JPH01148210A - 保温調理鍋 - Google Patents

保温調理鍋

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JPH01148210A
JPH01148210A JP30592887A JP30592887A JPH01148210A JP H01148210 A JPH01148210 A JP H01148210A JP 30592887 A JP30592887 A JP 30592887A JP 30592887 A JP30592887 A JP 30592887A JP H01148210 A JPH01148210 A JP H01148210A
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JP
Japan
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tubular member
cylindrical member
pot
heat
pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP30592887A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Nagahama
長浜 正英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は加熱終了後において保温効率の高い調理用の鍋
に関する。
〔従来の技術〕
調理に使用する鍋は、通常内容物の煮炊きの完了するま
で加熱される。これに対して最近、内容物が沸騰するま
で加熱し、その後は火から下ろして放置するだけで無炊
きのできる保温調理鍋が開発されている。この保温調理
鍋を第3図から第5図に示す。凹所16を有した取手1
4を設けた本体鍋10の外側に円筒部材18を配設し、
蓋は内蓋22と外蓋24とを重設した二重の構成となっ
ている。円筒部材18の上端部20は取手14の凹所1
6に係合することによって本体鍋IOと一体になる。
第6図は円筒部材18を本体鍋10と一体に構成して加
熱している状態を示し、第7図は火から下ろして保温調
理している状態を示す。加熱時においては、本体鍋10
の側壁12と円筒部材18との成す隙間は、円筒部材1
8の上端20の内側に開口26を有しているため煙突の
作用を果たし、加熱効率を高める。一方この保温調理鍋
を火から下ろして平らな部材28上に下ろすと、@6図
に斜線で示す領域が空気層であるため断熱層として作用
する。従ってこの状態で本体鍋10内の内容物に対して
保温加熱の作用が維持され、煮炊きが進行する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、上述の如く円筒部材18の上端部には開口
26を有しており、保温調理鍋を火から下ろして何らか
の台の上に載置した場合に、もし台と円筒部材18の下
端との間に隙間があれば調理室の雰囲気温度の空気が該
隙間から入り、上記開口26へ抜けるため保温加熱作用
は持続しないこととなる。
依って本発明は斯る問題点の解決を図るべく、保温加熱
の作用が長く維持される保温調理鍋の提供を目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的に鑑みて本発明は、本体鍋の側壁と隙間を有し
て該側壁を囲繞する筒部材を具備した保温調理鍋におい
て、前記筒部材の下部が内側に湾曲している保温調理鍋
を提供する。
〔作用〕
従来の筒部材の様に高さ方向にストレートであれば筒部
材の底の円は大きく、この底が一平面上に存在する様に
製造することは難しく、またその様に製造されていても
保温調理鍋を載置する台が上記底円に対応した広さの平
面を保有していなければならない。これに対して下部が
内側に湾曲している本発明筒部材では底円は小さいため
一平面上に存在する様に製造することが容易となり、し
かも載置台の平坦部は狭くて済む、更には、筒部材は一
般に薄板でつくられており、しかも下端が内側に湾曲し
ているため本体鍋とその内容物の重量によって撓むこと
ができ、蔵置台との隙間を塞ぐことも可能である。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。第1図を参照すると本体鍋30の側壁32
には柄54が固定されている。また該側壁32の上部は
外側に折り返し環状のフランジ36を設けている。更に
は側壁32の外面の適宜な高さ位置に凸部材48を固定
している。この凸部材48は側壁320周方向適宜箇所
に複数個配設している。
一方、本体鍋30の側壁32の外側には、鍋30の径よ
りも大きく、フランジ36の外周径よりも小さな径から
成る筒部材34を配設する。この筒部材34には上記の
凸部材48と対応させて内側に向かって凸な上部臼50
と下部臼52とが設けられている。筒部材34の中に本
体鍋30を収容係合させるには、筒部材34の上方から
本体鍋30の底33を下方に落とし、更に下方に押し付
けると凸部材48が筒部材34の上部臼50を外方向に
押圧しながら下部臼52との間に進入する。こうして凸
部材48を有する本体鍋30は、筒部材34の上部臼5
0と下部臼52との間に凸部材48を配設させた状態で
筒部材34と係合する。即ち凸部材48と上部臼50及
び下部臼52とで本体鍋30と筒部材34との係合手段
46を構成する。
本実施例では本体鍋30の底33だけを加熱台上に載置
すれば筒部材34は上部臼50が凸部材48に当接する
位置まで自重により下がる。この場合、筒部材34の上
端は環状フランジ36から離隔して開口をつくる。また
、火から下ろして、筒部材34の下端を他の台の上に載
置した状態では本体鍋30の底33は自由であるため、
本体鍋30は自重で下がり、環状フランジ36が筒部材
34の上端と当接する。即ち開口は閉じられる。上部臼
50と下部臼52との離隔距離寸法は上記の作動が可能
なよう設定されている。更には、柄54の根元部分に対
応して筒部材34が切欠かれた構成となっており、本体
鍋30の挿入が可能になっていることは言うまでもない
上記の係合手段46の代わりに、ばね手段を使って本体
鍋30側の凸部材を筒部材34に設けた凹所に係合させ
ることにより、本体鍋30と筒部材34とを係合させて
もよい。この場合、上記凹所は筒部材34の2つの高さ
位置に設け、凸部材を加熱時には上方の凹所と、また保
温加熱時には下方の凹所と係合させることによって開口
をつくったり、閉じたりすることが可能となる。この係
合位置を変えるためには、筒部材34の側方に取手を設
けておくことは好ましい。
更に筒部材34の下部は全周に亘り内側に湾曲した下部
湾曲部62となっている。従って筒部材34の下端縁の
成す底円は小さくなり、該底円か一平面上に存在する様
に製造することが容易となる。また載置台の平坦部は狭
くて済む。更に筒部材34を薄板で製造すれば、下部は
本体鍋とその内容物の重量によって撓むことができ、載
置台との隙間を塞ぐことも可能である。
この様に本発明の保温調理鍋を火から下ろして何らかの
台(載置台)上に載置すると、該台と筒部材34の下端
との間の隙間は実質的になくなり、保温作用が持続可能
となる。本実施例では保温調理鍋を火から下ろして台上
に載置した場合に、筒部材34の上端が本体鍋30の環
状フランジ36と当接して開口を住じないので全く問題
はない。
然しながら本体鍋30に環状フランジ36がなく、第3
図から第5図に示す従来の保温調理鍋の場合と同様に開
口26 (第4図)が常時存在していても、本発明によ
る筒部材34の下部湾曲構造により下端の隙間が無いた
め環境雰囲気温度の空気が通り抜けることはない。従っ
て本発明による保温調理鍋においては、本体鍋30の環
状フランジ36は必須要素ではない。
次に保温調理鍋の下方の断面を示す第2図を参照する。
これは保温調理鍋を火から下ろした場合に、筒部材34
の下にトレー64を設けた状態を示す。このトレー64
があれば、調理室の狭い調理作業用台のコーナ一部等に
保温調理鍋が一部はみ出した状態で仮置きすることがで
きると共に、筒部材34の下端を塞ぐことができる。更
にはトレー64の周囲に適当な大きさの折り返し部66
を設けておけば、該折り返し部66と筒部材34の下部
湾曲部62とが当接し、筒部材34の下端の密封性が更
に向上する。
本体鍋30のフランジ36の上には二層構造の蓋38が
載置されている。この蓋38は上層板40と下層板42
とを有し、この上層板40と下層板42との間の空間は
断熱層として作用する。蓋38の中央には撮み44を設
けてあり、更に下層板42と上層板40とに亘って管材
60が設けてあり、撮み44の側方に設けた孔58と連
通されている。
従って、本発明の保温調理鍋を加熱中に内容物が沸騰し
始めると、蒸気が孔56、管材60及び孔58を通過し
、音を発生させる。即ち調理人はこの音によって内容物
の沸騰を知ることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、保温調理
鍋を火から下ろして調理作業台上に載置した場合に、筒
部材の下端が充分に塞がれ、保温作用が持続できる。従
って本発明の保!調理鍋を保冷容器としても利用できる
。また火にかけて加熱する際には本体鍋と筒部材との間
が煙突の作用を果たし、燃料効率及び加熱効率の向上に
寄与する。また内容物が沸騰した後すぐに火から下ろし
て、保温による加熱作用を持続させることができるので
水の蒸発やふきこぼれかないため最小限度の水量でよく
、省エネルギーに寄与する。また保温調理中に4ν行し
て他の鍋の加熱が可能であるため調理効率も向上する。
更にこげつき等もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る保温調理鍋の断面斜視図、第2図
はトレーを組み込んだ状態の保温調理鍋の断面図、第3
図は従来の保温調理鍋の一部断面による分解図、第4図
は第3図の鍋の組立後の上面図、第5図は第4図の側面
図、第6図は第3図の鍋の加熱状態を示す作用説明図、
第7図は第3図の鍋の保温状態の説明図。 30・・・本体鍋、32・・・本体鍋の側壁、34・・
・筒部材、36・・・環状のフランジ、46・・・係合
手段、 62・・・筒部材の下部湾曲部、 64・ ・ ・トレー、 66・・・トレー周囲の折り返し部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本体鍋(30)の側壁(32)と隙間を有して該側
    壁(32)を囲繞する筒部材(34)を具備した保温調
    理鍋において、前記筒部材(34)の下部(62)が内
    側に湾曲していることを特徴とする保温調理鍋。 2、前記筒部材(34)の湾曲した下部(62)を気密
    に受けるトレー(64)を具備して成る特許請求の範囲
    第1項記載の保温調理鍋。
JP30592887A 1987-12-04 1987-12-04 保温調理鍋 Pending JPH01148210A (ja)

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JP30592887A JPH01148210A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 保温調理鍋

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JPH01148210A true JPH01148210A (ja) 1989-06-09

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