JPH0115368B2 - - Google Patents

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JPH0115368B2
JPH0115368B2 JP484782A JP484782A JPH0115368B2 JP H0115368 B2 JPH0115368 B2 JP H0115368B2 JP 484782 A JP484782 A JP 484782A JP 484782 A JP484782 A JP 484782A JP H0115368 B2 JPH0115368 B2 JP H0115368B2
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JP
Japan
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mold
movable
cavity
movable plate
short cylindrical
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JP484782A
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English (en)
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JPS58122832A (ja
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Koji Morya
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/261Moulds having tubular mould cavities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチツクエレメント、更に詳しく
は中空な円形管内を2つ以上の流路に区画するプ
ラスチツクエレメントの射出成型による製造方法
に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、此種、内部に2つ以上の流路を区画した
プラスチツクエレメントは2或いは2以上の気
体、液体、粒体等を混合する流体混合体のセグメ
ントとして用いられている。
このプラスチツクエレメントは内部を数流路に
区画する為、右捻り或る左捻りの螺旋翼を、円形
管内部に配設すると共に、このエレメント必要数
を直列状に接続して流体混合体を構成して、その
螺旋翼の機能によつて螺旋状に回転運動を起こさ
せながら下流のエレメントに行くに従つて徐々に
それ等成分の混合を促し、ひいては高い混合効果
を得るものである。
成分に回転運動を起こさせるその螺旋翼を円形
管内部へ配設する場合には各螺旋翼を円形管内へ
点接触するように挿入する方法(前者)と、各螺
旋翼を、接着や溶着等の手段を介して円形管内に
挿入固着する方法(後者)とが採られている。
しかし、現実的に前者、後者共下記の問題点を
有する。
(前者)、成分の流圧によつて螺旋翼が位置ズ
レを起こし、良好な混合効果が得られない。
(後者)、接着剤や溶着部のはみ出しが生じた
り、円形管内面と螺旋翼との間に多少の間隙が生
じ、その為、はみ出し部や間隙が成分の異常滞留
部分として機能し、流動圧力損失を招く背圧をか
け、前者と同様に高い混合効果が得られない。
そこで、今日、接着情、溶着部のはみ出しや、
間隙の発生を阻止すべく、円形管と、その円形管
内に配設される螺旋翼とを同一体(一体成形)に
成形する為の技術開発が進行しつつある。
しかし、現実的に内部に配設される翼が、螺旋
形であることに起因して一体成形については今日
まで未だ開発途上にある。
〔発明の日的〕
本発明の目的は円形管と、その内部に設けられ
る螺旋翼とを一体成形する製造方法を新規に供す
ることにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する為に講じた構成は次の通り
である。
固定金型の短円柱状に形成されたキヤビテイー
内に、可動板に対して回動可能に軸支したコアの
先端部を、可動金型を貫通して位置せしめ、該コ
アの先端部に、キヤビテイーの深さ寸法と同一長
さを有し且つキヤビテイー内周面との間に所定の
円筒状空間を確保する短円柱状部を形成すると共
に、その短円柱状部に、軸方向に少なくとも2分
割化する螺旋状空間を開穿してなり、前記固定金
型、可動金型、可動板を型締めしてキヤビテイー
内に短円柱状部を位置させ、そのキヤビテイー内
に射出される樹脂成形品が冷却固化した後、可動
金型、可動板を固定金型から分離し、更に可動金
型と可動板と離間させた後、可動金型に付着して
いる成形品を脱型することである。
〔作 用〕
本発明の構成による作用は次の通りである。
固定金型と、可動金型、可動型を型締めし、キ
ヤビテイー内に成形用樹脂材料を射出する。その
成形用樹脂材料は短円柱状部とキヤビテイー内周
面との間及び短円柱状部を軸方向に少なくとも2
分割化するように開穿された螺旋状空間とに充填
される。
成形用樹脂材料が硬化した後、固定金型から可
動金型、可動板を分離する。この時、樹脂成形品
はコア先端部の短円柱状部に被着した状態でコア
と一緒に固定金型のキヤビテイーから脱型され
る。
次に、可動金型と可動板とを強制的に離間す
る。
その際、樹脂流入部、ランナー内で固化したバ
リが連続的に成形されている樹脂成形品は可動金
型への付着状態に保持され、コアのみが螺旋状空
間内で固化した螺旋翼状部の捻り方向と反対方向
へ自然に回動し、短円柱状部が樹脂成形品から分
離される。而る後、コアの短円柱状部から分離さ
れた樹脂成形品を可動金型から脱型し、バリを取
り、製品となる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
キヤビテイー内で螺旋状空間を形成する短円
柱状部を備えたコアを、螺旋状空間内で固化し
た螺旋翼状部の捻り方向と逆方向に自然に回動
するように可動板と可動金型とを離間させる工
程を樹脂成形品が冷却固化した後工程に備えた
ので、射出成型によつて円形管と、その内部に
設けられる螺旋翼とを一体成形するプラスチツ
クエレメントの製造法を新規に供することがで
きる。
射出成型という慣用な旧来技術を利用する製
造方法である為、製造工程も複雑化しないばか
りか、製造コストの高騰を招かない。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
図中AはプラスチツクエレメントBを製造する
為の成型装置を示している。
この成型装置Aは射出成型を対象としたもの
で、固定板a1、その固定板a1に取付けられた固定
金型a2、その固定金型a2とでキヤビテイー1を構
成する可動金型a3、その可動金型a3を可動させる
為に可動金型a3に取付けられた可動板a4、その可
動板a4に回動可能に軸支され可動金型a3を貫通し
てキヤビテイー1内に先端部が進入するコアa5
からなる。
キヤビテイー1は、成形されるプラスチツクエ
レメントBにおける円形管b1外径と同一内周面径
を有し且つ深さを同円形管b1全高と同一とする短
円柱状に形成され、成形機ノズル5からの溶解樹
脂が、樹脂流入路6、ランナー7を通つて流入充
填されるように固定金型a2と可動金型a3との両者
間において形成されている。
コアa5は、可動板a4に取付けた軸受部8を介し
て回動可能とされ、可動金型a3を貫通してキヤビ
テイー1内に位置するその先端部を、キヤビテイ
ー内周面との間に所定の円筒状空間3を確保する
短円柱状部2と、その短円柱状部2を軸方向に少
なくとも2分割する螺旋状空間4…とで形成して
いる。
短円柱状部2は、先端がキヤビテイー底1′に
当接して進入するコアa5先端部のキヤビテイー1
の深さ寸法と同一長さ範囲を小径にすることによ
つて形成され、この短円柱状部2外周面と、キヤ
ビテイー1内周面とで構成される前記円筒状空間
3を、プラスチツクエレメントBの前記円形管b1
の成形部としている。
螺旋状空間4はプラスチツクエレメントBの螺
旋翼b2を成形する為のもので、前記短円柱状部2
を数分割するようにコアa5軸方向に開穿すること
によつて形成する等、所望な方法で形成して上記
円筒状空間3と連通せしめる。
次に斯る成型装置Aを用いてプラスチツクエレ
メントBを製造する工程を順を追つて説明する。
型締め状態にある成型装置Aのキヤビテイー1
内に、成形機ノズル5からの成形用樹脂材料を樹
脂流入路6、ランナー7を介して流入させる。こ
の時、前記円筒状空間3と、その円筒状空間3に
連通する螺旋状空間4とに成形用樹脂材料が充填
されることになる(第1図)。
キヤビテイー1内の樹脂成形品bが冷却固化し
た後、固定金型a2から可動金型a3と可動板a4を一
緒に分離し(第2図)、而る後、可動板a4、可動
金型a3相互を強制的に離間させる。この時、コア
a5は螺旋状空間5内に充填された螺旋翼状部b2
1の捻り方向とは逆方向にその螺旋翼状部b2−1
をガイドとして回転しながら短円柱状部3が自然
に、可動金型a3に付着状態の樹脂成形品bから分
離される(第3図)。
可動金型a3と可動板a4とを離間させるに際して
は固定金型a2から分離された可動金型a3のみの移
動を止めるストツパー(図示せず)を可動板a4
挿通して備え、そのストツパー(図示せず)によ
つて可動金型a3のみを型開き直後に停止させ、可
動板a4のみを更に型開き、型締め装置で型開き方
向へ平行移動させたり、逆に型開き直後に両型
a3,a4を停止させ可動金型a3のみを型締め方向に
人為的移動させる等の、手段を用いる。
その後、可動金型a3に付着している成形品bを
脱型し、バリを取りプラスチツクエレメントBと
して供する。
尚、本実施例で示すプラスチツクエレメントB
は、内部を2分割する90゜の螺旋翼b2をもつた形
状であるが、螺旋翼b2の捻り角度、形状及び分割
数が異なるプラスチツクエレメントBを製造した
い場合には、その要望に合致する短円柱状部3を
備えたコアa5のみを交換して対処すること言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明射出成型によるプラスチツクエレ
メントの製造方法の実施例を示し、第1図は使用
される成形装置の型締め状態を示す縦断面図、第
2図は可動金型、可動板を固定金型から分離した
状態を示す縦断面図、第3図は可動金型と、可動
板とを離間させた状態を示す縦断面図、第4図は
コアの斜視図、第5図は螺旋状空間を境にして短
円柱状部の一半部を切除した状態を示すコアの拡
大斜視図、第6図は製造されたプラスチツクエレ
メントの斜視図、第7図は7―7断面図、第7図
のロ,ハ,ニ,ホ,ヘは夫々第7図のロ―ロ,ハ
―ハ,ニ―ニ,ホ―ホ,ヘ―ヘ断面図、第7図の
イ,トはイ―イ,ト―ト矢視図、第8図はプラス
チツクエレメントの拡大斜視図で一部切欠して示
す。 尚、図中 A:成型装置、a4:可動板、1:キ
ヤビテイー、a3:可動金型、a2:固定金型、a5
コア、2:短円柱状部、3:円筒状空間、4:螺
旋状空間、b2―1:螺旋翼状部、b:成形品、
a1:固定板、b1:円形管、b2:螺旋翼、B:プラ
スチツクエレメント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定金型の短円柱状に形成されたキヤビテイ
    ー内に、可動板に対して回動可能に軸支したコア
    の先端部を、可動金型を貫通して位置せしめ、該
    コアの先端部に、キヤビテイーの深さ寸法と同一
    長さを有し且つキヤビテイー内周面との間に所定
    の円筒状空間を確保する短円柱状部を形成すると
    共に、その短円柱状部に、軸方向に少なくとも2
    分割化する螺旋状空間を開穿してなり、前記固定
    金型、可動金型、可動板を型締めしてキヤビテイ
    ー内に短円柱状部を位置させ、そのキヤビテイー
    内に射出される樹脂成形品が冷却固化した後、可
    動金型、可動板を固定金型から分離し、更に可動
    金型と可動板と離間させた後、可動金型に付着し
    ている成形品を脱型することを特徴とする射出成
    型によるプラスチツクエレメントの製造方法。
JP484782A 1982-01-18 1982-01-18 射出成型によるプラスチックエレメントの製造方法 Granted JPS58122832A (ja)

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