JPH01159285A - 透視性印刷物の製造方法 - Google Patents

透視性印刷物の製造方法

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JPH01159285A
JPH01159285A JP31979187A JP31979187A JPH01159285A JP H01159285 A JPH01159285 A JP H01159285A JP 31979187 A JP31979187 A JP 31979187A JP 31979187 A JP31979187 A JP 31979187A JP H01159285 A JPH01159285 A JP H01159285A
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JP
Japan
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ink
printed
foil
transparent
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP31979187A
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English (en)
Inventor
Akiyuki Akamatsu
赤松 明之
Hiroshi Yamane
山根 廣士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Kimpaku Co Ltd
Original Assignee
Murata Kimpaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は透視性印刷物の製造方法に関する。
〔従来技術〕
透視性印刷物とは絵柄を微細なドツト(点)等で表現す
る事によって、透視性を持たせた印刷物である。これを
図面により説明すれば第1図Aは透視性印刷物の表面図
であって、Bは裏面図である(1)は透明板である。一
般には透明プラスチックやガラス板が使用される。(2
)は絵柄の間に開けられた隙間であり、この隙間の開孔
率を任意に選択する事によって、透視の程度を自由に変
える事ができる。一般には30〜80%が適゛当である
。(3)(4) (5)は絵柄等を表現するインキ部分
であって、本例では四角のドツトの集合体として表現さ
れている。このうち<31 (51は絵柄を現すドツト
であり、(4)は絵柄のバックを構成するドツトである
。これ等インキは一般には不透明インキが使用される。
特にバックを構成するインキは隠蔽性の強いインキを用
いる必要がある。これは反対側の面に画かれた絵柄がイ
ンキ面を透過して見える様では不都合だからである。た
だし隙間部分(2)を通して印刷物の背景は自由に見え
るのが本印刷物の特徴である。
第2図は第1図の印刷物の一部拡大断面図である0本図
で明らかな如く、絵柄を現す(3) (51のドツトは
バックを現す(4)のドツトと正確に重なり合っている
。従って表裏から反対側の絵柄を見ることは出来ないの
である。
次にこのような印刷物を印刷しようとすれば各図柄を示
すインキのドツトは正確に重なり合わなければならない
。然しこのような精密な印刷は、順次インキ層を重ねて
行〈従来のスクリーン印刷方法では殆ど不可能であった
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、従来
殆ど不可能であった正確な重ね印刷を容易に成し得る方
法を開発し、更に該方法をホットスタンプ箔により転写
する場合に迄、改良拡大することによって、従来望めな
かった箔押しによる金銀光沢を持った透視性印刷物の製
造方法を提供する事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の透視性印刷物の製造方法は、透明な基材に所望
の絵柄を不透明インキにより一定の隙間を設けた点、線
、綱目等で表現し、印刷することによって、該隙間を通
して背景を透視できるようにした印刷物に於いて、絵柄
の一部にホットスタンプ箔を使用したことを特徴とする
上記構成を図面により説明すると、第3図は第1図、第
2図に示された透視性印刷物を本発明の方法により印刷
する場合の一部拡大断面図であって、第2図に対応する
ものである。第3図において、(11は透明ガラス或い
はプラスチック基材である。本発明ではこの基材の上の
印刷インキを必要としない隙間部分、即ち第1図、第2
図で(2)の部分に剥離性インキ(6)を印刷する剥離
性インキは基材には密着しないインキであって、かつ一
般のインキによって侵され難く、剥離する際に容易に連
続して剥離できるような材料を主として使用する。
このようなものにはメチルセルローズ、ポリビニルアル
コール、澱粉、ゼラチン等がある。また市販の剥離性イ
ンキ(例えば十条化工社製マスキングインキ)等も使用
することができる。印刷方法としでは一般にはスクリー
ン印刷方法がインキ膜が厚くなるので適している。然し
、他の印刷方法を用いることもできる。次にこの上から
絵柄(3)を印刷する。絵柄を印刷するインキは透明基
材に密着するインキであればよい。この場合インキが剥
離性インキによって生じた凹状の谷底まで充分に流入し
、透明基材に接触し密着しなければならない。一般にス
クリーン印刷インキは流動性を有するから、容易に谷間
を埋めてくれる。次にその上からバックを構成するイン
キ(4)を全面に印刷する。
インキは残留している凹状の谷を満たすと同時に絵柄(
3)のインキの上にも塗布される。本印刷例ではバック
を構成するのはインキ(4)の−層のみであるから特に
隠蔽力の強いものを使用する必要がある。次に裏面の絵
柄を付ける為に絵柄(5)を印刷する。印刷が終ったら
剥離性インキ(6)を透明板から剥す。剥離性インキの
上面に塗布されているインキは同時に剥離されるので第
1図に示す如く、ドツトによって構成された印刷物を得
る事ができる。
本例ではバックを構成するインキは一層であるから、表
裏共にバックの色は同じである。一般にはバックの色を
表裏で変える為インキ(4)を印刷した後、更にもう1
色印刷した後に絵柄(5)を印刷する。
また絵柄を多色で印刷する場合もしばしば起るが、この
様な場合でも本発明の手順に従って重ね刷りを繰り返せ
ば容易に多色刷りの透視性印刷物を得ることができる。
次にホットスタンプ箔を使用する場合を述べる。
ホットスタンプ箔は金属の薄い箔から構成されているか
ら、箔自体に流動性がない。従って剥離性インキ(6)
によって生じた谷間の底に箔を付着させる事ができない
。そこで谷間を透明インキにより埋めて平坦にした後、
ホットスタンプ箔を転写する方法を取る。これを第4図
により説明する。第4図(A)の(1)は透明な基材で
あり、(6)は剥離性インキである。続いてこの上に絵
柄(3)を印刷する。
ここまでは第3図と同様であるが、第4図では次に透明
インキ(7)を使用して谷間を埋め、平坦にした後、そ
の上にホットスタンプ箔(8)を転写するのである。続
いてホットスタンプM(8)の上に裏面の絵柄(5)を
印刷し剥離性インキ層(6)を剥離すれば第4図Bを得
る。これは第2図と同様でバックがホットスタンプ箔と
なった印刷物である。一般にホットスタンプ箔は表が金
で裏が銀と云うように表裏が異なった色で構成されてい
る箔を容易に入手できる。従ってバックにホットスタン
プ箔を使用すれば一層で表裏が異なったバックを構成す
る事ができる。またホットスタンプ箔は金属箔であるか
ら!!蔽力が大きい。従って隠蔽力を高める為に2回、
3回と重ね刷りする必要がない。更にホットスタンプ箔
は金属光沢があって、印刷そのものが映えて美しいもの
が得られる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 厚さ21mの透明塩ビ板に線の太さが0.3龍、隙間が
0.1m角のゴバン目を、上条化工社製マスキングイン
キにより印刷する。次いで黄色インキ(上条化工社製#
100インキ)を用いて、花柄を印刷し、続いて全面に
青色インキ(上条化工社製#100)を印刷する。次に
赤インキ(上条化工社製#100)を用い全面に印刷す
る。これは隠蔽力を高めるのと、バックの色を表裏で変
える為である。続いてその上に黒色インキ(上条化工社
製#100)を用い会社名を印刷した。印刷後マスキン
グインキを剥離するとゴバン目で構成された表裏が異な
った図柄をもった印刷物を得た。
この印刷物はマスキングインキを剥離した部分は透明で
あって背景を透かして見る事ができる。
実施例2 上記実施例1に於いて、マスキングインキを印刷し、続
いて黄色インキで花柄を印刷した後、全面に透明インキ
(上条化工社製#800メジウム)を印刷し、次いで表
が金で裏が銀のホットスタンプ箔(卆1田金箔社製)を
載置して、ロール式箔押し機により全面にホットスタン
プした。全面が金色になるからこの上に黒色インキを用
い会社名を印刷し、続いてマスキングテープを剥離した
。塩ビ板側から見ると銀地に黄色の花柄裏面は金地に 
ゝ黒の社名が印刷された透視性印刷物を得る事ができた
実施例3 厚さ1.5mの透明ポリカーボネート板に線の太さが0
.25m、間隔が0.75m角のゴバン目をポリビニー
ルアルコール15%水溶液を用いて印刷し、その上から
全面に透明インキ(上条化工社製#8000メジウム)
を印刷する。次いで 4゜表が金で裏が銀のホットスタ
ンプ箔(材用金箔社製)の銀の面に赤、黄、緑の3色イ
ンキ(いづれも上条化工社製#8000インキ)を用い
て花柄に印刷し、この印刷面を内側にして透明インキを
塗布したポリカーボネート板の上に載置し、ロール式箔
押し機により全面に転写する。全面が金色になるから、
この上に会社名及び宣伝文句を白抜きにしたベタ印刷を
白色インキ(上条化工社製#8000)で印刷する。乾
燥後、ポリビニールアルコール、ゴバン目を剥離して、
金、銀地に花柄や会社名等を表現した美しい透視性印刷
物を得た。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば高い精度を必要とする
透視性印刷物をきわめて簡単に製造できるばかりでなく
更にホットスタンプ箔を併用する事により美麗でしかも
宣伝効果、遮蔽効果等の多用途をもった印刷物を安価に
供給することができる。従って、産業の発達に寄与する
効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本発明の説明に供する透視性印刷物の表
面図(A)と裏面図、第2図は第1図Aの一部拡大断面
図、第3図は本発明方法の一実施例を示す透視性印刷物
の一部拡大断面図、第4図A、Bはそれぞれ本発明方法
の他の実施例を示す透視性印刷物の一部拡大断面図であ
る。 1−・透明な基材、2〜 (透明な)隙間、3,5−絵
柄、4・−・(バック)インキ、6−剥離性インキ、7
−透明インキ、8−ホットスタンプ箔。 第1図 (B)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明な基材に所望の絵柄を不透明インキによりー
    定の隙間を設けた点、線、網目等で表現し、印刷するこ
    とによって、該隙間を通して背景を透視できるようにし
    た印刷物に於いて、絵柄の一部にホットスタンプ箔を使
    用したことを特徴とする透視性印刷物の製造方法。
  2. (2)印刷に先立って隙間部分に剥離性インキを通用し
    、次いで絵柄を印刷又はホットスタンプした後に剥離性
    インキを除去する事を特徴とする特許請求の範囲第1項
    の透視性印刷物の製造方法。
  3. (3)絵柄の一部に透明インキを介在させてホットスタ
    ンプする事を特徴とする特許請求の範囲第1項の透視性
    印刷物の製造方法。
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