JPH011548A - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JPH011548A
JPH011548A JP62-157427A JP15742787A JPH011548A JP H011548 A JPH011548 A JP H011548A JP 15742787 A JP15742787 A JP 15742787A JP H011548 A JPH011548 A JP H011548A
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memory
printing
signal
line
data
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JP62-157427A
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Inventor
真鍋 吉晴
Original Assignee
株式会社リコー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は静止画の記録に好適なビデオプリンタに関する
(従来技術) ビデオ信号を走査線複数本分メモリに記憶してからこれ
を読み出してサーマルヘッドで印字するという動作を複
数回繰返して1フレームの印字記録を行うビデオプリン
タにおいては一回の印字終了後に次回の印字のために行
うビデオ信号の記憶に長い時間が費やされ、サーマルヘ
ッドの菩熱のレベルが印字・改行時と異なって低くなる
。ビデオ信号をメモリに記憶する時間は同じく駆動モー
タが停止している1ライン印字時間より長いため、駆動
モータと転写紙g動用ローラとを連結するギアのバック
ラッシュ及びガタ、プラテンローラに使用されている弾
性体の復元力の効きぬが大きく、駆シjモークのl東動
方向と逆の方向に転写紙を戻す作用が大きく発生して無
印字領域を発生させてしまう。故に記憶→印字→記憶・
・・のサイクル毎に白すしが発生してしまう。またビデ
オ信号の記憶時間は奇数/偶数フィールドを記憶する時
間と、ソフト的に行われるモード切換時間があるため、
印字完了まで非常に長い時間を要していた。
(目 的) 本発明は上記欠点を除去し、白すしの発生防止及び印字
時間の短縮を計ることが出来るビデオプリンタを提供す
ることを目的とする。
(構 成) 本発明は多数の記録素子を一列に配置した記録ヘットを
有しビデオ信号を1ラインずつ記録するビデオプリンタ
において、設定した記録すべき走査線より所定本数を第
1フィールドと第2フィールド共に同本数ずつアナログ
/デジタル変換してメモリに記憶し、1ラインの印字記
゛録は指定したフィールドの走査線1本を濃度階調が得
られるようにエネルギー印加回数を分けて行い1次に印
字ラインを改行して他方のフィールドの走査線1本を記
録し、この各フィールドの走査線1本ずつの印字記録を
所定本数分繰返してこの印字の間に所定本数進めた走査
線より所定本数を第1フィールドと第2フィールド共に
同本数アナログ/デジタル変換して他方のメモリに記憶
し、上記所定本数分の印字記録後に続けて他方のメモリ
の情報を印字記録し、この記憶及び印字記録を繰返して
行うことにより多階調の1フレーム印字画面を得ること
を特徴とする。
以下図面を参照しながら本考案の実施例を説明する6 第6図は本考案の一実施例の機構部を示す。
プラテンローラ11はステッピングモータからなる往復
駆動モータ12の出力軸12aに固着された受容紙往復
駆動部材を構成するフィードローラ13.L4の駆動側
13にギヤ列15.ベルトなどの適宜の伝達手段を介し
て連結されており、同一の駆動源にてプラテンローラ1
1とフィードローラ対13.14とが回転されるように
しである。サーマルヘッドよりなる記録ヘッド16は軸
17に回転可能に支承されて加圧スプリング18により
反時計方向の回動習性が与えられ、プラテンローラ11
に対して接離可能に設けられている。プラテンローラ1
1と記録ヘッド16との接合部分Aにはインクシート1
9と受容紙2゜が介在されることになるが、インクシー
ト19はインクシート供給部2Iとインクシート巻取部
22とに架設されている。インクシー1ル巻取部22は
インクシート巻取用直流モータ23にて駆動され、また
所定の巻取力を越える負荷が加わった時にインクシート
19にたるみがない状態で巻取停止となる機構を有して
いる。この機構は例えばすベリクラッチを用いてインク
シート巻取部22の巻取軸と直流モータ23の出力軸と
の間をこのすベリクラッチで連結し、所定の負荷以上は
すべりクラッチにてすべらせてインクシート19の張架
を保たせる。なおインクシート巻取部22は逆転防止用
のラチェット機構を有している。受容紙20は給紙ロガ
イド板24により案内され、フィードローラ対13.1
4で上記接合部分Aに送り出され、紙端センサ25で検
出されるまで受容7氏ガイド板26に沿って搬送される
。サーマルヘッド16のプラテンローラ11側への加圧
及び圧解除は加圧ソレノイド27により制御され、この
加圧ソレノイド27によりリンク28を介して圧解除レ
バー回転軸29に支承されている圧解除レバー30上の
圧解除コロ31が接合部分Aに出し入れされる。通常は
圧解除スプリング32により圧解除レバー30が引張さ
れて圧解除コロ31が接合部分Aに呼び込まれており、
サーマルヘッド16が圧解除コロ31により圧解除方向
に持ち上げられて圧解除状態となる。圧解除コロ31は
コロとしているが、この部分はサーマルヘッド16にコ
ロを持たせてこれと当接させ、あるいは非常にすべりの
良いテフロンコート等の低摩擦手段を設計に応じて用い
ろことが出来る。サーマルヘッド16の加圧時は加圧ソ
レノイド27に通電されてそのプランジャーが吸引され
ることにより圧解除レバー30が回動し、圧解除コロ3
1が接合部分Aから離脱する。これにより加圧スプリン
グ18の作用でサーマルヘッド16が回動してプラテン
ローラ11に加圧する。この加圧力は加圧スプリング1
8で調整できるが、加圧状態では直流モータ23を駆動
していてもインクシート巻取部22はインクシート19
を巻取れず、インクシート19は張架状態となる。イン
クシートセンサ33はインクシート19上の黒帯を検知
し、またインクリボン分離ローラ34が接合部分Aとイ
ンクシート巻取部22との間に設けられている。
第1図はこの実施例の回路構成を示す。
外部から入力されたカラーテレビジョン等のコンポジッ
トビデオ信号は映像信号と同期信号が分離され、この分
離は同期分離で行われる。映像信号はRGBデコーダ4
Iにより映像信号のR(赤)。
G(緑)、B(青)の3色成分が分離され、同期分離回
路42により垂直同期信号と水平同期信号が分離される
。RGBデコーダ41からの映像信号の各色成分は色切
換スイッチ43にてマイクロコンピュータ44の指示に
従って必要な色成分が切換えられてアナログ/デジタル
変換器45に送られ、ここでクロック発生回路46から
送られてくる副搬送波の3倍以上のサンプリング周波数
に設定されたビデオクロックに従って所定ビット数に量
子化される。このアナログ/デジタル変換器45からの
ビデオデータはデータ切換スイッチ47がメモリコン1
−ロール回路48にてメモリ書き込み側に切換えられて
いる時にデータ切換スイッチ47を通ってメモリ49.
50のうちの指定された方のメモリに記憶される。ビデ
オデータがメモリに所定量格納されて次にサーマルヘッ
ド16にて記録するためにメモリコン1〜ロール回路4
8がデータ切換スイッチ47をデータ読み出し側に切換
えると、そのメモリの記憶データがデータ切換スイッチ
47を経て色変換/γ補正回路51へ送られる。この色
変換/γ補正回路51ではデータ切換スイッチ47から
のR,G、Bの3原色のデータをRデータはC(シアン
)のデータ、GデータはM(マゼンダ)のデータ、Bデ
ータはY(イエロー)のデータというように記録色のデ
ータに変換し、更にこのデイスプレィ用にγ補正されて
いたデータを印字用γ補正にて印字再現良好なデータに
変換する。データ変換回路52は二不ルギーによる濃度
階調を得るための階調コンバータを含み、色変換/γ補
正回路51からの所定ビットの並列データをサーマルヘ
ッド16の発熱体分のシリアルデータに変換する。この
シリアルデータは論理変換回路53で必要に応じてイン
バートされ、サーマルヘッド16に送られる。この場合
シリアルデータは印字時にタロツク発生回路46から出
力される印字クロックに従ってサーマルヘッド16内の
シフトレジスタに転送される。その後サーマルヘッド1
6はマイクロコンピュータ44からラッチ信号が内1藏
のラッチに送られてきてこのラッチにシフトレジスタの
データを確定し、マイクロコンピュータ44からのスト
ローブパルスによりラッチ内データを各発熱体駆動回路
に送って個々の発熱体をデータに従って駆動することに
よって受容紙20にインクシート19の色でデータを記
録させる。
一方、同期分離回路42ではコンポジットビデオ信号か
らコントロール用として水平同期信号、垂直同期信号を
同期分離するが、この水平同期信号。
垂直同期信号よりフィールド判定回路54が奇数(第1
)フィールドか偶数(第2)フィールドかを判定する。
このフィールド判定回路54の判定出力はモード切換ス
イッチ55.56を介して各フィールド用に割り付けし
たメモリ49又は50内のメモリを選択し、またマイク
ロコンピュータ44はフィールド判定回路54の奇数フ
ィールド判定時にその判定出力の状態変化するエツジを
検出して奇数フィールド優先の処理を行う。
メモリ49.50へのデータ書き込み/読み出しにはア
ドレス設定が必要であるが、そのアドレスは水平アドレ
スと垂直アドレスとする。そしてアドレスの下位側は1
本の走査線をビデオクロックで分解した量のデータを記
憶できるアドレス分を水平アドレスとし、アドレスの上
位側は走査線の本数を記憶できるアドレス分を垂直アド
レスとする。実際のアドレス設定としては垂直アドレス
は同期分離回路42からの水平同期信号の数をカウント
する垂直アドレスカウンタ57で設定し、水平アドレス
はクロック発生回路46からモード切換スイッチ55゜
56を介して入力されるビデオクロyりの数をカウント
する水平アドレスカウンタ58又は59でメモリ49又
は50の水平アドレスとして設定する。水平アドレスカ
ウンタ58 、59は水平アドレススタート回路60に
て同期分離回路42からの水平同期信号をもとに発せら
れるスタート信号がモード切換スイッチ55.56を介
して入力されることによりカウントを開始し、垂直アド
レスカウンタ57は垂直アドレススタート回路61にて
同期分離回路42からの水平同期信号と垂直同期信号を
もとにして垂直同期信号以後の水平同期信号の数が別に
設定されたスタート開始基僧との比較結果で一致したと
きに発せられるスタート信号によりカラン1−を開始す
る。
メモリの記憶容量が走査線数本分しかない場合は1フレ
ームの記録にはメモリの複数回の記憶/読み出しを操り
返す必要があり、その為に上記スタート開始ノ、い′<
1!の基準値変更用信号を必要とする。本実施例では基
準値変更用信号と、その変更した基準値をクリアしてス
タート時の基準値に戻すクリア信号とをマイクロコンピ
ュータ44から垂直アドレススタート回路61に入力し
、複数回のデータ記憶/印字記録を行って1フレームの
ハードコピーを得る。その方法としてはメモリ49にビ
デオデータを一度記憶し、このビデオデータをメモリか
ら読み出して印字記録している最中にメモリ50に次の
所定走査線分のビデオデータを記憶し、メモリ50から
ビデオデータを読み出して印字記録する最中にメモリ4
9に更に次の所定走査線分のビデオデータを記憶すると
いう動作を繰り返すから、基準値変更用信号はビデオデ
ータを記憶するメモリを切り換えるのに合わせて垂直ア
ドレススタート回路61に入力される。
メモリ49.50のデータ記憶/読み出しのコントロー
ルはメモリコントロール回路48にて行い、メモリコン
トロール回路48は垂直アドレスカウンタ57と水平ア
ドレスカウンタ58 、59の情報とマイクロコンピュ
ータ44より出される記憶/読み出しを切換えるための
モード切換信号にてメモリ49又は50の書き込みをコ
ントロールするとともにデータバスを書き込みか読み出
しに切換える働きを持っている。尚マイクロコンピュー
タ44からのモード切換信号はデータバスとメモリ49
又は50との接続を選択するデータ切換スイッ+47も
制御している。
データ記憶は以上のように行われる。
次に印字記録について説明する。印字記録ではデータ記
憶時に使用したフィールド判定回路54゜水平アドレス
スタート回路60.垂直アドレススタート回路61.垂
直アドレスカウンタ57を使用せず、これらの出力信号
に相当する信号をマイクロコンピュータ44より出力し
てモード切換スイッチ55,56を経て最終的にメモリ
49又は50の選ばれた側の読み出しコントロールを行
う。メモリコントロール回路48はデータ切換スイッチ
47で指定された側のメモリを印字側に切換える。クロ
ック発生回路46は同期分離回路42からの水平同期信
号によりビデオクロックの発生が制御され、マイクロコ
ンピュータ44からの印字クロックスタート信号により
印字クロックの発生が制御される。またタロツク発生回
路46はほぼシステムコントローラとして動作するマイ
クロコンピュータ44を常時アクセスする為にMPt!
 (マイクロコンピュータ)クロックを常時発生してマ
イクロコンピュータ44へ出力する。
マイクロコンピュータ44は今迄の説明以外に、サーマ
ルヘッド16の基体温度を検知するサーミスタの温度検
知レベルを内部のアナログ/デジタル変換で量子化し、
この結果でサーマルヘッド16へのストローブ時間のコ
ントロールを行っている。
またマイクロコンピュータ44はサーマルヘッド16の
電源16aをオン/オフ制御し、冷却ファン62・加圧
ソレノイド27・インクシート巻取用直流モータ23を
ドライバー63を介してオン/オフ制御し、ステッピン
グモータ12の回転方向、速度、オン/オフなどの制御
をドライバー64を介して行っている。更にマイクロコ
ンピュータ44はセンサ類65からの検出(4号による
各種制御や保守点検のためにテスト回路6Gに設けられ
たチエツクスイッチからの信号によるチエツクとそのチ
エツク結果の操作表示回路67による表示の制御、オペ
レータが要求操作する操作表示回路67上の各種入力ス
イッチからの信号による処理とオペレータに操作表示回
路67の表示部で認識させる各種表示の制御を行う。セ
ンサ類は一般にインクシートの適正位置を出すためのセ
ンサ、インクシートのたるみを検知するセンサ、インク
シートのエンドを検知するセンサ、受容紙の位置を検知
するセンサ、受容紙のエンドを検知するセンサ、ジャム
検知用センサ、サーマルヘッドの温度異常を検出するセ
ンサ、サーマルヘッドの加圧力を検出するセンサ等があ
るが、この実施例ではインシート19の位置出しと印字
開始する色の検出、エンドの検出をかねるインクシート
センサ33、受容紙20の位置、エンド、ジャムの検出
をかねた紙端センサ25を用いている。
第2図は上記データ切換スイッチ47、メモリ49.5
0、メモリコントロール回路48、モード切換スイッチ
55.56、垂直アドレスカウンタ57、水平アドレス
カウンタ58.59を詳細に示し、その動作を第3〜5
図のタイミングチャートを用いて説明する。通常、マイ
クロコンピュータ44からのモード切換信号は高レベル
となってインバータ68の出力が低レベルとなっており
データバスの切換を行うスイッチ471,472はメモ
リ49内のデータが印字可能となる側に切換わって(メ
モリ49を色変換/γ補正回路51に接続して)メモリ
50がデータを記憶する側に切換ねっている(アナログ
/デジタル変換器45にメモリ5oを接続している)。
しかし印字クロックスタート信号がマイクロコンピュー
タ44がらタロツク発生回路46へ送られていないので
、印字クロックは発生していない。そして水平アドレス
スタート信号が水平アドレススタート回路60から発せ
られていないので、メモリ49内のデータを印字する動
作は行われない。垂直アドレス、水平アドレススタート
信号、偶数フィールド信号。
奇数フィールド信号は記憶時にはビデオ信号にて制御さ
れて印字時にはマイクロコンピュータ44にて制御され
ることは前述したが、具体的にはマイクロコンピュータ
44よりモード切換信号が出ると、モード切換スイッチ
55はそのモード切換信号がインバータ68を介して入
力されてビデオ信号にて制御される記憶側の信号(垂直
アドレスカウンタ57からの垂直アドレス、水平アドレ
ススタート回路6oからの水平アドレススタート信号、
フィールド判定@路54からの偶数フィールド信号、奇
数フィールド信号)を選択し、モード切換スイッチ56
はマイクロコンピュータ44からのモード切換信号によ
りマイクロコンピュータ44にて制御される印字側の信
号(マイクロコンピュータ44からの垂直アドレス信号
、水平アドレススタート信号、偶数フィールド信号、奇
数フィード信号)を選択する。その他マイクロコンピュ
ータ44からのモード切換信号はインバータ68を介し
てスイッチ471を切換えることによりメモリ49を記
憶側のデータバスに切換え、スイッチ472を切換える
ことによりメモリ50を印字側のデータバスに切換える
と共に、垂直アドレスカウンタ57から発せられる記憶
時の記憶範囲を決める垂直範囲信号を記憶側に切換えさ
せ且つ垂直アドレスカウンタ57をイネーブル状態にす
る。このようにモード切換信号によりメモリ49が記憶
側、メモリ50が印字側に切換えられる。
まずメモリ49の記憶動作について第3図を用いて説明
する。マイクロコンピュータ44からのモード切換信号
の状態変化により垂直アドレスカウンタ57がイネーブ
ル状態になり、同期分離回路42からの水平同期信号及
び垂直アドレススタート回路61からの垂直アドレスス
タート信号を受付ける(但し奇数フィールド優先で)。
そして垂直アドレスカウンタ57はイネーブル状態とな
ってから垂直アドレススタート回路61からの最初の垂
直アドレススター1へ信号を受付け、内部カウンタのク
リア状態を解除すると共に、同期分離回路42からの水
平同期信号の数のカラン1〜を開始する。その結果垂直
アドレスカウンタ57は垂直アドレス信号を3本の出力
線AIO〜A12より出力し、この垂直アドレス信号を
出力している期間に別に垂直範囲信号をスイッチ69を
介してメモリコントロール回路481又は482に出力
する。スイッチ69はマイクロコンピュータ44からイ
ンバータ68を介して加えられるモード切換信号に応じ
てメモリコントロール回路481又は482を選択する
。メモリ49は垂直アドレスの8個分(走査線8本分)
で1回の記憶動作を終了するが、垂直アドレスカウンタ
57はマイクロコンピュータ44への信号としてラスタ
メモリ信号を垂直アドレスの8個分カウント終了ごとに
出力し、それと同時に偶数フィールドの記憶で内部クリ
アとする内部クリアセットを行う。
そして垂直アドレスカウンタ57は偶数フィールドも同
様に垂直アドレススタート回路61からの垂直アドレス
スタート信号により水平同期信号のカウントを開始する
。但し、この時は内部クリアの信号をいじらず、ラスタ
メモリ信号を解除する。以上にて垂直アドレスカウンタ
57は奇数/偶数フィールド両方の同−走査線位はのア
ドレスを出力したことになるので、内部クリアセットの
立下がりにてカウンタを内部クリアとして以後垂直アド
レススタート信号が入力されてもカウントしない様にし
、モード切換信号の状態変化が有るまでクリア状態を維
持する。尚垂直アドレスカウンタ57はカウント終了以
後の垂直アドレススタート信号でラスタメモリ信号を解
除する。以上第3図に示すように垂直アドレスカウンタ
57から信号が出力されるが、その結果第4図に示すよ
うにメモリへの記憶、バスのコントロールが行われる。
第4図は水平アドレスカウンタ58、水平アドレス範囲
出力回路70、メモリコントロール回路481の動きを
示す。モード切換スイッチ55がメモ1J49が記憶す
るモードとしているから、垂直アドレスカウンタ57か
らの垂直アドレス信号と、同期信号から作り出された水
平アドレススター1−回路60からの水平アドレススタ
ート信号、フィールド判定回路54からの偶数フィール
ド信号、奇数フィールド信号と、クロック発生回路46
からのビデオクロックがモード切換スイッチ55を通過
する。ビデオクロックは水平アドレススタート回路60
からの水平アドレススタート信号が低レベルになってい
る時にクロック発生回路46において同期分離回路42
からの水平同期信号にて発生し、この結果水平アドレス
カウンタ58は初期化され、水平アドレススタート信号
が高レベルになってカウントを開始する。
尚第4図では水平アドレス信号は第1〜第7ビツト(A
O〜A7)を省略しである。そして水平アドレスカウン
タ58は640画素分をカウントするが、そのカウント
期間に水平アドレス範囲出力回路70が水平アドレスカ
ウンタ58からの水平アドレス信号により水平範囲信号
を発生してメモリコントロール回路481に出力する。
メモリコントロール回路481はこの水平範囲信号と前
述の垂直範囲信号とのアンドでスイッチ473を閉成す
ることによって先のメモリ用バスとなったデータバスを
メモリ49に接続する。尚第4図で水平範囲信号に対し
て垂直範囲信号が遅れているのは垂直アドレスカウンタ
57が水平同期信号をクロックとして使用していて1回
目にこのクロックで初期化するためである。
その結果アナログ/デジタル変換器45からのデータは
メモリ49に到達するが、メモリコントロール回路48
1はクロック発生回路46からのビデオクロッグにより
そのデータをメモリ49に書き込む。この時メモリ49
のアドレスが確定していてデータバスがメモリ49に接
続され、メモリコントロール回路48+がメモリ49に
データバスが接続されているときにのみ書き込み信号を
メモリ49に与えることにより、不安定なデータをメモ
リ49に記憶することなく有効なデータのみをメモリ4
9に記憶できる。
本実施例ではビデオデータは2フイ一ルド分を含むので
、640画素×8走査iX2フィールド分がメモリ49
に記憶される。以上にてメモリ49にデータが記憶され
、次のモードに切換わるのを待つが、マイクロコンピュ
ータ44側は垂直アドレスカウンタ57からのラスタメ
モリ信号の2回目の立上りを受け、所定本数進んだ走査
線位置で垂直アドレススタート信号が得られるように垂
直アドレススタート回路61に所定本数分のパルスをメ
モリ49内のデータの印字が開始される迄に送っておく
メモリ50側はモード切換スイッチ56がマイクロコン
ピュータ44側の印字用信号(垂直アドレス信号、水平
アドレススタート信号、偶数フィールド信号、奇数フィ
ールド信号)を通過させる様になっており、メモリコン
トロール回路482はメモリ50の書き込みコントロー
ルをしない様に垂直範囲信号が入力されず、データバス
が印字側に接続されている。しかしメモリ50には制御
された情報が入っていなので、マイクロコンピュータ4
4は印字クロック及び水平アドレススタート信号を出力
せず、印字制御が行われない。モード切換信号が高レベ
ルになると、メモリ49への制御が今度は印字用となり
、メモリ50への制御が記憶用に切換ねる。
メモリ50は今度はメモリ49に記憶された所定本数(
本実施例では8本)の次の位置となる走査線よりメモリ
49と同様に所定本数(奇数7偶数フイ一ルド各8本)
のデータが記憶され、メモリ49側が印字終了となる迄
待機する。もちろんこの待機中はマイクロコンピュータ
44よりメモリ50への記憶が所定本数分進んだ所で垂
直アドレススタート信号が出るように垂直アドレススタ
ート回路61にパルスを送る。またメモリコントロール
回路482はメモリ50の記憶時にはスイッチ476を
閉成してスイッチ475を開放し、メモリ50に書き込
み信号を与える。
一方、メモリ49は印字用制御となるが、第5図はこの
ときのタイミングチャートである。モード切換スイッチ
55はマイクロコンピュータ側の印字用信号を通過させ
る様になっており、メモリコントロール回路481はメ
モリ49の書き込みをしないように垂直範囲信号が入力
されない状態になっている。そしてメモリ49はスイッ
チ471,472によりデータバスが印字用の接続とな
る。このような接続の状況下においてマイクロコンピュ
ータ44より印字クロックスタート信号と水平アドレス
スタート信号が出力されると、クロック発生回路46が
印字クロックを発生してモード切換スイッチ55を介し
て水平アドレスカウンタ58へ出力し、水平アドレスカ
ウンタ58が初期化される。そして水平アドレススター
ト信号が高レベルに戻ると、水平アドレスカウンタ58
が印字クロックに従ってカウントを開始する。このカウ
ントが行われている間は水平範囲出力回路70が水平ア
ドレスカウンタ58からの水平アドレス信号の第8〜1
1ビツトより水平範囲信号を発生してメモリコントロー
ル回路481へ出力する(記憶時もここの動きは同じ)
。メモリコントロール回路481はこの水平範囲信号の
訪レベルと垂直範囲信号の低レベルでスイッチ473を
開放してスイッチ474を閉成することにより印字用デ
ータバスをメモリ49に接続してメモリ49内の情報を
印字データとして出力させる。尚データバスは6ビツト
であるので、記録画像の階調としては各色64階調が得
られる。本実施例は熱昇華式であるからエネルギー量で
記録画像の濃淡を現わす濃度階調となり、印字データの
転送が64回行われて64階調の濃淡が得られて1ライ
ンの印字終了となる。これが奇数/偶数フィールドの8
ラインずつ行われることにより16ラインの印字が行わ
れて1回の記憶に相当する印字が終了する。この印字の
時間は1回の記憶にかかる時間よりはるかに長いので、
メモリ50は記憶を終了してから待機状態になる。故に
次のモード切換にてすぐにメモリ50内のデータの印字
を開始することが出来、またこの印字はメモリ49内の
データの印字時間とほぼ同等の時間を要するから、その
間にメモリ49はデータの記憶を完了することが出来る
なおメモリコントロール回路482、水平範囲出力回路
71、水平アドレスカウンタ59はメモリコントロール
回路481、水平範囲出力回路70.水平アドレスカウ
ンタ58と同様に動作し、メモリ50のデータ記憶/読
み出しを制御する。この様にして30回の記憶/印字を
行うことにより480本の走査線の印字記録が完了する
第7図は本実施例におけるマイクロコンピュータ44の
プリントルーチンを示すフローチャートである。マイク
ロコンピュータ44はプリント開始とともにサーマルヘ
ッド16の電源16aをオンさせ、受容紙20をプリン
ト開始位置まで給紙する。
その後カラーをB (Y)に選択し、インクシート巻取
用モータ23と加圧ソレノイド27をオンにしてサーマ
ルヘッド16を加圧状態にし、インクシート20にテン
ションをかける。次に1フレームを得る回数をカウント
する回数カウンタを用意し、これをクリアするとともに
、ラスクメモリ(3号をカウントするラスタメモリカウ
ンタをクリアするる。そしてモード切換信号を出力し、
つまりメモリ49を記憶状態にし、メモリ49の記憶状
態が終了したことを知る為にラスクメモリ信号を入力し
てその立上りの回数をラスタメモリカウンタでカウント
する。ラスタメモリカウンタがその立ち下がりを2回カ
ウントすると、垂直アドレススタート回路61に対し次
にサーマルヘッド16の基体温度と、印字のスタート時
であることとを検出して印字時間の設定を行う。メモリ
49には奇数フィールドと偶数フィールドの所定本数の
走査線分のデータが記憶されているので、その走査線の
数をカウントするラインカウンタをクリアする。その後
メモリ49の記憶かメモリ50の記憶かを判定するが、
最初はメモリ49の記憶であるから1次はメモリ50を
記憶モードにし、1ラインの印字を行う。1ラインの印
字が終了すると、ラインカウンタの値が奇数か偶数かを
判定するが、最初はラインカウンタがOであるからライ
ンフィードのみを行って、次にラインカウンタの値が1
5かどうかを判定する。ラインカウンタの値が15でな
ければラインカウンタをカウントアツプして印字時間を
再設定し9次のラインの印字を行うステップに進む。1
ラインの印字後はラインカウンタの値が奇数であるから
、ラインフィードを行って垂直アドレススタート回路6
1に1パルスを出力した後にラインカウンタが15かど
うかを判定する。ここでモード切換後2ラインの印字と
ラインフィードに要する時間は充分、メモリに奇数/偶
数フィールドのデータの記憶を完了できる時間である。
例えばラインフィールドは約10m5として1ラインの
印字が約15m5、その他にその間のプログラムステッ
プの所要時間が最低10m5とすると、10m5 X 
2 + 15 X 2 + 10m5 = 60m5と
なり、NTSCの1フレーム時間(1/60秒×2)の
33.3mSを充分満足している。また2回目のライン
フィードで1パルスを出力するのは16ライン印字時に
8パルス送ればよいのであるから、色々手段は選べるが
、8パルスをまとめて送るより分散した方が、各ライン
間の時間変動を小さく出来るということで8パルス分散
出力により時間変動を小さくし、且つそのパルス出力を
充分ハード回路でのメモリ記憶が終了しているところに
選定したということである。
垂直アドレススタート回路61に1パルスを出力した後
ラインカウンタが15でなければ次のラインの印字を行
い、このような動作の繰り°返しで16ラインを印字し
てラインカウンタが15となる。そしてその間に垂直ア
ドレススタート回路61しこは8パルスが出力されるこ
とになり、その後モードを切換えて8本進んだ走査線か
ら走査線8本分をメモリ49、50のうちの選ばれた方
のメモリに記憶することになる。またラインカウンタが
15になると1次のメモリに記憶されているデータの印
字を行うと共に、今まで印字に使用していたメモリを記
憶モードとしてこのメモリにデータをハード回路で記憶
させる。
以上の動作の繰り返しで回数カウンタが29になったら
、つまり30回の印字が終了したら、480本の走査線
が印字されたことになり、1フレームの垂直帰線消去期
間を除く画面を印字記録したことになる。その次はカラ
ー〇(M)を選択し、インクシートと受容紙をインクシ
ート分離ローラ34の位置までステッピングモータ12
により移動させて剥旅させ、インクシート巻取用モータ
23、加圧ソレノイド27をオフにする。その後に受容
紙をステッピングモータ12により再度プリント開始位
置まで再給紙し、カラーB (Y)と同じ印字制御を行
う。そして最後のカラーR(C)を選択してカラー〇(
M)と同様の制御をし、■フレーム分を印字記録すると
、インクシートと受容紙を剥離させた後、インクシート
巻取用モータ23と加圧ソレノイド27をオフにして次
に受容紙のみ機外に排紙する。
これにてフルカラーの1画面の印字が終了するが、後工
程として次のプリントに備えてインクシートの位置出し
とサーマルヘッド16の電源16aオフを行い、カラー
選択を初期に戻してプリントルーチンの終了となる。第
8図は本実施例の印字画領域を示す。
尚上記フローは1例であり、要求に応じて任意に設計で
きるものである。
(効 果) 以上のように本発明によれば多数の記録素子を一列に配
置した記録ヘッドを有しビデオ信号を1ラインずつ記録
するビデオプリンタにおいて、設定した記録すべき走査
線より所定本数を第1フィールドと第2フィールド共に
同本数ずつアナログ/デジタル変換してメモリに記憶し
、1ラインの印字記録は指定したフィールドの走査線1
本を濃度階調が得られるようにエネルギー印加回数を分
けて行い、次に印字ラインを改行して他方のフィールド
の走査a1本を記録し、この各フィールドの走査線1本
ずつの印字記録を所定本数分繰返してこの印字の間に所
定本数進めた走査線より所定本数を第1フィールドと第
2フィールド共に同本数アナログ/デジタル変換して他
方のメモリに記憶し、上記所定本数分の印字記録後に続
けて他方のメモリの情報を印字記録し、この記憶及び印
字記録を繰返して行うことにより多階調の1フレーム印
字画面を得るので、印字を連続的に行うことが出来、白
すしの発生防止及び印字時間の短縮を計ることが出来る
。また記憶手段は小容量のものを選定できて安価であり
ながら、印字時間と紙搬送時間で決まる時間で記憶時間
の時間的影響を押えているので、印字時間と紙搬送時間
の短縮にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
、第2図は同実施例の一部回路を詳しく示すブロック図
、第3図〜第5図は同実施例のタイミングチャート、第
6図は同実施例の機構部を示す正面図、第7図は同実施
例におけるマイクロコンピュータの処理フローを示すフ
ローチャート、第8図は同実施例の印字画領域を示す図
である。 44・・・マイクロコンピュータ、46・・・クロック
発生回路、48,481.482・・・メモリコンI・
ロール回路、49.50・・・メモリ、55.56・・
・モード切換スイッチ、57・・・垂直アドレスカウン
タ、58.59・・・水平アドレスカウンタ、68・・
・インバータ、 6’)、471〜476・・・スイッ
チ、70.71・・・水平範囲出力回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数の記録素子を一列に配置した記録ヘッドを有しビデ
    オ信号を1ラインずつ記録するビデオプリンタにおいて
    、設定した記録すべき走査線より所定本数を第1フィー
    ルドと第2フィールド共に同本数ずつアナログ/デジタ
    ル変換してメモリに記憶し、1ラインの印字記録は指定
    したフィールドの走査線1本を濃度階調が得られるよう
    にエネルギー印加回数を分けて行い、次に印字ラインを
    改行して他方のフィールドの走査線1本を記録し、この
    各フィールドの走査線1本ずつの印字記録を所定本数分
    繰返してこの印字の間に所定本数進めた走査線より所定
    本数を第1フィールドと第2フィールド共に同本数アナ
    ログ/デジタル変換して他方のメモリに記憶し、上記所
    定本数分の印字記録後に続けて他方のメモリの情報を印
    字記録し、この記憶及び印字記録を繰返して行うことに
    より多階調の1フレーム印字画面を得ることを特徴とす
    るビデオプリンタ。
JP62-157427A 1987-06-24 ビデオプリンタ Pending JPH011548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157427A JPH011548A (ja) 1987-06-24 ビデオプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP62-157427A JPH011548A (ja) 1987-06-24 ビデオプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641548A JPS641548A (en) 1989-01-05
JPH011548A true JPH011548A (ja) 1989-01-05

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