JPH01149711A - パーマネントウエーブ用剤 - Google Patents

パーマネントウエーブ用剤

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JPH01149711A
JPH01149711A JP30717587A JP30717587A JPH01149711A JP H01149711 A JPH01149711 A JP H01149711A JP 30717587 A JP30717587 A JP 30717587A JP 30717587 A JP30717587 A JP 30717587A JP H01149711 A JPH01149711 A JP H01149711A
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Takashi Matsumoto
俊 松本
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早苗 久保
Masanobu Tatsuta
龍田 真伸
Akiyoshi Yamamoto
明美 山本
Yasunari Nakama
康成 中間
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパーマネントウェーブ用剤に関するもので、ウ
ェーブ効率に優れ、刺激性が低く且つパーマ剤施術後の
髪の滑かぎ、くし通り、しなやかきなどの感触やウェー
ブの外観を著しく改善させることを特徴とするものであ
る。
[従来の技術] パーマネントウェーブ用剤の第1剤は一般的にチオグリ
コール酸又はその塩類やシスティンなどの還元剤を主成
分とし、さらにアンモニア水、モノエタノールアミンな
どのアルカリ剤を加えて液のpHをおよそ8〜9.5に
調整して用いられている。
第2剤は臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム又は過酸化
水素などの酸化剤を主成分としている。
第1剤は毛髪ケラチン中のシスチン結合を開裂きせてシ
スティン残基を形成させるが、この作用をより効果的に
きせるためPHをおよそ8〜9.5にしている。第2剤
は、第1剤によって生成されたシスティン残基をシスチ
ン結合として再結合させ、ウェーブを固定きせるもので
ある。第1剤のρ11を高くしすぎたり、すでに痛んで
いる毛髪に第1剤の施術時間を長くしたりすると毛髪は
かなりの損傷を受ける。また第2剤を必要以上に長く作
用きせたり又加熱しすぎたりすると、毛髪中にシスティ
ン酸が形成され、やはり毛髪は損傷を受ける。
パーマネントウェーブ用剤に基づく、これらの毛髪損傷
により、パーマ剤施術後の毛髪はつやがなくなったり、
表面のキューティクル層が乱雑になりざらざらした感触
を与えたり、またくし通りも悪くなるのが通常である。
一般に、パーマネントウェーブ用剤に基づく毛髪損傷は
、その作用が化学反応に基づいている以上はある程度や
むを得ないものと考えられている。
従って、いったん損傷された毛髪に滑かざや、帯電防止
効果を付与し、パーマ施術後に行なうブラッシング、ブ
ラッシングなどの機械的な摩擦から髪を守り、毛髪損傷
が更に進行しないような配慮が必要である。このことか
らパーマ施術後にはリンス剤、ヘアトリートメント剤な
どを施してはいるが、これも施術のステップ数が多く、
手間のかかるものであった。
そこで、毛髪の損傷を防いだり、又毛髪の感触を良くす
る目的で、従来からカチオン界面活性剤をパーマネント
ウェーブ用剤に直接配合する試みがなされて来た。しか
し、カチオン界面活性剤は毛髪の感触を改善する効果は
ある程度認められるものの、皮膚に対する刺激があり、
且つウェーブ効率も阻害する傾向があるためにその配合
される量も限られていた。即ち、ウェーブ効率に優れ、
刺激性が低く且つパーマ施術後の髪の感触の良い製品が
要望されているにもかかわらず、これまではこれらを充
分に満足するものは得られてぃなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らはこのような事情に鑑み、刺激性が低く、ウ
ェーブ効率に優れ、且つパーマ剤施術と同時に毛髪に優
れた感触、すなわち滑かき、しなやかき、くし通り性を
与える様なパーマネントウェーブ用剤が得られないか鋭
意研究を重ねた結果、第4級アンモニウム塩型カチオン
界面活性剤と、カルボン酸塩型陰イオン界面活性剤とを
特定比率で配合すると、これらの問題点が解決されるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、■第4級アンモニウム塩型カチオ
ン界面活性剤の一種又は二種以上と、■カルボン酸塩型
アニオン界面活性剤の一種又は二種以上とを含有してな
り、[1]/[2]のモル比が476〜8/2の範囲に
あることを特徴とするパーマネントウェーブ用剤を提供
するものである。
以下、本発明の構成について説明する。
本発明のパーマネントウェーブ用剤とは、パーマネント
ウェーブ用剤第1剤及びパーマネントウェーブ用剤第2
剤をいう。一般にパーマネントウェーブ用剤第1剤は、
チオグリコール酸又はその塩類、システィン又は亜硫酸
水素塩などの毛髪・中のシスチン結合を切断きせる還元
剤を主成分とし、これにアンモニア水、エタノールアミ
ン、炭酸アンモニウムなどのアルカリ剤を加えたもので
あり、第2剤は第1剤によって開裂きれた毛髪中のシス
ティン残基を再結合させるための酸化剤、すなわち臭素
酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化水素水などを主
成分とするものである。
本発明で用いられるΦ第4級アンモニウム塩型カチオン
界面活性剤は、特に限定されないが、下記一般式(A)
で表されるモノアルキル型第4級アンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤、一般式(B)で表されるイミダシリン
型第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、一般式
(C)で表される第4級アンモニウム塩型カチオン界面
活性剤が好ましい。
(式中、R+は炭素数12〜22のアルキル基またはア
ルケニル基、R2、R3及びR4はメチルまたはエチル
基、Xはハロゲン原子またはメチルサルフェート残基を
表す。) (式中Rは、炭素数12〜22のアルキル基またはアル
ケニル基、Xは、ハロゲン原子または、アルキル基の炭
素数が1ないし2の低級アルキルfi:酸基から選ばれ
るアニオン性基を表す。)(式中R1は、炭素数16〜
22のアルキル基を、R2は炭素数1ないし2のアルキ
ル基または炭素数16〜22のアルキル基を示し、Xは
ハロゲン原子、アルキル基の炭素数が1ないし2の低級
アルキル硫酸基から選ばれるアニオン性基を示し、m及
びnは、それぞれ1以上の整数でその和は2〜30とな
る整数。) 本発明で用いられる第4級アンモニウム塩型カチオン界
面活性剤を具体的に挙げると、一般式(A)で表される
モノアルキル型第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
性剤としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ミリスチルトリメチルアンモニウムブロマイド
、パルミチルジメチルエチルアンモニウムエヂルサルフ
エート等が挙げられ、一般式(C)で表きれる第4級ア
ンモニウム塩型カチオン界面活性剤としては、ジポリオ
キシヱチレン(2モル付加)ステアリルエチルアンモニ
ウムブロマイド、ジポリオキシエチレン(4モル付加)
ベヘニルメチルアンモニラ1ムクロライド等が挙げられ
る。これらの中から一種又は二種以上が任意に選択され
用いられる。
本発明で用いられる■カルボン酸塩型アニオン界面活性
剤としては、例えば、 ■)一般式 (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基またはアルケ
ニル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ
酸の一種又は二種以上を表す。)で表されるラウリン酸
ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、オレイン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸ナトリウム、ベヘニン酸トリエタノ
ールアミン塩等の脂肪酸セッケン型アニオン界面活性剤
、II )一般式 %式% (式中、Rは炭素数8〜22のアルキル基またはアルキ
ルアリル基、nは0又は1〜16の整数、Mはアルカリ
金属有機アミン、塩基性アミノ酸の一種又は二種以上を
表す。)で表されるポリオキシエチレン(3モル付加)
ラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレン(6モル付加)ミリスチルエーテルカルボン酸ナ
トリウム等のエーテルカルボン酸塩型アニオン界面活性
剤、iii )一般式 %式% (式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基またはアルケ
ニル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ
酸の一種又は二種以上を表す。)で表されるN−ラウロ
イルサルコシンカリウム、N−ステアロイルサルコシン
トリエタノールアミン塩等のN−アシルサルコシン塩型
アニオン界面活性剤あるいは、 iv )一般式 %式% (式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基またはアルケ
ニル基、Mはアルカリ金属、有機アミン、塩基性アミノ
酸の一種又は二種以上を表す。)で表されるN−ラウロ
イルグルタミン酸カリウム、N−バルミトイルグルタミ
ン酸トリエタノールアミン塩等のN−アシルグルタミン
酸塩等の高級脂肪酸と、サルコシン、β−アラニン、グ
ルタミン酸、グリシン、バリン、ロイシン等のアミノ酸
との縮合物などで表される一般式中に、 −COO−基 を持つアニオン界面活性剤等を挙げることができる。
本発明においてはこれらのうちから一種又は二種以上が
用いられる。
本発明においては、Φ/■のモル比は4/6〜8/2の
範囲、好ましくは515〜7/3の範囲である。この組
成物において上記モル比が4/6未満の配合量では、毛
髪の感触を改善する効果およびウェーブ効率が劣り、8
/2を越える配合量では、皮膚に対する刺激が強くまた
ウェーブ効率も劣り好ましくない。配合量としては、Φ
+■の合計が組成物全量中の0.02〜20重量%、好
ましくは0.1〜10重量%である。0.02重量%未
満の配合量では界面活性剤が不足するため、毛髪の感触
の改善およびウェーブ効率において充分な効果を得るこ
とができず、20重量%を越える配合量であると、皮膚
に対する刺激が強くなり好ましくない。
本発明においては、上記必須成分に加えて、パーマネン
トウェーブ用剤への両性界面活性剤の配合は、さらに、
系の分離等に対する製品の低温での安定性を増すもので
あり、系によっては配合することが望ましい。具体的に
は、2−ウンデシル−N。
N、N−(ヒドロキシエチル力ルポキシメヂル)−2−
イミダシリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾ
リニウムヒドロキシド−1−カルボキシエチルオキシ−
2−ナトリウムなどのイミダシリン系両性界面活性剤、
2−ヘプタデシル−N−力シボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリウムベタイン、ラウリルジメチル
アミノ酢酸ベタインなどのベタイン系両性界面活性剤、
あるいはアルギルベタイン、アミノベタイン、スルホベ
タインなどが例示される。これら両性界面活性剤は一種
又は二種以上を用いてもよい。配合量としては、組成物
全量中、0.1〜20重量%が好ましく、ざらに好まし
くは1〜10重景%重量る。
本発明のパーマネントウェーブ用剤が、パーマネントウ
ェーブ用剤第1剤である場合、主剤である還元剤として
はチオグリコール酸、チオ乳酸、チオリンゴ酸又はこれ
らの塩類、システィン、N−アセデルシスティン、ホモ
システィンなどのメルカプト化合物又は亜硫酸塩、亜硫
酸水素塩、ピロ亜硫酸塩、チオ硫酸塩などの無機還元剤
が挙げられ、上記塩類の対イオン部としては、アルカリ
金属、アンモニウム、モノエタノールアミン、トリ、エ
タノールアミン、2−アミノ−2−メチル−プロパツー
ル、2−アミノ−2−メチル−プロパンジオール、イソ
プロパツールアミン、ジイソプロパツールアミン、グア
ニジン、塩基性アミノ酸などが挙げられる。
これらの還元剤は単独で使用してもよいし、又二種以上
組合せて使用しても良い。
当然のことながら上記成分の他に、アンモニア水、モノ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−プロパツール、2−アミノ−2−メチル
−プロパンジオール、イソプロパツールアミン、ジイソ
プロパツールアミン、炭酸グアニジン、塩酸グアニジン
、硫酸グアニジン、塩基性アミノ酸、炭酸アンモニウム
、炭酸水素アンモニウム1.水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リヂウムなどのアルカリ剤等を配合す
ることがでとる。
本発明のパーマネントウェーブ用剤が、パーマネントウ
ェーブ用剤第2剤である場合、主剤である酸化剤として
は臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過ホウ酸ナトリ
ウム及び過酸化水素水などが挙げられる。これらの酸化
剤は単独で使用してもよいし、また二種以上組合せて使
用してもよい。
ざらに本発明のパーマネントウェーブ用剤には、パーマ
ネントウェーブ用剤に常用されている成分や添加剤を配
合することも可能である。即ち、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、アルキルグリコシド等の非イオン性界
面活性剤、動物油、植物油等の油脂類、高級アルコール
、シリコーン油、流動パラフィン、エステル等の油分、
グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコール
類、アミノ酸やアミノ酸のオリゴ又はポリペプチド類、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコ
ール類、尿素、アルキル原票等の水素結合破壊剤、グリ
コール変性シリコン、動植物の天然エキスおよびその誘
導体、金属イオン封鎖剤、各種緩衝剤、香料および色素
等を加えることができる。
[発明の効果] 本発明は、ウェーブ効率やウェーブの弾力に優れ、刺激
性が低く且つパーマ剤施(1テ後の髪の市かぎ、くし通
り、しなやかざなどの感触やウェーブの外観を著しく改
善きせたパーマネントウェーブ用剤を提供するものであ
る。
[実施例] 次に実施例をあげて本発明をざらに詳細に説明する。本
発明はこれらにより限定されるものではない。配合量は
重量%である。実施例に先立ち、効果試験、評価方法に
ついて説明する。
ピ 、−・−のゞ 20才代女子黒色の健康上(パーマ、ヘア力う−ブリー
チ剤処理なし)を10%シャンプー液(無香、無着色)
で洗浄し、流水でよくすすいだ後、室内で風乾させる。
毛髪の根元と毛先の方向をそろえ、12本の毛髪を根元
の部分で結び、結び目から毛先の方向に120mmの所
で毛髪をカットする。
毛髪試料を根元からガラス管(φ=7.5mm)に均一
に巻付、末端をプラスチック製ストッパーで押える。後
に述べるパーマ剤1剤の試作品に30℃で15分間浸漬
し流水で30秒間洗浄後、2剤の試作品に30℃で20
分間浸漬きせる。最後に流水で30秒間洗浄後、ガラス
管から毛髪を外すとヘアーコイルが形成される。水に濡
れた状態でヘアーコイルの直径(dw、(mm))を測
定し、次に余分な水を吸水紙で拭き取った後、ヘアーコ
イルを吊して、その長き(1w、 (mm))を測定す
る。同一試料につぎ測定回数は10回とし、その平均を
採った。ヘアーコイルの直径(dw)及び長ざ(1w)
が小ざい程、ウィーブ効率は高いものと考えられる。
一〇エエゴ赴l」i 毛髪の状態(太ざ、硬ざ、損傷の程度)がほぼ同一であ
る毛髪を用い、毛髪束(−長ざ15cm、輻3Cm1重
、ff11.5g)を作成し、パーマネントウェーブ用
剤の評価を行なった。後に述べるパーマ剤第1剤の試作
品ITnLを塗布し、エンドベーパー、ロッドを用いて
ワインディングを行なう。再び1剤1mLを塗布し、3
0℃恒温槽中に放置する。15分後、約40℃のぬるま
湯で約30秒間水洗しタオルで余分な水を拭き取ってか
ら、後に述べるパーマ剤2剤の試作品1 mLを塗布し
、室温下で5分間静置する。
再び2剤1 mlを塗布し、15分間静置する。最後に
ロッドを外し約40℃のぬるま湯で約30秒間水洗し、
余分な水をタオルで拭と取り以下のような、官能評価を
行なう。
a、くし通り性 す、滑かき c、Lなやかき d、ウェーブの弾力 官能評価は下記の4段階評価法で評価した。
×:悪い △:普通 O:やや良い 0:非常に良い (3)  皮膚刺激性 皮膚に対する刺激は、界面活性剤や界面活性剤組成物の
蛋白質変性力の強弱(蛋白質変性率)により評価できる
ことが知られており(特公昭59−42038号公報)
、本発明組成物の皮膚刺激性はこの評価法に基づき蛋白
質変性率により評価した。
蛋白質変性率 水系高速液体クロマトグラフィを利用し、卵白アルブミ
ンpt17緩衝溶媒に、試料濃度1%になるように試料
を加えた場合の、卵白アルブミン変性率を220nmの
吸収ピークを用いて測定した。
Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高ざH
8:卵白アルブミン緩衝溶媒に試料を加えた時の220
nm吸収ピークの高さ 評価は以下の4段階評価で行った。
O・・・・・・皮膚刺激性が非常に少ない一卵白アルブ
ミン変性率30%未満 ○・・・・・・皮膚刺激性が少ない一卵白アルブミン変
性率30%以上60%未満 Δ・・・・・・皮膚刺激性が中程度−卵白アルブミン変
性率60%以上80%未満 ×・・・・・・皮膚刺激性が強い一卵白アルブミン変性
率80%以上 実施例1〜8、比較例1〜7 表−1にパーマネントウェーブ用剤1剤の試作品処方と
評価結果を示す。なお、本試験に用いたパーマネントウ
ェーブ用剤2剤は、全て共通であり、下記にその処方を
示す。
2剤処方[A処方] 臭素酸ナトリウム            6・0第1
リン酸カリウム           0.5リン酸水
素2ナトリウム・12水塩        0.05安
息香酸ナトリウム          0.1精製水 
               93.35(以下余白
) 表−1から明らかなように本発明の実施例は、いずれも
ウェーブ効率に優れ、くし通り性、なめらかざ、しなや
かざといった髪の感触も良く且つ皮膚刺激性も低いこと
がわかる。
実施例9〜11、比較例8〜10 表−2にパーマネントウェーブ用剤2剤の試作品処方と
評価結果を示す。なお、本試験に用いたパーマネントウ
ェーブ用剤1剤は、全て共通であり、下記にその処方を
示す。
1剤処方[B処方] チオグリコール酸アンモニウム液13 、0(チオグリ
コール酸として50χ含有)炭酸水素アンモニウム  
       3.4モノエタノールアミン     
     1.2エデト酸二ナトリウム       
  0.1精製水                8
2.3表−2から明らかなように本発明の実施例は、い
ずれも、ウェット効率に優れ、くし通り性、なめらかざ
、しなやかきといった髪の感触も良く、且つ皮膚刺激性
も低いことがわかる。
実施例12   パーマネントウェーブ用剤第1剤(チ
オグリコール酸系) ヂオグリコール酸アンモニウムtr1     12 
、0(チオグリコール酸として50%含有)モノエタノ
ールアミン          1.5炭酸水素アンモ
ニウム          3.0ラウリルジメチル アミノ酢酸ベタイン(30χ)      20.0ス
テアリルトリメチル アンモニウムクロライド       1.04N−ラ
ウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム   
           0.62エデト酸二ナトリウム
          0.05精製水        
         残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第1剤を得た。
氷晶80mLを使用し、頭髪に施術(放置10分)し、
第2剤(A処方)80+ntを使用(放置20分)した
ところ、非常に滑かでしなやかであり、弾力のあるウェ
ーブが形成された。また使用した施術者、被施術者共に
刺激も認められなかった。
実施例13   パーマネントウェーブ用剤第1剤(シ
スティン系) L−システィン              6.0チ
オグリコール酸アンモニウム液 (チオグリコール酸として50%含有)2.0モノエタ
ノールアミン          2.5アンモニア水
試薬特級(28%)1.0ラウリルジメヂル アミノ酢酸ベタイン(30%)      15.0ミ
リスヂルトリメチル アンモニウムブロマイド       0.51トラウ
ロイルーN−メチル−β−アラニンナトリウム    
          0.31エデト酸二ナトリウム 
         0.10精製水         
        残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第1剤を得た。
氷晶80rntを使用し、頭髪に施術(放置15分)し
、第2剤(A処方)80mlを使用(放置20分)した
ところ、非常に滑かでしなやかであり、弾力のあるウェ
ーブが形成された。また使用した施術者、被施術者共に
刺激も認められなかった。
実施例14   カーリング剤第1剤 亜硫酸水素ナトリウム          5.0モノ
エタノールアミン          2.5イソプロ
ピルアルコール         5.0ラウリルジメ
チル アミノ酢酸ベタイン(30χ)      10.0ス
テアリルトリメチル アンモニウムクロライド       0.52ラウリ
ン酸ナトリウム          0.22エデト酸
二ナトリウム          0.10精製水  
               残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第1剤を得た。
氷晶80mLを使用し、頭髪に施術(ドライヤ−60℃
放置10分)し、第2剤(A処方)80dを使用(放置
10分)したところ、非常に滑かでしなやかなウェーブ
が形成きれた。また使用した施術者、被施術者共に刺激
も認められなかった。
実施例15   パーマネントウェーブ用剤第1剤(シ
スティン系) DL−システィン              3.O
N−アセチル−L−システィン         3.
0チオグリコール酸アンモニウム液 (チオグリコール酸として50%含有)2.0炭酸グア
ニジン             1.0モノエタノー
ルアミン          1.0アンモニア水試薬
特級(28%)1.0ラウリルジメチル アミノ酢酸ベタイン(30χ)      15.0ス
テアリルトリメチル アンモニウムクロライド       1.04N−ラ
ウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム   
           0.62製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第1剤を得た。
氷晶80m1lを使用し、頭髪に施術(放置20分)し
、第2剤(A処方)80dを使用(放置20分)したと
ころ、非常に滑かで、しなやかであり、弾力のあるiウ
ェーブが形成された。また使用した施術者、被施術者共
に刺激も認められなかった。
実施例16   パーマネントウェーブ層剤第1剤(シ
スティン系) L−システィン              6.0チ
オグリコール酸アンモニウム液 (チオグリコール酸として50%含有)2.0モノエタ
ノールアミン          2.5アンモニア水
試薬特級(28χ)1.0ラウリルジメチル アミノ酢酸ベタイン(30χ)      15.0ス
テアリルトリメチル アンモニウムクロライド       0.52N−ラ
ウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム   
           0.31エデト酸二ナトリウム
          0.10精製水        
         残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第1剤を得た。
氷晶80dを使用し、頭髪に施術(放置20分)し、第
2剤(A処方)80mlを使用(放置20分)したとこ
ろ、非常に滑かで、しなやかであり、弾力のあるウェー
ブが形成された。また使用した施術者、被施術者共に刺
激も認められなかった。
実施例17   パーマネントウェーブ層剤第2剤(臭
素酸ナトリウム系) 臭素的ナトリウム            7.0第1
リン酸カリウム            0.5リン酸
水素2ナトリウム・12水塩      0.05安息
香酸ナトリウム           0.05ラウリ
ルジメチル アミノ酢酸ベタイン(30%)      15.0ス
テアリルトリメデル アンモニウムクロライド       1.04ミリス
トイルグルタミン酸カリウム    0.87精製水 
                残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第2剤を得た。
第1剤(B処方)を80mt使用し、頭髪に施術(放置
10分)し、氷晶80m1を使用(放置15分)したと
ころ、非常に滑かで、しなやかであり弾力のあるウェー
ブが形成された。また使用した施術者、被施術者共に刺
激も認められなかった。
実施例18   パーマネントウェーブ層剤第2剤(過
酸化水素系) 過酸化水素水(30χ)9.0 第1リン酸カリウム            0.3メ
チルパラベン             0.1ラウリ
ルジメチル アミノ酢酸ベタイン(30’り      20.0ス
テアリルトリメチル アンモニウムクロライド       2.09N−ラ
ウロイル−N−メ子ルーβ−7ラニンナトリウム   
           1.23精製水       
          残部製法 上記組成を合し、撹拌することにより均一透明で安定な
第2剤を得た。
第1剤(B処方)を80m1使用し、頭髪に施術(放置
10分)し、氷晶8011Itを使用(放置5分)した
ところ、非常に滑かで、しなやかであり弾力のあるウェ
ーブが形成された。また使用した施術者、被施術者共に
刺激も認められなかった。
特許出願人 株式会社 資 生 堂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[1]第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性
    剤の一種又は二種以上と、[2]カルボン酸塩型アニオ
    ン界面活性剤の一種又は二種以上とを含有してなり、[
    1]/[2]のモル比が4/6〜8/2の範囲にあるこ
    とを特徴とするパーマネントウェーブ用剤。
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