JPH01151146A - 走査形電子顕微鏡 - Google Patents

走査形電子顕微鏡

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JPH01151146A
JPH01151146A JP30875587A JP30875587A JPH01151146A JP H01151146 A JPH01151146 A JP H01151146A JP 30875587 A JP30875587 A JP 30875587A JP 30875587 A JP30875587 A JP 30875587A JP H01151146 A JPH01151146 A JP H01151146A
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JP
Japan
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center
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image
sample
screen
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Pending
Application number
JP30875587A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawamura
川村 佳博
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH01151146A publication Critical patent/JPH01151146A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、走査形電子顕微鏡に関し、例えば高倍率観
察位置等の中心を表示手段の画面中央に容易に移動させ
ることができるようにしたものである。
(従来の技術) 従来、電子顕微鏡により高倍率等の画像で試料を観察す
る場合は、まず低倍率の画像上で目的とする観察個所を
探し、次いで観察者が観察用ブラウン管の画面を見なが
ら、その観察個所が画面の中央に来るように試料を載置
したステージを移動させ、そのあと所要の高倍率まで倍
率を上げて試料を観察することが行なわれていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、通常の走査形電子顕微鏡の画面の一一一  
           一つ−走査速度は1秒で1画面
程度と遅い。このため、ステージ位置の移動調整時に、
その移動量(移動状態)を即、観察用ブラウン管の画面
上で観察することができず、試料の位置調整が難しかっ
た。
これに対し、ステージ位置の移動調整時に、リアルタイ
ムでその画像を観察する手段として、走査速度を数10
mS/画面の速さのモード、例えばTVモードと称され
る速度で走査するようにしたものがあるが、このものは
試料に与える影響が大ぎく、試料土にチャージアップが
生じ易い。また、走査方向を回転させて試料の画像を回
転させるスキャンローテーションをかけると、ステージ
のXY軸と画面のXY軸がずれるので位置調整がさらに
難しくなってしまう。
このように、低倍率の画像上で例えば高倍率観察位置等
の中心を画面の中央に移動させるためのステージの調整
には、かなりの熟練を要するとともに、手間がかかり、
また被観察試料にダメージを与え易いという問題点があ
った。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、表示中
画像の画面中心とは異なる所要の位置に観察位置中心を
カーソルで指示するだけで、その観察位置中心を、表示
手段の画面の中央に容易に移動させることができ、また
、これとともに移動調整時における被観察試料に与える
ダメージを低減させることのできる走査形電子顕微鏡を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するために、XYステージ
上に載置した被観察試料の画像を表示手段の画面に所要
の倍率で表示する走査形電子顕微鏡において前記表示手
段の画面に表示された被観察試料の画像上に、当該表示
中面像にお【プる画面中心とは異なる所要の位置に観察
位置中心をカーソルで指示Jる位置入力手段と、該位置
入力手段から入力された前記観察位置中心の位置信号及
び前記表示中画像の倍率から当該観察位置中心を前記表
示手段の画面中央に位置させるための前記XYステージ
の移動量を求め該移動量信号に基づいて当該XYステー
ジを所用量移動させるコントローラとを具備させたこと
を要旨とする。
(作用) 表示手段に表示された画像上で、位置入力手段により所
望の観察位置中心をカーソルで指示すると、コントロー
ラで、その位置入力手段から入力された位置信号及び表
示中画像の倍率から当該観察位置中心を表示手段の画面
中央に移動させるためのXYステージの移動量が演算さ
れ、この移動量信号に基づいてXYステージが所要量移
動し、所望の観察位置中心が画面の中央に移動する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。この実施例は高倍率観察位置の中心を画面
中央に移動させる形式のものに適用されている。
第1図中、1は真空容器で構成された走査形電子顕微鏡
の本体く以下、SEM本体という)であり、SEM本体
1には、電子ビーム2を放出する電子銃3、電子ビーム
2を収束するための収束レンズ4、収束された電子ビー
ム2をX軸方向及びY軸方向に走査する走査コイル5a
、5b、走査される電子ビーム2を被観察試料7上に合
焦させる対物レンズ6、被観察試料7を載置するための
XYステージ8及び電子ビーム2の照射により被観察試
料7から得られる2次電子等を検出して電気信号に変換
する検出器9等が所要の態様で配設されている。
走査]イル5a、5bには、走査用の鋸歯状波を発生す
る走査回路11が接続されている。鋸歯状波による被観
察試料7上の電子ビーム2の偏向範囲が大きい場合は、
低倍率の画像が得られ、また偏向範囲が小さい場合は、
高倍率の画像が得られる。また、走査回路11は、CR
丁ドライバ12を介して表示手段としての観察用ブラウ
ン管(CRT)13に接続されている。CRTドライバ
12からは、走査回路11からの走査信号aに同期して
観察用ブラウン管13走査用の走査信号すが発生される
一方、検出器9は、プリアンプ14を介してC8丁ドラ
イバ12に接続されている。検出器9の検出信号である
2次電子等信号は、プリアンプ14で適宜に増幅された
のち映像信号dとしてCRTドライバ12に入力される
そしてさらに、この実施例の走査形電子顕微鏡には、観
察用ブラウン管13に表示された被観察試料7の画像上
に、その表示中画像の倍率よりも所要の高倍率で観察す
るための高倍率観察位置をカーソルで指示するための位
置入力手段としての位置入力装置15が装備されている
。位置入力装置15としては、例えばトラックボールが
用いられ、またカーソルとしては後述するように四角形
枠のマークが用いられている。
位置入力装置15は、コントローラ16に接続されてい
る。コントローラ16の出力側は、CRTドライバ12
及び走査回路11にそれぞれ接続され、ざらに各パルス
モータドライバ17.18を介してXYステージ8駆動
用のパルスモータMX、 Myにそれぞれ接続されてい
る。
上記のコントローラ16には、次のような各機能が備え
られている。即ち、コントローラ16は、まず位置入力
装置15から観察用ブラウン管13画面上の四角形カー
ソルの位置変更の信号を受け、CRTドライバ12へ四
角形カーソルの位置及び大きさの信号Cを送る。CRT
ドライバ12では、この信号Cにより、四角形の枠信号
が発生′され、プリアンプ14からの映像信号dに、こ
の四角形の枠信号がスーパーインポーズされ、これが映
像信号fとして観察用ブラウン管13に送られる。
また、コントローラ16からは、走査回路11に対して
高倍率への切換信号が送られる。この切換信号により、
走査回路11からは、高倍率観察位置が観察用ブラウン
管13の中央に移動されたのち、高倍率偏向用の鋸歯状
波が発生される。
さらに、コントローラ16では、位置入力装置15から
入力された四角形カーソルの位置信号及び観察用ブラウ
ン管13に現に表示されている画像の倍率から高倍率観
察位置を観察用ブラウン管13の画面中央に位置させる
ためのXYステージ8の移動量が演算され、この移動量
信号であるパルス信号が、パルスモータドライバ17.
18にそれぞれ送られる。そして、このパルス信号に基
づいてパルスモータドライバ17.18により各パルス
モータMX、 Myが所要ステップだけ回転され、高倍
率観察位置が観察用ブラウン管13の画面中央に位置さ
れる。
次に、コントローラ16内の処理手順を示す第2図のフ
ローチャートを用いて動作を説明する。
観察用ブラウン管13には、プリアンプ14側からCR
Tドライバ12を介して入力された映像信号により被観
察試料7の低倍率の画像が表示されている。また、第3
図に示すように、観察用ブラウン管13には、コントロ
ーラ16からCRTドライバ12を介して、次に行なわ
れる高倍率で観察可能な大きさの四角形の枠信号が入力
され、その画面13aには、四角形カーソル19が表示
されている(ステップ21)。
位置入力装置15であるトラックボールを操作して、表
示画像中の所望の高倍率観察位置に四角形カーソル19
を合わせ(ステップ22)、高倍率への切換え入力を行
なうと(ステップ23の「あり」)、コントローラ16
で、トラックボールからの信号により画面13a上にお
ける四角形カーソル19の位置が読取られ(ステップ2
4)、その四角形カーソル19から画面13a中央まで
の距離が求められ、また現表示中画像の倍率から、四角
形カーソル19を画面13a中央に位置させるためのX
Yステージ8の必要移動量、X軸、Yにスキャンローテ
ーションによる回転を加味し2XYステージ8の移動量
に換算され(ステップ26)、その移動量に対応した個
数のパルス信号がパルスモータドライバ17.18に送
られる。そして、このパルスモータドライバ17.18
の駆動により各パルスモータMX、 Myが所要ステッ
プ数だけ回転してXYステージ8が所要方向に移動し、
四角形カーソル19、即ち、高倍率観察位置が観察用ブ
ラウン管13の画面13aの中央に位置される(ステッ
プ27)。
そして、これに引続いて、コントローラ16から走査回
路11に対し、高倍率への切換信号が送られ(ステップ
28)、四角形カーソル19で指示された領域が、画面
13a上に所要の高倍率で表示される。
このようにして、位置入力装置15の操作により、四角
形カーソル19で指示された高倍率観察位置が、電子ビ
ーム2の走査の中央位置に来るようにXYステージ8が
自動的に移動され、走査回路11の動作により高倍率に
切換えられた時に、その高倍率観察位置が、画面1.3
aに拡大されて所要の観察が行なわれる。そして、XY
ステージ8の移動中は、被観察試料7への電子ビーム2
の照射を止めることにより、当該被観察試料7のダメー
ジが低減される。また、この実施例では、設定した高倍
率で観察したい領域が、拡大されたときの画像中に全て
入るか否かが画面13a上に表示された四角形カーソル
19により確認でき、さらには被観察試料7にダメージ
を与えることの少ない低倍率の画像上で高倍率観察位置
の設定が的確に行なわれる。
なお、上述の実施例では、倍率を上げて観察する場合に
ついて説明したが、等倍率で単に観察位置中心を変える
場合にもこの発明を適用することができる。この発明を
用いると、スキャンローテーションの影響を考慮する必
要がないので、観察作業性の向上が図られる。また、カ
ーソルは四角形のものを用いたが、十字形のものや平行
形のもの等を用いることもできる。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、表示手段に表
示された画像上で、位置入力手段により、当該表示中画
像における画面中心とは異なる所望の位置に観察位置中
心をカーソルで指示すると、コントローラで、その位置
入力手段から入力された位置信号及び表示中面像の倍率
から当該観察位置中心を表示手段の画面中央に移動さぜ
るためのXYステージの移動量が演算され、この移動量
信号に基づいてXYステージが所要量移動されるので、
観察位置中心を表示手段の画面中央に容易に移動させる
ことができ、また、XYステージの移動詞整時にリアル
タイムで画像の移動を観察するために走査速度を格別高
速度等にする必要がないので、被観察試料に与えるダメ
ージを低減させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る走査形電子顕微鏡の実施例を示
す構成図、第2図は動作を説明するためのフローチャー
ト、第3図は表示手段の画面上におけるカーソルの表示
例を示す正面図である。 1:SEM本体、  7:被観察試料、8:XYステー
ジ、 13:観察用ブラウン管(表示手段)、15:位置入力
装置(位置入力手段)、16:コントローラ、 MX、MY:パルスモータ、  19カーソル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)XYステージ上に載置した被観察試料の画像を表
    示手段の画面に所要の倍率で表示する走査形電子顕微鏡
    において、 前記表示手段の画面に表示された被観察試料の画像上に
    、当該表示中画像における画面中心とは異なる所要の位
    置に観察位置中心をカーソルで指示する位置入力手段と
    、 該位置入力手段から入力された前記観察位置中心の位置
    信号及び前記表示中画像の倍率から当該観察位置中心を
    前記表示手段の画面中央に位置させるための前記XYス
    テージの移動量を求め該移動量信号に基づいて当該XY
    ステージを所用量移動させるコントローラと を具備させたことを特徴とする走査形電子顕微鏡。
  2. (2)前記観察位置中心は、前記表示中画像の倍率より
    も所要の高倍率で観察するための高倍率観察位置の中心
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    走査形電子顕微鏡。
JP30875587A 1987-12-08 1987-12-08 走査形電子顕微鏡 Pending JPH01151146A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30875587A JPH01151146A (ja) 1987-12-08 1987-12-08 走査形電子顕微鏡

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JP30875587A JPH01151146A (ja) 1987-12-08 1987-12-08 走査形電子顕微鏡

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JPH01151146A true JPH01151146A (ja) 1989-06-13

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ID=17984900

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JP30875587A Pending JPH01151146A (ja) 1987-12-08 1987-12-08 走査形電子顕微鏡

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JP (1) JPH01151146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05240787A (ja) * 1991-03-08 1993-09-17 Rikagaku Kenkyusho 表面プラズモン顕微鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05240787A (ja) * 1991-03-08 1993-09-17 Rikagaku Kenkyusho 表面プラズモン顕微鏡

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