JPH01146807A - ジフルフェニカンを使用する除草方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式１ のＮ−（２，４−ジフルオロフェニル）−２−（３−ト
リフルオロメチルフェノキシ）ニコチンアミドを含む新
規の除草剤組成物とその農業的使用とに係わる。前記式
■の物質は英国特許第２０８７８８７Ｂ号に出芽前及び
／又は出芽後除草剤として開示されている。

ナプロパミド、即ち（Ｒ，５）−Ｎ、Ｎ−ジエチル−２
−（１−ナフチルオキシ）プロピオンアミドは出芽前の
雑草防除に広く使用されている。

研究及び実験を重ねた結果、化合物Ｎ−＜２．４−ジフ
ルオロフェニル）−２−（３−トリフルオロメチルフェ
ノキシ）−ニコチンアミド（便宜上、以後ジフルフェニ
カンと称する）をナプロパミドと組合わせて使用すると
、これら化合物のいずれかを単独で使用した場合より雑
草防除の範囲が広がることが判明した。

従って、前述のごとき組合わせは大きな技術的進歩とい
える。

驚くべきことに、前記事実に加えて、ジフルフェニカン
とナプロパミドとの組合わせによって得られる除草活性
は、成る種の広葉雑草種、例えばハコベ５ｔｅｌｌａｒ
ｉａ　ｍｅｄｉａ、Ｔｒｉ　Ｉｅｕｒｏｓ　ｅｒｖ＊ｕ
ｍ　ｇ＋ａｒ＋−ｔｉｍｕｍ、及びヤエムグラＧａ１ｉ
ｕｓ　ＬＬ！ニジ■−に対して、出芽前節用（例えば出
芽前噴霧）した場合には予想より遥かに大きい効果をも
たらすことが判明した。

換言すれば、ジフルフェニカンとナプロパミドとの組合
わせによって得られる除草活性は、予想外の極めて大き
い共働性［Ｐ、Ｈ，Ｌ、Ｔａｍｍｅｓ、　Ｎｅｔｂｅｒ
−Ｉａｎｄｓ　　Ｊｏｕｒｎａｌ　　ｏｆ　　Ｐｌａｎ
ｔ　　Ｐａｔｈｏｌｏｇｙ、）Ｏ（１９６４）、ｐｐ−
７３−８０により“ｌ５ｏｂｏｌｅｓ、　ａ　ｇｒａｐ
ｈｉｃ　ｒｅｐｒｅｓｅｎｔａ−ｔｉｏｎ　ｏｆ　ｓｙ
ｎｅｒｇｉｓａ＋　ｉｎ　ｐｅｓｔｉｃｉｄｅｓ″と題
する論文で定義されている］を示したのである。

出芽前節用（散布）した前記混合物の著しい共働（相乗
）効果は雑草種防除の信頼性を向上させ、活性成分の使
用量を節減せしめる。

そこで本発明は、樹木、潅木又は小果樹の栽培に使用さ
れている又はこれから使用される領域である場所の雑草
の生育を防止（抑制）するための方法であって、（ａ）
ナプロパミドと（ｂ）ジフルフェニカンとを組み合わせ
て使用することからなる方法を提供する。

そのために本発明は、樹木、潅木又は小果樹の栽培に使
用されている又はこれから使用される場所で雑草の生育
を防止すべく、その場所に（ａ）ナプロパミドと（ｂ）
ジフルフェニカンとを施用することからなる方法を提供
する。

（ａ）及び（ｂ）の施用量は夫々２５０ｇ〜ｌＯｋｇ（
より好ましくは１ｋｇ〜４ｋｇ）／ｈａ及び５０ｇ　〜
５００ｇ（より好ましくは１００ｇ　〜２５０ｇ）／ｈ
ａが好ましく、（ａ）対（ｂ）の比はＺｏｏ：１〜１：
２、好ましくは４０：１〜４：１ｗ／ｕ＋にする。

本発明の方法は例えば、広範囲の雑草種の防除、即ち観
賞用潅木及び最終植樹の前又は後の針葉樹又は落葉樹の
植林用苗木；小果樹、例えばブドウ、ブラックベリー（
クロイチゴ）、ボイゼンベリー、ローガンベリー、ラズ
ベリー及びイチゴ；柑橘類の果樹、例えばグレープフル
ーツ、レモン、オレンジ及びタンジェリン；落葉果樹、
例えばリンゴ、アンズ、サクランボ、ネクタリン、モモ
、ナシ及びプラム；亜熱帯果樹、例えばアボカド、キウ
ィ、オリーブ及びカキ；並びにナツツ類、例えばアーモ
ンド、セイヨウハシバミ、ペカン、ピスタチオ及びクル
ミの栽培場所の様々な雑草種を防除するのに使用し得、
その場合には出芽前に前記組成物を直接土壌に施用する
か、又は雨の降らない時には潅流を使用して例えば撒水
と共に非直接的に施用する。ナプロパミド及びジフルフ
ェニカンの施用は同時又は逐次的であってよい。

「出芽前施用」とは、雑草がその土壌の表面に出芽しな
いうちに、雑草の種子又は実生（ｓｅｅｄ−Ｉ　ｉｎｇ
）が存在する土壌への施用を行うことを意味する。

本発明の方法によって防除できる雑草には例えば下記の
ものがある。

広葉雑草類：ソバ力ヅラｂユＬ四犯堕−ｃｏｎｖｏｌｖ
ｕｌｕｓ、ニワヤナギＰｏｌ　　ｏｎｕｍａｖｉｃｕｌ
ａｒｅ、ハルタデ巨−Ｌμｌとμｍμ１ｒｉａ、サナエ
タデＰｇｑ釘１１ＬＬＬＬ−ｔｂｉｆｏｌｉｕｌＩ、ハ
コベ５ｔｅｌｌａｒｉａ　ｍｅｄｉａ、コハマアカザ扛
ｉｄ犯−ｄ、オオツメクサ旺旺り匡Ｌａｍｉｕｍ　ａｍ
　１ｅｘｉｃａｕｌｅ、ヒメオドリコソウＬａａ＋ｉｕ
ｍ２、Ｎａｔｒｉｃａｒｉａ　Ｂｐ、例えばＭａｔｒｉ
ｃａｒｉａｉｎｏｄｏｒａ（Ｔｒｉ　１ｅｕｒｏｓ　ｅ
ｒｒａｕｍ　ｍａｒｉｔｉｍｕｎ＋としても知られてい
る）、イヌホオズキ５ｏｌａｎｕ−註Ｌｖ、７　ｒｈｏ
ｅａｓ、フウロソウＧｅｒａｎｉｕｍ　ｓｐｐ、。

しｏｌａ　ａｒｖｅｎｓｉｓ、グンバイナズナｉ　ａ　
ｒ　ｖ　ｅ　ｎ　ｓ　ｅ　。

ノボロギク５ｅｎｅｃｉｏ　７、チシマオドリコソウ７
　ｔ　ｅ　ｔ　ｒ　ａ　ｈ　ｉ　ｔ、ルリハコベ猛■創
上１ａｒｖｅｎｓｉｓ、ナズナｄ　ｂｕｒｓａ−ａｓｔ
ｏｒｉｓ、力ラフトイラクサＵｔｒｉｃａｕｒｅｎｓ％
５ｏｎｃｂｕｓ　Ｓｐｐ、ｌハマイネ科雑草：スズメノ
カタビラＰｏａ　ａｎｎｕａ、匣ｔｒｉｖｉａｌｉｓ、
＾ヨ７　ｍ　ｏｓｕｒｏｉｄｅｓ、　Ｂｒｏｍｕｓｓｔ
ｅｒｉｌｉｓ、カラスムギＡｖｅｎａ　ｆａｔｕａ、シ
ラゲガヤＨｏ１ｅｕｓ　１ａｎａｔｕｓ、イヌビシＥｃ
ｈｉｎｏｅｈｌｏａ　ｃｒｕｓ−ｍｌ丘１．＜２シバ７
　ｓ　ａ　ｎ　ｕ　ｉ　ｎ　ａ　ｌ　ｉ　ｓ、オヒシバ
Ｅｌｅｕｓｉｎｅ　１ｎｄｉｃａ、エノコログサ５ｅｔ
ａｒｉａ　ｖｉｒｉ−む互及びセイバンモロコシジと１
動ｘｍ　ｈａｌ工旦Ｊυじ工の実生。

通常のプラクティスでは、使用前に、個々の除草剤成分
の別個の調製物を組合わせてタンクミックス（ｔａｎｋ
　ｍ１ｘ）を調製するか、又は別個の調製物を時間間隔
をおいて施用してもよい。

以下の温室実験は、出芽前施用による成る種の雑草の防
除において、ナプロパミドとジフルフェニカンとを組合
わせて使用した場合に得られる共働活性を示すものであ
る。

ナプロパミド及びジフルフェニカンの相互作用を調べる
ために、用量を広い範囲で変えて、即ち０１１２５．２
５０．５００及び１０００ｇ／ｈａのナプロパミドと０
．３１．６２．１２５．２５０及び５００ｇ／ｈａのジ
フルフェニカンとを使用して、３７回の処理からなる工
場内実する実験も行った。

処理は総て、ナプロパミドの乳化可能４５％ｗ／ｖ濃縮
物（市販製品）と活性成分を５０％ｗ／ｖ含む実験用水
性懸濁液濃縮物として調製されたジフルフェうに適量の
水で希釈して行った。また、いずれの処理も、２．９４
ｋｇｆ／ａｍ”で作動する噴霧システムＴｅｅｊｅｔ　
ＳＳ　８００３Ｅを備えた実験用噴霧器を用いて実施し
た。これらの処理は、雑草種ヤエムグラＧａｌｉｕｍ　
へ」Ｌニ」二ｊ」Ｌｆ−、ハコベ５ｔｅｌｌａｒｉａ　
ｍｅｄｉａ及びＴｒｉ　１ｅｕｒｏｓ　ｅｒｍｕｍ　ｓ
＋ａｒｉｔｉｍｕｍについて行った。

これらの雑草種は別個の７．５ｃｍ２ポツト内でローム
土に撒いた。ハコベ５ｔｅｌｌａｒｉａ　ｍｅｄｉａ及
びＴｒｉ　Ｉｅｕｒｏｓ　ｅｒｍｕｍ　ｍａｒｉ’ｔｉ
ｓｕｍは各ポット毎に約６５個の種子を割り当て、上か
らローム土を軽くかけた。ヤエムグラＧａｌｉｕｍ　ｕ
ｖ工１ｎｅ−の種子は予め発芽させてからポット当たり
５つの割合でローム土中１ｃｍの深さに植えた。

このようにして用意したポットを各処理毎に４つ使用し
、処理後ランダムに温室内に配置した。

これらのポットの水やりは、上からの潅流と地下潅流と
を組合わせて行った。１９日後に雑草防除率の視覚評価
を、未処理ポットと比較して％で表した。雑草防除率（
％）の平均値を計算し、その結果に基づいて、ヘクター
ル当たりのジフルフェニカンのｇ数で表される９０％除
草有効量（ＥＤ、。）をジフルフェニカンのみ及びジフ
ルフェニカンとナプロパミドとの混合物に関して算出し
た。得られた値は下記の通りである。

ヤエムグラＧａｌｉｕｍ　ＬＬ！エシドーノ場合：ＥＤ
ｓ。

ジフルフェニカンのみ　　　　　　　５１１ジフルフエ
ニカンと １２５ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　２９９ジフ
ルフエニカンと ２５０ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　２６３ジフ
ルフエニカンと ５００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　１９１ジフ
ルフエニカンと １０００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　８８ナプ
ロパミドのみのＥＤ・。は２０３０ｇ／ｈａであった。

ハコベ５ｔｅｌｌａｒｉａ　ｍｅｄｉｔの場合：ＥＤ・
Ｏ ジフルフェニカンのみ　　　　　　７８ジフルフエニカ
ンと １２５ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　３８ジフル
フエニカンと ２５０ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　２０ジフル
フエニカンと ５００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　１５．６未
満ジフルフェニカンと １０００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　１５．６未
満ナプロパミドのみのＥＤ、。は８３３ｇ／ｈａであっ
た。

Ｔｒｉ　　１ｅｕｒｏｓ　　ｅｒｍｕｍ　　ｇｓａｒｉ
ｔｉｍｕｍの場合　：ＨＤ、。

ジフルフェニカンのみ　　　　　　２３８ジフルフエニ
カンと １２５ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　１４１ジフ
ルフエニカンと ２５０ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　９４ジフル
フエニカンと ５００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　　８９ジフ
ルフエニカンと １０００ｇ／ｈａのナプロパミド　　　　　　５１ナプ
ロパミドのみのＥＤ、。は１４８８ｇ／ｈａであった。

次いで、前記値を用いて前記化合物の双方が活性を示す
二面効果（ｔｗｏ−ｓｉｄｅｄ　ｅｆｆｅｃｔ）（Ｔａ
ａ＋ｍｅｓ、ＯＬ。

ｃｉｔ、　ｐ、７５）に関するＥＤ＠＠　１ｓｏｂｏｌ
ｅｓをプロットした。各雑草種毎に得られた１ｓｏｂｏ
ｌｅｓは、第１図、第２図及び第３図に示すように明ら
かに、共働の特徴であるＩＩＩ型（Ｔａｍ輪ｅｓ　、　
（！ＪＬ、　ｃ　ｉ上、　ｐ、７５）ｉｓｏ−ｂｏｌｅ
ｓであった。

本発明は更に、成る場所の雑草の生育を防止すべく同時
、別個又は順番に使用される組合せ調製物として（ａ）
ナプロパミド及び（ｂ）ジフルフェニカンを含む生成物
も提供する。

本発明はまた、（ａ）ナプロパミド及び（ｂ）ジフルフ
ェニカンを例えば２００：１〜１：２、好ましくは４０
：１〜４：１のｗ／ｗ比で、除草剤に使用し得る１種類
以上の適合した（相客性のある）希釈剤もしくはキャリ
ヤ（担体）及び／又は表面活性剤（即ち、除草剤組成物
で使用するのに適しているとして当業界で一般に許容さ
れており且つナプロパミド及びジフルフェニカンに適合
したタイプの希釈剤、キャリヤ又は表面活性剤）と組合
わせて、且つ好ましくは前記希釈剤、キャリヤ又は表面
活性剤中に均一に分散した状態で含む、除草剤としての
使用に適した組成物も提供する０本明細書では「均一に
分散した」という表現を、ナプロパミド及びジフルフェ
ニカンがその他の成分中に溶解している組成物を指すの
に使用する。「除草剤組成物」という用語は広い意味で
使用し、除草剤としてそのまま使用できる組成物だけで
なく、使用前に希釈しなければならない濃縮組成物も包
含する。これらの組成物はナプロパミド及びジフルフェ
ニカンを０．０５〜９０重量％含むのが好ましい。

これらの除草剤組成物は希釈剤もしくはキャリヤと表面
活性剤（例えば湿潤剤、分散剤もしくは乳化剤）とを両
方共含み得る０本発明の除草剤組成物中に存在し得る表
面活性剤は、イオン系又は非イオン系のもの、例えばス
ルホリシノール酸塩、第４アンモニウム誘導体、酸化エ
チレンとノニルフェノールもしくはオクチルフェノール
との縮合物をベースとする生成物、又は酸化エチレンと
の縮合による遊離しドロキシ基のエーテル化により可溶
化したアンヒドロソルビトールのカルボン酸エステル、
硫酸エステル及びスルホン酸のアルカリ及びアルカリ土
類金属塩、例えばスルホノコハク酸ジノニルナトリウム
及びスルホノコハク酸ジオクチルナトリウム、並びに高
分子量スルホン酸誘導体のアルカリ及びアルカリ土類金
属塩、例えばリグノスルホン酸のナトリウム塩及びカル
シウム塩であってよい、適当な固体希釈剤又はキャリヤ
の具体例としては、ケイ酸アルミニウム、タルク、■焼
マグネシア、（多孔質）珪藻土、リン酸トリカルシウム
、コルク粉、吸着カーボンブラック、及びクレー例えば
カオリン及びベントナイトが挙げられる。固体組成物（
ダスト、顆粒又は湿潤性粉末の形態を有し得る）は、ナ
プロパミド及びジフルフェニカンを固体希釈剤と共に粉
砕するか、又は固体希釈剤もしくはキャリヤにナプロパ
ミド及びジフルフェニカンの揮発性溶媒中溶液を含浸さ
せ、前記溶媒を蒸発させ、必要であれば得られた生成物
を粉状に粉砕するという方法を用いて製造するのが好ま
しい、顆粒状配合物は、ナプロパミド及びジフルフェニ
カン（揮発性溶媒中に溶解したもの）を顆粒状の固体希
釈剤もしくはキャリヤに吸収させ、次いで前記溶媒を蒸
発させるか、又は前述の方法で得た粉末状組成物を造粒
することによって製造し得る。固体除草剤組成物、特に
湿潤性粉末は、固体状態の時には希釈剤もしくはキャリ
ヤとしても機能し得る湿潤剤又は分散剤（例えば前述タ
イプのもの）を含み得る。

本発明の液体組成物は、水性、有機性、又は水性有機性
の溶液、懸濁液及びエマルジョンの形態を有し得、表面
活性剤を含み得る。これら液体組成物で使用するのに適
した液体希釈剤は、水、アセトフェノン、シクロヘキサ
ノン、イソホロン、トルエン、キシレン並びに鉱油、動
物脂及び植物油（及びこれらの混合物）である、これら
の液体組成物中に存在し得る表面活性剤は、イオン系又
は非イオン系（例えば前述タイプのもの）であってよく
、液体状芯の時には希釈剤もしくはキャリヤの役割も果
たし得る。

湿潤性粉末及び濃縮物形態の液体組成物は、使用可能な
状態の組成物を得るべく、水その他の適当な希釈剤、例
えば特に希釈剤又はキャリヤが油の場合には鉱油又は植
物油で希釈し得る。ナプロパミド及びジフルフェニカン
の液体組成物は所望であれば、活性物質をこれら活性物
質に適合した乳化剤又はこのような乳化剤を含む溶媒に
溶解した状態で含む自己乳化性濃縮物の形態で使用し得
る。このような濃縮組成物は水を加えるだけで使用可能
な状態の組成物になる。

希釈剤又はキャリヤが油である液体濃縮物はそれ以上希
釈しないで静電噴霧法により使用することもできる。

本発明の除草剤組成物は、所望であれば、接着剤、保護
コロイド、シックナー、浸透剤、安定剤、金属イオン封
鎖剤、凝結防止剤、着色剤及び腐食防止剤のような一般
的添加物も含み得る。これらの添加物はキャリヤ又は希
釈剤としても機能し得る。

本発明の好ましい除草剤組成物は１０〜７０％ｗ／ｖの
ナプロパミド及びジフルフェニカンと、２〜１０％ｗ／
ｖの表面活性剤と、０．１〜５％ｗ／ｖのシックナーと
、１５〜８７，９容量％の水とを含む水性源ｍ懸濁液；
１０〜９０％−／Ｗのす１０パミド及びジフルフェニカ
ンと、２〜１０％ｗ／ｗの表面活性剤と、８〜８８％ｗ
／ｗの固体希釈剤又はキャリヤとを含む湿潤性粉末、１
０〜３０％ｗ／ｖのナプロパミド及びジフルフェニカン
と、５〜２５％ｗ／ｖの表面活性剤と、４５〜８５容量
％の水混和性溶媒例えばジメチルホルムアミドとを含む
水溶性液体濃縮物；１０〜７０％ｗ／ｖのナプロパミド
と、０．１〜５％ＩＩｌ／ｖのシックナーと、１０〜８
４．９容量％の有機溶媒とを含む乳化性濃縮懸濁液；２
〜１０％ｗ／ｗのナプロパミド及びジフルフェニカンと
、０．５〜２％ｗ／＋ｓの表面活性剤と、８８〜９７．
５％１１／ｗの顆粒状キャリヤとを含む顆粒；並びに０
．０５〜９０％１１／ｖ、好ましくは１〜６０％ｗ／ｖ
のナプロパミド及びジフルフェニカンと、０．０１〜１
０％ｌＩｌ／ｖ、好ましくは１〜１０％ｗ／ｖの表面活
性剤と、９．９９〜９９．９４％、好ましくは３９〜９
８．９９容量％の有機溶媒とを含む乳化性濃縮物である
。

本発明の除草剤組成物は更に、ナプロパミド及びジフル
フェニカンを、殺虫活性を有する１種類以上の別の化合
物と組合わせて、好ましくは前記化合物中に均一に分散
した状態で含み得、且つ所望であれば、殺虫剤で使用し
得る１種類以上の適合した希釈剤もしくはキャリヤ、表
面活性剤及び前述のごとき通常のアジュバントも含み得
る。本発明の除草剤組成物に含まれる、又は該組成物と
共に使用し得る別の殺虫活性化合物の具体例としては、
例えばより多くの種類の雑草を防除できるようにするた
めのシマジン即ち［２−クロロ−４，６−ビス（エチル
アミン）−１，３，５−）リアジン］、オキシフ／　　
ルオルフエン即ち［２−クロロ−１−（３−エトキシ−
４−二トロフェノキシ）−４−）リフルオロメチルベン
ゼン］、ペプレート即ち［Ｓ−プロピルブチル（エチル
）チオカルバメート］、オキサシアシン即ち［５−ｔ−
ブチル−３−（２，４−ジクロロ−５−イソプロポキシ
フェニル）−１，３，４−オキサジアゾール−２−（３
Ｈ）−オン］及びトリフルラリン即ち［２，６−シニト
ローＮ、Ｎ−ジプロピル−４−トリフルオロメチルアニ
リン］、又は出芽した雑草の成長を防止するための化合
物、例えばグリホセート即ち［Ｎ−（ホスホノメチルグ
リシン］及びバラクワット即ち［１，１°−ジメチル−
４，４°−ビビリジルジイリウムイオン］；殺虫剤、例
えばカルバリール即ち［ナフト−１−イル−Ｎ−メチル
カルバメート］及び合成ピレトリン類似化合物類、例え
ばペルメトリン及びジベルメトリン；並びに殺菌剤、例
えば２．６−シメチルー４−トリデシル−モルホリン、
メチルＮ−（１−ブチルカルバモイルベンズイミダゾー
ル−２−イル）カルバメート、１．２−ビス−（３−メ
トキシカルボニル−２−チオウレイド）ベンゼン、イソ
プロピル−１−カルバモイル−３−（３，５−ジクロロ
フェニル）ヒダントイン及び１−（４−クロロフェノキ
シ）−３゜３−ジメチル−１−（１，２，４−トリアゾ
ール−１−イル）ブタン−２−オン）が挙げられる。本
発明の除草剤組成物に含まれ得る、又は該組成物と共に
使用し得る他の生物学的活性物質には、植物成長調整剤
、例えばスクシンアミド酸、（２−クロロエチル）トリ
メチルアンモニウムクロライド及び２−クロロ−エタン
ホスホン酸；並びに、例えば窒素、カリウム及びリンと
植物の十分な生命維持に不可欠であることが知られてい
る微量元素、例えば鉄、マグネシウム、亜鉛、マンガン
、コバルト及び銅とを含む肥料がある。

本発明の除草剤組成物に含まれ得る、又は該組成物と共
に使用し得る殺虫活性化合物及び他の生物学的活性物質
、例えば前述のごとき物質であって且つ酸であるものは
、所望であれば通常の誘導体、例えばアルカリ金属塩、
アミン塩及びエステルの形態で使用し得る。

本発明の組成物は、ナプロパミド及びジフルフェニカン
を含み且つ任意に前述のごとき他の生物学的活性化合物
を含む製品、又は好ましい具体例として前述のごとき除
草剤組成物、好ましくは使用前に希釈する必要がある除
草剤濃縮物を含む製品として製造し得る。これらの製品
は、前記ナプロパミド及びジフルフェニカン用の容器に
入ったナプロパミド及びジフルフェニカン又は前記除草
剤組成物と、前記容器に物理的に結合された使用説明書
、即ち雑草の生育防止における前記ナプロパミド及びジ
フルフェニカン又は除草剤組成物の使用方法の説明書と
を含む、前記容器は通常、室温で固体状態を示す化学物
質及び特に濃縮物形態の除草剤組成物の貯蔵に一最的に
使用されているタイプのもの、例えば内側を任意にラッ
カー塗装した金属及びプラスチック材料の缶又は樽、ガ
ラス及びプラスチック材料の壜であり得、例えば顆粒状
除草剤組成物のような固体を収容する場合には厚紙、プ
ラスチック材料及び金属の箱、又は袋であり得る。これ
らの容器は通常、雑草の生育を防止すべく少なくとも０
．５ヘクタールの土地を処理するのに十分な量の活性成
分又は除草剤組成物を収容できる容積を有するが、通常
の取扱いに適した大きさを越えてはならない、使用説明
書は例えば容器に直接印刷するか又は容器に取付けられ
るラベルもしくはタグに印刷することによって、容器に
物理的に結合する。使用説明書には通常、雑草生育防止
の目的で前述の方法に従い容器の中身を必要であれば希
釈した後で、ヘクタール当なり２５０ｇ〜１０ｋｇのナ
プロパミド及び５０ｇ〜５００ｇのジフルフェニカンの
施用量で施用する旨を記載する。

以下に、本発明の除草剤組成物の製造実施例を示す。

爽１１Ｌ 下記の成分を用いて、水性濃縮懸濁液を製造した。

ジフルフェニカン　　　　　　　　　　５０％Ｗ／Ｖプ
ロピレングリコール　　　　　　　　５％ｗ／ｖＯｌｉ
ｎ　ｌ０Ｇ（パラ−ノニルフェノキシポリグリシドール
）　　　　　　　　　０．６７％ｗ／ｖのトリエタノー
ルアミン塩）　　　　　　１．３３％ｗ／ｖ＾ｎｔｉｆ
ｏａｎ　ＦＤ（シリコーン消泡剤）　　　０．０１％ｗ
／ｖＲｈｏｄｉｇｅｌ　２３（キサンタンガム）０．２
％ｗ／ｖジクロロフェンナトリウム ４０％ｗ／ｗ溶液　　　　　　　　　　　　　０゜２５
％ｗ／ｖ水　　　　　　　　　　　　１００容量％にな
るまでジフルフェニカンを５ｏｐｒｏｐｈｏｒ　ＦＬ、
＾ｎｔｉｆｏａｍＦＤ及び０１ｉｎ　ＩＯＧの水溶液と
混合し、ビーズミル（ｂｅａｄ−ｍｉ　ｌ　ｌ）で粉砕
した０次いでＲｈｏｄｉｇｅｌ　２３、ジクロロフェン
ナトリウム溶液及びプロピレングリコールの水溶液を前
記粉砕スラリーと混合し、所期量が得られるまで水を加
えた。

え１九り 実施例１の組成物０．５リツトルを、２００リツトルの
水中で市販のナプロパミド４ラ ２、２２リツトルとタンク混合して１：４混合用物を形
成した．植えたばかりの針葉樹の苗床の雑草防除処理を
行うべく、得られた噴霧用流体を２００リツトル／ｈａ
で直接噴霧した。

及１匠り 下記の成分を用いて顆粒（４０：１）を製造した。

ナプロパミド　　　　　　　　　　　４％ｗ／ｗジフル
フェニカン　　　　　　　　　０．１％ｗ／１１１エチ
レンオキシド縮合物）　　　　　　１％Ｉｌｌ／ｗオレ
イン酸　　　　　　　　　　　　　１％−／ｗ＾ｒｏｍ
ａｓｏｌ　Ｈ（主として異性トリメチルベンゼンを含む
芳香族溶媒）　　　　　１２％ｗ／ｗ３０／６０＾ｔｔ
ａｐｕ１ｇｉｔｅ顆粒（吸収性シリカクレー）　　　　
　　　　８１．９％ｗ／ｗナプロパミド、ジフルフェニ
カン、ｌ：ｔｈｙｌａｎＢＣＰ、オレイン酸及び＾ｒｏ
ｍａｓｏｌ　Ｈを混合し、この混合物を＾ｔｔａｐｕ１
ｇｉｔｅ顆粒に噴霧した０次いでハコベ５ｔｅｌｌａｒ
ｉａ　ｍｅｄｉａ、スズメノカタビラＰｏａａｎｎｕｍ
−及びｆ　ａｒ’ｖｅｎｓｉｓの出芽を防止すべく、得
られた顆粒１００ｋｇを１００ｋｇ／ｈａで微粒子散布
機を用いて、発達休止中の観賞用樹木に非直接的に散布
した。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図及び第３図は夫々ヤエムグラＧａｌｉｕ
ｍ　７、ハコベ５ｔｅｌｌａｒｉａ　７びＴｒｉ　　１
ｅｕｒｏｓ　ｅｒｎ＋ｕｍ　ｍａｒｉｔｉｍｕｍのＥＤ
ｓｏ　１ｓｏｂｏｌｅを示すグラフである。 手続補正書 １．事件の表示　　昭和６３年特許願第１０９８３２号
２、発明の名称　　ジフルフェニカンを使用する除草方
法３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　　　メイ・アンド・ペイカー・リミテッド５、
補正命令の日付　自　発 ６、補正により増加する請求項の数

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ａ）（Ｒ，Ｓ）−Ｎ，Ｎ−ジエチル−２−（１
   −ナフチルオキシ）−プロピオンアミドであるナプロパ
   ミドと、（ｂ）Ｎ−（２，４−ジフルオロフェニル）−
   ２−（３−トリフルオロメチルフェノキシ）ニコチンア
   ミドであるジフルフェニカン とを除草剤で許容し得る希釈剤もしくはキャリヤ及び／
   又は表面活性剤と組合わせて含む除草剤組成物。
2. （２）（ａ）対（ｂ）の比が２００：１〜１：２ｗ／ｗ
   である特許請求の範囲第１項に記載の除草剤組成物。
3. （３）（ａ）対（ｂ）の比が４０：１〜４：１ｗ／ｗで
   ある特許請求の範囲第１項に記載の除草剤組成物。
4. （４）ナプロパミドとジフルフェニカンとを０．０５〜
   ９０重量％含む特許請求の範囲第１項から第３項のいず
   れかに記載の除草剤組成物。
5. （５）表面活性剤を含む特許請求の範囲第１項から第４
   項のいずれかに記載の除草剤組成物。
6. （６）樹木、潅木又は小果樹の栽培に使用されている又
   はこれから使用される場所で雑草の生育を防止するため
   の方法であり、その場所に（ａ）ナプロパミド即ち（Ｒ
   ，Ｓ）−Ｎ，Ｎ−ジエチル−２−（１−ナフチルオキシ
   ）−プロピオンアミドと（ｂ）ジフルフェニカン即ちＮ
   −（２，４−ジフルオロフェニル）−２−（３−トリフ
   ルオロメチルフェノキシ）ニコチンアミドとを施用する
   ことからなる方法。
7. （７）（ａ）及び（ｂ）の施用量が２００：１〜１：２
   ｗ／ｗの比率で２５０ｇ〜１０ｋｇ／ｈａ及び５０ｇ〜
   ５００ｇ／ｈａである特許請求の範囲第６項に記載の方
   法。
8. （８）（ａ）及び（ｂ）の施用量が４０：１〜４：１ｗ
   ／ｗの比率で１ｋｇ／ｈａ〜４ｋｇ／ｈａ及び１００ｇ
   〜２５０ｇ／ｈａである特許請求の範囲第６項に記載の
   方法。
9. （９）ナプロパミド及びジフルフェニカンを出芽前施用
   によって施用する特許請求の範囲第６項から第８項のい
   ずれかに記載の方法。
10. （１０）（ａ）ナプロパミド即ち（Ｒ，Ｓ）−Ｎ，Ｎ−
    ジエチル−２−（１−ナフチルオキシ）プロピオンアミ
    ドと、（ｂ）ジフルフェニカン即ちＮ−（２，４−ジフ
    ルオロフェニル）−２−（３−トリフルオロメチルフェ
    ノキシ）ニコチンアミドとを、樹木、潅木又は小果樹の
    栽培に使用されている又はこれから使用される場所での
    雑草の生育防止のために同時、別個又は順番に使用され
    る組合せ調製物として含む製品。