JPH01155533A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH01155533A JPH01155533A JP31348187A JP31348187A JPH01155533A JP H01155533 A JPH01155533 A JP H01155533A JP 31348187 A JP31348187 A JP 31348187A JP 31348187 A JP31348187 A JP 31348187A JP H01155533 A JPH01155533 A JP H01155533A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光磁気相互作用によって情報ビット(磁区)
の読み出しを行う光磁気記録媒体に関わる。
の読み出しを行う光磁気記録媒体に関わる。
本発明は、第1及び第2の磁性膜より成り、両磁性膜の
温度に対する反転核発生磁場特性が所要の温度TSで上
下反転する特性を有し、両磁性膜に対する互いに異なる
外部磁場H3及びH2と、互いに異なる温度T1 及び
T2 の選択組合せ付与によって第1及び第2の磁性膜
に独立にそれぞれ情報の記録を行うことができるように
して全体として多値記録を可能にして高情報密度化を図
るようにした光磁気記録媒体である。
温度に対する反転核発生磁場特性が所要の温度TSで上
下反転する特性を有し、両磁性膜に対する互いに異なる
外部磁場H3及びH2と、互いに異なる温度T1 及び
T2 の選択組合せ付与によって第1及び第2の磁性膜
に独立にそれぞれ情報の記録を行うことができるように
して全体として多値記録を可能にして高情報密度化を図
るようにした光磁気記録媒体である。
て従来の技術〕
従来2つの磁性膜を用いて多値記録を行うことができる
ようにした光磁気記録媒体の提案がある(例えばダイジ
ェスト・オブ・インターマグ・コア77ランス(Dig
est of Intermag Conferenc
e)1986、 FCO5参照)。この場合、異なる波
長の2つのレーザーを用い、フォーカス深度を変えるこ
とにより所望の磁性膜の記録、消去を行うものであるが
、この場合、光学系が複雑になり、また媒体の膜厚、光
学定数等の制御が難しいなどの問題点がある。
ようにした光磁気記録媒体の提案がある(例えばダイジ
ェスト・オブ・インターマグ・コア77ランス(Dig
est of Intermag Conferenc
e)1986、 FCO5参照)。この場合、異なる波
長の2つのレーザーを用い、フォーカス深度を変えるこ
とにより所望の磁性膜の記録、消去を行うものであるが
、この場合、光学系が複雑になり、また媒体の膜厚、光
学定数等の制御が難しいなどの問題点がある。
さらにまた上述しt:2つの磁性膜を有する記録媒体に
よる場合、通常は3位記録ができるが、キュリー点の低
い方の磁性膜の情報を損なわずにキュリー点の高い方の
磁性膜の情報の記録及び消去を行うことが難しい。
よる場合、通常は3位記録ができるが、キュリー点の低
い方の磁性膜の情報を損なわずにキュリー点の高い方の
磁性膜の情報の記録及び消去を行うことが難しい。
本発明は、上述した諸問題を解決し容易確実に多値記録
及び消去、オーバライドを可能にした光磁気記録媒体を
提供する。
及び消去、オーバライドを可能にした光磁気記録媒体を
提供する。
本発明は、第1図に示すように例えば光透過性のガラス
基板、アクリル等のプラスチック基板等の基板(1)上
に、必要に応じて光干渉膜あるいは保護膜となる誘電体
膜(2)を介して膜面と垂直方向に磁化容易軸を有する
垂直磁化膜による第1の磁性膜(11)とこれの上に必
要に応じて中間誘電体膜(3)を介して同様の垂直磁化
膜による第2の磁性膜(12)を接層形成し、さらにこ
れの上に必要に応じてAN蒸着膜等の反射膜(4)と、
さらにこれの上に図示しないが必要に応じて表面保護膜
を被着して構成する。
基板、アクリル等のプラスチック基板等の基板(1)上
に、必要に応じて光干渉膜あるいは保護膜となる誘電体
膜(2)を介して膜面と垂直方向に磁化容易軸を有する
垂直磁化膜による第1の磁性膜(11)とこれの上に必
要に応じて中間誘電体膜(3)を介して同様の垂直磁化
膜による第2の磁性膜(12)を接層形成し、さらにこ
れの上に必要に応じてAN蒸着膜等の反射膜(4)と、
さらにこれの上に図示しないが必要に応じて表面保護膜
を被着して構成する。
そして、特に本発明においては、第1及び第2の磁性膜
(11)及び(12)が情報担持層としての機能を有す
るものであり、第1及び第2の磁性膜(11)及び(1
2)のキュリー温度をTC、及びTe3とし、室温をT
RTとするとき、TRT < Tc+ < Te3であ
って、かつ第1及び第2の磁性膜(11)及び(12)
のそれぞれの温度に対する反転核発生磁場H7が、第2
図にそれぞれ特性曲線(21)及び(22)に示すよう
に第1の磁性膜のキューり温度TCIより低い所要の温
度TSより低い温度において第1の磁性膜の反転核発生
磁場H71が、第2の磁性膜(12)の反転核発生磁場
Hf12より大で、上述した温度TSより高い温度で第
1の磁性膜の反転核発生磁場H7,が第2の磁性膜の反
転核磁場Hn2より小さい特性を有して成る。Sは、本
発明による光磁気記録媒体を全体として示す。
(11)及び(12)が情報担持層としての機能を有す
るものであり、第1及び第2の磁性膜(11)及び(1
2)のキュリー温度をTC、及びTe3とし、室温をT
RTとするとき、TRT < Tc+ < Te3であ
って、かつ第1及び第2の磁性膜(11)及び(12)
のそれぞれの温度に対する反転核発生磁場H7が、第2
図にそれぞれ特性曲線(21)及び(22)に示すよう
に第1の磁性膜のキューり温度TCIより低い所要の温
度TSより低い温度において第1の磁性膜の反転核発生
磁場H71が、第2の磁性膜(12)の反転核発生磁場
Hf12より大で、上述した温度TSより高い温度で第
1の磁性膜の反転核発生磁場H7,が第2の磁性膜の反
転核磁場Hn2より小さい特性を有して成る。Sは、本
発明による光磁気記録媒体を全体として示す。
そして、この光磁気記録媒体Sにおいて上述した温度T
Sより高い各温度T11及びT12間で第1の磁性膜(
11)についてのみ反転核発生を得ることができ、かつ
温度TSより低い各温度T21及びT22間で第1及び
第2の磁性膜(11)及び(12)の双方について反転
核を発生させることができない第iの外部磁場H1と、
上述した温度T l l及びT1゜間で第1及び第2の
磁性膜(11)及び(12)について反転核発生を得る
ことができ、かつ上述した温度T21及びT22間で第
2の磁性膜(12)についてのみ反転核発生を得ること
のできる第2の外部磁場H2とを選択的に印加すると共
に温度Tl+及びT12間の第1の温度T1 を与える
状態と、温度T21及び722間の第2の温度T2を与
える状態を変調されたレーザー光ビームの照射によって
選択的に与えて第1及び第2の磁性膜(11)及び(1
2)に選択的にそれぞれ情報例えば°′1−“′0”の
記録を行うことができるようにする。
Sより高い各温度T11及びT12間で第1の磁性膜(
11)についてのみ反転核発生を得ることができ、かつ
温度TSより低い各温度T21及びT22間で第1及び
第2の磁性膜(11)及び(12)の双方について反転
核を発生させることができない第iの外部磁場H1と、
上述した温度T l l及びT1゜間で第1及び第2の
磁性膜(11)及び(12)について反転核発生を得る
ことができ、かつ上述した温度T21及びT22間で第
2の磁性膜(12)についてのみ反転核発生を得ること
のできる第2の外部磁場H2とを選択的に印加すると共
に温度Tl+及びT12間の第1の温度T1 を与える
状態と、温度T21及び722間の第2の温度T2を与
える状態を変調されたレーザー光ビームの照射によって
選択的に与えて第1及び第2の磁性膜(11)及び(1
2)に選択的にそれぞれ情報例えば°′1−“′0”の
記録を行うことができるようにする。
本発明の光磁気記録媒体Sによれば、今例えばフェリ磁
性を示す希土類遷移金属合金により構成される両磁性膜
(11)及び(12)において遷移金属副格子磁化優勢
膜としてその遷移金属副格子磁化を第3図Aに示すよう
に第1及び第2の磁性膜(11)及び(12)中にそれ
ぞれ矢印をもって示すように垂直一方向の磁化状態図に
おいては下向きの状態とされている場合で、第2図に示
されるような上述した第1の温度T1が記録部において
与えられるように変調されたレーザー光を照射すると共
に梁H2の印加のもとにおいてその記録を行えば、第3
図已に示すように第1及び第2の磁性膜(11)及び(
12)の双方において磁化反転が生じ、それぞれ初期の
磁化方向とは逆向きの磁化にによ磁区B X 1及びB
112が形成され、それぞれ例えば情報“1”の記録
がなされる。
性を示す希土類遷移金属合金により構成される両磁性膜
(11)及び(12)において遷移金属副格子磁化優勢
膜としてその遷移金属副格子磁化を第3図Aに示すよう
に第1及び第2の磁性膜(11)及び(12)中にそれ
ぞれ矢印をもって示すように垂直一方向の磁化状態図に
おいては下向きの状態とされている場合で、第2図に示
されるような上述した第1の温度T1が記録部において
与えられるように変調されたレーザー光を照射すると共
に梁H2の印加のもとにおいてその記録を行えば、第3
図已に示すように第1及び第2の磁性膜(11)及び(
12)の双方において磁化反転が生じ、それぞれ初期の
磁化方向とは逆向きの磁化にによ磁区B X 1及びB
112が形成され、それぞれ例えば情報“1”の記録
がなされる。
また、第3図Aに示した初期の磁気記録媒体に対して第
2図に示す第1の温度T1 を記録部で得ることのでき
る変調されたレーザー光照射を第1の外部磁場H8印加
のもとに行うときは、第2図の特性から明らかなように
第1の磁性膜(11)についてのみ磁化の反転が生ずる
ことから第3図Cに示すように第1の磁性膜(11)に
ついてのみ磁化が反転して形成された磁区Bイ、すなわ
ち例えば1゛の記録がなされ、第2の磁性膜(12)に
は磁化反転が生じないすなわち例えば“O”の記録がな
される。
2図に示す第1の温度T1 を記録部で得ることのでき
る変調されたレーザー光照射を第1の外部磁場H8印加
のもとに行うときは、第2図の特性から明らかなように
第1の磁性膜(11)についてのみ磁化の反転が生ずる
ことから第3図Cに示すように第1の磁性膜(11)に
ついてのみ磁化が反転して形成された磁区Bイ、すなわ
ち例えば1゛の記録がなされ、第2の磁性膜(12)に
は磁化反転が生じないすなわち例えば“O”の記録がな
される。
また、第3図へに示す光磁気記録媒体に対して第2図に
示す第2の温度T2 を記録部に与えるように変調され
たレーザービーム照射を上述した第2の磁場H2の印加
のもlとで行ってその記録を行うときは、第2図より明
らかなように、第3図りに示すように第2の磁性膜(1
2)についてのみその記録部の磁化が反転されて形成さ
れた磁区B M 2が形成され、例えば1”の記録がな
され、第1の磁性膜(11)に関しては反転磁区が生じ
ることがなくしたがって例えば“0”の記録がなされる
。
示す第2の温度T2 を記録部に与えるように変調され
たレーザービーム照射を上述した第2の磁場H2の印加
のもlとで行ってその記録を行うときは、第2図より明
らかなように、第3図りに示すように第2の磁性膜(1
2)についてのみその記録部の磁化が反転されて形成さ
れた磁区B M 2が形成され、例えば1”の記録がな
され、第1の磁性膜(11)に関しては反転磁区が生じ
ることがなくしたがって例えば“0”の記録がなされる
。
さらにまた第3図Aに示した光磁気記録媒体;ご対して
第2図で示した上述の第2の温度T2 を)えるように
変調されたレーザー光照射を記録部に与えるように上述
の第1の磁場H0の印加のものに与えてその記録を行う
ときは第1及び第2の両磁性膜(11)及び(12)に
ついて磁化の反転がないことから、第3図Eに示すよう
に反転磁区の発生がなくすなわち第1及び第2の磁性膜
(11)及び(12)についてそれぞれ例えば“0”の
記録がなされることになる。
第2図で示した上述の第2の温度T2 を)えるように
変調されたレーザー光照射を記録部に与えるように上述
の第1の磁場H0の印加のものに与えてその記録を行う
ときは第1及び第2の両磁性膜(11)及び(12)に
ついて磁化の反転がないことから、第3図Eに示すよう
に反転磁区の発生がなくすなわち第1及び第2の磁性膜
(11)及び(12)についてそれぞれ例えば“0”の
記録がなされることになる。
このようにして両磁性膜(11)及び(12)のそれぞ
れに“1”’、 ”O”の組合せによる4 !it!の
記録がなされる。
れに“1”’、 ”O”の組合せによる4 !it!の
記録がなされる。
そして、このような記録の読み出しは、例えば第1図に
おいてその基板(1)側からのレーザー光照射によるカ
ー回転角によって検出する場合についてみると第4図に
読み出しの偏光面の位相状態を模式的に示すようにそれ
ぞれその第3図B−Eの状態に応じてそれぞれB−Eを
符して示すようにそれぞれ異なる回転角をもって取り出
すことができるので、これらの偏見面の回転角度を検出
することによって4値の情報の読み出しを行うことがで
きる。
おいてその基板(1)側からのレーザー光照射によるカ
ー回転角によって検出する場合についてみると第4図に
読み出しの偏光面の位相状態を模式的に示すようにそれ
ぞれその第3図B−Eの状態に応じてそれぞれB−Eを
符して示すようにそれぞれ異なる回転角をもって取り出
すことができるので、これらの偏見面の回転角度を検出
することによって4値の情報の読み出しを行うことがで
きる。
第1図に示すように光透過性の例えば平滑ガラス板上に
光重合膜(2P膜+photo polimeriza
tion膜)によってトラック溝が形成された基板(1
)上に、例えばSi、N、膜等によりなる誘電体膜(2
)を被着し、これの上に光透過性を有して厚さ50〜3
00人の第1の磁性膜(11)を被着し、さらに513
N4 膜等の中間誘電体膜(3)を必要に応じて被着し
、これの上に第2の磁性膜(12)を被着形成し、これ
の上に例えばA1よりなる反射膜(4)とさらにその上
に必要に応じて保護膜(図示せず)を形成する。各膜(
11)(3)(12)及び(4)はそれぞれマグネトロ
ンスパッタ装置等による連続スパッタリングあるいは連
続蒸着によって形成し得る。
光重合膜(2P膜+photo polimeriza
tion膜)によってトラック溝が形成された基板(1
)上に、例えばSi、N、膜等によりなる誘電体膜(2
)を被着し、これの上に光透過性を有して厚さ50〜3
00人の第1の磁性膜(11)を被着し、さらに513
N4 膜等の中間誘電体膜(3)を必要に応じて被着し
、これの上に第2の磁性膜(12)を被着形成し、これ
の上に例えばA1よりなる反射膜(4)とさらにその上
に必要に応じて保護膜(図示せず)を形成する。各膜(
11)(3)(12)及び(4)はそれぞれマグネトロ
ンスパッタ装置等による連続スパッタリングあるいは連
続蒸着によって形成し得る。
実施例1
第1の磁性膜り11)としてT b F e CO合金
磁性膜を厚さ90人に被着形成した。これの上に第2の
磁性膜(12)として第1の構成層と第2の構成層とが
磁気的に交換結合された2層構造を有し、両者の合成的
特性が第2図に示す曲線(22)が得られるようにした
磁性膜によって形成する。この第2の磁性膜(12)の
2層構造による第1の構成層としては例えばG d T
Lt F e C0合金膜を100人に、また第2の
構成層として7 b F 6合金膜を80人に被着した
、また、これら第1及び第2の構成層よりなる第2の磁
性膜(12)上に反射膜(4)としてAl膜を被着した
。このような構造による光磁気媒体において線速度8.
釦/sec 。
磁性膜を厚さ90人に被着形成した。これの上に第2の
磁性膜(12)として第1の構成層と第2の構成層とが
磁気的に交換結合された2層構造を有し、両者の合成的
特性が第2図に示す曲線(22)が得られるようにした
磁性膜によって形成する。この第2の磁性膜(12)の
2層構造による第1の構成層としては例えばG d T
Lt F e C0合金膜を100人に、また第2の
構成層として7 b F 6合金膜を80人に被着した
、また、これら第1及び第2の構成層よりなる第2の磁
性膜(12)上に反射膜(4)としてAl膜を被着した
。このような構造による光磁気媒体において線速度8.
釦/sec 。
周波数2.5%IHz、第1の外部磁場HI=200
(Oe)、第2の外部磁場H2= 900 (Oe)
とし、第1の温度T+を得るためのレーザー光のパワ
ーP +*ec =5.7m w 。
(Oe)、第2の外部磁場H2= 900 (Oe)
とし、第1の温度T+を得るためのレーザー光のパワ
ーP +*ec =5.7m w 。
第2の温度T2 を得るレーザー光パワーP2Rec−
3、l+nWとし、消去のためのレーザー光パワーPI
E=6.5mW及びP、、=4.QmWの条件下で第3
図Aに説明した初期状態(未記録状態)から第3図B〜
Dに示す各状態を得ることができ、これら各状態間のい
ずれの状態間における遷移でもそのキャリアノイズ比C
/Nは40dB以上得られた。
3、l+nWとし、消去のためのレーザー光パワーPI
E=6.5mW及びP、、=4.QmWの条件下で第3
図Aに説明した初期状態(未記録状態)から第3図B〜
Dに示す各状態を得ることができ、これら各状態間のい
ずれの状態間における遷移でもそのキャリアノイズ比C
/Nは40dB以上得られた。
尚、通常一般の単一磁性膜による光磁気記録媒体は、第
3図及び第4図で説明したB及びEの状態間の遷移によ
るものであるので、その再生信号量は大でC/Nを大き
くとれるに比し、本発明では、読み出しの偏向面の回転
角、つまり信号量は第4図にみられるように、その1/
3シか得られない場合が生ずることになるので、各状態
B−Eの状態を判別し得るために、情報ビットすなわち
磁区の最短長を長くする必要が生じるが、このような状
態で高密度記録を行うためには、例えばCAV方式の場
合は、そのビット長の短い内周部分では第3図の状態B
と状態Eのみの2値記録を行い、高いC/Nが得られる
内周部及び外周部では上述の状態B−Eの4値で記録を
行うという方法をとることもできる。
3図及び第4図で説明したB及びEの状態間の遷移によ
るものであるので、その再生信号量は大でC/Nを大き
くとれるに比し、本発明では、読み出しの偏向面の回転
角、つまり信号量は第4図にみられるように、その1/
3シか得られない場合が生ずることになるので、各状態
B−Eの状態を判別し得るために、情報ビットすなわち
磁区の最短長を長くする必要が生じるが、このような状
態で高密度記録を行うためには、例えばCAV方式の場
合は、そのビット長の短い内周部分では第3図の状態B
と状態Eのみの2値記録を行い、高いC/Nが得られる
内周部及び外周部では上述の状態B−Eの4値で記録を
行うという方法をとることもできる。
また、本発明による光磁気記録において、その外部磁場
を信号に応じて−H2,H+’、 H+、 H2の4レ
ベルに変調し、レーザーパワーも2値に変調することに
より、第3図及び第4図で説明した状態B−Eの4状態
間のオーバーライドを行うことができる。
を信号に応じて−H2,H+’、 H+、 H2の4レ
ベルに変調し、レーザーパワーも2値に変調することに
より、第3図及び第4図で説明した状態B−Eの4状態
間のオーバーライドを行うことができる。
上述したように本発明による光磁気記録媒体によれば、
2つの磁性膜(11)及び(12)の積層構造によって
4値情報の記録を行うことができるものであるが、この
場合に異なる複数の外部磁場と温度との組合せによって
多値情報の記録を行うようにしたので、冒頭に述べた従
来方法におけるように選択的に異なる波長のレーザー光
によって異なる磁性層について情報の記録を行う場合に
おける光学系、膜厚、光学定数等による制約を回避でき
、記録再生を簡潔な構造及び方法によって確実に行うこ
とができる。
2つの磁性膜(11)及び(12)の積層構造によって
4値情報の記録を行うことができるものであるが、この
場合に異なる複数の外部磁場と温度との組合せによって
多値情報の記録を行うようにしたので、冒頭に述べた従
来方法におけるように選択的に異なる波長のレーザー光
によって異なる磁性層について情報の記録を行う場合に
おける光学系、膜厚、光学定数等による制約を回避でき
、記録再生を簡潔な構造及び方法によって確実に行うこ
とができる。
第1図は本発明による光磁気記録媒体の一例の構成図、
第2図はその各磁性層の温度に対する反転核発生磁場特
性曲線図、第3図A−Eはその記録状態の説明図、第4
図は偏光面の回転角による読み出し態様の説明図である
。 (11)及び(12)は第1及び第2の磁性膜、Sは本
発明による光磁気記録媒体である。 木登B月1:よ5た1ば1気xlt東大幕伽−分“1−
利4へ4n第1図 5墓度−反転桟登−場持吐曲緯、 t ;甲可::′ 第3図 上 τに軒数り更し様っi見明力 第4図 屹
第2図はその各磁性層の温度に対する反転核発生磁場特
性曲線図、第3図A−Eはその記録状態の説明図、第4
図は偏光面の回転角による読み出し態様の説明図である
。 (11)及び(12)は第1及び第2の磁性膜、Sは本
発明による光磁気記録媒体である。 木登B月1:よ5た1ば1気xlt東大幕伽−分“1−
利4へ4n第1図 5墓度−反転桟登−場持吐曲緯、 t ;甲可::′ 第3図 上 τに軒数り更し様っi見明力 第4図 屹
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 それぞれ情報担持層となる第1及び第2の磁性膜が積層
されて成り、 上記第1及び第2の磁性膜のキュリー温度をT_C_1
及びT_C_2とし、室温をT_R_Tとするとき、T
_R_T<T_C_1<T_C_2であって、かつ上記
第1及び第2の磁性膜は、上記キュリー温度T_C_1
より低い所要の温度T_Sより低い温度において上記第
1の磁性膜の反転核発生磁場H_n_1が、上記第2の
磁性膜の反転核発生磁場H_n_2より大で、上記温度
T_Sより高い温度において上記磁場H_n_1が上記
磁場H_n_2より小さい特性を有して成り、 上記温度T_Sより高い各温度T_1_1及びT_1_
2間で上記第1の磁性膜についてのみ反転核発生を得る
ことができ、かつ上記温度T_Sより低い各温度T_2
_1及びT_2_2間で上記第1及び第2の磁性膜の双
方ともに反転核を発生させることのできない第1の外部
磁場H_1と、上記温度T_Sより高い上記各温度T_
1_1及びT_1_2間で上記第1及び第2の磁性膜に
ついて反転核発生を得ることができ、かつ上記温度T_
Sより低い温度T_2_1及びT_2_2間で上記第2
の磁性膜についてのみ反転核発生を得ることのできる第
2の外部磁場H_2とを選択的に印加すると共に、上記
温度T_1_1及びT_1_2間の第1の温度T_1を
与える状態と、上記温度T_2_1及びT_2_2間の
第2の温度T_2を与える状態との選択によって、上記
第1及び第2の磁性膜にそれぞれ記録を行うことができ
るようにした光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31348187A JPH01155533A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31348187A JPH01155533A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155533A true JPH01155533A (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=18041824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31348187A Pending JPH01155533A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01155533A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0410256A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-14 | Nec Corp | 光磁気記録媒体および光磁気記録方法 |
JPH0676390A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-03-18 | Nec Corp | 光磁気記録媒体および光磁気記録方法 |
EP0762410A1 (en) * | 1994-05-10 | 1997-03-12 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetooptical recording medium, and method and apparatus for recording/reproduction |
WO1999039341A1 (fr) * | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Hitachi Maxell, Ltd. | Support d'enregistrement optomagnetique, procede de reproduction associe et dispositif de reproduction associe |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31348187A patent/JPH01155533A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0410256A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-14 | Nec Corp | 光磁気記録媒体および光磁気記録方法 |
JPH0676390A (ja) * | 1992-07-10 | 1994-03-18 | Nec Corp | 光磁気記録媒体および光磁気記録方法 |
EP0762410A1 (en) * | 1994-05-10 | 1997-03-12 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magnetooptical recording medium, and method and apparatus for recording/reproduction |
EP0762410A4 (en) * | 1994-05-10 | 1998-01-07 | Hitachi Maxell | MAGNETOOPIC RECORDING MEDIUM, RECORDING AND PLAYBACK METHOD AND DEVICE |
WO1999039341A1 (fr) * | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Hitachi Maxell, Ltd. | Support d'enregistrement optomagnetique, procede de reproduction associe et dispositif de reproduction associe |
US6633514B1 (en) | 1998-01-30 | 2003-10-14 | Hitachi Maxell, Ltd. | Magneto-optical reproducing method using a plural of different reproducing beams |
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