JPH01146819A - 有機化合物の改良または関連改良 - Google Patents

有機化合物の改良または関連改良

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JPH01146819A
JPH01146819A JP63269278A JP26927888A JPH01146819A JP H01146819 A JPH01146819 A JP H01146819A JP 63269278 A JP63269278 A JP 63269278A JP 26927888 A JP26927888 A JP 26927888A JP H01146819 A JPH01146819 A JP H01146819A
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JP
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benzo
cyclohepta
ylidene
thiophene
treatment
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JP63269278A
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Pietro Bollinger
ピエトロ・ボーリンゲル
Hans U Gubler
ハンス・ウルリヒ・グブレル
Joerg Schnyder
イェルグ・シュニーデル
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Sandoz AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、α−[10−オキシ−4日−ベンゾ−[4
,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イ
リデン]−カルボン酸類、または生理学的に加水分解で
き生理学上許容し得るそのエステル類および製薬上許容
し得るその塩類からなる化合物群の新規用途、ことに新
規医薬用途に関するものであって、以下これらの化合物
群を総称して[この発明の化合物」と呼ぶ。
[従来の技術] この発明の化合物は公知であり、その製造方法とともに
例えばヨーロッパ特許公開第0138765A2号(出
願番号第84H10475号)に開示されている。
[発明の構成] ヨーロッパ特許公開第0138765A2号の開示によ
れば、この発明の化合物の41(−ベンゾ[4,5]シ
クロヘプタ[1,2−blチオフェン核はその4位およ
び10位に特定された置換基のほかに、さらに追加的に
置換基を持つことができる。ことにベンゼン環および/
またはチオフェン環がさらに置換基をもち得る。即ち、
4H−ベンゾ[4゜5〕シクロへ1夕[1,2−b]チ
オフェン核は、4位および10位の置換基以外に、例え
ばハロゲン(例えば塩素)またはヒドロキシでベンゼン
環が置換(例えばモノ置換)され得る。
ヨーロッパ特許公開第0138765A2号に開示され
、その請求範囲に含まれるこの発明の化合物の特別な一
群は、下式(Ia) rlL ocs4 [式中、R1は水素、Cl−4アルキルまたはフェニル
−(C+〜4アルキル)、 R2は水素またはCI〜4アルキルであって、A環は置
換されず、またはハロゲンまたはヒドロキシで置換され
る] で示される化合物類、または生理学的に加水分解でき生
理学上許容し得るそのエステル類、または製薬上許容し
得るその塩類を含む。
ヨーロッパ特許公開第0138765A2号の教示によ
れば、上記の式(Ia)[ここで、R。
はC8〜4アルキル、R2は水素で、A環は置換されす
5またはモノヒドロキシまたはモノハロゲン(例えばモ
ノクロロ)置換である(好ましくはA環は未置換)]で
示される化合物または生理学的に加水分解でき生理学上
許容し得るそのエステル類、または製薬上許容し得るそ
の塩類は好ましい一下位群をなす。
またこの発明の他の一下位群は、[2−ハロゲン−10
−オキシ−4H−ベンゾ[,4,5]シクロヘプタ[1
,2−b]チオフエン−4−イリデン]−酢酸、生理学
的に加水分解でき生理学上許容し得るそのエステル類、
および製薬上許容し得るその塩類1例えば下式Hb) H 0OH (式中、R1は水素またはCI〜4アルキル、R4はハ
ロゲンである) で示される化合物類および生理学的に加水分解でき生理
学上許容し得るそのエステル類、および製薬上許容し得
るその塩類からなる。
これらもまた公知であり、その製造方法とともに公開さ
れたイギリス特許公開第218364HA号および世界
中に、例えば西ドイツ特許出願第3641907.9号
等を含む対応出断に開示されている。
上記のイギリス特許公開第218364HA号の教示に
よれば、上記の式(Ib)(ここでR。
はC1〜4アルキルである)の化合物、および生理学的
に加水分解でき生理学上許容し得るそのエステル、およ
び製薬上許容し得るその酸付加塩は好ましい一下位群を
なす。
先に定義した式(Ia)および式(Ib)の化合物、そ
のエステルおよびその塩、および上に挙げたその下位群
も、この発明で提供する用途に好ましいこの発明の化合
物である。
式(Ia)および式(Ib)の化合物において、R8、
R,およびR3で示したアルキル基およびR4で示した
フェニル−CC+〜4C1〜4アルキル(Ia)の場合
]のアルキル部分は分枝鎖または直鎖であり得る。R,
!tたはR1がC8−4アルキルの場合、これらは好ま
しくはメチルである。R4がハロゲンの場合1式(Ib
)]、これはフッ素、塩素1gL素またはヨウ素を表す
、好ましくはR4は塩素である。
「生理学的に加水分解でき生理学上許容し得るJの用語
を例えば式(I a)または式(Ib)の化合物に適用
する場合、それはカルボキシル基がエステル化され、生
理学的条件下に加水分解され、所望の投与量でそれ自体
生理学上許容され得る(例えば無毒な)アルコールを生
成し得るエステルを表す、そのようなエステルには、例
えば1〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールとの
エステル等が含まれる。
例えば式(Ia)または式(Ib)の化合物の製薬上許
容し得る塩としては、例えばナトリウム塩およびカリウ
ム塩のようなアルカリ金属塩およびカルシウム塩のよう
なアルカリ土類金属塩等が挙げられる。
10−オキシ基が10−ヒドロキシであるこの発明の化
合物[例えば式(1a)および式(Ib)の化合物(R
1またはR3は水素)]は、例えばヨーロッパ特許公開
第0138765A2号およびイギリス特許公開第21
8364HA号に記載の式(1a)および式(Ib)の
化合物の場合、何れもケトおよびエノールの両形態で存
在することは自明のことである。互変異性形態を生じた
場合この発明はケトおよびエノールの両形態の用途を包
含するものと理解すべきであり、即ち、便宜上エノール
形のみについて説明するが、この明細書で「この発明の
化合物」として規定する限り、特に命名法または図面上
の説明を行わない場合、これによってこの発明の範囲を
限定するものではない。
この発明の化合物[例えば式(1a)または式(Ib)
の化合物]はシスおよびトランスの両異性体形態、即ち
Z−およびS−異性体で存在する。
この発明は、個々のシスおよびトランス異性体、および
それらの混合体の何れの用途をも包含するものである。
この発明の明細書およびその請求範囲では、シス(z)
トランス(E)異性体は慣用のCIP命名法[アンゲバ
ンテ・ヒエミー(Angewt。
CI+em、 )、94巻、614頁(1982年)お
よび前掲文献〕にしたがい、前記ヨーロッパ特許公開第
0138765A2号およびイギリス特許公開第218
364HA号で一層詳細に説明したように命名した。
この発明の目的には、一般にこの発明の化合物の(Z)
−異性体の使用が好ましい、したがって、この発明の用
途のためには、この発明の化合物は好ましくは専らZ−
異性体型である。特に好ましくはそれらは純粋なまたは
実質上純粋なZ−異性体型である。
この発明の用途に好適な個々の化合物は(A)[10−
メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,
2−b]チオフェン−4−イリデン]−酢酸エチルエス
テル: [(Z、E)−異性体混合!1Ilff]。
(B)[7−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−
イリデン〕酢酸エチルエステル:[(Bl)。
(Z、E)−異性体混合物;(B2)、(Z)−興性体
;(B3)、(E)−異性体J、 (C)[6−ヒドロキシ−10−メトキシ−4H−ベン
ゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−
4−イリデン]−酢酸エチルエステル:〔(C1)、(
Z、E)−異性体混合物:<C2>、(Z)−異性体;
(C3)、(E)−異性体]。
(D)[10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シク
ロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン]−
酢fill:[(Dl)、(Z、り一異性体混合物;(
C2)、(Z)−異性体;(C3)、(E)−異性体]
、(E)[10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シ
クロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−イリデン]
−市酸メチルエステル:[(EI)、(Z、E)−異性
体混合物:(E2)、(Z)−異性体;(E3)、(E
)−異性体]。
(F)[7−クロロ−1O−メトキシ−4H−ベンゾ[
4,5]シクロヘプタ[1,2−b ]チオフェン−4
−イリデン]−酢酸[(PL)、(Z、E)−異性体混
合物、(F2)、(Z)−異性体; (F3): (E
)−異性体]、 (G)[6−ヒドロキシ−10−メトキシ−4H−ベン
ゾ[4,5]シシフへブタ[1,2−b]チオフエン−
4−イリデン]−酢酸:[(Gl)、(Z、E)−異性
体混合物;(G2)、(Z)−異性体;(G3)、(E
)−異性体]、 ()l)[10−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[4,5]
シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
]−酢酸:[(Z)−異性体]、 (J)[2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−
イリデン]−酢酸エチルエステル:[(Jl)、(Z 
E )−異性体混合物;(J2)、(Z)−異性体;(
J3):(E)−異性体]。
(K)[2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
4,5]シクロヘプタ[1,2−b ]チオフェン−4
−イリデン]−酢M[(Kl)、(Z)−異性体;(K
2)、tE)−異性体] である。
この発明の用途に好ましい化合物は、上記化合物D2お
よびに1であり、特に化合物D2およびに1のZ−異性
体形態、より具体的には純粋なまたは実質上純粋な2−
異性体形態が優れている。
ヨーロッパ特許公開第0138765A2号およびイギ
リス特許公開第218364H号に報告されたこの発明
の化合物は、例えばアジュバント関節炎試験(ラット)
、リポ多糖類(LPS)誘発による発熱試験(ラット)
および関節炎疼痛試験(ラット)における観察から抗炎
症剤、解熱剤、鎮痛剤として有用であることが判明した
この発明では、今回予想外にもこの発明の化合物がモノ
カイン阻害、特にI L−1(インターロイキン−1)
阻害作用、とりわけI L−1放出または分泌抑制作用
を示すということが判明した。したがってこの発明の化
合物は、今回これまで予想もしなかったさらに広範囲の
状態ないし疾患の処置または支持的処置への使用に有用
であることが判明した[疾患およびその他の病的状層の
病因におけるIL−1の役割に関する一最的考察につい
ては例えばディナレロ、ジャーナル・オブ・クリニカル
・イムノロジー(J、  C1i、 Ima+uno1
.)、5巻(5)、287〜297頁(1985年)参
照]・この発明の格別な知見にしたがい、この発明は第
一の態様として 1、抗炎症または解熱手段以外の治療手段として、その
治療を必要とする対象にこの発明の化合物の有効量を投
与することからなるモノカイン阻害、ことにI L−1
放出または分泌抑制を発現する方法 を提供する。
この発明はまた、一連の特殊saIもしくは別の態様と
して 2、抗炎症または解熱手段以外の外因性ないし内因性障
害(insujt、発作)の処置の一部として、または
処置のための治療手段として、その治療を必要とする対
象にこの発明の化合物の有効量を投与することからなる
モノカイン阻害、特にI L−1放出または分泌抑制を
発現する方法 を提供する。
またこの発明は、同様にまたは別の態様として2.1.
外因性ないし内因性傷害に対し発熱または炎症性反応以
外の急性期反応の処置、または潜伏性感染症ないし慢性
疾患の結果生じた発熱または炎症以外の急性期変化の処
置のために、その処置を必要とする対象にこの発明の化
合物の有効量を投与することからなる処置方法 を提供する。
さらにこの発明は、同様にまたは別の態様として 2.29例えば外因性ないし内因性傷害に対する急性期
反応、または潜伏性感染症または慢性疾患の結果、急性
期変化に立ち至った好中球増加症、単核細胞浸潤、充血
、低亜鉛血症、低鉄血症、筋肉タンパク質分解、食欲不
良または病的傾眠の処置のために、その処置を必要とす
る対象にこの発明の化合物の有効量を投与することから
なる処置方法 を提供する。
外因性ないし内因性傷害の例を挙げれば、例えば細菌性
またはウィルス性感染(インフルエンザ等)のような微
生物侵入、有害または病的な免疫反応、新生物性障害、
火傷または損傷等である。
潜伏性感染症または慢性疾患の例を挙げれば、特に関節
炎(特に慢性関節リウマチ)および炎症性腸疾患等であ
る。
この発明はまた、一連の特殊態様もしくは別の態様とし
て 3、免疫抑制を誘導または発現し、特に自己免疫疾患の
処置のため、その処置を必要とする対象にこの発明の化
合物の有効量を投与することからなる処置方法 を提供する。
上記の方法を適用し得る特異的自己免疫疾患として、例
えば強直性を椎炎、自己免疫性血液疾患(例えば溶血性
貧血、再生不良性貧血、真性赤血球貧血および特発性血
小板減少症等)、全身性紅斑性狼癒、多発軟骨炎、硬皮
症、ウェブネル肉芽腫症、皮膚筋炎、慢性活動型肝炎、
重症筋無力症、乾田、特発性脂肪下痢症、自己免疫性炎
症性腸疾患(r!4えば潰瘍性大腸炎およびクローン病
等)、内分泌性眼病、グレーラス病、サルコイド−シス
、多発性硬化症、原発性胆汁性肝硬変症、若年型糖尿病
(1型糖尿病)、ライチル症候群、非感染性ブドー膜炎
(前眼部および後眼部)、自己免疫性角膜炎(例えば乾
性角結膜炎および春季角結膜炎等)1間質性肺繊維症、
乾瘤性関節炎および糸球体腎炎(腎症状を伴うものおよ
び伴わないもの、例えば特発性腎症状または最小病変腎
臓病等)が挙げられる[ここで下線を付したものは特に
興味がある]。
これらの目的のため、この発明の化合物は、所望により
または好適である場合、他の免疫抑制ステロイド治療ま
はシクロスポリン治療、ことに免疫抑制薬物質シクロス
ポリンまたはシクロスポリンA[これらもまた公知であ
り、サンジミューン(SANDIMMUNE(商標))
またはサンジマン(SAND−IMMUN(商標)〕と
して商業的に入手できる]を使用する治療の添加薬また
は佐薬として使用し得る。
4、<a)組織カルシウムの枯渇、または(b)骨また
は軟骨の変性過程を処置するため、その処置を必要とす
る対象にこの発明の化合物の有効量を投与することから
なる処置方法。
またこの発明は、同様のまたは別の態様として下記の処
置を必要とする対象にこの発明の化合物の有効量を投与
することからなる 4、1.骨の脱石灰化または骨吸収(骨マトリックス・
カルシウムの欠乏等)の処置方法、または4.2.歯ま
たは歯周囲カルシウム欠乏の処置方法、または 4.3.骨関節部または骨関節内における吸収過程(例
えばカルシウム吸収)または線維芽細胞浸潤の処置方法 を提供する。
特殊態様として、この発明は、例えば歯または歯周囲の
カルシウム欠乏、種々の原因に由来する骨粗しよう症(
例えば気候性または閉経期骨粗しよう症および老齢、非
動化または外傷の結果生じる骨粗しよう症等)、骨格の
脱石灰化に伴う急性または慢性状態を含む骨店、骨軟化
症(例えば特殊療法の補助として)、骨治癒または骨再
生、およびテタニーおよび潜伏性テタニー等を含む歯周
囲疾患、骨関節炎および特に強直性を椎炎、およびその
他任意の疾患要素として、骨または軟骨における組織カ
ルシウムの欠乏または変性過程の上記4.および4.1
.〜4.3.に示した処置方法を提供する。
カルシウム吸収または骨カルシウム欠乏の過程を修飾す
るこの発明の化合物の有用性に鑑み、この発明の化合物
は、特にそのような過程が主な要因である関節炎様状態
の処置、とりわけ骨関節炎および強直性を椎炎の処置に
有用である。
5、線維症または線維化状態、例えば先天性肝線維症、
心内膜心筋線維症、嚢胞性線維症、ケイ藻土線維症、肺
線維症、後腹膜線維症、腫瘍性線維組織形成、傍尿管線
維症、後線維素性線維症、増殖性線維化、修復性線維化
、子宮線維症、術後癒着および瘉痕化等を含む線維症ま
たは線維化状態を処置するため、その処置を必要とする
対象にこの発明の化合物の有効量を投与することからな
る処置方法。
この発明の化合物は、肺線維症の処置に特に有用である
6、その処置を必要とする対象にこの発明の化合物の有
効量を投与することからなる。m瘍侵大またはti瘍増
殖に伴う症状(筋肉タンパク質分解を含む)、クロイツ
フェルド・ヤコブ病、アルツハイマー病、病的頻拍、痛
風、内毒素ショックまたは表皮水庖症の処置、または支
持的ないし補助的な処置方法。
上記の6に示したこの発明の用途において、この発明の
化合物は腫瘍増殖に伴う症状(筋肉タンパク質分解等)
、痛風または内毒素ショックの処置に特に有用である。
以上に記載のほか、この発明はまた A、上記1〜6に記載の任意の方法に使用するこの発明
の化合物、または B、上記1〜6に記載の任意の方法に使用する医薬組成
物の製造に用いるこの発明の化合物、C0製薬上許容し
得る1またはそれ以上の希釈剤または担体とともにこの
発明の化合物を含有してなる上記1〜6に記載の任意の
方法に使用する組成物 を提供する。
モノカイン阻害剤、特にI L−1の放出または分泌抑
制剤としてのこの発明の化合物の有用性、および上記記
載の疾患および状態の処置におけるこの発明の化合物の
有用性は、損率的な薬理学的試験および臨床によって、
例えば以下に説明する方法により証明し得る。
1 、   I L−1(インターロイキン−1)分泌
抑制御、1.軟骨細胞試験(バイオアッセイ)(緒言) 集密的な家兎軟骨細胞培養は、I L−1に対して比較
的特異的な標的細患であることが知られている。精製し
たIL−1[シュナイダーら、ジャーナル・オプ・イム
ノロジー(J、 Immunol、)、138巻、49
6頁(1987年)]、組換え体ヒトI L−1−β(
rhlL−1)、または刺激されたヒト単球、マウスお
よび家兎腹腔マクロファージまたはマウス細胞系P 3
88 D Iから採取したならし培地[コーレンら、ジ
ャーナル・オプ・イムノロジー(J、 Immunol
、)、114巻、894頁(1975年)]は、軟骨細
砲の分泌パターンに特徴的な変化を生じる。ことに潜在
性金属10テアーゼ(M P )は誘導されるが、1ラ
スミノーゲン・アクチベータ(PA)の分泌は低下する
。MP一応答は比較的I L−1に特異的であるが、I
L−2、TNF−α1組換え体ヒトα−インターフェロ
ン(rhIFN−a)、rh  IFN−y、ホルボー
ルミリステートアセテート、コンカナバリン−A、E−
型プロスタグランジンおよびインドメタシンには何ら影
響しない、モノカインで誘導されるPA分泌低下はMP
分泌はど特異的ではないが高感度の指標を提供する(L
AF試験に匹敵、後述) 【エベクオッツら、バイオケ
ミカル・ジャーナル(Biochem。
J、)、219巻、667〜677頁(1984年):
シュナイダーら、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・
リウマトロジー(Brit、 J、 Rheumat、
)、24巻(増刊1)、128〜132頁(1985年
);シュナイダーら、ジャーナル・オブ・イムノロジー
(J、 Immunol、)、138巻、496〜50
3頁(1987年)]。
1.1.a マウス・マクロファージ・モノカイン阻害 イン・ビトロで、マウス腹腔常在性マクロファージ[シ
ュナイダーら、ジャーナル・オプ・エキスペリメンタル
・メジシン(J、 Exp、 Med、)、14H巻、
435〜450頁(1978年)1をさまざまな濃度の
試験化合物と一緒に1日間培養する。
この培地を、調製したでの培地で1:1に希釈しくv:
v)、これを集密的な家兎軟骨amへ加える。さらに2
日間経過後、軟骨細胞培養中のMP活性を測定する。上
記の試験方法で、この発明の化合物、特に化合物D2は
約3.0〜約100μMの濃度でモノカイン放出を抑制
する活性を示す。
3〜5実験系列でそれぞれ3回ずつ並行して実施した実
質上純粋な2−異性体形態の化合物D2のこのように測
定したED、。は100μMの濃度である。
1.1.b ヒト単球モノカイン阻害 健常志願者の血液から単球を得て、これを遠心後、さま
ざまな濃度の試験化合物と組織培養皿上で培養する[シ
ュナイダーら、ジャーナル・オブ・イムノロジー(J、
 Ima+uno1.)、138巻、496〜503頁
(1987年)]、44時間後数回洗浄することにより
非粘着性のリンパ球を除去する。
新たに調製した培地、試験化合物および刺激剤としてリ
ボ多糖類(L P S )を添加し、さらに19時間、
単球をインキュベートする。調製し立ての培地で、プー
ルした培地を1:10(v:v)に希釈し、集密的な家
兎軟骨#lJ1mをこれに加える。
さらに2日間経過後、軟骨細胞培地中のMP活性を測定
するJ 上記の試験方法で、この発明の化合物、ことにD2およ
びに1は約30〜約100μMの濃度でモノカイン放出
を抑制する活性を示す、3〜7実験系列でそれぞれ3回
ずつ並行して実施した実質上純粋なZ−異性体形態の化
合物D2およびKlのこのようにして測定したE D 
soは、何れの化合物とも60〜100μMの濃度であ
る。
1.2  LAF試験(胸腺細胞増殖)リンパ球増殖は
モノカイン活性の代表的な試験1である。この方法は+
’T、L−2、ホルボールミリステートアセテート、コ
ンカナバリンA、E−型10スタグランジンおよびイン
ドメタシンでは何れも妨害が起こり、やや特異的ではな
いが高い感受性を示す、前記1.1.bの記載と同様に
、ヒト単球培地を調製して、1:10.1:20および
1:40(v:v)に希釈し、これに20mMヒドロキ
シエチルピペラジン−エタンスルホン酸、12mM N
aHcOs、2mMグルタミン、2%ウシ胎児血清、1
0μM 2−メルカプトエタノール、0.1μMインド
メタシンおよび抗生物質を含有したダルベツコ修飾イー
グル培地1ml当り1.5X10−−胸腺細胞(C3H
/HeJマウスから採取)を浮遊した液を加える。96
大の培養平板で細胞を2日間インキュベートし、最後の
6時間、3H−チミジン・パルス(1μCIホール)を
用いて増殖速度を測定する。取り込まれた放射能を濾紙
に採取し計数する。上記の試験方法で。
この発明の化合物は約30〜約100μMの濃度で七ツ
カイン産生を抑制する。2実験系列でそれぞれ3回ずつ
並行して実施した、実質上純粋なZ−異性体形態の化合
物D2およびに1のこのようにして測定したEDssは
30μMの濃度である。
上記のLAF−試験に使用したマウス胸腺細胞の増殖に
対するこの発明の化合物の拮抗作用もしくは直接的な影
響を排除するため、組換え体ヒトI L−1またはIL
−2で胸腺細胞を刺激した後、1H−チミジンの取り込
みに対するこの発明の化合物の効果を検討する。この試
験モデルにおいて、この発明の化合物、特にD2および
に1は、組換え体ヒトIL−210ng/mlまたは組
換え体ヒトrL−175ng/mlで誘導された増殖に
対し何ら有意な影響を示さず、また濃度依存性も認めら
れない。
またIL−1に対する楓的システムとして、軟骨細胞を
使用しI L−1で誘発されたMP分泌に対する影響を
検討する。IL−1[ジェンザイム“コーポレーション
(Genzyme Corporation)+USA
Iをこの発明の化合物またはデキサメタゾン(対照)と
−緒にまたは単独で軟骨細胞に加え、2日間インキュベ
ートした培地上清中の金属10テアーゼ活性を測定する
。この試験方法で、この発明の化合物、特にD2および
に1はIL−1の誘導するMP分泌に影響を与えない。
1.3  RIA−キット、IL−1定量化上記の例1
.1.bの方法を繰り返し、希釈していない回収培地中
のI L−1濃度を、シストロンI L−1(CIST
RON IL−1)放射免疫測定キット[シストロン・
キット(CISTRON kit)は、シストロン(C
ISTRON )、10、ブlレームフィールド・アベ
ニ:x、 −(Bloomfield Avenue)
、p、o、ボックス 2004、パイン・プルツク(P
ine Brook)、NJO7058(LISA)か
ら入手する。このキットはI L−1βに特異的であっ
て細胞内およびm砲外双方の物質を認識する]を用いて
測定する。
この発明の化合物、特に化合物D2およびに1は、上記
の試験方法で測定された細胞外I L−1濃度を抑制す
る活性を有する。これに反し、測定された細胞内IL−
1濃度は実質上影響されずに残存する。2〜8実験系列
でそれぞれ3回ずつ並行して実施した実質上純粋な2−
異性体形態の化合物D2およびに1の、細胞外I L−
1濃度抑制に対するこのようにして測定したEDI。は
それぞれ4Qおよび25μMの濃度である。各測定にお
いて細胞外含量は何れも有意に減少する。
1.4  放出−合成阻害 1.4.a ホモジネートおよび゛溶解物のll製熱に
よって不活性化した1%AB−ヒト血清を含有するリン
酸MfR食塩液0.3mlを洗浄した粘着性単球に添加
し、ラバー・ポリスマンを使用して細胞を分離する。つ
いで細胞含有液を同一のグループに属する別の2個のホ
ールへと移す、この方法を3回縁り返す、B−内筒で7
つの衝撃を5回繰り返すダウンス(Dounce)ホモ
ジナイザー[コンテス社(Conteg Co、)、パ
インランド(Vine−Iand>、NJIを使用して
、最終プールした懸濁液(0,9m1)をホモジナイズ
する。
洗浄したヒト単球単層に0.01%ジギトニン水溶液0
.3mlを加えることによって溶解物を調製する。
1.4.b  IL−1合成および放出に対する効果ホ
モジネート50μmを培地で500μlに希釈し、これ
を集密的な軟骨細胞に加え、IL−1含量の尺度として
金属10テアーゼを誘導する活性を測定する。
またRIAキットを用いて、培地中、および繕脂ホモジ
ネートならびに細胞溶解物中のI L−1含量を測定し
た(1.39照)。
これらの試験で、この発明の化合物、特に化合物D2は
培地上清中のIL−1濃度を有意に低下させるが、ホモ
ジネートおよび溶解物双方のIL−1の平均含量は僅か
しか低下せず、あるいは未変化のまま残存した。
1.5  単球粘着に対する効果 新たに採取したヒト単核細胞の単球を、試験すべき化合
物または担体の存在で調製する。4時間後、培地を吸引
して、細胞単層)通常通り洗浄する。ついでジギトニン
水溶液を用いて粘着性単球を溶解し、そのDNA量およ
び細胞質ゾルのLDH酵素活性を測定する。この試験に
おいて、この発明の化合物、特に化合物D2および担体
は何れも単球の粘着性を低下させない。
1.6  単球分泌に対する効果 I L−1ばかりでなく、TNF−aおよびIL−6も
また、刺激された単球から放出されたモノカインをよく
認識する。
上記と同様に、ヒト単球からの培養培地を調製する。R
TAテストによりx t、−iおよびTNF−a含量を
測定し、I L−6は下記に示したようにバイオアッセ
イにより測定する。この発明の化合物、特に化合物D2
は、I L−1の放出をIL−6およびTNF−aの場
合より一層有意に抑制する。
[I L−6バイオアフセイ] ヒト単球からのならし培地中のIL−6を測定するため
、96大の平板〔コスタ−(Costar) ]で2.
4X10’細胞/ml (Bl 3.29)0.2ml
を培地とともに4H時間培養し、これを組携え体1=L
−6(200LJ/m+) 、2−メルカプトエタノー
ル50μMおよび抗生物質を加えた血清無添加イスコー
プ修飾ダルベツコ培地に希釈する。最終6時間の増殖速
度を、1H−チミジン・パルス(1μC/ホール)を用
いて測定する。取り込まれた放射能をr紙に採取し、計
数し、IL−6の基準標品と比較する。
1.7  ラクテートデヒドロゲナーゼの漏出およびリ
ゾチーム分泌に対する効果 上記と同様に、ヒト単球からの培養培地をl1ll!す
る。パーソナルコンピュータとつないだツインリーダー
(Tweenreader) [フロー・ラボラトリー
ズ社(Flow Laboratories AG)]
を使用して、リゾチームおよびラクテートデヒドロゲナ
ーゼ(LDH)を速度論的に測定する。LDHの試料(
50μm)を、最終濃度50mMのリン酸Mfr液(p
H7,5)、0.8mMピルビン酸ナトリウム、0.2
4 m M N a D Hxおよび0.04%ウシ血
清アルブミンを含有する基質200μmと混合し、34
0nmにおける吸収の変化を、1分間隔で11回測定す
る。コンピュータは初回速度を計算して、単位を決定す
るのに使用する。リゾチームの試料(50μm)を、ミ
クロコツカス・リゾデイクテイカス(M、 Iysod
ejkticus) 1 、2 m g 7m +の6
7mMリン酸Mtlt液(pH6,2>浮遊液100μ
+と混合し、492nmにおける濁度の変化を4分間隔
で11回測定する。一連の測定毎に、ニワトリ卵白リゾ
チーム結晶で校正曲線を描く[J、シュナイダーら、ジ
ャーナル・オプ・エキスペリメンタル・メジシン(J、
 Exp、 Med、)、14H巻、435頁(197
8年)〕、対照および処理した細胞培養から何ら有意な
LDHfi出は認められない。
この発明の化合物、特に化合物D2は、限界的にだけり
ゾチーム放出を減少し、刺激されない対照の濃度では放
出を誘導しない。
2、  骨吸収の防止(組織カルシウム欠乏の処置) 生後4〜5日のスイス・アルピノマウスから得た半頭蓋
冠(前頭部および頭頂部)をステンレススチール製グリ
ッド上で、培地とガスとの界面に湿めらせた大気(95
%空気75%C〇−を通じたBSA  1mg/mlを
添加したBGJ骨組織培養培地中で、37℃で培養する
[レイノルズら、[オーガニック・カルチャー・イン・
バイオメジカル・リサーチ(叶ganic Cu1tu
re in Biomed。
Res、)J 、ボールズおよびマミケンダム編、ケン
ブリッジ・ユニバージティー・プレス社(Ca+nbr
i−dge University Press)、3
55〜366頁(1976年)参照]。
カルシウム放出刺激物質[PGE*、LPSまたは1.
25ジヒドロビタミンD3 (1,25D3)]の存在
で、試験培地中へ放出されるカルシウム放出に対する試
験物質の種々の濃度における影響を検討する。この目的
のため72時間および144時間培養物から得た骨培養
土清および培養終了時の頭蓋冠のTCA抽出物中のカル
シウム濃度を、分光学的な方法により測定する[ギンド
ラ−ら、アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・
バンロジー(Am、 J、 Cl1n、 Patbol
、)、58巻、376〜382頁(1972年)]、ま
た骨培養上清および培養後の頭蓋冠のトリトン100抽
出物中のライソソーム酵素、N−アセチルグルコースー
アミニダーゼ活性をバナージーおよびバスの方法を用い
て測定する[バイオケミカル・ジャーナル(Bio−c
heIIl、 J、)、45巻、113〜118頁(1
975年)]、酵素活性の変化をμ単位l半頭蓋冠およ
び放出%で表す。
上記の試験方法でこの発明の化合物、例えば実質上純粋
な2−異性体形態の化合物D2またはに1は、lXl0
−”および5X10−’Mの濃度でカルシウム放出を抑
制すると同時に、それに付随してN−アセチルグルコー
スーアミニダーゼに対し影響を示す、実質上純粋な2−
異性体形態の化合1111D2について測定したICs
。値は1例えば下表の通りである。
(rcso値の計算では、対照培養における吸収率と最
大限に刺激した培養における吸収との差を100%とし
た。ICs、は最大吸収を50%抑制する試験物質濃度
で表した)。
3、  慢性関節リウマチ動物モデルにおける疾患修飾
活性 成熟雌性ラット4H匹にアジュバント関節炎を誘発し、
試験化合物を40日間経口投与する。関節の膨張および
骨の密度を10日、20日、30日および40日目に測
定し、プラシーボを投与した対照動物と比較する。さら
に処置期間完了時、大腿顆を取って軟骨のグリコサミノ
グリカン(GAG)を測定する。血清中のα、−マクロ
グロブリンを0日、3日、6日、9日、16日および2
2日目に測定する。
この発明の化合物を2.5〜20mg/kg/日の投与
割合で経口投与することにより、炎症過程で初期に起こ
った骨密度の低下が、徐々に正常ミネラル含量へ回復す
るのが観察される。下記に示した方法による密度測定に
よって明らかなように骨密度増大ばかりでなく、投与量
に依存して血清α、−マクログロブリン濃度の低下が認
められる。
さらに、障害した軟骨のGAG含量分析により投与量に
比例したプロテオグリカンの増加が見られる。
この慢性関節リウマチ試験モデルにおいて、この発明の
化合物、例えば実質上純粋な2−異性体形態の化合物D
2は、特に30日の処置期間後疾患修飾活性を示し、と
りわけアジュバント関節炎ラットの軟骨および骨に対す
る防御効果を示す。
上記試験方法に用いた成熟ラットの骨の密度のイン・ビ
ボ評価方法は、アルバニースらによって報告されたxa
i影によ否密度測定方法に基づくものである[ジャーナ
ル・オブ・アメリカン・ゼリアlヘリツク・ソサイエテ
ィー(J、^mer、 Ger。
Sac、)、17巻、142〜153頁(1969年)
]。
試験化合物による処置期間中、関節炎ラットにおいて縦
方向の骨の検査を行い、未処置ラットおよび対照動物と
を比較する。骨柱量を指標としてとり、イン・ビボの定
量的なX線走査を実施する。
ついでX線画像を走査し、高解像能密度計装置を使用し
て灰色値を比光学密度(ROD )単位に変換する。こ
の方式の特徴的な理由から(画像の暗部は比光学密度の
増加を表す)、X線の生物学的な効果を骨組織と一致さ
せるために、記録された値を(1−X)[ここでXはR
ODの実測値]で表す[即ちフィルムの暗部は骨の密度
の減少を表す]、得られた密度測定値を動物の体重によ
って10ツトし、同じ体重範囲の動物群を選ぶ。
4、  免疫抑制活性(自己免疫疾患)下記の各試験方
法において、試験化合物(即ちこの発明の化合物)1例
えば実質上純粋な2−異性体形態の化合物D2またはに
1[投与割合、約5〜60mg/kg/日(経口)]を
オリーブ油に溶かし、単独またはシクロスポリンA[投
与割合、約1〜10mg/kg/日(経口)]と組合わ
せて投与する(即ち、この試験モデルで、投与量は免疫
抑制効果を得るのに通常必要とされる量より実質上低い
)。
4.1.ブドウ膜炎:実駒的自己免疫ブドウ膜炎(E 
A V )の修fIIl] ヌッセンブラットらにより報告された一般的な方法で試
験を実施する[アーカイブ・オブ・オフタルモロジー(
Arch、 0phtha+、)、100巻、1146
〜1149頁(1982年)]、11群6〜10らから
なる体重的150〜200gのルイス・ラット(♀)の
後足踵に、ミコバクテリウム・ラベルクローシス(My
cobacterium tuberculosis)
H37RA  2.5mg/mlで強化した完全フロイ
ンドアジュバントに乳化したウシS抗原(l:1、重量
部)30μgを注射して免疫する。
免疫して7日後から7日間連続して、試験化合物を前記
投与量で、(i)単独または(i)シクロスポリンA治
療と併用して投与する。対照群は試験化合物の代わりに
1ラシーボを投与する。免疫f&14日目にラットを層
殺し、直ちに眼球を摘出してホルムアルデヒドで固定し
、パラフィンワックスに包埋してヘマトキシリン−エオ
シンおよびPASで染色する。盲験法により、炎症の程
度を0(炎症なし)から4(全眼炎)までの尺度で組織
病理学的評価を行う0選ばれた例について透過および走
査電子顕微鏡により検査する。EAVを起こした動物の
眼は硝子体腔、網膜下部および前眼房で生じた線維性滲
出液によって網の目状に被覆された炎症性細胞を伴う網
膜および脈絡膜の全般的炎症を示す。
前述の投与量の(i)試験化合物または(i)試験化合
物とシクロスポリンAとの投与により、同投与量の(i
)プラシーボまたは(i)ブラシーボとシクロスポリン
Aとを投与した対照群と比較して、EAV徴候を示した
動物数の実質的な減少が観察される。
4.2.a 多発性硬化症I:実験的アレルギー性脳を
髄炎(EAE)に対する予防効果ボレルらによって報告
された一般的な方法で試験を実施する[エージェンッ・
アンド・アクションズ(Agents and Act
ions)、6巻、468頁(1976年)]、11群
8〜12の体重的150〜200gのウィスター・ラッ
ト(♀)またはルイス・ラット(♂)に、ウシを髄(凍
結乾燥しHl。
12mlに溶解)2.5g、アーラセル(Arlace
l)A  1.5mg、ヌジョール(Nujol) 8
.0 m lおよび死1111屹燥ミコバクテリウム・
フレイ(Mycoba−cterium phlei)
 20 m gを含有する食塩液0.2mlからなるエ
マルション0.1mlを、それぞれ後足踵皮肉に注射す
ることによってEAEを誘発する。(1)試験化合物ま
たは(i)試験化合物とシクロスポリンAとを、感作当
日から1週間に5日間ずつ33I問続けて投与する。対
照群におけるEAEの起始は、全般に感作後9日〜16
日目に始まり後肢および尾の麻痺徴候が顕著である。
試験動物は、後肢および尾に完全病変を認めたときをも
って陽性とする疾患および発症徴候について毎日検査し
て採点する。試験動物は合計25日間観察を続ける。
前述の投与量の(i)試験化合物または(i)試験化合
物とシクロスポリンAとの投与により、同投与量の(i
)プラシーボまたは(i)プラシーボとシクロスポリン
Aとを投与した対照群と比較して、EAEの徴候を示し
た動物数の実質的な減少が観察される。
4.2.b 多発性硬化症l:確立したEAEに対する
活性 4.2.aと同様にして、ただし感作後、8日目または
9日目(即ち疾患症状発現の直前)から、(i)試験化
合物または(i)試験化合物とシクロスポリンAとの投
与を開始して、毎日または1日おきに約14H閏投与を
続ける。処置期間中、毎日動物を疾患の症状について検
査し、4.2.aの記載と同様に採点する。
前述の投与量の(i)試験化合物または(i)試験化合
物とシクロスポリンAとの投与により、同投与量の(i
)プラシーボまたは(i)プラシーボとシクロスポリン
Aとを投与した対照群と比較して、EAE疾患の症状を
示した動物数の実質的な減少が観察される。
4.3 全身性紅斑性狼瘤: (NZB/NZW)F1
マウス・モデル スタインバーブらによって報告され、議論された(NZ
B/NZW)Fl系マウスを用いて試験を実施する[ビ
ニレチン・オン・ザ・リューマチック・デイシージズ(
Bullertn on the Rheus+ati
cDiseases)、28巻、4〜5号、940〜9
46頁(1977〜78年)、ジ・アートリティス・フ
ァアウンデーシラン(The Arthritis F
oundation)刊(アトランク、ジョーシア)]
、この系の雌は約5〜7.5月−で抗DNAならびに抗
赤血球自己抗体、およびタンパク尿症の発現を伴うSL
E症候群徴候を自然発症する。この状態は究極的には死
に至る。
試験のため、1群6〜8匹のマウス(♀)を使用する。
(a’)自己抗体の自然発生前(例えば約5月齢)に、
または(b)自己抗体の自然発生後(例えば約8〜9月
齢)から、(+)試験物質または(i)試験物質とシク
ロスポリンAとを、1週間に5回投与で約8〜10週間
継続させる治療を開始する。ELISA手技を用い、治
療開始の約131問前から試験期間中、一定期間毎に抗
DNA抗体および抗赤血球抗体価を測定する。対照にお
ける追加的な指橡としてタンパク尿の発現(週1回測定
)および生存期間が挙げられる。上記の(a)および(
b)処置群の成績から予防的および治療的有効性がそれ
ぞれ認められる。
前述の投与量の(i)試験物質または(i)試験物質と
シクロスポリンAとの投与により、同投与量の(+)プ
ラシーポまたは(i)プラシーボとシクロスポリンAと
を投与した対照群と比較し、予防的および治療的処置計
画の双方において、自己抗体値およびタンパク尿の発生
の実質的な減少および平均生存期間の増大が観察される
5、  肺繊維症 G、J 、ローレントらによって報告された一般的な方
法で試験を行う[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ク
リニカル・インベステイゲーシリン(Eur、  J、
  Cl1n、   Invest、)、  11 巻
 、  441〜44H頁(1981年)]0体重2.
0〜2.5kgのニューシーラント白色家兎1群4匹(
実験開始時の日齢127日)に、ブレオマイシン10m
g/kgを気管内点滴注入することにより肺繊維症を発
症させる。試験動物の肺を2.4および8週間後に調べ
る。試験化合物(即ち、この発明の化合物)、例えばそ
れぞれ実質上純粋な異性体形態の化合物D2またはに1
を、約2.5〜60mg/kg1日の投与割合で経口投
与することにより、ブラシーボ投与を受けた対照群と比
較して肺線維症の実質的な減少が観察される。
6、  臨床試験■:乾病症 9つの基準によって評価して体表面の20%またはそれ
以上に慢性重症乾廖症を有し、現治療により疾患状態が
安定し、もしくは進行している成人男女の対象により試
験を実施する。試験開始の少なくとも23!1間前から
、全身的、局所的に、または特に皮膚疾患に対して行う
光線治療をすべて中止する。この期間中、緩和な皮膚軟
化剤、2%サリチル酸−オリーブ油、コールタール・シ
ャンプーおよび/または1%ハイドロコーチシンクリー
ムまたは軟膏、および関節炎または乾瘤症に併発してい
るその他の合併症の薬物投与だけを継続した。
2週間の「つオツシュ・アウト」期間を置いた後、患者
は一夜8〜10時閏絶食を行った後、試験に9加した。
試験に際して、下記の臨床検査を実施した。完全皇軍、
血清電解質、グルコース、カルシウム、リン、尿酸、A
LT/AST/LDH(アラニン・アミノトランスフェ
ラーゼ/アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ/乳
酸デヒドロゲナーゼ)、血漿上皮成長因子、成長ホルモ
ン、尿EGF、臨床的な乾田症の程度を9つの基準によ
って評価し、発赤、肥厚および落屑について、クラグバ
レらが記載しているO−4点尺度を用いて病変の程度を
評価する[クラグバレら、アーカイブズ・オブ・デルマ
トロジ−(Arch、 Deraatol、)。
119巻、54H〜552頁(1983年)]0選ばれ
た病変については臨床写真を撮影した。1%リドカイン
浸潤麻酔を用い、6mmパンチによる皮膚生検を実施す
る。
試験期間中、患者は、この発明の化合物、例えばそれぞ
れ実質上純粋なZ−異性体形層である化合物D2または
に1を、1日投与量約400〜約1200mg/日(経
口)で1日に1回または4回まで分割して投与した。
試験期間中は、「つオツシュ・アウト」の期間中に既に
使用したちの以外の治療を許可しなかった。試験開始時
に実施したすべての検査(空腹時血糖、尿、乾廖症の臨
床的評価、臨床写真、パンチ皮膚生検)は試徹期間中、
7日、14日、21日および28日目に繰り返し実施す
る。
試験に参加し、この発明の治療を受けた患者は、乾瘤症
の漸進的な臨床程度の減少、特に胞子性病変程度の減少
により、また病変状態程度の著しい減少によって証明し
得る乾瘤症状態の著明な改善を示した。さらに連続的な
パンチ皮膚生検によって1分裂指数の低下、炎症性浸潤
の減少、脈管構造の著しい改善等、病変に関係する顕著
な組織学的変化を示す。
さらに2群の患者を対象にして、1群には上記の投与計
画によるこの発明の化合物を投与し、他の1群はプラシ
ーボだけを投与する、両群の病変程度をマツチングさせ
た二重盲検交差試験を繰り返すことにより効果を証明し
得る。
7、  臨床試験I!=アルツハイマー病(AD/SD
AT) DSM−1[ダイアグノスティック・アンド・スタティ
スティカル・マニュアル・オン・メンタル・デイスオー
ダーズ(Diagnostic and 5tasti
c−al Mannual or Mental Di
sorders)、第3版]に規定された指標にしたが
い、AD/5DAT型の軽度ないし中等度の痴呆を示す
と確認された6〜10例の男女対象からなる試験群を用
いて試験を実施する。ただし重症の心脈管疾患、低血圧
(収縮期血圧<120>、重症の内分泌疾患、重症の肝
疾患、腎不全および/または吸収不良症候群の対象は除
く。
試験開始時に脳波および精神測定学的テストを行う、つ
いで患者はプラシーボまたは下記に示す試験薬物の投与
を受け、投与後60分、120分および180分に脳波
および精神測定学的テストを繰り返す。
用いた精神測定は (i)選択的連想テスト[ブシュケ、【セレクティプ・
リマインディング・フォー・アナリシス・オン・メモリ
ー・アンド・ラーニング(SelectiveRemi
nding for Anlysis of Memo
ry and Learning)1、ジャーナル・オ
ン・バーパル・ラーニング・アンド・バーパル・ビヘイ
ビア(J、 Verbal Learningand 
Verbal Behavior)、12巻、543〜
550頁(1973年)]、 (i ) 構成能力の測定[ムラモトら、「エフェクト
・オン・フィジオスティグミン・オン・コンストラクシ
ョナル・アンド・メモリー・タスクス・イン・アルツハ
イマーズ・デイシーズ(Effect ofPbysi
ostignin on Con5truction 
and Memory Ta5ksin Alzhej
mer’s Disease)」、アーカイブズ・オン
・ニューロロジー(Arch、 Neurol、)、3
6巻、501〜503頁(1973年)]、および(i
)幾何学図形の記憶(ベントン改訂、視覚配路テスト) である。
試験期間中、患者はプラシーボまたはこの発明の化合物
、例えば実質上純粋なZ−異性体形態である化合物D2
またはに1を、1日約450〜約1200mg(経口)
を1回にまたは2〜3回に分割して投与される。
下記の追加的な指標を検査した。
血液学的検査:赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリッ
ト、白血球数、白血球百分 率、沈降速度、血糖 尿     :アルブミン、グルコース血清    :
アルカリン・フォスファターゼ、ALT、AST、5−
GT、S−ビ リルビン、5−T4,5−T3.5 −TSH、クレアチニン 上記の投与量でこの発明の化合物の投与を受けた患者は
、プラシーボ投与を受けた患者と比較して、脳波成績お
よび精神測定学的な成績によって明白な病状の著明な改
善を示した。
8、  臨床試験璽:カルシウム吸収−歯周囲疾患 歯周囲疾患を有する男女志願者を対象に試験を実施した
。この発明の化合物、例えば実質的に純粋なZ−異性体
形態の化合物D2またはに1を、約400〜1200m
g/日(経口)の投与量で、1回に、または4回まで分
割して投与するか、あるいは疾患部位の歯肉に約0.5
または1.0〜約5.0mgの投与量で各歯肉溝へ注射
することにより投与する。患者は毎週または週2回定期
的間隔で疾患の進行について検査を受ける。患者は約2
〜3週問連続して治療後、状態に著しい改善を示すこと
が判明した。
9、  臨床試験■:退行性骨閏節疾患92瘤性関節炎
または血清陰性のを椎関節炎または骨関節炎の何れかの
男女志願者を対象として試験を実施する。この発明の化
合物、例えば実質上純粋なZ−異性体形態の化合物D2
またはに1を、約200−1200mg/日(経口)の
投与量で1回にまたは4回まで分割して、8週間投与し
た。
患者は2週間の定期的間隔で関節部の痛み感覚、スタイ
ンプルツカ−によるtllIIi的能力の評価、握力ま
たはりヒター指数のような疾患の進行について検査する
。8週間の処置期間経過後、患者は状態の著しい改善を
示すことが判明した。
先に特定したその他の疾患または状態(例えば筋肉タン
パク質分解、病的頻拍等を含む)に関しても、この発明
の化合物、特にそれぞれ実質上純粋なZ−異性体形態の
化合物D2またはに1を。
前記記載のように同等または等価な投与量水準を適用し
て実施する試験において等価な結果が得られる。
言うまでもなく、この発明の方法を実施するのに必要な
毎日の投与量は、例えば特に選ばれたこの発明の化合物
、処置すべき特殊状態および所望する効果等さまざまな
要素の変化によって変わる。
しかしながら、−aにこの発明の化合物を約100mg
〜約2.0mgまで、好ましくは約350mg〜約2.
0gまで、例えば約1.5gまでの1日投与量を1回に
または1日2〜4回に分割して、または持続性形態で経
口投与することにより満足すべき結果が達成される。し
たがって好適な単位用量形態は、約25mg〜約1.0
gの活性成分を1またはそれ以上の製薬上許容し得る希
釈剤または担体とともに含有する経口投与形態である。
この発明の化合物を、例えば他の免疫抑制療法の補助薬
として、例えば前記に挙げた特殊疾患または状態の処置
に組合わせて投与する場合、併用する免疫抑制剤の投与
量は、採用した免疫抑制剤の種類(例えばステロイド剤
またはシクロスポリンかとか)、使用した特殊薬物、処
置すべき状態、所望する治療等によって変わることは言
うまでもない、しかしながら一般に、それら併用する免
疫抑制剤を、単独治療に使用する際に通常必要とする量
の80%(例えば50%)の投与量で併用免疫抑制剤を
投与することにより満足すべき結果が得られる。即ちシ
クロスポリンを併用免疫抑制剤として採用する場合、約
1〜約25mg/kg/日(例えばシクロスポリンAの
場合、約5〜約15mg/kg/日)の投与量範囲で経
口的に患者に1回にまたは1日2〜3回に分割投与する
ことにより満足すべき結果が得られる。シクロスポリン
の静注投与を必要とする場合、例えば点滴で投与する場
合(例えば初期治療の場合)は、低投与量、例えば約0
.5〜約5.0mg/kg/日(例えばシクロスポリン
Aの場合、初期投与量として約1〜約3mg/kg/日
、li持量として約2mg/kg/日)が一般に好まし
い。
以上のことから、この発明はさらに 7、免疫抑制剤、例えば免疫抑制ステロイド剤または免
疫抑制剤シクロスポリン(例えばシクロスポリンA)を
、例えば先に説明した免疫抑制治療によって処置し得る
任意の疾患または状態の処置にこの発明の化合物の有効
量、例えばここに説明した投与量で併用することからな
る方法によって、免疫抑制治療を受ける患者の有効な処
置に必要な免疫抑制剤の投与量を減少させる方法 を提供し、さらに 8、免疫抑制方法、例えば(a)この発明の化合物およ
び(b)免疫抑制剤、例えば免疫抑制ステロイド剤また
は免疫抑制剤シクロスポリン(例えばシクロスポリンA
)からなる第二の薬物の有効量を、そのような処置を必
要とする患者に投与することからなる、先に説明した任
官の特殊免疫疾患の処置を行う処置方法 を提供する。
この発明に使用する組成物は、この発明の化合物を製薬
上許容し得る希釈剤または担体と密に混和し、これを製
剤化し、あるいは都合よい投与を提供し、または可、能
とする剤形とすることにより調製することができる。
以下、この発明の固体組成物の調製について説明する。
[実施例] 経口適用の固体組成物の調製 錠剤またはカプセル剤は、活性成分を通常の製薬上許容
し得る賦形薬、例えば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム
、乳糖およびタルクのような不活性な希釈剤、例えばデ
ンプンおよびアルギン酸のような顆粒化剤および崩壊剤
、香料、着色剤および甘味剤、例えばデンプン、ゼラチ
ンおよびアラビアゴム等の結合剤、およびステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸およびタルク等の潤滑剤と
混和して含有し得る。
下記の実施例はカプセル形態の調製を例示的に示したも
のである。
成分      重量/1力プセル 活性成分(例えば実質上純粋な Z−異性体形態の化合物D2 またはKl)         200.00mg乳糖
(200メツシユ)     109.75mgコーン
・スターチ       35.00mg二酸化ケイ素 [アエロジル200(商標)1   1.75mgステ
アリン酸マグネシウム     3.50mg全量35
0.00mg 通常の製剤方法を用いて活性成分を密に混和し、硬ゼラ
チンカプセルに充填してカプセルを密封する。カプセル
重量は97.0mg、充填したカプセルの重量合計は4
47.0mgである。
この発明の化合物はこの発明の用途に必要とする投与量
で良好な耐容性を示す。
即ち実質上純粋な2−異性体形態の化合物D2のマウス
およびラットにおける14日閘経口投与(p、o、)お
よび7日間静注投与(i、v、)のLD、。
は、マウス、p、o、1623mg/kg、i、v。
163mg/kg、ラット、p、0.1721mg/k
g、i、v、50mg/kgである。
ピーグル犬でこの化合物の200mg/kg/日の高投
与量を26週間投与したときの全般的な耐容性は良好で
あることが判明した。
実質上純粋なZ−異性体形態の化合物に1の場合、ピー
グル犬を使用したパイロット的な毒性試験で、150お
よび200 m g/k g (p、o、)の投与量を
、ゼラチンカプセルで5週問およびオリーブ油に溶かし
て6〜831!問投与し何ら病理学的な影響は認められ
なかった。
製薬上許容し得る酸付加塩形態は遊離酸と同一または同
水準の耐容性/活性を示す。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人
 弁理士前 山 葆 ほか1名

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]シ
    クロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン]
    −カルボン酸類、または生理学的に加水分解でき生理学
    上許容し得るそのエステル類、または製薬上許容し得る
    その塩類を活性成分として含有し、抗炎症または解熱手
    段以外の治療手段としてモノカイン阻害を発現するのに
    使用する組成物。
  2. (2)上記モノカインがインターロイキン−1である特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. (3)外因性ないし内因性傷害の処置に使用される特許
    請求の範囲第1または2項の何れか1項記載の組成物。
  4. (4)免疫抑制を誘導し、またはこれを発現するのに使
    用する特許請求の範囲第1または2項の何れか1項記載
    の組成物。
  5. (5)組織カルシウムの欠乏、または骨または軟骨の変
    性過程を処置するのに使用する特許請求の範囲第1また
    は2項の何れか1項記載の組成物。
  6. (6)線維症または線維症様状態の処置に使用する特許
    請求の範囲第1または2項の何れか1項記載の組成物。
  7. (7)腫瘍進入または腫瘍の増殖に随伴した症状の処置
    または支持的ないし補助的処置、またはクロイツフェル
    ド・ヤコブ病、アルツハイマー病、病的傾眠、痛風、内
    毒素ショックまたは表皮水疱症の処置に使用する特許請
    求の範囲第1または2項の何れか1項記載の組成物。
  8. (8)免疫抑制を発現する免疫抑制剤と併用される特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  9. (9)免疫抑制剤の投与量を減少させる特許請求の範囲
    第8項記載の組成物。
  10. (10)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフエン−4−イリデン
    ]−カルボン酸が、下式( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は水素、C_1_〜_4アルキルまたは
    フェニル−(C_1_〜_4アルキル)、 R_2は水素またはC_1_〜_4アルキルであって、
    A環は置換されず、またはハロゲンまたはヒドロキシで
    置換されている] で示される化合物または生理学的に加水分解でき生理学
    上許容し得るそのエステル、または製薬上許容し得るそ
    の塩である特許請求の範囲第1〜9項の何れか1項記載
    の組成物。
  11. (11)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
    ]−カルボン酸が、下式( I b) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_3は水素またはC_1_〜_4アルキル、
    R_4はハロゲンである) で示される化合物または生理学的に加水分解でき生理学
    上許容し得るそのエステル、または製薬上許容し得るそ
    の塩である特許請求の範囲第1〜9項の何れか1項記載
    の組成物。
  12. (12)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
    ]−カルボン酸または生理学的に加水分解でき生理学上
    許容し得るそのエステルが (A)[10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シク
    ロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン]−
    酢酸エチルエステル、 (B)[7−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
    4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−
    イリデン]酢酸エチルエステル、 (C)[6−ヒドロキシ−10−メトキシ−4H−ベン
    ゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−
    4−イリデン]−酢酸エチルエステル、(D)[10−
    メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,
    2−b]チオフェン−4−イリデン]−酢酸、 (E)[10−メトキシ−4H−ベンゾ[4,5]シク
    ロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン]−
    酢酸メチルエステル、 (F)[7−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
    4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−
    イリデン]−酢酸、 (G)[6−ヒドロキシ−10−メトキシ−4H−ベン
    ゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−
    4−イリデン]−酢酸、 (H)[10−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[4,5]シ
    クロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン]
    −酢酸、 (J)[2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
    4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−
    イリデン]−酢酸エチルエステル、 (K)[2−クロロ−10−メトキシ−4H−ベンゾ[
    4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−
    イリデン]−酢酸 から選ばれた化合物または製薬上許容し得るその塩であ
    る特許請求の範囲第1〜11項の何れか1項記載の組成
    物。
  13. (13)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
    ]−カルボン酸が[10−メトキシ−4H−ベンゾ[4
    ,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イ
    リデン]酢酸または製薬上許容し得るその塩である特許
    請求の範囲第10項記載の組成物。
  14. (14)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
    ]−カルボン酸が[2−クロロ−10−メトキシ−4H
    −ベンゾ[4,5]シクロヘプタ[1,2−b]チオフ
    ェン−4−イリデン]酢酸または製薬上許容し得るその
    塩である特許請求の範囲第11項記載の組成物。
  15. (15)α−[10−オキシ−4H−ベンゾ[4,5]
    シクロヘプタ[1,2−b]チオフェン−4−イリデン
    ]−カルボン酸または生理学的に加水分解でき生理学上
    許容し得るそのエステル、または製薬上許容し得るその
    塩が純粋もしくは実質上純粋なシス型形態である特許請
    求の範囲第1〜14項の何れか1項記載の組成物。
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