JPH0115794Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115794Y2
JPH0115794Y2 JP9117583U JP9117583U JPH0115794Y2 JP H0115794 Y2 JPH0115794 Y2 JP H0115794Y2 JP 9117583 U JP9117583 U JP 9117583U JP 9117583 U JP9117583 U JP 9117583U JP H0115794 Y2 JPH0115794 Y2 JP H0115794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ladder
upper ladder
frames
work
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9117583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59196632U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9117583U priority Critical patent/JPS59196632U/ja
Publication of JPS59196632U publication Critical patent/JPS59196632U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115794Y2 publication Critical patent/JPH0115794Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は擁壁等の補修作業用足場に関するもの
である。
擁壁等の補修に際して例えば、 (イ) 足場パイプ等で組み立てられた支保材を擁壁
等に添つて設け、作業員はその支保材を足がか
りとして作業する方法。
(ロ) ハシゴを擁壁にかけて作業する方法、 (ハ) 擁壁の上端からゴンドラを吊り下げ、作業員
はその中から作業する方法等が存在するが、次
のような問題を有する。
(イ) 従来の足場を使用しての作業の場合補修作業
の前に、足場自体を多数の足場パイプ等によつ
て組みたてなければならず、時間的、労力的ロ
スが大きい。
(ロ) 作業に際して命網等の安全対策がなされてい
ない場合がほとんどで、作業員は支保材のみを
足がかりとして作業しなければならず、極めて
危険である。
(ハ) 以上のような環境での作業は高度の熟練度が
要求される。
(ニ) ハシゴを擁壁にかけての作業では、ハシゴが
擁壁面から離れる危険性と擁壁面に添つて左右
に倒れる危険性があり、極めて不安定であり、
作業能率も低下する。
(ホ) ゴンドラ使用の場合はその装置が大がかりな
ため、1名ないしは2名の少人数での作業がで
きない。
本考案は以上のような問題を解決するために成
されたもので、作業の安全性と作業能率を高め、
使用に際して極めて簡便で、熟練度の高い作業員
を必要としない、安価に製造できる補修作業用足
場を提供する事を目的とする。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
(イ) 上ハシゴと下ハシゴ 2組のハシゴの一方を上ハシゴ1とし、他を下
ハシゴ2とする。
上ハシゴ1は2本のチヤンネル材を相対向させ
て構成した外柱11の間を水平横桟12群で連結
して形成する。
下ハシゴ2は2本のチヤンネル材を背を向けて
相対向させて構成した内柱21間を横桟22群で
連結して形成する。
そして上ハシゴ1の外柱11の内側に下ハシゴ
2の内柱21を位置せしめ、チヤンネル部分を係
合させることによつて上下方向へのみスライド自
在で、かつ外れることのないように構成する。
両ハシゴ1,2は下ハシゴ2の側面に向けたね
じ込み式ノブ24や両ハシゴ1,2の側面を貫通
するピンなどで自由なスライドを拘束する。
(ロ) 係合装置 伸縮ハシゴの上ハシゴ1には、その上方にハシ
ゴの背面に向けて腕材としてアーム3とスライド
材4を突出させる。
スライド材4を内蔵するアーム3はピン31を
中心に可動できるように上ハシゴ1側面に取り付
ける。スライド材4の先端には、ナツト41の締
め付けによりその長さが調整できるアンカー5を
垂直に取り付ける。
またアンカー5を使用せずスライド材4の先端
を鉤状に折り返し、その先端にすべり止めを取り
付けてビルの屋上の壁面内側に当接させる構造を
採用することもできる。
スライド材4は、アーム3の中から適度の長さ
を引き出して擁壁などの天端幅に合せてスライド
材固定ネジ32の締め付けによりアーム3の内で
固定する。
上ハシゴの樅材とアーム3との角度は、アーム
先端部に可動できるようピン接合33した斜材6
が有する複数の逆止状の複数の切り欠き61のう
ち任意の場所を、上ハシゴ上方側面に突設した止
め金13にかける事により調整可能である。
(ハ) 下ハシゴ 下ハシゴ2の最下端にはハシゴ2の前方に向け
て、作業に支障をきたすことのない面積の踏み板
23を金網を用いて棚状に突設する。
(ニ) 枠群 作業員の安全を配慮して上ハシゴ1と下ハシゴ
2の前方には、夫々棚状に複数の枠7を取り付け
る。
枠7は第3図に示すように作業者が両ハシゴ
1,2を昇降するのに支障がなく、しかもハシゴ
1,2にのぼつて行う作業に支障のない程度の広
さの作業空間を囲んだ略コ字状又は円弧状をした
作業者の落下防止用のフエンスである。
枠7は、第1,2図に示すように上ハシゴ1の
内柱11,11間と下ハシゴ2の内柱21,21
間に夫々ピン71で回動自在に取り付ける。
さらに、下ハシゴ2に取り付ける枠7は、上ハ
シゴ1に取り付ける枠7よりも小さく形成し、両
ハシゴ1,2の長手方向から見たときに上ハシゴ
1に取り付けた枠7の内側を下ハシゴに取り付け
た枠7が通過できるように形成する。
これは、両ハシゴ1,2に取り付けた枠7,7
同士の衝突を回避して両ハシゴ1,2のスライド
を許容するためである。
更に、各枠7,7群をピン止めした両ハシゴ
1,2の内柱11,21には、第1図に示すよう
に両ハシゴ1,2の直交方向に枠7の回動位置を
制限するためのストツパ72を突設すると共に、
各ハシゴ1,2毎に取り付けた枠7,7群の上下
間に図示しない垂直材を連結しておけば、上ハシ
ゴ1に取り付けた枠7群、又は下ハシゴ2に取り
付けた枠7群を一斉に折り畳んだり両ハシゴ1,
2の直交方向に起こすことができる。
(ホ) 使用方法(第3図) 擁壁8の天端巾に合わせて、天端おさえ3より
アーム4を引き出しアーム押えネジ41を締めつ
けて固定する。
あるいは鉤状に折返したアーム先端を引き出し
て壁面の内側に当接する。天端裏にストツパー5
を、擁壁の裏込め盛土81の状況に合わせた長さ
に調節する。
擁壁面の地面に対する角度に合わせて開閉止め
6の切り欠き部61の任意の場所を止め金13に
かける。
以上の操作により、本考案の足場を擁壁にしつ
かり固定する。
補修個所にあわせて下ハシゴ2を上ハシゴ1よ
りスライドさせ長さを決め、ボルト24を嵌合さ
せて上ハシゴ1と下ハシゴ2を固定する。
(ヘ) その他の実施例1 最下段に設けられた金網23以外に、中間の任
意の位置に開閉自在の金網を設置する事により作
業の安全性を高める事もできる。
(ト) その他の実施例2 たて方向に延長した縦リンクを枠7群の側面中
央に設置した場合には、多数の枠7群全体を一度
に上方に折りたたむ事もできる。
本考案は以上説明したようになるから、次のよ
うな効果を期待する事ができる。
(イ) パイプ等による足場の組み立てや、ゴンドラ
設置といつた手間をかけず、一人の作業員で運
搬、設置、移動が可能である。
(ロ) 天端押えとストツパーの長さ調節によつて天
端巾、擁壁の裏込め盛土の状況に影響を受け
ず、スライド式ハシゴをしつかりと擁壁に固定
できる。
(ハ) 最下段に設置させた金網により作業員の転落
事故等を防止できる。
(ニ) 従来のパイプ等による足場や、ハシゴ使用に
くらべ、極めて安定性、安全性が高いため、作
業員に高所での熟練度を要求する必要がない。
(ホ) 本考案の作業用足場は、擁壁等の目地及び水
抜き口の補修工事以外に、例えばコンクリート
擁壁のジヤンカ補修や橋桁の補修や塗装工事或
はビルや工場等の梁や柱の塗装工事等の各種の
用途に使用することができ、極めて有用性が高
い。
(ヘ) 下ハシゴに取り付ける枠は、上ハシゴに取り
付ける枠よりも小さく形成してある。
そのため、枠同士の衝突を回避して両ハシゴ
のスライドを許容することができるうえに、こ
れらの枠が作業者の安全確保に大きく役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の作業用足場の斜視図、第2
図:上ハシゴ、下ハシゴの係合部の説明図、第
3,4図:使用方法の説明図。 1:上ハシゴ、2:下ハシゴ、3:アーム、
4:スライド材、5:アンカー、6:斜材、7:
枠、23:踏み板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互に長手方向にのみスライド自在に係合する
    上ハシゴと下ハシゴとよりなり、 上ハシゴ上部にはハシゴ背面方向に突出され
    た、長さ調整自在の腕材をピン結合し、 上ハシゴには上ハシゴの前方の作業空間を囲む
    複数の枠を棚状にピン結合し、 下ハシゴには前記上ハシゴの枠より小形であつ
    て、上ハシゴの枠内を通過可能な複数の枠を棚状
    にピン結合し、 上ハシゴ及び下ハシゴの各枠を上方へ向けて折
    りたたみ可能に構成した、 作業用足場。
JP9117583U 1983-06-16 1983-06-16 作業用足場 Granted JPS59196632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9117583U JPS59196632U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 作業用足場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9117583U JPS59196632U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 作業用足場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59196632U JPS59196632U (ja) 1984-12-27
JPH0115794Y2 true JPH0115794Y2 (ja) 1989-05-11

Family

ID=30221157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9117583U Granted JPS59196632U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 作業用足場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59196632U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2532848B2 (ja) * 1986-09-24 1996-09-11 好宏 与那原 はしご装置
JP6431652B2 (ja) * 2014-05-29 2018-11-28 株式会社杉孝 高欄用足場装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59196632U (ja) 1984-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6554102B2 (en) Dismountable facade scaffold
US6758306B2 (en) Construction safety screen system
US6003630A (en) Unilateral scaffold system
US8245816B2 (en) Integral safety system which can be used for construction
US20060175130A1 (en) Hanging scaffold support bracket
KR102165298B1 (ko) 고소 작업용 사다리의 안전난간
JPH0115794Y2 (ja)
KR200386867Y1 (ko) 안전방호망장치
KR100559118B1 (ko) 고소 작업대
JP6984864B2 (ja) 親綱支柱及びその設置方法
AU2012200673B2 (en) Barrier
CA2128180A1 (en) Platform support devices for temporary attachment to walls
JPH11107517A (ja) 足場ユニット、足場ユニットを用いた足場構造及び建て枠
JPH0735997Y2 (ja) 枠組足場の手摺り枠
US4858724A (en) Safety fence for scaffolds
JPS6350342Y2 (ja)
IT201800009924A1 (it) Dispositivo di fissaggio per un parapetto o simile
JP4106133B2 (ja) 吊り足場組立て工法とそれに使用される吊り足場用落下防止装置及び落下防止具
CA2590484A1 (en) Integral safety system which can be used for construction
KR200495306Y1 (ko) 비계발판용 체결구
CN213926693U (zh) 一种建筑施工用活动架
JPS603920Y2 (ja) 建物の窓外梯子装置
JPH0318580Y2 (ja)
JP2515524Y2 (ja) ベランダに対する取付け用ステップ足場
JPH0714553Y2 (ja) 屋根用足場板支持具