JPH01159214A - ウレタン発泡成形品の製造方法 - Google Patents

ウレタン発泡成形品の製造方法

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JPH01159214A
JPH01159214A JP62319982A JP31998287A JPH01159214A JP H01159214 A JPH01159214 A JP H01159214A JP 62319982 A JP62319982 A JP 62319982A JP 31998287 A JP31998287 A JP 31998287A JP H01159214 A JPH01159214 A JP H01159214A
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urethane
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urethane foam
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Hitoshi Kurita
栗田 仁
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば、自動車のグローブボックスやコン
ソールボックスなどの内装部品の蓋体、アームレスト、
アシストグリップ、ヘッドレスト、ニーパッド、エアス
ポイラ−、インストルメントパネル等のウレタン発泡成
形品の!IJ造方決方法する。
(従来の技術) 熱可塑性樹脂たとえばボリプOピレン(PP)やアクリ
ルニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体(ABS)
をブロー成形(吹込成形)して得られた中空芯体と半硬
質ウレタン発泡体の被覆体とにより構成されるウレタン
発泡成形品たとえばグローブボックスリッドは、成形後
の組立すなわち芯体と被覆体とのビス止めなどが不要で
あり、また、軽量化が達成できるなどの利点から好まし
いものである。
そして、従来のこの種のウレタン発泡成形品の製造方法
としては、たとえば第4図および第5図に示すようなも
のがある。
第4図において、1は中空芯体で、この中空芯体1は、
内部に中空部2を有しているとともに、裏側に凹部3を
有している。また、11はウレタン発泡成形用型で、こ
の成形用型11は、接離自在のコア型12とキャビティ
型13とからなっており、コア型12の内面(図示下面
)には、前記中空芯体1の凹部3に嵌合される凸部14
が形成されている。
そして、成形にあたっては、コア型12に中空芯体1を
装着した後、コア型12とキャビティ型13とを閉じ、
中空芯体1と主にキャビティ型13の内面との間に形成
されたキャビティ15にウレタン原液を注入して、中空
芯体1を被覆する半硬質ウレタン発泡体21を成形する
。こうして、第5図に示すようなウレタン発泡成形品2
2が得られる。なお、この成形品22は、グローブボッ
クスリッドである。
その際、ウレタン原液の反応熱(約80〜120℃)と
発泡圧力(約1.0〜1.21Cg/i)による中空芯
体1の変形を防止するため、特開昭59−20633号
公報にも記載されているように、加圧パイプ31を使用
して、中空芯体1の内部を加圧空気で加圧する方法が採
られていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしなから、上述のような従来のウレタン発泡成形品
の製造方法にあっては、中空芯体1と加圧パイプ31と
の接続部分の完全シールが必要であるため、シール機構
が面倒なものとなる問題がありた。また、加圧パイプ3
1がウレタン発泡成形品22の外面となる位置で中空芯
体1を貫通するため、加圧パイプ31の貫通跡4が成形
品22に残ってその見映えが悪くなる問題があった。ま
た、ウレタン原液の発泡過程の後半に発生する最高発泡
圧力に対応して加圧空気の圧力を設定すると、発泡中期
の発泡圧がまだ低いときに、反応熱で軟化した中空芯体
1が局部的にまたは不均一に膨らんでしまうため、成形
品22の半硬質ウレタン発泡体21の厚さが不均一にな
り、感触が不自然なものとなる問題があった。そして、
これを防止しようとすると、発泡過程に応じて加圧空気
の圧力を変えなければならないという面倒が生じる。さ
らに、ウレタン発泡感形量22が中空芯体1と半硬質ウ
レタン発泡体21との2つだけからなっているため、グ
ローブボックスリッドでは、衝突時の乗員に対する衝撃
吸収性が不足し、また、コンソールボックスリッドでは
、乗員による上方からの荷重に対する抵抗力が不足する
問題があった。
本発明は、上述のような問題点を解決しようとするもの
で、ウレタン発泡体の成形時における中空芯体の変形を
容易に防止できるとともに、見映えがよく強度が高くか
つ軽量なウレタン発泡成形品を得られるようにすること
を目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のウレタン発泡成形品の製造方法は、内部に中空
部を有する中空芯体の内部に低密度硬質ウレタンを充填
するとともに、前記・中空芯体をウレタン成形用型内に
装着し、この成形用型の内面と前記中空芯体との間に形
成されたキャビティにウレタン発泡体となるウレタン原
液を注入してウレタン発泡成形品を得るものである。
(作用) 本発明のウレタン発泡成形品の製造方法は、予め中空芯
体の内部に充填された低密度硬質ウレタンにより、中空
芯体を覆うウレタン発泡体の成形時に、ウレタン原液の
発泡圧や反応熱による中空芯体の変形を防止する。そし
て、ウレタン発泡成形品がたとえば自動車用のグローブ
ボックスリッドである場合には、前記低密度硬質ウレタ
ンの坐屈により、衝突時の乗員に対する!i撃を吸収し
、また、たとえばコンソールボックスリッドである場合
には、前記低密度硬質ウレタンが乗員の上からの荷重に
対する十分な抵抗力を生じさせる。
(実施例) 以下、本発明のウレタン発泡成形品の製造方法の一実施
例を第1図および第2図に基づいて説明する。なお、以
下の説明において、先に説明した従来例と対応する部分
には同一符号を付す。
まず、yJ造されたウレタン発泡成形品22の構成を第
2図により説明する。
グローブボックスリッドであるこのウレタン発泡成形品
22は、内部の中空部2に密度0.02〜0.2g/d
の低密度硬質ウレタン41を充填したPPやABSなど
の熱可塑性合成樹脂よりなる中空芯体1と、その裏側中
央部に形成された凹部3を除く全面を覆う半硬質ウレタ
ン発泡体21とで構成されている。なお、前記中空芯体
1の裏側中央部以外の面に設けられている注入口5は、
低密度硬質ウレタン41を中空芯体1の内部に注入する
ためのもので、ブロー成形時の空気吹込みビン跡を利用
または別途に形成されている。
また、第1図に示すように、ウレタン発泡成形用型11
はコア型12とキャビティ型13とからなっており、こ
のコア型12の内面には、前記中空芯体1の凹部3に嵌
合される凸部14が形成されている。
つぎに、製造方法について説明する。
まず、PPやABSなどの熱可塑性樹脂で中空芯体1を
ブロー成形する。
つぎに、ブロー成形時の空気吹込みビン跡または別途に
形成された注入口5より、密度0,02〜0.2g/a
iの低密度硬質ウレタン41となるウレタン原液を注入
する。これは発泡圧がほとんどかからない自由発泡に近
い状態で行なう。
つぎに、低密度硬質ウレタン41を内蔵した中空芯体1
の凹部3をウレタン発泡成形用型11のコア型12の凸
部14に嵌合して、中空芯体1をコア型12に装着する
つぎに、第1図に示すように、コア型12とキャビティ
型13とをmじて、主にこのキャビティ型13の内面と
中空芯体1との間に形成されたキャビティ15にウレタ
ン原液を注入し、半硬質ウレタン発泡体21を成形する
つぎに、型開きをして、ウレタン発泡成形品22を成形
用型11より取出す。
上記方法によれば、半硬質ウレタン発泡体21の成形前
に、中空芯体1内に予め低密度硬質ウレタン41を充填
するので、半硬質ウレタン発泡体21の成形時に、特別
の手段を用いることなく、また、特別の調整を行なうこ
となく、ウレタン原液の反応熱や発泡圧力による中空芯
体1の変形を防止することができる。したがって、所定
の形状通りのウレタン発泡成形品を確実に得ることがで
きるとともに、半硬質ウレタン発泡体21の厚みも均一
なものとなり、製品として感触がよくなる。また、中空
芯体1の注入口5がウレタン発泡体21により覆われる
ので、製品としての見映えはさらによいものとなる。
さらに、中空芯体1に充填されているのは低密度硬質ウ
レタン41なので、全体の重量増もわずかであり、事実
上、中空芯体1と同程度の軽量化が達成できる。
そして、ウレタン発泡成形品22がたとえば自動車用の
グローブボックスリッドである場合には、低密度硬質ウ
レタン41の生餌により、衝突時の乗員に対する衝撃を
効果的に吸収することができる。
また、コンソールボックスリッドである場合には、低密
度硬質ウレタン41により、乗員の荷重に対する抵抗力
が十分なものとなる。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、この実施例
は、半硬質ウレタン発泡体21の外面をさらに表皮材5
1で覆ったものである。この表皮材51を有するウレタ
ン発泡成形品22は、スラッシュ成形で成形された塩化
ビニル樹脂体や予め真空成形された塩化ビニル樹脂シー
トなどをキャビティ型13の内面に装着してから半硬質
ウレタン発泡体21を成形することによって得られる。
なお、中空芯体は、たとえば2分割された合成樹脂射出
成形品を接着、嵌合してなるものなどであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内部に低密度硬質ウレタンを充填した
中空芯体をウレタン発泡成形用型内に装着して、中空芯
体を覆うウレタン発泡体を成形するので、このウレタン
発泡体の成形時に、特別な手段を用いることなく、また
、特別な調整を行なうことなく、ウレタン原液の反応熱
や発泡圧力による中空芯体の変形を防止でき、ウレタン
発泡体の厚さを均一なものにできるとともに、加圧パイ
プの貫通孔などが外面に生じることがなく、見映えがよ
く感触が自然なウレタン発泡成形品が得られる。また、
中空芯体に充填されるのは低密度硬質ウレタンなので、
全体の重量増もわずかであり、事実上、中空芯体と同程
度の軽量化が達成できる。さらに、中空芯体に低密度硬
質ウレタンが充填されているので、ウレタン発泡成形品
の強度も向上し、たとえば自動車用のグローブボックス
リットやコンソールボックスリッドである場合、衝突時
の衝撃吸収性や荷重に対する抵抗力が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウレタン発泡成形品の製造方法の一実
施例を示すウレタン発泡体の成形時の断面図、第2図は
その製造されたウレタン発泡成形品の断面図、第3図は
本発明の他の実施例を示す製造されたウレタン発泡成形
品の断面図、第4図は従来のウレタン発泡成形品の製造
方法の一例を示すウレタン発泡体の成形時の断面図、第
5図はその製造されたウレタン発泡成形品の断面図であ
る。 1・・中空芯体、2・・中空部、11・・ウレタン発泡
成形用型、21・・ウレタン発泡体、22・・ウレタン
発泡成形品、41・・低密度硬質ウレタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に中空部を有する中空芯体をウレタン発泡成
    形用型内に装着し、この成形用型の内面と前記中空芯体
    との間に形成されたキャビティにウレタン発泡体となる
    ウレタン原液を注入してウレタン発泡成形品を得るにあ
    たつて、 前記中空芯体の内部に予め低密度硬質ウレタンを充填す
    ることを特徴とするウレタン発泡成形品の製造方法。
JP62319982A 1987-12-17 1987-12-17 ウレタン発泡成形品の製造方法 Expired - Lifetime JPH0684020B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6830167B2 (en) * 2002-07-31 2004-12-14 Lund International Inc. Box lid, method for manufacturing a box lid, and pickup truck bed box
WO2023090301A1 (ja) * 2021-11-22 2023-05-25 株式会社アーケム シートパッドおよびシートパッドの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6830167B2 (en) * 2002-07-31 2004-12-14 Lund International Inc. Box lid, method for manufacturing a box lid, and pickup truck bed box
WO2023090301A1 (ja) * 2021-11-22 2023-05-25 株式会社アーケム シートパッドおよびシートパッドの製造方法

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