JPH01158139A - Alc壁版の取付装置 - Google Patents

Alc壁版の取付装置

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JPH01158139A
JPH01158139A JP29354388A JP29354388A JPH01158139A JP H01158139 A JPH01158139 A JP H01158139A JP 29354388 A JP29354388 A JP 29354388A JP 29354388 A JP29354388 A JP 29354388A JP H01158139 A JPH01158139 A JP H01158139A
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panel
hole
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mounting bracket
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JP29354388A
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Hirofumi Watanabe
渡辺 拓文
Kenichi Matsushita
健一 松下
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、建物の帳壁を構成する高温高圧蒸気養生され
た軽量気泡コンクy  )(ALC)壁パネルの負圧受
取付構造に関するものである。
〈従来技術〉 従来のALC帳壁の取付構造として、第9図に示すよう
に3!込んだパネルaに座掘孔すを設け、ポル)eと座
金dおよびナラ)eでパネルaを鉄骨に溶着されたアン
グルfK固着する方法がある。
しかし、この方法では座掘孔を補修モルタルで埋め、さ
らに座掘補修部をパネル表面と同様な状態に仕上げるこ
とが必要なため、作業は繁雑であり施工能率が悪い。ま
た、この座掘補修部は、建築用吹付塗料等による外装仕
上げの後に色ムラとして残ったり、あるいは補修モルタ
ルの乾燥収縮や地震時における前記ボルト類の振動が原
因で母材と補修モルタルとの境にヒビ割れが生じるなど
、パネル表面の意匠性を阻害する場合があった。
またALC内部の補強鉄筋は一般に表面より15〜25
臆の所に位置し、前記座掘孔を設ける時にこの内部補強
鉄筋にドリルの刃があたることがあり、通常内部補強鉄
筋のない所に座掘孔を設けるが、この仕様であると設計
以上の外力がパネルに加わり、亀裂が生じると無筋部で
支持している為パネルの脱落の恐れがあった。
さらに、パネル表面の意匠性を阻害しない従来技術とし
て、第10図(a) 、 (b)に示すようにALCパ
ネル製造過程でパネル取付金具りを埋め込んでおく方法
も考えられるが、この方法では、パネルの取付金具の位
置が建物により異なり、また種別も非常に多くなるため
製造上非常に手間がかかる。
その上、現場での施工中に取付金具の変更が生じた場合
、あるいはまたパネルの長さ、巾などの寸法変更が生じ
た場合には対応することができない。
また第11図(a) 、 (blに示すように取付金具
jが、パネルを集成するのに用いられた集成孔g内の緊
結材におよびモルタル五と一体化し、この取付金具をパ
ネル支持部材に連結することによりパネルを構造躯体に
取り付ける方法もある。しかしこの工法では、パネルを
集成するためにパネルを並列方向に貫通する大きな孔を
あげねばならず、現場でこの孔をハンディタイプのドリ
ルであけるのは難しい。また、モルタルの強度発現まで
パネルを構造躯体に取り付けることはできない。さらに
、集成パネルでなくパネル−枚−枚にこの工法を適用す
ると、−枚ごとのモルタルの充填作業に時間と手間がか
かる。
一方、ALCの取付に最も多く取り入れられている挿入
筒工法やそれに免震性をもたせたスライド工法があるが
、どちらも、パネル周辺の無筋部にモルタル柱を形成し
取り付ける工法である為、設計以上の外力がパネルに加
わり、支持部(無筋部)に亀裂が生じると、パネルの脱
落の恐れがある。さらにスライド工法では層間変位が生
じた場合の可動部であるファナー金具が梁部材上部に取
付けられるが、床スラブとの取合部である為、ファスナ
ー周辺に耐火材を充填する必要があり、ここに安価な耐
火材として汎用されているコンクリートやモルタル等を
充填することは、可動部を固定することになり問題であ
る。またこの可動部は、パネルより露出している為、発
錆等により、可動しなくなる恐れがあった。
〈発明の目的〉 本発明は、以上述べた従来技術の問題点を一挙に解決す
ることを目的としたものであり、(1)施工現場で構造
躯体の状況に応じて、パネルの任意の位置に、安価で、
しかも簡便な工具で迅速容易に取付けられ、 (2)パネル取付部に窪掘り補修跡のない意匠性の優れ
た外観であり、 (3)設計以上の外力がパネルに加わり万が一パネルに
亀裂が発生しても、パネルの脱落がない、(4)パネル
と床スラブの取合い部にモルタル等を充填しても変形機
構を失わないようなALC壁パネルの取付装置を提供す
ることを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、前記目的を壁パネルの小口面にその面と垂直
方向に長孔を設け、壁パネル室内側表面から該長孔に連
通する座掘孔をパネルの長孔方向の長さのセンターに設
け、この座掘孔へ基端に係合孔、先端に係止用ネジを有
する取付金具の基端を差し込み、該長孔に差込んだ係止
杆を該取付金具の係合孔に差違して取付金具を係止し該
取付金具の先端係止用ネジ部を壁パネル取付部材に連結
してある取付構造において、壁パネルの該取付金具の係
合孔k、係止杆が面内方向にフリーに支持され、係止杆
の長さをパネルの長孔方向の長さの各超かつパネルの長
孔方向の長さ未満とすることを特徴とするALC壁版の
取付装置とすることにより達成しようとするものである
〈実施例〉 以下その詳細を図示した実施例によって説明する。
第1図は、本発明の実施例の要部の破断斜視図第2図は
、その要部の構成を施工手順により説明する説明図であ
る。パネル取付現場において、パネル1の長辺小口面の
所定の位置にその面と直角方向に長孔ifをあけ、パネ
ル室内側表面からこの面と垂直に長孔方向のパネル長さ
のセンターの位置に長孔ifに達する所定の寸法の座掘
孔1eをあける。なお長孔1fは、第3図に示すように
ALCパネル製造時に鉄筋かごを保持する為のセット棒
lを引き抜いた後の穴を利用することもできるし、セッ
ト棒とは別IC型枠内にモルタルmを注入する前に棒状
のものを吊るしておき成形後に引き抜くことにより形成
された穴を用いることもできる。
そして次に座掘孔1cに取付金具3を挿入する。
この取付金具3は先端にパネル係止用ネジを有し、基端
には係合孔3aが設けられており、座掘孔1eに係合孔
3aを先にして、長孔1fまで長大し、一方係止杆2は
長孔1fに挿入し、係合孔3aを貫通して取付金具3と
係合する。
このように取付金具3は、係止杆2と係合されているの
で、座掘孔1eの位置は長孔1f内の係止杆2と組合せ
て巾方向に調節することができ、長孔1fの位置と組み
合わせることにより、パネル1内で微調整して、設置す
ることが可能である。
なお長孔lf1座掘孔1eにはモルタルおよび接着材等
の充填材は用いない。長孔1fと座掘孔1eは、施工現
場で汎用されているハンディタイプの電気ドリルで容易
に穿孔可能である。
例えば、径6〜201RNφ、長さ40crILの長孔
1fを開けるのに要した時間は、市販の木工用のドリル
の刃を用いて約15秒であり、径lθ〜30龍φ、深さ
80鵡の座掘孔1eでは約5秒であった。
第4図は、゛取付金具30例である。取付金具3の形状
は、先端にパネル停止用ネピ3bを有し、基端に係合孔
3aを有しておればよく、パネル係止用ネジ3bは雄ネ
ジであっても雌ネジであっても、又係合孔3aは、第4
図(a)の様に環状であっても、第4図(b)のように
環状の一部が欠除していても、第4図(e)のように半
円状であってもよく、係止杆2を保持できる形状であれ
ば良い。また係止杆2は、棒状鋼材でも管状鋼材でも良
い。
そして取付金具3の係合孔3aの径は、係止杆2の外径
より1〜2 mtx程度大きく、両者が係合した状態で
多少の遊びを生じ、従って係止杆2は面内方向でフリー
に支持される構造になっている。
また、係止杆2の必要最少長さは、パネル巾寸法の2超
でかつパネル巾寸法未満というととKなるが、これは、
第5図に示すように、仮に長孔Ifが第4図(a)のよ
うな長さで、施工途中等に係止杆2が面内方向に移動し
て第5図(b)のような状態になった場合でも、係止杆
から取付金具が抜けてはずれることはなく、さらには係
止杆がパネル内部 。
の補強筋にいずれかで重なるため、パネル破壊時におい
ても係止杆が内部補強筋に引っ掛かるため、パネル脱落
の恐れはない。
第6図(a)、 (b)は、取付金具3を用いてALC
パネルlを、構造躯体10に取り付けて実施例を示すも
のである。1aはパネル下部、1bはパネル上部、10
は構造躯体、4はアングル9を介して構造躯体10に連
結された支持部材、5は構造躯体10に直接連結された
支持部材である。
上層パネルの下部1mに取り付けた取付金具3の係止用
ネジ部3bは、支持部材4を貫通してナツト13で取り
付けられている。
下層パネルの上部1bに取り付けた取付金具3のネジ部
3bは、支持部材5を貫通してナツト13で取り付けら
れている。
第7図は、ALCパネル1を構造躯体10に取り付けた
他の実施例である。
第8図(a)は、本構造を用いて縦張りkより取付けた
ALC壁パネルが構造躯体の変形を受けた場合のパネル
の動きを示す説明図であり、第8図(b)。
(e)は、その要部の変形状態を示す説明図である。
また、第6図、第7図の例では壁パネルの目地部は必要
に応じて緩衝材及びシーリング材を充填し、壁パネル同
志相互に連結されておらず、取付金具3は第8図(b)
に示すように、その材軸な中心に面内方向に回転可能で
、かつ係止杆2に対して面内方向にフリーな支持である
ため、座掘孔内でスライド可能となり、地震時の構造躯
体の大変形に対して、壁パネルは第8図(a)のように
ロッキング+スライド変形して追随する。座掘孔は、構
造躯体の層間変形に対する取付金具3のスライド量以上
の巾寸法を有するものであれば好ましい。なお、取付金
具3に取付けるナツトには、バネ座金13を共に用いる
ことが望ましい。
この様に地震等の構造躯体の変形に対して取付金具の面
内方向の回転と座掘孔内でのスライド機構で追随し、フ
ァスナーがスライドする様なことがない為、パネルと床
スラブとの間に、モルタル等を充填しても変形機構を損
うことがない。
以上、本構造を用いた外壁パネルの縦張り工法について
論じてきたが、本構造は横張り工法にも応用できるもの
である。また、長孔1fはパネルの長辺小口面から設け
た実施例により説明してきたが、必要に応じて短辺小口
面から設けてもよい。
また実施例で述べてきた様に、パネル表面に何ら傷つけ
ることなく施工でき、かつ何ら外側に露出する金物類が
ない為、壁パネル表面に、吹付け、塗料塗り等の仕上げ
を施したものや、金属板等を被覆したALCパネルにも
用いることができる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上の通りであり、実施上次のような効果を
もたらすものである。
■ 取付金具は、構造躯体の状況に応じてパネルの所定
位置に微調整可能であり、 ■ 取付金具の面内方向の回転機構により優れた免震性
を有し、 ■ また、パネル表面を傷つけることなくかつ何ら露出
することがない。
■ 係止杆か長孔内のどの位置にあっても、係止杆から
取付金具が抜けてはずれることはなく、内部補強筋に重
なるために、パネル破壊時においても脱落の危険性はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の要部の破断斜視図、第2図
は、その要部の構成の施工手順の説明図、第3図(al
 、 (b)は、ALC製造時に長孔を設ける手法の説
明図、第4図は、各々取付金具の側口、第5図(a) 
、 (b)は、パネル内部での係止杆と取付金具の位置
関係を示す断面図、第6図(a) 、 (b)及び第7
図は、本発明の取付装置によるALC壁版の構造躯体へ
の取付実施例を示す説明図、第8図(a)は、本発明の
取付装置によりパネルを構造躯体に取り付けた状態で、
地震等の変形を受けた時のパネルの動きを説明する外観
図、第8図(bl 、 (c)は、その要部の変形機構
を説明する説明図である。第9図から第11図は、従来
技術による取付を示すための説明図である。 1・・・壁パネル、1e・・・座掘孔、1f・・・長孔
、2・・・係止杆、3・・・取付金具、3a・・・係合
孔、3b・・・係止用ネジ、10・・・構造躯体、11
・・・取付部材、12・・・ナツト 特許出麩 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 (a) 第4図 CG) (b) (C) (d) スn 第5図 (b) 第6図 (a)              (b)第7図 第8図 (b)             (C)第9図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ALC壁パネルの小口面にその面と垂直方向に長孔を設
    け、壁パネル室内側表面から該長孔に連通する座掘孔を
    パネルの長孔方向の長さのセンターに設け、この座掘孔
    へ基端に係合孔、先端に係止用ネジを有する取付金具の
    基端を差し込み、該長孔に差込んだ係止杆を該取付金具
    の係合孔に差通して取付金具を係止し、該取付金具の先
    端係止用ネジ部を壁パネル取付部材に連結してあるAL
    C壁版の取付装置において、壁パネルの該取付金具の係
    合孔に、係止杆が面内方向にフリーに支持され、係止杆
    の長さをパネルの長孔方向の長さの1/2超かつパネル
    1枚の長孔方向の長さ未満とすることを特徴とするAL
    C壁版の取付装置
JP29354388A 1988-11-22 1988-11-22 Alc壁版の取付装置 Expired - Lifetime JPH0639818B2 (ja)

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JP7033379B1 (ja) * 2021-12-21 2022-03-10 クリオン株式会社 外装仕上材取付用パネルおよび外装仕上材取付用パネルの取付構造並びに壁、建物

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