けられ、前部伝動フレーム10とサイド
フレーム20との間に架設した支持台151上に油圧シ
リンダ152と油圧バルブ153が設けられている。油
圧シリンダのピストン152aは後方に突出され、その
後端部に設けた摺動体155に天秤杆156が水平面内
で回動自在に枢着されている。摺動体155はピストン
152aの軸方向に摺動自在で、該ピストンの周囲にf
iI;:装したスプリング157によって後向きに付勢
されている。また、天秤杆156は上板156aと下板
156bとで構成されており、その中間部に形成される
空間160の中央部に摺動体155が挿入され、摺動体
の上下のビン161.161が上板と下板のボス162
,162に回動自在に嵌合することにより、摺動体15
5と天秤杆156とが結合している。図中の163は摺
動体155の抜落ち防止用ストッパで、ピストン152
aの先端部に嵌着されている。そして、天秤杆156の
左右両端部は、前輪連結杆!65゜165によって回動
筒部5,5の上面に突設したアーム166.166に連
結されているとともに、後輪連結杆167.167によ
って後輪支持軸26の上面に突設したアーム168,1
68に連結されている。
て、走行部ミッションケース3の後部に油圧ポンプ15
0が一体的に設けられ、前部伝動フレーム10とサイド
フレーム20との間に架設した支持台151上に油圧シ
リンダ152と油圧バルブ153が設けられている。油
圧シリンダのピストン152aは後方に突出され、その
後端部に設けた摺動体155に天秤杆156が水平面内
で回動自在に枢着されている。摺動体155はピストン
152aの軸方向に摺動自在で、該ピストンの周囲にf
iI;:装したスプリング157によって後向きに付勢
されている。また、天秤杆156は上板156aと下板
156bとで構成されており、その中間部に形成される
空間160の中央部に摺動体155が挿入され、摺動体
の上下のビン161.161が上板と下板のボス162
,162に回動自在に嵌合することにより、摺動体15
5と天秤杆156とが結合している。図中の163は摺
動体155の抜落ち防止用ストッパで、ピストン152
aの先端部に嵌着されている。そして、天秤杆156の
左右両端部は、前輪連結杆!65゜165によって回動
筒部5,5の上面に突設したアーム166.166に連
結されているとともに、後輪連結杆167.167によ
って後輪支持軸26の上面に突設したアーム168,1
68に連結されている。
昇降機構の駆動用油圧シリンダ152は次の植付深さ制
御装置170によって制御される。植付深さ制御装置1
70は、前記ブラケッ1−22.25に横設した回動軸
171から前方に突設した支持板172に接地体173
が軸支(軸175)され、該接地体と一体のアーム17
6の先端部と油圧バルブのスプール153aとが連結ロ
ッド177によって連結されている。接地体173は、
基部から後方に延出された中板部173aと該中板部の
両側部に設けられた側板部173b、173bとからな
り、畝305の頂部を囲う形状になっ16が挿入される
切欠き173cが形成されている。
御装置170によって制御される。植付深さ制御装置1
70は、前記ブラケッ1−22.25に横設した回動軸
171から前方に突設した支持板172に接地体173
が軸支(軸175)され、該接地体と一体のアーム17
6の先端部と油圧バルブのスプール153aとが連結ロ
ッド177によって連結されている。接地体173は、
基部から後方に延出された中板部173aと該中板部の
両側部に設けられた側板部173b、173bとからな
り、畝305の頂部を囲う形状になっ16が挿入される
切欠き173cが形成されている。
作業時には、中板部173aが畝305の上面に、また
側板部173b、173bが畝305の上部斜面にそれ
ぞれ摺接し、畝の頂部を整地整形しながら進行するとと
もに、畝の高低変化に応じた上下動が連結ロッド177
を介して油圧バルブのスプール153aに伝えられる。
側板部173b、173bが畝305の上部斜面にそれ
ぞれ摺接し、畝の頂部を整地整形しながら進行するとと
もに、畝の高低変化に応じた上下動が連結ロッド177
を介して油圧バルブのスプール153aに伝えられる。
すなわち、接地体173は、畝の頂部を整地整形する整
地具としての役割と、畝の高さを検出するセンサとして
の役割を有する。畝が高くなって接地体173の後部が
上動すると、アーム176とロッド177を介してスプ
ール153aが押し込まれ、油圧シリンダ152を伸張
させる方向に油圧バルブ153が切り替えられる。油圧
シリンダが伸張して天秤杆156が後方に移動すること
により、それに取り付けられている前輪連結杆155,
155、後輪連結杆157,157を介してアーム15
6゜156.158,158が回動させられ、前輪7゜
7および後輪28.28が同時に下動し、機体が持ち上
げられる。逆に、畝が低くなって接地体173の後部が
下動すると、機体が下ろされる。このように、植付深さ
制御装置170の作用によって畝の高さ変化に応じて機
体を適宜昇降させることにより、常に一定条件かつ一定
植付深さで植付作業が行なわれる。
地具としての役割と、畝の高さを検出するセンサとして
の役割を有する。畝が高くなって接地体173の後部が
上動すると、アーム176とロッド177を介してスプ
ール153aが押し込まれ、油圧シリンダ152を伸張
させる方向に油圧バルブ153が切り替えられる。油圧
シリンダが伸張して天秤杆156が後方に移動すること
により、それに取り付けられている前輪連結杆155,
155、後輪連結杆157,157を介してアーム15
6゜156.158,158が回動させられ、前輪7゜
7および後輪28.28が同時に下動し、機体が持ち上
げられる。逆に、畝が低くなって接地体173の後部が
下動すると、機体が下ろされる。このように、植付深さ
制御装置170の作用によって畝の高さ変化に応じて機
体を適宜昇降させることにより、常に一定条件かつ一定
植付深さで植付作業が行なわれる。
植付深さの調節は植付深さ調節レバー178で接地体の
基準高さを調節することによって行なう。
基準高さを調節することによって行なう。
第18図において実線で示すようにレバー178を下げ
た状態では、基準高さH,が低く植付深さが浅い。また
、鎖線で示すようにレバー178を上げた状態では、基
準高さH2が高く植付深さが深い。
た状態では、基準高さH,が低く植付深さが浅い。また
、鎖線で示すようにレバー178を上げた状態では、基
準高さH2が高く植付深さが深い。
レバー178で植付深さを調節すると、接地体173の
仰角が変化するため植付深さ制御用の感度が変化する。
仰角が変化するため植付深さ制御用の感度が変化する。
すなわち、浅植えを行なうためにレバー178を下げる
と、接地体173の仰角が、大きくなって感度が敞感に
なる。逆に、深植えを行なうためにレバー178を持ち
上げると、接地体173の仰角が小さくなるため感度が
鈍感となる。
と、接地体173の仰角が、大きくなって感度が敞感に
なる。逆に、深植えを行なうためにレバー178を持ち
上げると、接地体173の仰角が小さくなるため感度が
鈍感となる。
なお、前記ロッド177のバルブ側鉤状端部177aは
、ハンドル支持フレーム15に設けた上げレバー180
にワイヤ181によって接続されている制御切替片18
2の長穴183に挿入されている。上げレバー180が
自動制御位置り、のときは、長大183の中央部に端部
177aが位置しているため、スプール153aが自由
に出入でき、前記昇降制御が自動的に行なわれる。上げ
レバー180をリフト位置D2にすると、長穴の端部壁
面183aがロッド端部177aを引っ張り、スプール
153aを強制的に押し込むため、機体がリフト位置ま
で上昇する。
、ハンドル支持フレーム15に設けた上げレバー180
にワイヤ181によって接続されている制御切替片18
2の長穴183に挿入されている。上げレバー180が
自動制御位置り、のときは、長大183の中央部に端部
177aが位置しているため、スプール153aが自由
に出入でき、前記昇降制御が自動的に行なわれる。上げ
レバー180をリフト位置D2にすると、長穴の端部壁
面183aがロッド端部177aを引っ張り、スプール
153aを強制的に押し込むため、機体がリフト位置ま
で上昇する。
また、天秤杆の空間160は水平制御装置190のカム
機構部を収納するための空間であって。
機構部を収納するための空間であって。
摺動体155には平面視楕円形の穴191が形成された
カム受部192が側方に張り出して設けられており、こ
のカム受部の楕円穴191に偏心軸193が固着された
円形のカム194が嵌合している。上記偏心軸193の
上部には互いに逆方向に突出するアーム196,196
が形成されたアーム部材197がキー198によって嵌
着され、該アーム196,196の先端部に前記固定板
16に設けた操作レバー200に接続されているワイヤ
201が取り付けられている。なお、ワイヤアウタ20
2.202のアーム側端部は天秤杆156の上板156
aに設けたアウタ受板203に固定支持されている。
カム受部192が側方に張り出して設けられており、こ
のカム受部の楕円穴191に偏心軸193が固着された
円形のカム194が嵌合している。上記偏心軸193の
上部には互いに逆方向に突出するアーム196,196
が形成されたアーム部材197がキー198によって嵌
着され、該アーム196,196の先端部に前記固定板
16に設けた操作レバー200に接続されているワイヤ
201が取り付けられている。なお、ワイヤアウタ20
2.202のアーム側端部は天秤杆156の上板156
aに設けたアウタ受板203に固定支持されている。
操作レバー200の装着部について説明すると、外周面
にワイヤ溝205が形成された円板206が軸207に
よって前記固定板16に回動自在に取り付けられており
、該円板に枢支ビン209にて枢支された筒体210に
操作レバー200の基部が固着され、前記ワイヤ溝20
5にワイヤ2゜1が巻き掛けて固定されている。なお、
ワイヤアウタ202.202の円板側端部は固定板16
に固着されたアウタ受板203′に固定支持されている
。そして、操作レバー200の基部付近の側面部に固着
させた係止板212が、固定板の立縁部16.aに形成
された複数の係止tR213,・・・の何れかに保合で
きるようになっている。214は操作レバー200を係
止溝213.・・・の方向に付勢するばねである。
にワイヤ溝205が形成された円板206が軸207に
よって前記固定板16に回動自在に取り付けられており
、該円板に枢支ビン209にて枢支された筒体210に
操作レバー200の基部が固着され、前記ワイヤ溝20
5にワイヤ2゜1が巻き掛けて固定されている。なお、
ワイヤアウタ202.202の円板側端部は固定板16
に固着されたアウタ受板203′に固定支持されている
。そして、操作レバー200の基部付近の側面部に固着
させた係止板212が、固定板の立縁部16.aに形成
された複数の係止tR213,・・・の何れかに保合で
きるようになっている。214は操作レバー200を係
止溝213.・・・の方向に付勢するばねである。
係止板212を係止溝213から外し操作レバー200
を矢印方向に回動操作することにより、円板206に巻
き掛けられているワイヤ201が移動し、アーム部材1
97が回動する。すると、カム194が偏心回動させら
れ、天秤杆156が強制的に揺動させられる。平面視に
おいて天秤杆を左回りに揺動させると、左側の前輪およ
び後輪が上動し、かつ右側の前輪および後輪が下動する
ため、機体は左下りに傾斜する。逆に天秤杆を右回りに
揺動させると、機体は右下りに傾斜する。
を矢印方向に回動操作することにより、円板206に巻
き掛けられているワイヤ201が移動し、アーム部材1
97が回動する。すると、カム194が偏心回動させら
れ、天秤杆156が強制的に揺動させられる。平面視に
おいて天秤杆を左回りに揺動させると、左側の前輪およ
び後輪が上動し、かつ右側の前輪および後輪が下動する
ため、機体は左下りに傾斜する。逆に天秤杆を右回りに
揺動させると、機体は右下りに傾斜する。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明にかかる移植機
は、苗載台の苗送り装置、穴掘り装置および覆土装置を
作動させるためのカムを共通の軸に設けることにより、
軸およびそれに付随する部品の数が減少され、これら各
装置の作動機構が無駄のない機能的な構成となった。
は、苗載台の苗送り装置、穴掘り装置および覆土装置を
作動させるためのカムを共通の軸に設けることにより、
軸およびそれに付随する部品の数が減少され、これら各
装置の作動機構が無駄のない機能的な構成となった。
第1図は本発明を施した野菜移植機の全体側面図、第2
図はその平面図、第3図はその一部を取り外した状態の
平面図、第4図はその正面図である。第5図は要部の側
面図、第6図はその平面図、r37図はその背面図であ
る。第8図は苗載台後部の斜視図、第9図はその平面図
、第10図(a)、(b)。 (C)はそのそれぞれ異なる各状態を示す側面図である
。第11図は移植装置の全体断面図、第12図および第
13図は移植ケースの断面図である。 第14図は土掘り装置の説明図、第15図はそのX矢視
図である。第16図と第17図は天秤杆の平面図と背面
図、第18図は植付深さ制御の説明図、第19図および
第20図は水平制御用操作レバー装着部の説明図である
。また、第21図は育苗器の説明図である。 l・・・野菜移植機、3・・・走行部ミッションケース
、7・・・前輪、11・・・移植部ミッションケース、
13・・・移植装置、28・・・後輪、30・・・土掘
り装置、31・・・覆土装置、33・・・移動枠、34
・・・受枠、35・・・苗載台、41・・・苗取出口、
43・・・ポットホルダ、47・・・受杆、50・・・
ブラシ、60・・・横移動装置、75・・・移植爪、7
6・・・苗押出体、115・・・針状体、116・・・
板状体、122・・・カム取付軸、134・・・覆土板
、156・・・天秤杆、170・・・植付深さ調節装置
、173・・・接地体、178・・・植付深さ調節レバ
ー、190・・・水平制御装置、300・・・苗、30
3・・・マルチフィルム、305・・・畝。
図はその平面図、第3図はその一部を取り外した状態の
平面図、第4図はその正面図である。第5図は要部の側
面図、第6図はその平面図、r37図はその背面図であ
る。第8図は苗載台後部の斜視図、第9図はその平面図
、第10図(a)、(b)。 (C)はそのそれぞれ異なる各状態を示す側面図である
。第11図は移植装置の全体断面図、第12図および第
13図は移植ケースの断面図である。 第14図は土掘り装置の説明図、第15図はそのX矢視
図である。第16図と第17図は天秤杆の平面図と背面
図、第18図は植付深さ制御の説明図、第19図および
第20図は水平制御用操作レバー装着部の説明図である
。また、第21図は育苗器の説明図である。 l・・・野菜移植機、3・・・走行部ミッションケース
、7・・・前輪、11・・・移植部ミッションケース、
13・・・移植装置、28・・・後輪、30・・・土掘
り装置、31・・・覆土装置、33・・・移動枠、34
・・・受枠、35・・・苗載台、41・・・苗取出口、
43・・・ポットホルダ、47・・・受杆、50・・・
ブラシ、60・・・横移動装置、75・・・移植爪、7
6・・・苗押出体、115・・・針状体、116・・・
板状体、122・・・カム取付軸、134・・・覆土板
、156・・・天秤杆、170・・・植付深さ調節装置
、173・・・接地体、178・・・植付深さ調節レバ
ー、190・・・水平制御装置、300・・・苗、30
3・・・マルチフィルム、305・・・畝。
Claims (1)
- (1)苗載台上の苗を所定方向に移送する苗送り装置と
、苗を移植するための穴を圃場に形成する土掘り装置と
、移植された後の苗の基部に覆土する覆土装置とを備え
た移植機において、上記苗送り装置、土掘り装置および
覆土装置を作動させるためのカムを共通の軸に設けたこ
とを特徴とする移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32024887A JPH01160412A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32024887A JPH01160412A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 移植機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29181696A Division JP2653365B2 (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 歩行型苗移植機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160412A true JPH01160412A (ja) | 1989-06-23 |
Family
ID=18119378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32024887A Pending JPH01160412A (ja) | 1987-12-17 | 1987-12-17 | 移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01160412A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371710U (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-19 | ||
JPH0385817U (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-30 | ||
JPH0488213U (ja) * | 1990-12-18 | 1992-07-31 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62239909A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-20 | 井関農機株式会社 | 移植装置 |
-
1987
- 1987-12-17 JP JP32024887A patent/JPH01160412A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62239909A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-20 | 井関農機株式会社 | 移植装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0371710U (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-19 | ||
JP2502750Y2 (ja) * | 1989-11-16 | 1996-06-26 | ヤンマー農機株式会社 | 歩行型移植機 |
JPH0385817U (ja) * | 1989-12-21 | 1991-08-30 | ||
JP2514346Y2 (ja) * | 1989-12-21 | 1996-10-16 | ヤンマー農機株式会社 | 歩行型移植機 |
JPH0488213U (ja) * | 1990-12-18 | 1992-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2697792B2 (ja) | 歩行型苗移植機 | |
JPH01160412A (ja) | 移植機 | |
JP2508168B2 (ja) | 歩行型農作業機 | |
JPH01160407A (ja) | 移植機 | |
JPH01160411A (ja) | 移植機の植付深さ制御装置 | |
JPH01160408A (ja) | 野菜移植機等の苗載台 | |
JPH01160409A (ja) | 野菜移植機における苗載台 | |
JPH02257803A (ja) | 移植機の植付深さ制御装置 | |
JP2653365B2 (ja) | 歩行型苗移植機 | |
JP3514705B2 (ja) | 移植機の植付装置 | |
JPH06153624A (ja) | 移植機における挿苗装置 | |
JP2002017119A (ja) | 苗移植機 | |
JP2585501Y2 (ja) | 移植機の覆土装置 | |
JP2002112607A (ja) | 畝作業機の畝案内装置 | |
JPH0353624Y2 (ja) | ||
JPS61209511A (ja) | ブロツク苗移植機 | |
JP2523285Y2 (ja) | 移植機における移植装置 | |
JPH0829007B2 (ja) | 乗用型苗移植機 | |
JP2509748Y2 (ja) | 移植機における植付装置 | |
JPH01132305A (ja) | 苗移植機 | |
JP2903183B2 (ja) | 移植機 | |
JPH07108132B2 (ja) | 野菜移植機 | |
JPH02109905A (ja) | 移植機の昇降制御装置 | |
JP2001204207A (ja) | 野菜移植機 | |
JPH02135010A (ja) | 野菜移植機の苗載台 |