JPH01157287A - Ecm電動機用のpwmシステム - Google Patents

Ecm電動機用のpwmシステム

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JPH01157287A
JPH01157287A JP63261696A JP26169688A JPH01157287A JP H01157287 A JPH01157287 A JP H01157287A JP 63261696 A JP63261696 A JP 63261696A JP 26169688 A JP26169688 A JP 26169688A JP H01157287 A JPH01157287 A JP H01157287A
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JP
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signal
pwm
voltage
clock
period
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JP63261696A
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Glen C Young
グレン・チェスター・ヤング
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Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/04Arrangements for controlling or regulating the speed or torque of more than one motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電動機制御システム、更に具体的に云えば、
電子転流形電動機のパルス幅変調制御に関する。
発明の背景 無ブラシ直流電動機とも呼ばれる電子転流形電動機(E
CM)に対する電力制御システムは、電動機の運転を制
御する為にパルス幅変調(PWM)方式を有利に利用す
ることができる。一般的に、こう云うシステムは、例え
ば電力トランジスタ、シリコン制御整流器(SCR)又
はゲート・ターンオフ装置(GTO)の様な制御可能な
電力スイッチング装置を電源と電動機の適当な端子の間
に直列接続して用いることができる。3相電動機では、
システムは3相ブリツジ装置を利用することができ、電
動機の3つの電力端子が3相ブリツジの対応する脚に接
続される。ブリッジの各々の脚は直列接続した一対のス
イッチング装置を含んでいてよく、一方の装置が電動機
の端子を正の電圧源に接続して、電動機に電流を供給し
、他方の装置が電動機の端子を負の電圧源に接続して、
電流が電動機の外へ循環することができる様に作用し得
る。各々のスイッチング装置がゲート信号に応答して導
電し、電動機の関連した巻線の相に電流が通れる様にす
る。ゲート信号が、電動機の巻線を予定の順序で付勢す
る様な形で、ECM制御システム内の選ばれたスイッチ
ング装置に結合される。PWMシステムでは、電流監視
回路又は電圧制御回路が、電動機の電流及び/又は電圧
が予定の値より小さい時、駆動材部信号を発生する様に
作用する。駆動材部信号は、パルス幅変調された信号で
あって、以下PWM付能材部と呼ぶが、適当なスイッチ
ング装置にゲート信号を結合することができる様にする
。PWM付能材部がなくなると、ゲート信号を電力スイ
ッチング装置に結合することが禁止される。
駆動材部信号のパルス幅変調を利用して、平均電圧又は
所望の電動機電流を設定することができる。電動機のト
ルクは電動機電流の関数であるから、適当な電圧を利用
し得る限り、電流を調整することにより、トルクを制御
することができる。
電動機速度は平均電動機電圧の関数であるから、電力装
置に適切な電流定格が利用できる限り、平均電圧を調整
することによって、速度を制御することができる。電圧
制御にPWMを使うシステムでは、負荷に結合される電
圧は、PWMのデユーティ・サイクルに利用し得る電源
電圧を乗じた値によって定められる。スイッチング周波
数、即ち、サイクル時間は一般的に一定であり、従って
電圧調整には各サイクルの間の導電時間と非導電時間の
比を決定すればよい。
電流を調整するPWMシステムは、制御されない高周波
スイッチングを避ける為に負荷電流を連続的に監視する
ことを必要とするか、又は負荷電流が調整値に近づく時
に制御出力の不連続性を生じたり、或いは電流制御モー
ドから電圧制御モードへの滑らかな切換えができなかっ
た。例えば逆起電力によって回転子の位置を感知するE
CM電動機に対する両波ブリッジスイッチング回路で、
負荷電流を連続的に監視することができない場合、過度
の高周波スイッチングを防止する為に、オフ時間、即ち
、非導電時間を制御する手段が必要である。2つの普通
の方法は、フリーランニング発振器又は単安定タイマの
何れかを用いる。フリーランニング発振器を使って、一
定の最大動作周波数を設定する。単安定タイマを使って
一定のオフ時間を設定する。一定の最大動作周波数を設
定する回路は、フリーランニング発振器のクロック作用
を受けるフリップフロップを利用する。発振器がPWM
サイクルを設定するクロック信号を発生する。この第1
の形式の回路は、負荷電流が調整値に近い時、PWM付
能材部が発振器のクロック信号と大体一致する時に発生
し、その結果、交互のサイクルがオフになるので、不連
続を持つ。別の形式の回路は単安定タイマを使って、フ
リップフロップをラッチし、駆動材部遅延を持たせる。
この第2の形式の回路は一定のオフ時間を作り、電流制
御から電圧制御へ切換わる際に問題を招(。
それは、一般的に電圧制御はECMの様な負荷に印加さ
れる電圧の時間積分を発生する為に一定の積分期間を必
要とするからである。
この各々の回路は夫々得失がある。一定周波数発振器が
平均電圧を制御する最もよい手段であるが、他の手段を
設けないと、この制御方式は、電流が一定期間の100
%に近いオン時間の調整値に近づく時、電流調整器とし
て制御出力に不連続を生ずる。他の手段を用いて100
%に近いオン時間に於ける不連続を避けても、オフ期間
が一定ではなく、発振器の一定期間の残りの期間であり
、その結果、発振器の次の周期の始めに持続的なターン
オンができる様にするには、負荷に蓄積された誘導電流
を減衰させる為の時間が不適切になる場合が多い。一定
のオフ時間のワンショットが、電流制御にとって最もよ
い手段であるが、これは電圧制御への滑らかな切換えが
できず、軽負荷状態では、希望するよりも高いスイッチ
ング周波数を招くことがある。
各々の発振器サイクルの終りに一定のオフ期間を挿入す
ることにより、フリーランニング発振器方式を改善する
ことができる。このオフ時間が、発振器のクロック信号
と駆動材部信号が殆ど一致することを避ける。然し、そ
の結果、システムの電力出力は、オフ時間の値によって
定められたサイクルの百分率に制限される。云換えれば
、サイクル時間が一定であるから、最大のPWM比が一
定のオフ時間によって定められる。
発振器周波数を変えることにより、上に述べた欠点を解
決することができる様に思われようが、この変更は、P
WMシステムによって駆動される電力スイッチング装置
のスイッチング損失(熱散逸)を増加することがある。
即ち、熱散逸がスイッチング周波数の増加と共に増大す
る。従って、一定のクロック速度のPWMシステムが、
スイッチング損失を予定の最大値に制限する為に好まし
い。然し、一定のクロック速度の回路は、ECM制御シ
ステムに於いてピーク電流と平均電流の好ましくない比
を招く。これは、クロック速度を低速運転又は高速運転
の何れかに対して最適にすることしかできず、両方に対
して最適にすることはできないからである。
用途によっては、PWMシステムのスイッチング速度が
、負荷電流の立上り及び立下り時間によって制限される
ことがある。然し、ECMシステムでは、負荷電流の立
上り及び立下り時間が、電動機速度の関数として広い範
囲にわたって変化し、従ってスイッチング速度を制限す
るのにあてにすることはできない。スイッチング速度が
予測可能であっても、低インダクタンスの短絡により、
許容し難い程高いスイッチング速度になる。
ECMシステムの別の欠点は、ある電力スイッチング装
置、例えば両波ブリッジ回路の下側レールの装置がPW
M制御によって切換えられている時、直接的に観測する
為に、電動機の循環電流を利用することができないこと
である。この欠点の為、電動機巻線の電流の減衰の大き
さを監視することができないので、予め設定された最大
電流によってスイッチング装置がターンオフされた後、
導電を回復する為に、一定クロック速度のPWM回路又
は一定オフ時間の回路の何れかに頼ることが必要になる
。一定オフ時間の回路は、電動機の高速運転で、電流の
減衰を最適にするのに見合ったオフ期間がとれるが、低
速の電動機運転でスイッチング速度が高くなりすぎるこ
とがあり、この為、熱容量が一層大きいスイッチを必要
とする。
これと比較して、一定クロック速度のPWM回路は、あ
らゆる電動機速度で、電力制御装置のスイッチング速度
を制限する。然し、高速の時、電動機巻線の電流の減衰
速度が速い。一定のクロック速度では、スイッチを再び
導電させる前に、電流が不満足な程低いレベルに下がっ
ている。
発明の要約 この発明の目的は、ECM又はその他の永久磁石電動機
に対するパルス幅変調電力制御システムとして、従来の
上に述べた欠点を解決するパルス幅変調電力制御システ
ムを提供することである。
この発明の特定の目的及び特徴としては、PWMのリセ
ットがPWMクロック信号と一致に近い状態で起る時に
生ずる交互のサイクルのオン/オフの不連続を防止する
改良されたラッチ制御回路及び方法、1つのクロック期
間中のPWM信号のサイクル動作を制限する改良された
回路と方法、高い周波数で動作せずに、PWM  EC
Mの平均電流とピーク電流の比を高める改良された回路
と方法、PWMサイクルの最小オフ期間を設定する改良
された回路と方法、及び電動機が低速の時の高L)PW
Mスイッチング速度を禁止しながら、電動機の高速で最
適の電流の減衰を行なう改良された回路と方法を提供す
ることである。
一般的に云うと、この発明の一面では、少なくとも1つ
の予め選ばれた順序で電子的に転流される複数個の巻線
段を持つ不動の集成体と、該巻線段と選択的な磁気結合
関係を持つ回転自在の集成体とを含み、各々の巻線段に
端子が付設されている様な、直流電源から付勢される電
子転流形電動機(ECM)に対するPWM制御システム
を提供する。制御システムは、各々の巻線段の端子に接
続された電子式スイッチング手段を利用して、各々の端
子を直流電源に選択的に結合することにより、前記少な
くとも1つの予め選ばれた順序で少なくとも若干の巻線
段に直流電圧を印加して、ECMを付勢して回転自在の
集成体を回転させる為に巻線段に電流を供給する。更に
システムは、パルス幅変調サイクルを設定する周期的な
クロック信号を発生するクロック手段と、各々の端子を
予め選ばれた順序で直流電源に接続する為に、付勢の為
の電子式電力スイッチング手段を選定するスイッチング
信号を発生する信号処理手段とを含む。
またパルス幅変調サイクルで、選ばれた電子式電力スイ
ッチング手段を付勢するPWM付能材部を発生するパル
ス幅変調手段が設けられる。電流監視手段が、ECMに
供給される電流が予定の値より小さい時は第1の信号を
、そしてECMに供給される電流が前記予定の値より大
きい時は第2の信号を発生する。第2の信号に応答する
論理手段がPWM付能材部を終了させ、こうして電子式
電力スイッチング手段からゲート信号を取去る。一実施
例では、論理手段が、電流監視手段からの第1の信号が
存在する間に発生する1つのクロック信号を受取ったこ
とに応答して、PWM付能材部を開始する。第2の信号
が存在する間にクロック信号を受取ると、このクロック
信号は、第1の信号が現われるまで記憶され、その後そ
れを利用してPWM付能材部を発生する。別の実施例で
は、論理手段がPWMサイクルの間、PWM付能材部の
終了に応答して、クロック手段をリセットし、直前のP
WMサイクルの終了から少なくとも最小期間が経過した
時、別のPWMサイクルを設定する。更に別の実施例で
は、論理手段がPWM付能材部のサイクル動作を1クロ
ック期間当り1回に制限する。希望によっては、論理手
段は、各サイクルに於ける電流の減衰の為の最小オフ期
間を設ける為に、各々のクロック期間中、PWM付能材
部を禁止することができる最小期間を選択的に設定する
手段を含む。
この発明の別の面では、ECMに印加される平均電圧を
調整する電圧制御装置を追加することにより、電流監視
装置を強化する。電圧制御装置を電流制御装置と一体化
し、これはECMに印加される電圧の時間積分が予定の
値に達した時、PWM付能材部を終了させる手段を含む
。電圧制御モードでは、電圧制御装置を利用してPWM
付能材部を終了させる時は、論理手段が、各々のPWM
サイクルの間、最小期間又は最小オフ期間を禁止する。
電流監視及び電圧制御装置の両方を利用するシステムで
は、直前のPWM付能材部の終了から少なくとも最小期
間が経過した後で、電流監視装置を介してPWM付能材
部が終了した時に、クロック発振器手段をリセットする
事象タイミング手段も設ける。この別の実施例は、電動
機が高速の時は、電流の減衰が最適になる様な最小オフ
期間を用いるが、電動機が低速の時は高すぎるスイッチ
ング速度を禁止する。
一実施例では、PWMサイクルの間、PWM付能材部の
終了に応答してリセットできる一形式のクロック発振器
手段が設けられる。このクロック発振器手段がRC形電
圧積分器で構成され、これは電動機に印加された実際の
電圧で動作し、この為、積分器の出力に発生される時間
積分電圧を電圧制御基準としてもタイミング波形として
も使うことができる。制御自在の電子スイッチをRC発
振器に接続して、PWM付能材部の終了に応答して、発
振器をリセットすることができる様にする。
事象タイマが、PWM付能材部の相次ぐ終了の間の期間
の表示を発生する。PWM付能材部が電流監視手段によ
って終了させられる時には、いつでも最小期間を表わす
予定の基準に対し、この表示を比較する。期間の表示が
、最小期間より長い期間であることを示す時、RCクロ
ック発振器手段に結合された電子スイッチング手段に信
号を供給して、クロック発振器をリセットする。事象タ
イマは、このシステム内で、電圧制御に応答したリセッ
トがクロック発振器手段のリセットをしない様に接続さ
れている。
好適実施例の詳しい説明 図面全体にわたり、同様の部分には同じ参照記号を用い
ている。
以下説明する例はこの発明の好ましい実施例であるが、
この例をこの発明の範囲を何らかの形で制約するものと
解してはならない。
第1図には、この発明を利用し得る電動機制御システム
が略図で示されている。このシステムは、直流電源から
付勢される電子転流形量動機(ECM)Mを含み、これ
は固定子又は鉄心13を含む不動の集成体と、永久磁石
回転子15及び軸17を含む回転自在の集成体とを有す
る(第2図参照)。固定子13が少なくとも1つの予め
選ばれた順序で電子的に転流される複数個(例えば3個
)の巻線段Sl、S2及びS3(第3図)を持つが、こ
の発明は巻線段の特定の数に制限されない。1組の端子
TI、T2.T3が示されている。各々の巻線段には少
なくとも1つの端子が付設されている。
巻線段Sl、82.S3が時間的な順序で付勢されると
、8個の磁極の組が設定され、それによって、各段を付
勢する予め選ばれた順序に応じて、固定子の中孔を時計
廻り又は反時計廻りに移動する半径方向の磁界が発生さ
れる。この移動する磁界が永久磁石回転子の磁束と交叉
して、回転子15を固定子13に対して所望の方向に回
転させて、トルクを発生する。このトルクは磁界の強度
の直接的な関数である。電子転流形電動機Mの構成につ
いて更に詳しいことは、1985年7月9日に付与され
た米国特許箱4,528,485号を参照されたい。
例として電子転流形電動機Mを示したが、構造並びに/
又は巻線の配置が異なるこの他の電動機もこの発明の一
形式又は別の形式で利用して、その少なくとも若干の目
的を満たすことができると考えられる。
1987年3月31日に付与された米国特許箱4.65
4.566号に記載される電動機Mの巻線段は、固定子
13の中孔の中で回転する時の回転自在の集成体、即ち
、回転子15の回転位置を感知し、回転子の回転位置の
関数として発生される電子信号を利用して、回転子の回
転方向を決定する相異なる予め選ばれた順序で、各々の
巻線段に逐次的に直流電圧を印加することにより、ブラ
シを使わずに転流される。位置の感知は、ECMの逆起
電力に応答して、電動機の回転子の回転位置を表わす模
擬信号を発生する位置検出回路によって行なうことがで
き、こうして電動機の巻線段に対する調時された電圧の
逐次的な印加を制御する。
第1図に戻って説明すると、交流115V、60Hzの
線路又はその他の適当な源から供給された電力が、整流
回路29によって整流される。この整流回路が直流電源
を構成し、その出力が電力スイッチング回路31に印加
される。電力スイッチング回路は、巻線段に対する直流
電圧の印加を制御する手段を構成して、巻線段に対し合
成実効電圧を供給する。電力スイッチング回路31が、
制御信号回路33からの1組の制御信号に応答して、少
なくとも1つの予め選ばれた順序で直流電圧を印加する
ことにより、巻線段を転流し、回転子15を回転させる
。従って、制御信号回路33が、電子転流形電動機を付
勢して回転子15を回転させる為に、少なくとも1つの
予め選ばれた順序で電源からの直流電圧を印加すgこと
により、電子転流形電動機Mの巻線段を少なくとも1度
に1つ電子的に転流する様に作用し得る手段を構成する
制御信号回路33の1組の制御信号は、回転子位置(こ
れは位置感知回路35から導き出される)及び印加電圧
(部分的に印加される指令信号によって表わされている
)の様な選ばれた状態及びパラメータの関数である。
位置感知回路35(第4図参照)が巻線段の端子電圧を
感知する1組の分圧器51を含む。この端子電圧は、逆
起電力と、逆起電力が現われる前に転流電流が終ること
によって生ずる磁界消滅電圧とを含む。任意の特定の転
流期間中に必要な分圧器の特定の出力は、中性点Nに対
し、この転流期間中に直流電圧が印加されなかった1つ
の巻線段の端子電圧である。この付勢されていない巻線
段の端子電圧が信号選択器53によって選択される。こ
の選択器は、その時点に於ける転流順序中のシステムの
特定の場所に応答して、位置センサ55に対し、分圧器
の所望の出力を供給する。位置センサ55は、回転子速
度が急速に変化する時でも、回転子の角度位置を表わす
更に正確な信号を転流制御回路57に供給する。転流制
御回路57の出力が、電力スイッチング回路31に対す
る1組の制御信号Bl、B3.B5.BT、B9゜Bl
lである。回転子が予定の角度位置に達すると、転流制
御回路57(米国特許箱4.654゜566号の第9図
参照)が電力スイッチング回路31に供給される制御信
号を変えて、巻線段を転流する。転流制御回路57は非
転流制御回路59からの入力も持つが、今の説明では、
これはパルス幅変調制御信号、即ちPWM付能材部を表
わすと理解されたい。
ECMシステムにPWM制御を適用した効果を理解する
為、第5図に、相次ぐ転流期間の間の位置センサ55か
ら見た端子電圧101(Sl)(ちょうど終る所)、1
01 (S2)及び101(S3)を簡単に示す。端子
電圧は、反復的にO″から60’にわたるものとして示
しである夫々の転流期間の間、異なる巻線段Sl、S2
.S3から取出される。0° (時刻112)に於ける
転流開始の直後、巻線段S2が感知接続に切換えられつ
つある間、電圧がゼロと交叉する。次に続く図示の10
″の期間、端子電圧101(S2)の部分103(S2
)が転流期間の終りに予想される逆起電力105(S2
)と同じ極性になる。
然し部分103(S2)は逆起電力によるものではない
。この磁界消滅電圧103(S2)は、前の転流期間で
付勢されている間に、巻線段S2に流れていた電流によ
るものである。磁界消滅電圧103(S2)が10″の
間続くものとして示しであるが、持続する角度は実際に
は電動機及び負荷に依有する。この持続する角度は、電
力スイッチング回路31でどのトランジスタがパルス幅
変調されるかにも関係する。これは、磁界消滅電圧10
3を発生する為に転流電流からエネルギーを抽出する状
態の違いの為である。
端子電圧101は、パルス幅変調(PWM)を使うこと
によるゼロ電圧又はゼロ接近の発生120を表わすこと
がある。電力スイッチに対する突入電流を制限する為の
直列インダクタンスと組合せて、PWMを使う時、回路
がこの比較的急速な過渡状態を無視する位に遅くないと
、電圧120が、磁界消滅電圧が終了する前に、タイミ
ング・サイクルを誤ってトリガすることがある。普通は
、持続時間が5マイクロ秒未満の過渡状態を招く様なイ
ンダクタを用いて、適切な突入保護が得られる。大抵の
個別部品の演算増幅器及び比較器はこう云う過渡状態を
無視する。
然し、PWMのオフ期間の持続時間の間、感知巻線の両
端の電圧を消滅させる様な、PWM用の電力スイッチを
選択する結果としてのゼロ接近電圧は、持続時間が一層
長い。ターンオフされる電力装置が、転流前に感知され
る巻線を駆動していた装置と同じ極性である場合、この
装置をターンオフする結果として、3つの巻線全部の端
子電圧は、残っている1つのオンの電力装置及び交代的
に給電される巻線のフライバック・ダイオードに電流が
維持されているとき同じ電圧近くになることがある。然
し、PWMの為に、反対の極性の電力装置が選択される
と、感知された巻線の両端の電圧は、残りのオンの装置
が感知された巻線の端子とは反対の極性であるとき、増
加する。PWM装置を選択する第1の方法は、PWMが
オフの間、エネルギー抽出速度が低下する為に遅い転流
と呼び、2番目に述べた方法は、エネルギー抽出速度が
一層高い為に、速い転流と呼ぶ。
第6図で、インテル8051装置の様なマイクロコンピ
ュータMCIが、ピーク電動機電流及び巻線段に印加さ
れる平均パルス幅変調(PWM)電圧を制御すると共に
、巻線段を転流する様にプログラムされている。任意の
所定の時刻に巻線段に印加される実際に利用し得る電源
電圧をvAo□と記してあり、これが電動機電流を感知
する分路抵抗RS  (第4図参照)の両端の電圧と共
に、第6図の回路の入力になる。
マイクロコンピュータMCIがピン6及び7(ピン7は
最上位ビットMSBを表わす)の所望の最大ピーク電動
機電流IR□を表わすボート1(Pl)の2ビット信号
を抵抗の加算回路ANを介して、演算増幅器の比較器A
5の非反転入力に供給する。分路抵抗Rsの両端の電圧
が一対の整合抵抗RM及びフィルタFTIを介して比較
器A5の入力に印加され、この為比較器A5の出力は、
実際のピーク電動機電流が、マイクロコンピュータのピ
ン6及び7の信号によって定められた基準ピーク電動機
電流1REFを越えたかどうかを表わす。従って、比較
器A5がピーク電動機電流をマイクロコンピュータによ
って設定された電流基準と比較する手段を構成する。動
作中、電動機の相異なる動作時点で、異なる電動機電流
レベルを希望する場合、所望の時刻に、P1ビン6及び
7のの信号を変えることにより、直接的にマイクロコン
ピュータによって電動機電流を変えることができる。勿
論″、電動機電流を2ビツトだけで得られるよりも更に
小刻みにしたい場合、マイクロコンピュータの追加の出
力ビンを使って、更に多くのビットで構成された所望の
電動機電流ワードを出力することができる。この場合、
マイクロコンピュータの出力をアナログ形式に変換する
ディジタル・アナログ変換器を使うことが望ましい。
実際の電動機電流がマイクロコンピュータの基準電動機
電流を越える時、比較器A5の出力が低(論理0)にな
る。この低がD形うッチLTHの低で作動するリセット
(R)に供給され、QZと記したG出力が高(論理1)
になる。出力QZが一対のナンド・ゲートNDI及びN
D3に供給され、このゲートの別の入力が夫々マイクロ
コンピュータのボートPOのビン6及び7からの信号で
ある。POピン6及び7は、米国特許箱4,654.5
66号に説明されている様に、巻線の電流が循環するこ
とができる様にする為に、電力を遮断する時、電力スイ
ッチング回路31のどの組のトランジスタ(上側レール
の装置(U)か又は下側レールの装置(L))をオンの
ままにしておくかを決定する。POビン6及び7の信号
は相補形であり、従って出力QZが高になる時、ゲート
ND1及びND3の内の一方の出力が高になり、他方は
低に止まる。ゲートNDIの出力がインバータを介して
3個1組のノア費ゲートNG5に接続され、このゲート
の出力が、巻線段の接続部A−。
B−及びC−に対応する下側トランジスタ制御信号B3
.B7.Bllである。同様に、ゲートND3の出力が
インバータを介して3個1組のノア・ゲー)NO3に接
続され、その出力が巻線段の接続部A+、B十、C+に
対応する上側トランジスタ制御信号Bl、B5.B9で
ある。出力QZが高でPOピン6が高である為に、ゲー
トNDIの出力が低になると、ゲートNG5が不作動に
なる。これによって、vAcTから、付勢された巻線を
介して大地に至る回路が遮断され、こうして電動機電流
が減少する。同様に、出力QZが高でPOピン7が高で
ある為に、ゲートND3の出力が低になる時、ゲートN
G7が不作動にされ、これがやはり回路を遮断するが、
遮断する点は異なる。
何れの場合も、電動機電流が所望のピーク値に達したこ
とを示す、比較器A5からの信号により、外部から巻線
に対する電圧の印加が中断される”。
比較器A5の主な仕事がラッチLTHをリセットするこ
とであるから、電動機巻線に対する電力を終了させるた
めの比較器A5からの信号をリセット信号と呼び、比較
器A5の出力状態の組合せを電流調整信号と呼ぶ。UA
7に示したP Vi M発振器がラッチLTHを再びオ
ン状態にクロック作用する時、巻線に対する電圧の印加
が再開される。
従って、QZ倍信号、以下材部信号と呼ぶPWM信号を
表わし、この材部信号はリセット信号によって終了し、
UA7からのクロック信号によって開始する。
マイクロコンピュータMCIは基準電圧を表わす8ビツ
ト・ワードをP2ビン7−0を介してディジタル争アナ
ログ変換器DACに供給することにより、公称10乃至
20kHzのPWMサイクルにわたり、巻線に印加され
る平均電圧をも制御する。ピーク電流基準の場合と同じ
く、平均電圧基準はサイクル毎に変えてもよいし、或い
は必要な場合、電動機Mの所望の動作特性を達成する為
に、1サイクルの中でも変えることが考えられる。変換
器DACのアナログ出力V    が、インバACT−
REP −タとして構成された増幅器A13を介して、比較器U
A5の非反転入力に供給される。この比較器が、マイク
ロコンピュータによって設定された基準電圧V    
を、電動機巻線に供給されてACT−REF いる実際の直流電源の電圧■い。、の関数と比較する。
具体的に云うと、基準電圧vACT−REFは、比較器
UA5により、印加電圧の直接的な関数を発生する手段
を構成する、全体をRCIと記した抵抗コンデンサ回路
R87,R89,C91によって近似する実際の印加電
圧の積分と比較される。
回路RCIのコンデンサの電圧が基準電圧に達すると、
比較器UA5の出力が低になる。従って、比較器UA5
は、印加電圧の関数を基準と比較し、関数が基準に達し
た時を表示する手段を構成する。
比較器UA5の出力がラッチLTHのR入力に接続され
るから、電圧の積分が電圧基準に達した時、ラッチのG
出力が高になり、それが電動機電流制御について前に説
明した様に、巻線段に対する外部電力の印加を停止する
印加電圧の積分が基準に達した時、回路RCIのコンデ
ンサC91の電圧がリセット(例えば、ゼロにする)さ
れないことに注意されたい。その代わりに、電力の外部
からの印加は中断しても、積分をそのまま続ける。云い
換えれば、巻線に印加されている電力に対するサイクル
は、積分が基準値に達したからといって停止しない。そ
の代わりに、サイクルの長さは、分圧器DV3及び第2
の比較器UA7によって制御される。比較器UA7の反
転入力が、比較器UA5の反転入力と同じく、積分近似
回路RCIに接続される。然し非反転入力が分圧器DV
3に接続される。
分圧器DV3、回路RCI及び比較器UA7及びUA9
が鋸歯状発振回路に相当する。比較器UA7は、コンデ
ンサC91が充電を開始し、その後充電を停止すべき時
に信号を出す。直流電源電圧vAcTの変動に応答して
起る様な鋸歯状発振のサイクル長の変化は、VAClを
分圧器DV3及び充電回路RCIの両方に印加すること
によって、最小限に抑え、又はなくする。VAcTが上
昇して、コンデンサC91が一層短い時間の内に所定の
電圧まで充電されることによって起る様なサイクルが短
くなる可能性は、分圧器DV3が、比較器UA7が状態
を変える前にC91が充電されなければならない電圧を
一層高くすることによって補償される。分圧器DV3の
抵抗R81,R82,R85及び回路RCIの部品R8
7,R89,C91の数値は、巻線に電圧を印加する為
のサイクル長を予定の値に設定する様に選ばれる。部品
の数値例をあげると、R81−1,37メグオーム、R
1113−13に、R85纏13KSR87轄5゜5メ
グオーム、R89−1,8に、C91−0゜001マイ
クロフアラツドである。実際の印加電圧VACTが分圧
器DV3の上側に供給され、その予定の分圧が比較器U
A7の非反転入力に供給される。
回路RCIのコンデンサC91の電圧によって表わされ
る印加電圧の関数が、印加電圧の予定の分圧に達すると
、比較器UA7の出力が低になる。
従って、比較器UA7は、印加電圧の関数が予定の値に
達したとき、即ち各電圧サイクルの終りを知らせる手段
を構成する。UA7が低になることにより、トランジス
タQNが、LTHの出力Qが低になることによって応答
するまで、ラッチLTHのR端子を低に一時的に駆動す
る。従って、トランジスタQNが比較器UA7の出力を
ラッチLTHの入力に接続する電子制御スイッチとして
作用する。トランジスタQNのベースがラッチのQ出力
に接続されている。Q出力が低に駆動されると、Q出力
が高になり、これによって上に述べた様に、それまでに
そうなっていなければ、巻線段に対する外部電力の印加
が中断される。従って、ラッチLTHは、印加電圧の関
数が基準に達した時に、負荷に対する外部からの電圧の
印加を終了させ、現在のサイクルを終了させる手段を構
成する。
比較器UA7の出力が比較器UA9の非反転入力にも接
続されており、この比較器の他方の入力は約2,5vに
保たれている。比較器UA7の出力が低になると、分圧
器DV3とUA7の出力端子の間に接続されたダイオー
ドD9がDV3の分圧電圧を引下げ、比較器UA9の出
力も低になり、回路RCIのコンデンサC91をR89
を介して制御自在に放電させる。コンデンサC91が放
電すると、ダイオードD9のダイオード降下の大体半分
に等しいDV3の電圧がUA7の非反転入力に供給され
る為に、比較器UA7の出力が再び高になる。比較器U
A7が高になると、ダイオードD9が逆バイアスされる
為、分圧器DV3が回復する。やはりこの時、比較器U
A9が高になり、従って、vAcTがコンデンサC91
の充電を再開し、新しいサイクルが開始される。UA7
が高になることが、クロック作用によってLTHのす出
力を低にし、これが巻線段に対する外部電力の印加を回
復する。比較器UA9は、コンデンサ′を制御自在に放
電させるから、各々のサイクルの終りの最小オフ期間が
、新しいサイクルを開始する前に、比較器A5から感知
されたピーク電流状態が除かれる様にするのに十分な長
さであることを保証する。この特徴を設けないと、増加
する負荷電流が最初にピーク電流の調整点に近づく時、
電動機制御に不連続が生ずる。
上に述べたところから、同じ回路、即ち、回路RCIが
、VACl−□F電圧基準と比較する為に印加電圧の積
分を供給すると共に、各サイクルを終了させるタイミン
グを定めることが分かる。この構成により、回路RCI
のコンデンサC91の静電容量の誤差が、あるサイクル
で巻線段に印加される平均電圧の計算から相殺される為
に、C91に精度の低い(例えば、±10%の)コンデ
ンサを使うことができる。積分の計算用とサイクル長の
決定用とにそれぞれ別々の抵抗−コンデンサ回路を使っ
た場合、各々の回路に精度の低いコンデンサを使うと、
それによって起る平均電圧の誤差(その比)はかなりに
なる可能性がある。然し、この発明の構成では、回路R
CIのコンデンサの静電容量の製造時の変動による積分
値の誤差及びサイクル長の誤差が事実上相殺され、ずっ
と良い精度になる。
第6図に示す回路は、これまで説明した様に電動機Mを
運転する為のPWM制御信号を供給する様に作用するが
、第7図は比較器A5からの(ラッチLTHのリセット
端子Rに印加された)リセット信号と発振器100から
のクロック信号が殆ど一致することによる交互のサイク
ルのオン−オフの不連続を防止する変形を示す。別のD
形フリップフロップ(DFF)102及び一対のアンド
・ゲート104,106がラッチLTHと回路接続され
ている。比較器A5からのリセット信号がインバータ1
08を介して、DFF  102のクロック入力端子に
印加されると共に、アンド・ゲート104の第1の入力
端子に印加される。更に、リセット信号がアンド・ゲー
ト106の第1の入力端子に直接的に印加される。発振
器100がクロック信号O8Cと反転クロック信号σ丁
での両方を発生する。信号5百テかアンド・ゲー)10
6の第2の入力端子に供給され、信号O8CがDFF 
 102のセット入力端子に結合される。アンド・ゲー
ト106の第3の入力端子がDFF102のQ出力端子
に結合される。アンド・ゲート106の出力端子がラッ
チLTHのクロック入力端子(cLK)に結合される。
アンド・ゲート104の出力端子がラッチLTHのリセ
ット端子Rに結合される。ラッチLTHのD入力端子が
正の電圧源に接続され、ラッチLTHのセット入力端子
が接地される。D形フリップフロップ102では、D端
子及びリセット端子の両方が接地される。ラッチLTH
のQ出力端子は、PWMオア・ゲートNG?及びNG5
を駆動する為のPWM付能材部又はQZ出力信号を発生
するが、アンド・ゲート104の第2の入力端子にも結
合されている。今度は、第7図のラッチLTHは、第6
図について述べた様にR及びQ端子ではなく、R及びQ
端子を使う様に構成されている。信号の論理状態の選択
は、どの形式の方が実施し又は記述するのが簡単である
かに応じて、これらの構成の間で変えることができる。
この用途に正又は負の論理の何れを使うかの選択は、設
計の選択事項である。
ラッチLTHからの信号又はLTHに印加される信号が
、逆の論理状態を必要とする場合、周知の様に、インバ
ータを使うことができる。O20及びO8C信号の両方
を発生する回路の構成が第11図に示されている。
DFF  102の作用は、リセット入力端子のリセッ
ト信号、即ち電流センサ63からの信号が、論理ルベル
になって、電動機Mに給電する駆動回路を材部すべきで
あることを示すまで、発振器100からのクロック信号
O8Cを記憶することである。リセット端子のリセット
信号が論理ルベルである時、DFF  102のセット
端子に印加されるOSC信号の前縁によりQ出力がセッ
ト状態になり、アンド・ゲート106を材部する。
これによってラッチLTHのクロック入力端子CLKに
対してクロック信号が供給される。アンド・ゲート10
4は、オン状態を再び設定し且つラッチLTHにクロッ
クを送り出す作用が、ラッチLTHをリセットする作用
の妨げにならない様に保証する。またアンド・ゲート1
06は、発振器の出力O8Cが高で且つDFF  10
2のQ出力が高である任意の期間の間の急速なサイクル
の繰返しを禁止する。
電流分路部RSを通る電流が基準レベルより高い時、リ
セット信号が論理0レベルに戻り、こうしてクロック作
用によってDFF  102のQ出力を論理θレベルに
下げ、アンド・ゲート106を禁止する。同時に、ON
で示した反転リセット信号がゲート104を材部し、こ
うしてラッチLTHをリセットするので、そのQ出力が
論理0状態になる。この作用が、ラッチLTHの材部信
号又はQ出力信号のサイクル動作を、発振器のクロック
周期当り1サイクルに制限する。
第7図の装置の動作が分かり易い様に、第8図に示す時
間線図を参照されたい。材部信号を表わすENと記した
1番下の線は、ラッチLTHからのQ出力信号を表わし
、この信号が第6図のナンド・ゲートNDI及びND3
に結合される。材部信号は、第4図のブロック図で説明
したパルス幅変調信号、即ち、PWM信号である。マイ
クロコンピュータMCIが前に述べた様に動作して、ゲ
−)NG5及びNG7を介してPWM信号を結合するス
イッチング装置を選択する。第8図の1番上のグラフは
、発振器の2つの出力状態信号O8C及びσ茗テ°を表
わす。リセットと記した線は、第6図の比較器A5から
のピーク電流調整信号を表わす。リセット信号が低又は
論理0状態にある時、分路部R5を通る電流は閾値又は
電流基準レベルより高く、電力スイッチング回路は禁止
すべきであり、従って電動機Mには追加の電流が供給さ
れない。A、B及びCと記したタイミング線は、DFF
  102のQ出力、アンド−ゲート106の出力信号
、及びアンド・ゲート104の出力信号を夫々表わす。
第8図を見ればわかるように、分路部RSを通る電流が
、時刻T1に発振器100からのクロック信号(OSC
)を受取る前に基準電流を越えて、リセット信号の低状
態の持続時間がクロック信号の期間を越える状態では、
リセット信号の持続時間の間、材部信号が禁止される。
リセット信号の時間が終った時、材部信号が回復する。
即ち、ラッチLTHは、比較増幅器A5が状態を変える
のと同時に状態を変える。更に具体的に云えば、材部信
号は、リセット信号が再び設定された時に回復する。
時刻T2にO8Cクロック争パルスを受取る前に、リセ
ット信号は論理0状態に変化するが、その直後、まだク
ロック・パルスを受取る前に、論理1状態に復帰する。
この状態では、リセット信号が論理0状態になるやいな
や、材部信号が消える。クロック信号の終りまで、材部
信号は回復しない。
時刻T3に受取ったクロック信号の期間の間、リセット
信号が論理0状態になり、その結果材部信号は直ちに論
理0状態に下がる。この状態では、クロック信号が実質
的に記憶され、その為、リセット信号が論理1状態に戻
るやいなや、直ちに材部信号が回復する。時刻T4に、
リセット信号がまだ論理1状態にある間に、クロック信
号が発生する。リセット信号に同等変化が存在しない時
、材部信号はクロック信号が発生したことによって影響
を受けない。時刻T5は、リセット信号がクロック信号
を受取る前に論理0状態に戻るが、その後、クロック信
号の期間の間に論理1状態に戻る状態を示す。これから
分かる様に、リセット信号が論理0になる時、材部信号
が直ちに論理Oに下がる。然し、このクロック信号の終
りまで、材部信号は論理1状態に復帰しない。従って、
追加のフリップフロップDFF  102及び2つのア
ンド・ゲート104.106の作用は、材部信号のサイ
クル動作を、発振器のクロック・サイクル又は発振器の
周期当り1回に制限することである。
第9図には論理ゲート106の作用を2つの別のゲート
110.112に分けた別の形のPWMラッチ制御回路
が示されている。ゲート110゜112は標準的なナン
ド論理ゲートであり、第7図の3人カアンド・ゲート1
06よりも構成が簡単である。2人カアンド・ゲート1
14がアンド・ゲート106の代わりになる。第7図の
アンド争ゲート104の作用が、ノア論理ゲート116
に置換えられている。追加したインバータ118は、リ
セット信号の低い上昇及び下降速度により、装置108
,110.112に於ける閾値が異なることによって、
動作が曖昧にならない様に保証する。追加のオア論理ゲ
ート120を論理ゲート110と組合せて、各々の発振
器周期の終りに・−定の「オフ」期間をオプションとし
てとれる様にする。この最小オフ期間は、前に説明した
様に、最大出力電圧を下げるが、パルス幅変調周波数が
一層低いことによって生ずる可聴雑音を減少することが
できる。Plに示す入力信号は、高、即ち、論理1状態
の時、「オフ」期間を含めることを禁止し、動作は第5
図と同じである。
第10図の時間線図は、信号P1が論理θレベルにある
状態の時の第9図の回路の動作を示す。
T’l、T2.T3及びT5で示すタイミングの間隔は
、夫々第8図のTl、T2.T3及びT5の場合と路間
−である。即ち、こういう間隔では、第7図及び第9図
の回路の動作は同一である。T4に示す期間は、この特
定の動作モードで、各々の発振器周期の終りに強制的に
入れた「オフ」期間を示す。リセット信号がクロック期
間の間高に止まっているが、クロックの作用は、クロッ
ク期間の間、材部信号を強制的に論理Oレベルにするこ
とであることに注意されたい。従って、各々の発振器周
期の終りに最小「オフ」期間が保証されるが、これに対
して第7図の回路は、第8図の時間線図、特に時刻T4
に示す様に、リセット信号が論理ルベルにある限り、強
制的にオフ期間を作らない。
以下の説明を簡単にする為、第7図又は第9図の何れの
回路にも使うことができる様な形式のPWM発振器を示
す第11図について説明する。第11図の回路は、第7
図及び第9図の発振器100に使われる回路を表わして
いるが、ある程度は第6図の回路に示されている。特に
、タイミング波形を発生する為のRCタイミング回路を
作る為に、抵抗及びコンデンサ回路を使うことが、第6
図のコンデンサC91及び抵抗R87,R89に認めら
れる。第11図の発振器は、米国特許第4゜642.5
37号に記載される様な平均電圧制御に役立つ鋸歯状波
形を発生すると共に、随意選択によって一定「オフ」期
間を含めると共に、オフ期間の持続時間を制御自在に設
定する。
電圧基準vAcTと大地の間にコンデンサ124と直列
に接続された抵抗122が、直列接続の抵抗126及び
128と組合さって、発振器のタイミング期間を設定す
る。分かり易い様に、第11図の説明と共に、第12図
の時間線図を参照されたい。第12図では、発振器の波
形を■0で示しである。この波形が第1図の回路のvO
と記した点、即ち抵抗122とコンデンサ124の接続
点に現われる。比較器130の反転入力端子が、抵抗1
26.128の中間の接続点に接続され、電圧基準信号
vRを受取る。抵抗126.128が大地と電圧V八〇
Tの間に接続されているから、vRが、電圧Voの基準
となる中間電圧を表わす。
コンデンサ124及び抵抗122の間の接続点の電圧V
oが比較器130の非反転入力端子に結合される。比較
″JS130がコンデンサ124のピーク充電電圧を設
定する。交叉結合されたノア・ゲ−)132,134が
R8形フリップフロップとして作用する。電圧vOが基
準電圧vRに達した結果として、比較器130が状態を
変える時、その作用はノアやゲート132,134をセ
ットして、ゲート134からのO20と記した出力信号
が論理ルベルになり、ゲート132からの出力信号が論
理0レベルになる様にすることである。
これらの信号が、前に第7図及び第9図の発振器100
について述べた発振器の出力信号O8C及びO20を表
わす。
ゲート134からの出力信号がMOSFETQlのゲー
ト端子に結合される。このFETのコレクタ端子が、抵
抗122及びコンデンサ124の間の接続点に接続され
、ドレイン端子が大地に接続される。ゲート134から
の発振器信号が高レベルになる時、その信号がFET 
 Qlを導電させ、直ちにコンデンサ124の電圧を放
電させる。従って、その効果は、電圧vOが電圧vRの
レベルに達する度に、RC発振器をリセットすることで
ある。
ノア・ゲート132.134で構成されたフリップフロ
ップが、比較器136の作用によってリセットされる。
比較器136の反転入力端子が信号Voを受取る様に結
合される。非反転入力端子がゼロ以外の予定の値を持っ
ていてよい基準電圧Vvに接続される(第12図参照)
。コンデンサ電圧Voがリセットされる時、電圧vOが
少なくとも電圧Vvまで下がり、比較器136の状態を
変えさせ、アンド・ゲート138を介してノア−ゲート
134の入力端子に対するゲート信号を供給させる。そ
の効果は、ノア・ゲート132.134で構成されたフ
リップフロップをリセ・ソトすることである。アンド・
ゲート138は、各々のクロック・サイクルの終りに一
定オフ期間を作る為に、リセットを禁止することができ
る様にする為に設けられている。これまで説明した第1
1図のPWM発振器は、PWMサイクルを設定する周期
的なクロック信号を供給するクロック手段を持ち、クロ
ック信号O8Cが予定の持続時間を持つ逐次的なクロッ
ク期間を限定する。
ブロック139に示す回路はラッチとして作用し、各々
のPWMサイクルの間、一定「オフ」期間、即ちその間
PWM付能材部が禁止される最小期間を設定する。コン
デンサ140、抵抗142及びFET144がPWM発
振器に対する一定「オフ」期間を設定する。FET14
4のソース端子が+Vと記した正の電圧源に接続され、
ドレイン端子が抵抗142を介してコンデンサ14()
に接続される。FET144のゲート端子がノア・ゲー
ト132からの信号O8Cを受取る様に接続される。信
号O8Cが論理Oレベルにある時、FET144が導電
し、抵抗142を介してコンデンサ140が充電される
様にする。抵抗142とコンデンサ140の間の接続点
の電圧v3が基準電圧Vpを越えると、オフ期間が終了
する。オフ期間は比較器146によって設定される。こ
の比較器の反転入力端子が電圧Vpを受取る様に接続さ
れ、非反転入力端子が電圧v3に接続される。
比較器146の出力端子がアンド・ゲート138の入力
端子に接続される。
比較器146の出力端子に発生される信号が、第9図の
説明で述べた信号P1である。信号nCが論理ルベルに
ある時間の間、即ち、クロック信号の合間の時間の間、
コンデンサ140の電圧が並列接続の抵抗148を介し
て放電する。各々の発振器周期の終りに一定オフ期間を
使いたくない場合、スイッチ150を閉じて、電圧+V
を抵抗142とコンデンサ140の間の接続点に直接的
に接続して、電圧v3が+Vにクランプされ、常に電圧
Vpより高く、第12図の時刻T3の始めに示す様に、
信号P1が一定の論理1状態に止まる様にすることがで
きる。最小オフ期間を削除した効果として、タイミング
期間が変わる。これは、発振器が比較器136の作用に
よってリセットされる前に、コンデンサ124が電圧V
vまでしか放電しないからである。
コンデンサ124が0ボルトまで放電することが、入力
線路電圧の変化を補償する上で、平均電圧制御にとって
更に適している。線路電圧の変化に応答する調整誤差を
最小限にすると共に、最大の電圧出力を希望する時、抵
抗128は、大地ではなく、電圧vvに等しいバイアス
電圧に接続することができる。
第11図の回路構成は、各々の電圧の点Vo。
VR,V3の右側にある全ての回路素子を集積回路にま
とめても、放電トランジスタ、例えばトランジスタ14
4に大電流を導入せずに、一定オフ時間を設定する為、
又は一定オフ時間を禁止する為に、抵抗148及びコン
デンサ140の利用を随意選択によりて選ぶことが依然
としてできる様になっている。然し、この回路では、抵
抗148の選択が、電圧基準Vpを越える充電電圧を発
生するのに必要な値より大きい値に制限される。具体的
に云うと、抵抗148及び142で構成された分圧装置
は、電圧+Vに対し、電圧V3が電圧Vpより大きくな
る様に選ばなければならない。
この時、抵抗148の値は、抵抗142の値に、十Vと
Vpの間の差に対するVpの比を乗じた値より大きくし
なければならない。抵抗148がこの様に制限される為
、コンデンサ140の充電期間は、相次ぐクロック・パ
ルスの間の放電期間よりもずっと短くしなければならな
い。例えば、第12図で、時刻T1の■3放電期間をT
1及びT2の間の放電期間と比較されたい。
第13図は第9図及び第11図の素子をPWM調整回路
152に組合せたものであり、VR。
Vo、V3.ON及びENと記した入力端子は、第9図
及び第11図の同じ符号の接続点に対応する。この構成
はPWM調整回路を集積回路として作ることができる様
にし、クロック信号のタイミング及び夫々の持続時間を
変える素子は、集積回路の外部に接続する。PWM調整
回路152は実質的に第6図のラッチLTHに置き換わ
る。第13図の比較器154が第6図の比較器UA5に
対応し、第6図の比較器UA7が今度はPWM調整回路
152の中に入っている。同様に、第13図の比較器1
56が第6図の比較器A5に対応する。
第13図の回路63′は実質的に第6図の回路63に対
応するが、見品くする為に、あるフィルタ素子を省略し
である。更に、PWM調整調整付呼信号い方を分かり易
くする為に、直列電力スイッチング・トランジスタ15
8によって、電圧VACTと選択的に回路接続される電
動機Mの1つの巻線、例えば第3図の81を略図で示し
である。
トランジスタ158は、第1図の電力スイッチング回路
31の一部分を形成する1つの電子式電力スイッチング
手段を表わしており、各々の巻線段の端子を直流電源に
選択的に結合する。材部信号がトランジスタ158のベ
ース端子に結合される場合を示しであるが、材部信号が
ノア論理ゲートNG5及びNO3を付能して、MCIか
らの電力スイッチ制御信号が、材部信号が論理ルベルに
ある期間の間、選ばれた電力スイッチを付勢し、こうし
て電動機巻線(インダクタ160と抵抗162で表わす
)を電圧VAoTと回路接続して、電動機電流ILが流
れることができる様にすることが理解されよう。トラン
ジスタ158のベースから材部信号が取去られると、電
動機巻線のエネルギーが、逆向きに接続されたフリーホ
イール・ダイオード164に誘導電流ILを循環させる
。第6図に示す様な回路では、トランジスタ158に対
応する複数個の電力スイッチング・トランジスタがあり
、その各々がノア・ゲートNG5及びNO3からの1つ
の出力によって制御される。PWM調整回路152から
の材部信号に応答して付勢すべき特定の1つのトランジ
スタが、マイクロコンピュータMCIによって選択され
る。
第13図の回路の動作は、第14図に示す時間線図を見
れば理解されよう。この時間線図の1番上には、コンデ
ンサ124の両端に発生する電圧に対応する反復的な鋸
歯状タイミング電圧波形Voが簡単にして示されている
(更に正確な波形が第12図に示されている)。例とし
て、電圧基準vREPがタイミング電圧波形と重なるこ
とが示されている。タイミング波形Voのすぐ下には、
電流分路部R3を通る電流Is及び巻線S1を通る電流
ILに対応する波形が著しく簡単にした形で示されてい
る。すぐ分かることであるが、トランジスタ158が導
電していない時、電動機巻線電流ILがフリーホイール
・ダイオード164を循環し、電流分路部R8を通らな
い。波形の内、IS&ILと記した部分は、トランジス
タ158が導電している期間中の電流を示す。即ち、電
流分路部RSによって測定される電流波形は負荷又は電
動機巻線電流を表わす。期間T2の様に、トランジスタ
158が導電していない時、電流Isは実質的に存在せ
ず、他方電流ILは電動機電流ループにある抵抗162
の為に減衰する。期間T3の間、電力スイッチが付能さ
れ、選ばれた電動機巻線を通る電流ILは、電流基準値
1REPに達するまで増加し、達した時、比較器156
が状態を変え、PWM調整回路152のON端子の信号
を低の値に引張り、こうしてトランジスタ158に対す
る材部信号を終了させる。同時に、比較器156の出力
端子に接続されたコンデンサ166が放電する。ON信
号が第14図のONと記した線に示されており、分路部
RSを通る電流がIREFの値より小さい限り、ON信
号が+Vの値にクランプされることを示している。比較
器156が状態を変え、トランジスタ158を遮断する
やいなや、分路部RSを通る電流が止み、比較器156
が前の状態をとる様にして、コンデ:/す166が抵抗
168を介して急速に充電される様にする。両方の比較
器154,156はコレクタ開放出力であり、プルアッ
プ抵抗168を必要とし、ハードワイヤード「オア」接
続ができる様にする。
比較器154,156の出力端子の間に接続されたダイ
オード170が、電流減衰の最小オフ期間を、電流調整
回路63′の動作だけに制限する。
負荷電流ILが、トランジスタ158が導電していない
時は直接的に観測する為に利用することができないので
、第11図について述べた様に、PWM調整回路152
内のラッチ139によって、適切なオフ期間が用意され
、それが更に比較器156の出力にあるコンデンサ16
6及び抵抗168の作用によって補われる。具体的に云
うと、PWM調整回路152に入っているPWM発振器
及び比較器156に接続されたRC回路の両方を使って
、PWM付能材部を禁止する為の一定オフ期間を設定す
ることができる。
第14図の波形の説明を続けると、電圧基準vREFが
、期間T5の間に示す様に、−層低い値に設定された場
合、比較器154は、PWM調整回路152のON端子
に対するON信号を削除し、Vo雷電圧vREF”圧に
達した時、トランジスタ158から材部信号を取去る。
期間T6を調べれば、この作用が理解されよう。期間T
I、T2゜T3及びT4を含む期間の間、電流は、電流
基準信号IREFによって設定されたピーク値に調整さ
レル。期間T5.T6及びT7の間、信号” l?EP
を減少すると共に、電圧調整回路152及び比較器15
4の動作により、負荷に対する平均供給電圧を制限する
ことによって、電流ILが調整される。オフ期間T2が
、発振器クロック・サイクル中の十分早い時に開始され
るが、オフ時間の持続時間が発振器クロックによって設
定されることに注意されたい。即ち、コンデンサ124
の電圧がその低レベルにリセットされた時に、材部信号
が再開される。オフ期間T4が開始が非常に遅くて、最
小オフ期間は、コンデンサ166、抵抗168の作用と
PWM調整回路152の内部閾値によって発生される。
抵抗168及びコンデンサ166の値を用いて、電動機
のりアクタンス・インダクタ160及び抵抗162によ
って表わす様な種々の負荷に対する応答を最適にする。
第13図の回路は、電動機電流が調整値に近づく時、制
御出力の不連続性をなくすものではないが、最大オフ期
間に達する為には、電流波形の立上りがクロックの後に
比較器156のトリガ・レベルに達しなければならない
という条件により、これまでの回路では得られなかった
が、交互のオン・オフ・サイクルの著しく減少した出力
に固定されることに対する抵抗が得られる。
これまで第7図乃至第14図について説明してきたこの
発明では、電力を一層よく調整して、それを電動機Mの
様な永久磁石電動機に送り出す回路を説明した。この回
路の内、PWM調整回路152と呼んできた部分は、集
積回路に取入れることが好ましく、その時外部回路をこ
の集積回路に接続して調整回路の作用を強化する。PW
M調整回路に使うのに望ましい1つの特徴は、スイッチ
ング速度が高過ぎるところでの動作の慣れを伴わずに、
ピーク電流に対する平均電流の比を高めることである。
前に述べた様に、電力スイッチング装置が高いスイッチ
ング速度になると、消費電力が増加し、電力制御に一層
定格の高い部品が必要になる。更に、スイッチング部品
が一定のクロック速度で動作する時、ピーク電流と平均
電流の好ましくない比が発生することがある。それでも
、クロック速度が一定のPWM回路が一般的に用いられ
るのは、電力装置のスイッチング損失の量を予定の最大
値に制限する為である。ある装置では、負荷電流の立上
り及び立下り時間を利用して、パルス幅変調制御を行な
うことができる。然し、第13図について説明した様に
、ECM制御システムでは、電力スイッチング装置が導
電していない時、電動機循環電流を直接的に観測する為
に利用することができない。電力スイッチが導電しない
状態にゲート作用を受けた時、電動機電流が巻線のイン
ダクタンスの為に内部を循環するが、この循環電流は電
流分路部R3を通らない。スイッチング装置が導電して
いない間に起る電流の減衰量を監視しないから、一般的
に一定のオフ期間を用い、スイッチング装置はこの一定
のオフ期間の終りに導電状態に切換える。前にふれた問
題は、高速で電動機が運転する時に、電流の減衰が最適
になる様に設計された一定のオフ期間は、電動機の低速
に於ける運転の時にはスイッチング速度が高くなり過ぎ
ることがあるということである。速度が高い時に比べて
、速度が低い時に電動機に発生される逆起電力(cEM
F)の違いの為、電動機速度が高い時の電流の立上り時
間は電動機速度が低い時の電流の立上り時間よりもずっ
と遅くなる傾向がある為、問題が起る。同様に、速度が
高い時、電流減衰時間は、速度が高い時はCEMFが一
層大きい為に、速度が低い時の電流減衰時間よりもずっ
と早くなる傾向がある。従って、クロック速度が一定の
回路は、あらゆる電動機速度でスイッチング速度を制限
すると云う特性を持つが、最適の電流減衰の為には、電
動機速度が高い時にオフ時間が長くなり過ぎると云う短
所がある。第7図乃至第14図について説明した回路は
、一定クロック期間の終りに電力の再開が早くなり過ぎ
ることを禁止する最小オフ時間を設定することによって
、幾分かこの問題を是正するが、電流調整パルス、即ち
、ON又はリセット信号が、一定クロック期間の始めの
近く、即ち、O5C信号を受取った時に発生すると、オ
フ時間が一定クロック期間の残りの間持続することがあ
る。第15図に示す回路は、前のスイッチング事象から
少なくともある最小期間が経過した時、追加の回路を用
いて、クロック発振器を強制的にリセットすることによ
って、更にスイッチング速度を保護する。これによって
、電動機速度が高い時は最適の電流減衰の為の最小オフ
期間が得られるが、速度が低い時はスイッチング速度が
高くなり過ぎることを禁止する。
次に第15図について説明すると、PWM調整回路15
2は、前に第11図及び第13図について説明したもの
と略同じ回路である。比較器154.156は第13図
にも示されており、それらに関連した電流の監視が、電
流側路部RSと抵抗168、コンデンサ166及びダイ
オード170によって構成された最小オフ期間回路によ
って行なわれる。抵抗122,126.128及びコン
デンサ124で構成された回路の発振器部分は第13図
にも示されている。追加の特徴がブロック172及び1
74に示されている。ブロック172及び174を合せ
たものが事象タイマを構成し、これはPWM付能材部の
直前の終了から少なくとも最小時間が経過した時、電流
監視回路63′によってPWM付能材部が終了させられ
た時に、PWM発振器(ブロック176)をリセットす
る様に作用する。ブロック172が、比較器180の非
反転入力端子に陽極を接続したダイオード178を介し
て、比較器154の出力端子に結合される。抵抗182
が非反転入力端子を電圧源+Vに接続し、フィードバッ
ク抵抗184が比較器180の非反転入力端子及び出力
端子の間に接続されている。タイミング機能は、比較器
180の出力端子から抵抗186を通って比較器の反転
入力端子に至るフィードバック・ループの影響を受ける
このループが大地に接続されたタイミング抵抗188及
びコンデンサ190を並列に接続したものを含む。ブロ
ック172の出力、即ち実質的には比較器180の反転
入力端子に発生される信号が、抵抗192及びコンデン
サ194で構成されたRC回路を介して、ブロック17
4にある別の比較器196の反転入力端子に結合される
。比較器196の出力端子がPWM調整回路152のv
R端子に接続される。更にブロック174が、比較器1
56の出力端子と正の電圧源+Vの間に直列接続した抵
抗198.200で構成される分圧器を含む。抵抗19
8,200の中間の端子が比較器196の非反転入力端
子に接続される。従って、ブロック172が、PWM付
能材部の相次ぐ終了の間の期間の表示を発生するタイミ
ング手段を構成し、ブロック174が、電流監視手段6
3がPWM付能材部を終了させる時には、いつでも、ブ
ロック172によって発生されたこの期間の表示を、選
ばれた最小期間を表わす予定の電圧基準と比較する手段
を構成する。最後のPWM付能材部の終了からの期間が
、選ばれた最小期間より長ければ、ブロック174がP
WMクロック発振器手段176に信号を供給して、リセ
ットを行ない、新しいクロック期間を開始する。
PWM調整回路と共に事象タイマの動作を理解するには
、第15図の回路全体の一連の時間線図を示す第16図
を参照されたい。1番上の線図はコンデンサCOに発生
される電圧Voを示す。この電圧は実質的に例えば第1
2図について前に説明した傾斜電圧である。ISと記し
たグラフは、電流分路部R8を通る監視される電流を表
わす。
VR19gと記すグラフは、抵抗198及び200の中
間に発生される電圧を表わし、これは比較器156の動
作と機能関係を有する。VC194と記したグラフは、
比較器196の反転入力端子で、コンデンサ194の両
端に発生される電圧を表わす。voNは、比較器154
の出力端子に発生され、PWM調整回路152のON入
力端子に供給される電圧を表わす。VR182と記した
グラフは、比較器180の非反転入力端子に発生される
電圧を表わし、VC190と記したグラフは、比較器1
80の反転入力端子に発生される電圧を表わす。
最初に期間T1を考えると、電圧Voは、谷の基準電圧
VvからPWM回路152によって設定された上側の基
準電圧vRまで増加する普通のパターンに従う。電圧v
OがVRO値に達すると、PWM回路152がクロック
発振器信号O8Cを発生し、それと同時にリセット拳ト
ランジスタQ1 (第11図参照)を付勢して、コンデ
ンサ124を放電させ、発振器176をリセットする。
電圧VoがvREFレベルに達しなかったから、比較器
154は、■0電圧がリセットされる時、状態を変えな
い。従って、電動機巻線に対する電流を制御するスイッ
チング・トランジスタ、例えば、トランジスタ158は
状態を変えず、グラフIsに増加する電動機電流として
示す様に、電流が引続いて電流分路部RSに流れる。期
間T2の始めに、電流Isが!REPレベルに達し、比
較器156の状態を変えさせ、直ちにPWM調整回路1
52のON端子の電圧を引下げ、こうして電動機巻線に
電流を供給するスイッチング・トランジスタをターンオ
フする。比較器156が状態を変える時、低レベルにな
り、こうして抵抗198及び200の中間の電圧を一層
低いレベルに引張り、この為比較器196の非反転入力
端子に印加される電圧VR198が、反転入力端子の電
圧VC194よりも突然に低くなる。これによって比較
器196が状態を変え、PWM調整回路152のvR端
子を一層低い値に引張る。第11図と比較して、−旦v
R端子が一層低い値に引張られると、それがコンデンサ
124を放電することにより、PWM発振器を直ちにリ
セットすることが理解されよう。コンデンサ124のリ
セットが期間T2に示されている。比較器154の出力
の電圧voNも比較器156の作用によって引下げられ
るから、この低下した電圧がダイオード178を介して
比較器180の非反転入力端子に結合され、比較器18
0の状態を変えさせ、強制的にコンデンサ190の放電
を開始する。この放電の効果がVC190のグラフに示
されている。コンデンサ190の放電は、コンデンサ電
圧が比較器180の非反転入力端子の電圧VR182の
レベルに下るまで続く。その点で、即ち、期間T2の終
りに、比較器180が状態を変え、再びコンデンサ19
0を充電することができる様にする。ECM電動電動機
対する電力を制御する装置は、PWM調整回路152の
ON入力端子の電圧V。Nが、PWM調整回路によって
内部で設定された電圧閾値vTI(と交叉するまで、導
電することが許されない。期間T3の終りに、比較器1
56が、分路部R8を通るピーク電流が基準電流’ R
EPの値を越える時、再び状態を変える。然し、今度は
、比較器196の反転入力端子の電圧VC194は、電
圧VR1’9Bが電圧VC194のレベルより低くなる
程には上昇していない。云い換えれば、PWM発振器の
最後のリセットからの時間が、コンデンサ194を予定
の最小のVR198電圧より高い電圧まで充電するのに
十分ではなかった。その為、比較器196は状態を変え
ず、PWM発振器176は比較器1560作用によって
リセットされない。その結果、次のPWM発振器サイク
ルの終りに、スイッチング・トランジスタが、期間T5
に示す様に、再び付能される。前のオフ信号(電流Is
の中断)からの所要最小時間が、正しい動作の為には、
PWM発振器の周期よりも短くすべきであることは明ら
かである。
期間T6に、基*電圧VREFが下り、この為装置はピ
ーク電流調整モードではなく、平均電圧調整モードに入
り、その結果、電圧Voが閾値VRHFと交叉する時に
、比較器154が状態を変える。比較器154の作用は
、期間T6に電流Isが直ちに中断されることによって
示す様に、電動機Mに対する電流を制御するスイッチン
グ・トランジスタのターンオフを行なうことである。
ダイオード170が比較器154の動作をコンデンサ1
66から減結合しているから、事象タイマ回路のリセッ
トは、電圧VC190で示す様に、比較器154が状態
を変える度に行なわれるが、電圧VR198は一定の高
いレベルにと譬まる。
この為、比較器196は状態を変えることができないの
で、平均電圧制御の間、PWM発振器176のリセット
が防止される。発振器のリセットを避ける理由は、この
リセットが平均電圧の調整の妨げになるからである。更
に、電圧の調整値又はその近くで発振器をリセットする
ことは、平均電流とピーク電流との比の所望の増加の妨
げになる。
第17図は、第15図に示す外部回路を用いないで、こ
の発明の少なくとも若干の目的を達成する為に、PWM
調整回路152の中で行なうことができる変更を示す。
第17図に示す回路は、少なくとも、第11図に示した
PWM発振器100を形成する回路及び第9図に示した
PWMラッチ回路で構成されることが認められよう。第
1゛7図の回路では、第9図及び第11図と共通の素子
には同じ参照数字を用いている。一般的に、この回路の
変更は、PWM発振器の周期の終りの最小オフ期間を除
いたこと、並びに電流調整信号又はリセット信号が始ま
る時に、PWM発振器のリセットを付能する回路に別々
の電圧及び電流調整端子を追加したことである。然し、
論理ノア・ゲート132が、PWM発振器の強制的なリ
セットができる様にする追加の入力端子を持つノア・ゲ
ート132′に置き換えられていることが認められよう
。追加のD形フリップフロップ202を入れたのは、ノ
ア・ゲート134の出力から得られる発振器クロック信
号の立上りで、フリップフロップ102の前の状態を記
憶する為である。フリップフロップ102のQ出力端子
が直列接続の第1及び第2のインバータ204及び20
Bを介して、フリップフロップ202のD入力端子に接
続される。2つのインバータを用いたのは、発振器クロ
ック信号が発生されてからフリップフロップ102.2
02の各々の供給される時間の間にレース状態が起らな
い様に保証するのに十分な期間の間、フリップフロップ
102からフリップフロップ202への信号の伝送を遅
延させる為である。フリップフロップ202のQ出力端
子がアンド・ゲート208の第1の入力端子に接続され
、このゲートの出力端子がノア・ゲート132′の第3
の入力端子に接続される。アンド・ゲート208は、ピ
ーク電流調整パルス(リセット信号)が検出され、且つ
フリップフロップ202のQ出力端子の状態が、最後の
PWMオフ信号から少なくともPWM発振器周期1個が
経過したことを示す時に、ゲート132′のリセットを
開始する。この点、アンド・ゲート208の第2の入力
端子が、比較器156(第13図)によって発生され、
反転シュミット・トリガ回路210を介してアンド・ゲ
ート208に結合されるリセット信号を受取る様に接続
されている。分かり易くする為、第17図では、リセッ
ト信号が電流調整信号として示されている。この電流調
整信号は、比較器156の両方の出力論理状態、即ち、
電流Isが電流■2.。
より大きい時の論理0又はリセット信号状態と、Isが
’ REFより小さい時の論理1状態の両方を含む。フ
リップフロップ202及びそれに付設された論理ゲート
214,208,206.204が、直前のクロック期
間が普通のクロック期間の持続時間より短い様な任意の
クロック期間の間、ブロック152′に示すクロック発
振器手段のリセットを禁止する手段を構成する。即ち、
相次ぐクロック期間でリセットが許されるのではない。
回路210は電流調整信号又はリセット信号をアンド・
ゲート212の第1の入力端子にも結合する。このゲー
トの出力端子がオア・ゲート214を介してフリップフ
ロップ202のリセット(R)端子に接続される。アン
ド・ゲート212の第2の入力端子が、ノア・ゲート1
34からクロック発振器信号OSCを受取る様に接続さ
れている。アンド・ゲート212の作用は、クロック信
号より前に電流調整パルスを受取9ても、PWM発振器
がリセットされるまで、フリップフロップ202のリセ
ットを遅延させることである。
比較器154(第13図)によって発生された電圧調整
パルスが、別の反転シュミット・トリガ回路216を介
してオア・ゲート214の別の入力端子に結合される。
回路210及び216は、特に電流及び電圧スパイクが
普通に起る電力のターンオフ時に、ある程度の雑音に対
する免疫性を装置に持たせる。オア・ゲート214は電
流調整信号又は電圧調整信号がフリップフロップ202
のリセットを制御することができる様にする。回路21
0及び回路216の両方によ1て発生された出力信号が
、オア・ゲート218の夫々の入力端子にも結合される
。このゲートの出力端子がフリップフロップ102のク
ロック端子及びインバータ118の入力端子に結合され
る。オア・ゲート218は実効的に電流及び電圧調整信
号を組合せて、PWM調整回路152に印加される前に
述べたON信号を発生する。
第17図の装置の動作が更によく理解される様に、第1
7図の回路の動作にとって重要な時間線図及び論理レベ
ルを示す第18図を参照されたい。
最初、即ち1番上のグラフは、やはりコンデンサ124
の両端に発生される発振器電圧Voを表わす。電圧vR
EFがVoのグラフに重ねて示されている。Isと記し
た2番目のグラフは電流分路部RSを通る電流を表わす
。PCと記したグラフは比較器156の出力に発生され
る電流調整信号を表わす。グラフPvは比較器154に
よって発生される電圧調整信号を表わす。O20と記し
たグラフは、ノア・ゲート134の出力に出る対応す゛
るクロック信号を表わす。線Aはフリップフロップ10
2のQ出力端子に発生される信号を表わし、線Bは論理
ゲート114の出力端子に発生される信号を表わす。線
Cは論理ゲート116の出力に発生される信号を表わし
、線りはフリップフロップ203のQ出力端子に発生さ
れる信号を表わす。
線Eは、ゲート214の出力端子に発生されて、フリッ
プフロップ202のリセット端子に印加される出力信号
を表わす。ENと記した線はやはり材部信号、すなわち
、PWM信号を表わし、これはECM電動機に対する電
力を制御するスイッチング・トランジスタに対する転流
制御回路57(第4図参照)に供給される。意味のある
最初の事象が、電流Isが閾値I□)に達した結果とし
て、PWM発振器の電圧Voがリセットされる時刻T1
に示されている。特に、端子PCに発生される電流調整
信号が状態を変え、フリップフロップ102の出力の論
理レベルが高いレベルである為に、フリップフロップ2
02のQ出力端子の論理レベルが高いレベルであるから
、アンド・ゲート208がトリガされ、PWM発振器を
リセットし、O8Cクロック信号を発生する。O8Cク
ロック信号が論理ゲート212.214を介して結合さ
れ、フリップフロップ202をリセットすることに注意
されたい。
PC,即ち、電流調整信号がシュミット回路210をト
リガする時、回路210の変化した出力状態がオア・ゲ
ート218を介して結合され、ラッチLTHをリセット
し、材部信号を発生して、電力スイッチング装置を導電
状態にゲートして、再び電動機巻線に電流を印加するこ
とができる様にする。時刻T2に、次に発生するピーク
電流調整(リセット)信号が起り、材部信号を終了させ
る。然し、前のPWMオフ信号から完全なPWM発振器
の周期が経過していない為、ピーク電流調整信号は強制
的にPWM発振器をリセットすることができない。時刻
T3には、電圧VREFが電圧Voよりも下って、電力
スイッチング装置のターンオフを強制的に行なう効果が
示されている。
VoがvREFを越えた効果によっては、PWM発振器
の強制的なリセットが行なわれないことに注意されたい
。然し、線りに示す様に、ブリップフロップ202のQ
出力信号が、電圧調整信号の作用によってリセットされ
る。それでも、次の材部信号は、電圧Voによって設定
されたタイミング・サイクルの終りに、発振器クロック
信号O3Cが発生された時にだけ発生される。
特定の実施例を図面に示して説明したが、この発明の範
囲内で種々の変更を加えることができることは明らかで
あろう。従って、特許請求の範囲は、この発明の範囲内
に属するこの様な全ての変更を包括するものであること
を承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子転流形量動機と共に制御システムの主な構
成回路を示した簡略ブロック図、第2図はこの発明の制
御システムによって制御することができる電子転流形永
久磁石直流電動機の主な要素の分解斜視図、第3図は第
2図の電動機の巻線段及び端子の略図、第4図はこの発
明の考えを取入れることができる制御システムの主な構
成回路を第1図よりも更に詳しく示すブロック図、第5
図はPWM  ECMシステムの出力端子電圧を時間に
対して示す波形図、第6図はPWM  ECMシステム
の平均電圧制御回路の回路図、第7図はクロック及び電
流調整信号が殆ど一致したことにより交互のサイクルの
オン・オフの不連続性を防止するこの発明の一形式のP
WMラッチ制御回路の簡略ブロック図、第8図は第7図
のラッチ制御回路の波形を示す時間線図、第9図はこの
発明の別の実施例のPWMラッチ制御回路のブロック図
、第10図は第9図のラッチ制御回路の波形を示す時間
線図、第11図は第7図及び第9図の何れに於いても必
要なクロック信号を発生するのに使うのに適したPWM
発振器回路の回路図、第12図は第11図のPWM発振
器回路の波形を示す時間線図、第13図は第9図及び第
11図の主な部分を集積回路にまとめたこの発明の包括
的なPWM制御システムの簡略ブロック図、第14図は
第13図の回路の波形を示す時間線図、第15図は第1
3図の集積化PWM調整回路の外部にあるPWM発振器
を強制的にリセットするこの発明の一形式の回路の回路
図、第16図は第15図の回路の波形を示す時間線図、
第17図は最小期間及び−定オフ期間を設定するこの発
明のPWM制御の別の形式を示すブロック図、第18図
は第17図の回路の波形を示す時間線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1つの予め選ばれた順序で電子的に転流
    される様にした複数個の巻線段を持つ不動の集成体、及
    び該巻線段と選択的な磁気結合関係を持つ回転自在の集
    成体を持っていて、各々の巻線段に端子が付設されてい
    る様な、直流電源から付勢される電子転流形電動機(E
    CM)に対するパルス幅変調(PWM)制御システムに
    於いて、各々の巻線段の端子に接続されていて、(a)
    各々の端子を直流電源に選択的に結合して、少なくとも
    若干の巻線段に少なくとも1つの予め選ばれた順序で直
    流電圧を印加して、ECMを付勢して回転自在の集成体
    を回転させる為に、巻線段に電流を供給する電子スイッ
    チング手段と、(b)パルス幅変調サイクルを設定する
    周期的なクロック信号を発生するクロック手段と、(c
    )前記スイッチング手段に接続されていて、パルス幅変
    調サイクルで前記スイッチング手段を付能する手段とを
    有し、該付能する手段は、ECMに供給された電流が予
    定の値より小さい時、1つのクロック信号に応答してP
    WM付能信号を導き出す手段を含むと共に、1つのクロ
    ック信号が発生してから予定の時筒内に前記PWM付能
    信号が終了したことに応答して、前記1つのクロック信
    号が発生する後まで、パルス幅変調サイクルの開始を遅
    延させる手段を含んでおり、更に、(d)PWMサイク
    ルの間、前記PWM付能信号の終了に応答して、前記ク
    ロック手段をリセットして、直前のPWMサイクルの終
    了から少なくとも最小期間が経過した時、別のパルス幅
    変調サイクルを設定する手段を有するパルス幅変調制御
    システム。 2、少なくとも1つの予め選ばれた順序で電子的に転流
    される複数個の巻線段を持つ不動の集成体、及び該巻線
    段と選択的な磁気結合関係を持つ回転自在の集成体を持
    っていて、各々の巻線段に端子が付設されている様な、
    直流電源から付勢される電子転流形電動機(ECM)に
    対するパルス幅変調(PWM)制御システムに於いて、
    (a)各々の巻線段の端子と回路結合されていて、各々
    の端子を直流電源に選択的に接続し、少なくとも若干の
    巻線段に前記少なくとも1つの予め選ばれた順序で直流
    電圧を印加して、ECMを付勢すると共に回転自在の集
    成体を回転させる電力スイッチング手段と、(b)各々
    の端子を前記少なくとも1つの予め選ばれた順序で直流
    電源に接続する為に、付勢の為の電力スイッチング手段
    を選定するスイッチング信号を発生する信号処理手段と
    、(c)前記選ばれた電力スイッチング手段を付勢する
    PWM付能信号を発生するパルス幅変調(PWM)手段
    とを有し、該PWM手段は、予定の持続時間を持つ逐次
    的なクロック期間を限定する周期的なクロック信号を発
    生するクロック手段、ECMに供給された電流が予定の
    値より小さい時に第1の信号を、そしてECMに供給さ
    れた電流が前記予定の値より大きい時に第2の信号を発
    生する電流監視手段、及び前記第2の信号に応答して前
    記PWM付能信号を終了させる論理手段を含んでおり、
    該論理手段は、前記第1の信号が存在する間に発生した
    1つのクロック信号を受取ったことに応答して前記PW
    M信号を開始し、前記論理手段は前記第2の信号が存在
    する間に受取った1つのクロック信号を記憶して、前記
    第1の信号が発生した時、前記PWM付能信号を発生す
    る様に作用するパルス幅変調制御システム。 3、各々のクロック期間の間、前記PWM付能信号が禁
    止される最小期間を選択的に設定する手段を有する請求
    項2記載のパルス幅変調制御システム。 4、前記ECMに印加された電圧の時間積分が予定の値
    に達した時、前記PWM付能信号を終了させる電圧制御
    手段を有する請求項3記載のパルス幅変調制御システム
    。 5、前記電圧制御手段が前記PWM付能信号を終了させ
    る時、前記最小期間を禁止する手段を有する請求項4記
    載のパルス幅変調制御システム。 6、前記PWM付能信号の直前の終了から少なくとも最
    小期間が経過した時、前記電流監視手段によって、前記
    PWM付能信号が終了した時に、前記クロック手段をリ
    セットする手段を有する請求項5記載のパルス幅変調制
    御システム。 7、前記リセットする手段が、前記PWM付能信号の相
    次ぐ終了の間の期間の表示を発生すると共に、前記電圧
    制御手段及び前記電流監視手段に結合されて、前記PW
    M付能信号の終了を検出するタイミング手段と、前記電
    流監視手段から前記第2の信号が発生された時、前記期
    間の表示を前記最小期間を表わす予定の基準と比較する
    と共に、前記クロック手段に結合されて、前記期間の表
    示が前記最小期間の基準を超えた時に前記クロック手段
    をリセットする比較する手段とで構成されている請求項
    6記載のパルス幅変調制御システム。 8、前記論理手段が、直前のクロック期間が予定のクロ
    ック期間の持続時間より短い時、クロック期間の間前記
    クロック手段のリセット作用を禁止する手段を含む請求
    項7記載のパルス幅変調制御システム。 9、少なくとも1つの予め選ばれた順序で電子的に転流
    される複数個の巻線段を持つ不動の集成体、及び該巻線
    段と選択的な磁気結合関係を持つ回転自在の集成体を持
    っていて、各々の巻線段に端子が付設されている様な、
    直流電源から付勢される電子転流形電動機(ECM)に
    対するパルス幅変調(PWM)制御システムに於いて、
    (a)各々の巻線段の端子と回路結合されていて、各々
    の端子を選択的に直流電源に接続し、少なくとも若干の
    巻線段に前記少なくとも1つの予め選ばれた順序で直流
    電圧を印加して、ECMを付勢すると共に回転自在の集
    成体を回転させる電力スイッチング手段と、(b)各々
    の端子を前記少なくとも1つの予め選ばれた順序で直流
    電源に接続する為に、付勢の為の電力スイッチング手段
    を選定するスイッチング信号を発生する信号処理手段と
    、(c)選ばれた電力スイッチング手段を付勢するPW
    M付能信号を発生すると共に、予定の持続時間を持つ逐
    次的なクロック期間を限定する周期的なクロック信号を
    発生するクロック手段を含むパルス幅変調(PWM)手
    段と、(d)該PWM手段に結合されていて、前記PW
    M付能信号のサイクル動作を1クロック期間当り1回に
    制限する論理手段とを有するパルス幅変調制御システム
    。 10、少なくとも1つの予め選ばれた順序で電子的に転
    流される複数個の巻線段を持ち、各々の巻線段に端子が
    付設されている不動の集成体、該巻線段と選択的な磁気
    結合関係を持つ回転自在の集成体、及び各々の巻線段の
    端子に接続されて、各々の端子を直流電源に選択的に結
    合して、少なくとも若干の巻線段に、前記少なくとも1
    つの予め選ばれた順序で直流電圧を印加して、電動機を
    付勢すると共に回転自在の集成体を回転させる為に、前
    記巻線段に電流を供給する電子スイッチング手段を持ち
    、直流電源から付勢させる永久磁石電動機のパルス幅変
    調(PWM)制御方法に於いて、(a)前記少なくとも
    1つの予め選ばれた順序でスイッチング手段を付能する
    為に、前記電子スイッチング手段に印加される制御信号
    を発生し、(b)相次ぐ信号の間に予定の持続時間を持
    つ一連の周期的なクロック信号を発生し、(c)各々の
    クロック信号に応答してPWM付能信号を発生し、(d
    )前記制御信号及びPWM付能信号を加算し、(e)加
    算信号を電子スイッチング手段に印加して、ECMの巻
    線段を付勢すると共にその中に電流を発生し、(f)巻
    線段の電流が予定の値に達した時にPWM付能信号を終
    了させ、(g)終了する工程が1つのクロック信号から
    予定の期間内である時、少なくとも1つのクロック信号
    の持続時間の間、PWM付能信号の発生を禁止し、(h
    )巻線段の電流が前記予定の値に達する前に、クロック
    信号が発生される時、少なくとも予定の最小期間の間P
    WM付能信号を終了させ、(i)各々のPWMサイクル
    の間、少なくとも別の予定の最小期間の間PWM付能信
    号を禁止する工程を含むパルス幅変調制御方法。 11、巻線段に印加された電圧の時間積分が予定の値に
    達した時、PWM付能信号を終了させる工程を含む請求
    項10記載のパルス幅変調制御方法。 12、ECM電圧調整の間にクロック信号が発生した時
    、PWM付能信号の終了を禁止する工程を含む請求項1
    1記載のパルス幅変調制御方法。 13、直前のPWM付能信号の終了から少なくとも最小
    時間が経過した時、ECMの電流が予定の値に達したこ
    とに応答して、PWM付能信号が終了した時にクロック
    信号をリセットする工程を含む請求項11記載のパルス
    幅変調制御方法。 14、リセットする工程が、PWM付能信号の相次ぐ終
    了の間の期間を決定し、決定された期間を最小期間と比
    較し、最小期間が決定された期間より短い時、新しいク
    ロック・サイクルを開始する工程を含む請求項13記載
    のパルス幅変調制御方法。
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