JPH01152617A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPH01152617A
JPH01152617A JP62312836A JP31283687A JPH01152617A JP H01152617 A JPH01152617 A JP H01152617A JP 62312836 A JP62312836 A JP 62312836A JP 31283687 A JP31283687 A JP 31283687A JP H01152617 A JPH01152617 A JP H01152617A
Authority
JP
Japan
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sintered body
lead
molded
forming
thin
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Pending
Application number
JP62312836A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Endo
隆之 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH01152617A publication Critical patent/JPH01152617A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体電解コンデンサに係シ、特に積層型コンデ
ンサ素子に関する。
〔従来の技術〕
一般に固体電解コンデンサの素子は、第6図に示す如く
、タンタル、ニオブ、アルミニウムなどの弁作用を有す
る金属粉末に、前述の金属粉末と同種の陽極リード32
の一部を埋設して、プレス加工し、円柱状、角柱状等の
プレス成形体31を形成した後、真空焼結して多孔質構
造を有する焼結体33を形成する。次に、焼結体33の
周囲に誘電体層、及び固体電解質層を順次被覆形成し、
その上にグラファイト及び銀ペーストなどの陰極引き出
し層34を設けて、固体電解コンデンサ素子35を形成
していた。
即ち従来例の焼結体の製造方法として、タンタル粉末を
プレス成形して、直径0.4 mmの陽極IJ−ド32
の埋設部分の深さ4. Otax 、全長5. Oxx
 、幅3、 Q ws 、厚さ3.0mの角柱状のプレ
ス成形体31を得る。次には、このプレス成形体31を
真空度10  torr 、温度1700’0の真空炉
で真空焼結して、焼結体33を形成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし前述した従来の焼結体には次の欠点がある。
(イ)大容量の固体電解コンデンサでは、形状の大きな
焼結体を用いる為、焼結体の内部に薬品を含浸させて、
誘電体層、固体電解質層等を形成する工程の薬品浸透性
が悪い。その為、誘電損失、インピーダンス等の電気的
特性が悪くなる。
従ってその改善を図る為K、薬品の含浸回数を多くしな
ければならない。
(ロ)一方、コンデンサの小型大容量化に伴い、焼結体
の多孔質構造もよシ 密にな夛、焼結体の内部への薬品
等の浸透性が悪化し、誘電損失。
インピーダンス及び固体電解質の被覆率等が悪化する。
本発明の目的は、前記欠点が改善され、焼結体の中心部
へ薬品がすみやかに含浸し、迅速に薬品の浸透が行える
ようKした固体電解コンデンサを提供することKある。
属粉末を薄チップ状に成形し、かつ前記金属よりなる陽
極リードを導出した第1の成形体を形成し、更に前記金
属からなるリードあるいは箔を第1の成形体の2側面か
ら導出し、その先に接続し、かつ前記金属粉末で包含し
た簿チップ状に成形した一対の第2の成形体で挾み、こ
れらを焼結体としたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図、第2図及び第3図は、本発明の第1の実施例の
固体電解コンデンサの焼結体の構造を示すそれぞれ斜視
図、陰極引き出し層形成後の素子の断面図、及び成形体
ユニットの形状の分解斜視図である。まず、第3図に於
て、本実施例の固体電解コンデンサは、弁作用を有する
金属粉末を薄型にプレス成形し、かつ金属粉末と同種の
金属線の一部を埋設させた接続リード7を有する薄型の
プレス成形体1a、lb(以後落成形体1a、lbと略
称)と、この落成形体1a、lbと同様に薄型にプレス
成形し、接続リード7と同種の金属線の一部を埋設させ
た陽極リード2を有し、かつ陽極リード2の導出面の両
側に落成形体1a、lbよシ導出した前記接続リード7
を埋設しているプレス成形体IC(以後リード成形体I
Cと略称)とが素材となる。
次に、接続リード7で連結された落成形体1a。
1b及びリード成形体ICからなる成形体ユニット3a
を真空焼結・一体化して、焼結体3bを形成する。
次に第1図に示すように、この落成形体1a、lbをリ
ード成形体ICの上下に配すように、接続リード7の折
曲部7aで折シ曲げ、適切な間隙部6を保持するように
重ね合せた折曲焼結体3Cを形成す不。次に第2図に示
すように、折曲焼結体3Cに陰極引出層4を形成し、コ
ンデンサ素子5を完成させる。
次に、本実施例の製造方法を説明する。まずタンタル粉
末をプレス成形し、全長5. Q m* 、幅3.01
!I厚さLOHで、かつ幅方向に直径α4suIの接続
リード7を、深さLOIIiI埋設した板状の成形体即
ち落成形体1a、lbを用意する。更に1落成形体1a
、lbから導出された接続リード7を、深さ1.0詣、
成形体間の隔シを1.5 snで、幅方向に両側から埋
設せしめ、かつ直径Q、 41にの陽極リードを全長方
向K、深さ4.0龍で埋設せしめた成形体即ちリード成
形体1cから、成形体ユニット3aを得た。次に、この
成形体ユニツ)3aを、真空度1O−5torr、温度
1700’Cの真空炉で真空焼結して、焼結体3bを形
成した。次に、落成形体1a、lbをリード成形体IC
の上下に配すように接続リード7の中央部で180°折
シ曲げ、落成形体1a、lbとリード成形体ICの間に
間隙部6を有する折曲焼結体3Cを形成した。
薬品を浸漬すべき焼結体の内部及び陽極リード付近の焼
結体の表面からの距離は、従来ではL01g+1.5m
あるのに対し、本実施例による積層状の焼結体に於ては
、焼結体を厚さ方向で3分割し、各々の分割部に間隙部
6を有す構造の為、焼結体の表面から最も深い部分でも
表面からの距離は0゜5111となシ、薬品の浸透性が
向上する利点がある。
第4図は本発明の第2の実施例の固体電解コンデンサの
成形体ユニットの形状を示す斜視図である。
同図において、本実施例では、連成形体1a、lbと同
様に弁作用を有する金属粉末を薄型の板状にプレス加工
し、かつプレス加工時に金属粉末と同種の金属箔の一部
を埋設させた接続箔8を有する連成形体11a、llb
が用意される。次に陽極リード2を導出し、かつ接続箔
8によシ薄成形体11a、llbを連結しているリード
成形体lieが用意され、以上3成形体から成形体ユニ
ット13aが得られ、真空焼結一体化した後、接続箔8
で折シ曲げることによシ、積層型の焼結体が得られ前記
第1の実施例の場合と全く同様の効果が得られる。第5
図は本発明の第3の実施例の固体電解コンデンサの成形
体ユニットを示す斜視図である。同図において、本実施
例では、前記第1の実施例と同様な連成形体1a、lb
とリード成形体ICとの間に、さらに接続リード27を
介して、同様の連成形体21d、21eを介挿させるこ
とによシ、5層の成形体ユニット23aが得られ、前記
第1の実施例の場合と全く同様な効果が得られるととも
に、連成形体21d、21eの枚数を更に増加し、厚い
ペレットを多層構造化することによシ、薬品の浸透性を
向上出来る。
以上本実施例の製造方法は、弁作用金属粉末に陽極リー
ドの一部を埋設し、更にリードあるいは箔を2側面から
導出し、プレス成形して薄形の第1成形体を形成し、前
記リードおるいは箔の先を前記金属粉末で包含プレス成
形して薄形の第2の成形体の一対を形成する工程と、前
記成形体を真空焼結する工程と、前記第1の成形体を前
記第2の成形体で、前記リードあるいは箔を支点に押シ
返して挾み、間隙部を有する積層体を形成する工程とを
含む。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は次の効果がある。
(1)焼結体の間隙部を通過して、焼結体内部への薬品
の浸透性が向上するので、薬品の含浸回数を減らすこと
が出来る。
(11)焼結体の間隙部を通して薬品が焼結体内部に十
分に入シ、内部抵抗即ち誘電損失やインピーダンス等を
小さくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の固体電解コンデンサの
焼結体の構造を示す斜視図、第2図は第1図の固体電解
コンデンサの陰極引き出し層形成後の素子の断面図、第
3図は第1図の固体電解コンデンサの成形体ユニットの
形状を示す斜視図、第4図は本発明の第2の実施例の固
体電解コンデンサの成形体ユニットの形状を示す斜視図
、第5図は本発明の第3の実施例の固体電解コンデンサ
の成形体ユニットの形状を示す斜視図、第6図は従来例
の固体電解コンデンサ素子の断面図である。 la、lb、lla、llb、21d、21e・・一連
成形体、lc、llc・・・リード成形体、2,32・
・・陽極リード、3a、13a、23a・−成形体ユニ
ット、3b。 33・・・焼結体、3C・・・折曲焼結体、4,34・
・・陰極引き出し層、5.35・・・コンデンサ素子、
6・・・間隙部、7.27・・・接続リード、7a・・
・接続リードの折曲部、8・・・接続箔、31・・・プ
レス成形体。 代理人 弁理士  内 原   晋 千1 回 第2 図 千6 図 第j 図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弁作用金属の粉末を薄チップ状に成形し、かつ前記金属
    よりなる陽極リードを導出した第1の成形体を形成し、
    前記金属からなるリードあるいは箔を前記第1の成形体
    の両側面から導出し、前記リードあるいは箔の先に接続
    され、かつ前記金属の粉末で包含した薄チップ状に成形
    した一対の第2の成形体で前記第1の成形体を挾み、焼
    結体としたことを特徴とする固体電解コンデンサ。
JP62312836A 1987-12-09 1987-12-09 固体電解コンデンサ Pending JPH01152617A (ja)

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JP62312836A JPH01152617A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 固体電解コンデンサ

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JP62312836A Pending JPH01152617A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 固体電解コンデンサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7929274B2 (en) * 2008-04-03 2011-04-19 Kemet Electronics Corporation Capacitor with sacrificial lead wire configuration and improved manufacturing method thereof
JP2014529188A (ja) * 2011-08-11 2014-10-30 カーディアック ペースメイカーズ, インコーポレイテッド 3次元フレーム構造体を備える焼結コンデンサ電極
US10069147B2 (en) 2010-08-12 2018-09-04 Cardiac Pacemakers, Inc. Method of making a carbon monofluoride impregnated current collector including a 3D framework

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