JPH01154910A - 軟弱地盤の覆土方法 - Google Patents

軟弱地盤の覆土方法

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JPH01154910A
JPH01154910A JP31375087A JP31375087A JPH01154910A JP H01154910 A JPH01154910 A JP H01154910A JP 31375087 A JP31375087 A JP 31375087A JP 31375087 A JP31375087 A JP 31375087A JP H01154910 A JPH01154910 A JP H01154910A
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soft ground
sheet
sand
frame
box frame
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Motoo Fujii
藤井 基夫
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Toa Corp
Toray Engineering Co Ltd
Kojimagumi Co Ltd
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Toa Corp
Toyo Construction Co Ltd
Kojimagumi Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、軟弱な地盤を均等な厚さの砂層で覆うための
覆土方法に関し、特に、海底に堆積した有害な汚泥の表
面を砂層で覆い、海域の活性化を図る目的に用いて好適
な軟弱地盤の覆土方法に関する。
(2)従来の技術 東京溝、大阪溝、伊勢湾等の大都市圏を周辺に持つ湾内
には、長年にわたって工場排液や生活排水が大量に流入
したために、有機物等を大量に含む有害な汚泥が堆積し
た、いわゆる死滅海域が広範囲に形成されており、種々
の公害の原因となっている。また、養殖漁場においても
、魚糞や餌粕による海底汚染によって養殖魚の成育不良
や死滅等の損害が発生している。
上述のような海底に堆積した有害な軟弱地盤に起因する
死滅海域を活性化してその再利用を図るための工法とし
て、軟弱地盤の表面に砂を散布して均一な砂層を形成し
、汚泥等を内部に封じ込める方法が知られている。この
工法は、作業船から海底に向けてパイプを延出させ、水
を加えてスラリー状とした砂をポンプで圧送することに
よって前記パイプの先端から海底へ投下し、同時に作業
船を微速で往復運行させながら作業海域の海底の全面を
砂で覆うようにしたものである。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記従来の方法では、作業船の移動速度
や移動径路を精密にコントロールすることが困難である
だけでなく、水深の変化によってパイプの先端と海底の
距離を一定に保つことが困難であるため、広大な作業海
域の海底の全面にわたって均一な厚さに砂層を形成する
ことは事実上不可能であった。このために、しばしば砂
層に切れ目が生じてそこから汚泥が流出したり、−ケ所
に大量の砂が投下されて周囲の汚泥を巻上げてしまうと
いう問題点が生じるだけでなく、軟弱地盤の含水比が高
い場合には、投下された砂が軟弱地盤の表層に留まらず
にその内部に沈下してしまい、充分な効果が得られない
という問題点も生じていた。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであって、
その目的は軟弱地盤の表面に均一な厚さで切れ目無く砂
層を形成することができ、しかも、その砂層が軟弱地盤
の内部に沈下することを確実に防止できる軟弱地盤の覆
土方法を提供することである。
B1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明の軟弱地盤の覆土方
法は、格子状の壁体によって上下が開放した多数の小室
に仕切られた箱枠をシート上に載置するとともに、この
シートによって下面を閉塞された小室内に砂を保持させ
た状態で前記箱枠とシートを一体に吊持して軟弱地盤上
に降下接地させた後、前記シートを解放して該シートと
砂を軟弱地盤上に残置させ、箱枠のみを引上げることを
特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明の軟弱地盤の覆土方法は、広
げたシート上に格子状の壁体によって多数の小室に仕切
られた箱枠を載置し、その上方から砂を供給することに
より、各小室内に砂を保持させる。次に、このシートと
箱枠を内部に砂を保持した状態で吊り上げ、軟弱地盤上
に降下接地させる。続いてシートを箱枠から切離してこ
の箱枠を上方に引上げると、砂は自重によって各小室が
ら下方に分離し、シー1−とともに軟弱地盤上に層状に
残置する。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明による軟弱地盤の覆土方法
の一実施例について説明する。
第1図に示すように、箱枠Fは4本の同長のアングル材
を四隅において溶接して形成した略正方形の外枠1を有
しており、その内部は複数の帯材を格子状に組合わせた
壁体2によって多数の小室3に仕切られている。そして
、この箱枠Fは外枠1の上面に固着された複数個の吊環
4によって吊持されるようになっている。
上記箱枠Fが載置されるシートSは、箱枠Fの外形寸法
より若干大きい略正方形の帆布5を多数のロープ6を縦
横に縫着することによって補強したものであり、このロ
ー16の両端は帆布5の外縁を越えて延びており、その
先端にはシートSを吊持するための係止環7が固着され
ている。
上述のように構成された箱枠FとシートSを吊持する吊
枠Hは、4本の補強材8で補強された正方形の外枠9を
有しており、この外枠9の四隅に溶着された補強板】0
に固着された吊環11には4本のワイヤー12の一端が
固着されている。そして、」−記ワイヤー12の他端は
継手13によって束ねられて鋼索14の下端に結合され
ている。
一方、前記外枠9からは多数のメインロープ15゜15
′ を介して多数の鉤状の係止具16が吊下げられてお
り、この係止具16を前記シートSの係止環7に引掛け
ることによりシートSを吊下げるようになっている。こ
れ等のメインロープ15゜15′のうち、前記箱枠Fの
吊環4に対応する複数本のメインロー115′は二叉に
枝分れしており、その先端に取付けた吊具17を吊環4
に係止することによってシー+−Sと共に箱枠Fを吊下
げるようになっている。
更に、前記吊枠Hの外側には、それよりやや大型の補助
枠H′が鋼索18、継手19、ワイヤー20を介して吊
下げられており、この補助枠H′に一端を固着した複数
本の補助ロー121の他端は、前記係止具16の中間に
結着されている。
次に、第2〜5図に基づいて前述の構成を備えた本発明
による軟弱地盤の覆土方法の一実施例の作用について説
明する。
第2図に示すように、作業船の甲板P上にシートSを広
げてその上部に箱枠Fを載置した後、グラブハケッ)G
によって箱枠F内に砂aを投入する。次に、投入された
砂aを均して各小室3内に均等な厚さに砂aが保持され
た状態としておく。
この様にしてセントされたシートSと箱枠Fの対を複数
段積み重ねておくと、限られた作業船の甲板のスペース
を有効に活用でき、作業の効率化を図ることができる。
次に、吊枠Hと補助枠H′を鋼索14.18を介して図
示せぬクレーンで吊り上げ、吊枠Hの外枠9に設けた多
数のメインロープ15,15’ の先端の係止具16を
対応するシー1〜Sの係止環7に係止するとともに、三
叉のメインロー115′に取付けた吊具17を箱枠Fの
複数の吊環4に係止する。この様にして作業船から吊上
げられたシートSと箱枠Fは海中に沈められ、第3図に
示すように、海底の軟弱地盤す上にゆっくりと接地され
る。この時、予め潜水夫を海中に待機させ、軟弱地盤す
上に目印の杭を打込んでおくことにより、作業を正確に
行うことができる。
続いて、第4図に示すように、メインローブ15.15
’を若干弛めた状態で補助枠H′のみを鋼索18を介し
て引上げると、この補助枠H′に取付けられた補助ロー
プ21が上方に引かれ、係止具16が回動してシートS
の係止環7から離脱する。
この状態で、吊枠Hと補助枠H′を上方に引上げると、
第5図に示すように、箱枠Fのみが複数本のメインロー
115′に取付けられた吊具17を介して吊上げられ、
シートSと砂aはそのまま軟弱地盤す上に残置する。こ
の時、隣接して接地したシートSのロープ6を潜水夫に
よって互いに結束しておけばシートSが位置ずれを起す
ことが無く、軟弱地盤す中の汚泥をより効果的に封じ込
めることができる。
以上、本発明による軟弱地盤の覆土方法の方法の実施例
を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱す
ることなく、種々の小設計変更を行うことが可能である
例えば、シートを吊枠から分離させるための機構として
は、シートに取付けた係止環に係合する鉤状の係止具を
補助ロープによって離脱させるものに限らず、遠隔操作
が可能なものであれば適宜選択可能である。また、吊枠
と補助枠は必ずしも別体に形成する必要は無く、補助枠
を吊枠に対して上下摺動自在に支持させておけば操作性
を一層向上させることができる。更に、箱枠を吊持する
ための吊具に外れ止め機構を有するものを用いれば、シ
ートの分離操作時に誤って箱枠と吊具の保合が外れてし
まう事故を未然に防止することができる。
なお、前述の実施例は海底の軟弱地盤の覆土に関するも
のであるが、本発明の方法は湖沼や河川においても適用
可能であることは言うに及ばず、陸上の湿原等の軟弱地
盤の覆土作業に用いても好適なものである。
C9発明の効果 前述の本発明の軟弱地盤の覆土方法によれば、シート上
に内部を多数の小室に仕切った箱枠を載置し、この小室
内に砂を保持させた状態でシートと箱枠を一体で吊上げ
て軟弱地盤上に降下接地させ、然る後にシートと砂のみ
を軟弱地盤上に残して箱枠を引上げるようにしたので、
一定の厚さの砂層を切れ目無く形成することが可能であ
るだけでなく、作業中に軟弱地盤中の汚泥が周囲に拡散
することが確実に防止され、公害の発生が伴わない覆土
作業が可能となる。しかも軟弱地盤と砂層の間にシート
が介在することにより、含水率が極めて高い超軟弱地盤
の場合においても、砂層が軟弱地盤中に沈下することが
無く、覆土による効果が一層確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による軟弱地盤の覆土方法の一実施例に
用いる装置の全体斜視図、第2図は箱枠−13= 内に砂を投入する状態を示す図、第3図はシートと箱枠
を軟弱地盤上に接地させた状態を示す図、第4図は係止
具の離脱操作を示す図、第5図は砂層によって軟弱地盤
を覆土した状態を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]格子状の壁体(2)によって上下が開放した多数
    の小室(3)に仕切られた箱枠(F)をシート(S)上
    に載置するとともに、このシート(S)によって下面を
    閉塞された小室(3)内に砂(a)を保持させた状態で
    前記箱枠(F)とシート(S)を一体に吊持して軟弱地
    盤(b)上に降下接地させた後、前記シート(S)を解
    放して該シート(S)と砂(a)を軟弱地盤(b)上に
    残置させ、箱枠(F)のみを引上げることを特徴とする
    、軟弱地盤の覆土方法。 [2]補助ロープ(21)によって解放可能な係止具(
    16)を介して、シート(S)の外周に取付けたロープ
    (6)の先端に設けた係止環(7)を吊持する、特許請
    求の範囲第[1]項記載の軟弱地盤の覆土方法。 [3]軟弱地盤(b)上に接地した隣接するシート(S
    )のロープ(6)を互いに結束する、特許請求の範囲第
    [2]項記載の軟弱地盤の覆土方法。 [4]シート(S)がロープ(6)で補強された帆布(
    5)より成る、特許請求の範囲第[1]項記載の軟弱地
    盤の覆土方法。
JP62313750A 1987-12-11 1987-12-11 軟弱地盤の覆土方法 Expired - Lifetime JPH0617568B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112290U (ja) * 1974-07-15 1976-01-29
JPS5140375A (ja) * 1974-08-03 1976-04-05 Bayer Ag Haishutsuekinoshorihoho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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