JPH01159192A - 用紙の切断方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 本発明はロール紙等の用紙を任意に切断する方法に関し
、 構造の簡易化を口約とし、 ピンチローラとフィードローラとで夫々対を為し、夫々
が間隔を介して平行に配設された第１と第２の２組みの
送りローラと、第１と第２の送りローラに依って挟持且
つ張架された用紙の面に全幅に互って刃先を直角に突当
てると共に用紙が屈曲する迄突出させたカッターとから
成り、第１と第２の送りローラの何れか一方の回転を停
止すると共に、他方を逆転して用紙を引張り、用紙をカ
ッターの刃先に押圧して用紙を切断するように構成する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明はロール紙等の用紙を任意に切断する方法に関す
る。

用紙のカッター機構は、記録紙やレシート用紙としてロ
ール紙を使用するプリンタやレジスター及びファクシミ
リ装置等で用いられている。

〔従来の技術〕

従来より一般的に使用されているロール紙切断用のカッ
ター機構は、例えば第３図及び第４図の構成図に示す如
きものである。

第３図に示すカッター機構１は、上刃２と下刃３の夫々
の端部を支点４で回動可能に係止し、上刃２の他端部を
引張ばね５で矢印Ａ方向に付勢して常に開いた状態にし
である。

そして、上刃２の支点４の近傍にはプランジャマグネッ
ト６が設けられていて、上刃２と下刃３の間に挿入され
た用紙７をプランジャマグネット６の駆動で上刃２を矢
印Ｂのように回動して切断する。

一方、第４図に示すカッター機構８は、下刃９と下刃９
に対して刃先が平行になるように配されたカッター１０
と、カッター１０の後端中央部に一端部を回動可能に係
止したレバー１１と、レバー１１の中間部を回動自在に
支持する支点１２と、レバー１１の他端部を矢印Ｃ方向
に付勢してカッター１０を引よげ、や、）力先よＴ、Ｅ
↓よを間隔を介、７対向。

しめる引張ばね５と、レバー１１の他端部の引張ばね５
の反対側に設けられたプランジャマグネット６とから構
成される。

カッター１０にはガイド用のスリット１３が左右に設け
られ、スリット１３にはガイドピン１４が摺動自在に係
合してカッター１０の刃先が下刃９に対して常に平行状
態を保つようになっている。

従って、引張ばね５の付勢で間隔を介して対向したカッ
ター１０の刃先と下刃９との間に挿入された用紙７は、
引張ばね５の付勢に抗したプランジャマグネット６の駆
動に依りレバー１１が支点１２を中心にして矢印りの如
く回動し、カッター１０を落下して切断される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

カッター機構は、上記の如き構造をしているが何れも用
紙を切断する為の例えばプランジャマグネットの如き動
力源を独立して持っている。

この為に複雑な機構となって、大型且つ高価になると云
う問題点があった。

本発明は構造の簡易化を目的とするものである。

（問題点を解決するための手段〕 第１図は本発明の用紙の切断方法に適用するカッター機
構の構成図である。

本発明に於いては、ピンチローラ１５．１７とフィード
ローラ１６．１８とで夫々対を為し、夫々が間隔を介し
て平行に配設された第１と第２の２組みの送りローラ１
９．２０と、第１と第２の送りローラ１９．２０に依っ
て挟持且つ張架された用紙７の面に全幅に互って刃先を
直角に突当てると共に用紙７が屈曲する迄突出させたカ
ッター２１とから構成する。

〔作用〕

用紙を正方向に送出する場合には、第１と第２の送りロ
ーラを共に送出方向に回転する。

すると第１と第２のローラ間で用紙は、弛んだ状態の侭
カッターの刃先を通過して送出される。

一方、用紙の切断をする場合には、例えば第２の送りロ
ーラの回転を停止して第１の送りローラを逆転する。

すると第２の送りローラで挾持された用紙は、第１のロ
ーラで強く引張られて、カッターの刃先に押圧され切断
される。

〔実施例〕

第１図及び第２図は本発明の一実施例である。

企図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

第１図の構成図に示す如く、本発明の用紙の切断方法に
適用するカッター機構は、ピンチローラ１５（以下第１
のピンチローラと称す）と対を為すフィードローラ１６
（以下第１のフィードローラと称す）とで構成された第
１の送りローラ１９と、この第１の送りローラ１９と間
隔を介して平行に配設されたピンチローラ１７（以下第
２のピンチローラと称す）と対を為すフィードローラ１
８（以下第２のフィードローラと称す）とで構成された
第２の送りローラ２０と、２組みの送りローラ１９．２
０を備え、更に、第１と第２の送りローラ１９．２０に
依って挟持且つ張架された用紙７の面に全幅に互って図
示の如く刃先を直角に突当てると共に、用紙７が屈曲す
る迄突出させたカッター２１とから構成するものである
。

斯かる構成に於いて、第２の送りローラ２０の第２のピ
ンチローラ１７と第２のフィードローラローラ１８は、
矢印Ｇの如く用紙７の送出方図にのみ回転するように、
回転方向の異なる一方向クラッチ（ワンウェイクラッチ
）２２ａ及び２２ｂを備えている。

又、カッター２１は後端近傍が支点２４ａで回動可能に
支持されると共に、後端は引張ばね２３で付勢されて水
平に維持されている。

そして更に、カッター２１と第２の送りローラ２０との
間には、用紙７に先端が当接して回動することで用紙７
の急激な引張りを緩衝する緩衝レバー２５を備えている
。

そして緩衝レバー２５は、その後端が支点２４ｂで回動
可能に支持され、支点２４ｂの近傍に設けられた圧縮ば
ね２６で矢印Ｆ方向に付勢されている。

この為その先端は、用紙７をカッター２１の方向に付勢
し、用紙７は図示の如く屈曲してカッター２１の刃先に
当接している。

従って、第１のフィードローラ１６と共に第２のフィー
ドローラ１８を矢印Ｇ方向に回転すると、例えば同径で
同じ周速の双方のローラは用紙７を同量同方向に移送し
、用紙７は第１と第２の送りローラ１９及び２０間で屈
曲した状態の侭移送される。

この時、用紙７はカッター２１の刃先に当接していても
摺動するのみで、カッター２１の刃先に対して切断に要
する押圧力は加えない。

次に第１図及び第２図の動作説明図を参照して用紙の切
断動作を説明する。

第１図の状態で第１のローラ１６を矢印Ｈ方向にう１８
及び第２のピンチローラ１７で挟持固定されて動かず、
下部は矢印Ｊの如く図の下方に引張られる。

すると、用紙７はカッター２１の刃先に強く押圧され、
カッター２１は第２図に示す如く用紙７の逆送に伴って
下方に回動し乍ら用紙７を切断する。

この回動は、屈曲した用紙７が引張られて切断位置がず
れることを防止する為のものである。

この切断時、用ｆｉ７の急激な引張りに依る破れを防止
し且つ張力を切断に最適な値に保つ為に、緩衝レバー２
５は、用紙７に依って矢印にの如く回動する。

そして切断後、カッター２１は引張ばね２３に依り、又
、緩衝レバー２５は圧縮ばね２６に依り第１図に示す原
位置に戻る。

切断された用紙７は、第２のフィードローラ１８０回転
で送出され、同時に下部の用紙は第１のフィードローラ
１６の回転で切断された端部が第１のガイド壁２７ａに
沿って上昇し、カッター２１の刃先と緩衝レバー２５の
間を縫って緩衝レバー２５の先端を通過し、第２のガイ
ド壁２７ｂに沿って更に上昇し、第２のフィードローラ
１８と第２のピンチローラ１７との間に繰込まれる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の用紙の切断方法を装置に
適用することに依り、切断動作は送りローラの正逆転に
依って為され、カッター専用の独立した駆動源が不要と
なる。

この為に機構が簡単になり、小型化及び低価格化が実現
出来る等、経済上及び産業上に多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の用紙の切断方法に適用するカッター機
構の構成図、 第２図は本発明の用紙の切断方法に適用するカッター機
構の動作説明図、 第３図及び第４図は従来のカッター機構の構成図である
。 図に於いて、 １．８はカッター機構、２は上刃、 ３．９は下刃、 ４．１２．２４ａ、２４ｂは支点、 ５．２３は引張ばね、 Ｃはプランジャマグネット、 ７は用紙、　　　　　　　１０．２１はカッター、１１
はレバー、　　　　　　１３はスリット、１４はガイド
ピン、　　　１５は第１のピンチローラ、１６は第１の
フィードローラ、 １７は第２のピンチローラ、 １８は第２のフィードローラ、 １９は第１の送りローラ、２０は第２の送りローラ、２
２ａ、２２ｂは一方向クラッチ、 ２３は引グ？、ｆね、　　　　２５は緩衝レバー、２６
は圧縮ばね、　　　　２７ａは第１のガイド壁、２７ｂ
は第２のガイド壁である。 奎鐙明の用紙刀切病刑敷１〔盈用Ｊろ カフクー綴講功動作説口Ｒ図 芋２図 を

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ピンチローラ（１５、１７）とフィードローラ（１６、
   １８）とで夫々対を為し、夫々が間隔を介して平行に配
   設された第１と第２の２組みの送りローラ（１９、２０
   ）と、 前記第１と第２の送りローラ（１９、２０）に依って挟
   持且つ張架された用紙（７）の面に全幅に互って刃先を
   直角に突当てると共に該用紙（７）が屈曲する迄突出さ
   せたカッター（２１）とから成り、前記第１と第２の送
   りローラ（１９、２０）の何れか一方の回転を停止する
   と共に、他方を逆転して前記用紙（７）を引張り、 前記用紙（７）を前記カッター（２１）の刃先に押圧し
   て該用紙（７）を切断するようにしたことを特徴とする
   用紙の切断方法。