JPH01157635A - データ通信装置における回線切替方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ通信装置における回線切替方式に係り、特に専用
回線を主回線とし、この専用回線に障害が発生したとき
に予備回線である交換回線に切替える回線切替方式に関
し、 間違い電話があったとしてもデータ通信を中断すること
のないようにすることを目的とし、専用回線である主回
線と、交換回線である予備回線との両端に接続した第１
の回線切替装置と第２の回線切替装置とを備え、２台の
データ通信装置の接続回線を選択するデータ通信装置に
おける回線切替方式において、上記第１の回線切替装置
には、主回線の障害を検出する障害検出手段と、上記障
害検出手段が主回線の障害を検出したとき上記予備回線
を通じて第２の回線切替装置を発呼し、発呼後予め定め
た所定の時間経過後発呼を中断する第１の発呼手段とを
有し、上記第２の回線切替装置には予め定めた所定の時
間だけのみ着呼信号を受けたときに、データ通信装置の
接続回線を予備回線に切替える回線切替手段と、その着
呼信号受信終了後に上記予備回線を通じて第１の回線切
替装置を発呼する第２の発呼手段とを有し、上記第１の
回線切替装置には上記第１の発呼手段で発呼終了後に予
備回線に着信かあればこれを接続する着信制御手段と、
データ通信装置の回線を予備回線に切替える回線切替手
段とを有するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はデータ通信装置における回線切替方式に係り、
特に専用回線を主回線とし、この専用回線に障害が発生
したときに予備回線である交換回線に切替える回線切替
方式に関する。

〔従来の技術〕

上述のようなデータ通信装置における回線切替方式とし
ては次のようなものがある。これは第５図に示すように
、例えばホストコンピュータ１とターミナル２とを専用
回線である主回線３と、交換回路４を介した電話回線で
ある予備回線５とで接続したものである。そして同図に
おいて、６゜７はデータを変調復調するモデム、８，９
はホストコンピュータ１またはターミナル２の制御によ
って回線の切替えを行なう回線切替装置である。尚図中
１０．１１はデータが流れるデータライン、１２．１３
は回線切替装置への制御信号が流れる制御ラインを示し
ている。

そしてこの回線切替装置８，９は、専用回線３の障害を
検出したホストコンピュータまたはターミナルの制御に
より相手方の電話番号を発呼し、これにより交換回路４
によって交換され、相手方を呼び出す着信信号が相手方
の回線切替装置に入力される。この着信信号を受けた相
手方の回線切替装置はデータの伝送回線を専用回線３か
ら予備回線である交換回線５に切替えるようにしている
。

このようにして、たとえ専用回線３に障害が発生しても
データ通信回線の通信停止を防止できるものとしている
。

（発明が解決しようとする問題点） ところで上述の従来の回線切替装置にあっては回線切替
装置は、専用回線の障害発生時に回線を確保するため、
自局への着信信号を受けると、回線を自動的に予備回線
に切替えるようにしている。また予備回線として交換回
線である電話回線を使用するようにしているため、相手
方のデータ通信装置以外からの呼出し信号があった場合
、即ち間違い電話があった場合にもこれを受け、回線を
主回線から予備回線に切替えてしまいデータ通信装置間
におけるデータ通信が停止してしまうという問題点があ
る。

そこで本発明は、間違い電話があったとしてもデータ通
信を中断することのないデータ通信装置の回線切替方式
を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明において上記の問題点を解決するための手段は、
第１図に示すように、専用回線である主回線２０と、交
換回線である予備回線２１との両端に接続した第１の回
線切替装置２２と第２の回線切替装置２３とを備え、２
台のデータ通信装置２９．３０の接続回線を選択するデ
ータ通信装置における回線切替方式において、上記第１
の回線切替装置２２には、主回線２０の障害を検出する
障害検出手段２４と、上記障害検出手段２４が主回線２
０の障害を検出したとき上記予備回線２１を通じて第２
の回線切替装置２３を発呼し、発呼後予め定めた所定の
時間経過後発呼を中断する第１の発呼手段２５とを有し
、上記第２の回線切替装置２３には着信制御手段３１を
有し予め定めた所定の時間たけのみ着呼信号を受けたと
きに、データ通信装置の接続回線を予備回線に切替える
回線切替手段３０と、その着呼信号受信終了後に上記予
備回線を通じて第１の回線切替装置を発呼する第２の発
呼手段２９とを有し、上記第１の回線切替装置２２には
上記第１の発呼手段２５で発呼終了後に予備回線２１に
着信があればこれを接続する着信制御手段２７と、デー
タ通信装置の連絡回線を予備回線に切替える回線切替手
段２６とを有することである。

〔作用〕

本発明によれば第１の回線切替装置の障害検出手段が主
回線の障害を検出したときに第１の発呼手段が予め登録
されている相手方の電話番号を発呼し交換回路はこの番
号に基づいて第２の回線切替装置に呼出し信号を送出す
る。このときこの呼出し信号は予め定めた時間を経過し
たのち切られる。この呼出し発呼を受けた第２の回線切
替装置においては、発呼が所定時間で切られた後、回線
切替手段は連絡回線を予備回線としだ後節２の発呼手段
は予備回線を通じて第１の回線切替装置へ発呼する。そ
して第１の回線切替装置の着信制御手段は第１の発呼手
段で発呼終了後に予備回線に着信があればこれを接続し
て、回線切替手段はデータ通信装置の連絡回線を予備回
線に切替えるから、第１の回線切替装置と第２の回線切
替装置とは予備の回線を通じて接続される。

そしてこれらの第２の回線切替装置においては、第１の
回線切替装置以外からの着信の場合には、着信信号は所
定の時間では切られないから、着信が第１の回線切替装
置からの着信ではないことがわかり主回線から予備回線
への切替は行なわれず、データ通信が中断されることは
ない。

〔実施例〕

以下本発明に係るデータ通信装置の回線切替方式の実施
例を図面に基づいて説明する。

第２図乃至第４図は本発明に係るデータ通信装置の回線
切替方式の実施例を示すものである。本実施例において
回線切替装置４１．４２は第２図に示すように２台のデ
ータ端末装置（ＤＴＥ）４３．４４に夫々設け、主回線
である専用回線４５と、予備回線である交換回線４６と
を切替えて使用できるようにしている。そして本実施例
においては双方の回線切替装置４１．４２は発呼側及び
着呼側の回線切替装置としての機能を有するものとして
いる。即ち、本実施例においては何れの回線切替装置も
専用回線に障害を発見したら相手の回線切替装置に向は
発呼することができるように構成している。尚、本実施
例において、回線の障害を検出する障害手段は回線のセ
カンダリチャンネルを使用して一定の間隔で相互の診断
を行なって、回線の状態を検出するものとしている。

本実施例において回線切替装置は第３図に示すような構
成としている。図中４７は着信制御回路、４８は網制御
回路、４９は主チヤンネル変復調器、５０はセカンダリ
チャンネル変復器、５１は主回線の混合分配回路、５２
は予備回線の混合分配回路、５３は主チャンネルのレベ
ル変換回路、５４はセカンダリチャンネルのレベル変換
回路、５７は切替手段としてのスイッチ装置を示してい
る。また図中符号５５は診断信号送出回路、５６は診断
信号送出回路で、これらの回路で障害検出手段を形成し
ている。

そして本実施例において網制御回路４８は、第１の発呼
手段及び第２の発呼手段として作動し、第４図に示すよ
うに、一方の回線切替装置４１の障害検出手段が主回線
４５の障害を検出すると他方の回線切替装置４２に発呼
して、例えば３回の呼出しの後に回線の接続を中止する
。すると他方の回線切替装置４２の網制御回路４８は、
呼出しが３回あったのち回線の接続が絶たれたとき、こ
の呼出しが一方のデータ通信装置４１からの発呼とみな
して第２の発呼手段として作動する網制御回路４８が相
手方の回線切替装置４１に発呼する。このとき回線切替
装置４１のスイッチ装置５７は、データ通信装置である
端末の連絡回路を主回線４５から、予備回線４６に切替
えている。

そして一方の回線切替装置４１の網制御回路４８はこの
着呼信号を受けると、先に自分が発呼してその通信を切
断した場合に限りこの着呼信号を他の回線制御１回路４
２からの発呼として取扱う。

そして本実施例において、この回線切替装置４２に、相
手方の回線切替装置４１以外から所謂間違い電話がかか
った場合には、その着呼信号は上述のように所定時間で
切れるようなことはないから、回線切替装置４２は、こ
の電話を受は取って間違い電話であると認識して回線を
切る等の処理を行なう。

従って、本実施例によれば、相手方のデータ通信装置以
外からの電話の呼出しに対してデータ通信回線を切替え
ることはなく、必要な時にだけ交換回線を予備回線とし
て使用することができる。

そしてたとえ、間違い電話が偶然予め定めた時間で切れ
た場合には、この間違い電話をかけられた方のデータ通
信装置は予め定めた相手方のデータ通信装置に発呼する
。この際発呼側の回線切替装置は第２の発呼手段を作用
するによって発呼な行なうから、発呼信号を所定時間で
切ることをせず、相手方が出るまで発呼を続ける。この
ためこの呼出しを受けた回線切替装置は相手からの回線
切替装置からの通信であると認識せず通常の間違い電話
であるものとして処理を行なう。従って本実施例に係る
回線の切替方式によれは、たとえ間違い電話がかかった
ような場合にも、この回線に誤ってデータ通信装置の回
線を接続することはなくまた、偶然間違い電話が、予め
定めた所定の時間で切れたとしても、ふたひ予め定めた
所定の相手を呼び出すだけでデータ回線を接続すること
はないから、誤った相手にデータ回線を接続してしまう
ことはなくなる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、専用回線と予備回
線とを有するデータ通信装置の回線の切替えを相手方か
らの発呼が所定時間て切れた時に相手方のデータ通信装
置を呼び出すように構成したから、たとえ相手方のデー
タ通信装置以外からの間違い電話が入ったとしても、こ
のような場合には所定時間で切れることはないから相手
方のデータ通信装置からの接続でないことを認識するこ
とができ、主回線である専用回線の接続を切断すること
はなくなり、デ゛−夕のやりとりが中断することはない
という効果を奏する。そしてたとえ間違い電話が偶然所
定時間で切れたとしても、間違い電話をかけられた方の
回線切替装置から再び呼出しをしても相手方の回線切替
装置では自分の方ては発信を行なっていないためこれを
相手方のデータ通信装置からの通信とは認識しないから
誤ってデータ通信を接続することはなく不必要な回線の
接続を行なうことはないという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明に係るデータ
通信装置における回線切替方式の実施例を示すブロック
図、第３図は第２図に示した回線切替方式に使用する回
線切替装置を示すブロック図、第４図は第２図に示した
回線切替方式の作動の手順を示す流れ図、第５図は従来
のデータ通信装置における回線切替方式を示すブロック
図である。 ２０・・・主回線 ２１・・・予備回線 ２２・・・第１の回線切替装置 ２３・・・第２の回線切替装置 ２４・・・第１の障害検出手段 ２５・・・第１の発呼手段 ２６・・・第１の切替手段 ２７・・・第１の着信制御手段 ２８・・・第２の障害検出手段 ２９・・・第２の発呼手段 ３０・・・第２の切替手段 ３１・・・第２の着信制御手段 ３２．３３・・・データ通信装器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 専用回線である主回線と、交換回線である予備回線との
   両端に接続した第１の回線切替装置と第２の回線切替装
   置とを備え、２台のデータ通信装置の接続回線を選択す
   るデータ通信装置における回線切替方式において、 上記第１の回線切替装置には、主回線の障害を検出する
   障害検出手段と、上記障害検出手段が主回線の障害を検
   出したとき上記予備回線を通じて第２の回線切替装置を
   発呼し、発呼後予め定めた所定の時間経過後発呼を中断
   する第１の発呼手段とを有し、 上記第２の回線切替装置には予め定めた所定の時間だけ
   のみ着呼信号を受けたときに、データ通信装置の接続回
   線を予備回線に切替える回線切替手段と、その着呼信号
   受信終了後に上記予備回線を通じて第１の回線切替装置
   を発呼する第２の発呼手段とを有し、 上記第１の回線切替装置には上記第１の発呼手段で発呼
   終了後に予備回線に着信があればこれを接続する着信制
   御手段と、データ通信装置の接続回線を予備回線に切替
   える回線切替手段とを有することを特徴とするデータ通
   信装置における回線切替方式。