JPH0115676B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115676B2
JPH0115676B2 JP9336581A JP9336581A JPH0115676B2 JP H0115676 B2 JPH0115676 B2 JP H0115676B2 JP 9336581 A JP9336581 A JP 9336581A JP 9336581 A JP9336581 A JP 9336581A JP H0115676 B2 JPH0115676 B2 JP H0115676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
guide
hollow guide
support body
main hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9336581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57209374A (en
Inventor
Tsuguyoshi Machimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Kosakusho Co Ltd
Original Assignee
Itoki Kosakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Kosakusho Co Ltd filed Critical Itoki Kosakusho Co Ltd
Priority to JP9336581A priority Critical patent/JPS57209374A/ja
Priority to GB08136962A priority patent/GB2102867B/en
Priority to DE19813148464 priority patent/DE3148464C3/de
Publication of JPS57209374A publication Critical patent/JPS57209374A/ja
Priority to US06/604,577 priority patent/US4555828A/en
Publication of JPH0115676B2 publication Critical patent/JPH0115676B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建物における部屋を複数に仕切るた
めの間仕切壁を、吊懸けした状態で移動案内する
ようにした案内装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の間仕切壁は、建物の部屋におけ
る天井等に取付けた中空案内レール内にその長手
方向に移動自在に設けた支持本体を吊設すること
により、前記中空案内レールに沿つて移動するよ
うに構成することは、周知の通りであり、この場
合において、前記支持本体は、主中空案内レール
と枝中空案内レールとの方向変換箇所において、
主中空案内レールから枝中空案内レールに、又は
枝中空案内レールから主中空案内レールに円滑に
方向変換させる必要がある。
そこで、先行技術としての実公昭54−11423号
公報は、前記支持本体の上面に、その進行方向に
対して前後の方向に適宜間隔を隔てて前後一対の
ガイドローラを水平回転自在に軸支する一方、前
記の方向変換箇所には、前記前後一対のガイドロ
ーラが嵌まる円弧状のガイドレールを設けて、こ
の円弧状ガイドレールによつて、支持本体の方向
変換を、自動的に行うことを提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このものは、支持本体の方向変換を自
動的に円滑に行うことができる反面、支持本体の
方向変換は、円弧状のガイドレールにて行うもの
で、その方向変換するときの旋回半径が大きいか
ら、方向変換箇所が著しく大型化するのであり、
しかも、支持本体に前後一対のガイドローラを、
これらガイドローラが嵌まる円弧状のガイドレー
ルとを必要とするから、構造が複雑で、製造コス
トが大幅にアツプするのであつた。
その上、この先行技術の方向変換装置は、支持
本体を、前記の方向変換箇所において枝中空案内
レールへの方向に方向変換する場合と、方向変換
箇所において枝中空案内レールへの方向に方向変
換することなく、当該方向変換箇所を通過して主
中空案内レールに沿つて直進移動する場合との切
換えを行うことができないと云う不便もあつた。
本発明は、支持本体を、方向変換箇所において
小さい旋回半径で方向変換できるようにすると共
に、支持本体を、前記の方向変換箇所において枝
中空案内レールへの方向に方向変換する場合と、
方向変換箇所において枝中空案内レールへの方向
に方向変換することなく、当該方向変換箇所を通
過して主中空案内レールに沿つて直進移動する場
合とが、極く簡単な操作によつて自在に選択でき
るようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため第1の発明は、下面に
長手方向に沿つて開口溝を形成した主中空案内レ
ールと、該主中空案内レールの一側面から横方向
に延びる枝中空案内レールと、これら各中空案内
レール内をその長手方向に自在に移動する支持本
体とからなり、間仕切壁を前記開口溝に嵌まる吊
軸を介して前記支持本体に対して回転自在に吊設
して成る吊懸式移動間仕切壁の案内装置におい
て、前記主中空案内レールの開口通路における両
内側面と前記吊軸との間に、前記支持本体が主中
空案内レールの長手方向に対して左右の方向にず
れ動き得るようにした隙間を形成し、前記支持本
体の上面には、その移動方向に対して左右両側の
うち前記主中空案内レールにおける一側面寄りの
部位に被誘導体を突設する一方、前記主中空案内
レールと枝中空案内レールとの方向変換箇所にお
ける上面には、方向変換に際しての旋回半径の中
心寄りの部位にこれら中空案内レール内に突出す
るように下向きに付勢された誘導体を配設し、該
誘導体を、主中空案内レールの長手方向に延びる
側面ガイド部と、枝中空案内レールの長手方向に
延びる前面ガイド部とを有する平面L型に形成
し、該誘導体における側面ガイド部には、前記被
誘導体における進行方向に対して前記一側面と反
対側の側面が接当する側面接当面を、前面ガイド
部には、前記被誘導体における進行方向の前面が
接当する前面接当面を各々設け、更に、前記誘導
体における側面ガイド部の下面には、前記被誘導
体の上面が接当するガイド面を、主中空案内レー
ルから方向変換箇所に向つて斜め下向きの傾斜状
に設ける構成にした。
また、第2の発明は、下面に長手方向に沿つて
開口溝を形成した主中空案内レールと、該主中空
案内レールの一側面から横方向に延びる枝中空案
内レールと、これら各中空案内レール内をその長
手方向に自在に移動する支持本体とからなり、間
仕切壁を前記開口溝に嵌まる吊軸を介して前記支
持本体に対して回転自在に吊設して成る吊懸式移
動間仕切壁の案内装置において、前記支持本体の
上面には、その移動方向に対して左右両側のうち
前記主中空案内レールにおける一側面寄りの部位
に被誘導体を突設する一方、前記主中空案内レー
ルと枝中空案内レールとの方向変換箇所における
上面には、方向変換に際しての旋回半径の中心寄
りの部位にこれら中空案内レール内に突出するよ
うに下向きに付勢された誘導体を配設し、該誘導
体を、主中空案内レールの長手方向に延びる側面
ガイド部と、枝中空案内レールの長手方向に延び
る前面ガイド部とを有する平面L型に形成し、該
誘導体における側面ガイド部には、前記被誘導体
における進行方向に対して前記一側面と反対側の
側面が接当する側面接当面を、前面ガイド部に
は、前記被誘導体における進行方向の前面が接当
する前面接当面を各々設け、更に、前記誘導体に
おける側面ガイド部には、前記前面ガイド部から
適宜距離を隔てた部位に前記前面ガイド部と同じ
方向に突出するはね上げ片を設け、該はね上げ片
の下面に、前記被誘導体の上面が接当するガイド
面を、主中空案内レールから方向変換箇所に向つ
て斜め下向きの傾斜状に設ける構成にした。
〔作用〕
第1の発明において、主中空案内レール内にお
ける支持本体を、その進行方向に対して主中空案
内レールにおける一側面側にずれ動かした状態
で、主中空案内レールに沿つて移動すると、その
移動の途次において、該支持本体の上面における
被誘導体の前面が、誘導体における前面ガイド部
の前面接当面に接当することにより、当該支持本
体は、吊軸を中心に回転して枝中空案内レールの
方向に方向変換するのであり、この場合におい
て、前記被誘導体は、その進行方向の前面が誘導
体における前面ガイド部の前面接当面に接当する
と同時に、当該被誘導体の側面が誘導体における
側面ガイド部の側面接当面に接当することによ
り、前記支持本体を、方向変換の外側に横ずれす
ることなく、小さい旋回半径で、円滑に方向変換
することができるのであり、また、枝中空案内レ
ールから主中空案内レールへの方向変換に際して
は、支持本体における被誘導体の前面が誘導体に
おける側面ガイド部の側面接当面に接当すると同
時に、被誘導体の側面が誘導体における前面ガイ
ド部の前面接当面に接当するから、支持本体を、
前記と同様に、方向旋回の外側に横すれすること
なく、小さい旋回半径で、円滑に方向変換するこ
とができる。
そして、主中空案内レール内における支持本体
を、その進行方向に対して主中空案内レールにお
ける一側面とは反対側にずれ動かした状態で、主
中空案内レールに沿つて移動すると、その移動の
途次において、該支持本体の上面における被誘導
体の上面が、誘導体の下面に設けた傾斜状のガイ
ド面に接当して、誘導体を、その下向き方向の付
勢力に抗して上向きに押し上げるから、支持本体
における被誘導体は、誘導体における前面接当面
及び側面接当面のいずれにも接当することなく、
当該箇所を通過するから、支持本体は、方向変換
箇所において枝中空案内レールへの方向に方向変
換することなく、主中空案内レールに沿つて直進
移動するのであり、支持本体を、主中空案内レー
ルの長手方向に対して左右への方向にずれ動かす
と云う操作により、支持本体を、方向変換箇所に
おいて方向変換する場合と、方向変換しない場合
とに自在に選択できるのである。
また、第2の発明において、主中空案内レール
内における支持本体を、主中空案内レールに沿つ
て移動すると、該支持本体の上面に設けた被誘導
体の上面が、誘導体に設けたはね上げ片の下面に
おける傾斜状のガイド面に接当することにより、
誘導体が、その下向き付勢力に抗してはね上げら
れることになる。
この場合において、主中空案内レールに沿う支
持本体の移動速度が遅いときには、支持本体にお
ける被誘導体が、前記はね上げ片を通過したのち
前面接当面に接当するまでの間において、誘導体
が元の位置まで復帰して中空案内レール内に突出
し、この誘導体における前面接当面及び側面接当
面に対して、前記被誘導体が接当するので、支持
本体は、主中空案内レールから枝中空案内レール
への方向に方向変換される。
しかし、主中空案内レールに沿う支持本体の移
動速度が速くしたときには、支持本体における被
誘導体は、誘導体が元の位置まで復帰するまでの
間において、当該誘導体の箇所を通過するので、
支持本体は、方向変換箇所において枝中空案内レ
ールへの方向に方向変換することなく、主中空案
内レールに沿つて直進移動するのであり、支持本
体の移動速度を速くしたり遅くしたりする操作に
より、支持本体を、方向変換箇所において方向変
換する場合と、方向変換しない場合とに自在に選
択できるのである。
〔発明の効果〕
従つて本発明によると、支持本体の方向変換
を、小さい旋回半径で、円滑に行うことができる
から、方向変換箇所を、前記した先行技術の場合
よりも遥かに小型・軽量化できると共に、方向変
換箇所の構造が簡単で、且つ、安価に提供でき
る。
しかも、本発明によると、主中空案内レールに
沿つて移動する支持本体を、左右方向にずれ動か
したり、その移動速度を増減したりすると云う極
く簡単な操作によつて、支持本体を、方向変換箇
所において主中空案内レールから枝中空案内レー
ルに方向変換する場合と、方向変換箇所において
枝中空案内レールの方向に方向変換することな
く、そのまま主中空案内レールに沿つて直進移動
する場合とに自在に選択することができるから、
移動間仕切壁の吊懸移動の作業性を向上できると
共に、移動間仕切壁のレイアウトの自由度を増大
できる効果を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
るに、第1図〜第7図は第1の発明に対する実施
例を示し、この図において符号1は、天井面2に
吊下部材2′を介して水平横向きに取付けた主中
空案内レールを示し、該主中空案内レール1にお
ける長手方向中途部の左側面には、第1図に示す
ように、枝中空案内レール1′が横向きに延出し
ており、その部分が方向変換箇所に構成されてい
る。
前記各中空案内レール1,1′は、いずれも断
面箱型の中空状で、天井板3の左右から下向き折
曲させた左右側板4を備え、この両側板4の下端
をそれぞれ適宜寸法だけ内向き水平折曲させて左
右両案内面5を形成し、両案内面5,5の先端を
上向きに折曲させたガイドフランジ部6を形成
し、この両フランジ部6の間を幅h1の開口溝7
に形成する。
前記各中空案内レール1,1′内にその長手方
向に移動自在に挿入した支持本体10は、間仕切
壁Aを水平回転自在に吊懸するものであり、該支
持本体10の中心には、スラスト軸受9を備えた
吊軸8を上から下向きに挿入し、該吊軸8を、前
記各中空案内レール1,1′における開口溝7か
ら下方に突設して、前記間仕切壁Aの上端に取付
ける。
前記支持本体10は、その左右両側面に、前記
各中空案内レール1,1′における両案内面5の
上面に接当する回転コロ11を各々備え、前記各
中空案内レール1,1′の長手方向に沿つて自在
に走行移動するように構成されている。また、前
記支持本体10の下面には、前記開口溝7内に嵌
まるランナー12が取付けられている。
この場合、このランナー12と、前記主中空案
内レール1における開口溝7を形成する両フラン
ジ部6の内面との間に、適当な寸法eの隙間を形
成することにより、主中空案内レール1内におけ
る支持本体10が、主中空案内レール1の長手方
向に対して左右の方向に、前記隙間の寸法eだけ
ずれ動き得るように構成する。
符号13,14は、前記支持本体10の上面に
その進行方向に向つて左右両側の部位で、且つ、
前記吊軸8の軸芯から適宜寸法l1の位置に上向
きに突出した左右一対の被誘導体であつて、この
被誘導体13,14は、第3図〜第7図の実施例
では適宜直径のピン軸に形成されている。また、
この被誘導体13,14の中心は、その下方の各
回転コロ11の案内面5に対する接触中心よりも
外側に若干の寸法だけ偏心しているが、被誘導体
13,14の中心を、回転コロ11の案内面5に
対する接触中心に一致させても良い。
符号15は、前記主中空案内レール1と枝中空
案内レール1′との接合部である方向変換箇所に
おいて、主中空案内レール1に沿つて当該方向変
換箇所の入口側16に向つて直進して来る前記支
持本体10をそのまま直進させるか、枝中空案内
レール1′に方向変換するかを選択するための案
内装置であつて、該案内装置15は、前記主中空
案内レール1における開口溝7と枝中空案内レー
ルにおける開口溝7が交わる部分の略上方位置に
おける主中空案内レール1の天井板3の部分に設
けられる。
この案内装置15における基板17の先端下面
には、誘導体18設けて、該誘導体18を、天井
板3に穿設した孔19から中空案内レール内に突
出するように、前記基板17及び当該誘導体18
の重量にて下向きに付勢する。更に、この誘導体
18を、主中空案内レール1の長手方向に延びる
側面ガイド部18bと、枝中空案内レール1′の
長手方向に延びる前面ガイド部18aとを備えた
平面L型に構成し、その前面ガイド部18aに
は、枝中空案内レール1′の長手方向と略平行の
前面接当面18′を、側面ガイド部18bには、
主中空案内レール1の長手方向と略平行の側面接
当面18″を各々形成して、前記支持本体10が
主中空案内レール1に沿つて前記方向変換箇所に
向つて矢印イで示すように直進するとき、左側の
被誘導体13における前面が、前記誘導体18に
おける前面ガイド部18bの前面接当面18′に
接当すると同時に、左側の被誘導体13における
右側面が前記誘導体18における側面ガイド部1
8aの側面接当面18″に接当するように構成す
る。
前記基板17の基部は、天井板3に対してボル
ト20等にて上下回動自在に枢着されており、且
つ、前記枢着用ボルト20を中心にして左右方向
にも自在に回動できるようになつている。
また、前記誘導体18において、主中空案内レ
ール1の方向に延びる側面ガイド部18bの幅寸
法h2を、前面ガイド部18aの幅寸法よりも広
くする一方、この側面ガイド部18bの下面に、
前記左側の被誘導体13の上面が接当するガイド
面18cを、主中空案内レール1から方向変換箇
所に向つて斜め下向きの傾斜状に設ける。
一方、前記基板17の先端には、主中空案内レ
ール1の長手方向に平行に延びるピン21を突出
し、該ピン21を、天井板3の上面に取付くブラ
ケツト23に穿設した傾斜状長溝孔22に挿入す
ることにより、基板17の上向きに回動に伴い、
当該基板17が枝中空案内レール1′に近付く方
向に横向きに回動するように構成する。
なお、第3図及び第7図に示すように、支持本
体10が主中空案内レール1に沿つて矢印ロ方向
に後退するとき、当該支持本体10における被誘
導体13の上面が、前記誘導体18の下面に形成
した傾斜ガイド面24に接当して、誘導体18を
押し上げつつ直進後退できるようにしている。
この構成により、主中空案内レール1に沿つて
矢印イ方向に前進する支持本体10を枝中空案内
レール1′に向つて方向変換させるには、主中空
案内レール1内における支持本体10を、第3図
及び第5図に示すように、これに吊設された間仕
切壁Aを手で押す等することにより、主中空案内
レール1に長手方向に対して枝中空案内レール
1′の側に寸法eだけずらせ、このずらせた状態
で主中空案内レール1に沿つて移動する。する
と、該支持本体10における被誘導体13の前面
が、誘導体18における前面ガイド部18aの前
面接当面18′に接当すると同時に、前記被誘導
体13の側面が、誘導体18における側面ガイド
部18bの側面接当面18″に接当することによ
り、支持本体10が、吊軸8を中心に枝中空案内
レール1′の方向に旋回するから、支持本体10
を、主中空案内レール1から枝中空案内レール
1′に方向変換することができる。
そして、主中空案内レール1に沿つて移動する
支持本体10を、主中空案内レール1の長手方向
に対して枝中空案内レール1′側とは反対側に寸
法eだけずらせて移動すると、該支持本体10の
上面における被誘導体13の上面が、前記誘導体
18における側面ガイド部18bの下面に設けた
傾斜状のガイド面18cに接当して、誘導体18
を、これらの重量に抗して押し上げるから、支持
本体10における被誘導体13は、誘導体18に
おける前面接当面18′及び側面接当面18″のい
ずれにも接当することなく、当該箇所を通過する
から、支持本体10は、方向変換箇所において枝
中空案内レール1′の方向に方向変換することな
く、主中空案内レール1に沿つてそのまま直進移
動する。
なお、この場合において、基板17の先端に設
けたピン21を、天井板3の上面に取付くブラケ
ツト23に穿設した傾斜状長溝孔22に挿入し
て、基板17の上向きに回動に伴い、当該基板1
7が枝中空案内レール1′に近付く方向に横向き
に回動するように構成すれば、誘導体18の下面
における傾斜状のガイド面18cに対して被誘導
体13の上面が接する当幅寸法を、誘導体18の
押し上げに伴つて増大することができるから、支
持本体10を、方向変換箇所を確実に通過させる
ことができる利点を有する。
第8図及び第9図は、第2の発明に対する実施
例を示し、このものは、一端がピン25にて回動
自在に枢着した基板17の先端部に、前記実施例
と同様に平面L型に構成した誘導体18を取付
け、該誘導体18における側面ガイド部18b
に、前面ガイド部18aから適宜距離を隔てた部
位に前面ガイド部18aと平行な方向に突出する
はね上げ片28を一体的に設け、このはね上げ片
28の下面に、支持本体10における被誘導体1
3の上面が接当するガイド面26を、主中空案内
レール1から方向変換箇所に向つて斜め下向きの
傾斜状に設けたものである。
そして、このものにおいて、主中空案内レール
1における支持本体10が矢印イの方向に移動す
るとき、当該支持本体10における被誘導体13
の上面が、前記誘導体18設けたはね上げ片28
の下面における傾斜状のガイド面26に接当する
ことにより、誘導体18はこれらの重量に抗して
上向きにはね上げられる。
この場合において、主中空案内レール1に沿う
支持本体10の移動速度が遅いときには、支持本
体10における被誘導体13が、前記はね上げ片
28を通過したのち、前面接当面18′は接当す
るまでの間において誘導体18が元の位置に復帰
することにより、この誘導体18における前面接
当面18′及び側面接当面18″に対して、支持本
体10における被誘導体13が接当するから、支
持本体10は、枝中空案内レール1′の方向に方
向変換される。
そして、主中空案内レール1に沿う支持本体1
0の移動速度を速くすると、支持本体10におけ
る被誘導体13は、誘導体18が元の位置に復帰
するまでの間において、当該誘導体18の箇所を
通過するから、支持本体10は、枝中空案内レー
ル1′の方向に方向変換することなく、主中空案
内レール1に沿つて直進移動するのである。
なお、この場合、誘導体18におけるはね上げ
片28の下面のうち、前記ガイド面26と反対側
に、傾斜状のガイド面27を設けておけば、支持
本体10を、枝中空案内レール1′から主中空案
内レール1の方向に方向変換する場合において、
被誘導体13の上面がこの傾斜状のガイド面27
に接当した誘導体18を押し上げるから、支持本
体10の、枝中空案内レール1′から主中空案内
レール1への方向変換を許容できるのであり、ま
た、誘導体18の下面のうち前記ガイド面26と
反対側の部分に傾斜状のガイド面29を設けてお
けば、支持本体10を主中空案内レール1に沿つ
て矢印ロの方向に移動することを許容することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は第1の発明に対する実施例を
示し、第1図は中空案内レールの配置平面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は第1図における
方向変換箇所の拡大平断面図、第4図は第3図の
―視断面図、第5図は第3図の―線断面
図、第6図は第2図の―視拡大平面図、第7
図は第6図の―視断面図、第8図及び第9図
は第2の発明に対する実施例を示し、第8図は縦
断正面図、第9図は第8図の―視断面図であ
る。 A……間仕切壁、1……主中空案内レール、
1′……枝中空案内レール、7……開口溝路、8
……吊軸、10……支持本体、12……ランナガ
イド、13……被誘導体、18……誘導体、18
a……前面ガイド部、18b……側面ガイド部、
18′……前面接当面、18″……側面接当面、1
8c……ガイド面、28……はね上げ片、26…
…ガイド面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下面に長手方向に沿つて開口溝を形成した主
    中空案内レールと、該主中空案内レールの一側面
    から横方向に延びる枝中空案内レールと、これら
    各中空案内レール内をその長手方向に自在に移動
    する支持本体とからなり、間仕切壁を前記開口溝
    に嵌まる吊軸を介して前記支持本体に対して回転
    自在に吊設して成る吊懸式移動間仕切壁の案内装
    置において、前記主中空案内レールの開口通路に
    おける両内側面と前記吊軸との間に、前記支持本
    体が主中空案内レールの長手方向に対して左右の
    方向にずれ動き得るようにした隙間を形成し、前
    記支持本体の上面には、その移動方向に対して左
    右両側のうち前記主中空案内レールにおける一側
    面寄りの部位に被誘導体を突設する一方、前記主
    中空案内レールと枝中空案内レールとの方向変換
    箇所における上面には、方向変換に際しての旋回
    半径の中心寄りの部位にこれら中空案内レール内
    に突出するように下向きに付勢された誘導体を配
    設し、該誘導体を、主中空案内レールの長手方向
    に延びる側面ガイド部と、枝中空案内レールの長
    手方向に延びる前面ガイド部とを有する平面L型
    に形成し、該誘導体における側面ガイド部には、
    前記被誘導体における進行方向に対して前記一側
    面と反対側の側面が接当する側面接当面を、前面
    ガイド部には、前記被誘導体における進行方向の
    前面が接当する前面接当面を各々設け、更に、前
    記誘導体における側面ガイド部の下面には、前記
    被誘導体の上面が接当するガイド面を、主中空案
    内レールから方向変換箇所に向つて斜め下向きの
    傾斜状に設けたことを特徴とする吊懸式移動間仕
    切壁の案内装置。 2 下面に長手方向に沿つて開口溝を形成した主
    中空案内レールと、該主中空案内レールの一側面
    から横方向に延びる枝中空案内レールと、これら
    各中空案内レール内をその長手方向に自在に移動
    する支持本体とからなり、間仕切壁を前記開口溝
    に嵌まる吊軸を介して前記支持本体に対して回転
    自在に吊設して成る吊懸式移動間仕切壁の案内装
    置において、前記支持本体の上面には、その移動
    方向に対して左右両側のうち前記主中空案内レー
    ルにおける一側面寄りの部位に被誘導体を突設す
    る一方、前記主中空案内レールと枝中空案内レー
    ルとの方向変換箇所における上面には、方向変換
    に際しての旋回半径の中心寄りの部位にこれら中
    空案内レール内に突出するように下向きに付勢さ
    れた誘導体を配設し、該誘導体を、主中空案内レ
    ールの長手方向に延びる側面ガイド部と、枝中空
    案内レールの長手方向に延びる前面ガイド部とを
    有する平面L型に形成し、該誘導体における側面
    ガイド部には、前記被誘導体における進行方向に
    対して前記一側面と反対側の側面が接当する側面
    接当面を、前面ガイド部には、前記被誘導体にお
    ける進行方向の前面が接当する前面接当面を各々
    設け、更に、前記誘導体における側面ガイド部に
    は、前記前面ガイド部から適宜距離を隔てた部位
    に前記前面ガイド部と同じ方向に突出するはね上
    げ片を設け、該はね上げ片の下面に、前記被誘導
    体の上面が接当するガイド面を、主中空案内レー
    ルから方向変換箇所に向つて斜め下向きの傾斜状
    に設けたことを特徴とする吊懸式移動間仕切壁の
    案内装置。
JP9336581A 1980-12-08 1981-06-16 Guide apparatus for suspension type moving partition wall Granted JPS57209374A (en)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9336581A JPS57209374A (en) 1981-06-16 1981-06-16 Guide apparatus for suspension type moving partition wall
GB08136962A GB2102867B (en) 1980-12-08 1981-12-08 An apparatus for guiding movable suspended partition walls
DE19813148464 DE3148464C3 (de) 1980-12-08 1981-12-08 Vorrichtung zum verfahren beweglich aufgehaengter trennwaende
US06/604,577 US4555828A (en) 1980-12-08 1984-04-27 Guiding system for movable suspended partition walls

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9336581A JPS57209374A (en) 1981-06-16 1981-06-16 Guide apparatus for suspension type moving partition wall

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57209374A JPS57209374A (en) 1982-12-22
JPH0115676B2 true JPH0115676B2 (ja) 1989-03-20

Family

ID=14080257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9336581A Granted JPS57209374A (en) 1980-12-08 1981-06-16 Guide apparatus for suspension type moving partition wall

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57209374A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57209374A (en) 1982-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102682817B1 (ko) 대향형 슬라이딩 도어의 유동 방지 구조
US5063636A (en) Track system for operable wall
CA1195185A (en) Double panel sliding door, namely for an elevator
US3829175A (en) Rail-suspended carriage
JPH0115676B2 (ja)
KR930002224A (ko) 승객용 콘베이어의 가이드기구
JPH0129953B2 (ja)
WO1986003541A1 (en) Sliding door system
JPH10324237A (ja) 走行ガイドシステム
US6848214B2 (en) Movable wall system having a plurality of movable panels, a runner rail, and a tracking-switching arrangement
JPS646374Y2 (ja)
US20240124239A1 (en) Traveling vehicle and transfer system
JPS6313924Y2 (ja)
JPS6220624Y2 (ja)
JPH0224979B2 (ja)
JPS607117B2 (ja) 移動壁用吊車の屈曲走行制御装置
JPH0422685Y2 (ja)
JPS6141908Y2 (ja)
JPS59321Y2 (ja) 自在車輪転回装置
JPH0627440B2 (ja) 移動壁の吊設装置
JPS5919233B2 (ja) 移動壁用吊車
JPH08326452A (ja) 門 扉
JPH0444784Y2 (ja)
JP2605532Y2 (ja) 移動壁の走行装置
JPS5941855Y2 (ja) スライドドアの案内装置