JPH01159777A - 文字出力装置の漢字コード設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は文字を表示、印字等によって出力できる文字
出力装置の漢字コード設定方式に関する。

［従来の技術］ 例えば電子キャッシュレジスタやＰＯＳ　（販売時点情
報管理）システムの端末機等において表示器として文字
を表示できるＣＲＴ表示器等を使用したものがある。

このようなものではＣＲＴ表示器の画面上に商品販売デ
ータの登録操作によって商品名や現計、金額等の文字も
表示させている。

そして従来のこの種装置ではＣＲＴ表示器に表示させた
い文字、特に漢字をテーブルに設定する場合はキーボー
ドから漢字コードを入力して設定するようにしていた。

［発明が解決しようとする問題点コ しかしこのようにキーボードから漢字コードを入力して
設定するものでは設定に時間がかかるとともに設定ミス
を犯し易い問題があった。

そこで本発明は、漢字コードの設定が容易でかつ確実に
できる文字出力装置の漢字コード設定方式を提供しよう
とするものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、文字の出力制御により設定されている文字コ
ードに基いて所要の文字を表示、印字等出力する文字出
力装置において、バーコードスキャナーで予め漢字に対
応して設定されたコード３９体系のバーコードを読取り
、その読取ったバーコードを漢字コードに変換して文字
設定テーブルに格納するようにしたものである。

［作用］ このような構成の本発明においては、漢字に対応したコ
ード３９体系のバーコードをバーコードスキャナーで読
み取ることによってそのバーコードが漢字コードに変換
されて文字設定テーブルに設定されることになる。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。な
お、この実施例はこの発明を電子キャッシュレジスタに
適用したものについて述べる。

第１図は電子キャッシュレジスタの外観を示す斜視図で
、１はキャッシュレジスタ本体、２はこのレジスタ本体
１にコード３を介して接続されたハンド式のバーコード
スキャナーである。

前記キャッシュレジスタ本体１にはキーボード４、ＣＲ
Ｔ表示器５、レシート発行口６、ジャーナル点検窓７、
ドロワ８などが設けられている。

前記キーボード４には商品の金額等を入力するための画
数キー、商品を部門登録するための複数の部門キー、顧
客の部門登録の締めを行なう現計キー等のキーとともに
業務モードを「登録」　「点検」「精算」　「設定」等
に切換えるコントロールスイッチが設けられている。

第２図はキャッシュレジスタ本体１内に収納されている
回路構成を示すブロック図で、１１は制御部本体を構成
するＣＰＵ、１２はこのＣＰＵ１１が各部を制御するた
めのプログラムデータが格納されたＲＯＭ１１３は第３
図に示すように各商品の名称、単価、部門が設定される
とともに売上点数及び売上金額を累計するエリアが設け
られた単品テーブル１３ａ１前記ＣＲＴ表示器５に表示
させる文字コードが設定される文字設定テーブル１３ｂ
１商品を単品よりも分類が少ない部門別に分けて累計登
録する部門別累計メモリ１３Ｃ１顧客の合計金額を現金
取引や掛売取引など取引別に分けて累計する取引別累計
メモリ１３ｄ１表示データを一時格納する表示バッファ
１３ｅ１プリントデータを一時格納するプリントバッフ
ァ等を設けたＲＡＭである。

１４は前記キーボード４からのキー信号やスイッチ信号
を取込み制御するキーボードコントローラ、１５は前記
バーコードスキャナー２からのバーコードを取込み制御
するスキャナーコントローラ、１６は前記ＣＲ７表示器
５を制御して表示を行なわせるＣＲＴコントローラであ
る。

１７はレシート用紙に対してデータ印字を行なうレシー
ト用プリンタ１８を制御するとともにジャーナル用紙に
対してデータ印字を行なうジャーナル用プリンタ１９を
制御し、かつ前記ドロワ８を開放駆動するドロワ開放装
［２０にドロワ開放信号を出力するプリンタ・ドロワコ
ントローラである。

前記ＣＰＬＪ１１とＲＯＭ１２、ＲＡＭ１３、各コント
ローラ１４，１５．１６．１７とはパスライン２１を介
して電気的に接続されている。

前記ＣＰＵ１１はコントロールスイッチによって「設定
」モードが選択されている状態では第４図に示す漢字設
定処理を行なうようにプログラム設定されている。これ
は前記バーコードスキャナー２によって例えば第５図に
示すようにＣ０ＤＥ３９体系のバーコードによって各１
１字を記載したメニューから設定すべき漢字のバーコー
ドを読込ませる。

そして読込んだバーコードがＣ０ＤＥ３９体系のバーコ
ードか否かをチエツクし、Ｃ０Ｄ２３９体系のものであ
ればその入力したバーコードを漢字コードに変換して前
記文字設定テーブル１３ｂに格納させる。例えば読込ん
だバーコードが「現計」という漢字であればｒ８ＣＢＢ
、８Ｃ７６Ｊという漢字コードが、また読込んだバーコ
ードが「金額」という漢字であればｒ８ＢＥｏ。

８Ａ７９Ｊという漢字コードがそれぞれ第６図に示すよ
うに文字設定テーブル１３ｂに設定されることになる。

そしてこの漢字コードの設定はキーボード４において特
定のキー操作を行なうと終了するようになっている。

また前記ＣＰＵ１１はコントロールスイッチを「登録」
コードにしたときにはキーボード４での置数キーによる
金額置数と部門キーの選択操作によって部門別累計メモ
リ１３ｃに対する部門登録処理を行なうようになってい
る。

また前記バーコードスキャナー２によって商品に付され
た商品コードとしてのバーコードを読取ることによって
単品テーブル１３ａから対応する商品名、単価、部門を
読みだしそれにより点数と金額を対応する売上金額累計
エリア及び売上点数累計エリアに累計して単品登録する
とともに、読み出した部門に基いて部門別累計メモリ１
３ｃに部門登録するようになっている。勿論、これらの
データはＣＲ７表示器５に表示されるとともにプリンタ
１８．１９によってレシート用紙及びジャーナル用紙に
それぞれ印字されるようになる。

そして前記キーボード４にて現計キーの操作が行われる
と顧客の部門登録や単品登録の締めとなりその顧客の合
計金額をＣＲ７表示器５に表示するとともに、プリンタ
１８．１９によってレシート用紙及びジャーナル用紙に
それぞれ印字する。

そしてレシート用紙をカットしてレシートをレシート発
行口６から発行させる。

この登録業務時において「現計」や「金額」等の漢字を
ＣＲ７表示器５に表示させるときには文字設定テーブル
１３ｂからその漢字コードを読み出して表示させるよう
にしている。

このような構成の本実施例においては、メニューに予め
漢字に対応して設定表示されたＣ０ＤＥ３９体系のバー
コードをバーコードスキャナー２で読取ることによって
文字設定テーブル１３ｂに対して漢字コードが簡単に設
定できる。しかも従来のようなキー操作は不要となるの
で漢字コードの入力にミスが発生する虞はなく確実とな
る。

なお、前記実施例はこの発明を電子キャッシュレジスタ
に適用したものについて述べたが必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、漢字を表示したり印字したりなど文
字出力するものには適用できるものである。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、漢字コードの設
定が容易でかつ確実にできる文字出力装置の漢字コード
設定方式を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は外観を示
す斜視図、第２図はブロック図、第３図はＲＡＭの主な
メモリ構成を示す図、第４図はＣＰＵによる漢字コード
の設定処理を示す流れ図、第５図はＣ０ＤＥ３９体系の
バーコードで示された漢字メニューを示す図、第６図は
文字設定テーブルへの漢字コードの設定状態を示す図で
ある。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字の出力制御により設定されている文字コードに基い
   て所要の文字を表示、印字等出力する文字出力装置にお
   いて、バーコードスキャナーで予め漢字に対応して設定
   されたコード３９体系のバーコードを読取り、その読取
   ったバーコードを漢字コードに変換して文字設定テーブ
   ルに格納することを特徴とする文字出力装置の漢字コー
   ド設定方式。