JPH01156139A - 車両用差動制限制御装置 - Google Patents

車両用差動制限制御装置

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JPH01156139A
JPH01156139A JP31465587A JP31465587A JPH01156139A JP H01156139 A JPH01156139 A JP H01156139A JP 31465587 A JP31465587 A JP 31465587A JP 31465587 A JP31465587 A JP 31465587A JP H01156139 A JPH01156139 A JP H01156139A
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裕二 小張
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の差動装置に用いられ、差動制限トル
クを制御する車両用差動制限制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の車両用差動制限制御装置としては、例えば、特開
昭62−1.03227号(特願昭60−244677
号)や、特開昭61−102320号(特願昭59−2
23486号)に2叔されているような装置が知られて
いる。
前者の従来装置は、差動制限トルクの制御可能な車両用
差動制限制御装置において、急激な片輪スリップ状態で
も確実に制御する為に、左右駆動輪回転速度差に対する
差動制限トルク特性をプログレッシブな特性としている
後者の従来装置は、差動制限トルクの制御可能な車両用
差動制限制御装置において、旋回時に内輪がスティック
することを防止する為に、所定車速以下で大操舵、アク
セル開度大、路面tLが高い場合には、差動制限トルク
を減じるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の従来装置にあっては左右駆動輪回
転速度差に比例して差動制限トルクが発生する構成であ
り、後者の従来装置にあってはアクセル開度に比例して
差動制限トルクが発生する構成であった為、旋回加速中
に車両のヨーレイトが出過ぎてスピンを招くような場合
でも、左右駆動輪回転速度差やアクセル開度のみを制御
パラメータとしていることで、高い差動制限トルクを付
与し続ける状態となり、その結果、スピンを誘発し易い
という問題を残していた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
以下に述べる解決手段とした。
本発明の解決手段を第1図に示すクレーム概念図により
説明すると、左右の駆動輪間に設けられ、外部からの制
御力により締結される差動制限クラッチ手段1と、所定
の検出手段2からの検出信号に基づいて差動制限トルク
の増減制御を行なうクラッチ制御手段3と、を備えてい
る車両用差動制限制御装置において、前記検出手段2と
して、アクセル開度検出手段201と左右駆動輪回転速
度差検出手段202とと駆動輪スリップ検出手段203
とを含み、前記クラッチ制御手段3は、アクセル開度に
比例して増加する指令値と左右駆動輪回転速度差に比例
して増加する指令値との和を第1の成分とし、且つ、駆
動輪スリップに比例して増加する指令値を第2の成分と
し、前記第1の成分から第2の成分を減算補正した値を
最終差動制限トルク指令値とすると共に、前記アクセル
開度に比例して増加する指令値が設定値以上で且つ最終
差動制限トルク指令値が設定値以下の時には、予め定め
た一定値を最終差動制限トルク指令値とする手段である
事を特徴とする。
(作 用) 大旋回半径の定常旋回時には、アクセル開度は低く、又
、駆動輪スリップも少ないので左右駆動輪回転速度差の
影響が最も大きくなる。この為、左右駆動輪回転速度差
を主体、として差動制限指令値が決定される。
そして、アクセル開度に比例した指令値も、駆動輪スリ
ップに比例した指令値も、左右駆動輪回転速度差の上昇
を抑える安定方向に差動制限指令値を補正する為、あら
ゆる路面状況や運転状況等でスピンを誘発しにくくなる
即ち、アクセル開度の増大により駆動力が増す時には差
動制限トルクを高めることで、左右駆動輪回転速度差の
上昇を抑え、左右駆動輪が路面グリップ力を失い駆動輪
スリップが増大する時には差動制限トルクを低くするこ
とで左右駆動輪回転速度差の上昇を抑える。
パワースライド走行時には、ドライバーがアクセルを踏
み込み操作を行ない駆動輪の横滑りを利用して旋回する
走行である為、左右駆動輪回転速度差は小さく、アクセ
ル開度を主体として差動制限指令値が決定される。
そして、アクセルペダルが踏み込まれるコーナの頂点で
は差動制限トルクが大きくなり、内輪スリップが抑えら
れ、アンダーステアからオーバステア(リバースステア
特性)に移行し、車両がドリフト状態に入る。
このドリフト状態では、アクセル開度を主体とする指令
値から駆動輪スリップに比例する指令値を減じて最終の
差動制限指令値が決定される為、ドリフトコントロール
が容易となる。
即ち、駆動輪スリップが増大するにつれて駆動輪が路面
グリップ力を失いドリフトコントロールが難しくなる為
、駆動輪スリップに比例して差動制限トルクを減らすこ
とで、車両スピンを抑制してドリフトコントロールの容
易性を確保する。
また、ドライバーが加速意思を持ってアクセルを大きく
踏み込んだ場合であって、両路や雪路等の走行時のよう
に路面摩擦係数の影響で駆動輪スリップが発生したたり
、パワースライド走行時に駆動トルクが過大であること
で駆動輪スリップが発生し、最終差動制限トルク指令値
が減算補正で設定値以下になった場合でも、クラッチ制
御手段3からは予め定めた一定値が最終差動制限トルク
指令値として出力される。
この為、低路面摩擦係数路走行時に駆動輪スリップの発
生によりドライバーがアクセルから足を雌す操作を行な
っても、アクセルのオン、オフ操作前後での差動制限ト
ルクに急激な変化はなく、差動制限トルクがほぼゼロか
ら急激に高まり、車両のヨー挙動が大きくなるような事
態を回避出来るし、パワースライド走行時には、ドライ
バーの加速旋回意思が反映され、車両スピンを抑えなが
らコーナを加速状態で抜けることが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、外部油圧により作
動する多板摩擦クラッチ手段を備えた後輪駆動車用差動
制限制御装置を例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
実施例の差動制限制御装置りが適用される後輪駆動車は
、第2図に示すように、右前輪10、右前輪11、エン
ジン12、トランスミッション13、プロペラシャフト
14、差動装置I5、左輪側ドライブシャフト16、右
輪側ドライブシャフト17、左後輪18、右後輪19を
備えていて、前記差動装置15には、駆動入力側のプロ
ペラシャフト14と駆動出力側のドライブシャフト16
.17との間に、左右輪18.19の差動を制限する湿
式多板摩擦クラッチ(差動制限クラッチ手段)20が設
けられている。
尚、前記湿式多板クラ・ンチ20は、外部装置である油
圧発生装置30からの制御油圧Pにより締結される。
実施例の差動制限制御装置りは、第3図に示すように、
入力センサ40として、左前輪回転速度センサ41、右
前輪回転速度センサ42、左後輪回転速度センサ43、
右後輪回転速度センサ44、アクセル開度センサ45が
設けられ、制御モジュールとして、差動制限制御回路5
0が設けられ、制御アクチュエータとして、電磁比例減
圧バルブ60が設けられている。
前記左前輪回転速度センサ41及び右前輪回転速度セン
サ42は、非駆動輪である左右前輪10.11の回転速
度を検出する手段で、センサ41からは左前輪回転速度
NFLに応じた左前輪回転速度信号(nfl ) 、セ
ンサ42からは右前輪回転速度NFRに応じた右前輪回
転速度信号(nfr )が出力される。
前記左後輪回転速度センサ43及び右後輪回転速度セン
サ44は、駆動輪である左右後輪18゜19の回転速度
を検出する手段で、センサ43からは左後輪回転速度N
RLに応じた左後輪回転速度信号(nrl ) 、セン
サ44からは右後輪回転速度NRRに応じた右後輪回転
速度信号(nrr )が出力される。
前記アクセル開度センサ45は、アクセル開度Aに応じ
たアクセル開度信号(a)を出力するセンサである。
前記差動制限制御回路50は、車載のマイクロコンピュ
ータを中心とする制御回路で、人力インタフェース回路
5■、メモリ52、CPU (セントラル、プロセシン
グ、ユニット)53、出力インタフェース回路54を備
えている。
尚、差動制限制御回路50を具体的なブロック図で示す
と第4図のようになり、減算器501゜502と、加算
平均器503.504と、関数発生器505.506.
507と、加減算器508とを備えている。
前記電磁比例減圧バルブ60は、前記油圧発生装置30
に設けられ、油圧ポンプ31からポンプ圧油路32を介
して供給されるポンプ圧の作動油を、差動制限制御回路
50からの制御電流信号(i)により、指令電流値1本
の大きさに比例した制御油圧Pに圧力制御をするバルブ
アクチュエータである。
尚、制御油圧Pと差動制限トルクTとは、T工P・μ・
n−r−E n:クラッチ枚数 r:クラッチ平均半径 E:受圧面積 の関係にあり、差動制限トルクTは制御油圧Pに比例す
る。
次に、実施例の作用を説明する。
まず、差動制限制御回路50での差動制限制御の作動流
れを、第5図に示すフローチャート図により述べる。
ステップ100では、各センサ41.42゜43.44
.45からの信号により、左前輪回転速度N FL、右
前輪回転速度NFR,左後輪回転速度NRI7.右後輪
回転速度N RR,アクセル開度Aが読み込まれる。
ステップLotでは、前記ステップ100で読み込まれ
た左後輪回転速度NRLと右後輪回転速度NRRとから
、左右駆動輪回転速度差ΔNrβが演算により求められ
る。
尚、演算式は、ΔN r Q = NRL −NRRで
ある。
ステップ102で(ま、前言己ステップ100で読み込
まれた左前輪回転速度NFLと右前輪回転速度NFRと
左後輪回転速度NRLと右後輪回転速度NRRとから、
駆動輪スリップを示す前後輪回転速度差ΔNfrが演算
により求められる。
尚、演算式は次に示す通りである。
ΔNfr=騒(NRI、+NRR)−坏(NFL+NF
R)ステップ103では、前記ステップ101で得られ
た左右駆動輪回転速度差ΔNrρに比例する差動制限ト
ルクT、が求められる。
尚、この差動制限トルクT1は、第4図の関数発生器5
05の特性線図に示されるように、左右駆動輪回転速度
差ΔNrI2の増大に直線的に比例する値として得られ
る。
ステップ104では、前記ステップ100で読み込まれ
たアクセル開度Aに比例する差動制限トルクT2が求め
られる。
尚、この差動制限トルクT2は、第4図の関数発生器5
06の特性線図に示されるように、アクセル開度Aの増
大に直線的に比例する値として得られる。
ステップ105では、前記ステップ102で得られた前
後輪回転速度差ΔNfrに比例する差動制限トルクT、
が求められる。
尚、この差動制限トルクT3は、第4図の関数発生器5
07の特性線図に示されるように、前後輪回転速度差Δ
Nfrの増大に直線的に比例する値として得られる。
ステップ106では、前記各差動制限トルクT、、T2
.T3から最終差動制限トルクTが演算により求められ
る。
尚、最終差動制限トルクTの演算式は、次に示す通りで
ある。
T=T、+T2−T3 ステップ107では、前記差動制限トルクT、十T2が
設定値に1以上か、または、アクセル開度Aに比例する
差動制限トルクT2が設定値に2以上かの判断がなされ
る。
ステップ108では、前記最終差動制限トルクT(二T
 l+ T 2  T 3 )が設定値に3以下かの判
断がなされる。
前記ステップ107.108でいずれもYESと判断さ
れた場合、即ち、アクセル踏み込みにより加速意思があ
るにもかかわらず、最終差動制限トルクTが小さい場合
には、ステップ109へ進み、最終差動制限トルクTと
して、ステップ106で求められた最終差動制限トルク
Tに代えて一定値であるに、(>K3)が設定される。
ステップ110では、前記ステップ106またはステッ
プ109で得られた最終差動制限トルクTが得られる指
令電流値i*による信号(i)が出力される。
次に、旋回走行時の作用を、大旋回半径の定常旋回時と
パワースライド走行時と駆動輪スリップ発生時とに分け
て説明する。
(イ)大旋回半径の定常旋回時 大旋回半径の定常旋回時には、アクセル開度Aは低く、
又、駆動輪スリップによる前後輪回転速度差ΔNfrも
少ないので左右駆動輪回転速度差△Nrβの影響が最も
大きくなる。この為、左右駆動輪回転速度差ΔNrj2
による差動制限トルクT1を主体として最終差動制限ト
ルクTが決定される。
そして、アクセル開度Aに比例した差動制限トルクT2
も、前後輪回転速度差△Nfrに比例した差動制限トル
クT3も、左右駆動輪回転速度差△Nrj2の上昇を抑
える安定方向に最終差動制限トルクTを補正する為、あ
らゆる路面状況や運転状況等でスピンを誘発しにくくな
る。
即ち、アクセル開度Aの増大により駆動力が増す時には
差動制限トルクTを高めることで(T。
+ T 2 ) 、左右駆動輪回転速度差ΔNrj2の
上昇を抑える。
また、左右駆動輪18.19が路面グリップ力を失い駆
動輪スリップが増大する時には差動制限トルクTを低く
することで(T、−T3)、左右駆動輪回転速度差△N
rJ2の上昇を抑える。
(ロ)パワースライド走行時 パワースライド走行時には、ドライバーがアクセルを踏
み込み操作を行ない駆動輪18.19の横滑りを利用し
て旋回する走行である為、左右駆動輪回転速度差ΔNr
J2は小さく、アクセル開度Aによる差動制限トルクT
2を主体として最終差動制限トルクTが決定される。
そして、アクセルペダルが踏み込まれるコーナの頂点で
は差動制限トルクTが大きくなり、内輪スリップが抑え
られ、アンダーステアからオーバステア(リバースステ
ア特性)に移行し、車両がドリフト状態に入る。
このドリフト状態では、アクセル開度Aに比例する差動
制限トルクT2から前後輪回転速度差へNfrに比例す
る差動制限トルクT3を減じて最終差動制限トルクTが
決定されることになる為、ドリフトコントロールが容易
となる。
即ち、駆動輪スリップが増大するにつれて駆動輪が路面
グリップ力を失いドリフトコントロールが難しくなる為
、駆動輪スリップに比例して差動制限トルクTを減らす
ことで、車両スピンを抑制してドリフトコントロールの
容易性を確保する。
(ハ)駆動輪スリップ発生時 ドライバーが加速意思を持ってアクセルを太き(踏み込
んだ場合であって(T I + T 2≧に1、または
、T2≧に2)、両路や雪路等の走行時のように路面摩
擦係数の影響で駆動輪スリップが発生したたり、パワー
スライド走行時に駆動トルクが過大であることで駆動輪
スリップが発生し、最終差動制限トルクTが減算補正で
設定値に3以下になった場合でも、差動制限制御回路5
0からは予め定めた一定値に4が最終差動制限トルク指
令値として出力される。
この為、低路面摩擦係数路走行時に駆動輪スリップの発
生によりドライバーがアクセルから足を離す操作を行な
っても、アクセルのオン、オフ操作前後での差動制限ト
ルクTに急激な変化はなく、差動制限トルクTがほぼゼ
ロから急激に高まり、車両のヨー挙動が大きくなるよう
な事態を回避出来るし、パワースライド走行時には、ド
ライバーの加速旋回意思が反映され、車両スピンを抑え
なからコーナを加速状態で抜けることが出来る。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では、アクチュエータとして、電磁比例
減圧バルブを示したが、開閉の電磁バルブ等を用い、制
御信号をデユーティ信号にして油圧制御を行なうような
例としてもよい。
また、実施例では、湿式多板摩擦クラッチにより差動制
限トルクを得る例を示したが、電磁クラッチ等地のクラ
ッチやブレーキ等により差動制限トルクを得るようにし
た例であってもよい。
更に、駆動輪スリップ情報として前後輪回転速度差を用
いた例を示したが、駆動輪スリップ率や駆動輪スリップ
比を用いても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の車両用差動制限制御
装置にあっては、クラッチ制御手段は、アクセル開度に
比例して増加する指令値と左右駆動輪回転速度差に比例
して増加する指令値との和を第1の成分とし、且つ、駆
動輪スリップに比例して増加する指令値を第2の成分と
し、前記第1の成分から第2の成分を減算補正した値を
最終差動制限トルク指令値とする手段であり、制御入力
情報としてアクセル開度と左右駆動輪回転速度差を持ち
、且つ、駆動輪スリップを抑制しながらの差動制限制御
が行なわれる為、あらゆる路面状況や運転状況でスピン
を誘発しにくいと共に、ドリフトコントロールを容易に
することが出来るという効果が得られる。
また、クラッチ制御手段は、アクセル開度に比例して増
加する指令値が設定値以上で且つ最終差動制限トルク指
令値が設定値以下の時には、予め定めた一定値を最終差
動制限トルク指令値とする手段である為、低路面摩擦係
数路走行時における車両のヨー挙動が大きくなるような
事態を回避出来るし、パワースライド走行時には、ドラ
イバーの加速旋回意思が反映され、車両スピンを抑えな
がらコーナを加速状態で抜けることが出来るという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用差動制限制御装置を示すクレー
ム概念図、第2図は本発明実施例装置の全体図、第3図
は実施例の油圧発生装置を含めた差動制限制御装置を示
す図、第4図は実施例装置の差動制限制御回路の具体的
なブロック図、第5図は実施例装置での差動制限制御作
動の流れを示すフローチャート図である。 l−・・差動制限クラッチ手段 2・・・検出手段 201・−・アクセル開度検出手段 202・・−左右駆動輪回転速度差検出手段203・・
・駆動輪スリップ検出手段 3・−・クラッチ制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)左右の駆動輪間に設けられ、外部からの制御力によ
    り締結される差動制限クラッチ手段と、所定の検出手段
    からの検出信号に基づいて差動制限トルクの増減制御を
    行なうクラッチ制御手段と、を備えている車両用差動制
    限制御装置において、前記検出手段として、アクセル開
    度検出手段と左右駆動輪回転速度差検出手段と駆動輪ス
    リップ検出手段とを含み、 前記クラッチ制御手段は、アクセル開度に比例して増加
    する指令値と左右駆動輪回転速度差に比例して増加する
    指令値との和を第1の成分とし、且つ、駆動輪スリップ
    に比例して増加する指令値を第2の成分とし、前記第1
    の成分から第2の成分を減算補正した値を最終差動制限
    トルク指令値とすると共に、前記アクセル開度に比例し
    て増加する指令値が設定値以上で且つ最終差動制限トル
    ク指令値が設定値以下の時には、予め定めた一定値を最
    終差動制限トルク指令値とする手段である事を特徴とす
    る車両用差動制限制御装置。
JP31465587A 1987-12-12 1987-12-12 車両用差動制限制御装置 Expired - Lifetime JP2629754B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008093535A1 (ja) * 2007-01-30 2008-08-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 車両用差動制限装置の制御装置

Cited By (3)

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WO2008093535A1 (ja) * 2007-01-30 2008-08-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 車両用差動制限装置の制御装置
JP2008184030A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toyota Motor Corp 車両用差動制限装置の制御装置
US8271177B2 (en) 2007-01-30 2012-09-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for vehicular differential limiting apparatus

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