JPH01151212A - 積層応用部品の構造 - Google Patents

積層応用部品の構造

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JPH01151212A
JPH01151212A JP31140487A JP31140487A JPH01151212A JP H01151212 A JPH01151212 A JP H01151212A JP 31140487 A JP31140487 A JP 31140487A JP 31140487 A JP31140487 A JP 31140487A JP H01151212 A JPH01151212 A JP H01151212A
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望月 宣典
Minoru Takatani
稔 高谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コイル形成用導体と磁性体とを交互に積層し
焼結することによって製造される積層インダクタを主体
とした積層応用部品の構造に関する。
(従来の技術) 積層インダクタあるいは積層トランス等の8tM応用部
品は、第7図に示すように、例えば電気絶縁性の高いフ
ェライト粉をバインダーによりペースト化した磁性体層
1と、コイル形成用導体粉をバインダーによりペースト
化した導体2とを、1つのms面に1つのハーフコイル
が形成されるように、印刷法により交互に積層し、コイ
ル用導体パターンが磁性体層の居間から次の居間へ順次
つながるようにコイル状に形成された桔層体を作り、こ
れを焼成して製造される。
(発明か解決しようとする問題点) 上述のように製造される従来の積層インダクタ等のイン
ダクタンス成分を有する積層応用部品は、1つの積層面
に1つのハーフコイルが形成されるものであり、高いイ
ンダクタンスを得るには限界があるという問題点かあっ
た。
また、各コイル用導体2において発生する磁束は、φで
示すように合成されるが、導体2間に磁性体が存在する
ため、一部の磁束は導体2間に回り込み、磁束φに合成
されず、漏れ磁束Φaとなり、損失が多くなり、インダ
クタンス値の低下、Q値の低下を招くという問題点があ
った。
(問題点を解決するための手段) 本願の第1発明は、高いインダクタンス値を有する積層
応用部品の構造を実現するため、積層面上に同時にかつ
同芯状に形成される複数個のコイルを設け、各層のコイ
ルを、各コイルで発生する磁束が同一方向となるように
結線したことを特徴とする。
また1本願の第2発明は、前記構成に加え、さらに、積
層方向のコイル間の一部に非磁性体を介在させたことを
特徴とする。
(実施例) 第1図は本発明による積層応用部品の一実施例を示す断
面図、第2図は第1図のA−A断面を斜線を省略して示
すコイルパターン図である。この実施例は、a、b、c
の3つのコイルを磁性体4内に内蔵しており、コイルa
は、コ字形のコイル用導体(ハーフコイル)al〜a5
を順次接続し、コイルb、cもそれぞれコ字形導体bi
〜b5、c1〜C5を順次接続してなるもので、コイル
aとbは第1図における上端にて互に接続し、コイルb
とCは第1図における下端にて互に接続することにより
、これらのコイルに電流iを流した場合に同方向に合成
磁束φが生じるように構成したものである。これらのコ
イルa、b、cは、第1層の導体al、bl、clを同
時に形成した後、これらの一端にそれぞれ一端が接続さ
れる第2層の導体a2.b2.c2を同時に形成し、同
様に順次第3層の導体a3.b3.c3、第4層の導体
a4.b4.c4、第5層の導体a5.b5 、 ’c
 5をそれぞれ同時に形成する。また、第1層の外側の
導体alの形成と同時にこれに接続された引き出し電極
3aを形成し、内側のコイルbの上端には引き出し電極
3bが一体に形成される。
第3図は第1図および第2図に示した積層応用部品の製
造工程図であり、まず第3図(1)に示すように、基板
(図示せず)上に印刷により電気絶縁性の高いフェライ
ト粉とバインダーとからなる磁性体ペーストを塗布して
磁性体層であるベース4aを形成する。
次に第3図(2)に示すように、前記引き出し電極3a
と、コ字形コイル用導体al、bl、clを1図示のよ
うに内側の導体blと中間の導体C1の一端を接続し、
かつ導体al、blが同じ側で導体clに対向するよう
に同芯状に導体ペーストの印刷により形成すると共に、
導体alに引き出し電極3aを一体に形成する。これら
の導体al〜clを形成する導体ペーストは、例えばA
g、Ag−Pd、 Cu、 Ni、 Pd等の金属粉と
バインダーとを混合してなるものである。なお、第1図
の断面図は、第3図(2)のB−B線方向の断面に相当
している。
次に第3図(3)に示すように、前記導体al〜CIの
一端部を除いた全面に、前記磁性体ペーストの印刷によ
り磁性体層4bを形成する。
次に第3図(4)に示すように、前記磁性体層4b上に
、第2層目の導体a2.b2.c2を、第1層の対応す
る導体al、bl、clのそれぞれ反対側に、かつ各導
体a2.b2.c2の一端を、露出している第1層の導
体al、bl、clの端部に接続して同芯状に導体ペー
ストの印刷により形成する。
次に第3図(5)に示すように、前記導体32〜C2の
一端部(すなわち、前記第1層の導体al〜clに接続
された部分の反対側の端部)を除いた全面に、前記磁性
体ペーストの印刷により磁性体層4cを形成する。
次に第3図(6)に示すように、前記磁性体層4C上に
、第3層目の導体a3.b3.c3を、各導体’a2.
b2.c2のそれぞれ反対側に、かつ各導体a3.b3
.c3の一端を、露出している第2層の導体a2.b2
.c2の端部に接続して同芯状に導体ペーストの印刷に
より形成する。
以下同様に、磁性体層4dの形成(7)、第4層の導体
a4〜C4の形成(8)、磁性体層4eの形成(9)、
第5層の導体a5〜c5の形成(この時、中間の導体C
5と外側の導体a5とを接続した状態で形成する。) 
(10)、磁性体層4fの形成(11)を行なった後、
引き出し電極3bを、内側の導体b5に接続して形成し
く12)、最後に前記磁性体ペーストにより全体を磁性
体層でなるベース4gで覆って中間積層体を得る。
次にこの中間積層体を焼成し、引き出し電極3a、3b
に接続される外部端子(図示せず)を導体ペーストの焼
付けにより形成して積層インダクタを得る。
このような構成とすれば、3重のコイルを形成した積層
インダクタンが製造され、インダクタンスしはコイルの
巻数Nの2乗に比例することから、導体の積層数が同じ
である場合、従来よりはるかに大きなインダクタンス値
が得られる。
第4図は第2の発明の実施例を示す断面図であり、本実
施例は、前記中間の導体cl〜c5の間。
あるいは上下に非磁性フェライト等からなる非磁性体層
di〜d4をペーストの印刷によって形成  −するこ
とにより、前記漏れ磁束φaの発生を抑制。
したものである。
第5図は第4図の積層応用部品の製造工程を示す図てあ
り、第3図の°工程の間に、(2^)、(4^)。
(6^)、(8A)に示すように、導体cl(あるいは
C2、C3,C4,C5)とこれに対向する導体alと
bi間(あるいはC2とb2間、C3とb3間、C4と
b4間、C5とb5間)に非磁性体ペーストにより非磁
性体層dl(あるいはC2、C3、C4)を形成する工
程を付加することにより、第4の構造が実現てきる。
第4図の構造によれば、前記漏れ磁束φaが抑制される
ことにより銅損が改善され、第1図の構造よりもさらに
大きなインダクタンス値および高いQ値が得られる。
第6図は本発明の応用例を示す図であり、(A)列は斜
視図、(B)列は見透し図(C)列は回路図、(D)列
は特性図であり、それでれ横方向に対応したものを描い
である。
第6図(1)のチップインダクタは、前記実施例のよう
に構成された本体6、すなわち、磁性体4内に前記のよ
うに形成されたコイルa、b、cを内蔵し、外面に一対
の外部端子5を設けたものである。
第6図(2)のチップトランスは、第6図(1)のチッ
プインダクタに中間引き出し電極3Cを設けて本体7を
構成し、前記中間引き出し電極3Cに外部端子5Aを接
続して設けたものである。
第6図(3)のチップトラップは、誘電体とシート状電
極からなるコンデンサ9と、インダクタ本体6とが一体
に重なり、これらを並列あるいは直列に接続して外部に
接続する一対の外部端子5を有するもので、(D)の特
性図に示すように、共振周波数f、、で減衰量が極大と
なる特性を有するものである。
第6図(4)のチップIFTは、第6図(3)に示した
トランスに中間引き出し電極3Cおよびこれにつながる
外部端子5Aを設けた構成を有し、共振周波数f。にお
いて、減衰量が最小となるものである。
第6図(5)のチップフィルタは、第1図および第2図
に示したようなコイルa、b、cを磁性体内に複数個形
成した積層インダクタ6Aと、複数個のコンデンサを形
成した積層コンデンサ9Aとを一体に重ね、外部端子5
の他の回路との接続により、ローパスフィルタ、バイパ
スフィルタ、バンドパスフィルタ、デイレイライン、バ
ンドリジェクトフィルタを構成したものである。
以上の説明は、磁性材粉を含む磁性体ペーストおよび導
体ペーストを印刷により重ねて形成した例について説明
したが、予め磁性体あるいは導体をシート状に形成した
もの接着剤を介して一体化し、焼成することにより積層
体を製造する場合にも本発明を適用できる。
(発明の効果) 以上述べたように、本願の第1発明においては、積層面
上に同時にかつ同芯状に形成される複数個のコイル用導
体を設け、各層のコイル用導体を、各コイル用導体で発
生する磁束が同一方向となるように結線したので、従来
より小形で高いインダクタンス値の積層応用部品を得る
ことができる。
また、本願の第2発明においては、さらに前記コイル導
体層間の一部に非磁性体を介在させたので、漏れ磁束の
発生が抑制され、さらに小形で高いインダクタンス値お
よび高いQ値の積層応用部品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1発明による積層応用部品の一実施例
を示す断面図、第2図はそのA−Alli面部を斜線を
省略して示すコイルパターン図、第3図は該実施例の製
造工程を示す図、第4図は本願の第2発明の実施例を示
す断面図、第5図は該実施例の製造工程を示す図、第6
図は本発明の応用例を示す図であり、図中(A)は斜視
図、(B)は見透し図、(C)は回路図、(D)は特性
図、第7図は従来の積層応用部品を示す断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コイル用導体と磁性体とを交互に積層してなる積層
    応用部品において、積層面上に同時にかつ同芯状に形成
    される複数個のコイル用導体を設け、各層のコイル用導
    体を、各コイル用導体で発生する磁束が同一方向となる
    ように結線したことを特徴とする積層応用部品の構造。
  2. 2.コイル用導体と磁性体とを交互に積層してなる積層
    応用部品において、積層面上に同時にかつ同芯状に形成
    される複数個のコイル用導体を設け、各層のコイル用導
    体を、各コイル用導体で発生する磁束が同一方向となる
    ように結線し、積層方向のコイル導体間の一部に非磁性
    体を介在させたことを特徴とする積層応用部品の構造。
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