JPH01157083A - 円筒状加熱装置 - Google Patents

円筒状加熱装置

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JPH01157083A
JPH01157083A JP31570687A JP31570687A JPH01157083A JP H01157083 A JPH01157083 A JP H01157083A JP 31570687 A JP31570687 A JP 31570687A JP 31570687 A JP31570687 A JP 31570687A JP H01157083 A JPH01157083 A JP H01157083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
cylindrical
heat roll
layer
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP31570687A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Shibata
良一 柴田
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、トナ一定着用ヒートロールや加熱ヒーター等
の円筒状加熱装置に関し、特にヒートロールや加熱ヒー
ター等の各位置での温度を均一にできるようにしたもの
である。
「従来の技術」 トナ一定着用ヒートロールの加熱手段として。
円筒状基体の外周に抵抗発熱体層を設け、この抵抗発熱
体層に電圧を印加することにより加熱するようにしたも
のがある。
抵抗発熱体層を利用した従来のヒートロールは、円筒状
基体を鉄あるいはアルミニウムにより形成し、軸方向両
端の軸部を鉄により形成している、ヒートロールの加熱
のため抵抗発熱体層を、アルミナと旧−Cr合金との混
合体、あるいはアルミナ、マグネシアスピネルの1種又
は、2種以上の酸化物とニッケルクロム合金との混合体
等で形成する提案がなされている(特開昭1111−1
34778号公報)、シかし、円筒状基体については、
前記の材料が熱膨張係数が小さくて外周に設ける抵抗発
熱体層や絶縁層が損傷しにくく、熱伝導率を良くするた
めに他の材料を使用するという検討はなされていない。
「発明が解決しようとする問題点」 ヒートロールの円筒状基体を鉄あるいはアルミニウムで
形成した従来のヒートロールでは、抵抗発熱体層に電圧
を印加した直後から5分程はヒートロールの軸方向中央
部が両端部より約8℃高くなり、トナ一定着のため通紙
しした場合には、中央部が両端部より約10℃低くなる
。このようにヒ ゛−トロールの各位置での温度が一定
でないと、トナーの定着が不確実になり、トナー像の鮮
明度が低下するという問題があった。
最近では、ヒートロールの加熱の立ち上りを迅速にし、
しかも連続通紙した場合のトナー像の定着性、鮮明度を
より向上させるため、中央部と両端部との温度差が5℃
以内であることが要求されており、それを満足するヒー
トロールが望まれている。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、前記問題点を解消するため、円筒状基体の熱
伝導率を検討して円筒状加熱装置全体での加熱均一性が
得られるようにしたものである。
すなわち本発明は、円筒状基体を銅または銅合金により
形成し、その円筒状基体の外周に絶縁層等を介して抵抗
発熱体層を設けたトナ一定着用ヒートロールや加熱ヒー
ター等の円筒状加熱装置である。
円筒状基体の軸方向両端に設ける軸部は、ステンレスに
より形成し、ヒートロールの両端部から外部に熱が伝達
しにくくするのが望ましい、また一般に、抵抗発熱体層
の内、外周に絶縁層が設けられ、ヒートロールの最外周
にはトナ一定着用の紙が剥離し易いように保護層が設け
られる。
「作用」 上記手段の円筒状加熱装置において、抵抗発熱体層に電
極を介して電圧を印加するとそれ自身が発熱し1円筒状
加熱装置全体を加熱する。この場合、円筒状基体は銅又
は調合金製であって熱伝導が良いので、円筒状加熱装置
をヒートロールとして使用した場合、その加熱の立ち上
がりから5分程は中央部から両端部に熱伝導がおこり、
中央部が両端部より2〜3℃高いのみとなる。ヒートロ
ールについてさらに連続通紙(約5分)した後は、中央
部の熱が定着紙に持っていかれるので両端部より低くな
り易いが、やはり円筒状基体を介しての熱伝導で中央部
は両端部より2〜3℃低いのみである。
円筒状基体の軸方向両端に設ける軸部が5US304製
であるときは、軸部への熱伝導が少なく、立ち上がり直
後の端部の温度低下を防止できる。
また、銅製の円筒状基体は鉄製より熱膨張率が少し大き
いが、外周に設ける各層は熱膨張係数の大きいセラミッ
クスをつけることにより、それらは損傷しに〈〈なって
いる。
「実施例1」 本発明をヒートロールに適用した実施例を第12図によ
り説明する。
トナ一定着用ヒートロールは、円筒状基体lの外周に、
順次、結合層2、内側絶縁層3、抵抗発熱体層4、外側
絶縁層5.保護層6が設けられ、図示を省略したリング
状電極を介して抵抗発熱体層4に電圧を印加できるよう
になっている。円筒状基体lの軸方向両端部に、軸部7
がネジ止めされ、トナ一定着装置本体等に保持可能にな
っている。
円筒状基体lは、銅により形成し、その軸方向長さは3
28m+a、内径10hm、外径107mmに形成した
。結合層2は、Ni−Cr−Moにより形成し、抵抗発
熱体層4はBa−Ni−フェライトとニクロムの混合体
を溶射してO,Im+oの厚さに形成し、内側および外
側絶縁層3,5はアルミナによりそれぞれ0゜3 ta
rs、 0.1 ramの厚さに形成し、保護層6はポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)により0.02
mmの厚さに形成し、最外周径は110 Ilmにした
。なお軸部7は、ステンレス(SUS304)製とした
上記ヒートロールを定着装置に組込んで抵抗発熱体層に
100vの電圧を印加し、ヒートロールの加熱状態を立
ち上がり直後、立ち上がり5分後、前記5分後の連続通
紙(約5分)後について、ヒートロールの軸方向端部(
円筒状基体の外端から30mmの位置)外周と、中央部
外周での温度を測定して第1表に示した。
なお中央部と端部との温度はほぼ直線的に変化するので
、両者の差が最大変位とみることができる。また比較の
ため、円筒状基体および軸部を鉄により形成し、その他
は本実施例と同様に形成し  □たヒートロールについ
ても同様に測定して第2表に示した。
第1.2表かられかるように、本実施例ではヒートロー
ルの端部と中央部との温度差が立ち上がり直後は4℃、
5分以後は3℃以下となる。これに対し比較例のそれぞ
れの温度差は20℃、15℃であり1本実施例の方が比
較例より加熱温度の均一性があることがわかる。
「実施例2」 円筒状基体1を銅と亜鉛との合金により軸方向長さ 3
28■に形成し、その外周に結合層2、内側絶縁層3、
抵抗発熱体層4(厚さ0.1 mm) 、外側絶縁層5
.保護層6を形成して外径が30mmのヒートロールを
作成した。なお本実施例の軸部7も、ステンレス製とし
た。
この実施例についても、発熱抵抗体層に100Vの電圧
を印加し、第1実施例と同様に測定して第3表に示した
。また比較のため、円筒状基体および軸部を鉄により形
成した以外は第2実施例と同一のヒートロールを形成し
て、加熱状態を同様に測定して第4表に示した。
第3.4表から明らかなように、本実施例のヒートロー
ルは、端部と中央部の温度差が5℃以下であり、比較例
のそれが20℃以上もあり、本実施例の方が加熱温度の
均一性があることがわかる。
なお前記実施例では1円筒状基体の外周に、結合層、内
、外側絶縁層、抵抗発熱体層、保護層を設けたが、各材
料の選択により結合層や内側絶縁層を設けない場合でも
加熱温度の均一性が同様に得られ、また発熱抵抗体の材
料も前記のものに限られるものではない。
前記実施例はヒートロールであったが、前記とほぼ同様
の構成の円筒状加熱装置を、フィルムや食品を加熱する
ための加熱ヒーターとして適用でき、やはり加熱が均一
となってフィルム等を望ましく加熱できる。
「発明の効果」 本発明の円筒状加熱装置は、円筒状基体を熱伝導率のよ
い銅又は銅合金により形成し、その外周に抵抗発熱体層
を設けるようにしたので、それをヒートロールとしであ
るいは加熱ヒーターとして使用したときに、均一性よく
加熱できる。また、円筒状加熱装置に連続して通紙する
ときに、あるいは連続してフィルムを加熱するときに、
紙やフィルムに熱をうばわれて円筒状加熱装置の中央部
が低温になりやすいのを熱伝導により全体をほぼ均一に
保つことができ、トナーの定着を確実にできて、鮮明な
トナー像を得ることができ、あるいはフィルムを適切に
加熱できる。また、ヒートロールとして使用した場合に
、加熱立ち上がり時の温度差が小さい。
さらに、円筒状基体の軸方向両端に設ける軸部をステン
レス製にしているので、軸部への熱伝導が少なく、立ち
上がり直後の端部の温度低下を防止できる。
なお銅製の円筒状基体は鉄製より熱膨張率が少し大きい
が、外周に設ける各層は熱膨張係数の大きいセラミック
スをつけることにより、それらは損傷しにくくなってい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトナ一定着用ヒートロールの一部破断
断面図、第2図はヒートロールの部分拡大断面図である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状基体の外周に抵抗発熱体層を設け、抵抗発
    熱体層に電極を介して電圧を印加することにより発熱さ
    せるようにした円筒状加熱装置において、円筒状基体を
    銅又は銅合金により形成したことを特徴とする円筒状加
    熱装置。
  2. (2)円筒状加熱装置の両端軸部を、ステンレスにより
    形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の円筒状加熱装置。
JP31570687A 1987-12-14 1987-12-14 円筒状加熱装置 Pending JPH01157083A (ja)

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JP31570687A JPH01157083A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 円筒状加熱装置

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JP31570687A JPH01157083A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 円筒状加熱装置

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JPH01157083A true JPH01157083A (ja) 1989-06-20

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ID=18068562

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JP31570687A Pending JPH01157083A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 円筒状加熱装置

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