JPH01153649A - 炭化水素の製造方法 - Google Patents

炭化水素の製造方法

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JPH01153649A JP62312127A JP31212787A JPH01153649A JP H01153649 A JPH01153649 A JP H01153649A JP 62312127 A JP62312127 A JP 62312127A JP 31212787 A JP31212787 A JP 31212787A JP H01153649 A JPH01153649 A JP H01153649A
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松浦 郁也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、メタン含有ガスおよび酸素含有ガスを触媒の
存在下で接触させることによってエチレン、エタン、プ
ロピレン等の炭素数2以上の炭化水素を製造するための
方法に関するものである。
[従来の技術] オレフィン系炭化水素、特にエチレン、プロピレンなど
低級オレフィン系炭化水素は、炭素間に2重結合をもち
反応性に富むため、現在石油化学製品の中で極めて重要
な基礎原料の一つである。
アメリカおよびカナダでは湿性天然ガス(エタンおよび
高訣炭化水素が主成分)が豊富にかつ安価に得られるの
で、これを原料とする製造法が圧倒的であるが、わが国
およびヨーロッパではナフサを原料とし、これを熱分解
する方法が主に採られてきた。
しかし、昭和48年の石油ショック以来、ナフサあるい
は、湿性天然ガス−辺側型から原料の分散・多様化が各
国とも図られており、その有力候補の一つが乾性天然ガ
ス(メタンが主成分)を原料とするエチレン製造法であ
る。
乾性天然ガスの可採埋蔵量は現状でも石油に匹敵する規
模であり、最近も新しい鉱床の発見が相次いでおり、そ
の究極可採埋蔵量は200〜250兆m3と推定されて
いる。また、この天然ガスは石油資源の偏在に対し、世
界広く分布している。それにもかかわらずこの天然ガス
の利用率は世界的にまだ低い。
このような状況のもとで、各国とも乾性天然ガスを原料
とするエチレン製造法を研究開発中であり、多くの親交
および特許がこれまでに提出されている。
すなわち、G、 E、 Kellerら(J、 ofC
atalysis 7311 (19B2) )は、そ
の転化反応(酸化カップリング)にマンガン(Mn)、
カドミウム(Cd)などの酸化物を担持したアルミナ触
媒が有望であると報告しているが、そのメタンの転化率
(5%以下)およびエチレンおよびエタンの選択率(4
5%以下)が極めて低い。また、その反応に必要な温度
も比較的高い(800℃)。
Itoら(J、 Am、 Chew、 Soc、 10
7 5082 (1985) )は、通常の触媒調製法
により試製したリチウム(I、i)−マグネシア(Mg
O)系触媒を、メタンの酸化カップリングに用いて検討
を行い、Li7wt%/MgOが最も望ましく、720
℃においてメタンの転化率38%、エチレンおよびエタ
ン選択率(以下、C2−選択率と略記する)47%を得
たと報告している。また、秋鹿ら(Chew、 Let
t、 11135 (198B) )は各種の金属酸化
物を相持したマグネシア系触媒を用いて同様な実験を行
い、Na15mol%/MgOが最も望ましく、800
℃においてC2−選択率57%、C2−収率22.4%
を得たと報告している。さらに、日本公開特許昭61−
207346号によると酸化鉛(PbO)あるいは、酸
化鉛と酸化マンガン(MnO)を相持した触媒が望まし
いとし、750°Cにおいてメタン転化率26%、C2
−選択率41%、C2−収率10.7%が得られたとし
ている。以上の親交あるいは、特許に記載の触媒活性を
エチレンおよびエタンの空時収率(以下、C2−3TY
と略記する)で表示すると、反応温度が比較的高いにも
かかわらず、W/F>0.5g@h/文(W:触媒重量
、F:流通ガス流量)において3mmol/geh以下
であり、触媒性能の面からは高活性とはいえない。
これまでに報告され、比較的高いC2−3TYが得られ
たものとしては、今井ら(J、 Chew 。
Soc、 Commun、 (IE1813) )のア
ルミン酸ランタン(LaAu03)系触媒による8、 
31 mmol/g・h (710”c、W/F=0.
125g11h/文)、日本公開特許昭61−1653
41号のPb020wt%/MgO系触媒による10.
3IIIIlo1/g11h(717℃、W/F=0.
072g ・h/JL) 、初見ら(Ghem、 Le
tt、 1233(11188) )(7)同じ<Pb
020wt%/MgO系触媒による1 1 、1mmo
l/g・h (760℃、W/F=0.0446g・h
/立)、および1.T、A。
E meshら(−J、 Phys、 Chew、 1
10.4785 (1988) )の酸化ビスマス−炭
酸カリウム−アルミナ系(B i2037wt%−に2
 CO39wt%/γ−A見203)触媒見上030 
、 Ommol/ g m h(700’C,W/F=
0.00292g11h/見)が報告されているが、こ
れらはいずれもメタンの転化率(25%以下)およびC
2−収率(13%以下)が低く、したがってC2−5T
Yもすべて100mmol/ g * h以下である。
一方、これまでに報告されたC2−3TYの最も高いも
のは、大塊ら(Chem、 Lett、 483(19
87) )(7)酸化サマリウム(Sm203)系触媒
による86〜29801111ol/g11h(750
℃、W/F−0,000223〜0.0891g−h/
見)であるが、これらはいずれもメタン転化率(18%
以下)およびC2−収率(l1%以下)が低く、特にC
2−3TY最高値でのメタン転化率約5.5%、C2−
収率的3.4%は極めて低いものである。また、この触
媒のSm2O3は地殻における存在度の極めて少ない希
土類元素酸化物の一種であり、生産量が少なくかつ高価
である。したがってこのSm2O3系触媒によるエチレ
ン製造の工業化は極めて困難である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明による炭化水素の製造方法の根本原理は温度50
0−1500℃のメタン含有ガスおよび酸素含有ガスを
触媒の存在下で接触させて炭素数2以上の炭化水素を製
造する、いわゆる“メタンの酸化カップリング法″とい
われている公知の方法であるが、前項に記載したように
公知の技術では種々の問題がある。すなわち、■、ラン
タン転化率が低い、■、C2−選択率が低い、■、C2
−3TYが低い、■0反応に必要な温度が高い、■、触
媒の寿命が短い、■、■〜■が比較的高い場合には触媒
が極めて高価であり実用上使えない、などの問題があり
、本発明はこれらの問題を一挙に解決するものである。
[問題を解決するための手段] 本発明は気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシ
ウムを用いて調製した触媒の存在下で、温度500〜8
00℃のメタン含有ガスおよび、酸素含有ガスを接触−
酸化カッブリングさせることによってエチレン、エタン
などの炭素数2以上の炭化水素を製造する方法に関する
ものであり、前項の種々の問題点をすべて解決すること
ができる。
本発明に使用する触媒についてさらに詳しくは、気相酸
化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウムを不可欠成
分原料とし、これに第二成分としてアルカリ金属酸化物
、場合によりさらに第三成分として原子番号21 (S
c) 〜30 (Zn)あるいは原子番号57 (La
) 〜71 (Lu)のプラス2価またはプラス3価を
とりうる金属元素の酸化物を触媒調製後に生成する添加
成分原料を加えて調製されることを特徴とする。
本発明の触媒調製用不可欠成分原料の酸化マグネシウム
は、マグネシウム蒸気と酸素含有ガスを乱流拡散状態で
接触させマグネシウムを酸化させることにより生成した
、すなわち、気相酸化法による酸化マグネシウムであり
、単結晶、高純度。
超微粉、高活性などの性質を有する(平均粒子径0.0
1〜0.211.m、純度>99.98%)。
この酸化マグネシウム原料としては超微粉であるほど本
発明には好ましい。
また本発明の触媒調製用添加成分原料の一つであり、触
媒調製後にアルカリ金属酸化物を生成する原料としては
、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(
K)、あるいは、ルビジウム(Rb)、の酸化物、水酸
化物、炭酸塩、硝酸塩、酢酸塩、アルコキシドまたはア
セチルアセトナートなどが使用される。これらのアルカ
リ金属酸化物を触媒に添加することにより、C2−収率
およびC2−3TYが飛躍的に増大する。
場合によりさらに添加される原子番号21(S c) 
〜30 (Z n)あるいは原子番号57(L a)〜
71(Lu)のプラス2価またはプラス3価をとりうる
金属元素の酸化物を触媒調製後に生成する原料としては
、それらの金属元素たとえば鉄(Fe)、コバル) (
Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)
、ランタン(La)、セリウム(Ce)、サマリウム(
Sm)などの酸化物、水酸化物、硝酸塩、酢酸塩、アル
コキシドまたはアセチルアセトナートなどが使用される
。これらの金属酸化物を触媒に加えることによって、メ
タンの酸化カップリング反応がさらに低温域において進
行するようになる。
これらの触媒調製用添加成分原料は触媒調製後において
それぞれの金属元素の割合が1〜20mol%の範囲に
なるように添加されることが好ましい。特に好ましい範
囲は、それぞれの金属元素の割合が1−11−1+%で
ある。これらの金属元素の担持量は極めて少なくてすみ
、公知の技術に較べて約1/2以下である。触媒の調製
方法は通常行われている方法、すなわち、混練法、ある
いは、含浸法などに従って行えば良い。
また、本発明によるエチレンその他の炭化水素の製造方
法は、乾性天然ガスなどメタン含有ガスおよび空気など
の酸素含有ガスを上記触媒の存在下で接触反応を行わせ
る。反応は通常触媒を充填した管型流通反応器(固定床
型)に、上記混合ガスを必要に応じ希釈ガスを混合して
導入させ、反応を連続的に行わせる。反応圧力は一般に
常圧〜20Kgf/crn’G、好ましくは常圧〜5K
gf/Crn′G、また、反応温度は500〜900℃
、好ましくは500〜800℃にて行われる。
なお、反応装置としては流動床型反応器なども使用でき
、上記の固定床型反応器に限定するものではない。この
ような方法でメタン含有ガスの酸化カップリングを行う
ことにより、エチレンなどの炭化水素が少量の触媒で、
かつ比較的低温で高転化率、高選択率、したがって高S
TYにて製造できる。
[作用] 気相酸化法製高純度超微粉酸化マグネシウム単結晶には
、結晶成長を助長させるための半結晶位置が存在し、こ
の位置にあるMg2+および02−イオンは3配位した
状態にあり、配位不飽和イオン(これらの配位不飽和イ
オンはMgl♂および03εで記述される)として活性
化状態にある。そしてこの高い活性を持ったM g a
3はメタンの活性化吸着点になるものと考えられる。
Mg0にアルカリ金属を添加した時アルカリ金属イオン
は配位不飽和な03εに強く吸着し、単結晶MgOの半
結晶面にアルカリ金属酸化物層が形成される。このアル
カリ金属(A)の酸化物は高温で(A+O−A’)の状
態となりマイナス1価の酸素イオン(0−)を生成させ
、この0−によって配位不飽和なMg3とに吸着したメ
タンから水素引き抜きが行われメチルラジカル(CH3
・)へと転化する。このようにして生成したCH3・の
2量化によって、エタンおよびエチレンなどの炭素数2
以上の炭化水素が生成される。
原子番号26 (Fe) 〜30 (Zn)のプラス2
価をとりうる金属イオンは触媒調製時の焼成によって酸
化マグネシウム中のMg 2+イオンと容易に置換し、
近傍にある配位不飽和なMg’ir♂をさらに活性化し
てメタンの吸着を容易にしメタンの酸化カップリング反
応を低温域でも進行させるものと考えられる。さらにま
た原子番号2.1(Sc)〜28(Ni)あるいは原子
番号57(La)〜71(Lu)のプラス3価をとりう
る金属イオン(M34 )とアルカリ金属イオン(A+
)は触媒調製時の焼成初期にA十M”02となり、この
複合酸化物は酸化マグネシウムと同様にNaCJL型の
結晶構造を持つために両者は容易に固溶体を形成する。
この固溶体は上記不飽和イオンおよび0−イオンをより
活性化させ、さらに低温域におけるメタンの酸化カップ
リング反応を促進させるものと考えられる。
[実施例] 以下、実施例および比較例を示す。
実施例1〜5 気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウム(平
均粒径0.01弘m)4.03gにアセチルアセトナー
トリチウムのエタノール溶液を加え、均一に充分混合し
た後、造粒して100℃で乾燥した。この乾燥物を大気
中800℃で2時間仮焼してリチウム(Li)として5
 mol%を含有するMgO系触媒4.10gを得た。
このLi5 mol%/MgO系触媒0.Olgを固定
床型流通反応器中に入れ、CH4102=2の混合ガス
を50 ml / min、  l atm、の条件下
で流通させた。反応温度600.650.700.75
0 。
800℃において得られた生成物をそれぞれガスクロマ
トグラフィーで分析した結果、エチレン(C2H4)、
エタン(C2H6)、二酸化炭素(CO2)、−酸化炭
素(CO)、水(H20)であった。
その結果を表1に示す(第16頁に記載)。
実施例6〜8および比較例1 リチウム担持量5 mol%の代わりに0,1゜10、
あるいは、20+wo1%に代えた以外は、実施例3と
同様にLi/MgO系触媒を調製し、さらに同様に触媒
活性評価試験を行った。
その結果を表2に示す(第16頁に記載)。
実施例9〜12 気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウム平均
粒径0.01#Lmの代わりに同酸化マグネシウム平均
粒径0.05ILmあるいは0.10pmを用いた以外
は、実施例3と同様に触媒を調製し、反応温度700℃
および750℃で触媒活性評価試験をそれぞれ実施例3
および4と同一条件で行った。
その結果を表3および表4に示す(第16頁および第1
8頁に記載)。
比較例2および3 硝酸マグネシウム水溶液にアンモニア水を加えて水酸化
マグネシウムとし、これを800℃で焼成して液相油製
酸化マグネシウム(平均粒径0.02ILm)を得た。
この液相油製酸化マグネシウムを用いて実施例3と同様
にLi/MgO系触媒を調製した。
また、市販シリカゲルにアセチルアセトナートリチウム
のエタノール溶液を加え、均一に充分混合した後、造粒
して100℃で乾燥した。この乾燥物を大気中で2時間
仮焼してリチウム(Li)として5 mol%を含有す
る5i02系触媒を得た。
これら2種類の触媒を用い、実施例3と同様に触媒活性
評価試験を行った。
その結果を表5に示す(第18頁に記載)。
実施例13〜15 アセチルアセトナートリチウムの代わりにアセチルアセ
トナートナトリウム、アセチルアセトナートカリウムあ
るいは、アセチルアセトナートルビジウムを用いた以外
は、実施例3と同様にしてアルカリ5 mol%/Mg
O系触媒を調製し、さらに触媒活性評価試験も同様に行
った。
その結果を表6に示す(第18頁に記載)。
実施例16〜18 アセチルアセトナートリチウムのエタノール溶液の代わ
りに、酢酸リチウムのエタノール溶液。
硝酸リチウム水溶液あるいは、炭酸リチウム水溶液を用
いた以外は、実施例3と同様にしてLi5 mol%M
gO系触媒を調製し、さらに触媒活性試験を同様に行っ
た。
その結果を表7に示す(第20頁に記載)。
実施例19〜21 実施例3と同様にして調製したLi5mol%/MgO
系触媒を用い、温度700℃において触媒活性試験を行
った際の反応時間に対する活性変化を表8に示す(第2
0頁に記載)。
実施例22〜35 気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウム(平
均粒径0 、01 gm)にアセチルアセトナートリチ
ウムのエタノール溶液を加え、さらにこれに酢酸亜鉛、
アセチルアセトナートニッケルあるいは、アセチルアセ
トナート銅を加えて均一に充分混合した後、造粒してi
oo℃で乾燥した。
この乾燥物を大気中で800℃で2時間仮焼してリチウ
ム5 mol%およびそれぞれの金属(M)5 mol
%含有するMgO系触媒を得た。このLi5 mol%
−M5mol%/MgO系触媒0.01gを用い、温度
500〜700°Cにおいて触媒活性試験を実施例3と
同様に行った。
その結果を表9に示す(第22頁に記載)。
実施例36〜45 実施例22〜35において酢酸亜鉛などの代わりに、酢
酸サマリウムあるいはアセチルアセトナートセリウムを
用いた以外は実施例22〜35と同様にしてLi5mo
l%−M5mol%/MgO系触媒を調製し、さらに触
媒活性試験も同様に行った。
その結果を表10に示す(第23頁に記載)。
比較例4および5 アセチルアセトナートサマリウムを電気炉中で800°
02時間仮焼し、酸化サマリウム系触媒を得た。
また、気相酸化法製酸化マグネシウム(平均粒径o 、
 017tm)に酢酸サマリウムのエタノール溶液を加
え、実施例3と同様にしてSm5mol%/MgO系触
媒を得た。
これら2種類の触媒をそれぞれ用い、実施例3と同様に
触媒活性評価試験を行った。
その結果を表11に示す(第23頁に記載)。
[効果] 炭素数2以上の炭化水素を本発明の方法に従って製造す
ることにより、以下の効果を上げることができる。
■、メタンの転化率が高い。
■、c2−選択率が高い。
■、C2−3TYが高い。
■0反応に必要な温度が極めて低い。
■、触媒の寿命が長い。
■、触媒中の金属元素の担持量が極めて少なくてすむ。
■、触媒は比較的安価で入手しやすく実用上価格面で問
題がない。
特許出願人  宇部興産株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度500〜1500℃のメタン含有ガスおよび
    酸素含有ガスを触媒の存在下で接触させて炭素数2以上
    の炭化水素を製造する方法(酸化カップリング)におい
    て、 [1]気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウ
    ム [2]アルカリ金属酸化物 からなる触媒を用いることを特徴とする炭素数2以上の
    炭化水素の製造方法。
  2. (2)アルカリ金属酸化物を金属元素として1〜20m
    ol%含有する触媒を用いる特許請求の範囲第1項記載
    の製造方法。
  3. (3)メタン含有ガスの酸化カップリングを500〜8
    00℃で実施する特許請求の範囲第1項記載の製造方法
  4. (4)温度500〜1500℃のメタン含有ガスおよび
    酸素含有ガスを触媒の存在下で接触させて炭素数2以上
    の炭化水素を製造する方法(酸化カップリング)におい
    て、 [1]気相酸化法製単結晶高純度超微粉酸化マグネシウ
    ム [2]アルカリ金属酸化物 [3]原子番号21(Sc)〜30(Zn)あるいは原
    子番号57(La)〜71(Lu)の プラス2価またはプラス3価をとりうる金属元素の酸化
    物の中から選ばれた1種以上の酸化物 からなる触媒を用いることを特徴とする炭素数2以上の
    炭化水素の製造方法。
  5. (5)[2]アルカリ金属酸化物および[3]金属元素
    の酸化物をそれぞれ金属元素として1〜20mol%含
    有する触媒を用いる特許請求の範囲第4項記載の製造方
    法。
  6. (6)メタン含有ガスの酸化カップリングを500〜8
    00℃で実施する特許請求の範囲第4項記載の製造方法
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