JPH01150587A - 携帯可能媒体 - Google Patents

携帯可能媒体

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JPH01150587A
JPH01150587A JP62309561A JP30956187A JPH01150587A JP H01150587 A JPH01150587 A JP H01150587A JP 62309561 A JP62309561 A JP 62309561A JP 30956187 A JP30956187 A JP 30956187A JP H01150587 A JPH01150587 A JP H01150587A
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JP
Japan
Prior art keywords
embossed pattern
card
embossed
phosphor
card base
Prior art date
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Pending
Application number
JP62309561A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fujimori
敦 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばICカード等の携帯可能媒体に関し
、特にそのエンボス状パターンに係るものである。
(従来の技術) 携帯可能媒体をICカードに例をとって説明すると、I
Cカードは、第5図及び第6図に示すように、ポケット
サイズのプラスチック等からなるカード基体1に図示省
略のCPIJ及びメモリを構成するLSIチップが埋込
まれ、カード基体1の表面にはリーダ・ライタ等の外部
装置とのデータの送受用、及び電源入力用等のコンタク
ト2が設けられている。
ISO(国際標準化機構)規格によると、カード基体1
の厚さは0.76mm1.:規定されており、その縦、
横についても所定の寸法に規定されている。
またICカードは、既存の磁気カードとの併用が配慮さ
れ、カード基体1の表面には例えば磁気ストライプ3及
び所要のエンボス文字4が共存されている。
第7図は、このようなICカードのカード基体1に対す
る従来のエンボス文字等の作製方法を示している。第7
図中、5は雄型、6は雌型であり、雌型6がカード基体
1の表面側に配置され、雄型5で裏面側から押上げるよ
うに型押しされてカード基体1の表面に所要のエンボス
文字4が作製される。
ところで、近時第8図に示すようにカード基体1の裏面
にキーボード7及び液晶表示器8を組込み、リーダ・ラ
イタ等を使わずに手操作により内部のCPUを動作させ
て記録内容の確認等が行なえるようにした多機能形のI
Cカードが開発されている。
しかるに、このような構造のICカードにおいては、裏
面側に雄型5を押し当てると、裏面に組込まれたキーボ
ード7等を破壊することになるので、雄型5でカード基
体1を裏面側から押上げてその表面にエンボス文字を含
むエンボスパターンを形成することができない。
そこで、カード基体に機械的な衝撃を加えることなく、
その表面に所要のエンボスパターンを作製する手段とし
て、次のような方法が考えられている。
その一つは、接着剤吐出装置を使用して、カード基体上
に紫外線硬化形接着剤により所要のパターンを画き、次
いでこれを紫外線照射により硬化させて、カード基体上
に所要のエンボス状パターンを形成する方法である。
また、他の一つは、カード基体上の所要位置に感光性樹
脂等により適宜大きさのエンボス部を形成し、このエン
ボス部を切削装置により浮き彫りするように切削して、
カード基体上に所要のエンボス状パターンを形成する方
法である。
ここに、エンボス状パターンとは、上述のように硬化し
た接着剤又は樹脂の凸条により形成された文字等のパタ
ーンを指し、前述の型押しにより形成されたエンボスパ
ターンと外見上及び強度的にほぼ同等のものを指してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) カード基体に機械的な衝撃を加えることなく形成された
エンボス状パターンは、硬化した接着剤又は樹脂により
形成されているため、型押しにより形成されたエンボス
パターンと比べると、カード基体に形成されている正規
のエンボス状パターンに対し、接着剤等により、さらに
他のエンボス状パターンを付足したり、或いはカッター
等で切削して新たなエンボス状パターンを形成すること
が容易である。このため、エンボス状パターンが虚偽の
エンボス状パターンに改ざんされるおそれがあり、セキ
ュリティ対策上不十分な面が存在していた。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、エンボ
ス状パターンが改ざんされたものであるか否かを容易に
チエツクすることができてセキュリティを向上させるこ
とのできる携帯可能媒体を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するために、カード基体の
表面にエンボス状パターンを形成してなる携帯可能媒体
において、前記エンボス状パターンに蛍光物質を含有さ
せたことを要旨とする。
(作用) 上記構成において、エンボス状パターンに励起光である
紫外線等を照射すると蛍光が生じるので、エンボス状パ
ターンが改ざんされたものであるか否かのチエツクが可
能とされる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。この実施例は多機能ICカードに適用され
ている。
まず、携帯可能媒体としての多機能ICカードの構成を
説明すると、前述したように、多機能ICカードは、裏
面にキーボード等が組込まれているので、裏面からの型
押しにより、その表面にエンボスパターンを形成するこ
とができない。このため、多機能ICカードにおけるカ
ード基体の表面には、透明性を有する感光性樹脂等から
なるエンボス部の切削により、所要の透明なエンボス状
パターンが形成されている。エンボス状パターンを透明
としたのは、カード基体の表面に印刷された銀行やクレ
ジット会社等のデザインが、後述する土台部分を含むそ
のエンボス状パターンにより損なわれないようにするた
めである。
そして、上述のように形成されたエンボス状パターンに
、蛍光物質が含有されている。蛍光物質は、透明性を有
する感光性樹脂に混合しても、その感光性樹脂の透明性
を損なわないものが用いられており、例えば、屈折率が
感光性樹脂と近似している蛍光物質、又は液状の有機系
材料からなる蛍光染料等が用いられている。
次に、上述のエンボス状パターンの製造工程の一例を、
第1図ないし第4図を用いて説明することにより、その
構成をさらに詳述する。
第1図に示すように、まずカード基体11上に、スピン
コード法等により蛍光物質が適宜の割合で混合された感
光性樹脂が所要の厚さに塗着され、予備硬化された後、
フォトエツチングが施されて、カード基体11上の所要
位置に所要の大きさのエンボス部12が形成される。エ
ンボス部12はフォトエツチング後、紫外線照射等によ
り硬化促進がなされて、硬化後の厚さが0.3〜0.5
mmとされている。上記の感光性樹脂としては、例えば
フォトポリマ等が用いられている。フォトポリマは水溶
性の感光性樹脂として一般に用いられているものであり
、感光後にあっても、はぼ透明性を有しているものであ
る。
そして、第2図に示すように、多機能ICカードの発行
時に、上述のように準備されたカード基体11が、切削
装置における図示省略のテーブル上に固定されてエンボ
ス部12の切削がなされる。
第2図中、13は、回転中継器等を介して図示省略のモ
ータで回転されるスピンドルであり、スピンドル13の
先端に切削用のドリル14が取付けられている。切削装
置では、その切削位置制御部により、テーブルのX軸方
向及びY軸方向並びにドリル14のZ軸方向、即ち彫込
み方向の移動が制御され、ドリル14がスピンドル13
等を介してモータで回転されてエンボス部12に切削が
施され、文字等の所要のエンボス状パターン15が浮き
彫りするような形に形成される。
第3図は、切削により数字の「1」が形成された例を示
している。エンボス状パターン15のカード基体1との
基部には土台部分16が残された状態で切削されている
。この土台部分16によりカード基体11に対する接着
強度の増大が得られる。また、第4図は、連続した土台
部分16上に複数個のエンボス状パターン15が近接し
て切削形成された例を示している。
このようにして、裏面側にキーボード等が配設されてい
て、裏面側から雄型で押し上げることのできない多機能
ICカードに対し、カード基体11に機械的な衝撃を殆
んど与えることなく、そのカード基体11の表面に蛍光
物質を含有したエンボス状パターン15が形成されてい
る。
携帯可能媒体としての多機能ICカードは、上述のよう
に構成されているので、多機能ICカードの使用時等に
おいて、カード基体11の表面に対しやや斜め方向から
エンボス状パターンに励起光である紫外線等を照射する
と、正規に形成されたエンボス状パターンであれば含有
された蛍光物質の作用により蛍光が生じるので、正規の
多機能ICカードであることが確認される。一方、正規
に作製されたエンボス状パターンを、剥離、切除等によ
り取去り、虚偽のエンボス状パターンを一般の材料で再
形成したものであれば励起光を照射しても蛍光は認めら
れないので、エンボス状パターンの改ざんが発見される
。而してセキュリティの向上が図られる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、エンボス状パ
ターンに蛍光物質を含有させたので、紫外線等の励起光
の照射による蛍光の有無を確認することによりエンボス
状パターンが改ざんされたものであるか否かを容易にチ
エツクすることができて、改ざんを防止することができ
るとともにセキュリティを向上させることができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明に係る携帯可能媒体の実
施例を示すもので、第1図はカード基体上にエンボス部
を形成した状態を示す平面図、第2図は同上エンボス部
を切削してエンボス状パターンを作製している状態を示
す斜視図、第3図はエンボス状パターンの一例を示す拡
大斜視図、第4図はエンボス状パターンの他の例を示す
拡大斜視図、第5図は従来のICカードの表面部を示す
斜視図、第6図は同上従来例の側面図、第7図は同上従
来例におけるエンボスパターンの作製方法を説明するた
めの斜視図、第8図は他の従来例のICカードの裏面部
を示す斜視図である。 11:カード基体、 15:エンボス状パターン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード基体の表面にエンボス状パターンを形成し
    てなる携帯可能媒体において、前記エンボス状パターン
    に蛍光物質を含有させたことを特徴とする携帯可能媒体
  2. (2)前記エンボス状パターンは透明な樹脂材質よりな
    り、該樹脂材質に前記蛍光物質を含有させた当該エンボ
    ス状パターンは透明であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の携帯可能媒体。
JP62309561A 1987-12-09 1987-12-09 携帯可能媒体 Pending JPH01150587A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62309561A JPH01150587A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 携帯可能媒体

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62309561A JPH01150587A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 携帯可能媒体

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JPH01150587A true JPH01150587A (ja) 1989-06-13

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ID=17994502

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JP62309561A Pending JPH01150587A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 携帯可能媒体

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JP (1) JPH01150587A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001250099A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Toppan Printing Co Ltd 情報記録媒体
EP2474954A1 (de) * 2008-03-31 2012-07-11 CompuGroup Medical AG Kommunikationsverfahren einer elektronischen Gesundheitskarte mit einem Lesegerät

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